JPH04355274A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH04355274A
JPH04355274A JP15520991A JP15520991A JPH04355274A JP H04355274 A JPH04355274 A JP H04355274A JP 15520991 A JP15520991 A JP 15520991A JP 15520991 A JP15520991 A JP 15520991A JP H04355274 A JPH04355274 A JP H04355274A
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JP
Japan
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input
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recording
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JP15520991A
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Inventor
Kentaro Odaka
健太郎 小高
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図7)作用(図1
及び図7) 実施例(図1〜図8) (1)全体構成(図1) (2)デイジタル信号DA1、DA2のフオーマツト(
図2〜図4) (3)入出力装置(図5〜図8) (3−1)記録モード (3−2)制御コードの選定 (3−3)再生モード (4)実施例の効果 (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録装置に関し、デ
イジタルオーデイオテープレコーダを例えばコンピユー
タの外部記憶装置として使用する場合に適用して好適な
ものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録装置においては
、磁気テープに順次斜めに記録トラツクを形成し、デイ
ジタルオーデイオ信号を記録再生し得るようになされた
もの(以下デイジタルオーデイオテープレコーダと呼ぶ
)がある。
【0004】この種のデイジタルオーデイオテープレコ
ーダにおいては、オーデイオ信号をデイジタル信号に変
換した後、所定周期でインターリーブ処理すると共に、
誤り検出訂正用符号を付加して記録するようになされ、
これによりドロツプアウト等の影響を有効に回避して高
品質のオーデイオ信号を高密度記録し得るようになされ
ている。
【0005】さらにこの種のデイジタルオーデイオテー
プレコーダにおいては、所定のインターフエース回路を
介して所定フオーマツト(IEC−458規格)のデイ
ジタルオーデイオ信号を入出力し得るようになされ、こ
れにより例えばコンパクトデイスクプレイヤから出力さ
れるデイジタルオーデイオ信号を直接記録して、アナロ
グデイジタル変換処理、デイジタルアナログ変換処理に
伴う音質劣化を有効に回避し得るようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のデイ
ジタルオーデイオテープレコーダをコンピユータ等の外
部記憶装置として流用することができれば、便利である
と考えられる。すなわち、オーデイオ装置に接続したデ
イジタルオーデイオテープレコーダの接続を切り換え、
必要に応じて外部記憶装置として使用することができれ
ば、当該デイジタルオーデイオテープレコーダの適用分
野を拡大し得、使い勝手を向上し得ると考えられる。
【0007】ところがこのように外部記憶装置として流
用する場合、誤つてオーデイオ装置側で再生する恐れが
あり、この場合スピーカの損傷等の事故が発生する恐れ
がある。
【0008】またこのように外部記憶装置として流用す
る場合、デイジタルオーデイオテープレコーダで誤り検
出訂正処理することにより、記録したデータを正しく再
生し得ないおそれもある。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、コンピユータ等の外部記憶装置として流用すること
ができる磁気記録装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、順次磁気テープ上に斜めに記
録トラツクTA、TBを形成し、誤り検出訂正結果に基
