JPH04354308A - トランス - Google Patents
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- JPH04354308A JPH04354308A JP12967391A JP12967391A JPH04354308A JP H04354308 A JPH04354308 A JP H04354308A JP 12967391 A JP12967391 A JP 12967391A JP 12967391 A JP12967391 A JP 12967391A JP H04354308 A JPH04354308 A JP H04354308A
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Waveguides (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数百MHzから数十GH
zの高周波信号を処理するために用いられるマイクロ波
集積回路において、インピーダンス変換を行ったりグラ
ウンド回路の分離を行うために用いられるトランスに関
するものである。
zの高周波信号を処理するために用いられるマイクロ波
集積回路において、インピーダンス変換を行ったりグラ
ウンド回路の分離を行うために用いられるトランスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】情報ネットワークシステムの急速な展開
が図られる中で、衛星通信システムの需要も急増し、周
波数帯も高周波化されつつある。高周波用電界効果トラ
ンジスタとしてはGaAs等の化合物半導体を用いたシ
ョットキバリア型電界効果トランジスタ(MESFET
)が実用化されており、さらに最近ではシステムの小型
化、低価格化、高性能化のために高周波信号を低周波に
変換するダウンコンバータ初段増幅部の集積化(MMI
C化:Monolothic Microwave
Integrated Circuit)が進めら
れている。従来、個別素子を多数使用して構成されてい
た通信装置等が最近になって前述のようなMMIC化が
進めれている理由は、集積化することによって部品点数
を少なくすることができ実装コストの低減が可能で、ま
た接続点数の低減によって信頼性が向上するからである
。また個別素子を多数使用して構成する場合と比べ、量
産効果による低コスト化が容易だからである。
が図られる中で、衛星通信システムの需要も急増し、周
波数帯も高周波化されつつある。高周波用電界効果トラ
ンジスタとしてはGaAs等の化合物半導体を用いたシ
ョットキバリア型電界効果トランジスタ(MESFET
)が実用化されており、さらに最近ではシステムの小型
化、低価格化、高性能化のために高周波信号を低周波に
変換するダウンコンバータ初段増幅部の集積化(MMI
C化:Monolothic Microwave
Integrated Circuit)が進めら
れている。従来、個別素子を多数使用して構成されてい
た通信装置等が最近になって前述のようなMMIC化が
進めれている理由は、集積化することによって部品点数
を少なくすることができ実装コストの低減が可能で、ま
た接続点数の低減によって信頼性が向上するからである
。また個別素子を多数使用して構成する場合と比べ、量
産効果による低コスト化が容易だからである。
【0003】ところで、インピーダンス変換を行ったり
グラウンド回路の分離を行うためのトランスもMMIC
化が望まれているが、トランスに適したインダクタ素子
が存在しないため、従来のMMICではアクティブ素子
を用いてトランスの機能を実現していた。すなわち、イ
ンダクタ素子として、分布定数線路素子を用いたものや
、スパイラルインダクタが考えられるが、それぞれ次の
ような問題がある。分布定数線路素子を用いたものは、
占有面積が大きくなりがちであり、これは低い周波数帯
のMMICにおいてより顕著になる。MMICではその
チップサイズが大きくなると歩留りが低下し、また相対
的に1枚の半導体基板からとれるチップ数が少なくなる
ために1チップあたりのコストが高くなってしまう。ま
た、幅2μm〜20μm程度の線路を渦巻状に形成する
ことによってなるスパイラルインダクタは、その構成上
トランスを構成することができない。したがって、アク
ティブ素子を用いてトランスの機能を実現せざるを得な
かった。
グラウンド回路の分離を行うためのトランスもMMIC
化が望まれているが、トランスに適したインダクタ素子
が存在しないため、従来のMMICではアクティブ素子
