JPH04352613A - 柔軟薄物製品を箱詰する方法及び装置 - Google Patents
柔軟薄物製品を箱詰する方法及び装置Info
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- JPH04352613A JPH04352613A JP11342491A JP11342491A JPH04352613A JP H04352613 A JPH04352613 A JP H04352613A JP 11342491 A JP11342491 A JP 11342491A JP 11342491 A JP11342491 A JP 11342491A JP H04352613 A JPH04352613 A JP H04352613A
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- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 17
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- 239000000047 product Substances 0.000 description 129
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケット等
で使用する合成樹脂フィルム製Uバッグのような、柔軟
で腰のない製品を、ダンボールなどの箱に箱詰めする方
法及び装置に関する。
で使用する合成樹脂フィルム製Uバッグのような、柔軟
で腰のない製品を、ダンボールなどの箱に箱詰めする方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等で使用される合成
樹脂フィルム製Uバッグのような袋を製造する製袋装置
、及びこの製袋装置で作られ積層された柔軟薄物製品(
以下、「製品」という)を包装する包装装置が従来から
知られている。これらの製品は柔軟で腰がないため、周
知のローラコンベアやベルトコンベアなどを用いた箱詰
装置では、ダンボールなどの箱に隙間なく箱詰めするこ
とができなかった。箱に隙間があると、かかる製品は輸
送中に箱内で移動し、製品に折り目ができ、商品として
使用できなくなる。従って、かかる製品を箱に隙間なく
箱詰めする装置の要望が従来からあった。
樹脂フィルム製Uバッグのような袋を製造する製袋装置
、及びこの製袋装置で作られ積層された柔軟薄物製品(
以下、「製品」という)を包装する包装装置が従来から
知られている。これらの製品は柔軟で腰がないため、周
知のローラコンベアやベルトコンベアなどを用いた箱詰
装置では、ダンボールなどの箱に隙間なく箱詰めするこ
とができなかった。箱に隙間があると、かかる製品は輸
送中に箱内で移動し、製品に折り目ができ、商品として
使用できなくなる。従って、かかる製品を箱に隙間なく
箱詰めする装置の要望が従来からあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】又、広く使用されてい
るUバッグのような製品の箱詰めの場合には、単に製品
を隙間なく箱詰めするだけでは依然として上述したよう
な製品が移動する問題があった。これは、Uバッグのよ
うな製品では、図9(A)に示すように袋に把手部分が
加工されており、又両幅部分に折り込み部があるため、
底部分が把手部分より厚く、かつ両幅部分が中央に較べ
て厚くなる。そのため、製品を同じ向きに積層させて箱
詰めすると、把手部分に隙間ができ、かつ図9(B)に
示すように中央部分が凹むことによる。従って、製品を
箱に隙間なく箱詰めするには、製品を1つ毎に逆向きに
充填し、かつ箱詰めの最後に製品を縦に半分に折ったも
のを中央部分に入れる必要があった。
るUバッグのような製品の箱詰めの場合には、単に製品
を隙間なく箱詰めするだけでは依然として上述したよう
な製品が移動する問題があった。これは、Uバッグのよ
うな製品では、図9(A)に示すように袋に把手部分が
加工されており、又両幅部分に折り込み部があるため、
底部分が把手部分より厚く、かつ両幅部分が中央に較べ
て厚くなる。そのため、製品を同じ向きに積層させて箱
詰めすると、把手部分に隙間ができ、かつ図9(B)に
示すように中央部分が凹むことによる。従って、製品を
箱に隙間なく箱詰めするには、製品を1つ毎に逆向きに
充填し、かつ箱詰めの最後に製品を縦に半分に折ったも
のを中央部分に入れる必要があった。
【0004】従って、本発明の目的は、Uバッグのよう
な柔軟薄物製品を箱に隙間なく箱詰めする方法及び装置
