JPH04357427A - 温度測定用光ファイバケーブル - Google Patents

温度測定用光ファイバケーブル

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JPH04357427A
JPH04357427A JP3169252A JP16925291A JPH04357427A JP H04357427 A JPH04357427 A JP H04357427A JP 3169252 A JP3169252 A JP 3169252A JP 16925291 A JP16925291 A JP 16925291A JP H04357427 A JPH04357427 A JP H04357427A
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JP
Japan
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optical fiber
coating
coating layer
fiber cable
metal
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Application number
JP3169252A
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English (en)
Inventor
Akira Iino
顕 飯野
Kunio Ogura
邦男 小倉
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブルに関
するものであり,特に,高温度測定が可能であり,長期
間安定に機能し,強度を向上させた温度測定用光ファイ
バケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ中にレーザー光を導入し,発
生するラマン発光の一次ストークス線の強度温度依存性
を示すことを利用し,この温度依存性を光パルス試験装
置(OTDR:Optical Time Domai
n Reflectometry)で検出して温度変化
のある位置を特定し温度測定を行うことはすでに知られ
ており,特に,このような温度測定方法は空間的に広範
囲の温度測定に適している。このような目的で使用され
る光ファイバに傷がつくことを防止しあるいは破損など
に対する保護を目的として光ファイバに直接金属被覆を
施し,さらに金属管に挿入して温度測定を行うことが提
案されており,特に,このような金属被覆としては,測
定すべき温度を光ファイバに良好に伝達させるため熱伝
動の良好な金属被覆を用いることが好適であることが提
案されている(たとえば,特開昭64−32132号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】温度測定用光ファイバ
に直接,金属被覆を形成する方法としては,デッピング
法,無電解(化学)メッキ法またはスパッタリング法な
どによることが一般的である。しかしながら,光ファイ
バに直接金属被覆を形成させた場合,以下に述べる問題
に遭遇する。デッピング法,無電解メッキ法による直接
金属被覆形成の場合,メッキ溶液中に石英ガラス製光フ
ァイバを浸漬することになり,光ファイバに水素または
水が入り込む。この水素などの光ファイバへの侵入は光
ファイバの伝送損失を増加させ,機械的強度を劣化させ
るという問題を惹起させる。スパッタリング法による金
属被覆形成の場合は上述した水素が光ファイバに侵入す
ることはないが,高いエネルギーのイオンが光ファイバ
の表面を叩き,光ファイバに傷をつけ光ファイバの機械
的強度を低下させるという問題を惹起させる。また,無
電解メッキ法またはスパッタリング法などに限らず光フ
ァイバに直接金属被覆を施したいずれの場合においても
,光ファイバと金属との間の線膨張係数の差が大きく(
光ファイバの線膨張係数が0.4x10−6/°Cに対
して,たとえば,アルミニュームの線膨張係数は約70
倍の29x10 −6 /°C),高温度測定環境に敷