づいて再生データを補間処理し得るように、所定ビツト
長さのワードデータDXを繰り返してなるデイジタル信
号DA1を、所定のブロツク単位で誤り検出訂正符号を
付して記録トラツクTA、TBに記録する磁気記録装置
2、3において、順次入力する入力データD1をデイジ
タル信号DA1に変換する変換回路を有し、変換回路2
は、同一の入力データD1を、異なるブロツクに繰り返
し割り当てるように、入力データD1を繰り返すと共に
、入力データD1の上位に所定の制御データDCを付加
し、ワードデータDXを順次形成し、再生データDA2
の制御データDCに相当するビツトのデータが、補間処
理した際に補間処理しない場合の該データDCと異なる
値になるように、制御データDCを選定する。
【0011】これに加えて第2の発明において、変換回
路2は、デイジタル信号DA1の振幅が小さくなるよう
に、制御データDCを選定する。
【0012】
【作用】デイジタル信号DA1をブロツク単位で誤り検
出訂正符号を付して記録する際に、異なるブロツクに同
一の入力データD1を繰り返し割り当てるように、入力
データD1を繰り返すと共に、入力データD1の上位に
所定の制御データDCを付加してワードデータDXを順
次形成し、再生データDA2の制御データに相当するビ
ツトのデータが、補間処理した際に補間処理しない場合
の該データDCと異なる値になるように、制御データD
Cを選定すれば、再生時、補間処理されたデータD1を
検出することができる。従つて、正しく再生されたデー
タのみ選択的に出力し得、再生データの信頼性を向上す
ることができる。
【0013】さらにこれに加えて第2の発明において、
デイジタル信号DA1の振幅が小さくなるように、制御
データDCを選定すれば、誤つてオーデイオ装置で再生
した場合でも、スピーカの損傷等を回避することができ
る。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】(1)全体構成 図1において、1は全体としてコンピユータシステムを
示し、入出力装置2を介して、デイジタルオーデイオテ
ープレコーダ(DAT)3及びコンピユータ4間でデー
タを入出力し、これによりデイジタルオーデイオテープ
レコーダ3をコンピユータ4の外部記憶装置として使用
する。すなわちコンピユータ4は、バスBUSを介して
、入出力装置2との間で、所望のデータを入出力する。
【0016】入出力装置2は、コンピユータ4から入力
される入力データD1をIEC−458で規格化された
フオーマツトに従つてデイジタル信号DA1に変換し、
当該デイジタル信号DA1をデイジタルオーデイオテー
プレコーダ3に出力する。
【0017】デイジタルオーデイオテープレコーダ3は
、デイジタルオーデイオ信号に代えて当該デイジタル信
号DA1を入力することにより、当該デイジタル信号D
A1を順次記録し、これにより簡易にコンピユータ4の
データD1を記録し得るようになされている。
【0018】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ3においては、動作モードを再生モードに切り換える
ことにより、再生データをIEC−458の規格に従つ
てデイジタル信号DA2に変換した後順次出力する。
【0019】入出力装置2は、デイジタルオーデイオテ
ープレコーダ3が再生モードになると、当該デイジタル
オーデイオテープレコーダ3から出力されるデイジタル
信号DA2をIEC−458の規格に従つて元のデータ
D2に変換し、当該データD2をコンピユータ4に出力
する。
【0020】これによりコンピユータ4は、必要に応じ
てデイジタルオーデイオテープレコーダ3を接続して、
当該デイジタルオーデイオテープレコーダ3を外部記憶
装置として使用し得るようになされている。
【0021】(2)デイジタル信号DA1、DA2のフ
オーマツト ここで図2に示すように、IEC−458の規格におい
ては、0フレームから191 フレームのフレームデー
タが連続してデイジタル信号DA1、DA2を形成する
ようになされている(図2(A))。
【0022】フレームデータ(図2(B))は、連続す
る2チヤンネルのサブフレームデータで形成され、デイ
ジタルオーデイオテープレコーダ3においては、それぞ
れ各サブフレームデータを右及び左チヤンネルに割当て
、図3に示すフオーマツトで順次記録するようになされ
ている。
【0023】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ3においては、各記録トラツクを長手方向に2つの
記録領域に分割し、これにより1インターリーブ周期で