を用いてトランスの機能を実現していた。すなわち、イ
ンダクタ素子として、分布定数線路素子を用いたものや
、スパイラルインダクタが考えられるが、それぞれ次の
ような問題がある。分布定数線路素子を用いたものは、
占有面積が大きくなりがちであり、これは低い周波数帯
のMMICにおいてより顕著になる。MMICではその
チップサイズが大きくなると歩留りが低下し、また相対
的に1枚の半導体基板からとれるチップ数が少なくなる
ために1チップあたりのコストが高くなってしまう。ま
た、幅2μm〜20μm程度の線路を渦巻状に形成する
ことによってなるスパイラルインダクタは、その構成上
トランスを構成することができない。したがって、アク
ティブ素子を用いてトランスの機能を実現せざるを得な
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このア
クティブ素子を用いた疑似トランスはMMICの小型化
には寄与するものの、消費電力の増加を招き、必ずしも
望ましい方法ではない。本発明の課題は、従来MMIC
では使用することのできなかった受動トランスを実現す
ることにある。
クティブ素子を用いた疑似トランスはMMICの小型化
には寄与するものの、消費電力の増加を招き、必ずしも
望ましい方法ではない。本発明の課題は、従来MMIC
では使用することのできなかった受動トランスを実現す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のトランスは、こ
のような課題を解決するために為されたものであり、基
板上の所望の仮想線とそれぞれが交差するようにその基
板上に形成された複数の第1層配線と、これらの第1層
配線が形成されている基板表面を覆う絶縁膜と、この絶
縁膜上において前記仮想線とそれぞれが交差し、その両
端がそれぞれ別の第1層配線とコンタクトホールを介し
て接続する複数の第2層配線とを有し、第1層配線、コ
ンタクトホールおよび第2層配線によって、仮想線に沿
った立体的な螺旋構造をもつインダクタ素子を形成し、
このインダクタ素子の両端を1次側の電極とし、このイ
ンダクタ素子の片端および所望の中間点を2次側の電極
としたものである。また、第2層配線の両端をn個おき
に第1層配線と接続することによりn重の螺旋構造(n
個のインダクタ素子)を作り、インダクタ素子の中のひ
とつのインダクタ素子の両端を1次側の電極とし、別の
インダクタ素子の両端を2次側の電極としたものである
。
のような課題を解決するために為されたものであり、基
板上の所望の仮想線とそれぞれが交差するようにその基
板上に形成された複数の第1層配線と、これらの第1層
配線が形成されている基板表面を覆う絶縁膜と、この絶
縁膜上において前記仮想線とそれぞれが交差し、その両
端がそれぞれ別の第1層配線とコンタクトホールを介し
て接続する複数の第2層配線とを有し、第1層配線、コ
ンタクトホールおよび第2層配線によって、仮想線に沿
った立体的な螺旋構造をもつインダクタ素子を形成し、
このインダクタ素子の両端を1次側の電極とし、このイ
ンダクタ素子の片端および所望の中間点を2次側の電極
としたものである。また、第2層配線の両端をn個おき
に第1層配線と接続することによりn重の螺旋構造(n
個のインダクタ素子)を作り、インダクタ素子の中のひ
とつのインダクタ素子の両端を1次側の電極とし、別の
インダクタ素子の両端を2次側の電極としたものである
。
【0006】
【作用】半導体基板上に立体的なインダクタ素子(コイ
ル)が形成されるので、個別部品としてのトランスと全
く同様の原理でトランスを構成することができる。
ル)が形成されるので、個別部品としてのトランスと全
く同様の原理でトランスを構成することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図、図2
は同じく平面図、図3は同じく鳥観図である。半絶縁性
半導体基板1上に、幅が例えば2μmで長さが50μm
の複数の短冊状の第1層配線2を所望の仮想線6に沿っ
てそれぞれが仮想線6と交差するように配列する。第1
層配線2にはTi/ Au等の金属が使用されており、
その厚さは0.5μm〜1μmである。
は同じく平面図、図3は同じく鳥観図である。半絶縁性
半導体基板1上に、幅が例えば2μmで長さが50μm
の複数の短冊状の第1層配線2を所望の仮想線6に沿っ
てそれぞれが仮想線6と交差するように配列する。第1
層配線2にはTi/ Au等の金属が使用されており、
その厚さは0.5μm〜1μmである。
【0008】その後、Si3 N4 やSiONなどで
層間絶縁膜3を通常数千オングストロームの厚さで形成