を提供することにある。更に、本発明の目的は、製品を
1つ毎に逆向きに充填し、かつ箱詰めの最後に製品を半
分に折ったものを中央部分に入れることができる方法及
び装置を提供することにある。
な柔軟薄物製品を箱に隙間なく箱詰めする方法及び装置
を提供することにある。更に、本発明の目的は、製品を
1つ毎に逆向きに充填し、かつ箱詰めの最後に製品を半
分に折ったものを中央部分に入れることができる方法及
び装置を提供することにある。
【0005】更に、本発明の目的は、Uバッグのような
製品をきちんと半折りし、箱詰めする方法及び装置を提
供することにある。
製品をきちんと半折りし、箱詰めする方法及び装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、長さ方
向対称軸線(x)と幅方向中心軸線(y)を有する柔軟
薄物製品を、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(
Y)及び垂直方向中心軸線(Z)を有する箱に箱詰する
方法であって、前記箱を上部が開口した状態で水平に固
定し、前記製品を、前記箱の上端より高い水平面上に、
前記製品の長さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X)
に平行であり、前記製品の幅方向軸線(y)が箱の軸線
(Y)に平行であるように置き、前記製品を、製品の軸
線(x)が箱の軸線(X)に一致するまでほぼ水平に横
移動させ、前記製品を、前記製品の幅方向軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致するまでほぼ水平に縦移動
させ、前記箱を、箱の垂直方向軸線(Z)のまわりに1
80°旋回させ、前記製品を、前記製品の軸線(x)が
箱の軸線(X)に一致し、かつ軸線(y)が箱の横方向
軸線(Y)に一致する状態で、箱の内部に落下させる、
ことからなる各工程を有し、更に、前記製品を、製品の
長さ方向軸線(x)で半分に折り曲げ、前記製品を、前
記製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一
致するまでほぼ水平に縦移動させ、前記製品を、軸線(
y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の内
部に落下させる、ことからなる各工程を有する、ことを
特徴とする柔軟薄物製品の箱詰方法が提供される。
向対称軸線(x)と幅方向中心軸線(y)を有する柔軟
薄物製品を、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(
Y)及び垂直方向中心軸線(Z)を有する箱に箱詰する
方法であって、前記箱を上部が開口した状態で水平に固
定し、前記製品を、前記箱の上端より高い水平面上に、
前記製品の長さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X)
に平行であり、前記製品の幅方向軸線(y)が箱の軸線
(Y)に平行であるように置き、前記製品を、製品の軸
線(x)が箱の軸線(X)に一致するまでほぼ水平に横
移動させ、前記製品を、前記製品の幅方向軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致するまでほぼ水平に縦移動
させ、前記箱を、箱の垂直方向軸線(Z)のまわりに1
80°旋回させ、前記製品を、前記製品の軸線(x)が
箱の軸線(X)に一致し、かつ軸線(y)が箱の横方向
軸線(Y)に一致する状態で、箱の内部に落下させる、
ことからなる各工程を有し、更に、前記製品を、製品の
長さ方向軸線(x)で半分に折り曲げ、前記製品を、前
記製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一
致するまでほぼ水平に縦移動させ、前記製品を、軸線(
y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の内
部に落下させる、ことからなる各工程を有する、ことを
特徴とする柔軟薄物製品の箱詰方法が提供される。
【0007】更に、本発明によれば、長さ方向対称軸線
(x)と幅方向中心軸線(y)を有する柔軟薄物製品を
、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(Y)及び垂
直方向中心軸線(Z)を有する箱に箱詰する装置であっ
て、前記箱を上部が開口した状態で水平に固定し、箱の
垂直方向軸線(Z)のまわりに180°旋回させるよう
になった旋回装置と、前記箱の上端より高い水平面上に
