JPH04355364A - 液体クロマトグラフのカラム恒温槽 - Google Patents

液体クロマトグラフのカラム恒温槽

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JPH04355364A
JPH04355364A JP3157558A JP15755891A JPH04355364A JP H04355364 A JPH04355364 A JP H04355364A JP 3157558 A JP3157558 A JP 3157558A JP 15755891 A JP15755891 A JP 15755891A JP H04355364 A JPH04355364 A JP H04355364A
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JP
Japan
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temperature
cooler
constant
fan
temp
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JP3157558A
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Inventor
Shigeaki Fujimoto
滋明 藤本
Minoru Kono
穣 河野
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体クロマトグラフにお
いてカラムの温度を制御するために用いる恒温槽に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の恒温槽には恒温室内にヒータ、内
部温度測定用温度センサ及び撹拌用ファンを設け、ファ
ンは常時同じスピードで回転させ、内部温度と設定温度
との温度差に応じてヒータへの供給電力を制御している
。恒温室内にさらにクーラを設けたものもあるが、その
場合クーラは常に動作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の恒温槽では恒温
室の外部の温度を測定してはいない。外部温度か変化す
ればそれが恒温室内の温度にも影響を及ぼすので、正確
な温度制御が困難になる。恒温室内を撹拌するファンは
常に同一スピードで回転しているため、ファンの駆動用
モータが熱源となって、例えば恒温室内の設定温度が外
部温度に近い場合にはファンの駆動用モータのジュール
熱によって恒温室内の正確な温度制御が妨げられる。ク
ーラを備えているときはクーラが常時動作するので、消
費電力が大きくなる欠点もある。本発明は温度調節に必
要な電力量を小さくするとともに、広い温度範囲で温度
調節を行なうことのできるカラム恒温槽を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では恒温室の内部
温度以外に外部温度も測定できるように外部にも温度セ
ンサを設け、外部温度と恒温室の設定温度との差に応じ
てファンのスピードとクーラのオン・オフを制御する。 そのため本発明では、恒温室内にはヒータ、内部温度測
定用温度センサ及び撹拌用ファンの他にクーラを設け、
恒温室外に外部温度測定用温度センサを設ける。そして
、この恒温室の温度を制御する制御部は、この恒温室の
内部温度と設定温度との温度差ΔT1に応じてヒータ電
力を決定するとともに、外部温度から恒温室設定温度を
引いた値ΔT2がある値ΔT20を超えたときに前記ク
ーラの動作を開始させ、ΔT2がΔT20より小さいΔ
T21を下回ったときに前記クーラの動作を停止させ、
ΔT2がある値ΔT23を超えたときΔT2が大きくな
るにつれて前記ファンのスピードを低下させるように制
御する。
【0005】
【実施例】図1は一実施例を表わす。液体クロマトグラ
フのカラムを収容する恒温室2は壁面が断熱材4で囲ま
れてており、前面には断熱材のドア6が設けられている
。恒温室2内にはアルミニウムブロック8にヒータ10
とクーラとしての電子冷却器12が取りつけれている。 13は電子冷却器12用のファンである。恒温室2内に
はアルミニウムブロック8の表面に風を送って熱交換さ
せるとともに、恒温室2内を撹拌して温度を均一にする
ためにファン14が設けられている。ファン14は恒温
室2の外部に取りつけられたタコジェネレータ18付き
モータ16によって回転スピードが制御される。恒温室
2内には室内温度を測定する温度センサ20が設けられ
ており、恒温室の外部には外部温度を測定する温度セン
サ22が設けられている。
【0006】恒温室2の温度を制御するために図2のよ
うに制御部24が設けられている。恒温室内の温度セン
サ20と外部の温度センサ22の検出温度を制御部24
が取り込み、ヒータ10への供給電力、電子冷却器12
の動作、及びファン14の回転スピードを制御する。
【0007】本実施例の動作を図3のフローチャート図
を参照して説明する。制御部24には恒温室2の設定温
度Tsが設定されている。その設定温度Tsが取り込ま
れ、外部の温度センサ22から外部温度Toが取り込ま
れてその温度差ΔT2(=To−Ts)が算出される。 クーラ12の動作のオン・オフ制御に関しては、ΔT2
が定数ΔT20を超えればクーラ12がオンとされ、Δ
T2が定数ΔT21(ΔT21〈ΔT20)より小さけ
れば、クーラ12がオフとされる。ΔT2がΔT21と
