JPH06203859A - パッケ−ジ型燃料電池発電装置 - Google Patents
パッケ−ジ型燃料電池発電装置Info
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- JPH06203859A JPH06203859A JP5002155A JP215593A JPH06203859A JP H06203859 A JPH06203859 A JP H06203859A JP 5002155 A JP5002155 A JP 5002155A JP 215593 A JP215593 A JP 215593A JP H06203859 A JPH06203859 A JP H06203859A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パッケ−ジ内の換気量を増すことなく加熱空気
の滞留を防ぎ、よって熱効率を改善し、高温を嫌う検知
器の故障を低減する。 【構成】燃料電池本体2およびその反応空気ブロア4,
燃料改質器3およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブロア5等
を含む発電装置の主要機器を一括して収容するパッケ−
ジ1が、その側壁に設けた換気ファン6および外気吸入
ル−バ7からなる換気装置を備えたものにおいて、燃料
電池本体および燃料改質器をそれぞれの上方から傘状に
覆う一対のフ−ド11,13と、このフ−ドを反応空気
ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連結す
る空気ダクト12,14とを備える。
の滞留を防ぎ、よって熱効率を改善し、高温を嫌う検知
器の故障を低減する。 【構成】燃料電池本体2およびその反応空気ブロア4,
燃料改質器3およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブロア5等
を含む発電装置の主要機器を一括して収容するパッケ−
ジ1が、その側壁に設けた換気ファン6および外気吸入
ル−バ7からなる換気装置を備えたものにおいて、燃料
電池本体および燃料改質器をそれぞれの上方から傘状に
覆う一対のフ−ド11,13と、このフ−ドを反応空気
ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連結す
る空気ダクト12,14とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パッケ−ジ型燃料電
池発電装置におけるパッケ−ジ内部の過熱防止構造、こ
とに各種検知器など許容温度上昇を規制される機器の過
熱防止構造に関する。
池発電装置におけるパッケ−ジ内部の過熱防止構造、こ
とに各種検知器など許容温度上昇を規制される機器の過
熱防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はパッケ−ジ型燃料電池発電装置の
従来構造を示す模式図、図4は燃料改質器の保温構造を
簡略化して示す断面図である。図において、パッケ−ジ
1内には燃料電池本体2およびその反応空気ブロア4
と、燃料改質器3およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブロア
5等を含む発電装置の主要機器が一括して収容され、そ
の側壁に設けた換気ファン6および外気吸入ル−バ7か
らなる換気装置によりパッケ−ジ1内が強制換気され
る。また、反応空気ブロア4および燃焼空気ブロア5の
吸気口4Aおよび5Aはパッケ−ジ1内の比較的低い位
置に開口し、外気吸入ル−バ7から吸入した空気を吸入
して燃料電池本体2および燃料改質器3に供給するとと
もに、燃料電池本体で反応を終わったオフガスおよび燃
料改質器バ−ナの燃焼排ガスは排気筒2Aおよび3Aを
介してパッケ−ジの外部に排出され、排熱の回収または
燃料改質器バ−ナでの残存水素の燃焼に供される。ま
た、燃料電池本体2および燃料改質器3の上方には可燃
性ガス検知器9A,9Bが設けられ、可燃性ガスのガス
漏れを監視するよう構成される。
従来構造を示す模式図、図4は燃料改質器の保温構造を
簡略化して示す断面図である。図において、パッケ−ジ
1内には燃料電池本体2およびその反応空気ブロア4
と、燃料改質器3およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブロア
5等を含む発電装置の主要機器が一括して収容され、そ
の側壁に設けた換気ファン6および外気吸入ル−バ7か
らなる換気装置によりパッケ−ジ1内が強制換気され
る。また、反応空気ブロア4および燃焼空気ブロア5の
吸気口4Aおよび5Aはパッケ−ジ1内の比較的低い位
置に開口し、外気吸入ル−バ7から吸入した空気を吸入
して燃料電池本体2および燃料改質器3に供給するとと
もに、燃料電池本体で反応を終わったオフガスおよび燃
料改質器バ−ナの燃焼排ガスは排気筒2Aおよび3Aを
介してパッケ−ジの外部に排出され、排熱の回収または
燃料改質器バ−ナでの残存水素の燃焼に供される。ま
た、燃料電池本体2および燃料改質器3の上方には可燃
性ガス検知器9A,9Bが設けられ、可燃性ガスのガス
漏れを監視するよう構成される。
【0003】上述のように構成されたパッケ−ジ型燃料
電池発電装置において、燃料電池本体2が電解質として
りん酸を使用し、水素と酸素を反応させて発電するりん
酸型燃料電池である場合、その反応温度は約200°c
であり、その外壁面の温度は180°cにおよぶ。ま
た、メタンを水蒸気とともに加熱して水素リッチな改質
ガスに変える燃料改質器3はその反応温度が約700°
cと高く、その外壁面の温度は650°cに達する。従
って、燃料電池本体2および燃料改質器3が上記反応温
度を保持して効率のよい運転状態を安定して維持すると
ともに、放熱によるパッケ−ジ内の過度の温度上昇を抑
制するために、燃料電池本体および燃料改質器の外表面
はは図4に燃料改質器を例に示すように厚い保温材10
によって覆われる。また、燃料改質器3の上部のバ−ナ
部には燃焼室内の火炎の有無を監視するための火炎検知
器8が上方に突出した状態で設けられ、高温に曝される
ことを嫌う火炎検知器8に対する換気をよくするため
に、燃料改質器3の上面を覆う保温材10の厚みが薄く
形成される。
電池発電装置において、燃料電池本体2が電解質として
りん酸を使用し、水素と酸素を反応させて発電するりん
酸型燃料電池である場合、その反応温度は約200°c
であり、その外壁面の温度は180°cにおよぶ。ま
た、メタンを水蒸気とともに加熱して水素リッチな改質
ガスに変える燃料改質器3はその反応温度が約700°
cと高く、その外壁面の温度は650°cに達する。従
って、燃料電池本体2および燃料改質器3が上記反応温
度を保持して効率のよい運転状態を安定して維持すると
ともに、放熱によるパッケ−ジ内の過度の温度上昇を抑
制するために、燃料電池本体および燃料改質器の外表面
はは図4に燃料改質器を例に示すように厚い保温材10
によって覆われる。また、燃料改質器3の上部のバ−ナ
部には燃焼室内の火炎の有無を監視するための火炎検知
器8が上方に突出した状態で設けられ、高温に曝される
ことを嫌う火炎検知器8に対する換気をよくするため
に、燃料改質器3の上面を覆う保温材10の厚みが薄く
形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た従来のパッケ−ジ型燃料電池発電装置では、燃料電池
本体2および燃料改質器3がそれぞれの運転温度を保持
して発電する状態において、両者の放熱によりパッケ−
ジ1の換気の悪い上部空間に高温の空気が滞留する。こ
とに燃料改質器上部の保温材の厚みが薄い部分からの放
熱量が多く、その上部空間では気温が100°c以上の
高温になる。ところで、このような高温空気が滞留する
上部空間に設けられる可燃性ガス検知器9A,9Bには
金属酸化物半導体センサが、また火炎検知器8にはホト
セル,ホトダイオ−ド等の光半導体センサが使用されて
おり、検知特性が雰囲気温度の影響を受けて変化すると
ともに、雰囲気温度が半導体センサの可使用温度範囲を
越えることによって検知器が故障するという問題が発生
する。
た従来のパッケ−ジ型燃料電池発電装置では、燃料電池
本体2および燃料改質器3がそれぞれの運転温度を保持
して発電する状態において、両者の放熱によりパッケ−
ジ1の換気の悪い上部空間に高温の空気が滞留する。こ
とに燃料改質器上部の保温材の厚みが薄い部分からの放
熱量が多く、その上部空間では気温が100°c以上の
高温になる。ところで、このような高温空気が滞留する
上部空間に設けられる可燃性ガス検知器9A,9Bには
金属酸化物半導体センサが、また火炎検知器8にはホト
セル,ホトダイオ−ド等の光半導体センサが使用されて
おり、検知特性が雰囲気温度の影響を受けて変化すると
ともに、雰囲気温度が半導体センサの可使用温度範囲を
越えることによって検知器が故障するという問題が発生
する。
【0005】また、上記問題を回避するために換気ファ
ン6による換気量を多くすると、換気ファンの消費電力
が増加して発電装置の総合効率の低下を招くとともに、
パッケ−ジを屋内に設置した場合には換気ファンの排気
量が増加することによって室温の上昇を招くという問題
が発生する。さらに、高温機器の放熱量を減らすために
保温材10の厚みを増すと、火炎検知器8の周囲が保温
材10に包囲される形となり、この部分に熱気がこもっ
て過熱状態となり、これが原因で検知器の故障が増加す
るという事態が発生する。
ン6による換気量を多くすると、換気ファンの消費電力
が増加して発電装置の総合効率の低下を招くとともに、
パッケ−ジを屋内に設置した場合には換気ファンの排気
量が増加することによって室温の上昇を招くという問題
が発生する。さらに、高温機器の放熱量を減らすために
保温材10の厚みを増すと、火炎検知器8の周囲が保温
材10に包囲される形となり、この部分に熱気がこもっ
て過熱状態となり、これが原因で検知器の故障が増加す
るという事態が発生する。
【0006】この発明の目的は、パッケ−ジ内の換気量
を増すことなく加熱空気の滞留を防ぎ、よって熱効率を
改善し、高温を嫌う検知器の故障を低減することにあ
る。
を増すことなく加熱空気の滞留を防ぎ、よって熱効率を
改善し、高温を嫌う検知器の故障を低減することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、燃料電池本体およびその反応空
気ブロア,燃料改質器およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブ
ロア等を含む発電装置の主要機器を一括して収容するパ
ッケ−ジが、その側壁に設けた換気ファンおよび外気吸
入ル−バからなる換気装置を備えたものにおいて、前記
燃料電池本体および燃料改質器をそれぞれの上方から傘
状に覆う一対のフ−ドと、このフ−ドを前記反応空気ブ
ロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連結する
空気ダクトとを備えてなるものとする。
に、この発明によれば、燃料電池本体およびその反応空
気ブロア,燃料改質器およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブ
ロア等を含む発電装置の主要機器を一括して収容するパ
ッケ−ジが、その側壁に設けた換気ファンおよび外気吸
入ル−バからなる換気装置を備えたものにおいて、前記
燃料電池本体および燃料改質器をそれぞれの上方から傘
状に覆う一対のフ−ドと、このフ−ドを前記反応空気ブ
ロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連結する
空気ダクトとを備えてなるものとする。
【0008】また、一対のフ−ドが可燃性ガス検知器を
それぞれ内包するものとする。さらに、燃料改質器がそ
のバ−ナの燃焼状態を監視する火炎検知器を上方に突出
した形で備え、燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みが
前記火炎検知器の近傍で薄く形成されてなる凹所と、こ
の凹所内に吹き出し口を有する冷却空気の供給手段とを
設けてなるものとする。
それぞれ内包するものとする。さらに、燃料改質器がそ
のバ−ナの燃焼状態を監視する火炎検知器を上方に突出
した形で備え、燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みが
前記火炎検知器の近傍で薄く形成されてなる凹所と、こ
の凹所内に吹き出し口を有する冷却空気の供給手段とを
設けてなるものとする。
【0009】
【作用】この発明において、燃料電池本体および燃料改
質器をそれぞれの上方から傘状に覆う一対のフ−ドと、
このフ−ドを反応空気ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸
気側にそれぞれ連結する空気ダクトとを備えるよう構成
したことにより、燃料電池本体および燃料改質器の放熱
により加熱された空気が反応空気または燃焼空気として
ブロワに吸い込まれることにより、換気ファンの換気量
を増加することなくパッケ−ジ上部空間の換気が促進さ
れて加熱空気の滞留が阻止されるとともに、燃料電池本
体および燃料改質器の放熱の回収が促進され、かつ換気
ファンの消費電力の増加が抑制されることにより発電装
置の熱効率を改善する機能が得られる。
質器をそれぞれの上方から傘状に覆う一対のフ−ドと、
このフ−ドを反応空気ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸
気側にそれぞれ連結する空気ダクトとを備えるよう構成
したことにより、燃料電池本体および燃料改質器の放熱
により加熱された空気が反応空気または燃焼空気として
ブロワに吸い込まれることにより、換気ファンの換気量
を増加することなくパッケ−ジ上部空間の換気が促進さ
れて加熱空気の滞留が阻止されるとともに、燃料電池本
体および燃料改質器の放熱の回収が促進され、かつ換気
ファンの消費電力の増加が抑制されることにより発電装
置の熱効率を改善する機能が得られる。
【0010】また、一対のフ−ド内に可燃性ガス検知器
を配することにより、ブロアに吸い込まれる空気流によ
り高温になることを嫌う可燃性ガス検知器が強制換気さ
れ、その加熱とこれに起因する故障を回避する機能が得
られる。さらに、燃料改質器がそのバ−ナの燃焼状態を
監視する火炎検知器を上方に突出した形で備えた場合、
燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みを火炎検知器の近
傍で薄く形成して凹所とし、この凹所内に吹き出し口を
有する冷却空気の供給手段を設けるよう構成すれば、燃
料改質器の外表面の大部分が厚い保温材で覆われてその
放熱量を低減できるとともに、冷却空気の供給手段によ
り火炎検知器が強制風冷してその過熱を防止する機能が
得られる。
を配することにより、ブロアに吸い込まれる空気流によ
り高温になることを嫌う可燃性ガス検知器が強制換気さ
れ、その加熱とこれに起因する故障を回避する機能が得
られる。さらに、燃料改質器がそのバ−ナの燃焼状態を
監視する火炎検知器を上方に突出した形で備えた場合、
燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みを火炎検知器の近
傍で薄く形成して凹所とし、この凹所内に吹き出し口を
有する冷却空気の供給手段を設けるよう構成すれば、燃
料改質器の外表面の大部分が厚い保温材で覆われてその
放熱量を低減できるとともに、冷却空気の供給手段によ
り火炎検知器が強制風冷してその過熱を防止する機能が
得られる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になるパッケ−ジ型燃料電
池発電装置を示す模式図、図2は実施例における燃料改
質器部分の拡大図であり、従来技術と同じ構成部分には
同一参照符号を付すことにより、重複した説明を省略す
る。図において、パッケ−ジ1内には、燃料電池本体2
および燃料改質器3をそれぞれの上方から傘状に覆う一
対のフ−ド11および13と、それぞれのフ−ドを反応
空気ブロア4および燃焼空気ブロア5の吸気側にそれぞ
れ連結する空気ダクト12および14とが設けられ、燃
料電池本体および燃料改質器の放熱により加熱された空
気が反応空気または燃焼空気として一対のブロワ4およ
び5に吸い込まれることにより、換気ファン6の換気量
を増加することなくパッケ−ジ1の上部空間の換気を促
進し、加熱空気の滞留を阻止する効果が得られるととも
に、燃料電池本体2および燃料改質器3の放熱の回収を
促進し、かつ換気ファン6の消費電力の増加を抑制でき
るので、発電装置の熱効率を改善する効果が得られる。
る。図1はこの発明の実施例になるパッケ−ジ型燃料電
池発電装置を示す模式図、図2は実施例における燃料改
質器部分の拡大図であり、従来技術と同じ構成部分には
同一参照符号を付すことにより、重複した説明を省略す
る。図において、パッケ−ジ1内には、燃料電池本体2
および燃料改質器3をそれぞれの上方から傘状に覆う一
対のフ−ド11および13と、それぞれのフ−ドを反応
空気ブロア4および燃焼空気ブロア5の吸気側にそれぞ
れ連結する空気ダクト12および14とが設けられ、燃
料電池本体および燃料改質器の放熱により加熱された空
気が反応空気または燃焼空気として一対のブロワ4およ
び5に吸い込まれることにより、換気ファン6の換気量
を増加することなくパッケ−ジ1の上部空間の換気を促
進し、加熱空気の滞留を阻止する効果が得られるととも
に、燃料電池本体2および燃料改質器3の放熱の回収を
促進し、かつ換気ファン6の消費電力の増加を抑制でき
るので、発電装置の熱効率を改善する効果が得られる。
【0012】また、一対のフ−ド11,13内に可燃性
ガス検知器9をそれぞれ配したことにより、ブロア4,
5に吸い込まれる空気流により高温になることを嫌う可
燃性ガス検知器9が強制換気され、その加熱とこれに起
因する故障を回避する効果が得られる。さらに、図2に
示すように、燃料改質器3がそのバ−ナの燃焼状態を監
視する火炎検知器8を上方に突出した形で備えた場合、
燃料改質器の表面を覆う保温材10の厚みを火炎検知器
の近傍で薄く形成して凹所19とし、この凹所内に吹き
出し口15を有する冷却空気の供給手段、例えばパイロ
ットバ−ナの空気供給管16から分岐した冷却空気の供
給管17の端部を凹所19内に開口して吹き出し口15
とすれば、燃料改質器の外表面の大部分が厚い保温材で
覆われてその放熱量を低減できるとともに、冷却空気の
供給手段により火炎検知器8を強制風冷してその過熱を
防ぎ、過熱に起因する火炎検知器の故障を防止できる利
点が得られる。
ガス検知器9をそれぞれ配したことにより、ブロア4,
5に吸い込まれる空気流により高温になることを嫌う可
燃性ガス検知器9が強制換気され、その加熱とこれに起
因する故障を回避する効果が得られる。さらに、図2に
示すように、燃料改質器3がそのバ−ナの燃焼状態を監
視する火炎検知器8を上方に突出した形で備えた場合、
燃料改質器の表面を覆う保温材10の厚みを火炎検知器
の近傍で薄く形成して凹所19とし、この凹所内に吹き
出し口15を有する冷却空気の供給手段、例えばパイロ
ットバ−ナの空気供給管16から分岐した冷却空気の供
給管17の端部を凹所19内に開口して吹き出し口15
とすれば、燃料改質器の外表面の大部分が厚い保温材で
覆われてその放熱量を低減できるとともに、冷却空気の
供給手段により火炎検知器8を強制風冷してその過熱を
防ぎ、過熱に起因する火炎検知器の故障を防止できる利
点が得られる。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述のように、パッケ−ジに
収納された燃料電池本体および燃料改質器をそれぞれの
上方から傘状に覆う一対のフ−ドと、このフ−ドを反応
空気ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連
結する空気ダクトとを備えるよう構成した。その結果、
換気ファンの換気量を増加することなくパッケ−ジ上部
空間の換気が促進されて加熱空気の滞留が阻止され、高
温になることを嫌う火炎検知器および可燃性ガス検知器
が高温の滞留空気に曝されて過熱状態となり、これが原
因で検知器が故障するという事態を回避して発電装置の
信頼性を大幅に向上できるとともに、燃料電池本体およ
び燃料改質器の放熱を反応空気または燃料改質器の予熱
に利用し、かつ換気ファンの消費電力の増加を抑制でき
るので、発電装置の熱効率を改善できる利点が得られ
る。
収納された燃料電池本体および燃料改質器をそれぞれの
上方から傘状に覆う一対のフ−ドと、このフ−ドを反応
空気ブロアおよび燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連
結する空気ダクトとを備えるよう構成した。その結果、
換気ファンの換気量を増加することなくパッケ−ジ上部
空間の換気が促進されて加熱空気の滞留が阻止され、高
温になることを嫌う火炎検知器および可燃性ガス検知器
が高温の滞留空気に曝されて過熱状態となり、これが原
因で検知器が故障するという事態を回避して発電装置の
信頼性を大幅に向上できるとともに、燃料電池本体およ
び燃料改質器の放熱を反応空気または燃料改質器の予熱
に利用し、かつ換気ファンの消費電力の増加を抑制でき
るので、発電装置の熱効率を改善できる利点が得られ
る。
【0014】また、一対のフ−ド内に可燃性ガス検知器
を配することにより、ブロアに吸い込まれる空気流によ
り高温になることを嫌う可燃性ガス検知器が強制換気さ
れ、その加熱とこれに起因する故障を回避できるので、
ガス漏れ監視の信頼性を大幅に向上できる利点が得られ
る。さらに、燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みを火
炎検知器の近傍で薄く形成して凹所とし、この凹所内に
冷却空気を吹き出すよう構成したことにより、燃料改質
器の外表面の大部分が厚い保温材で覆われてその放熱量
を低減できるとともに、冷却空気の供給手段により火炎
