JPH0435421Y2 - - Google Patents

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JPH0435421Y2
JPH0435421Y2 JP1988072856U JP7285688U JPH0435421Y2 JP H0435421 Y2 JPH0435421 Y2 JP H0435421Y2 JP 1988072856 U JP1988072856 U JP 1988072856U JP 7285688 U JP7285688 U JP 7285688U JP H0435421 Y2 JPH0435421 Y2 JP H0435421Y2
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electrode
power supply
anode
shaped
cage
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気めつき用陽極の構造に関する。
(従来技術) 従来チタンバスケツトによる陽極ケース内に、
細片状例えばボールあるいはチツプの形の可溶性
陽極材を充填した電気めつき用陽極が普及してい
る。しかしチタンの溶解するめつき液、例えばフ
ツ素系組成液ではチタンバスケツトは使用でき
ず、このため補給操作のしやすい細片状例えばボ
−ルあるいはチツプ状の可溶性陽極材が適用でき
ず、重く取扱いにくいインゴツトを吊すしか方法
がなかつた。
(考案の目的) 本考案はチタンケース(チタンバスケツト)に
代る絶縁材(例えばプラスチツク)で作られたか
ごを採用することにより、細片状の可溶性陽極材
を採用できるようにすることを目的としている。
(考案の構成) 本考案は、棒状あるいは板状の鉛の給電用電極
と、間隔を隔てて上記給電用電極を囲む上開きで
少なくとも一方向の網状部を有する耐薬品性不導
体かごと、給電用電極と網状部との間に配置され
た多数の細片状溶解性陽極片とを備え、耐薬品性
不導体かごにより多数の細片状溶解性陽極片を保
持しており、上記給電用電極の外周面にめつき液
面とその上下所定幅を覆う絶縁材被覆を密着状態
で取付けている電気めつき用陽極である。かごの
中央部に配置された給電用電極から通電されてそ
の周囲の溶解性陽極片が陽極として作用する。か
ごは溶解しないため溶解性陽極片が溶解してゆく
につれて、かごの上部から新しい陽極片を追加す
る。
(実施例) 第1図の1は給電用鉛電極で、この例では第2
図のような四角形断面を有する。電極1を間隔を
隔てて囲む網かご2は塩化ビニール(PVC)の
ような耐薬品性不導体でできており、網かご2の
目の大きさは例えば3mmφ〜10mmφである。3は
溶解性電極となる鉛のチツプあるいはボールで、
チツプ3は当初直径30mmの球状、又は直径30mm長
さ30mmの円柱状、又は一辺が30mm長さ30mm程度の
角柱状である。4はめつき液面で、このめつき液
面4とその上下の所定幅L1を覆うように鉛電極
1の外周面に絶縁材被覆5が密着状態で取付けて
ある。この被覆5は液境界線(めつき液面4)に
おける溶解腐食による電極1のくびれを防止する
ためのものである。被覆5としては軟質塩化ビニ
ールの塗膜を採用することができる。給電用電極
の材質として鉛等の溶解性電極を採用した場合は
絶縁材被覆5は必須である。
第3図のかご7は水平断面が細長い短形で、そ
の中央部に鉛電極1が配置されている。かご7は
全面が多孔板でできている。
第4図のかご8は前面のみに多孔板9(網状
部)が装着又は一体に形成されており、板状の鉛
電極1が多孔板9から最も離れたかご8の奥部に
配置されている。このかご8は第5図のように幅
L2の小さいめつき槽10内においてワーク12
(カソード)に多孔板9,9が向い合う姿勢で配
置される。11はキヤリアバーである。この構造
によるとめつき槽10の幅L2を小さくすること
ができる。第1図に示す電気めつき用陽極を被覆
5の中間部にめつき液面4が来るようにフツ素系
又は硫酸系のめつき浴中につけ、通電する。そう
すると鉛電極1からチツプ3に通電され、チツプ
3が溶解陽極となる。プラスチツク製の網かご2
には通電されず、しかも網かご2は塩化ビニール
等の耐薬品性の不導体でできているため、めつき
工程中に溶解する恐れはない。内部のチツプ3が
溶けるにつれて、上部から新しいチツプを補給す
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案においては、給電用
電極と、間隔を隔てて核電極を囲む上開きで少な
くとも一方向に網状部を有する耐薬品性不導体か
ごと、電極と網状部との間に溶解性陽極片とで構
成されているので次のような特殊な効果が得られ
る。チタンバスケツトを使用した場合にチタンが
溶解するようなめつき液、例えばフツ素系組成浴
でも使用することができ、その場合網かご2内に
補給操作のしやすい細片状のチツプ3あるいはボ
ールを採用することができる。従つてチツプ3の
補給が容易になり、その取扱いも簡単である。網
かご2は塩化ビニール等で作ることができるた
め、安価である。さらに本考案においては、給電
用電極の外周面にめつき液面とその上下所定幅を
覆う絶縁材被覆5を密着状態で取付けているの
で、液境界面(めつき液面4)における溶解腐食
による鉛電極1のくびれを確実に防止することが
できる。
なお本考案を適用する場合、鉛アノード1、チ
ツプ3の材質として、鉛、半田、スズ等を採用す
ることができ、又めつき浴としてはフツ素系、硫
酸系等の浴を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電気めつき用陽極の縦断
正面図、第2図は第1図の−断面図、第3
図、第4図は別の実施例を示すための第2図に対
応する図面、第5図は第4図に示す陽極の使用状
態を示す平面略図である。 1……給電用電極、2……網かご、3……チツ
プ(溶解性陽極片)、4……めつき液面、5……
絶縁材被覆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状あるいは板状の鉛の給電用電極と、間隔を
    隔てて上記給電用電極を囲む上開きで少なくとも
    一方向の網状部を有する耐薬品性不導体かごと、
    給電用電極と網状部との間に配置された多数の細
    片状溶解性陽極片とを備え、耐薬品性不導体かご
    により多数の細片状溶解性陽極片を保持してお
    り、上記給電用電極の外周面にめつき液面とその
    上下所定幅を覆う絶縁材被覆を密着状態で取付け
    ている電気めつき用陽極。
JP1988072856U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH0435421Y2 (ja)

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JPH01177273U JPH01177273U (ja) 1989-12-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63121699A (ja) * 1986-11-11 1988-05-25 Asahi Chem Ind Co Ltd アノ−ドバツク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4951826U (ja) * 1972-08-16 1974-05-08
JPS5420425Y2 (ja) * 1974-08-27 1979-07-24

Patent Citations (1)

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JPS63121699A (ja) * 1986-11-11 1988-05-25 Asahi Chem Ind Co Ltd アノ−ドバツク

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JPH01177273U (ja) 1989-12-18

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