JPH04356843A - 非同期転送モード特性のシュミレーション装置 - Google Patents

非同期転送モード特性のシュミレーション装置

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JPH04356843A
JPH04356843A JP3073655A JP7365591A JPH04356843A JP H04356843 A JPH04356843 A JP H04356843A JP 3073655 A JP3073655 A JP 3073655A JP 7365591 A JP7365591 A JP 7365591A JP H04356843 A JPH04356843 A JP H04356843A
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JP
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cell
data
memory
control circuit
bit
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JP3073655A
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Yoshimichi Matsumoto
松木 良道
Yutaka Yamamoto
豊 山本
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の速度のデータ、
映像・音声信号などのマルチメディアが柔軟に取扱える
ATM(非同期転送モード)通信方式の特性をシュミレ
ートするシュミレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より回線交換に代表される通信方式
としてSTM(同期転送モード)通信方式が知られてい
る。このSTM通信方式は周期的に割り当てられる時間
帯、いわゆるタイムスロットに送信すべき情報を入れる
ことで多重伝送を行なうもので、高速化に容易に対処で
きる利点を有しているが、狭帯域ISDN、高速ディジ
タル回線の容量が64kビット/秒を基本としてその倍
数に制約されているため、64kビット/秒の倍数しか
設定できず柔軟性に欠けていた。また、処理の都合上、
選択できる速度の範囲が限られ変更が効かないという問
題があった。さらに、情報の有無に関わらず、一定速度
の回線を占有することになるので網資源効率が低いとい
う問題があった。
【0003】一方、タイムスロットを決めずにチャネル
のデータを入れる通信方式としてX.25パケット通信
方式が知られている。このX.25パケット通信方式は
可変長のパケットを非同期に発生することで任意に速度
を設定でき、この可変長のパケットはソフトウェアによ
って処理される。この通信方式によれば、情報がある時
だけ回線やバッファを使用するので網資源の効率が高い
が、プロトコルが重くソフトウェア処理に頼らざるを得
ないため、処理の高速化に限界があった。
【0004】そこで、近年では上述したSTM及びX.
25パケット双方の通信方式の長所を備えたATM通信
方式が注目を浴びている。このATM通信方式は短い固
定長のセルの数を変えることで種々の速度を設定でき、
固定長のセルは周期的に現われるが、そのチャネル番号
は順不同で定まっておらず、セル内のヘッダの内容によ
り通信相手先が指定されて経路が決定されるようになっ
ている。この通信方式によれば、プロトコルが軽いので
ソフトウェアでの交換が無く、高速なハードウェアを生
かすことができ、また、X.25パケット通信方式と同
様に情報がある時だけ回線やバッファを使用するので、
網資源の効率が高い。従って、種々の速度のデータ、映
像・音声信号などのマルチメディアを柔軟に取扱うこと
ができる。
【0005】ところで、こうしたATM通信方式におい
て、セルに遅延、廃棄、符号誤りなどの操作を施して信
号を視覚的あるいは聴覚的に表現し、ATM特性をシュ
ミレートする装置として、音声信号のシュミレートを対
象とするハードウェア構成によるシュミレータが提案さ
れている。ここで、セル遅延とは、セルが通信網に入力
されてから受信側へ出力されるまでの時間をいう。また
、セル廃棄とは、固定長パケットのセルのデータが他の
データに置換されることにより、あるセルのデータが失
われること、または受信側へ送信されないことをいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ュミレータはメディアとして音声信号のみの処理を対象
