JPH04356792A - データバス増幅回路 - Google Patents
データバス増幅回路Info
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- JPH04356792A JPH04356792A JP3131136A JP13113691A JPH04356792A JP H04356792 A JPH04356792 A JP H04356792A JP 3131136 A JP3131136 A JP 3131136A JP 13113691 A JP13113691 A JP 13113691A JP H04356792 A JPH04356792 A JP H04356792A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データバス増幅回路に
関するものであり、特に詳しくは、データの高速化に対
応出来且つ低消費電力型の特徴を持ったデータバス増幅
回路に関するもので有る。
関するものであり、特に詳しくは、データの高速化に対
応出来且つ低消費電力型の特徴を持ったデータバス増幅
回路に関するもので有る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置には、データの読
出の高速化と高速度での動作時に於ける低消費電力化が
要求されている。その為に、係るデータバス増幅回路に
於いては、データの読出速度の高速化と当該データバス
増幅回路の消費電力を低下させるには、当該データバス
に付加されている容量を如何に低減させるかが、課題で
ある。
出の高速化と高速度での動作時に於ける低消費電力化が
要求されている。その為に、係るデータバス増幅回路に
於いては、データの読出速度の高速化と当該データバス
増幅回路の消費電力を低下させるには、当該データバス
に付加されている容量を如何に低減させるかが、課題で
ある。
【0003】図3には、本発明に係る半導体記憶装置の
一般的な構成の概略ブロックダイアクラムを示したもの
で有って、クロックジェネレータ31及び32、ライト
クロックジェネレータ33、データバッファ34、デー
タ出力バッファ35、モードコントローラ36、アドレ
スバッファ/プリデコーダ37、リフレッシュアドレス
カウンタ38、基板バイアスジェネレータ39、ロウデ
コーダ40、コラムデコーダ41、センスアンプI/O
ゲート42及びメモリセル43とから構成されている。
一般的な構成の概略ブロックダイアクラムを示したもの
で有って、クロックジェネレータ31及び32、ライト
クロックジェネレータ33、データバッファ34、デー
タ出力バッファ35、モードコントローラ36、アドレ
スバッファ/プリデコーダ37、リフレッシュアドレス
カウンタ38、基板バイアスジェネレータ39、ロウデ
コーダ40、コラムデコーダ41、センスアンプI/O
ゲート42及びメモリセル43とから構成されている。
【0004】本発明に係る技術分野は、上記のセンスア
ンプI/Oゲート42に相当する回路に関するものであ
る。処で、係る分野に於けるデータバス増幅回路に於い
ては、従来では、図6及び図7に示す様に、データバス
線DB、DBバーに3個のP型トランジスタQ3、Q4
、Q5から構成され且つ各トランジスタの共通ゲート部
に制御信号BSRが入力される様に構成されたイコライ
ジング回路部1と、入力がメモリーセル13に設けられ
ているビットラインBL、BLバーに接続され、その出
力がトランジスタQ1とQ2からなり、且つ両トランジ
スタの共通ゲートに制御信号CLが入力される様に構成
されているコラムゲート21を介してデータバス線DB
、DBバーのそれぞれと接続されているセンスアンプ2
とから構成されたセンスアンプ回路部2と該データバス
線DB、DBバーにそれぞれ接続されているセンスバッ
ファ線SB、SBバーの間に設けられているセンスバッ
ファ回路3とが設けられており、該センスバッファ回路
3は4個のトランジスタQ6、Q7、Q8及びQ9から
構成され且つ該回路3には制御信号SBEが入力される
様に構成されている。
ンプI/Oゲート42に相当する回路に関するものであ
る。処で、係る分野に於けるデータバス増幅回路に於い
ては、従来では、図6及び図7に示す様に、データバス
線DB、DBバーに3個のP型トランジスタQ3、Q4
、Q5から構成され且つ各トランジスタの共通ゲート部
に制御信号BSRが入力される様に構成されたイコライ
ジング回路部1と、入力がメモリーセル13に設けられ
ているビットラインBL、BLバーに接続され、その出
力がトランジスタQ1とQ2からなり、且つ両トランジ
スタの共通ゲートに制御信号CLが入力される様に構成
されているコラムゲート21を介してデータバス線DB
、DBバーのそれぞれと接続されているセンスアンプ2
とから構成されたセンスアンプ回路部2と該データバス
線DB、DBバーにそれぞれ接続されているセンスバッ
ファ線SB、SBバーの間に設けられているセンスバッ
ファ回路3とが設けられており、該センスバッファ回路
3は4個のトランジスタQ6、Q7、Q8及びQ9から
構成され且つ該回路3には制御信号SBEが入力される
様に構成されている。
【0005】尚、図中、トランジスタQ10とQ11の
他端のWA、WAバーは、ライトアンプに接続されるも
のであり、又CB、CBバーは、外部処理回路に接続さ
れた信号線である。係る従来のデータバス増幅回路に於
いては、一対のデータバス線DB、DBバーに該センス
アンプ部2から供給される情報を直接に増幅しているが
、ビット数が増加すると当該データバス線DB、DBバ
ーに接続されている容量が増加し、従って、当該一対の
データバス線DB、DBバー間の電圧差を増幅するのに
時間がかかり従って、消費される電流の量も大きくなら
ざるを得なかった。
他端のWA、WAバーは、ライトアンプに接続されるも
のであり、又CB、CBバーは、外部処理回路に接続さ
れた信号線である。係る従来のデータバス増幅回路に於
いては、一対のデータバス線DB、DBバーに該センス
アンプ部2から供給される情報を直接に増幅しているが
、ビット数が増加すると当該データバス線DB、DBバ
ーに接続されている容量が増加し、従って、当該一対の
データバス線DB、DBバー間の電圧差を増幅するのに
時間がかかり従って、消費される電流の量も大きくなら
ざるを得なかった。
【0006】即ち、係るデータバス線は一般的に長いも
のであり、しかもそれに多数のトランジスタや抵抗、容
量が付いているので容量が重くなり、その為上記した様