する。ついで、コンタクトホール5の部分の層間絶縁膜
3をエッチングにより除去し貫通孔をあける。
層間絶縁膜3を通常数千オングストロームの厚さで形成
する。ついで、コンタクトホール5の部分の層間絶縁膜
3をエッチングにより除去し貫通孔をあける。
【0009】次にフォトレジストを露光および現像が可
能な限り厚く塗布する。フォトレジストの種類や塗布条
件を選べば20μm程度の厚さに塗布することも可能で
ある。そして、コンタクトホール5の部分を露光・現像
によってフォトレジストを除去し、後に形成される第2
層配線4が第1層配線2と電気的に接続できるようにす
る。このパターンニング終了後に通常よりやや高い温度
すなわち140℃程度でベーキングすることによってフ
ォトレジスト上端部の形状に丸みをもたせる。これは、
第2層配線4の導体を形成する際のつきまわりを良好に
するためである。ついで、蒸着あるいはスパッタリング
によってTi/ Au等の金属を形成し、さらにメッキ
によってAuをその上に積む。これが第2層配線4とな
る。第2層配線4の厚さは通常2μm〜3μmである。 このようにして第2層配線4を形成した後、上記フォト
レジストを除去することによって、第1層配線2と第2
層配線4との間に中空のエアブリッジが形成される。た
だし、層間絶縁膜3は第1層配線2上に残ったままとな
っている。
能な限り厚く塗布する。フォトレジストの種類や塗布条
件を選べば20μm程度の厚さに塗布することも可能で
ある。そして、コンタクトホール5の部分を露光・現像
によってフォトレジストを除去し、後に形成される第2
層配線4が第1層配線2と電気的に接続できるようにす
る。このパターンニング終了後に通常よりやや高い温度
すなわち140℃程度でベーキングすることによってフ
ォトレジスト上端部の形状に丸みをもたせる。これは、
第2層配線4の導体を形成する際のつきまわりを良好に
するためである。ついで、蒸着あるいはスパッタリング
によってTi/ Au等の金属を形成し、さらにメッキ
によってAuをその上に積む。これが第2層配線4とな
る。第2層配線4の厚さは通常2μm〜3μmである。 このようにして第2層配線4を形成した後、上記フォト
レジストを除去することによって、第1層配線2と第2
層配線4との間に中空のエアブリッジが形成される。た
だし、層間絶縁膜3は第1層配線2上に残ったままとな
っている。
【0010】以上の工程を経て、第1層配線2と第2層
配線4とコンタクトホール5による螺旋構造のインダク
タ素子が完成する。
配線4とコンタクトホール5による螺旋構造のインダク
タ素子が完成する。
【0011】なお、最終工程のエアブリッジ技術を適用
しなくてもインダクタ素子を作ることはできる。例えば
、層間絶縁膜3を厚めに形成し、その上に直接第2層配
線4を形成してもよい。しかし、エアブリッジ技術を適
用することによって次の2点において有利となる。イン
ダクタンス値は断面積が大きい程大きく同じインダクタ
ンス値を得るために必要なインダクタ素子の占める面積
は小さくてすむ。そのため、エアブリッジ構造によって
断面積を大きくすれば、MMICの小型化を図ることが
できる。また、第1層配線2と第2層配線4の間隔を大
きくし且つ絶縁物であるフォトレジストをとり除くこと
によって、分布容量が小さくなり自己共振周波数、即ち
この素子がインダクタ素子として使用できる最大限界周
波数がより大きくなる。
しなくてもインダクタ素子を作ることはできる。例えば
、層間絶縁膜3を厚めに形成し、その上に直接第2層配
線4を形成してもよい。しかし、エアブリッジ技術を適
用することによって次の2点において有利となる。イン
ダクタンス値は断面積が大きい程大きく同じインダクタ
ンス値を得るために必要なインダクタ素子の占める面積
は小さくてすむ。そのため、エアブリッジ構造によって
断面積を大きくすれば、MMICの小型化を図ることが
できる。また、第1層配線2と第2層配線4の間隔を大
きくし且つ絶縁物であるフォトレジストをとり除くこと
によって、分布容量が小さくなり自己共振周波数、即ち
この素子がインダクタ素子として使用できる最大限界周
波数がより大きくなる。
【0012】このようにして作製されたインダクタ素子
は、立体的であり通常のコイルと同等に扱うことができ
る。したがって、インダクタ素子の両端におよび所望の
中間点から端子7、9および8を引き出せば、端子7、
9を1次側の電極、端子8、9を2次側の電極とするト
ランスとなる。
は、立体的であり通常のコイルと同等に扱うことができ
る。したがって、インダクタ素子の両端におよび所望の
中間点から端子7、9および8を引き出せば、端子7、
