JPH0435701Y2 - - Google Patents

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JPH0435701Y2
JPH0435701Y2 JP1987035862U JP3586287U JPH0435701Y2 JP H0435701 Y2 JPH0435701 Y2 JP H0435701Y2 JP 1987035862 U JP1987035862 U JP 1987035862U JP 3586287 U JP3586287 U JP 3586287U JP H0435701 Y2 JPH0435701 Y2 JP H0435701Y2
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JP
Japan
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row heating
guide pipe
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combustion gas
heating tube
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JP1987035862U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、多管式貫流ボイラの媒掃除装置に関
するもので、詳しくは、そのスートブロー用ガイ
ドパイプの取付け構造の改良に関するものであ
る。
従来の技術 従来から、多管式貫流ボイラにおいては、燃焼
室のまわりに環状に配列された内列加熱管と外列
加熱管の間の燃焼ガス通路の煤を掃除するのに、
予め、スートブロー用ガイドパイプを取付けてお
き、先端にノズルを取付けた高圧水洗浄装置をそ
のガイドパイプに上方から挿入して、該ノズルを
外部からの操作によつて上下に移動させて洗浄す
ることが知られている。
そして、そのガイドパイプの取付け構造は、た
とえば、特開昭60−191122号公報、特開昭60−
191123号公報、実開昭61−4150号公報などに記載
されているように、そのガイドパイプには、直管
を鉛直方向に用い、該ガイドパイプの下部を前記
燃焼ガス通路に臨ませるために、該ガイドパイプ
の上部が上部管寄を縦に貫通している構造からな
つている 考案が解決しようとする問題点 前述のように、従来の多管式貫流ボイラにおけ
る煤掃除装置のスートブロー用パイプは、ボイラ
の圧力部である上部管寄を縦に貫通して取付けら
れているので、その圧力部の溶接個所が増加し、
このため、あとからそのガイドパイプを増やすこ
とが非常に困難であるという問題点がある。つま
り、この種のボイラにおいては、廃油など、いろ
いろな燃料を使用することがあり、将来におい
て、スートブロー用パイプを追加することが考え
られるが、そのときに、簡単に増やせないという
問題点がある。本考案は、このような問題点を解
決することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 スートブロー用パイプを曲げて上部管寄を貫通
させない構造にした。すなわち、本考案の構成
は、上部管寄の外周側付近から下降状に設けられ
て途中で屈曲して下部が燃焼ガス通路に臨んでい
るスートブロー用ガイドパイプを備えていること
を特徴としている。
作 用 スートブロー用ガイドパイプを曲げて上部管寄
を貫通しない構造であるため、ボイラの圧力部で
の蒸気漏れの恐れがなく、あとからでも、そのガ
イドパイプを簡単に追加増設ができる。
実施例 第1図は本考案の第1実施例を示し、第2図と
第3図はその一部を拡大して示している。
第1図において、1は燃焼室、2は該燃焼室の
まわりに立設されて円環状に配列された多数の内
列加熱管、3は該内列加熱管2の外周に同じよう
に配列された多数の外列加熱管、4は前記燃焼室
1から出た燃焼ガスが内列加熱管2と外列加熱管
3の間を前記円環状に沿つて流れる接触パス部の
燃焼ガス通路、5は前記内列加熱管2と外列加熱
管3の上部を支持している円筒状の上部管寄、6
は前記内列加熱管2と外列加熱管3の下部を支持
している円筒状の下部管寄、7はバーナ、8は外
部ケーシング、9は後述するスートブロー用ガイ
ドパイプで、該ガイドパイプ9は円周上に複数個
設けられている。
第2図と第3図において、10は内列シールド
フイン、11は外列シールドフインである。
すなわち、第2図にみられるように、スートブ
ロー用ガイドパイプ9は、外部ケーシング8の頂
壁を貫通しているが、上部管寄5を貫通すること
なく、上部管寄5の外周側付近から下降状に設け
られて途中で屈曲して、その下部9aが下向きに
燃焼ガス通路4に臨んでいる。なおスートブロー
用ガイドパイプ9の途中の一部が外列シールドフ
イン11の一部を貫通して該フイン11に溶接さ
れている。
第1図ないし第3図に示すように構成された多
管式貫流ボイラの煤掃除装置におけるスートブロ
ー用ガイドパイプ9においては、途中で屈曲して
いて、上部管寄5を貫通しない構造であるため、
ボイラの圧力部である上部管寄5での蒸気漏れの
恐れがなく、またあとからでも、そのガイドパイ
プ9を簡単に追加増設することが可能である。な
お燃焼ガス通路4を掃除するには、公知のよう
に、図示されていない高圧水洗浄装置のノズルを
スートブロー用ガイドパイプ9の上端開口部から
該ガイドパイプ9に挿入して行なう。
第4図は本考案の第2実施例を示している。第