4つの記録領域を形成する。
【0024】この4つ記録領域に対して、デイジタルオ
ーデイオテープレコーダ3は、正のアジマス角の記録ト
ラツクTAについて、0フレームから191 フレーム
までで連続するフレームデータのうち、1チヤンネル偶
数番目のフレームデータを順次第1の記録領域に記録し
た後、続いて2チヤンネル奇数番目のフレームデータを
第2の記録領域に記録する。
【0025】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ3は、続く負のアジマス各の記録トラツクTBについ
て、2チヤンネル偶数番目のフレームデータを第1の記
録領域に記録した後、続いて1チヤンネル奇数番目のフ
レームデータを第2の記録領域に記録する。
【0026】さらにこのときデイジタルオーデイオテー
プレコーダ3においては、各記録トラツクTA、TB内
で、サブフレームデータをインターリーブ処理した後、
誤り検出訂正用符号を付して記録し、これにより再生デ
ータを各記録トラツク毎に誤り訂正処理し得るようにな
されている。
【0027】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ3においては、再生時、記録時とは逆に再生デー
タの配列を入れ換えた後、誤り訂正し得なかつた再生デ
ータを前後の再生データを基準にして補間処理すること
により、例えば対をなす一方の記録トラツクTA又はT
Bでドロツプアウトが発生した場合でも、異音の発生を
有効に回避し得るようになされている。
【0028】各サブフレームデータにおいては(図2(
C))、先頭4ビツトが同期用プリアンブル、続く4ビ
ツトが補助データの伝送に割当てられ、続く20ビツト
で所望の伝送データを伝送するようになされている。
【0029】従つてIEC−458規格のデイジタルオ
ーデイオ信号においては、当該伝送データDXにオーデ
イオデータを割り当て、デイジタルオーデイオテープレ
コーダ3においては、当該伝送データDXからオーデイ
オデータを抽出して記録信号に変換することにより、デ
イジタルオーデイオ信号を記録し得るようになされてい
る。
【0030】これに対して続く4ビツトは、始めの1ビ
ツトVがオーデイオデータの有効無効を表すバリデイテ
イフラグに割当てられ、通常デイジタルオーデイオテー
プレコーダ3においては、再生データを補間処理すると
、当該フラグを「1」に設定するようになされている。
【0031】これに対して続く1ビツトUは、ユーザビ
ツトのフラグに割当てられるようになされている。さら
に続く1ビツトCは、チヤンネルステータスのデータに
割当てられ、残り1ビツトPがパリテイビツトに割当て
られるようになされている。
【0032】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ3においては、0フレームから191 フレーム
までのフレームデータについて、順次ユーザビツトU及
びチヤンネルステータスCを検出することにより、伝送
データに関する情報を検出し得るようになされている。
【0033】すなわち図4に示すように、チヤンネルス
テータスCにおいては、0フレームから5フレームでコ
ントロールのデータを伝送し、例えばプリエンフアシス
処理した2チヤンネルのオーデイオデータを伝送する場
合、コントロールのデータを「00X100」に設定し
、コピー禁止のとき「X」を「0」に設定するようにな
されている。さらにチヤンネルステータスCにおいては
、続く6及び7フレームのフレームデータでモードを表
し、続く8フレームから15レームのフレームデータで
カテゴリコードを伝送するようになされている。
【0034】ここでデイジタルオーデイオテープレコー
ダ3においては、ユーザビツトU及びチヤンネルステー
タスC等のデータを、それぞれその内容に応じてサブコ
ード記録領域、サブデータ記録領域に割り当てて記録す
るようになされ、さらにサンプリング周波数等の情報に
ついては、その内容に応じて動作を切り換えるようにな
されている。
【0035】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ3においては、パリテイビツトPに基づいて、入力さ
れたデイジタル信号DA1のビツト誤りを検出し得るよ
うになされている。
【0036】(3)入出力装置 (3−1)記録モード 図5に示すように、入出力装置2は、プログラムメモリ
6に格納された処理プログラムを中央処理ユニツト(C
PU)8で順次実行することにより、入力データD1及
びデイジタル信号DA2をIEC−458の規格に従つ