としており、従来の方式では10Mビット/秒以上の伝
送速度を有する映像信号のシュミレートを行なうことが
できなかった。また、廃棄、符号誤りは1セルまたは1
ビット単位でしか生起させることができず、バースト性
、つまり連続的な廃棄や符号誤りをシュミレートするこ
とができなかった。また、交換機、伝送装置を多段に接
続したATM網におけるセル転送をソフトウェアにより
厳密にシュミレートするシュミレータの提案もなされて
いる。このシュミレータによれば、ソフトウェアでシュ
ミレートするため、機能的には種々の処理をしてデータ
の蓄積を行なえるが、現状のプロセッサ技術では実時間
の100〜1000倍の演算時間を要するため、例えば
遅延時間による会話の間延び、送話者エコー、音声系と
映像系の遅延時間の相違に起因するリップ同期はずれな
どの影響のように実時間シュミレータのみによる主観評
価を行なうことができなかった。つまり、従来のハード
ウェア構成およびソフト処理においては、伝送速度の高
い信号(10Mビット/秒)の実時間でのシュミレーシ
ョンが困難であった。
【0007】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、伝送レートを拡張し、映像
信号を含むマルチメディアの品質を実時間で高速にシュ
ミレートして主観評価が行なえるATM特性のシュミレ
ーション装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明によるATM特性のシュミレーション装置は、
固定長のセルの所定ビットを一定のデータに置換するこ
とにより廃棄付加する手段と、前記セルを所定時間遅延
する手段と、前記セルの所定ビットを反転してビット誤
りを付加する手段とを備え、インタフェースを介して前
記セルが入出力される間に、前記セルに対して前記廃棄
、遅延、ビット誤りの各処理を行なって非同期転送モー
ド特性をシュミレートすることを特徴としている。
【0009】
【作用】非同期転送モード特性をシュミレートする際に
は、インタフェースを介してセルが入出力される間の実
時間で、セルに対して廃棄、遅延、ビット誤りの各処理
が行なわれる。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるATM特性のシュミレー
ション装置の一実施例を示すブロック構成図である。こ
の実施例によるシュミレーション装置1は、種々の速度
のデータ、例えば映像・音声信号などのマルチメディア
が柔軟に取扱えるATM通信方式の特性をシュミレート
するもので、第1のデータメモリ2、第1のコントロー
ルメモリ3、メモリライト制御回路4、廃棄付加制御回
路5、廃棄付加回路6、第2のデータメモリ7、第2の
コントロールメモリ8、セル遅延時間制御回路9、セル
出力時間メモリ10、セル出力時間監視制御回路11、
メモリリード制御回路12、ビット誤り制御回路13、
ビット誤り付加回路14を備えて構成され、図2に示す
ように入力インタフェース16、出力インタフェース1
7を介してATM端末装置18が、また、GP−IBイ
ンタフェース19を介してパーソナルコンピュータ20
が接続されている。
【0011】そして、パーソナルコンピュータ20によ
り初期データの設定入力を行なった後、入力インタフェ
ース16を介して入力されるセル21と称する伝送レー
ト155Mビット/秒のデータパケットに廃棄、遅延、
ビット誤りの処理を施してATM特性のシュミレートを
行なっている。
【0012】なお、パーソナルコンピュータ20は図3
に示すようにシュミレーション装置1に対して初期デー
タの設定入力を行なう他に、リセットによる装置の初期
化を示す信号、動作の開始・終了を制御する信号、動作
中における測定値の転送要求を示す信号を各々コントロ
ール回路15に出力し、シュミレーション装置1との間
のデータの送受を行なっている。
【0013】入力インタフェース16及び出力インタフ
ェース17は、接続されるATM端末装置18に応じて
同一のものが用いられ、前段のATM端末装置18aよ
り入力されるセル21は、図4(a),(b)に示すよ
うに選定されたインタフェースによって2種類に分けら
れる。すなわち、例えば8ビットのパラレルデータで、
全体が所定バイト数の情報フィールド21aaのみで構
成されるセル(図4(a)参照)21aと、例えば16
ビットのパラレルデータで、インタフェースによってセ
ル長が所定のバイト数に固定され、転送用ヘッダ21b
a、データの頭出し用ヘッダ21bb及び情報フィール
ド21bcで構成されるセル(図4(b)参照)21b
とに分けられる。
【0014】第1のデータメモリ2は、コントロール回
路15からのタイミング信号に基づいてATM端末装置
