JPH04353230A - 車両用モータの制御装置 - Google Patents

車両用モータの制御装置

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Publication number
JPH04353230A
JPH04353230A JP12993591A JP12993591A JPH04353230A JP H04353230 A JPH04353230 A JP H04353230A JP 12993591 A JP12993591 A JP 12993591A JP 12993591 A JP12993591 A JP 12993591A JP H04353230 A JPH04353230 A JP H04353230A
Authority
JP
Japan
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phase
excitation current
throttle
throttle valve
excitation
Prior art date
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Pending
Application number
JP12993591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakamura
克巳 中村
Yuji Shitani
志谷 有司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04353230A publication Critical patent/JPH04353230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、エンジンのスロット
ル弁を駆動するための車両用モータの制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−61747号公報に
示されているように、最近の自動車用エンジンではスロ
ットル弁駆動用の電動アクチュエータとしてステッピン
グモータを採用し、該ステッピングモータの回転量をエ
ンジンコントロールユニット(マイクロコンピュータ)
からのパルス制御信号で任意にコントロールすることに
よりスロットル弁の開度を可変ならしめるようにしたも
のが多くなってきている。
【0003】そして、上記のようなステッピングモータ
の中には、既に公知のものとして例えば図11ないし図
17に示すような2相又は1−2相励磁方式を採用した
複合型のものがある。該タイプのステッピングモータ2
4は、図示のように、先ず回転子1には軸方向に磁化さ
れた永久磁石2が組込まれており、その外側には図12
に示すように多数の歯4A,4A・・、4B,4B・・
を持った第1、第2の2個の鉄心3A,3Bが設けられ
ている。第1の鉄心3AはN極に、また第2の鉄心3B
はS極に各々磁化され、それらの各歯4A,4A・・、
4B,4B・・は相互に半ピッチずつずれて円周方向に
配設されている。
【0004】一方、ステータ5は、その内側に図12に
示されているように各々5つの歯7,7・・を備えた8
個のスロット6,6・・を有し、それら各スロット6,
6・・にステータ巻線8,8・・が図12,13に示す
ようにA・A′、B・B′の4極4相の状態で巻成され
ている。そして、これら各相が励磁されると、各極は図
14のように着磁される。該ステータ5の内側には、上
記各スロット6,6・・・の5つの歯7,7・・間のギ
ャップと各スロット6,6・・間のギャップとによって
結局48等分されている。他方、上記ロータ1側の歯4
A,4A・・、4B,4B・・は、それに対応して50
等分されている。
【0005】そこで、該ステータ5とロータ1との歯の
関係を、或る1極の中心の歯について見てみると、図1
7のようになる(但し、図17は、ロータ1のS極側か
ら見たもので、A相が励磁された状態である)。この図
から明らかなように、上記構成では歯の全面が対向して
いるところと全く対向していないところ、およびロータ
1の歯の1/2のみが対向しているところとができる。
【0006】そして、今該A相が励磁されている状態か
ら、次にB相が励磁されると、上記ステータ5側の巻線
18による磁界とロータ側永久磁石2による磁界との作
用によりステータ5の歯No7とロータ1の歯No7′
、ステータ5の歯No31とロータ1の歯No32′と
が引き合い、ロータ1はロータ1の歯幅の1/2(回転
角度で1ピッチ分=1.8°)量時計方向に回転する。 図と反対側のロータN極側でも同様にして時計方向の回
転力が働く。
【0007】このようにして、ステータ5の励磁位置を
45°ずつ回転して行くと、ロータ1が1.8°ずつ回