ΔT20の間にある場合はクーラは前の状態を維持する
【0008】ヒータ10への供給電力を決定するために
、内部の温度センサ20から内部温度Tmが取り込まれ
、設定温度との温度差ΔT1(=Ts−Tm)が算出さ
れる。ヒータへの供給電力Pwは次の(1)式により決
定される。
【0009】
【数1】ここで、K1,K2は定数、t1は予め設定さ
れた時間である。
【0010】次に、ファン14の回転スピードを制御す
るために、定数ΔT23がクーラ12の動作状態に応じ
て決定される。クーラ12がオンのときはΔT23が大
きな値になり、オフのときは小さな値になるように自動
的に変更される。そして、ファン14の回転スピードは
、ΔT2がΔT23以下のときは高速の一定スピードK
3とされ、ΔT2がΔT23を超えているときはΔT2
に応じて小さくなるように制御される。この温度制御サ
イクルが繰り返される。
【0011】ここで、ΔT2≦ΔT23になるのは恒温
室2の設定温度が室温よりΔT23以上高い場合であり
、この場合はファン14を高速で回転させてモータ16
からジュール熱が発生しても、それによって恒温室2内
の温度が乱されることはない。一方、ΔT2がΔT23
を超えているときは設定温度が室温に近いか、室温以下
の場合であり、この場合はファン14の回転スピードを
小さくしてモータ16からのジュール熱によって恒温室
2内の温度制御が乱されないようにする。
【0012】図3の例ではクーラのオン・オフを制御す
るのにヒステリシスを持たせているので、クーラが一度
オンになると設定温度がかなり上がるか、外部温度がか
なり下がらないとクーラはオフにはならない。これは、
クーラのオン・オフが頻繁に繰り返されると温度調節の
精度が悪くなるからである。図3におけるクーラの自動
オン・オフ機能やファンのスピード調節機能は、目的に
応じて従来通りクーラは連続オン、ファンは定速回転と
することもできる。恒温室2のドア6を開いたときに恒
温室2内の温度を速く室温にするためには、設定温度に
かかわらずドア6を開いたときはファン14の回転スピ
ードを最高に上げるようにプログラムしておくこともで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明ではクーラのオン・オフを外部温
度と設定温度の差によって制御するようにしたので、温
度調節にクーラが不要な温度範囲ではクーラが自動的に
オフとなることにより無駄な電力消費を抑えることがで
きる。本発明ではまた、ファンの回転スピードを設定温
度が周囲温度に近い領域では小さくすることにより、フ
ァンを駆動するモータから発生するジュール熱を小さく
抑えて、低い設定温度でも正確に温度調節できるように
なり、制御できる温度範囲が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す垂直断面図である。
【図2】同実施例における制御系統を示す図である。
【図3】一実施例の動作を示すフローチャート図である
【符号の説明】
2        恒温室 4        断熱材 6        ドア 8        アルミニウムブロック10    
  ヒータ 12      電子冷却器 14      ファン 16      モータ 20      恒温室内の温度センサ22     
 恒温室外の温度センサ24      制御部
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  恒温室内にヒータ、クーラ、内部温度
    測定用温度センサ及び撹拌用ファンを設け、恒温室外に
    外部温度測定用温度センサを設け、この恒温室の温度を
    制御する制御部は、この恒温室の内部温度と設定温度と
    の温度差ΔT1に応じてヒータ電力を決定するとともに
    、外部温度から恒温室設定温度を引いた値ΔT2がある
    値ΔT20を超えたときに前記クーラの動作を開始させ
    、ΔT2がΔT20より小さい値ΔT21を下回ったと
    きに前記クーラの動作を停止させ、ΔT2がある値ΔT
    23を超えたときΔT2が大きくなるにつれて前記ファ
    ンのスピードを低下させるように制御するものである液
    体クロマトグラフのカラム恒温槽。
JP3157558A 1991-05-31 1991-05-31 液体クロマトグラフのカラム恒温槽 Expired - Fee Related JPH0827270B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045532A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社島津製作所 カラムオーブン及び液体クロマトグラフ
KR20150102684A (ko) 2014-02-28 2015-09-07 가부시키가이샤 벨샨 발의 건강 장구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045532A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社島津製作所 カラムオーブン及び液体クロマトグラフ
KR20150102684A (ko) 2014-02-28 2015-09-07 가부시키가이샤 벨샨 발의 건강 장구

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