な問題点が発生すると共に、係る容量が邪魔をして、当
該一対のデータバス線DB、DBバー間の電圧差を増幅
するのに、一方の信号のレベル低下の落ちが遅いと言う
問題が有った。かかる、従来に於ける図6に示されたデ
ータバス増幅回路の動作を図7に示す波形図を用いて説
明する。
のであり、しかもそれに多数のトランジスタや抵抗、容
量が付いているので容量が重くなり、その為上記した様
な問題点が発生すると共に、係る容量が邪魔をして、当
該一対のデータバス線DB、DBバー間の電圧差を増幅
するのに、一方の信号のレベル低下の落ちが遅いと言う
問題が有った。かかる、従来に於ける図6に示されたデ
ータバス増幅回路の動作を図7に示す波形図を用いて説
明する。
【0007】先ず、アドレス信号ADDが入力されると
、例えば図8に示す様に、インバータIV1乃至IV5
とP型トランジスタTR1,TR2,TR5,TR6、
及びN型トランジスタTR3,TR4,TR7,TR8
とで構成された公知のATDパルス発生回路から出力信
号としてATD信号(BSR信号)を発生し、該ATD
信号(BSR信号)はナンド回路9とインバータIV6
を介して該イコライズ回路1の共通ゲートに供給される
。
、例えば図8に示す様に、インバータIV1乃至IV5
とP型トランジスタTR1,TR2,TR5,TR6、
及びN型トランジスタTR3,TR4,TR7,TR8
とで構成された公知のATDパルス発生回路から出力信
号としてATD信号(BSR信号)を発生し、該ATD
信号(BSR信号)はナンド回路9とインバータIV6
を介して該イコライズ回路1の共通ゲートに供給される
。
【0008】尚、上記の例に於いては、P型トランジス
タを主に使用しているので、当該アドレス信号ADDは
、“L”レベルに於いてトランジスタを駆動させる関係
にある。即ち、当該アドレス信号ADDは、“L”レベ
ルになった時刻から所定の遅延時間を於いて、ATD信
号(BSR信号)が“L”レベル(オン)になり、該イ
コライズ回路1を作動させ、予め、所定の電位差を有し
ている一対の該データバス線DB、DBバーの電位差を
等しくするイコライズ操作を実行させる。該ATD信号
(BSR信号)が“L”レベル(オン)の間に、波形D
B、DBバーに示される様に、データバス線のDBバー
の電位が徐々に上昇して、両者はイコライズされる。
タを主に使用しているので、当該アドレス信号ADDは
、“L”レベルに於いてトランジスタを駆動させる関係
にある。即ち、当該アドレス信号ADDは、“L”レベ
ルになった時刻から所定の遅延時間を於いて、ATD信
号(BSR信号)が“L”レベル(オン)になり、該イ
コライズ回路1を作動させ、予め、所定の電位差を有し
ている一対の該データバス線DB、DBバーの電位差を
等しくするイコライズ操作を実行させる。該ATD信号
(BSR信号)が“L”レベル(オン)の間に、波形D
B、DBバーに示される様に、データバス線のDBバー
の電位が徐々に上昇して、両者はイコライズされる。
【0009】該データバス線のイコライズ期間は、該デ
ータバス線に付いている負荷の大きさにより異なるもの
であり、当該負荷が大きければ当然イコライズに要する
時間も長くなり、従って、該ATD信号(BSR信号)
が“L”レベル(オン)を維持している時間が長くなり
、従って当該ATD信号(BSR信号)のパルス幅が長
くなる。
ータバス線に付いている負荷の大きさにより異なるもの
であり、当該負荷が大きければ当然イコライズに要する
時間も長くなり、従って、該ATD信号(BSR信号)
が“L”レベル(オン)を維持している時間が長くなり
、従って当該ATD信号(BSR信号)のパルス幅が長
くなる。
【0010】該ATD信号(BSR信号)が“L”レベ
ルとなる時刻と同期して、当該ATDパルス発生回路か
ら出力されているコラムデコーダ入力信号CLも“L”
レベルとなり、センスアンプ2からの情報がデータバス
線に入力されなくなる。同時に、前記のATDパルス発
生回路からの出力を利用して図9に示されるワンショッ
トパルス発生回路を主体とするセンスバッファゲート制
御信号発生回路から出力される制御信号SBEも“L”
レベルとなるので、該センスバッファゲート3は増幅作
用を停止する。
ルとなる時刻と同期して、当該ATDパルス発生回路か
ら出力されているコラムデコーダ入力信号CLも“L”
レベルとなり、センスアンプ2からの情報がデータバス
線に入力されなくなる。同時に、前記のATDパルス発
生回路からの出力を利用して図9に示されるワンショッ
トパルス発生回路を主体とするセンスバッファゲート制
御信号発生回路から出力される制御信号SBEも“L”
レベルとなるので、該センスバッファゲート3は増幅作
用を停止する。
【0011】この間に、該ATD信号が“L”レベルの
期間中、該イコライズ回路1が作動を続け予め、所定の
電位差を有している一対の該データバス線DB、DBバ
ーの電位差をイコライズする。その後、該CL信号が“
L”レベルから“H”レベルに変化すると、該センスア
ンプからの情報がデータバス線に読み出されるので、イ
コライズされたデータバス線DB、DBバーの間に電位
差が形成され始める。
期間中、該イコライズ回路1が作動を続け予め、所定の
電位差を有している一対の該データバス線DB、DBバ
ーの電位差をイコライズする。その後、該CL信号が“
L”レベルから“H”レベルに変化すると、該センスア
ンプからの情報がデータバス線に読み出されるので、イ
コライズされたデータバス線DB、DBバーの間に電位
差が形成され始める。
【0012】そして、前記SBE信号が“L”レベルか
ら“H”レベルに変化しはじめ、当該センスバッファゲ
ート3が作動する事により、該データバス線DB、DB
バーの間に形成され始めた電位差が増幅される事になる
。従って、外部回路に接続される信号線CB、CBバー
間には前記イコライズ操作によりイコライズされてもの
が再び所定の電位差が形成される事になる。
ら“H”レベルに変化しはじめ、当該センスバッファゲ
ート3が作動する事により、該データバス線DB、DB
バーの間に形成され始めた電位差が増幅される事になる
。従って、外部回路に接続される信号線CB、CBバー
間には前記イコライズ操作によりイコライズされてもの
が再び所定の電位差が形成される事になる。
【0013】従来のデータバス線増幅回路の作動の概略
は以上の通りであるが、要はアドレスの変化を関知して
、ATD信号がでると、それまで増幅されていたデータ
バス線DB、DBバーがイコライズされ、その結果、セ