転して行くことになる。
【0008】そして、上記ステッピングモータ24の駆
動回路としてはパルス発生回路が用いられ、該パルス発
生回路から出力される所定周期のパルス電流(ステップ
電圧)によって駆動される。
【0009】その場合、上記A,B、A′,B′各相に
対するステップ電流の印加の仕方、つまりA,B、A′
,B′各相の励磁の仕方によって1相励磁、2相励磁、
1−2相励磁の3つの励磁方式に区分されるが、中でも
1−2相励磁方式は例えば図16に示すように、1つの
相と2つの相を交互に励磁してゆく励磁方式である。入
力は1相励磁方式の1.5倍になり、またステップ角は
図15に示す2相励磁方式の1/2、応答周波数の範囲
は2倍になる。従って、回転角度の分割ピッチを小さく
して制御精度を高くしたい場合に適しており、そのよう
な意味から最近の車両用ステッピングモータでは該1−
2相励磁方式が多く採用されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記1−2
相励磁方式(又は2相励磁方式)のステッピングモータ
を採用すると、スロットル弁が全閉状態となって余り大
きな開度制御を必要としない、例えばエンジンアイドル
時においては無駄に大きな消費電流を流すことになって
バッテリ上りを招き易くなる一方、アイドル時はエンジ
ン音が低いだけに相対的に耳障りなステッピングモータ
駆動音の方が目立つようになる問題がある。
【0011】例えば上述のようなステッピングモータを
アクチュエータとする電動式のスロットル弁は一般に機
械式のスロットル弁とエンジン吸気系において並設され
、トラクションコントロールや走り感向上制御に使用さ
れるが、電動式のスロットル弁の場合にはストッパに当
接した時の反力戻りが生じる関係で完全な全閉制御が難
しいことから、上記アイドル時には電動式のスロットル
弁開度の方を機械式のスロットル弁開度よりも最初から
大きく(開きぎみに)設定するようになっているので、
それを考えると、アイドル時のような全閉時には必ずし
も大電流を供給して保持トルクを大きくして置く必要は
なく、吸入空気量の制限は本来機械式スロットル弁の方
で行えば良い。
【0012】しかし、かと言って例えばスロットル全閉
学習制御システムを備えたものにあっては、1相励磁状
態の時には保持トルクが小さくなる結果、誤学習の恐れ
があるので、その対策が必要となる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜4の各
項記載の発明の車両用モータの制御装置は、それぞれ上
記の問題を解決することを目的としてなされたものであ
って、各々次のように構成されている。
【0014】(1)  請求項1記載の発明の構成請求
項1記載の発明の車両用モータの制御装置は、複数相の
励磁コイルを有する車両用モータと、該車両用モータに
よって駆動される車両用被駆動部材と、上記車両用モー
タの励磁状態を制御する励磁状態制御手段とを備え、エ
ンジンのアイドル運転状態では上記車両用モータを1相
励磁状態に制御するようにしてなるものである。
【0015】(2)  請求項2記載の発明の構成請求
項2記載の発明の車両用モータの制御装置は、車両用エ
ンジンのスロットル弁と連結され、外周に多数の歯を備
えた回転子鉄心を有するロータと、該ロータの外周面に
所定のギャップを保って一定ピッチ間隔で配設された複
数極の固定子鉄心を備えたステータと、該ステータの上
記複数極の固定子鉄心に巻装された複数相のコイル部材
と、該複数相のコイル部材の各々に励磁電流を供給する
励磁電流供給手段と、該励磁電流供給手段によって励磁
される上記複数相のコイル部材の回転角位置と当該励磁
される複数相のコイル部材の相数とを所定の1相又は2
相のものを各々選択することによってステータ側コイル
部材に対するロータ側の歯の位置決めを行ってスロット
ル開度を設定するスロットル開度設定手段とを備えてな
る車両用モータにおいて、エンジンのアイドル運転状態
を検出するアイドル運転状態検出手段と、該アイドル運
転状態検出手段によってエンジンがアイドル運転状態に
あることが検出された時には上記励磁電流供給手段から
の励磁電流を上記複数相のコイル部材の何れか1相にの
み供給する励磁電流供給状態制御手段とを設けたことを
特徴とするものである。
【0016】(3)  請求項3記載の発明の構成請求
項3記載の発明の車両用モータの制御装置は、アクセル
ペダルの操作に連動する機械式のスロットル弁と、該機
械式のスロットル弁と直列な状態でエンジン吸気通路に
配設された電気的に制御される電気式のスロットル弁と
、該電気式のスロットル弁と連結され、外周に多数の歯
を備えた回転子鉄心を有するロータと、該ロータの外周
面に対し所定のギャップを保って一定ピッチ間隔で配設
された複数極の固定子鉄心を備えたステータと、該ステ