、前記製品の長さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X
)に平行であり、前記製品の幅方向軸線(y)が箱の軸
線(Y)に平行であるように置かれた製品を、製品の軸
線(x)が箱の軸線(X)に一致するまでほぼ水平に横
移動させる横移動装置と、前記製品を、前記製品の幅方
向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致するまでほ
ぼ水平に縦移動させる縦移動装置と、前記製品を、前記
製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、かつ軸線
(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の
内部に落下させるようになった落下装置と、前記製品を
、製品の長さ方向軸線(x)で半分に折り曲げるように
なった半折装置とからなる、ことを特徴とする柔軟薄物
製品の箱詰装置が提供される。
(x)と幅方向中心軸線(y)を有する柔軟薄物製品を
、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(Y)及び垂
直方向中心軸線(Z)を有する箱に箱詰する装置であっ
て、前記箱を上部が開口した状態で水平に固定し、箱の
垂直方向軸線(Z)のまわりに180°旋回させるよう
になった旋回装置と、前記箱の上端より高い水平面上に
、前記製品の長さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X
)に平行であり、前記製品の幅方向軸線(y)が箱の軸
線(Y)に平行であるように置かれた製品を、製品の軸
線(x)が箱の軸線(X)に一致するまでほぼ水平に横
移動させる横移動装置と、前記製品を、前記製品の幅方
向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致するまでほ
ぼ水平に縦移動させる縦移動装置と、前記製品を、前記
製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、かつ軸線
(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の
内部に落下させるようになった落下装置と、前記製品を
、製品の長さ方向軸線(x)で半分に折り曲げるように
なった半折装置とからなる、ことを特徴とする柔軟薄物
製品の箱詰装置が提供される。
【0008】
【作用】上記方法及び装置によれば、箱が上部が開口し
た状態で水平に固定され、柔軟薄物製品が、箱の上端よ
り高い水平面上に、前記製品の長さ方向軸線(x)が箱
の縦方向軸線(X)に平行であり、前記製品の幅方向軸
線(y)が箱の軸線(Y)に平行であるように置かれ、
前記製品が、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致
するまでほぼ水平に横移動され、前記製品が、前記製品
の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する
までほぼ水平に縦移動され、前記箱が、箱の垂直方向軸
線(Z)のまわりに180°旋回され、前記製品が、前
記製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、かつ軸
線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱
の内部に落され、更に、前記製品が、製品の長さ方向軸
線(x)で半分に折り曲げられ、前記製品が、前記製品
の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する
までほぼ水平に縦移動され、前記製品が、軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の内部に落
される。
た状態で水平に固定され、柔軟薄物製品が、箱の上端よ
り高い水平面上に、前記製品の長さ方向軸線(x)が箱
の縦方向軸線(X)に平行であり、前記製品の幅方向軸
線(y)が箱の軸線(Y)に平行であるように置かれ、
前記製品が、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致
するまでほぼ水平に横移動され、前記製品が、前記製品
の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する
までほぼ水平に縦移動され、前記箱が、箱の垂直方向軸
線(Z)のまわりに180°旋回され、前記製品が、前