ンスアンプよりコラムゲートを介してデータバス線DB
、DBバーに情報が伝達され、その後、センスバッファ
ゲートにてデータバス線DB、DBバーに伝達された差
電位を増幅するものである。
は以上の通りであるが、要はアドレスの変化を関知して
、ATD信号がでると、それまで増幅されていたデータ
バス線DB、DBバーがイコライズされ、その結果、セ
ンスアンプよりコラムゲートを介してデータバス線DB
、DBバーに情報が伝達され、その後、センスバッファ
ゲートにてデータバス線DB、DBバーに伝達された差
電位を増幅するものである。
【0014】然しながら、係る方法により、予め所定の
電圧に設定されているデータバス線DB、DBバー、例
えば一方はVcc,他方はVssに増幅されているとす
ると、係るデータバス線をイコライズするには時間を要
し、且つセンスバッファゲートにはデータバス線が直接
接続されているので、センスバッファゲートにより増幅
にも負荷の程度に応じた時間がかかり、読出時間の高速
化の妨げとなっていた。
電圧に設定されているデータバス線DB、DBバー、例
えば一方はVcc,他方はVssに増幅されているとす
ると、係るデータバス線をイコライズするには時間を要
し、且つセンスバッファゲートにはデータバス線が直接
接続されているので、センスバッファゲートにより増幅
にも負荷の程度に応じた時間がかかり、読出時間の高速
化の妨げとなっていた。
【0015】又データバス線をイコライズする際には、
VssからVccレベルへの充電が起こり、データバス
線を増幅する際には、VccからVssレベルへの放電
が起こる為、消費電力が増大する原因となっていた。即
ち、係るデータバス増幅回路に於ける増幅操作に於いて
、データバス線DB、DBバーの間の電位差の変化が遅
く(波形の変化の傾斜が緩い)ので、情報の処理速度が
遅くなり、又その間に多くの消費電力が必要とされるの
である。
VssからVccレベルへの充電が起こり、データバス
線を増幅する際には、VccからVssレベルへの放電
が起こる為、消費電力が増大する原因となっていた。即
ち、係るデータバス増幅回路に於ける増幅操作に於いて
、データバス線DB、DBバーの間の電位差の変化が遅
く(波形の変化の傾斜が緩い)ので、情報の処理速度が
遅くなり、又その間に多くの消費電力が必要とされるの
である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、係る
従来技術に於ける問題点を解決し、データバス線の情報
を増幅するに際して消費電流を増加させることなくしか
も高速に増幅処理を実行しえるデータバス増幅回路を提
供するものである。
従来技術に於ける問題点を解決し、データバス線の情報
を増幅するに際して消費電流を増加させることなくしか
も高速に増幅処理を実行しえるデータバス増幅回路を提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に以下に示す様な技術構成を採用するものである
。即ち、半導体記憶装置のデータバス線、センスアンプ
、センスバッファゲート、1センスアンプからの情報を
該データバス線に供給する為該センスアンプと該データ
バス線との間に配置されたコラムゲート、該データバス
線とデータバス線の情報を増幅する為のセンスバッファ
回路との間に設けられ、該データバス線と該センスバッ
ファ回路とを分離若しくは接続するトランスファゲート
が設けられており、該トランスファゲートは該データバ
ス線の情報を該センスバッファに伝達する必要がある時
のみ導通する様にパルス駆動され、又該コラムゲートは
、アドレス信号に応答してパルス的に駆動される様に構
成されているデータバス増幅回路である。
する為に以下に示す様な技術構成を採用するものである
。即ち、半導体記憶装置のデータバス線、センスアンプ
、センスバッファゲート、1センスアンプからの情報を
該データバス線に供給する為該センスアンプと該データ
バス線との間に配置されたコラムゲート、該データバス
線とデータバス線の情報を増幅する為のセンスバッファ
回路との間に設けられ、該データバス線と該センスバッ
ファ回路とを分離若しくは接続するトランスファゲート
が設けられており、該トランスファゲートは該データバ
ス線の情報を該センスバッファに伝達する必要がある時
のみ導通する様にパルス駆動され、又該コラムゲートは
、アドレス信号に応答してパルス的に駆動される様に構
成されているデータバス増幅回路である。
【0018】
【作用】本発明に係るデータバス増幅回路は、上記した
通りの技術構成を採用しており、その基本的技術思想は
、データバス線の情報を増幅するに際して、データバス
線とセンスバッファ側とを分離して、該データバス線に
付加されている容量を見えなくして、センスバッファ側
での負荷容量を軽くして、増幅速度を向上させると共に
、コラムゲートに入力されるCL信号をパルス状となし
、該コラムゲートが閉じた状態となった時にデータバス
線を直ちにイコライズさせておく事によって、アドレス
が変化した後に、該データバス線をイコライズさせる為
の時間を省略する事によって、高速化と低消費電力化を
同時に達成しえるデータバス増幅回路が得られるもので
ある。
通りの技術構成を採用しており、その基本的技術思想は
、データバス線の情報を増幅するに際して、データバス
線とセンスバッファ側とを分離して、該データバス線に
付加されている容量を見えなくして、センスバッファ側
での負荷容量を軽くして、増幅速度を向上させると共に
、コラムゲートに入力されるCL信号をパルス状となし
、該コラムゲートが閉じた状態となった時にデータバス
線を直ちにイコライズさせておく事によって、アドレス
が変化した後に、該データバス線をイコライズさせる為
の時間を省略する事によって、高速化と低消費電力化を
同時に達成しえるデータバス増幅回路が得られるもので
ある。
【0019】
【実施例】以下に、本発明に係るデータバス増幅回路の
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明に係るデータバス増幅回路の一具体例を示す回路構
成図である。即ち、本発明に係る具体例に於いては、半
導体記憶装置のデータバス線DB、DBバー、センスア
ンプ2、センスバッファゲート3、該センスアンプ2か
らの情報を該データバス線DB、DBバーに供給する為
、該センスアンプ2と該データバス線DB、DBバーと
の間に配置されたコラムゲート21、該データバス線D
B、DBバーとデータバス線の情報を増幅する為のセン