て変換する。
【0037】このとき中央処理ユニツト8においては、
コントロールバスBUSを介して、コンピユータ4から
出力される制御データDCNを取り込み、当該制御デー
タDCNに基づいて入出力装置2全体の動作を切り換え
る。
【0038】すなわち入力データD1をデイジタルオー
デイオテープレコーダ3に記録する場合、中央処理ユニ
ツト8においては、デイジタルオーデイオテープレコー
ダ3が記録モードに設定された後、キーボードの操作に
応動してコンピユータ4から制御データDCNが出力さ
れると、当該入出力装置2の動作モードを記録モードに
切り換える。
【0039】この状態でコンピユータ4から入力データ
D1が入力されると、中央処理ユニツト8は、バツフア
メモリ10に制御信号を出力し、当該入力データD1を
バツフアメモリ10に蓄積する。
【0040】このとき中央処理ユニツト8は、所定の制
御コードDCを同期プリアンブル用データ、ユーザビツ
トU、チヤンネルステータスCのデータ等と共に予めバ
ツフアメモリ10に格納した後、当該データを入力デー
タD1と共に順次パラレルシリアル変換回路11に転送
する。
【0041】ここでパラレルシリアル変換回路11は、
バツフアメモリ10の出力データDP1をシリアルデー
タに変換した後、出力回路13を介して出力する。
【0042】これにより入出力装置2においては、入力
データD1を伝送データDXに割り当ててデイジタル信
号DA1に変換した後、当該デイジタル信号DA1をデ
イジタルオーデイオテープレコーダ3に出力する。
【0043】このとき中央処理ユニツト8は、チヤンネ
ルステータスCについて、コントロールのデータを「0
1100」(すなわちプリエンフアシス処理した2チヤ
ンネルのオーデイオデータを伝送する場合と同一でなる
)に設定する。
【0044】さらに中央処理ユニツト8は、モードのデ
ータを「00」に設定すると共に、残りのチヤンネルス
テータスCのデータを所定の値に設定する。さらに中央
処理ユニツト8は、バリデイテイフラグVのデータとし
て「0」のデータを格納する。これにより入出力装置2
においては、入力データD1をデイジタルオーデイオ信
号と同一の形式で記録するようになされている。
【0045】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダにおいては、チヤンネルステータスCの0フレーム
が「1」のとき、デイジタルオーデイオ信号以外のデイ
ジタル信号と判断して、記録を停止するようになされて
いる。
【0046】さらにデイジタルオーデイオ信号の場合で
も、続く1フレームが「0」のとき、記録を停止するよ
うになされている。
【0047】従つてこの実施例のように、デイジタルオ
ーデイオ信号と同一形式のカテゴリコードを付してコン
ピユータ4の入力データD1をデイジタル信号DA1に
変換することにより、当該入力データD1を簡易に記録
することができる。
【0048】さらにこのとき入出力装置2においては、
コントロールのデータをプリエンフアシス処理した2チ
ヤンネルのオーデイオデータの場合と同一の「0110
0」に設定することにより、デイジタルオーデイオテー
プレコーダ3におけるプリエンフアシス処理及びデエン
フアシス処理を省略し得、その分確実に入力データD1
を記録再生することができる。
【0049】さらに中央処理ユニツト8は、伝送データ
DXの上位4ビツトのデータ(以下上位データと呼ぶ)
及び補助データとして「0000」のデータを格納する
。さらに中央処理ユニツト8は、制御コードDCとして
「00000011」、「11111100」、「11
111101」及び「11111111」(すなわち1
6進数で表してそれぞれ「03」、「FC」、「FD」
及び「FF」でなる)の4種類のデータを格納する。
【0050】これにより図6に示すように、中央処理ユ
ニツト8は、8ビツトの入力データD1の上位に、4ビ
ツト「0000」の上位データ、制御コードDCを付し
て、伝送データDXを形成する。
【0051】ここでデイジタルオーデイオ信号のオーデ
イオデータにおいては、上位データに相当する部分が無
視され、2の補数で表現された残り部分のデータでオー
デイオ信号の振幅を表現するようになされている。
【0052】従つてデイジタル信号DA1においては、
制御コードDCを上記4種類に設定することにより、誤
つてオーデイオ装置側で再生した場合でも、再生信号の
振幅を小さくし得、その分スピーカの破損等を有効に回
避し得るようになされている。
【0053】さらに中央処理ユニツト8は、バツフアメ