9を1次側の電極、端子8、9を2次側の電極とするト
ランスとなる。
【0013】図4〜図6は、本発明の第2の実施例を示
すものであり、図4は断面図、図5は平面図、図6は鳥
観図である。上述した第1の実施例との相違点は、螺旋
構造の中に帯状の磁性体20が設けられている点である
。
すものであり、図4は断面図、図5は平面図、図6は鳥
観図である。上述した第1の実施例との相違点は、螺旋
構造の中に帯状の磁性体20が設けられている点である
。
【0014】第1層配線2および層間絶縁膜3の形成ま
では、第1実施例と同様である。その後、層間絶縁膜3
上に、Fe、Ni、Co、フェライトなどの磁性体材料
をスパッタリング等によって堆積した後、図示のように
磁芯となるように帯状に形成する。その後の工程は基本
的には第1実施例と同様である。磁性体(磁芯)20が
ない第1実施例に比べて同一寸法であれば大きなインダ
クタンスを得ることができる。換言すれば、寸法的に一
層有利となる。
では、第1実施例と同様である。その後、層間絶縁膜3
上に、Fe、Ni、Co、フェライトなどの磁性体材料
をスパッタリング等によって堆積した後、図示のように
磁芯となるように帯状に形成する。その後の工程は基本
的には第1実施例と同様である。磁性体(磁芯)20が
ない第1実施例に比べて同一寸法であれば大きなインダ
クタンスを得ることができる。換言すれば、寸法的に一
層有利となる。
【0015】図7はさらに別の実施例を示すものである
。この実施例では、各第2層配線4の両端が一つおきに
第1層配線2と接続されている。これによって、同軸上
に2組のインダクタ素子が同軸上に重なりあって形成さ
れる。そして、一方のインダクタ素子の両端(端子70
、71)を1次側の電極とし、別のインダクタ素子の両
端(端子72、73)を2次側の電極とすることにより
、トランスを構成することができる。同様にして、第2
層配線4が飛び越す第1層配線2の数を多くしてゆけば
、3組以上のインダクタ素子を同軸上に重ね合わせるこ
とができる。
。この実施例では、各第2層配線4の両端が一つおきに
第1層配線2と接続されている。これによって、同軸上
に2組のインダクタ素子が同軸上に重なりあって形成さ
れる。そして、一方のインダクタ素子の両端(端子70
、71)を1次側の電極とし、別のインダクタ素子の両
端(端子72、73)を2次側の電極とすることにより
、トランスを構成することができる。同様にして、第2
層配線4が飛び越す第1層配線2の数を多くしてゆけば
、3組以上のインダクタ素子を同軸上に重ね合わせるこ
とができる。
【0016】また、本発明のトランスは、伝送線路型ト
ランス(transmission−line tr
nasformer)であり、原理的に広帯域である。 したがって、図8に示すように、たとえば3重螺旋構造
のインダクタ素子を配線81〜84で結線すると、1:
9のインピーダンス変換器が実現できる。
ランス(transmission−line tr
nasformer)であり、原理的に広帯域である。 したがって、図8に示すように、たとえば3重螺旋構造
のインダクタ素子を配線81〜84で結線すると、1:
9のインピーダンス変換器が実現できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来MMICでは実現できなかった受動トランスを集積化
することができる。
来MMICでは実現できなかった受動トランスを集積化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトランスの断面図であ
る。
る。
【図2】その平面図である。
【図3】その鳥観図である。
【図4】本発明の第2実施例であるトランスの断面図で
ある。
ある。
【図5】その平面図である。
【図6】その鳥観図である。
【図7】本発明の第3実施例であるトランスの略平面図
である。
である。
【図8】本発明の第4実施例であり、インピーダンス変
換器となるように結線されたトランスの略平面図である
。
換器となるように結線されたトランスの略平面図である
。
1…半絶縁性半導体基板
2…第1層配線
3…層間絶縁膜
4…第2層配線
5…コンタクトホール
6…仮想線
Claims (6)
- 【請求項1】 基板上の所望の仮想線とそれぞれが交
差するようにその基板上に形成された複数の第1層配線
と、これらの第1層配線が形成されている基板表面を覆
う絶縁膜と、この絶縁膜上において前記仮想線とそれぞ
れが交差し、その両端がそれぞれ別の第1層配線とコン
タクトホールを介して接続する複数の第2層配線と、を