スバッファ回路3との間に設けられ、該データバス線D
B、DBバーと該センスバッファ回路3とを分離若しく
は接続するトランスファゲート5、5’が設けられてお
り、該トランスファゲート5、5’は該データバス線D
B、DBバーの情報を該センスバッファ3に伝達する必
要がある時のみ導通する様にパルス駆動され、又該コラ
ムゲート21は、アドレス信号に応答してパルス的に駆
動される様に構成されているデータバス増幅回路1であ
る。
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明に係るデータバス増幅回路の一具体例を示す回路構
成図である。即ち、本発明に係る具体例に於いては、半
導体記憶装置のデータバス線DB、DBバー、センスア
ンプ2、センスバッファゲート3、該センスアンプ2か
らの情報を該データバス線DB、DBバーに供給する為
、該センスアンプ2と該データバス線DB、DBバーと
の間に配置されたコラムゲート21、該データバス線D
B、DBバーとデータバス線の情報を増幅する為のセン
スバッファ回路3との間に設けられ、該データバス線D
B、DBバーと該センスバッファ回路3とを分離若しく
は接続するトランスファゲート5、5’が設けられてお
り、該トランスファゲート5、5’は該データバス線D
B、DBバーの情報を該センスバッファ3に伝達する必
要がある時のみ導通する様にパルス駆動され、又該コラ
ムゲート21は、アドレス信号に応答してパルス的に駆
動される様に構成されているデータバス増幅回路1であ
る。
【0020】本発明に係るデータバス増幅回路1をより
詳細に説明すると、図6に示す従来のデータバス増幅回
路と同様に、データバス線DB、DBバーに3個のP型
トランジスタQ3、Q4、Q5から構成され且つ各トラ
ンジスタの共通ゲート部に制御信号BSR1が入力され
る様に構成されたイコライジング回路部1と、入力がメ
モリーセル13に設けられているビットラインBL、B
Lバーに接続され、その出力がトランジスタQ1とQ2
からなり、且つ両トランジスタの共通ゲートに制御信号
CLが入力される様に構成されているコラムゲート21
を介してデータバス線DB、DBバーのそれぞれと接続
されているセンスアンプ2とから構成されたセンスアン
プ回路部2と該データバス線DB、DBバーにそれぞれ
接続されているセンスバッファ線SB、SBバーの間に
設けられているセンスバッファ回路3とが設けられてお
り、該センスバッファ回路3は4個のトランジスタQ6
、Q7、Q8及びQ9から構成され且つ該回路3には制
御信号SBEが入力される様に構成されている。
詳細に説明すると、図6に示す従来のデータバス増幅回
路と同様に、データバス線DB、DBバーに3個のP型
トランジスタQ3、Q4、Q5から構成され且つ各トラ
ンジスタの共通ゲート部に制御信号BSR1が入力され
る様に構成されたイコライジング回路部1と、入力がメ
モリーセル13に設けられているビットラインBL、B
Lバーに接続され、その出力がトランジスタQ1とQ2
からなり、且つ両トランジスタの共通ゲートに制御信号
CLが入力される様に構成されているコラムゲート21
を介してデータバス線DB、DBバーのそれぞれと接続
されているセンスアンプ2とから構成されたセンスアン
プ回路部2と該データバス線DB、DBバーにそれぞれ
接続されているセンスバッファ線SB、SBバーの間に
設けられているセンスバッファ回路3とが設けられてお
り、該センスバッファ回路3は4個のトランジスタQ6
、Q7、Q8及びQ9から構成され且つ該回路3には制
御信号SBEが入力される様に構成されている。
【0021】尚、図中、トランジスタQ10とQ11の
他端のWA、WAバーは、ライトアンプに接続されるも
のであり、又CB、CBバーは、外部処理回路に接続さ
れた信号線である。本発明に係るデータバス増幅回路の
構成が、該従来のデータバス増幅回路の回路構成と異な
る点は、上記の様に、データバス線DB、DBバーとセ
ンスバッファゲート3とを接続する配線上にP型トラン
ジスタQ12とQ13からなるトランスファゲート5、
5’が設けられており、更に該センスバッファゲート3
とセンスバッファ線SB、SBバーの間に新たにイコラ
イジング回路部6を設けたものである。
他端のWA、WAバーは、ライトアンプに接続されるも
のであり、又CB、CBバーは、外部処理回路に接続さ
れた信号線である。本発明に係るデータバス増幅回路の
構成が、該従来のデータバス増幅回路の回路構成と異な
る点は、上記の様に、データバス線DB、DBバーとセ
ンスバッファゲート3とを接続する配線上にP型トラン
ジスタQ12とQ13からなるトランスファゲート5、
5’が設けられており、更に該センスバッファゲート3
とセンスバッファ線SB、SBバーの間に新たにイコラ
イジング回路部6を設けたものである。
【0022】該イコライジング回路6の回路構成は、前
記イコライジング回路1と同一の構成を有するもので有
って、センスバッファ線SB、SBバー間に1個のP型
トランジスタQ14とN型トランジスタQ15、Q16
とから構成され且つ各トランジスタの共通ゲート部に制
御信号BSR2が入力される様に構成されたものである
。
記イコライジング回路1と同一の構成を有するもので有
って、センスバッファ線SB、SBバー間に1個のP型
トランジスタQ14とN型トランジスタQ15、Q16
とから構成され且つ各トランジスタの共通ゲート部に制
御信号BSR2が入力される様に構成されたものである
。
【0023】又、本発明に係るデータバス増幅回路の具
体例に於いては、制御信号BSR2として使用されるA
TD信号は、図8に示される従来例のものと同一のAT
Dパルス発生回路を使用しても良く、当該ATDパルス
発生回路から出力信号を該イコライズ回路2の制御端子
に供給されるものである。一方、本発明の具体例に於い
て使用される各制御信号即ち、BSR1,CL、SBE
及びDBTのそれぞれは、例えば、前記のATDパルス
発生回路からの出力を利用して図4に示される様な、ワ
ンショットパルス発生回路41、NANDゲート42、
NORゲート43及び出力バッファ44、45とから構
成された制御信号発生回路46のそれぞれの出力端子か
ら得る様にしたもので有っても良い。
体例に於いては、制御信号BSR2として使用されるA
TD信号は、図8に示される従来例のものと同一のAT
Dパルス発生回路を使用しても良く、当該ATDパルス
発生回路から出力信号を該イコライズ回路2の制御端子
に供給されるものである。一方、本発明の具体例に於い
て使用される各制御信号即ち、BSR1,CL、SBE