モリ10からデータを転送する際、所定順序で同一デー
タを繰り返し読み出すようになされ、これにより同一の
入力データD1を磁気テープ上に二重書きするようにな
されている。
【0054】すなわち図7及び図8に示すように中央処
理ユニツト8は、当該入出力装置2を記録モードに立ち
上げた後、出力データD1が入力されるまでの期間の間
、制御コードDCとして「00」を選択し、当該制御コ
ードDCに「00」のデータを付加して伝送データDX
を形成する。これにより入出力装置2は、記録開始時、
下位16ビツトが「0000」の伝送データDXを繰り
返し記録し、再生時、簡易にデータの先頭を検出し得る
ようになされている。
【0055】さらにこのとき中央処理ユニツト8は、当
該伝送データDXを偶数回繰り返すようになされ、これ
により同一内容の伝送データを異なる記録トラツクに重
複して記録するようになされている。これに対して中央
処理ユニツト8は、続いて入力データD1の変換を開始
し、このとき制御コードDCとして順次「FF」、「F
F」、「03」、「03」のデータを繰り返す。
【0056】さらに中央処理ユニツト8は、連続するフ
レームデータについて同一の入力データD1を2回繰り
返してバツフアメモリ10から読み出し、これにより奇
数及び偶数番目のフレームデータに同一内容の入力デー
タD1(「XX」、「YY」)を繰り返し割り当てる。
【0057】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ3においては、記録開始の先頭部分と同様に、同
一内容の入力データD1を異なる記録トラツクTA、T
Bに2重に割り当てて記録するようになされている(図
7(A)及び(B))。
【0058】かくしてデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ3においては、このように同一内容のデータを異な
る記録トラツクに重複して記録すれば、再生時、各記録
トラツクTA、TB毎にデインターリーブ処理、誤り検
出訂正処理することにより、一方の記録トラツクで正し
いデータを再生し得ない場合でも、残りの記録トラツク
から正しいデータを再生し得、その分再生データの信頼
性を向上することができる。
【0059】さらにこのとき入出力装置2においては、
順次「FF」、「FF」、「03」、「03」のデータ
を選択して制御コードに割り当てたことにより、再生時
、制御コードDCとして「FF」のデータが得られれば
、当該制御コードDCの付された伝送データDXが、1
周期の期間を隔てて、続いて再生される制御コード「0
3」を付した伝送データDXと対となすデータと判断す
ることができる。従つて入出力装置2においては、再生
時、当該制御コードDCを基準にして正しく再生された
伝送データを選択し得、当該伝送データを元のフオーマ
ツトに変換して出力することにより、再生データの信頼
性を向上することができる。
【0060】さらに中央処理ユニツト8は、入力データ
D1を伝送データに変換する際、必要に応じて「00」
のデータを入力データD1間に介挿し、これにより入力
データD1とデイジタル信号DA1の伝送レートの違い
を補正する。これに対して、コンピユータ4からレコー
ドマーク(記号RMで表す)が入力されると、中央処理
ユニツト8は、制御コードDCとして「FC」、「FD
」を選択し、当該制御コードDCに「00」のデータを
付加して伝送データDXを生成する。
【0061】これにより中央処理ユニツト8は、再生時
、制御コードDCに基づいてレコードマークを検出し得
るようになされている。
【0062】これに対して続く入力データD1について
、中央処理ユニツト8は、同様に「FF」、「FF」、
「03」、「03」の制御コードを選択して入力データ
D1を伝送データDXに変換する。
【0063】これに対して、入力データD1が終了して
フアイルマーク(記号FMで表す)が入力されると、中
央処理ユニツト8は、制御コードDCとして「FC」、
「FD」を選択し、当該制御コードDCに「01」のデ
ータを付加して伝送データDXを生成する。
【0064】さらに続いて所定期間、中央処理ユニツト
8は、「0000」の伝送データDXを出力した後、入
出力装置2全体の動作を停止制御する。
【0065】(3−2)制御コードの選定ここで入出力
装置2において、制御コードDCは、当該制御コードD
Cを基準にして補間処理された再生データを検出し得る
ように選定されている。
【0066】すなわちこの種のデイジタルオーデイオテ
ープレコーダ3においては、誤り検出訂正結果に基づい
て、前置ホールドの手法又は前後のデータによる平均値