設される金属被覆光ファイバが長時間の熱サイクルを受
け,経時的に金属被覆が光ファイバから剥離するという
問題がある。以上の問題に鑑みて,本発明は,光ファイ
バの伝送損失を劣化させず,機械的強度を低下させず,
さらに,光ファイバの経時的特性変化および強度低下が
生じない温度測定用光ファイバケーブルを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
,本発明は,まず,コアおよびクラッドを有する光ファ
イバに,線膨張係数が光ファイバの線膨張係数に近いセ
ラミックス被覆(膜)を形成し,さらに少なくとも1層
の熱伝導の良好な金属被覆(膜)を形成して光ファイバ
ケーブルと成し,さらにこれを金属管内に収納して温度
測定用光ファイバケーブルを製造する。上記セラミック
ス被覆にはカーボン被覆を含むものとする。
【0005】
【作用】カーボン被覆を含むセラミックス被覆はその線
膨張係数が石英ガラスの線膨張係数に近く,熱サイクル
を受けても光ファイバから剥離しない。また,カーボン
被覆を含むセラミック被覆は緻密な構造を有しており,
水素または水が光ファイバに侵入することを防止すると
ともに,光ファイバの機械的強度を高める。さらにセラ
ミックス被覆はその後に形成される金属被覆形成におけ
る耐水被覆および機械的保護被覆として機能する。この
ようなセラミックス被覆の上にさらに熱伝導の良好な金
属被覆を形成することにより,高温度測定用光ファイバ
ケーブルとして機能させ,またこれを金属管内に収納す
ることにより,機械的強度にも優れた温度測定用光ファ
イバケーブルとして機能せしめる。
【0006】
【実施例】本発明の温度測定用光ファイバケーブルの1
実施例について添付図面を参照して述べる。図1はプリ
フォームを線引して裸の光ファイバを形成させ,その上
にセラミックス被覆の一例としてのカーボン被覆を形成
させる製造装置の概略構成を示す。コア部にゲルマニア
(Ge O2)をドープして石英ガラス製クラッド部と
の比屈折率差Δ+ を1.0%としたグレーデッド・イ
ンデックス(GI)形マルチモード光ファイバ母材(プ
リフォーム)1が線引炉10に導入され,300m/m
inで裸の光ファイバ2Aが線引される。本明細書にお
いて,裸の光ファイバ2Aとは,後述するカーボン被覆
が形成されていない,コアとクラッドからなる(場合に
よっては,クラッドの上に形成されたジャケットをも含
む)光ファイバをいう。線引された裸の光ファイバ2A
のコアの直径は50μm,クラッドの外径は125μm
である。すなわち,裸の光ファイバ2Aの外径は125
μmである。この裸の光ファイバ2Aの外径が外径測定
器12で測定される。
【0007】裸の光ファイバ2Aは熱CVD反応炉14
に導入され,カーボン被覆層(膜)が形成される。熱C
VD反応炉14は下部に原料ガス導入口14A,上部に
排気口14Bを備え,好適には,その周囲にはヒータ1
5が設けられる。原料ガス導入口14Aからは,炭素化
合物,たとえば,アセチレン(C2 H2)と,不活性
ガス,たとえば,ヘリウム(He)を混合させた原料ガ
スを供給する。この原料ガスはヒータ15の熱と裸の光
ファイバ2A自体の熱によって熱分解され,アモルファ
ス・カーボン被覆層が裸の光ファイバ2Aの外表面に形
成される。アモルファス・カーボン被覆層の厚さは約5
00Å,その抵抗値は約7KΩ/cmである。カーボン
被覆層が形成された光ファイバをカーボン・ハーメチッ
ク被覆光ファイバ2Bと呼ぶ。
【0008】該カーボン・ハーメチック被覆光ファイバ
2Bはローラー16を介して図示しない巻取機に巻取ら
れる。しかる後,カーボン・ハーメチック被覆光ファイ
バ2Bは,例えばローラー等を介して,無電解メッキ浴
槽(図示せず)に導かれ,無電解メッキ法によりニッケ
ル(Ni)被覆層(膜)がカーボン・ハーメチック被覆
光ファイバ2Bの外表面に形成される。
【0009】無電解メッキ法によるニッケル被覆層の形
成は下記のプロセスに基づく。 (1)クリーニング ワールドメタル社製,クリーニング剤Z−200を20
0ml(ミリリットル)/l(リットル)を含む50°