記製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、かつ軸
線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱
の内部に落され、更に、前記製品が、製品の長さ方向軸
線(x)で半分に折り曲げられ、前記製品が、前記製品
の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する
までほぼ水平に縦移動され、前記製品が、軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、箱の内部に落
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明による箱詰装置を全体的に示す
斜視図である。箱詰装置は、旋回装置20を備え、この
装置により、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(
Y)及び垂直方向中心軸線(Z)を有する箱10が、上
部が開口した状態でターンテーブル22の上面に周知の
方法で水平に固定され、箱10の軸線(Z)のまわりに
180°旋回できるようになっている。箱10は、図示
しない装置によりターンテーブル22上に水平に供給さ
れ、また搬出される。
明する。図1は、本発明による箱詰装置を全体的に示す
斜視図である。箱詰装置は、旋回装置20を備え、この
装置により、縦方向中心軸線(X)、横方向中心軸線(
Y)及び垂直方向中心軸線(Z)を有する箱10が、上
部が開口した状態でターンテーブル22の上面に周知の
方法で水平に固定され、箱10の軸線(Z)のまわりに
180°旋回できるようになっている。箱10は、図示
しない装置によりターンテーブル22上に水平に供給さ
れ、また搬出される。
【0010】箱詰装置は、更に横移動装置30を備える
。この横移動装置30には、製品12を載せるほぼ水平
な供給テーブル32が、箱10の上端より高い位置に設
けられている。供給テーブル32の横方向内側(図で左
側)の端部には、製品12の端部を挟持し易いように複
数の矩形切欠部33が設けられている。製品12は、図
9に示すように、長さ方向対称軸線(x)と幅方向中心
軸線(y)を有しており、上流側装置により、供給テー
ブル32の上面に供給される。
。この横移動装置30には、製品12を載せるほぼ水平
な供給テーブル32が、箱10の上端より高い位置に設
けられている。供給テーブル32の横方向内側(図で左
側)の端部には、製品12の端部を挟持し易いように複
数の矩形切欠部33が設けられている。製品12は、図
9に示すように、長さ方向対称軸線(x)と幅方向中心
軸線(y)を有しており、上流側装置により、供給テー
ブル32の上面に供給される。
【0011】横移動装置30には、更に、複数の第1グ
リップ34を有する横移動部材36が、横方向に水平に
延びる2本のガイドロッド37により摺動自在に案内さ
れ、この横移動部材36は横方向に水平に延びるチェー
ン(図示せず)に固定されている。駆動装置(図示せず
)によるチェーンの移動により、横移動部材36を横方
向にほぼ水平に移動させることができる。
リップ34を有する横移動部材36が、横方向に水平に
延びる2本のガイドロッド37により摺動自在に案内さ
れ、この横移動部材36は横方向に水平に延びるチェー
ン(図示せず)に固定されている。駆動装置(図示せず
)によるチェーンの移動により、横移動部材36を横方
向にほぼ水平に移動させることができる。
【0012】第1グリップ34は挟持部35を有し、こ
の挟持部は、周知の仕方、例えば空気シリンダにより横
方向外側(図で右側)が上下に開閉できるようになって
いる。第1グリップ34の縦方向位置は、供給テーブル
32の切欠部33と整合しており、挟持部35の幅は、
切欠部33の幅よりも狭くなっている。これにより、供
給テーブル32に載せられた製品12の幅方向端部を第
1グリップ34の挟持部35で挟持することができる。
の挟持部は、周知の仕方、例えば空気シリンダにより横
方向外側(図で右側)が上下に開閉できるようになって
いる。第1グリップ34の縦方向位置は、供給テーブル
32の切欠部33と整合しており、挟持部35の幅は、
切欠部33の幅よりも狭くなっている。これにより、供
給テーブル32に載せられた製品12の幅方向端部を第
1グリップ34の挟持部35で挟持することができる。
【0013】横移動装置30には、更に、供給テーブル
32及び横移動部材36より低い位置に横方向に延びる
水平な支持テーブル38が設けられている。この支持テ
ーブル38は、縦方向下流側(図で右側)の端部に、製
品12の端部を挟持し易いように複数の矩形切欠部38
aを有し、更に、後述する半折り工程のため、箱10の
縦方向軸線(X)と整合した軸線方向のスリット38b
を有する。
32及び横移動部材36より低い位置に横方向に延びる
水平な支持テーブル38が設けられている。この支持テ
ーブル38は、縦方向下流側(図で右側)の端部に、製
品12の端部を挟持し易いように複数の矩形切欠部38
aを有し、更に、後述する半折り工程のため、箱10の
縦方向軸線(X)と整合した軸線方向のスリット38b
を有する。
【0014】以上の構成により、第1グリップ34の挟
持部35が製品12を挟持した状態で、製品の軸線(x
)が箱の軸線(X)に一致するまで、製品12を支持テ
ーブル38上でほぼ水平に横移動させることができる。 箱詰装置は、更に縦移動装置40を備える。この縦移動
装置40には、単一の第2グリップ42を有する縦移動
部材44が、支持テーブル38より高い位置で縦方向に
水平に延びる1本のガイド板46により摺動自在に案内
され、かつ縦移動部材44は、縦方向に水平に延びるチ
ェーン(図示せず)に固定されている。図示しない駆動
装置によるこのチェーンの移動により、第2グリップ4
4を縦方向にほぼ水平に移動させることができる。
持部35が製品12を挟持した状態で、製品の軸線(x
)が箱の軸線(X)に一致するまで、製品12を支持テ
ーブル38上でほぼ水平に横移動させることができる。 箱詰装置は、更に縦移動装置40を備える。この縦移動
装置40には、単一の第2グリップ42を有する縦移動
部材44が、支持テーブル38より高い位置で縦方向に
水平に延びる1本のガイド板46により摺動自在に案内
され、かつ縦移動部材44は、縦方向に水平に延びるチ
ェーン(図示せず)に固定されている。図示しない駆動
装置によるこのチェーンの移動により、第2グリップ4
4を縦方向にほぼ水平に移動させることができる。
【0015】図2に第2グリップ42を詳細に示す。第
2グリップ42は挟持部47a、47bを有し、この挟
持部は、周知の仕方、例えば空気シリンダにより縦方向
上流側(図で左側)が上下に開閉できるようになってい
る。第2グリップ42の横方向位置は、箱10の縦方向
軸線(X)と整合しており、挟持部47a、47bの幅
は、支持テーブル38の切欠部38aの幅よりも狭くな
っている。また、第2グリップ42の高さは、支持テー
ブル38上に置かれた製品12、及び支持テーブル38
よりも高い位置の製品12を挟持部47a、47bによ
り挟持できるように設定されている。
2グリップ42は挟持部47a、47bを有し、この挟
持部は、周知の仕方、例えば空気シリンダにより縦方向
上流側(図で左側)が上下に開閉できるようになってい
る。第2グリップ42の横方向位置は、箱10の縦方向
軸線(X)と整合しており、挟持部47a、47bの幅
は、支持テーブル38の切欠部38aの幅よりも狭くな
っている。また、第2グリップ42の高さは、支持テー
ブル38上に置かれた製品12、及び支持テーブル38
よりも高い位置の製品12を挟持部47a、47bによ
り挟持できるように設定されている。
【0016】縦移動装置40には、更に、支持テーブル
38より低い位置に縦方向に延びる水平な支持テーブル
(図示せず)が、前記支持テーブル38の下流側端部か
ら、後述する落下装置50のシャッタ板の手前まで設け
られている。以上の構成により、第2グリップ42の挟
持部47a、47bが製品12の下流側端部を挟持した
状態で、製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y
)に一致するまで、すなわちシャッタ板62の中央まで
、製品12をほぼ水平に縦移動させることができる。
38より低い位置に縦方向に延びる水平な支持テーブル
(図示せず)が、前記支持テーブル38の下流側端部か
ら、後述する落下装置50のシャッタ板の手前まで設け
られている。以上の構成により、第2グリップ42の挟
持部47a、47bが製品12の下流側端部を挟持した
状態で、製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y
)に一致するまで、すなわちシャッタ板62の中央まで
、製品12をほぼ水平に縦移動させることができる。
【0017】図3に落下装置50を示す。箱詰装置は、
この落下装置50を更に備える。この図において製品1
2は、前述した縦移動装置40により左側から図に破線
で示すターンテーブル22の上方に供給される。落下装
置50は、2枚のシャッタ板52a、52bを有し、そ
の各々は横方向(図で上下方向)に水平に延びる2本の