及びDBTのそれぞれは、例えば、前記のATDパルス
発生回路からの出力を利用して図4に示される様な、ワ
ンショットパルス発生回路41、NANDゲート42、
NORゲート43及び出力バッファ44、45とから構
成された制御信号発生回路46のそれぞれの出力端子か
ら得る様にしたもので有っても良い。
【0024】本発明に係るデータバス増幅回路に於いて
は、該データバス線に設けられたイコライズ回路は、該
一対のデータバス線間の電位差を予めイコライズしてお
くものであり、又、該コラムゲートは、該アドレス信号
に応答して短い所定の期間パルス的に駆動され、それに
よりイコライズされている一対のデータバス線間に当該
センスアンプ内の情報に対応する電位差を形成させるも
のであり、更に該コラムゲートは、当該パルス駆動が停
止する事により、該一対のデータバス線間に形成された
電位差を解消する様に機能するものである。
は、該データバス線に設けられたイコライズ回路は、該
一対のデータバス線間の電位差を予めイコライズしてお
くものであり、又、該コラムゲートは、該アドレス信号
に応答して短い所定の期間パルス的に駆動され、それに
よりイコライズされている一対のデータバス線間に当該
センスアンプ内の情報に対応する電位差を形成させるも
のであり、更に該コラムゲートは、当該パルス駆動が停
止する事により、該一対のデータバス線間に形成された
電位差を解消する様に機能するものである。
【0025】即ち、本発明に係るデータバス増幅回路に
有っては、パルス的に駆動されるトランスファゲート5
、5’を当初にオフさせておき、データバス線DB、D
Bバーとセンスバッファゲート2に接続されるセンスバ
ッファ線SB、SBバーとを分離切断状態としておくと
同時に該イコライズ回路1はオンの状態としておき、そ
れによって該データバス線DB、DBバー間の電位差を
イコライズしておく。
有っては、パルス的に駆動されるトランスファゲート5
、5’を当初にオフさせておき、データバス線DB、D
Bバーとセンスバッファゲート2に接続されるセンスバ
ッファ線SB、SBバーとを分離切断状態としておくと
同時に該イコライズ回路1はオンの状態としておき、そ
れによって該データバス線DB、DBバー間の電位差を
イコライズしておく。
【0026】次に、コラムゲート21がパルス的に駆動
されて、該センスアンプ2からの情報が該データバス線
DB、DBバーに読み出され、当該データバス線DB、
DBバー間に所定の電位差が形成されると直ちに当該ト
ランスファゲート5、5’をオンさせて、分離されてい
たデータバス線DB、DBバーとセンスバッファ線SB
、SBバーとを接続状態となし、該データバス線DB、
DBバーに読み出された情報が該センスバッファ線SB
、SBバーに伝達される。
されて、該センスアンプ2からの情報が該データバス線
DB、DBバーに読み出され、当該データバス線DB、
DBバー間に所定の電位差が形成されると直ちに当該ト
ランスファゲート5、5’をオンさせて、分離されてい
たデータバス線DB、DBバーとセンスバッファ線SB
、SBバーとを接続状態となし、該データバス線DB、
DBバーに読み出された情報が該センスバッファ線SB
、SBバーに伝達される。
【0027】その後、該トランスファゲート5、5’は
再びオフとなりデータバス線DB、DBバーと該センス
バッファ線SB、SBバーとを分離切断状態とする。そ
して、該センスバッファゲート2が作動して、該センス
バッファ線SB、SBバー間に伝達されてきた情報をデ
ータバス線DB、DBバーの容量とは全く無関係に、所
定のレベル迄増幅するものである。
再びオフとなりデータバス線DB、DBバーと該センス
バッファ線SB、SBバーとを分離切断状態とする。そ
して、該センスバッファゲート2が作動して、該センス
バッファ線SB、SBバー間に伝達されてきた情報をデ
ータバス線DB、DBバーの容量とは全く無関係に、所
定のレベル迄増幅するものである。
【0028】つまり、本発明に於いては、データバス線
DB、DBバーとセンスバッファ線SB、SBバーとを
分離結合自在とし、データバス線DB、DBバー間のイ
コライズ操作とセンスバッファ線SB、SBバー間の増
幅操作とは、互いに独立して実行させるものである為、
各データバス線DB、DBバーとセンスバッファ線SB
、SBバーに付加されている多数の負荷容量の影響を受
けることが無いので、信号の変化を高速に実行する事が
可能となったのである。
DB、DBバーとセンスバッファ線SB、SBバーとを
分離結合自在とし、データバス線DB、DBバー間のイ
コライズ操作とセンスバッファ線SB、SBバー間の増
幅操作とは、互いに独立して実行させるものである為、
各データバス線DB、DBバーとセンスバッファ線SB
、SBバーに付加されている多数の負荷容量の影響を受
けることが無いので、信号の変化を高速に実行する事が
可能となったのである。
【0029】本発明に係るデータバス増幅回路の一具体
例の動作を図1及び図2に従って、説明する。先ず、ア
ドレス信号ADDが入力されると、例えば図8に示す公
知のATDパルス発生回路から出力信号としてATD信
号(BSR2信号)が発生され、該ATD信号(BSR
2信号)は一つは該イコライズ回路6の制御信号端子に
BSR2信号として供給されると共に、図4に示される
制御信号発生回路46に供給され、各制御信号BSR1
,CL,SBE及びDBTが発生され、それぞれ所定の
制御信号入力部に供給される。
例の動作を図1及び図2に従って、説明する。先ず、ア
ドレス信号ADDが入力されると、例えば図8に示す公
知のATDパルス発生回路から出力信号としてATD信
号(BSR2信号)が発生され、該ATD信号(BSR
2信号)は一つは該イコライズ回路6の制御信号端子に
BSR2信号として供給されると共に、図4に示される
制御信号発生回路46に供給され、各制御信号BSR1
,CL,SBE及びDBTが発生され、それぞれ所定の
制御信号入力部に供給される。
【0030】当該アドレス信号ADDが“L”レベルに
なった時刻bから所定の遅延時間を於いて、ATD信号
(BSR2信号)が時刻dで“L”レベルになり、それ
に応答してBSR1信号とCL信号とが、時刻f、hで
“L”レベルから“H”レベルに変化し、該BSR1信
号は該イコライズ回路1をオフさせてデータバス線DB
、DBバーの電位差を等しくするイコライズ操作をー中
止させる。つまり、該ATD信号が出力される以前にお
いては、該イコライズ回路1はオン状態にありデータバ