Cの水溶液にカーボン・ハーメチック被覆光ファイバ2
Bを2分間浸漬し,カーボン・ハーメチック被覆光ファ
イバ2Bの外表面に付着した不純物を除去する。 (2)上記クリーニング剤を水洗する。 (3)エッチング 200ml/lの36%HCLにワールドメタル社製添
加剤MC−Eを200ml/lを加えた水溶液に常温で
30秒間,カーボン・ハーメチック被覆光ファイバ2B
を浸漬してエッチングを行う。 (4)エッチング剤を水洗する。 (5)活性化−1 ワールドメタル社製活性剤MC−Sを200ml/l含
む水溶液に50°Cで2分間,カーボン・ハーメチック
被覆光ファイバ2Bを浸漬する。 (6)上記活性剤を水洗する。 (7)活性化−2 ワールドメタル社製活性化剤MC−Aを200ml/l
を含む水溶液に50°Cで2分間,カーボン・ハーメチ
ック被覆光ファイバ2Bを浸漬する。 (8)上記活性化剤を水洗する。 (9)ニッケル被覆層形成 ワールドメタル社製,ニッケル(Ni)−燐(P)メッ
キ濃厚液MN−Bを200ml/lに希釈したNi−P
無電解メッキ液に90°Cで45分間,カーボン・ハー
メチック被覆光ファイバ2Bを浸漬する。これにより,
カーボン・ハーメチック被覆光ファイバ2Bの外表面に
厚さ15μmのニッケル被覆層が形成される。このニッ
ケル被覆層が形成された光ファイバをニッケル被覆光フ
ァイバと呼ぶ。 (10)上記無電解メッキ液を水洗する。 (11)ニッケル被覆光ファイバを湯洗する。 (12)ニッケル被覆光ファイバを乾燥させる。
【0010】ニッケル被覆光ファイバは引き続いて,電
解メッキ工程に導かれ,上記ニッケル被覆層を負極とし
て青化浴金メッキ法により,ニッケル被覆層の外表面に
厚さ17.5μmの金(Au)被覆層(膜)を形成させ
る。この金被覆層が形成された光ファイバを光ファイバ
ケーブル2と呼ぶ。
【0011】以上の製造過程によって製造された光ファ
イバケーブル2の断面を図2に示す。光ファイバケーブ
ル2の中心部に直径50μmのコア21および外径12
5μmのクラッド22からなる裸の光ファイバ2Aがあ
り,この裸の光ファイバ2Aの外表面に厚さ500Åの
アモルファス・カーボン被覆層23が形成され,さらに
その外表面に厚さ15μmのニッケル被覆層24が形成
され,その外表面に厚さ17.5μmの金被覆層25が
形成されている。従って,光ファイバケーブル2の外径
寸法は,ほぼ190μmである。アモルファス・カーボ
ン被覆層23は非常に緻密な構造を有しており,ニッケ
ル無電解メッキにおいて水素または水が裸の光ファイバ
2Aに侵入することを防止する。また,カーボンの線膨
張係数は5x10−6/°Cであり,石英光ファイバの
線膨張係数0.4x10−6/°Cに近く,熱サイクル
を受けてもアモルファス・カーボン被覆層23自体が裸
の光ファイバ2Aから剥離したり,光ファイバの伝送損
失を引き起こすマイクロベントを生じさせない。さらに
,アモルファス・カーボン被覆層23は裸の光ファイバ
2Aとの密着性が良好であり,擦っても,あるいは,曲
げてもクラッド22からアモルファス・カーボン被覆層
23が裸の光ファイバ2Aから剥離することがない。し
たがって,この密着性の良好さとアモルファス・カーボ
ン被覆層23自体の緻密な構造により,アモルファス・
カーボン被覆層23は裸の光ファイバ2Aを機械的に保
護する役目を果たし,その後の光ファイバの取扱を非常
に容易にする。
【0012】ニッケル被覆層24は,アモルファス・カ
ーボン被覆層23と密着性が良好でアモルファス・カー
ボン被覆層23から剥離せず,また,その後の金電解メ
ッキを行う電極として機能する。このニッケル被覆層が
無電解メッキ法により形成される際裸のカーボン・ハー
メチック被覆光ファイバ2Bがメッキ水溶液に浸漬され
るが,上述したように,アモルファス・カーボン被覆層
23が裸の光ファイバ2Aを保護しているので水素また
は水が裸の光ファイバ2Aに侵入することはない。
【0013】最外層の金被覆層25は,温度測定を行う
数100°C,たとえば,800°C以上もの高温度環
境において,大気中の酸素によるニッケル被覆層24の
酸化を防止するためのものである。
