JPH04356006A - 耐熱光ファイバケーブルの製造方法 - Google Patents

耐熱光ファイバケーブルの製造方法

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Publication number
JPH04356006A
JPH04356006A JP3030859A JP3085991A JPH04356006A JP H04356006 A JPH04356006 A JP H04356006A JP 3030859 A JP3030859 A JP 3030859A JP 3085991 A JP3085991 A JP 3085991A JP H04356006 A JPH04356006 A JP H04356006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber cable
fibers
coating layers
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3030859A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Murayama
仁 村山
Yousuke Shimozuru
下鶴 洋輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH04356006A publication Critical patent/JPH04356006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業用の利用分野】本発明は耐熱光ファイバケーブル
の製造方法に係り、特に可とう性の良い光ファイバケー
ブルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバをボイラなどの高温環
境下において使用することが種々試みられている。この
ような環境下では耐熱性の被覆材料を使用しなければな
らないが、ふっ素系樹脂に代表される有機系材料は、そ
の使用温度がせいぜい200℃程度であり、高温環境下
での長時間の使用は不可能である。一方200℃以上の
温度に耐え得るものとしては無機系材料があるが、例え
ば金属被覆の場合、伝送損失が増加するという欠点があ
り、窒化珪素や窒化硼素をCVD法により被覆する場合
には、伝送損失の増加は見られないが、被覆厚を厚くす
ることができないため強度が極めて低下しやすいという
欠点がある。上記のような欠点を解決するために、20
0℃以上の耐熱性を有し、伝送損失の増加や強度の低下
を招くことのない被覆材料として珪素、硼素、酸素から
なる、ボロシロキサン系無機ポリマ樹脂の使用が考えら
れている。ボロシロキサン系無機ポリマは、400℃以
上の高温下でも連続的に使用することが可能で、被覆厚
も10μm程度まで厚くすることができる。ところで、
光ファイバ素線を複数本集合させて光ファイバケーブル
を製造する場合、従来は複数本の光ファイバ素線を集合
させた上から一括して光ファイバ素線の被覆層と同種ま
たは異種の樹脂を被覆することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の集合光ファイバ
ケーブルの製造方法は上記したように、複数本の光ファ
イバ素線を集合させた後、その上から一括して樹脂を被
覆する方法が行われていたが、このような方法では、光
ファイバ素線の周囲に再度樹脂を被覆することになるた
め、被覆厚が厚くなり過ぎ、可とう性に欠けるという欠
点が生じた。本発明は上記のような欠点を解決しようと
するもので、可とう性に優れた耐熱光ファイバケーブル
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明はすなわち、未硬化状態のボロシロキサン系無
機ポリマ樹脂を被覆した複数の光ファイバ素線を、各素
線の被覆層が接するように集合させた後、前記集合させ
た光ファイバ素線の未硬化状態の被覆層を完全硬化させ
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】未硬化状態のボロシロキサン系無機ポリマ樹脂
は接着性を有しているため、光ファイバ素線を容易に集
合させることができ、各光ファイバ素線同志が接着した
後に樹脂を完全硬化させるので、光ファイバケーブルの
樹指厚が厚くならず可とう性に優れ、しかも光ファイバ
素線間が離れることがない。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明する
。図1は本発明の一実施例を説明する図で、図示しない
引き出しドラムから引き出された所定の8割程度の熱量
で硬化させてある未硬化状態のボロシロキサン系無機ポ
リマ樹脂を被覆した光ファイバ素線(1)、(1)を整
列治具(2)にてテープ状に整列させた後、ローラ(3
)にて圧力をかけ、各素線の被覆層同志を接着させ、硬
化炉(4)にて被覆層を完全硬化させる。そして光ファ
イバケーブル(5)とした後、図示しない巻取ドラムに
巻き取るものである。ここで光ファイバ素線のコア径お
よびクラッド径はそれぞれ400μmおよび500μm
、そして被覆層の厚さは10μmである。
【0007】ところで本実施例では2心のテープ状光フ
ァイバケーブルについての例を示したが、特にこのよう
な例に限定されるものではなく、複数本の光ファイバ素
線をバンドル状に束ねた光ファイバケーブルなどにも適
用できることは持論である。また、光ファイバ素線を集
合する前に、各光ファイバ素線を例えば80℃、70%
RHの高温多湿雰囲気中に保持した後集合すると、各光
ファイバ素線の被覆層同志の接着性をより高めることが
できる。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ボ
ロシロキサン系無機ポリマ樹脂を被覆した各光ファイバ
素線の被覆層が未硬化の状態で集合、接着された後完全
硬化されるので、集合後に各光ファイバ素線の上からさ
らに一括して樹脂を被覆しなくても光ファイバ素線同志
が離れることがないため、光ファイバケーブルの樹脂被
覆厚を薄くすることができ、可とう性に優れ、しかも4
00℃以上の高温環境下においても使用が可能な耐熱光
ファイバケーブルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する図である。
【符号の説明】
1−−−−−光ファイバ素線 2−−−−−整列治具 3−−−−−ローラ 4−−−−−硬化炉 5−−−−−光ファイバケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未硬化状態のボロシロキサン系無機ポリマ
    樹脂を被覆した複数の光ファイバ素線を、各素線の被覆
    層が接するように集合させた後、前記集合させた光ファ
    イバ素線の未硬化状態の被覆層を完全硬化させることを
    特徴とする耐熱光ファイバケーブルの製造方法。
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