ス線DB、DBバー間の電位差を常時イコライズしてい
る。
なった時刻bから所定の遅延時間を於いて、ATD信号
(BSR2信号)が時刻dで“L”レベルになり、それ
に応答してBSR1信号とCL信号とが、時刻f、hで
“L”レベルから“H”レベルに変化し、該BSR1信
号は該イコライズ回路1をオフさせてデータバス線DB
、DBバーの電位差を等しくするイコライズ操作をー中
止させる。つまり、該ATD信号が出力される以前にお
いては、該イコライズ回路1はオン状態にありデータバ
ス線DB、DBバー間の電位差を常時イコライズしてい
る。
【0031】同時に該CL制御信号が時刻hで“L”レ
ベルから“H”レベルに変化するので、該センスアンプ
2のコラムゲート21がオンとなるので、該センスアン
プ2から所定の情報が該データバス線DB、DBバー間
に読み出される。その結果、データバス線DB、DBバ
ーの電圧波形に於いては、時刻lから時刻zにかけて該
データバス線DB、DBバー間に電位差が発生しはじめ
る。その後、時刻jに於いて該トランスファゲート5、
5’の制御信号であるDBTが“H”レベルから“L”
レベルに変化するので、P型トランジスタで構成された
トランスファゲート5、5’がオンとなり、その結果該
データバス線DB、DBバーと該センスバッファ線SB
、SBバーとが接続される。
ベルから“H”レベルに変化するので、該センスアンプ
2のコラムゲート21がオンとなるので、該センスアン
プ2から所定の情報が該データバス線DB、DBバー間
に読み出される。その結果、データバス線DB、DBバ
ーの電圧波形に於いては、時刻lから時刻zにかけて該
データバス線DB、DBバー間に電位差が発生しはじめ
る。その後、時刻jに於いて該トランスファゲート5、
5’の制御信号であるDBTが“H”レベルから“L”
レベルに変化するので、P型トランジスタで構成された
トランスファゲート5、5’がオンとなり、その結果該
データバス線DB、DBバーと該センスバッファ線SB
、SBバーとが接続される。
【0032】かくして、データバス線DB、DBバー間
に読み出された情報がセンスバッファ線SB、SBバー
間に伝達される事になる。該センスバッファ線SB、S
Bバー間には、時刻n以前には、予め所定の電位差が存
在しているが、ATD信号(BSR2信号)が時刻dで
“L”レベルになるので、それに応答して時刻mでセン
スバッファ線SB、SBバーの電位差がイコライズされ
る。係るイコライズ操作は、該センスバッファ線SB、
SBバーがデータバス線DB、DBバーと接続される以
前に実行されるので、負荷が少なく、従って信号の変化
、例えばSBバーの信号レベルの変化は急峻となり、レ
ベル変更時間(時刻nとmとの間の時間)は極めて短く
する事が出来る。
に読み出された情報がセンスバッファ線SB、SBバー
間に伝達される事になる。該センスバッファ線SB、S
Bバー間には、時刻n以前には、予め所定の電位差が存
在しているが、ATD信号(BSR2信号)が時刻dで
“L”レベルになるので、それに応答して時刻mでセン
スバッファ線SB、SBバーの電位差がイコライズされ
る。係るイコライズ操作は、該センスバッファ線SB、
SBバーがデータバス線DB、DBバーと接続される以
前に実行されるので、負荷が少なく、従って信号の変化
、例えばSBバーの信号レベルの変化は急峻となり、レ
ベル変更時間(時刻nとmとの間の時間)は極めて短く
する事が出来る。
【0033】一方センスバッファ線SBの信号レベルは
、該DBT信号が時刻jでオンとなるのに応答してSB
バーの信号レベルとの間に徐々に電位差を形成して行く
。又、該ATD信号が“L”レベルの期間中、該イコラ
イズ回路2が作動を続け該センスバッファ線SB、SB
バーのイコライズを完了すると時刻rに於いてATD信
号が“L”レベルから“H”レベルに変化する。
、該DBT信号が時刻jでオンとなるのに応答してSB
バーの信号レベルとの間に徐々に電位差を形成して行く
。又、該ATD信号が“L”レベルの期間中、該イコラ
イズ回路2が作動を続け該センスバッファ線SB、SB
バーのイコライズを完了すると時刻rに於いてATD信
号が“L”レベルから“H”レベルに変化する。
【0034】係る該ATD信号が“L”レベルである期
間は、前記した様に、センスバッファ線SB、SBバー
間のイコライズ期間が短いので、従来のATD信号が“
L”レベルである期間に比べて著しく短く出来る。 又、DBT信号も、データバス線DB、DBバー間の情
報が単にセンスバッファ線SB、SBバー間に伝達され
るに必要な時間だけ“L”レベルとなっていば良く、従
ってそのDBT信号が“L”レベルとなっている期間が
極めて短く良い。
間は、前記した様に、センスバッファ線SB、SBバー
間のイコライズ期間が短いので、従来のATD信号が“
L”レベルである期間に比べて著しく短く出来る。 又、DBT信号も、データバス線DB、DBバー間の情
報が単にセンスバッファ線SB、SBバー間に伝達され
るに必要な時間だけ“L”レベルとなっていば良く、従
ってそのDBT信号が“L”レベルとなっている期間が
極めて短く良い。
【0035】タイミング的には、該ATD信号が、時刻
qで“H”レベルに戻った時点に応答して“L”レベル
から“H”レベルに変化させるもので有っても良い。 又、時刻qで該ATD信号が、“H”レベルに戻るとそ
れに応答して信号BSR1が時刻sに於いて“H”レベ
ルから“L”レベルに変化し、それに応答してイコライ
ズ回路1が時刻zに於いてイコライズ動作を開始するの
で、一旦時刻zに於いて所定の電位差が形成される迄に
変化したデータバス線DB、DBバーの何れか一方のバ
ス線は、再びイコライズ操作をうけて時刻αに於いて完
全にイコライズされる。
qで“H”レベルに戻った時点に応答して“L”レベル
から“H”レベルに変化させるもので有っても良い。 又、時刻qで該ATD信号が、“H”レベルに戻るとそ
れに応答して信号BSR1が時刻sに於いて“H”レベ
ルから“L”レベルに変化し、それに応答してイコライ
ズ回路1が時刻zに於いてイコライズ動作を開始するの
で、一旦時刻zに於いて所定の電位差が形成される迄に
変化したデータバス線DB、DBバーの何れか一方のバ
ス線は、再びイコライズ操作をうけて時刻αに於いて完
全にイコライズされる。
【0036】係るイコライズ操作も、該トランスファゲ
ート5、5’によって既に該データバス線DB、DBバ
ーとセンスバッファ線SB、SBバー間が分離されてい
るので、極めて短時間にイコライズさせる事が可能であ
る。又、センスバッファ線SB、SBバー間に形成され
