JPH0435654Y2 - - Google Patents

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JPH0435654Y2
JPH0435654Y2 JP6340487U JP6340487U JPH0435654Y2 JP H0435654 Y2 JPH0435654 Y2 JP H0435654Y2 JP 6340487 U JP6340487 U JP 6340487U JP 6340487 U JP6340487 U JP 6340487U JP H0435654 Y2 JPH0435654 Y2 JP H0435654Y2
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JP
Japan
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pipe
support device
support
piping
jack
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JP6340487U
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JPS63170672U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、原子力発電所等における配管を下方
より支持するための支持装置に関し、特に保守点
検の際に配管を架台上持ち上げて軸線方向へ容易
に移動させることができるようにしたことを特徴
とするものである。
(従来の技術) 常温域で使用される配管は、温度変化による伸
びをさほど考慮に入れる必要がないので、通常は
支持装置に固定支持される。しかして、従来の配
管支持装置は、例えば第4図に示すように、配管
Pを下方において支持するためのコンクリート製
の架台21と、配管Pを架台21上に拘束するた
めに架台21のアンカボルト22に固定されるバ
ンド金具23とから成るものである。
(考案が解決しようとする問題点) 原子力発電所等における配管Pは、接続フラン
ジ部のパツキングを定期的に交換する等の保守点
検作業を必要とする。この保守点検の際には、配
管Pの屈折部(エルボ管)を取り外して配管Pの
直線部の一端側を自由にした状態で、配管Pを架
台上にわずかに持ち上げて自由端側に軸線方向に
移動させる作業が行なわれる。しかして、従来の
上記のような支持装置に支持された配管Pにおい
ては、バンド金具23を外した後、ジヤツキ等の
持ち上げ装置とクレーンとを用いてこの作業を行
つている。そのため、作業が大掛かりになり、ま
た多くの手数を必要とするという問題点がある。
従つて、本考案は、保守点検の際に配管を持ち
上げて軸線方向へ容易に移動させることができる
配管支持装置を提供しようとするものである。
(作用) 本考案の配管支持装置においては、常時は支持
ローラを下げた状態でその上に配管Pを載置し、
バンド金具等の適当な拘束手段を用いて配管Pを
支持装置に固定しておく。配管フランジ部のパツ
キングを交換する場合には、先ずバンド金具を外
す等の方法により配管Pを支持装置から解放する
と共に、フランジ部の接続ボルトを外し、配管P
下部のジヤツキ挿入空間内に設けられた所要部位
の油圧ジヤツキに夫々油圧ポンプを接続して油を
送り、その支持ローラにより配管Pを持ち上げ
る。この状態で配管Pを軸線方向に押せば、支持
ローラが転動して配管Pは容易に移動する。こう
して隣接配管Pのフランジ部を引き離してパツキ
ングの交換を行う。パツキング交換後の配管Pの
再設置の際には、支持ローラ上で配管Pを軸線方
向に移動させて適当位置に配置した後、油圧ジヤ
ツキの油を抜き、支持ローラを下降させて隣接配
管Pのフランジを突き合わせ、これを接続する。
(実施例) 第1図乃至第3図に本考案の一実施例を示す。
第1図は配2支持装置の正面図、第2図は配管支
持装置の一部の拡大正面図、第3図は配管支持装
置の一部の拡大側面図である。
第1図乃至第3図において、1はコンクリート
製の支持架台であり、この支持架台1の中央部に
は配管Pの断面に沿う略円弧状の支持凹所2が形
成されると共に、この支持凹所2の底部中央に
は、ジヤツキ挿入空間3を形成するための断面矩
形の凹所4が形成されている。支持凹所2と凹所
4の内側には、その表面を保護するための当て金
具5がこれに沿つて固着されている。また、支持
架台1には、支持凹所2の両側に位置してアンカ
ボルト6,6が植設されており、配管Pを上部か
ら支持架台1上に押さえ付けるためのΩ状バンド
金具7はこのアンカボルト6とナツト15によつ
て支持架台上に固定される。ジヤツキ挿入空間3
内には油圧ジヤツキ8が装着されている。この油
圧ジヤツキ8のラム9の上端にはブラケツト10
が設けられ、このブラケツト10に鼓型の支持ロ
ーラ11が回転自在に設けられている。支持ロー
ラ11は、配管Pの外周に沿う円弧状面12を備
えている。油圧ジヤツキ8のシリンダ13の側面
には、図示しない油圧ポンプを接続するための接
続口14を備え、ここから油を圧入することによ
つてラム9を上昇させるようになつている。
しかして、配管Pを支持凹所2上に載せた状態
で支持ローラ11を配管Pの下面に当接させ、バ
ンド金具7を当てがつてこれをアンカボルト6に
ナツト15で締め付け固定することにより支持ロ
ーラ11の円弧状面12上に配管Pを支持する。
配管Pのフランジ部のパツキングを交換する場合
には、先ずバンド金具7を外して配管Pを支持装
置から解放する共に、フランジ部の接続ボルトを
外し、配管P下部のジヤツキ挿入空間3内に設け
られた所要部位の油圧ジヤツキ8に夫々油圧ポン
プを接続して油を送り、その支持ローラ11によ
り配管Pを持ち上げる。この状態で配管Pを軸線
方向に押せば、支持ローラ11が転動して配管P
は容易に移動する。こうして隣接配管Pのフラン
ジ部を引き離してパツキングの交換を行う。パツ
キング交換後の配管Pの再設置の際には、支持ロ
ーラ11を転動させながら、配管Pを軸線方向に
移動させて適当位置に配置した後、油圧ジヤツキ
8の油を抜き、支持ローラ11を下降させて架台
1上に載置し、隣接配管Pのフランジを突き合わ
せ、これを接続する。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、配管Pの下
方においてこれを支持する架台1の中央部に、ジ
ヤツキ挿入空間3を設け、この空間3内に油圧ジ
ヤツキ8を装着し、この油圧ジヤツキ8の配管P
との接触部には配管Pの軸線方向の移動を容易に
するための支持ローラ11を転動可能に取付けて
配管支持装置を構成したため、油圧ジヤツキ8の
昇降及び支持ローラ11の転動によつて、極めて
容易に配管Pを持ち上げて軸線方向へ移動させる
ことができるので、接続部パツキングの定期交
換、その他配管を移動させて行う保守点検作業を
容易に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は配管支持装置の正面図、第2図は
配管支持装置の一部の拡大正面図、第3図は配管
支持装置の一部の拡大側面図であり、第4図は従
来の配管支持装置の正面図である。 1……架台、3……ジヤツキ挿入空間、8……
油圧ジヤツキ、11……支持ローラ、P……配
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管の下方においてこれを支持する架台の中央
    部に、ジヤツキ挿入空間を設け、この空間内に油
    圧ジヤツキを装着し、この油圧ジヤツキの配管と
    の接触部には配管の軸線方向の移動を容易にする
    ための支持ローラを転動可能に取付けたことを特
    徴とする配管支持装置。
JP6340487U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0435654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6340487U JPH0435654Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6340487U JPH0435654Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63170672U JPS63170672U (ja) 1988-11-07
JPH0435654Y2 true JPH0435654Y2 (ja) 1992-08-24

Family

ID=30898598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6340487U Expired JPH0435654Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JP (1) JPH0435654Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS63170672U (ja) 1988-11-07

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