ータの上記複数極の固定子鉄心に巻装された複数相のコ
イル部材と、該複数相のコイル部材の各々に励磁電流を
供給する励磁電流供給手段と、該励磁電流供給手段によ
って励磁される上記複数相のコイル部材の回転角位置と
当該励磁される複数相のコイル部材の相数とを所定の1
相又は2相のものを各々選択することによってステータ
側コイル部材に対するロータ側の歯の位置決めを行って
スロットル開度を設定するスロットル開度設定手段とを
備えてなる車両用モータにおいて、エンジンのアイドル
運転状態を検出するアイドル運転状態検出手段と、該ア
イドル運転状態検出手段によってエンジンがアイドル運
転状態にあることが検出された時には上記励磁電流供給
手段からの励磁電流を上記複数相のコイル部材の何れか
1相にのみ供給する励磁電流供給状態制御手段と、該励
磁電流供給状態制御手段によって励磁電流が上記複数相
のコイル部材の何れか1相にのみ供給される時に上記ス
ロットル開度設定手段によって設定される電気式のスロ
ットル弁のスロットル開度が上記機械式スロットル弁の
スロットル開度より開き側になるように設定するスロッ
トル開度設定制御手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0017】(4)  請求項4記載の発明の構成請求
項4記載の発明の車両用モータの制御装置は、エンジン
の吸気通路に配設され電気的に制御される電気式のスロ
ットル弁と、該電気式のスロットル弁に連結され、外周
に多数の歯を備えた回転子鉄心を有するロータと、該ロ
ータの外周面に対し所定のギャップを保って一定ピッチ
間隔で配設された複数極の固定子鉄心を備えたステータ
と、該ステータの上記複数極の固定子鉄心に巻装された
複数相のコイル部材と、該複数相のコイル部材の各々に
励磁電流を供給する励磁電流供給手段と、エンジンのア
イドル状態を検出するアイドル状態検出手段と、該アイ
ドル状態検出手段によってエンジンがアイドル運転状態
にあることが検出された時には上記励磁電流供給手段か
らの励磁電流を上記複数相のコイル部材の何れか1相に
のみ供給する励磁電流供給状態制御手段と、上記電気式
スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットル開
度検出手段と、該スロットル開度検出手段によって検出
されたスロットル開度を基にスロットル全閉開度を学習
して該学習値を記憶更新するスロットル全閉学習制御手
段とを備えてなる車両において、上記スロットル全閉学
習制御手段による学習後の電気式スロットル弁のスロッ
トル開度が上記励磁電流供給状態制御手段による1相励
磁開度になる時は当該スロットル全閉学習制御手段の学
習値の記憶更新を禁止する記憶更新禁止手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0018】
【作用】本願の請求項1〜4各項記載の発明は、それぞ
れ以上の如く構成されている結果、当該各構成に対応し
て次のような作用を奏する。
【0019】(1)  請求項1記載の発明の作用請求
項1記載の発明の車両用モータの制御装置では、先ず複
数相の励磁コイルを有する車両用モータと、該車両用モ
ータによって駆動される車両用被駆動部材と、上記車両
用モータの励磁状態を制御する励磁状態制御手段とを備
え、エンジンのアイドル運転状態では上記車両用モータ
を1相励磁状態に制御することによって励磁電流の供給
量を減少させ、消費電流を小さくするとともにモータ自
体の励磁音の発生量をも低減させるように作用する。
【0020】(2)  請求項2記載の発明の作用請求
項2記載の発明の車両用モータの制御装置では、先ず車
両用エンジンのスロットル弁と連結され、外周に多数の
歯を備えた回転子鉄心を有するロータと、該ロータの外
周面に対し所定のギャップを保って一定ピッチ間隔で配
設された複数極の固定子鉄心を備えたステータと、該ス
テータの上記複数極の固定子鉄心に巻装された複数相の
コイル部材と、該複数相のコイル部材の各々に励磁電流
を供給する励磁電流供給手段とを備えており、上記励磁
電流供給手段によって上記複数相のコイル部材を2相励
磁又は1−2相励磁方式で効率良く駆動制御することに
よって上記車両用モータの作動状態をコントロールする
【0021】一方、さらにスロットル開度設定手段が設
けられており、上記励磁電流供給手段によって励磁され
る上記複数相のコイル部材の回転角位置と当該励磁され
る複数相のコイル部材の相数とを所定の1相又は2相の
ものを各々選択することによってステータ側コイル部材
に対するロータ側の歯の位置決めを行って上記励磁電流
供給手段から供給される励磁電流に応じて制御されるべ
きスロットル開度を正確に設定するようになっている。
【0022】そして、上記アイドル運転状態検出手段に
よってエンジンがアイドル運転状態にあることが検出さ
れた時には上記励磁電流供給状態制御手段によって励磁
電流供給手段からの励磁電流を上記複数相のコイル部材
の何れか1相にのみ供給するようにして、具体的に消費
電流を少なくするとともにモータ駆動音を低減させるべ
く作用する。
【0023】(3)  請求項3記載の発明の作用請求
項3記載の発明の車両用モータの制御装置では、アイド
ル時における上記請求項2記載の発明の車両用モータの
制御装置と同様の1相励磁による消費電流低減、消音作
用に加え、例えば電動式のスロットル弁特有の問題とし
てストッパ当接時の反力戻りによる脱調現象発生等の事
情からスロットル弁全閉位置の完全な規定ができないこ
とを考慮して、上記の如く励磁電流供給状態制御手段に
よって励磁電流が上記複数相のコイル部材の何れか1相
にのみ供給されるエンジンのアイドル運転時には、スロ
ットル開度設定制御手段により、上記スロットル開度設
定手段によって設定される電気式のスロットル弁のスロ
ットル開度が上記機械式スロットル弁のスロットル開度
よりも所定開度開き側に設定されるようにし、脱調を防
止するとともに、他方アイドル時の正確な吸気の絞りは
機械式のスロットル弁の方で実現するようにしている。
【0024】(4)  請求項4記載の発明の作用請求
項4記載の発明の車両用モータの制御装置では、電動式
スロットル弁の全閉開度を学習して記憶更新するスロッ
トル全閉学習制御手段を備え、上記車両用モータの制御
装置の構成において、学習値の記憶更新を禁止する記憶
更新禁止手段が設けられており、学習後の電気式スロッ
トル弁のスロットル開度が1相励磁開度になる時はスロ
ットル全閉学習値の更新を禁止することによって保持ト
ルクが小さい状態での誤学習を防止するように作用する
【0025】
【発明の効果】従って、本願の請求項1〜4各項記載の
発明によると、正確なスロットル開度制御を実現しなが
ら、他方アイドル時に複数相のコイル部材に通電するこ
とによる消費電流の不要な増大と大きなモータ駆動音の
発生とを共に防止することが可能となる。
【0026】
【実施例】図2〜図10は、本願発明の実施例に係る車
両用モータの制御装置を示している。
【0027】図2〜図10は、本願発明の実施例に係る
車両用モータの制御装置の構成と作用を示している。
【0028】図2において、先ず符号11はエンジン本
体であり、該エンジン本体11への吸入空気はエアクリ
ーナ12を介して、スロットルチャンバ14、サージタ
ンク15を経てシリンダ16内に供給される。又燃料は
燃料ポンプ17により燃料タンク18からエンジン本体
11側に供給されてフューエルインジェクタ19により
噴射されるようになっている。そして、走行時における
上記シリンダ16への吸入空気の量は上記スロットルチ
ャンバ14内に設けられている第1、第2のスロットル
弁20,21によって制御される。先ず下流側第2のス
ロットル弁21は、アクセルペダル22に機械的に連動
して操作され、アイドル運転状態では、最小開度状態に
維持される。そして、該最小開度状態では、アイドルス
イッチID・SWがONになる。
【0029】一方、第1のスロットル弁20は、後述す
る所定のエンジン運転領域において例えば図9に示すよ
うに主としてトラクションのコントロールや走り感を向
上させるための吸気量コントロールに使用され、上記第
2のスロットル弁21の開度TVOと変速機のシフト位
置(1速,2速,3速,4速)等をパラメータとして、
後述するエンジンコントロールユニット23によりステ
ッピングモータ駆動回路25を介して回転量が制御され
るステッピングモータ24によって任意に開閉駆動され
るようになっている。第1のスロットル弁20は、その
全閉又は全開位置に対応して設置されているストッパに
よって機械的に移動位置が規制されるようになっている
。第1、第2の各スロットル弁20,21のスロットル
開度TVOE,TVOは、各々第1、第2のスロットル
開度センサ27,31によって検出される。
【0030】上記エンジンコントロールユニット23は
、例えば演算部であるマイクロコンピュータ(CPU)
を中心とし、吸入空気量、点火時期等制御回路、メモリ
(ROMおよびRAM)、インタフェース(I/O)回
路などを備えて構成されている。そして、このエンジン
コントロールユニット23の上記インタフェース回路に
は例えばスタータスイッチ28からのエンジン指導信号
(ECUトリガー)、エンジン回転数センサ29からの
エンジン回転数検出信号NE、水温サーミスタ30によ
り検出されたエンジンの冷却水温度の検出信号Tw、第
1、第2の各スロットル開度センサ27,31により検
出されたスロットル開度検出信号TVOE,TVO、エ
アフロメータ13によって検出された吸入空気量信号Q
、アクセル開度センサ33によって検出されたアクセル
開度θ等のエンジンコントロールに必要な各種の検出信
号が各々入力されるようになっている。
【0031】次に、上記エンジンコントロールユニット
23による上記第1のスロットル弁20の制御動作につ
いて先ず図3〜図6のフローチャートを参照して詳細に
説明する。
【0032】先ず図3は、該第1のスロットル弁制御動
作のメインルーチン(ステップS1〜S3)を示してお
り、最初のステップS1で例えばトラクションコントロ
ールや図9に示す走り感の向上等を目的として所定のマ
ップ特性(図5参照)から得られる目標開度TVOEを
演算し、次に続くステップS2で該目標開度TVOE(
END)を所定のパラメータを基に所定の値に修正した
後、さらにステップS3で最終的に上記ステッピングモ
ータ24の作動ステップ数Sを演算し、同演算値でステ
ッピングモータ24を駆動する。そして、それによって
所望の走行特性(図9)を得るようになっている。
【0033】ところで、上記ステップS1の目標開度演
算ルーチンにおける目標開度TVOE(END)の演算
は、例えば図4のフローチャートに示すようにしてなさ
れる。
【0034】すなわち、先ずステップS1で、例えばエ
ンジン回転数NE、第1、第2のスロットル弁20,2
1の実スロットル開度TVOE,TVO、変速機のギヤ
位置(No1〜No4)の少なくとも3つのパラメータ
に基いて図5の特性に対応したデータを有するマップか
ら基本となる目標開度TVOE(END)をルックアッ
プする。この基本目標開度TVOE(END)は、図5
の特性から理解されるように、エンジン回転数NEが高
いほど開度が大きく、またギヤ比が大きい低速ギヤの時
ほど同開度が大きくなるように設定される。
【0035】次に上記基本目標開度TVOE(END)
の演算が完了すると、ステップS2に進んでアイドル開
度変更フラグHPTNが1であるか否か、つまり本実施
例ではアイドル時には上記第1のスロットル弁20は上
述したストッパ当接による脱調防止の見地から上記第2
のスロットル弁21の全閉開度よりも若干開き側に変更
されるようになっており、該変更がなされているか否か
を判定する。
【0036】その結果、NO(変更されていない)と判
定された場合には、そのままリターンする一方、YES
(変更されている)と判定された場合にはステップS3
に移って上記開き側に変更された一定開度分だけ目標ス
ロットル開度を小さめに修正(TVOE(END)=f
2(TVOE)・・・f2は修正係数)して本来の適正
な目標開度TVOE(END)とする(図6参照)。
【0037】また、上記図3のフローチャートのステッ
プS2の目標開度修正ルーチンは、図7に示されている
【0038】すなわち、先ずステップS1で、上述した
1−2相励磁方式における1相又は2相励磁状態を示す
フラグISTEPが偶数(2相励磁)であるか否かを判
定し、その判定結果がNOの時(奇数・・・・1相励磁
)にはステップS2に進んで、上記アイドル開度変更フ
ラグHPTNのフラグ値をHPTN=0(変更不要)と
した上で更にステップS3に進む。そして、同ステップ
S3で駆動パルス周波数のステップ値を最大側のガード
値ZSTEP=ISTEPに設定する。
【0039】他方、上記ステップS2の判定結果がYE
Sの2相励磁状態の時には、ステップS4に進んで上記
アイドル開度変更フラグHPTNをHPTN=1(要変
更)に設定した後、さらにステップS5で最大側ガード
値ZSTEP=ISTEP−1に小さく修正して設定す
る。この結果、ステータ巻線8の励磁状態に対応して目
標開度が適切に設定されることになる。
【0040】さらに、上記図3のフローチャートのステ
ップS3に示された最終的な作動ステップ量の演算・駆
動ルーチンについて図8のフローチャートを参照して詳
細に説明する。
【0041】すなわち、先ず制御スタート後、ステップ
S1でIGスイッチのON/OFFを基準としてYES
の時はそのまま、またNOの時はステップS2の処理を
経て現ステップの値GSTEPをGSTEP=0にリセ
ット(初期化)した後に各々ステップS3の動作に進む
【0042】そして、同ステップS3において、目標と
する作動ステップ数MSTEPを上記図4のフローチャ
ートで演算した目標開度TVOE(END)に所定の変
換係数f3を掛けることによって当該目標開度に対応し
た作動ステップ数に変換することによって求める。
【0043】次にステップS4で上記目標ステップ数M
STEPの値が上記最大側ステップ数のガード値ZST
EP以上となっているか否かを判定する。
【0044】そして、該判定結果がYESの時にはステ
ップS5で上記目標ステップ数MSTEPをZSTEP
に置換した上でステップS6に進む。他方、同判定結果
がNOの時には、そのままステップS6に進む。
【0045】ステップS6では、上記目標ステップ数M
STEPから現在の実ステップ数GSTEPを減算する
ことによって目標ステップ数と現在のステップ数との偏
差SSTEPを算出する。
【0046】続いて、ステップS7に進み、上記偏差S
STEPが0であるか否かを判定し、YES(偏差0)
の場合は現在のステップ数GSTEPでステッピングモ
ータ24を駆動すれば良いから、そのままリターンする
。 一方、偏差SSTEPが0でないNO判定がなされた時
は、さらにステップS8に進んで該偏差SSTEPが上
限側(開き側)のガード値XSTEPよりも大となって
いるか否かを判定し、NOの時には続くステップS10
で今度は同偏差SSTEPが下限側(閉じ側)のガード
値XSTEP*(−1)よりも小であるか否かを判定す
る。他方、上記ステップS8の判定でYESの時はステ
ップS9に移って上記閉SSTEPの値を当該上限側ガ
ード値XSTEPに固定した後、ステップS10に進む
。そして、上記ステップS10の判定結果がNOの上記
偏差SSTEPが上限値XSTEPと下限値XSTEP
*(−1)の間の適正範囲内にある場合には、そのまま
ステップS12以下のステッピングモータ駆動ルーチン
に進む。他方、ステップS10の判定結果がYESの偏
差SSTEPが下限側のガード値XSTEP*(−1)
よりも小さい時は、ステップS11で上記偏差SSTE
Pの値を当該下限側ガード値XSTEP*(−1)に固
定した上で上述の場合同様にステップS12に進む。
【0047】ステップS12では、先ず上記偏差SST
EPが0よりも大であるか否かを判断し、偏差SSTE
Pが0よりも大であるYESの時は、ステップS13に
進んで当該偏差が0となり現在のステップ数GSTEP
が上記目標ステップ数MSTEPに一致するように1ス
テップ毎にステップ数を減少させて修正してゆく。他方
、上記とは逆に偏差SSTEPが0よりも小であるNO
の時にはステップS14に進んで上記偏差SSTEPが
0となり現在のステップ数GSTEPが目標ステップ数
MSTEPと一致するように1ステップ毎にステップ数
を増やして修正してゆく。
【0048】以上の処理が終了すると、さらにステップ
S15以下のストッパタッチ判定ルーチンに進む。
【0049】ストッパタッチ判定ルーチンでは、先ず最
初のステップS15で上記第1のスロットル弁20がス
テッピングモータ駆動の結果、実際に本来のアイドル位
置であるストッパにタッチするまで回動されたか否かを
判定する(もちろん、アイドル接点を有する時は、その
ON/OFFで判定してもよい)。
【0050】その結果、YESの時はステップS16で
アイドルステップISTEPを現在のステップ数GST
EPに設定してリターンする。
【0051】他方、NOの時はステップS17に進んで
更に上記修正処理の結果、偏差SSTEPが0となった
か否かを判定する。該判定結果がNOの時は、再度上記
ステップS12〜S14の修正処理を行って上記ステッ
プS15,S16の動作に進む一方、ステップS17の
判定結果がYESで上記偏差SSTEPが0になった時
に初めてリターンする。
【0052】ところで、上述の第1のスロットル弁20
のような電気式のスロットル弁においても、そのスロッ
トル弁開度TVOEを検出するには、その基準値として
、当該スロットル弁20の全閉時における検出値を正確
に把握する必要がある。そこで上記第1のスロットル弁
20の開度TVOEに応じて変化する上記第1のスロッ
トル開度センサ27の出力電圧V1の最小値を順次更新
して記憶し、その値をほぼ全閉時の値と判断することが
考えられる。
【0053】ところが実際のエンジンでは、バッテリの
影響やノイズ、クランキング等により、現実の全閉時に
おける出力電圧よりも低い値が最小値として検出される
場合があり、このような最小値を全閉時の値として記憶
し、それに基づいて上記トラクションや自動変速機等の
制御を行うと、トルク値や変速ポイントがずれる、ある
いは必要なときにロックアップが解除されない等の不都
合が生じることとなる。
【0054】また、同じく全閉時の検出値を設定する装
置として、機械式の第2のスロットル弁21と同様のス
ロットル弁全閉時に作動するアイドルスイッチを設け、
このアイドルスイッチが作動した時のセンサ出力の値を
全閉時の値とするものも考えられるが、このような構造
ではアイドルスイッチが必要である上、そのための配線
も施さなければならず、コスト的にも高くなる問題があ
る。
【0055】そのため、本実施例では、次のようなスロ
ットル全閉学習設定手段を有して構成されている。
【0056】次に、上記第1のスロットル弁20の全閉
学習設定手段の動作を、図10のフローチャートを参照
しながら説明する。まずステップS1において、上記第
1のスロットル開度センサ27の出力が基準値β(この
基準値βは、予測される第1のスロットル開度センサ2
7の出力の最小値よりも僅かに大きい値を選定する)以
下であるか否かを判定し、β以下であると判断したYE
Sの場合にはステップS2に移行し、かつ更にステップ