た電位差は、時刻xに於いて該SBE信号が“L”レベ
ルから“H”レベルに変化するのに応答して該センスバ
ッファゲート3が増幅操作を開始するので、該センスバ
ッファ線SBの信号レベルは、時刻βとγとの間に於い
て急峻に増幅され、それにより、外部信号線CB、CB
バー線間に所定の電位差が形成される事になる。
ート5、5’によって既に該データバス線DB、DBバ
ーとセンスバッファ線SB、SBバー間が分離されてい
るので、極めて短時間にイコライズさせる事が可能であ
る。又、センスバッファ線SB、SBバー間に形成され
た電位差は、時刻xに於いて該SBE信号が“L”レベ
ルから“H”レベルに変化するのに応答して該センスバ
ッファゲート3が増幅操作を開始するので、該センスバ
ッファ線SBの信号レベルは、時刻βとγとの間に於い
て急峻に増幅され、それにより、外部信号線CB、CB
バー線間に所定の電位差が形成される事になる。
【0037】該センスバッファ線SB、SBバー間の信
号の増幅操作も、該センスバッファ線SB、SBバーが
データバス線DB、DBバーと既に分離されている状態
でおこなわれるので、当該センスバッファ線SB、SB
バーに付加される負荷容量が少なくて済むので信号のレ
ベル変化を迅速に行う事が出来る。係る本発明の具体例
の動作を要約すると、先ず、アドレス変化によるATD
信号の発生により、センスバッファゲート2が制御信号
BSR2によりイコライズされる。
号の増幅操作も、該センスバッファ線SB、SBバーが
データバス線DB、DBバーと既に分離されている状態
でおこなわれるので、当該センスバッファ線SB、SB
バーに付加される負荷容量が少なくて済むので信号のレ
ベル変化を迅速に行う事が出来る。係る本発明の具体例
の動作を要約すると、先ず、アドレス変化によるATD
信号の発生により、センスバッファゲート2が制御信号
BSR2によりイコライズされる。
【0038】その一方で、ATD信号の発生により、コ
ラムゲート信号CLは発生すると、今までデータバス線
をイコライズ状態に保っていた信号BSR1がイコライ
ズ動作を止め、データバス線DB、DBバー間に電位差
が形成される。この状態で、制御信号DBTにより、デ
ータバストランスファゲート5、5’をオンさせると、
この電位差はセンスバッファゲート3に転送される。こ
の状態でトランスファゲート5、5’をオフさせ、SB
E信号によりセンスバッファゲート3を動作させると、
センスバッファゲート側の配線であるセンスバッファ線
SB、SBバーだけが増幅され、データバス線DB、D
Bバー側は差電圧を持った状態を保っている。
ラムゲート信号CLは発生すると、今までデータバス線
をイコライズ状態に保っていた信号BSR1がイコライ
ズ動作を止め、データバス線DB、DBバー間に電位差
が形成される。この状態で、制御信号DBTにより、デ
ータバストランスファゲート5、5’をオンさせると、
この電位差はセンスバッファゲート3に転送される。こ
の状態でトランスファゲート5、5’をオフさせ、SB
E信号によりセンスバッファゲート3を動作させると、
センスバッファゲート側の配線であるセンスバッファ線
SB、SBバーだけが増幅され、データバス線DB、D
Bバー側は差電圧を持った状態を保っている。
【0039】そして、該コラムゲート信号CLをオフの
状態としてBSR1の信号によってデータバス線DB、
DBバー間のイコライズを行う。その結果、データバス
線DB、DBバー間のイコライズはアドレス変化信号A
TDがでる前に完了しているのでイコライズに要する時
間が不要となる。又、センスバッファゲート3により増
幅される部分がセンスバッファ線SB、SBバーに限定
される為、センスバッファゲート3の増幅時間が短くて
すみ、充放電による電力消費も押さえられる。
状態としてBSR1の信号によってデータバス線DB、
DBバー間のイコライズを行う。その結果、データバス
線DB、DBバー間のイコライズはアドレス変化信号A
TDがでる前に完了しているのでイコライズに要する時
間が不要となる。又、センスバッファゲート3により増
幅される部分がセンスバッファ線SB、SBバーに限定
される為、センスバッファゲート3の増幅時間が短くて
すみ、充放電による電力消費も押さえられる。
【0040】図5に本発明に係る他の具体例を示す。図
1に示した本発明の具体例においては、当該イコライズ
回路1は、制御信号BSR1により駆動されてデータバ
ス線DB、DBバー間の電位差をイコライズする様に構
成されているが、本具体例に於いては、イコライズ回路
1の制御信号BSR1入力端子部をVssとして、例え
ば接地する事により、該イコライズ回路1を常時動作状
態において置く事も可能である。又、上記具体例に於い
ては、主としてP型トランジスタを使用する事を中心に
説明したが、本発明に於いては、上記具体例に於けるP
型及びN型トランジスタの導電型タイプを逆にして構成
するもので有っても良い。
1に示した本発明の具体例においては、当該イコライズ
回路1は、制御信号BSR1により駆動されてデータバ
ス線DB、DBバー間の電位差をイコライズする様に構
成されているが、本具体例に於いては、イコライズ回路
1の制御信号BSR1入力端子部をVssとして、例え
ば接地する事により、該イコライズ回路1を常時動作状
態において置く事も可能である。又、上記具体例に於い
ては、主としてP型トランジスタを使用する事を中心に
説明したが、本発明に於いては、上記具体例に於けるP
型及びN型トランジスタの導電型タイプを逆にして構成
するもので有っても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るデータバス増幅回路に於い
ては、上記した様にデータバス線の情報を増幅するに際
して消費電流を増加させることなくしかも高速に増幅処
理を実行しえる高速、低消費電力型のデータバス増幅回
路を得る事が出来る。
ては、上記した様にデータバス線の情報を増幅するに際
して消費電流を増加させることなくしかも高速に増幅処
理を実行しえる高速、低消費電力型のデータバス増幅回
路を得る事が出来る。
【図1】図1は、本発明に係るデータバス増幅回路の一
具体例を示す回路図である。
具体例を示す回路図である。
【図2】図2は、図1に示すデータバス増幅回路に於け
る動作を説明するタイミングチャートである。
る動作を説明するタイミングチャートである。
【図3】図3は、本発明に係るデータバス増幅回路の、
半導体記憶装置全体に於いて占める位置を説明する図で
ある。