【0014】ニッケル被覆層24と金被覆層25はまた
,熱伝導率が大きく(熱伝導が良好で)高い温度測定と
いう目的に合致しており,さらに,アモルファス・カー
ボン被覆層23と相まって裸の光ファイバ2Aを強度的
に補強している。光ファイバケーブル2の引っ張り強度
は1芯あたり4kg以上と大きい。
【0015】以上の如く製造された光ファイバケーブル
2は,図3に示すように,ステンレス(SUS)等の金
属管5に挿入され,温度測定用光ファイバケーブル30
となる。該温度測定用光ファイバケーブル30はOTD
R6に接続されて温度測定に使用される。この実験にお
いては,金属管5は,内径5mm,外径7mm,長さ5
00mmである。金属管5は熱電対の保護管としてに用
いられる場合と同様にサーモウェルとしての機能および
光ファイバケーブル2の機械的保護管としての機能を果
たす。なお,金属管5のOTDR6に接続される一端5
Aと対向する測定端部5Bは密閉せず,エポキシ樹脂で
封止している。
【0016】光ファイバケーブル2を収納した金属管5
を電気炉に挿入し,約800°Cに加熱したところ,ラ
マン発光に基づく温度依存性が確認できた。換言すれば
,この温度測定用光ファイバケーブル30は約800°
Cまでの温度測定が可能であることが実験によって確か
められた。なお,酸素が存在しない条件におけるカーボ
ンの昇華温度はほぼ2500°C,ニッケルの融点は1
455°C,金の融点は1063°Cである。
【0017】本発明の実施に際しては,上述した実施例
の他,種々の変形形態をとることができる。たとえば,
カーボン被覆層23の代わりに金属を含むカーボン,シ
リコンオキシナイトライド,チタンカバーライト,シリ
コンカバーライト等から成るセラミックス被覆層を少な
くとも一層設けたもの,さらに最外層の金被覆層25に
代えて,高温環境における大気中の酸素と反応しにくく
,熱伝導率の高い他の金属,たとえば,銀(Ag)を用
いることができる。銀の融点は960°Cであり,銀被
覆層を施した温度測定用光ファイバケーブルは800°
C程度の充分高い温度測定に適用できる。この銀メッキ
被覆層は,たとえば,青化浴メッキ法で10μmの厚さ
に形成させる。また,ニッケル被覆層24に代えて,銅
(Cu),アルミニューム(Al)などの熱伝導の良好
で電解メッキにおいて電極となる金属を用いることがで
きる。銅の融点は1083°C,アルミニュームの融点
は660°Cである。
【0018】Cu被覆層は次のようにして形成する。た
とえば,ワールドメタル社製MCU−H浴(銅無電解メ
ッキ浴で,銅イオン補給剤,ワールドメタル社製MCU
−AHを125ml/l,還元剤+錯化剤(ワールドメ
タル社製MCU−BHを125ml/lを含む水溶液)
に70°Cで20分,カーボン・ハーメチック被覆光フ
ァイバ2Bを浸漬して,厚さ10μmのCu被覆層を形
成する。
【0019】Al被覆層はスパッタリング法または蒸着
法によって形成する。スパッタリング法においては高い
イオンが放射されるが,アモルファス・カーボン被覆層
23が裸の光ファイバ2Aを保護しており,裸の光ファ
イバ2Aが高いエネルギーのイオンによって傷付けられ
ることを防止する。蒸着法の場合も同様である。このA
l被覆層の厚さは,たとえば,0.5μmである。
【0020】以上,好適実施例として熱伝導が良好で電
解メッキの電極となりうる第1の金属膜,たとえば,ニ
ッケル被覆層24と,熱伝導が良好で高温においても酸
化されにくい第2の金属膜,たとえば,金被覆層25を
2層形成させた場合について述べたが,本発明では前述
の光ファイバケーブルがSUS管などの金属管5に挿入
されて使用されることを考慮すると,温度測定という観
点から熱伝導率の高い少なくとも1層の金属膜が形成さ
れればよい。
【0021】以上の実施例はGI形光ファイバについて
例示したが,コアに稀土類元素,たとえば,ネオジウム
(Nd), エルビウム(Er),ホルシウム(Ho)
などをドープした光ファイバについても上記同様にアモ
ルファス・カーボン被覆層23,ニッケル被覆層24,
金被覆層25などを形成させて光ファイバケーブル2を
形成することができる。稀土類元素がドープされた光フ