有し、前記第1層配線、前記コンタクトホールおよび前
記第2層配線によって、前記仮想線に沿った螺旋構造を
もつインダクタ素子が形成され、このインダクタ素子の
両端を1次側の電極とし、このインダクタ素子の片端お
よび所望の中間点を2次側の電極とすることを特徴とす
るトランス。 - 【請求項2】 第2層配線がエアーブリッジ構造とな
っていることを特徴とする請求項1に記載のトランス。 - 【請求項3】 仮想線に沿って絶縁膜と第2層配線と
の間に帯状の磁性体を設けたことを特徴とする請求項1
に記載のトランス。 - 【請求項4】 基板上の所望の仮想線とそれぞれが交
差するようにその基板上に形成された複数の第1層配線
と、これらの第1層配線が形成されている基板表面を覆
う絶縁膜と、この絶縁膜上において前記仮想線とそれぞ
れが交差し、その両端がそれぞれ別の第1層配線とコン
タクトホールを介して接続する複数の第2層配線と、を
有し、各第2層配線はその一端が接続された第1層配線
から数えてn(nは2以上の自然数)番目の第1層配線
と他端が接続され、これにより第1層配線、コンタクト
ホールおよび第2層配線によるインダクタ素子が同一の
仮想線に沿ってn組形成され、これらのインダクタ素子
の中のひとつのインダクタ素子の両端を1次側の電極と
し、別のインダクタ素子の両端を2次側の電極とするこ
とを特徴とするトランス。 - 【請求項5】 第2層配線がエアーブリッジ構造とな
っていることを特徴とする請求項4に記載のトランス。 - 【請求項6】 仮想線に沿って絶縁膜と第2層配線と
の間に帯状の磁性体を設けたことを特徴とする請求項4
に記載のトランス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967391A JPH04354308A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | トランス |
CA002062710A CA2062710C (en) | 1991-05-31 | 1992-03-11 | Transformer for monolithic microwave integrated circuit |
EP92106534A EP0515821A1 (en) | 1991-05-31 | 1992-04-15 | Inductor element and transformer for monolithic microwave integrated circuit |
US08/297,518 US5425167A (en) | 1991-05-31 | 1994-08-29 | Method of making a transformer for monolithic microwave integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967391A JPH04354308A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354308A true JPH04354308A (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=15015334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12967391A Pending JPH04354308A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04354308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7511351B2 (en) | 2003-05-26 | 2009-03-31 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor device and method for fabricating the same |
WO2023048105A1 (ja) * | 2021-09-21 | 2023-03-30 | ローム株式会社 | トランスチップ |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12967391A patent/JPH04354308A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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