補間の手法を用いて、再生データを補間処理するように
なされている。
【0067】この場合、前置ホールドにおいては、連続
する伝送データについて順次異なる制御コードDCを割
り当てることにより、再生データの制御コードを検出し
て、補完処理した再生データを検出することができる。
【0068】これに対して平均値補間においては、前後
の伝送データについて平均値を得ることにより、制御コ
ードに相当する部分のデータが、本来の制御コードと異
なる値になるように選定すれば、補間処理した再生デー
タを検出することができる。
【0069】すなわち、順次連続する伝送データについ
て、その制御コードをDK 、DL 、DM で表して
、次式
【数1】
【数2】
【数3】 の関係式が成立するように制御コードDCを選定すれば
、補間処理した再生データを検出することができる。
【0070】なお、ここで式中の(0,+1)は、0が
桁上げの無い場合を、+1が桁上げにより制御コードD
Cの値が値1増加した場合を表す。
【0071】さらにこのとき、当該制御コードDCの値
を値0近傍に設定すれば、伝送データDXの自体の値を
小さくし得、デイジタル信号に変換した際の振幅値を小
さくし得る。すなわち、所定値kに対して、次式
【数4
】 の関係式を満足する範囲で制御コードを選定すれば、ス
ピーカの破損等を防止することができる。
【0072】この関係式を満足するため、この実施例に
おいては、実際の入力データD1に割り当てる制御コー
ドを4種類選定する。この4種類の制御コードをC1 
、C2 、C3 、C4 とおけば、(1)式に対応し
て、次式
【数5】
【数6】
【数7】
【数8】
【数9】
【数10】 の関係式を得ることができ、当該関係式を満足するよう
に制御コードC1 、C2 、C3 、C4 を選定す
れば、補間処理された再生データを検出し得ることが分
かる。
【0073】ここで、制御コードC1 を基準にして整
数値a、b、cを用いて制御コードC2 、C3 、C
4 を、次式
【数11】
【数12】
【数13】 のように表すと、(5)〜(10)式は、次式
【数14
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】 のように表し得る。
【0074】ここで、次式
【数20】 とおくと、(14)〜(19)式は、次式
【数21】
【数22】
【数23】
【数24】
【数25】
【数26】 と変形できる。
【0075】これにより当該実施例においては、次式

数27】
【数28】 の関係式を満足するように、b、cの値を選定すればよ
いことが分かる。これにより、(27)及び(28)式
を満足する範囲で、かつ振幅が大きくならないように、
bの値を、次式
【数29】 とおくと、(22)〜(26)式は、次式
【数30】
【数31】
【数32】
【数33】
【数34】 と変形できる。
【0076】これにより当該実施例においては、次式

数35】 の関係式を満足するように、cの値を選定すればよいこ
とが分かる。これにより、(27)及び(28)式を満
足する範囲で、かつ振幅が大きくならないように、cの
値を、次式
【数36】 と選定する。
【0077】これにより(20)、(29)、(36)
式を(11)〜(13)式に代入して、次式
【数37】
【数38】
【数39】 の関係式を得ることができる。
【0078】ここで(4)式の条件を満足し、かつ制御
コードC1 、C2 、C3 、C4 の値が値0を中
心にして変化するように、制御コードC1 を次式
【数
40】 とおくと、(37)〜(39)に代入して、次式
【数4
1】
【数42】
【数43】 を得ることができる。
【0079】これにより入出力装置2においては、制御
コードC1 、C3 をレコードマーク及びフレームマ
ークの制御コードに割当て、制御コードC2 、C4 
を実際の入力データD1の制御コードに割り当てる。
【0080】さらにこのとき入出力装置2においては、
制御コードC1 、C2 を偶数番目のフレームデータ
に、制御コードC3 、C4 を奇数番目のフレームデ
ータに割り当てる。これにより図8について上述したよ
うな順序で順次伝送データDXを形成すことができ、こ
れにより連続するフレームデータについて、次式
【数4
4】 の関係式を得ることができる。
【0081】このとき前置ホールドにより、例えばデー
タ列L2nの再生データでデータ列L2n+1の再生デ
ータが補間処理された場合、補間処理された制御コード
(「FF」でなる)が本来の制御コード「03」と異な
ることにより、入出力装置2においては、補間処理され