半導体記憶装置全体に於いて占める位置を説明する図で
ある。
【図4】図4は、本発明に於いて使用される制御信号発
生回路の例を示す図である。
生回路の例を示す図である。
【図5】図5は、本発明に係るデータバス増幅回路の他
の一具体例を示す回路図である。
の一具体例を示す回路図である。
【図6】図6は、従来の於けるデータバス増幅回路の例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図7】図7は、図6に示すデータバス増幅回路に於け
る動作を説明するタイミングチャートである。
る動作を説明するタイミングチャートである。
【図8】図8は、本発明の具体例及び従来例に於いて使
用されるATDパルス発生回路の一具体例を示す回路構
成図である。
用されるATDパルス発生回路の一具体例を示す回路構
成図である。
【図9】図9は、従来のデータバス増幅回路において使
用される制御信号発生回路の一例を示す回路構成図であ
る。
用される制御信号発生回路の一例を示す回路構成図であ
る。
1…イコライズ回路1
2…センスアンプ部
3…センスバッファゲート
4、4’…ライトアンプ
5、5’…トランスファゲート5、5’6…イコライズ
回路2 21…コラムゲート 46…制御信号発生回路
回路2 21…コラムゲート 46…制御信号発生回路
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体記憶装置のデータバス線、セン
スアンプ、センスバッファゲート、該センスアンプから
の情報を該データバス線に供給する為該センスアンプと
該データバス線との間に配置されたコラムゲート、該デ
ータバス線とデータバス線の情報を増幅する為のセンス
バッファゲートとの間に設けられ、該データバス線と該
センスバッファゲートに接続される信号線とを分離若し
くは接続するトランスファゲートが設けられており、該
トランスファゲートは該データバス線の情報を該センス
バッファに伝達する必要がある時のみ導通する様にパル
ス駆動され、又該コラムゲートは、アドレス信号に応答
してパルス的に駆動される様に構成されている事を特徴
とするデータバス増幅回路。 - 【請求項2】 該データバス線に、一対のデータバス
線間の電位差をイコライズする為の回路と、該センスバ
ッファ回路に接続される一対のセンスバッファ線間の電
位差をイコライズする為の回路とを設けた事を特徴とす
る請求項1記載のデータバス増幅回路。 - 【請求項3】 該データバス線に設けられたイコライ
ズ回路は、該一対のデータバス線間の電位差を予めイコ
ライズしておくものであり、又、該コラムゲートは、該
アドレス信号に応答して短い所定の期間パルス的に駆動
され、それによりイコライズされている一対のデータバ
ス線間に当該センスアンプ内の情報に対応する電位差を
形成させるものであり、更に該コラムゲートは、当該パ
ルス駆動が停止する事により、該一対のデータバス線間
に形成された電位差を解消する様に機能するものである
事を特徴とする請求項1記載のデータバス増幅回路。 - 【請求項4】 当該一対のデータバス線間に形成され
た電位差は、該センスバッファ回路により増幅されるも
のである事を特徴とする請求項3記載のデータバス増幅
回路。 - 【請求項5】 該データバス線に設けられているイコ
ライズ回路は、常時駆動状態におかれているものである
事を特徴とする請求項3記載のデータバス増幅回路。 - 【請求項6】 該トランスファゲートは、トランジス
タ、或いはダイオード等により構成されているものであ
る事を事を特徴とする請求項1記載のデータバス増幅回
路。 - 【請求項7】 該トランジスタはNチャネル型或いは
Pチャネル型トランジスタの何れかで構成されているも
のである事を特徴とする請求項6記載のデータバス増幅
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131136A JPH04356792A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データバス増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131136A JPH04356792A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データバス増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04356792A true JPH04356792A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15050837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131136A Withdrawn JPH04356792A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データバス増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04356792A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009009665A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置 |
CN101765886A (zh) * | 2007-08-29 | 2010-06-30 | 艾格瑞系统有限公司 | 具有冗余的感测放大器 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP3131136A patent/JPH04356792A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009009665A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置 |
CN101765886A (zh) * | 2007-08-29 | 2010-06-30 | 艾格瑞系统有限公司 | 具有冗余的感测放大器 |
JP2010538406A (ja) * | 2007-08-29 | 2010-12-09 | アギア システムズ インコーポレーテッド | 冗長性を有するセンス増幅器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |