JPH0435861Y2 - - Google Patents

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JPH0435861Y2
JPH0435861Y2 JP18977686U JP18977686U JPH0435861Y2 JP H0435861 Y2 JPH0435861 Y2 JP H0435861Y2 JP 18977686 U JP18977686 U JP 18977686U JP 18977686 U JP18977686 U JP 18977686U JP H0435861 Y2 JPH0435861 Y2 JP H0435861Y2
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JP
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colored
display device
rotary cylinder
case
sealed
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JP18977686U
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばデイジタル的に所定の時刻
月日、その他情報を表示するLCD表示部の背部
の色彩が時間と共に可変するようにした種々の情
報の表示装置に関するものである。
[従来技術] 従来のLCD表示部を有した変色可能な表示装
置は、LCDに対する通電条件を変化させること
により、例えばLCDの後部に配置した拡散反射
板によつて反射される光量を可変して表示部に一
定の変色効果を与えるべく構成したものであつ
た。
かかる構成に基づく表示装置は変色すべく多層
に積層したLCDプレートに対する通電条件の可
変構造、即ち通電端子数が著しく増大するため正
確に組み立てる工程が非常に複雑で、しかも高度
な組立手順によるものであるため極めてコストア
ツプな表示装置と成つてしまう欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、変色効果を発揮す
る部分の構成を回転する可動ケース体で構成する
とともに、その変色は複数個の封入部内に封入し
た各彩色流体(着色砂、着色油、着色アルコー
ル)の回転に伴なう変化により行なうようにした
表示装置の提供にある。
[考案の要点] この考案は上記の目的を達成するために、筐体
内に不動のLCD表示部を配置し、内部に封入す
る、例えば着色砂、着色油、着色アルコールが回
動することにより可変する可動ケースを前記
LCD表示部の背部に配置することによつて構成
する。
[実施例] 以下、第1図乃至第4図a,bに基づいてこの
考案に係る表示装置の一実施例を詳細に説明す
る。
同図中、1は表示装置であり、2は拡散反射板
レスのLCD時刻表示部、3は前記表示装置1の
全体を構成する時計筐体である。
4は前記時計筐体3内に組み込まれた回転筒体
であり、この回転筒体4は周側に沿つて配置した
軸受5で支承され極めてスムーズに回転するよう
に構成されている。
6は前記回転筒体4を回転するためのモータで
あり、このモータ6の回転はモータ軸6aに軸着
したギヤ6bを前記回転筒体4の後部周側に形成
したギヤ部4aに噛合させることにより伝達され
るように構成されている。
ところで、前記LCD時刻表示部2は前記回転
筒体4の最前部に嵌合配置せしめられるのである
が、LCD時刻表示部2自体は下部に設けた重り
2aが存するため回転筒体4の回転に左右される
ことなく常に12時の方向が上方向に位置するよう
に構成されている。又、このLCD時刻表示部2
に対する時刻表示のための通電は図では省略して
いるが回転筒体4の外周部より内部に臨ました周
知の通電端子群により構成されるように成つてい
る。
7は前記LCD時刻表示部2の裏面に配置され
る第1のケースであり、この第1のケース7には
中央部を含み120度範囲に及び切欠部7aが設け
られた裏面に配置するプレート7bにより封入部
Aと成るように成つている。
8は前記第1のケース7の裏面に配置される第
2のケースであり、この第2のケース8には中央
部を含み、前記第1のケース7と同じく120度範
囲に及び切欠部8aが設けられ、かつ前記第1の
ケース7との接合に際し、第1のケース7の切欠
部7aとは120度の角度ずらせて前記切欠部8a
を配置すべく構成され、裏面に配置するプレート
8bにより封入部Bと成るように成つている。
9は前記第2のケース8の裏面に配置される第
3のケースであり、この第3のケース9には中央
部を含み、前記第2のケース8と同じく120度範
囲に及び切欠部9aが設けられ、かつ前記第2の
ケース8との接合に際し、第2のケース8の切欠
部8aとは120度の角度ずらせて前記切欠部9a
を配置すべく構成され、裏面に配置するプレート
9bにより封入部Cと成るようになつており、上
記各封入部A,B,Cは上記回転筒体4の回動中
心部を含んで円周方向に順次ずらして設けられて
いると共に、上記各プレート7b,8b,9bは
透明材料により構成されている。