た再生データであると判断することができる。
【0082】同様に連続するフレームデータについて、
次式
【数45】 の関係式を得ることができ、例えば平均値補間によりデ
ータ列L2n+1の再生データが、前後のデータ列L2
n及びL2n+2で補間処理された場合、本来の制御コ
ード「03」と異なることにより、補間処理された再生
データであると判断することができる。
【0083】これにより入出力装置2は、補間処理され
た再生データを確実に検出し得るようになされている。
【0084】(3−3)再生モード これに対して再生モードにおいて、中央処理ユニツト8
は、制御信号を出力して入力回路16及びシリアルパラ
レル変換回路18の動作を立ち上げる。これにより入出
力装置2は、デイジタルオーデイオテープレコーダ3か
ら出力されるIEC−458規格のデイジタル信号DA
2をシリアルパラレル変換回路18で8ビツト単位のパ
ラレルデータに変換した後、順次バツフアメモリ10に
格納する。
【0085】このとき中央処理ユニツト8は、各伝送デ
ータDXの制御コードDCを検出し、実際のデータの先
頭部分及び終了部分を検出する。さらに中央処理ユニツ
ト8は、制御コードDCに基づいて、二重記録した対の
データを検出する。これにより中央処理ユニツト8は、
対をなす一方の伝送データDXから下位8ビツトのデー
タD2を抽出し、当該データD2をコンピユータ4に出
力する。
【0086】かくして制御コードを(1)式の関係に従
つて選択したことにより、当該制御コードDC以外の値
が得られた場合、入出力装置2においては、本来のデー
タでないと簡易に判断し得、その分簡易な構成で再生デ
ータの信頼性を向上することができる。
【0087】すなわち中央処理ユニツト8は、各サブフ
レーム毎に制御コードDCを検出し、当該制御コードD
Cの値C2n+1が1フレーム前の制御コードDCの値
C2(n−1)+1に対して、次式
【数46】 の関係が成立するか否か判断する。
【0088】ここで(46)式の関係が成立すると、中
央処理ユニツト8は、当該制御コードDCの再生データ
は補間処理された再生データと判断し、当該再生データ
と対をなす残りの再生データを選択する。
【0089】すなわち入出力装置においては、連続する
フレーム間で制御コードが一致しないように割り当てた
ことにより、(46)式の関係が成立するとき、前置補
間された再生データと判断することができる。
【0090】この場合バリデイテイフラグに基づいて補
間処理を検出する方法も考えられるが、全てのデイジタ
ルオーデイオテープレコーダにおいて、補間処理した際
に必ずバリデイテイフラグが立てられているか否か、必
ずしも保証し得ない。
【0091】従つて、この実施例のように制御コードを
選定すれば、前置補間処理された再生データを確実に検
出し得、その分再生データの信頼性を向上することがで
きる。
【0092】さらに中央処理ユニツト8は、同時に制御
コードDCの値C2n+1が1フレーム前の制御コード
DCの値C2(n−1)+1、1フレーム後の制御コー
ドDCの値C2(n+1)+1、に対して、次式
【数47】 の関係が成立するか否か判断する。ここで(47)式の
関係が成立すると、中央処理ユニツト8は、当該制御コ
ードDCの再生データが、平均値補間の手法を用いて補
間処理された再生データと判断し、当該再生データと対
をなす残りの再生データを選択する。
【0093】すなわち連続するフレーム間で(1)式の
関係を満足するように制御コードを設定したことにより
、(46)式の関係が成立するとき、平均値補間された
再生データと判断することができる。
【0094】これにより当該実施例においては、平均値
補間処理された場合でも、補間処理された再生データを
確実に検出し得、その分当該再生データの信頼性を向上
することができる。
【0095】かくして補間処理されたサブフレームデー
タについては、対をなす残りのサブフレームデータから
データD2を出力すことにより、制御コードDCを基準
にして正しい再生データD2を選択的に出力することが
でき、かくしてデイジタルオーデイオテープレコーダ3
をコンピユータ4の外部記憶装置として適用して適用分
野を向上することができる。
【0096】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、入力データの上位に所定の制御デ
ータを付してフレームデータを形成するにつき、入力デ
ータを二重記録すると共に、補間処理すると値が変化す
るように制御コードを選定することにより、再生時、補
間処理されたデータを検出して正しい再生データを選択
的に出力し得、その分再生データの信頼性を向上するこ
