JPH04353084A - クローラ走行装置の転輪構造 - Google Patents

クローラ走行装置の転輪構造

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JPH04353084A
JPH04353084A JP12418891A JP12418891A JPH04353084A JP H04353084 A JPH04353084 A JP H04353084A JP 12418891 A JP12418891 A JP 12418891A JP 12418891 A JP12418891 A JP 12418891A JP H04353084 A JPH04353084 A JP H04353084A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical hub
cap
injection hole
lubricating oil
traveling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12418891A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tonari
厚史 戸成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば農業機械や、建
設機械等に供されるクローラ走行装置の転輪構造に関し
、詳しくは、クローラベルトの芯金突起に係合する輪体
を、筒状ハブに連設するとともに、この筒状ハブを、固
定支軸に軸受を介して支承し、かつ、前記筒状ハブの外
端の開口部を閉塞するキャップを設けたクローラ走行装
置の転輪構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のクローラ走行装置の
転輪構造としては、例えば、実開平3−5584号公報
に開示されたもののように、筒状ハブ内空間をキャップ
等で密閉している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、組付時に、筒状ハブ内にグリ
ス等の潤滑油を充填してキャップをするものであって、
キャップで密閉した状態では筒状ハブ内に潤滑油を充填
できる構造となっていないため、筒状ハブ内に潤滑油を
補充する場合には、キャップを筒状ハブから取り外さな
ければならないものであり、よって、堅牢に嵌め着けた
キャップを筒状ハブから取り外すことに手間がかかって
しまうとともに、キャップの着脱に際し、潤滑油が外部
に遺漏して作業者等を汚損し易い等の欠点があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、転輪の筒状ハブ内への潤滑油の補充を簡易に
行えるとともに、この潤滑油の外部への漏れを防ぐこと
のできるクローラ走行装置の転輪構造の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるクローラ
走行装置の転輪構造は、上記目的を達成するために、冒
記構造のものにおいて、前記筒状ハブ内に潤滑油を注入
する注入孔を、前記キャップに設けるとともに、前記筒
状ハブ内の内圧で前記注入孔を閉止する閉止構造を前記
キャップに設けてあることを特徴構成とする。かかる特
徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】即ち、キャップを筒状ハブより外さなくても、
注入孔より、例えばグリスガン等で潤滑油を筒状ハブ内
に注入できるとともに、潤滑油の注入を終えた状態では
、潤滑油の充填による筒状ハブの内圧が高まるため、キ
ャップに設けた閉止構造が注入孔を閉止して、注入孔か
らの潤滑油の外部への漏れ出しを防ぐことになる。
【0007】
【発明の効果】従って、わざわざキャップを筒状ハブよ
り外さなくても、注入孔より簡易に注入できるとともに
、その注入に伴う潤滑油の外部への漏れ出しも回避でき
、さらに、潤滑油を注入した後の注入孔からの潤滑油の
外部への漏れ出しを防ぐことができるので、潤滑油の補
充作業が清潔な状態で簡単に行うことができるに至った
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に、コンバインにおけるクローラ走行装置を
示している。このコンバインは、図示しない脱穀装置及
び刈取前処理部を装備した機体フレーム3に左右一対の
クローラ走行装置4,4を備えている。
【0009】クローラ走行装置4は、図3に示すように
、図示しないミッションケースからの動力で回転駆動さ
れる駆動輪体6と、機体フレーム3に連結されたトラッ
クフレーム7に対して枢着された複数の転輪8‥と、緊
張用転輪9とにわたりクローラベルト10を掛けわたし
て構成している。
【0010】図2に示すように、前記転輪8は、クロー
ラベルト10の芯金突起10a,10aに外側から係合
する左右一対の輪体としてのホイール11,11を、筒
状ハブ12に連設するとともに、この筒状ハブ12を、
トラックフレーム7に対して固定した固定支軸13に軸
受14,14を介して支承し、かつ、筒状ハブ12の左
右方向での機体内方がわをシール部材15で油密状態に
閉塞しており、筒状ハブ12の左右方向での外方がわ端
の開口部12Aにキャップ16を嵌め込み閉塞して構成
されている。
【0011】前記固定支軸13のトラックフレーム7へ
の取り付けは、角パイプ構造のトラックフレーム7の下
面部にボルト連結されたボス部材17の横向き貫通孔1
7aに固定支軸13を内嵌した状態で抜け止めすること
で成されている。尚、ボス部材17は重量物であるので
、トラックフレーム7へボルト連結する前に、ボス部材
17に設けた屈曲舌片部17bを、トラックフレーム7
に形成の係合孔7aに係合しておけば、ボス部材17を
トラックフレーム7に仮留めした状態で人手で支えるこ
となくボルト締結できる。尚、1個のボス部材17で、
1本の固定支軸13を固定するだけでなく、図5に示す
ように、複数本の固定支軸13を固定できるように構成
しても良い。
【0012】図2に示すように、ホイール11には、筒
状ハブ12、軸受14,14と共に固定支軸13を抜き
外すための、プーラ等の外し工具の爪を係止できる凹入
部18を形成している。この凹入部18は、ホイール1
1の補強も兼ねている。
【0013】前記キャップ16は、図1に示すように、
金属製の芯部材16aに軟質の合成樹脂製の被覆部16
bを被覆形成して構成して、筒状ハブ12の前記開口部
12aに内嵌している。そして、筒状ハブ12の内外に
連通する後述の注入孔19を設けるための孔を芯部材1
6aに1箇所形成しているとともに、その芯部材16a
の孔形成部分には、被覆部16bの合成樹脂材を、筒状
ハブ12の内方に向けて反り返る状態に形成しており、
その反り返りの中心部に注入孔19を設けている。この
注入孔19は、シール部材15とキャップ16とにより
閉塞された筒状ハブ12の内部空間に潤滑油としてのグ
リスを充填又は補充するためグリスガンのノズルを外か
ら差し込んだときは、その差し込みにより孔径が押し広
げられるが、通常は、合成樹脂材の反り返りの戻り作用
により孔径が縮まって密着状態となる。合成樹脂材の反
り返りの戻り作用は、合成樹脂材自体の弾性により発揮
されるだけでなく、グリス充填に伴う筒状ハブ12内の
内圧の高まりで生じた外気との差圧による外方への押圧
によっても働くことになる。ここで、合成樹脂材の反り
返り部分は、注入孔19を閉止する閉止構造20を構成
するものである。
【0014】次に第2実施例並びに第3実施例について
説明する。尚、第1実施例とは、注入孔と閉止構造が異
なるものであるから、その異なる構造についてのみ説明
し、他の構造についての説明は省略する。
【0015】図6に、第2実施例のキャップ21を示し
ている。キャップ21の芯金部材21aに形成された内
外連通孔部分において、合成樹脂材からなる被覆部21
bには、小径の注入孔22が形成されているとともに、
キャップ21内面がわにおける注入孔22周りには円形
状に突出部23を形成してあって、板バネ24の付勢力
で突出部23に密着する弁体25を、板バネ24と共に
キャップ21に取り付けている。ここで、突出部23、
板バネ24及び弁体25は、閉止構造26を構成するも
のである。この構成において、グリスガンのノズルを注
入孔22に差し込んでグリスを注入するときは、その注
入圧により突出部23から弁体25が離れ、筒状ハブ1
2内にグリスが注入されることになり、通常は、弁体2
5が突出部23に密着するのでグリスが注入孔22を通
して外部へ漏れることはない。
【0016】図7に、第3実施例のキャップ27を示し
ている。キャップ27の芯金部材27aに形成された内
外連通孔部分において、合成樹脂材からなる被覆部27
bには、小径の注入孔28が形成されているとともに、
キャップ27内面がわにおける注入孔28周りに露出し
た芯金部材27aをかしめて、ニップル29を取り付け
ている。ニップル29は、逆止弁を内装しているととも
に、閉止構造30を構成するものである。この構成にお
いて、グリスガンのノズルを注入孔28に差し込んでグ
リスを注入するときは、その注入圧により逆止弁を介し
て、筒状ハブ12内にグリスが注入されることになり、
通常は、逆止弁が筒状ハブ12内の内圧により閉塞状態
となるのでグリスが注入孔28を通して外部へ漏れるこ
とはない。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の転輪支持部の外端部を示す縦断正
面図
【図2】第1実施例の転輪構造を示す縦断正面図
【図3
】クローラ走行装置を示す側面図
【図4】転輪のトラッ
クフレームへの支持構造を機体内方から見た側面図
【図5】転輪の固定支軸を支持するボス部材の一例を示
す側面図
【図6】第2実施例のキャップの閉止構造を示す縦断正
面図
【図7】第3実施例のキャップの閉止構造を示す縦断正
面図
【符号の説明】
10    クローラベルト 10a  芯金突起 11    輪体 12    筒状ハブ 12A  開口部 13    固定支軸 14    軸受 16    キャップ 19    注入孔 20    閉止構造

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クローラベルト(10)の芯金突起(
    10a)に係合する輪体(11)を、筒状ハブ(12)
    に連設するとともに、この筒状ハブ(12)を、固定支
    軸(13)に軸受(14)を介して支承し、かつ、前記
    筒状ハブ(12)の外端の開口部(12A)を閉塞する
    キャップ(16)を設けたクローラ走行装置の転輪構造
    であって、前記筒状ハブ(12)内に潤滑油を注入する
    注入孔(19)を、前記キャップ(16)に設けるとと
    もに、前記筒状ハブ(12)内の内圧で前記注入孔(1
    9)を閉止する閉止構造(20)を前記キャップ(16
    )に設けてあるクローラ走行装置の転輪構造。
JP12418891A 1991-05-29 1991-05-29 クローラ走行装置の転輪構造 Pending JPH04353084A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012147201A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 日立建機株式会社 建設機械の回転装置
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