10は前記第1〜第3のケース7,8,9を一
体的に接合して前記回転筒体4内に組み込むに当
たり、回転筒体4の後部開口部を閉塞するための
裏蓋である。
ところで、前記第1〜第3のケース7,8,9
は一体的な接合によつて可動ケース11単体を構
成し、前記回転筒体4内に組み込まれ、回転筒体
4と一体的にゆつくりと回転するように成つてい
る。
又、前記第1〜第3のケース7,8,9に形成
された各封入部A,B,Cには着色流体、例えば
赤色砂X、青色砂Y、緑色砂Z(油、アルコール
等でも可能)が夫々所定の空〓部を有して封入さ
れ、回転に伴ない中央部と周辺部間でもつて流動
変位するように成つている。
以下、上記の構成に基づいて作用を説明する。
即ち、時計筐体3内に組み込まれた回転筒体4
はモータ6の駆動により一定の速度にて回転する
ことに成る。そのため、前記回転筒体4内に組み
込んだ可動ケース11も回転筒体4と共に回転す
る。可動ケース11が回転すると、この可動ケー
ス11を構成する第1〜第3のケース7,8,9
の封入部A,B,Cに封入した着色流体、つまり
赤色砂X、青色砂Y、緑色砂Zは封入部A,B,
Cの変位第4図aに示すポジシヨン1から第4図
bに示すポジシヨン2に伴ない中央部に存するも
のは周辺部、そして周辺部に存するものは中央部
へと夫々流動して、LCD時刻表示部2を透過し
て見る人に彩色変化の効果を認識せしめる。この
場合、前記LCD時刻表示部2は重り2aが設け
られているため回転することはなく、例えば第1
図に示す如く、表示すべき時刻(12:00)部を常
に上方に位置せしめる。
尚、実施例では色彩数を3色としたが、可動ケ
ース11の各切欠部を変化させることにより色彩
数を変えることはもちろんである。
[考案の効果] この考案は以上の如くの構成及び作用を有する
ものであるから、LCD表示部によつて表示され
る所定の情報を知ることが出来ると共に、前記
LCD表示部を透過して、後部に配置した可動ケ
ース内の着色流体の時々刻々と変化する様子を見
ることが出来るから、すばらしい装飾的(意匠
的)効果をも発揮することが可能と成る。
又、構成についても非常に簡単なものであるか
ら、製作が容易であり、従つて安価に提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図a,bはこの考案に係る表示
装置の一実施例を示したもので、第1図はその斜
視図、第2図は要部断面図、第3図は可動ケース
の構成を示す展開図、第4図a及びbは変色状態
を示す説明図である。 1……表示装置、2……LCD時刻表示部、2
a……重り、3……時計筐体、4……回転筒体、
5……軸受、6……モータ、11……可動ケー
ス、A,B,C……封入部、X,Y,Z……着色
流体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の彩色流体を各色毎に分離して封入する
    複数個の封入部を有する少なくとも一部が透明
    な可動ケースを備えた円筒状の回転筒体と、こ
    の回転筒体を回動させる駆動手段と、上記回転
    筒体の前方に配置される液晶表示部と、上記回
    転筒体と上記駆動手段と上記液晶表示部を収納
    する筐体とを有し、上記各封入部は各色毎に上
    記回転筒体の回動中心部を含んで円周方向に順
    次ずらして設けると共に、上記各封入部に各彩
    色流体を夫々所定の空隙部を有して封入し、上
    記回転筒体の回動に伴ない各彩色流体は、各封
    入部内で流動変位するように構成したことを特
    徴とする表示装置。 (2) 上記各封入部内に封入すべき彩色流体を着色
    砂で構成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の表示装置。 (3) 上記各封入部内に封入すべき彩色流体を着色
    油で構成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の表示装置。 (4) 上記各封入部内に封入すべき彩色流体を着色
    アルコールで構成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。
JP18977686U 1986-12-11 1986-12-11 Expired JPH0435861Y2 (ja)

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JP18977686U JPH0435861Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS6396535U JPS6396535U (ja) 1988-06-22
JPH0435861Y2 true JPH0435861Y2 (ja) 1992-08-25

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JPS6396535U (ja) 1988-06-22

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