とができる。さらにこのとき、制御コードの値をデイジ
タル信号の振幅が小さくなるように選定したことにより
、誤つてオーデイオ装置側で再生した場合でも、再生信
号の振幅を小さくすることができ、その分スピーカの破
損等を有効に回避することができる。
【0097】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、4種類の制御コードを選
択的に使用する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、必要に応じて種々の制御コードを設定し、選択
的に用いるようにしてもよい。
【0098】さらに上述の実施例においては、同一デー
タを二重記録する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、多重記録する場合に広く適用することができ
る。
【0099】さらに上述の実施例においては、コントロ
ールのデータを「01100」に設定する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、種々の値に設定した
オーデイオデータに代えて記録する場合に広く適用する
ことができる。
【0100】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、順次入力
する入力データの上位に所定の制御データを付して当該
入力データをデイジタル信号に変換して記録する際、当
該入力データを多重記録するように、かつ補間処理され
た場合値が変化するように制御データを選定して記録す
ることにより、補間処理された再生データを確実に検出
することができる。従つて当該検出結果に基づいて、再
生データを選択的に出力し得、その分当該再生データの
信頼性を向上することができる。さらにこのとき、デイ
ジタル信号の振幅が小さくなるように制御データを選択
することにより、誤つてオーデイオ装置側で再生した場
合でも、スピーカの損傷等の事故を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンピユータシステム
を示すブロツク図である。
【図2】そのデイジタル信号の説明に供する略線図であ
る。
【図3】記録フオーマツトを示す略線図である。
【図4】チヤンネルステータスの説明に供する図表であ
る。
【図5】入出力装置を示すブロツク図である。
【図6】伝送データを示す略線図である。
【図7】入力データとデイジタル信号との関係を示す略
線図である。
【図8】データ変換の説明に供する図表である。
【符号の説明】
1……コンピユータシステム、2……入出力装置、3…
…デイジタルオーデイオテープレコーダ、4……コンピ
ユータ、8……中央処理ユニツト、10……バツフアメ
モリ、11……パラレルシリアル変換回路、18……シ
リアルパラレル変換回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ上に順次斜めに記録トラツクを
    形成し、誤り検出訂正結果に基づいて再生データを補間
    処理し得るように、所定ビツト長さのワードデータを繰
    り返してなるデイジタル信号を、所定のブロツク単位で
    誤り検出訂正符号を付して上記記録トラツクに記録する
    磁気記録装置において、順次入力する入力データを上記
    デイジタル信号に変換する変換回路を有し、上記変換回
    路は、同一の上記入力データを、異なる上記ブロツクに
    繰り返し割り当てるように、上記入力データを繰り返す
    と共に、上記入力データの上位に所定の制御データを付
    加して上記ワードデータを順次形成し、上記再生データ
    の上記制御データに相当するビツトのデータが、上記補
    間処理した際に補間処理しない場合の該データと異なる
    値になるように、上記制御データを選定したことを特徴
    とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】上記変換回路は、上記デイジタル信号の振
    幅が小さくなるように、上記制御データを選定したこと
    を特徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
JP15520991A 1991-05-31 1991-05-31 磁気記録装置 Pending JPH04355274A (ja)

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