18より入力インタフェース16を介して入力されるセ
ル21中の情報フィールド内のデータを一時的に記憶し
ており、FIFO(先入れ先出し)方式により所定時間
(データを書き込んでからデータを読み出すまでの時間
、例えば200nsec程度の僅かな時間)データを遅
延させて廃棄付加回路6に出力している。
【0015】第1のコントロールメモリ3は、ATM端
末装置18より入力インタフェース16を介して入力さ
れるセル21中のデータ以外の情報として、セル長及び
データの行先を示すヘッダを一時的に記憶しており、第
1のデータメモリ2と同様にFIFO方式により所定時
間データを遅延させてメモリライト制御回路4に出力し
ている。
【0016】ここで、第1のデータメモリ2及び第1の
コントロールメモリ3において、データの出力を遅延さ
せているのは、ATM端末装置18と本装置1内のクロ
ックの位相差を制御するためである。
【0017】メモリライト制御回路4は入力インタフェ
ース16を介してATM端末装置18からの信号(例え
ば、セルデータとセル先頭信号)を受け、第1のデータ
メモリ2及び第1のコントロールメモリ3に記憶する。 また、セル21が存在する時に、セル21の頭出しの制
御を行なっており、第1のデータメモリ2及び第1のコ
ントロールメモリ3に記憶された情報を第2のデータメ
モリ7及び第2のコントロールメモリ8に書込んでいる
【0018】廃棄付加制御回路5はメモリライト制御回
路4からのセル先頭信号によりセル21毎に、例えば2
μsec の割合でデータを1個廃棄するランダム廃棄
、所定数のデータを連続的に廃棄するバースト廃棄を行
なうべく、廃棄するか否かの制御信号を廃棄付加回路6
に出力している。その廃棄の制御信号は、例えば乱数が
用いられ、廃棄率10−6〜10−1の範囲内となるよ
うに廃棄率の演算を行なっている。
【0019】ここで、ATM端末装置18からセル21
を廃棄優先度の高いMSPと廃棄優先度の低いLSPと
に分けられて入力される。バースト廃棄モードには2種
類あり、イベントが発生した時にMSPあるいはLSP
の何れかのセル21を廃棄するモード(図5(a)参照
)と、MSP・LSPを区別せずにイベントが発生して
から連続的にデータを廃棄するモード(図5(b)参照
)とに分けられる。
【0020】廃棄付加回路6は第1のデータメモリ2に
記憶されたデータを廃棄付加制御回路5からの廃棄する
か否かの制御信号に基づいて該当するセルを一定のデー
タ、例えば全て0に置換する廃棄付加を行なっている。
【0021】第2のデータメモリ7は例えばRAM(R
andom Access Memory)によって構
成され、廃棄付加回路6からのデータをメモリライト制
御回路4からの書込みタイミング信号に基づいて記憶し
ており、この記憶されたデータはメモリリード制御回路
12の読出しタイミング信号に基づいて予め設定された
時間だけ遅延してビット誤り制御回路13に出力される
。この予め設定された時間は、セル遅延時間制御回路9
内の乱数発生回路により決定される。
【0022】第2のコントロールメモリ8はメモリライ
ト制御回路4の書込みタイミング信号に基づいて第1の
コントロールメモリ3のセル21中のデータ以外の情報
を記憶しており、この情報は第2のデータメモリ7と同
様にメモリリード制御回路12の読出しタイミング信号
に基づいてセル遅延時間制御回路9で決定された所定時
間遅延されてビット誤り付加回路14に出力される。
【0023】ここで、第2のデータメモリ7及び第2の
コントロールメモリ8により遅延時間の範囲はメモリ容
量によって決定されるもので、この実施例では0〜40
msecに設定されている。
【0024】なお、セル遅延時間制御回路9はメモリラ
イト制御回路4からのセル21の入力した旨を示す信号
を入力した後、乱数により遅延時間の演算を行ない、こ
の遅延時間をセル出力時間メモリ10に記憶している。
【0025】セル出力時間監視制御回路11はセル出力
時間メモリ10に記憶された遅延時間を入力し、タイマ
回路で時間の監視を行い、この遅延時間分だけ時間が経
過した時に第2のデータメモリ7及び第2のコントロー
ルメモリ8からデータを読出すべく、メモリリード制御
回路12に読出し制御信号を出力している。
【0026】メモリリード制御回路12はセル出力時間
監視制御回路11からの読出し制御信号に基づいて第2
のデータメモリ7及び第2のコントロールメモリ8に読
出タイミング信号を出力してデータを読出しており、こ
の読出されたデータはビット誤り付加回路14に出力さ
れる。
【0027】ビット誤り制御回路13は第2のデータメ
モリ7及び第2のコントロールメモリ8からデータが読