検知器を強制風冷してその過熱を防止できるので、燃料
改質器パ−ナの燃焼監視の信頼性が高く、総合的効率の
高いパッケ−ジ型燃料電池発電装置を提供することがで
きる。
を配することにより、ブロアに吸い込まれる空気流によ
り高温になることを嫌う可燃性ガス検知器が強制換気さ
れ、その加熱とこれに起因する故障を回避できるので、
ガス漏れ監視の信頼性を大幅に向上できる利点が得られ
る。さらに、燃料改質器の表面を覆う保温材の厚みを火
炎検知器の近傍で薄く形成して凹所とし、この凹所内に
冷却空気を吹き出すよう構成したことにより、燃料改質
器の外表面の大部分が厚い保温材で覆われてその放熱量
を低減できるとともに、冷却空気の供給手段により火炎
検知器を強制風冷してその過熱を防止できるので、燃料
改質器パ−ナの燃焼監視の信頼性が高く、総合的効率の
高いパッケ−ジ型燃料電池発電装置を提供することがで
きる。
【図1】この発明の実施例になるパッケ−ジ型燃料電池
発電装置を示す模式図
発電装置を示す模式図
【図2】実施例における燃料改質器部分の拡大図
【図3】パッケ−ジ型燃料電池発電装置の従来構造を示
す模式図
す模式図
【図4】燃料改質器の保温構造を簡略化して示す断面図
1 パッケ−ジ 2 燃料電池本体 3 燃料改質器 4 反応空気ブロア 5 燃焼空気ブロア 6 換気ファン 7 外気吸入ル−バ 8 火炎検知器 9 可燃性ガス検知器 10 保温材 11 フ−ド 12 空気ダクト 13 フ−ド 14 空気ダクト 15 吹き出し口 16 パイロットバ−ナの空気供給管 17 冷却空気の供給管 19 凹所
Claims (3)
- 【請求項1】燃料電池本体およびその反応空気ブロア,
燃料改質器およびそのバ−ナ用の燃焼空気ブロア等を含
む発電装置の主要機器を一括して収容するパッケ−ジ
が、その側壁に設けた換気ファンおよび外気吸入ル−バ
からなる換気装置を備えたものにおいて、前記燃料電池
本体および燃料改質器をそれぞれの上方から傘状に覆う
一対のフ−ドと、このフ−ドを前記反応空気ブロアおよ
び燃焼空気ブロアの吸気側にそれぞれ連結する空気ダク
トとを備えてなることを特徴とするパッケ−ジ型燃料電
池発電装置。 - 【請求項2】一対のフ−ドが可燃性ガス検知器をそれぞ
れ内包してなることを特徴とする請求項1記載のパッケ
−ジ型燃料電池発電装置。 - 【請求項3】燃料改質器がそのバ−ナの燃焼状態を監視
する火炎検知器を上方に突出した形で備え、燃料改質器
の表面を覆う保温材の厚みが前記火炎検知器の近傍で薄
く形成されてなる凹所と、この凹所内に吹き出し口を有
する冷却空気の供給手段とを設けてなることを特徴とす
る請求項1記載のパッケ−ジ型燃料電池発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002155A JPH06203859A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | パッケ−ジ型燃料電池発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002155A JPH06203859A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | パッケ−ジ型燃料電池発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06203859A true JPH06203859A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11521466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5002155A Pending JPH06203859A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | パッケ−ジ型燃料電池発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06203859A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-01-11 JP JP5002155A patent/JPH06203859A/ja active Pending
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