ァイバは,温度変化に対応して光の吸収スぺクトルが変
化し,一般に温度が高くなると光の吸収が増加し光損失
が増加するという性質を有するので,温度測定性能が向
上する。
【0022】以上に述べたように,本発明の温度測定用
光ファイバケーブルは,コアおよびクラッドからなる石
英ガラス系光ファイバ,該光ファイバに被覆されたカー
ボンを含むセラミックス膜,該セラミックス膜に被覆さ
れた少なくとも1層の熱伝導の良好な金属膜から構成さ
れる光ファイバケーブルを金属管に収納することにより
得られる。この金属膜としては,金,銀,銅,ニッケル
など,それらの融点が900°C以上の金属であること
が800°C以上の高温測定の観点から望ましい。好適
には,上記金属膜は2層であることが望ましく,最外層
の金属膜は高温環境において大気中の酸素と反応しにく
い金,銀などが望ましい。また光ファイバケーブルを収
納する金属管としては,耐熱性,耐食性及び機械的強度
の観点からステンレス管が好適である。
【0023】
【発明の効果】以上に述べたように,本発明においては
,裸の光ファイバにセラミックス被覆層を形成させ,熱
伝導率のよい少なくとも1層の金属被覆層を形成させ,
これを金属管内に収納することにより,水素または水の
侵入を防止して温度測定用光ファイバケーブル自体の伝
送損失を増加させず,また機械的強度を低下させず,過
酷な熱サイクルが課せられる高温環境においても長期間
上記被覆が剥離することがなく,また機械的強度にも優
れ,かつ高い温度測定が可能な温度測定用光ファイバケ
ーブルが製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の温度測定用光ファイバケーブル
を製造する一過程としてカーボン・ハーメチック被覆光
ファイバを製造する装置の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の温度測定用光ファイバケーブル
に使用する光ファイバケーブルの1実施例の断面図であ
る。
【図3】図3は図2の光ファイバケーブルに金属管を被
ぶせた本発明の1実施例である温度測定用光ファイバケ
ーブルを温度測定に適用した実験装置構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
2・・・光ファイバケーブル, 2A・・裸の光ファイバ, 2B・・カーボン被覆光ファイバ, 5・・・金属管, 6・・・OTDR, 21・・・コア, 22・・・クラッド, 23・・・アモルファス・カーボン被覆層,24・・・
ニッケル被覆層, 25・・・金被覆層,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コアおよびクラッドを有する石英ガラ
    ス系光ファイバ,該光ファイバに被覆されたセラミック
    ス膜,該セラミックス膜に被覆された少なくとも1層の
    熱伝導率の大きい金属膜を具備する光ファイバケーブル
    を金属管内に収納してなる温度測定用光ファイバケーブ
    ル。
JP3169252A 1990-09-26 1991-06-14 温度測定用光ファイバケーブル Pending JPH04357427A (ja)

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JP3169252A JPH04357427A (ja) 1990-09-26 1991-06-14 温度測定用光ファイバケーブル

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JP25420790 1990-09-26
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999036820A1 (en) * 1998-01-13 1999-07-22 Sun Microsystems, Inc. Low thermal skew fiber optic cable
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