出された時に、メモリリード制御回路12から入力され
るトリガに基づいてデータ上のどの部分のビットを反転
させるかの演算を行なってビット誤り付加回路14にビ
ット誤り付加制御信号を出力している。
【0028】ビット誤り付加回路14はビット誤り制御
回路13からのビット誤り付加制御信号に基づいてセル
21中の所定のデータを「0」から「1」あるいは「1
」から「0」に反転させてビット誤りを付加し、出力イ
ンタフェース17を介して後段のATM端末装置18b
に出力している。
【0029】ビット誤り制御回路13とビット誤り付加
回路14の一実施例を図6に示す。ビット誤り制御回路
13は、誤り発生率演算回路13a、列誤り位置演算回
路13b、行誤り位置演算回路13c、および誤り位置
決定回路13dから構成されている。誤り発生率演算回
路13aは、メモリリード制御回路12のトリガにより
予め決められたビット誤り率に応じて、誤りを発生させ
るか否かを決定するイネーブル信号を出力する。列誤り
位置演算回路13bは、第2のデータメモリに記憶され
ているデータの1ワード(16ビット)の、どのビット
(列)に誤りを付加するかを、乱数発生器等で決定する
。行誤り位置演算回路13cは、第2のデータメモリに
記憶されているデータの、例えば4ワード毎に誤りを付
加するときに、どのワード(行)に誤りを付加するかを
、乱数発生器等で決定する。誤り位置決定回路13dは
、列誤り位置演算回路13bおよび行誤り位置演算回路
13cの出力により、4ワード毎のどのビットに誤りを
付加するか決定し、さらに誤り発生率演算回路13aの
イネーブル信号により、ビット誤り付加制御信号を出力
する。また、ビット誤り付加回路14は、データが16
ビットの場合、16個の排他論理和回路からなり、ビッ
ト誤り制御回路13のビット誤り付加制御信号により、
該当のビットに誤りを付加する。つまり、該当位置のビ
ット誤り付加制御信号が1となり、そのビットのデータ
が反転して出力する。
【0030】次に、上記のように構成されるシュミレー
ション装置の動作について説明する。まず、パーソナル
コンピュータ20によりセル21中のデータの廃棄率を
廃棄付加制御回路5へ、遅延時間をセル遅延時間制御回
路9へ、ビット誤り率をビット誤り率制御回路13ヘの
各初期設定を行なう。この初期設定が完了してATM特
性をシュミレートするべく、前段のATM端末装置18
aより入力インタフェース16を介してセル21が入力
されると、このセル21はデータとデータ以外の情報と
に分けられて一旦、第1のデータメモリ2と第1のコン
トロールメモリ3とに記憶される。そして、第1のデー
タメモリ2より所定時間遅延して出力されたデータは、
廃棄付加回路6において、廃棄付加制御回路5からの廃
棄情報に基づいてランダム廃棄あるいはバースト廃棄が
行なわれる。この廃棄付加されたデータはメモリライト
制御回路4の書込みタイミング信号に基づいて第2のデ
ータメモリ7に記憶される。
【0031】一方、第1のコントロールメモリ3に記憶
された情報は、所定時間遅延してメモリライト制御回路
4の書込みタイミング信号に基づいて第2のコントロー
ルメモリ8に記憶される。また、メモリライト制御回路
4よりセル21の入力の旨を示す信号がセル遅延時間制
御回路9に出力されると、セル遅延時間制御回路9はパ
ーソナルコンピュータ20の設定データに従って遅延時
間を演算する。この遅延時間情報はセル出力時間メモリ
10に記憶され、セル出力時間監視制御回路11が遅延
時間を常時監視してセル出力時間メモリ10に記憶され
た遅延時間を経過すると、セル出力時間監視制御回路1
1はメモリリード制御回路12に読出し制御信号を出力
し、これにより、メモリリード制御回路12が読出しタ
イミング信号を出力して第2のデータメモリ7及び第2
のコントロールメモリ8より各々データの読出しを行な
う。そして、ビット誤り付加回路14では遅延したデー
タをメモリリード制御回路12からのトリガに基づくビ
ット誤り制御回路13からのビット誤り付加制御信号に
よりデータの符号を反転させてビット誤りを付加し、こ
のビット誤りが付加されたデータは出力インタフェース
17を介して後段のATM端末装置18bに出力される
【0032】従って、上述した実施例では、ATM端末
装置18より入力されるセル21に対し、入力インタフ
ェース16から出力インタフェース17より出力される
までの間に廃棄、遅延、ビット誤りの各処理が任意に施
される構成で、実時間によるシュミレータが行なえるの
で、例えば遅延時間による会話の間延び、送話者エコー
、音声系と映像系の遅延時間の相違に起因するリップ同
期はずれなどの影響のような主観評価を含めたATM特
性のシュミレートを行なうことができる。また、実時間
