JPH0435704Y2 - - Google Patents

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JPH0435704Y2
JPH0435704Y2 JP12470586U JP12470586U JPH0435704Y2 JP H0435704 Y2 JPH0435704 Y2 JP H0435704Y2 JP 12470586 U JP12470586 U JP 12470586U JP 12470586 U JP12470586 U JP 12470586U JP H0435704 Y2 JPH0435704 Y2 JP H0435704Y2
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wall
support
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attached
pit
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は筒形構造物の内壁部を遠隔操作によ
り効率よく解体、組立する内壁の施工装置に関す
るものである。
(従来技術) 高炉および工場用煙突等の筒形構造物の内壁の
補修、検査、レンガ張替え等の作業は、従来は足
場を組んで人手によつて行われていた。この場
合、 (A) 足場を組んだり撤去したりする手間を要す
る。
(B) 高所作業のため危険を伴う。
(C) 内部は粉塵、有害ガス等があることが多く、
作業環境が悪い。
(D) 人手で作業するため、作業速度が遅い。
等の欠点がある。
(考案の目的) この考案はこのような従来の欠点を解消するた
めになされたものであり、比較的コンパクトな装
置で、ピツト内での作業を必要とせず、内壁の解
体、組立を効率よく行うことができる装置を提供
するものである。
(考案の構成) この考案は、筒形構造物の内部に配置されかつ
内壁の解体手段を有する内壁施工装置であつて、
内壁解体手段本体に取付けられて、水平方向に突
出する複数本の中空の脚を有する支持脚と、この
脚にそれぞれ進退可能に挿入された中空の腕と、
この腕中に螺合されて駆動回転することにより腕
を進退させるねじ軸と、この腕の先端部に取付け
られて内壁に当接される支持パツドを有し、上記
支持パツドのうちの少なくとも1個は腕の先端部
にバネを介して支持されているものである。
上記構成では、作業手段を有する内壁解体手段
本体はピツト中に支持脚で固定させるように、し
かも内壁に当接する支持パツドのうち少なくとも
1個の支持パツドはバネを介して圧着されるよう
にしており、このためピツト底部での支持の必要
性はなく、またバネによりピツトの形状に対応で
き、かつ支持脚による支持力を常に最適な大きさ
に設定することができる。
(実施例) 第1図〜第3図において、筒形構造物である内
壁1に囲まれたピツト10内にはその中央部に支
柱2が配置され、この支柱2の上端部はピツト1
0上に設置された枠11により保持されている。
支柱2の下端部には支持脚本体20が取付けら
れ、その上方には解体装置となるカツタブレード
8を有する切断手段5および円筒状のコアボーリ
ング9を有する切断手段6が配置され、さらにそ
の上方には把持部71,77を有する把持装置7
がそれぞれワイヤ50,60,70により吊下げ
られて支柱2に沿つて上下動可能に取付けられて
いる。また枠11の側部にはピツト10内の作業
を監視して、作業を遠隔操作するためのTVカメ
ラ78が取付けられている。
支持脚本体20は水平方向に突出する複数本
(この実施例では3本)の筒状の脚21が形成さ
れ、この本体20は第4図に示すように、支柱2
の下端部に対して上下一対のベアリング22,2
3を介して支柱2周りに回転可能に取付けられ、
ベアリング22の下側には軸受用ナツト24が取
付けられている。また上記脚21内にはそれぞれ
ピストンロツドを形成する腕30,30aが移動
可能に挿入され、その先端部には内壁1に当接さ
れる支持パツド40,40aが取付けられてい
る。上記脚21はそれぞれ上下に二段に設けても
よい。
支持パツド40は位置決めの機能を有し、支持
パツド40aは締付けの機能を有するものであ
り、周方向1個の支持パツド40が所定量突出さ
れて内壁1に当接されることにより支柱2が位置
決めされ、その状態で周方向2個の支持パツド4
0aが内壁2に圧着されることにより全体が固定
されるようにしている。
本体20の内部には空間29が形成され、この
空間29内に配置されたモータ39によつて回転
するねじ軸31,32がそれぞれ上記腕30,3
0a中に挿入されるとともに、ベアリング35に
よつて回転可能に支持されている。このモータ3
9は油圧モータ、電動モータのいずれでもよい
が、支持脚による支持力が支持中に減少すること
がないように、ブレーキ付きのものを用いる。そ
してねじ軸31,32は腕30,30aに取付け
られた雌ねじ38にそれぞれ螺合され、かつ腕3
0,30aに取付けられた回り止めキー33が脚
21に軸方向に形成された溝37に嵌入され、こ
れによつてねじ軸31,32の回転により腕3
0,30aが進退するように構成されている。ま
た脚21の先端部には支持パツド40,40aと
の間に蛇腹25が取付けられて腕30,30aを
覆つている。
上記腕30の先端部には支持パツド40が直接
取付けられ、また腕30aの先端部には軸35が
取付けられ、この軸35が支持パツド36に貫通
されて腕30aの先端部と支持パツド40aとの
間にバネ26が介在されるとともに、ナツト34
で締付けられることにより支持パツド40aが取
付けられている。このバネ26は、支持パツド4
0aが内壁1から受ける反力、すなわち支柱2を
支持固定する力を定めるとともに、筒形のピツト
の歪を吸収するためのものであり、したがつて適