4図において、12は該外部ケーシング8の側壁
の比較的上部に設けられた窓穴、13は該窓穴1
2を塞いでいる着脱可能な蓋板である。そして、
この第2実施例においても、スートブロー用ガイ
ドパイプ9は、円周上に複数個設けられていて、
いずれも、上部管寄5を貫通しない構造であつ
て、上部管寄5の外周側付近から斜め下降状に設
けられて途中で屈曲して、その下部9aが下向き
に燃焼ガス通路4に臨んでおり、また該ガイドパ
イプ9の途中の一部が外列シールドフイン11の
一部を貫通して該フイン11に溶接されている。
第4図に示すように構成されたスートブロー用
ガイドパイプ9においては、途中で屈曲してい
て、上部管寄5を貫通しない構造であるため、前
述の第1実施例と同様な作用および効果を奏す
る。なお燃焼ガス通路4を掃除するには、一た
ん、蓋板13を外して窓穴12をあけ、この窓穴
12を介して、高圧水洗浄装置のノズルを該ガイ
ドパイプ9の上端開口部から該ガイドパイプ9に
挿入して行なう。
考案の効果 本考案においては、スートブロー用ガイドパイ
プは、上部管寄の外周側付近から下降状に設けら
れて途中で屈曲して下部が燃焼ガス通路に臨んで
いるので、つまり、スートブロー用パイプが曲が
つていて、上部管寄を貫通させない構造であるた
め、ボイラの圧力部である上部管寄での蒸気漏れ
の恐れがなく、また該ガイドパイプが上部管寄を
避けて通つているため、あとからでも、上部管寄
を取外すことなく、同様なスートブロー用ガイド
パイプを簡単に追加増設することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示した断面正面
図、第2図は第1図の一部を拡大して示した断面
正面図、第3図は第2図の切断線A−Aに沿う断
面平面図、第4図は本考案の第2実施例を示した
一部断面正面図である。 1……燃焼室、2……内列加熱管、3……外列
加熱管、4……燃焼ガス通路、5……上部管寄、
9……スートブロー用ガイドパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼室のまわりに立設されて環状に配列された
    多数の内列加熱管と多数の外列加熱管とを有し、
    かつ、燃焼ガスが前記内列加熱管と外列加熱管の
    間を流れる燃焼ガス通路を有し、しかも、該内列
    加熱管および外列加熱管を支持している上部管寄
    と下部管寄を有する多管式貫流ボイラにおいて、
    前記上部管寄の外周側付近から下降状に設けられ
    て途中で屈曲して下部が前記燃焼ガス通路に臨ん
    でいるスートブロー用ガイドパイプを備えている
    ことを特徴とする、多管式貫流ボイラの媒掃除装
    置。
JP1987035862U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH0435701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035862U JPH0435701Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JP1987035862U JPH0435701Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63148038U JPS63148038U (ja) 1988-09-29
JPH0435701Y2 true JPH0435701Y2 (ja) 1992-08-24

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ID=30845737

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JP1987035862U Expired JPH0435701Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JP (1) JPH0435701Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729000A (en) * 1980-07-25 1982-02-16 Miura Co Ltd Device and method for cleaning soot of multitubular type axial flow boiler
JPS59115913A (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 Babcock Hitachi Kk スートブロワ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729000A (en) * 1980-07-25 1982-02-16 Miura Co Ltd Device and method for cleaning soot of multitubular type axial flow boiler
JPS59115913A (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 Babcock Hitachi Kk スートブロワ

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JPS63148038U (ja) 1988-09-29

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