によるシュミレートのため、高速のシュミレートを実現
することができる。
【0033】また、この実施例によるシュミレーション
装置は、すべてハードウェアで構成され、伝送レートが
155Mビット/秒まで拡張されるので、音声信号だけ
でなく10Mビット/秒以上の伝送速度を有する映像信
号のシュミレートも行なうことができる。
【0034】さらに、廃棄、符号誤りが1セルまたは1
ビット単位でしか生起できなかった従来のハードウェア
構成によるシュミレータとは異なり、バースト性による
連続的な廃棄や符号誤りをセルに施してATM特性のシ
ュミレートをハードウェア構成により行なうことができ
る。
【0035】なお、上述した実施例のシュミレーション
装置は、ATM方式のUNI(ユーザーネットワークイ
ンタフェース)を接続点とするものすべてにおいて疑似
通信網を提供し、通信網全体のシュミレーションや通信
網の耐久試験を行なうことができる。
【0036】ところで、上述した実施例では、シュミレ
ーション装置1に対し、入力インタフェース16、出力
インタフェース17を介して両側にATM端末装置18
a,18bを接続した場合を例にとって説明したが、シ
ュミレーション装置1の片側にインタフェースを介して
ATM端末装置を接続し、ATM端末装置に廃棄、遅延
、ビット誤りの処理を施したセルを入力してATM端末
装置からのアンサーバックによりATM特性のシュミレ
ートを行なう構成としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATM特
性のシュミレーション装置によれば、インタフェースを
介してセルが入出力される間に、廃棄、遅延、ビット誤
りの処理を任意に施せるので、マルチメディアの品質を
実時間で高速にシュミレートして主観評価を行なうこと
ができる。また、ハードウェア構成により音声信号(8
K×8ビット)のみでなく映像信号(1M×8ビット)
を含む伝送速度まで伝送レートを拡張することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるATM特性のシュミレーション装
置の一実施例を示すブロック構成図
【図2】同装置の接続構成を示す図
【図3】同装置とパーソナルコンピュータとの間の動作
シーケンスを示す図
【図4】(a),(b)  同装置に適用されるセルの
フレーム構成を示す図
【図5】(a),(b)  同装置によるバースト廃棄
を説明するための図
【図6】ビット誤り制御回路およびビット誤り付加回路
の一実施例を示す図
【符号の説明】
1  シュミレーション装置、          2
,7  データメモリ 3,8  コントロールメモリ、        5 
 廃棄付加制御回路 6  廃棄付加回路、               
   9セル遅延時間制御回路 10  セル出力時間メモリ、          1
1  セル出力時間監視制御回路 13  ビット誤り制御回路、          1
4  ビット誤り付加回路 16  入力インタフェース、          1
7  出力インタフェース 18  ATM端末装置、             
 20  パーソナルコンピュータ 21  セル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定長のセルの所定ビットを一定のデ
    ータに置換することにより廃棄付加する手段と、前記セ
    ルを所定時間遅延する手段と、前記セルの所定ビットを
    反転してビット誤りを付加する手段とを備え、インタフ
    ェースを介して前記セルが入出力される間に、前記セル
    に対して前記廃棄、遅延、ビット誤りの各処理を行なっ
    て非同期転送モード特性をシュミレートすることを特徴
    とする非同期転送モード特性のシュミレーション装置。
JP3073655A 1991-03-14 1991-03-14 非同期転送モード特性のシュミレーション装置 Pending JPH04356843A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2699359A1 (fr) * 1992-12-16 1994-06-17 Houdoin Thierry Procédé de simulation de transmission sur un réseau de transmission par transfert asynchrone et simulateur de transmission sur un tel réseau.
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