S2において同センサ出力が極小値で安定したと判断し
た場合には、ステップS3で、そのセンサ出力の値と記
憶値(現在全閉値として設定されている値)とを比較す
る。この比較により、全閉値設定手段の動作は次の3つ
の場合に分けられ、これらの動作の終了後、スロットル
開度センサの特性の修正動作に移行する。
【0057】(1)  先ずセンサ出力が記憶値よりも
小さい場合には、先ず上記アイドルステップISTEP
の値が奇数(1相励磁)であるか否かを判定(ステップ
S4)し、その結果がNOの2相励磁状態の時には記憶
値をセンサ出力とする。すなわち、現在入力されている
検出値を更新して記憶し、全閉値とする。このとき、記
憶値の安定を判断するための評価点は1に設定しておく
(ステップS6)。他方、NO判定がなされた1相励磁
状態の時には、今回の学習値(センサ出力)の記憶を止
めて前回の記憶値を保持した上で、評価点を1とする(
ステップS5)。
【0058】(2)  次にセンサ出力が記憶値よりも
大きい場合には、ステップS7に移行し、このステップ
S7で上記評価点が0より大きいと判断した場合には、
評価点はそのままで、得点は(−1)に設定する(ステ
ップS8)。評価点が0の場合には、現在記憶している
記憶値に所定値αを加えたものを、新たに全閉値として
記憶するとともに、評価点を1に設定する(ステップS
9)。
【0059】(3)  さらにセンサ出力が記憶値と等
しい場合には、記憶値はそのままで、得点を1に設定す
る(ステップS10)。
【0060】なお、上記ステップS1でセンサ出力が基
準値βよりも高いと判断したNOの場合には、現在の評
価点に得点を加えたものを新たな評価点として設定し、
得点を0に設定した後に、第1のスロットル開度センサ
の特性修正動作に移行する(ステップS11)。また、
ステップS2でセンサ出力が極小値で安定していないと
判断した場合には、そのまま第1のスロットル開度セン
サの特性修正動作に移行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明のクレーム対応図である。
【図2】図2は、本願発明の実施例に係る車両用モータ
の制御装置の制御システム図である。
【図3】図3は、同装置の第1のスロットル弁の制御開
度演算動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は、同装置の第1のスロットル弁制御の目
標開度演算動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、同図4の演算で使用される目標開度マ
ップである。
【図6】図6は、同図4の演算で使用される目標開度修
正マップである。
【図7】図7は、同装置の第1のスロットル弁の目標開
度修正制御動作を示すフローチャートである。
【図8】図8は、同装置の第1のスロットル弁制御動作
を示すフローチャートである。
【図9】図9は、同装置の第1のスロットル弁を使用し
た走り感制御時のアクセル−スロットル開度特性を示す
グラフである。
【図10】図10は、同装置の第1のスロットル弁のス
ロットル全閉学習動作を示すフローチャートである。
【図11】図11は、従来一般のステッピングモータの
全体構造を示す断面図である。
【図12】図12は、同ステッピングモータの端面図で
ある。
【図13】図13は、同ステッピングモータの等価回路
図である。
【図14】図14は、同ステッピングモータの各相の励
磁状態下における各極の励磁形成状態を示す概略図であ
る。
【図15】図15は、同ステッピングモータの2相励磁
方式による入力信号パルスと各相のコイルの励磁状態の
変化を示すタイムチャートである。
【図16】図16は、同ステッピングモータの1−2相
励磁方式による入力信号パルスと各相のコイルの励磁状
態の変化を示すタイムチャートである。
【図17】図17は、同ステッピングモータのステータ
側の歯とロータ側の歯との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1はロータ、2は永久磁石、3A,3Bは鉄心、5はス
テータ、6はスロット、8はステータ巻線、20は第1
のスロットル弁、21は第2のスロットル弁、24はス
テッピングモータ、27は第1のスロットル開度センサ
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数相の励磁コイルを有する車両用モ
    ータと、該車両用モータによって駆動される車両用被駆
    動部材と、上記車両用モータの励磁状態を制御する励磁
    状態制御手段とを備え、エンジンのアイドル運転状態で
    は上記車両用モータを1相励磁状態に制御するようにし
    てなる車両用モータの制御装置。
  2. 【請求項2】  車両用エンジンのスロットル弁と連結