度の伸縮ストロークと反発力を有するものを選定
する。
第5図はこの考案の別の実施例を示し、支持脚
本体20はその上部に延長部20aを有し、この
部分で支持脚が支柱2に対して回転可能に取付け
られ、また本体20の下端部にはモータ80が取
付けられ、このモータ80から傘歯車81を介し
て、ねじ軸31,32の基部に設けられた傘歯車
82,83に回転力が伝達されるようにしてい
る。その他の構成は上記第4図のものと同様であ
る。
上記構成において、第1図および第2図に示す
ように支柱2をピツト10中に下降させて支持脚
本体20をピツト10の下端部付近に位置させ、
その状態でモータ30または80を駆動させるこ
とによりねじ軸31,32を回転させ、これによ
つて腕30,30aを突出させて支持パツド4
0,40aを内壁1に当接させる。支持パツド4
0が内壁1に当接することにより支柱2の位置決
めがなされ、かつ第3図に示すように支持パツド
40aが内壁1に当接することにより、その反力
でバネ25が圧縮され、このバネ25の力により
支持パツド40aが内壁1に圧着され、これによ
つて支柱2が固定して支持される。
この状態で解体装置となる切断手段5,6およ
び組立て装置となる把持装置7をそれぞれワイヤ
50,60,70により上下動させて壁材の内壁
1の解体作業を行う。この作業はTVカメラ78
で監視しながら遠隔操作で行うことができる。解
体作業の終了後は上記と逆の操作により支持パツ
ド40,40aを後退させればよい。
このように支柱2の設置は枠3と支持脚4とに
より保持、固定させることにより行い、ブロツク
状に切断して解体した壁材は上方に搬出させるよ
うにすればよく、支柱の設置および解体物の排出
のためのピツト内での作業は必要なく、解体、組
立て作業も効率よく行うことができる。なお、支
柱2を枠3で保持するものに限らず、上方からロ
ープで内壁解体手段を吊下げ、それを支持脚で支
持固定させるようにしてもよい。また上記実施例
ではコンクリート内壁部の解体撤去作業について
説明したが、ツールを取替えることにより高炉内
壁のレンガ積み、検査等にも適用することができ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案は作業手段を有
する内壁解体手段本体をピツト中に支持脚で固定
させるように、しかも内壁に当接する支持パツド
のうち少なくとも1個の支持パツドはバネを介し
て圧着されるようにしており、このためピツト底
部での支持の必要性はなく、またバネによりピツ
トの形状に対応するように、かつ支持脚による支
持力を常に最適な大きさに設定することができる
ようにしたものである。このため比較的コンパク
トな装置で、ピツト内での作業を必要とせず、内
壁の解体、組立てを効率よく行うことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面正面図、
第2図は支持脚の設置前平面図、第3図は支持脚
の設置後の平面図、第4図は支持脚の縦断面図、
第5図はこの考案の別の実施例を示す支持脚の縦
断面図である。 1……内壁、2……支柱、3……枠、5,6…
…切断手段、7……把持装置、20……支持脚本
体、21……脚、26……バネ、30,30a…
…腕、31,32……ねじ軸、40,40a……
支持パツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形構造物の内部に配置されかつ内壁の解体手
    段を有する内壁施工装置であつて、内壁解体手段
    本体に取付けられて、水平方向に突出する複数本
    の中空の脚を有する支持脚と、この脚にそれぞれ
    進退可能に挿入された中空の腕と、この腕中に螺
    合されて駆動回転することにより腕を進退させる
    ねじ軸と、この腕の先端部に取付けられて内壁に
    当接される支持パツドを有し、上記支持パツドの
    うちの少なくとも1個は腕の先端部にバネを介し
    て支持されていることを特徴とする筒形構造物の
    内壁の施工装置。
JP12470586U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPH0435704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12470586U JPH0435704Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12470586U JPH0435704Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330735U JPS6330735U (ja) 1988-02-29
JPH0435704Y2 true JPH0435704Y2 (ja) 1992-08-24

Family

ID=31016967

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12470586U Expired JPH0435704Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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JP2002257322A (ja) * 2001-02-26 2002-09-11 Abe Ganaito Kogyo:Kk 煙突内作業用昇降ゴンドラ

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JPS6330735U (ja) 1988-02-29

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