    され、外周に多数の歯を備えた回転子鉄心を有するロー
    タと、該ロータの外周面に対し所定のギャップを保って
    一定ピッチ間隔で配設された複数極の固定子鉄心を備え
    たステータと、該ステータの上記複数極の固定子鉄心に
    巻装された複数相のコイル部材と、該複数相のコイル部
    材の各々に励磁電流を供給する励磁電流供給手段と、該
    励磁電流供給手段によって励磁される上記複数相のコイ
    ル部材の回転角位置と当該励磁される複数相のコイル部
    材の相数とを所定の1相又は2相のものを各々選択する
    ことによってステータ側コイル部材に対するロータ側の
    歯の位置決めを行ってスロットル開度を設定するスロッ
    トル開度設定手段とを備えてなる車両用モータにおいて
    、エンジンのアイドル運転状態を検出するアイドル運転
    状態検出手段と、該アイドル運転状態検出手段によって
    エンジンがアイドル運転状態にあることが検出された時
    には上記励磁電流供給手段からの励磁電流を上記複数相
    のコイル部材の何れか1相にのみ供給する励磁電流供給
    状態制御手段とを設けたことを特徴とする車両用モータ
    の制御装置。
  3. 【請求項3】  アクセルペダルの操作に連動する機械
    式のスロットル弁と、該機械式のスロットル弁と直列な
    状態でエンジン吸気通路に配設された電気的に制御され
    る電気式のスロットル弁と、該電気式のスロットル弁に
    連結され、外周に多数の歯を備えた回転子鉄心を有する
    ロータと、該ロータの外周面に対し所定のギャップを保
    って一定ピッチ間隔で配設された複数極の固定子鉄心を
    備えたステータと、該ステータの上記複数極の固定子鉄
    心に巻装された複数相のコイル部材と、該複数相のコイ
    ル部材の各々に励磁電流を供給する励磁電流供給手段と
    、該励磁電流供給手段によって励磁される上記複数相の
    コイル部材の回転角位置と当該励磁される複数相のコイ
    ル部材の相数とを所定の1相又は2相のものを各々選択
    することによってステータ側コイル部材に対するロータ
    側の歯の位置決めを行ってスロットル開度を設定するス
    ロットル開度設定手段とを備えてなる車両用モータにお
    いて、エンジンのアイドル運転状態を検出するアイドル
    運転状態検出手段と、該アイドル運転状態検出手段によ
    ってエンジンがアイドル運転状態にあることが検出され
    た時には上記励磁電流供給手段からの励磁電流を上記複
    数相のコイル部材の何れか1相にのみ供給する励磁電流
    供給状態制御手段と、該励磁電流供給状態制御手段によ
    って励磁電流が上記複数相のコイル部材の何れか1相に
    のみ供給される時に上記スロットル開度設定手段によっ
    て設定される電気式のスロットル弁のスロットル開度が
    上記機械式スロットル弁のスロットル開度より開き側に
    なるように設定するスロットル開度設定制御手段とを設
    けたことを特徴とする車両用モータの制御装置。
  4. 【請求項4】  エンジンの吸気通路に配設され電気的
    に制御される電気式のスロットル弁と、該電気式のスロ
    ットル弁に連結され、外周に多数の歯を備えた回転子鉄
    心を有するロータと、該ロータの外周面に対し所定のギ
    ャップを保って一定ピッチ間隔で配設された複数極の固
    定子鉄心を備えたステータと、該ステータの上記複数極
    の固定子鉄心に巻装された複数相のコイル部材と、該複
    数相のコイル部材の各々に励磁電流を供給する励磁電流
    供給手段と、エンジンのアイドル状態を検出するアイド
    ル状態検出手段と、該アイドル状態検出手段によってエ
    ンジンがアイドル運転状態にあることが検出された時に
    は上記励磁電流供給手段からの励磁電流を上記複数相の
    コイル部材の何れか1相にのみ供給する励磁電流供給状
    態制御手段と、上記電気式スロットル弁のスロットル開
    度を検出するスロットル開度検出手段と、該スロットル
    開度検出手段によって検出されたスロットル開度を基に
    スロットル全閉開度を学習して該学習値を記憶更新する
    スロットル全閉学習制御手段とを備えてなる車両におい
    て、上記スロットル全閉学習制御手段による学習後の電
    気式スロットル弁のスロットル開度が上記励磁電流供給
    状態制御手段による1相励磁開度になる時は当該スロッ
    トル全閉学習制御手段の学習値の記憶更新を禁止する記
    憶更新禁止手段を設けたことを特徴とする車両用モータ
    の制御装置。
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