ガイドロッド54により横方向に摺動自在に案内されて
いる。シャッタ板52a、52bの上面には、複数の横
方向に延びる細長いシャッタ棒53a、53bが縦方向
(図で左右方向)に間隔を隔てて固定されている。シャ
ッタ板52a、52bの下方には、製品12の縦方向上
流側及び下流側にそれぞれ2本づつ横方向に水平に延び
るベルト55が設けられ、このベルト55は図示のよう
に配置された6個の水平なプーリ56を通すことにより
平行な部分が相互に逆方向に同期して移動するようにな
っている。シャッタ板52a、52bの下面は、それぞ
れこの平行なベルト部分の一方に固定されている。この
構成により、箱10に落下するときベルト55が干渉し
ないようになっている。
この落下装置50を更に備える。この図において製品1
2は、前述した縦移動装置40により左側から図に破線
で示すターンテーブル22の上方に供給される。落下装
置50は、2枚のシャッタ板52a、52bを有し、そ
の各々は横方向(図で上下方向)に水平に延びる2本の
ガイドロッド54により横方向に摺動自在に案内されて
いる。シャッタ板52a、52bの上面には、複数の横
方向に延びる細長いシャッタ棒53a、53bが縦方向
(図で左右方向)に間隔を隔てて固定されている。シャ
ッタ板52a、52bの下方には、製品12の縦方向上
流側及び下流側にそれぞれ2本づつ横方向に水平に延び
るベルト55が設けられ、このベルト55は図示のよう
に配置された6個の水平なプーリ56を通すことにより
平行な部分が相互に逆方向に同期して移動するようにな
っている。シャッタ板52a、52bの下面は、それぞ
れこの平行なベルト部分の一方に固定されている。この
構成により、箱10に落下するときベルト55が干渉し
ないようになっている。
【0018】シャッタ板52bの下面には開閉ロッド5
7が取付けられ、駆動装置58による開閉ロッド57の
往復運動によりシャッタ板52a、52bを同期して開
閉することができる。以上の構成により、製品12の軸
線(x)が箱10の軸線(X)に一致し、かつ製品12
の軸線(y)が箱10の軸線(Y)に一致する状態で、
製品12を箱10の内部に落下させることができる。
7が取付けられ、駆動装置58による開閉ロッド57の
往復運動によりシャッタ板52a、52bを同期して開
閉することができる。以上の構成により、製品12の軸
線(x)が箱10の軸線(X)に一致し、かつ製品12
の軸線(y)が箱10の軸線(Y)に一致する状態で、
製品12を箱10の内部に落下させることができる。
【0019】図4に落下装置50の断面説明図を示す。
前記落下装置50には、更に、製品12の落下を案内す
る落下案内装置60が備えられている。この落下案内装
置60は、2枚の案内部材62を有し、その各々は横方
向に水平に延びる2本のガイドロッド64(図3に示す
)により横方向に摺動自在に案内されている。案内部材
62には、複数の垂直下方に延びる細長い案内棒63が
シャッタ板52a、52bの上面のシャッタ棒53a、
53bと干渉しない位置に縦方向に間隔を隔てて固定さ
れている。2枚の案内部材62は、空気シリンダ65に
より横方向内方に移動され、水平に置かれた製品12の
幅に合った外側位置に停止する。落下案内装置60は、
更に案内棒63を横方向内方に移動するようになった空
気シリンダ66を有し、これにより、案内棒63を半折
りにされた製品12の幅に合った外側位置に停止させる
ことができる。
る落下案内装置60が備えられている。この落下案内装
置60は、2枚の案内部材62を有し、その各々は横方
向に水平に延びる2本のガイドロッド64(図3に示す
)により横方向に摺動自在に案内されている。案内部材
62には、複数の垂直下方に延びる細長い案内棒63が
シャッタ板52a、52bの上面のシャッタ棒53a、
53bと干渉しない位置に縦方向に間隔を隔てて固定さ
れている。2枚の案内部材62は、空気シリンダ65に
より横方向内方に移動され、水平に置かれた製品12の
幅に合った外側位置に停止する。落下案内装置60は、
更に案内棒63を横方向内方に移動するようになった空
気シリンダ66を有し、これにより、案内棒63を半折
りにされた製品12の幅に合った外側位置に停止させる
ことができる。
【0020】以上の構成により、製品12が箱10に落
下するときに、製品12の落下を案内することができる
。箱詰装置は、更に、製品12を半折りする半折装置7
0を横移動装置30の上下部分に備える。図5及び図6
にこの半折装置70を模式的に示す。半折装置70は、
断面がほぼ逆U字形を有する半折成形体72を有し、こ
の半折成形体72は、箱10の軸線方向のスリット38
bに沿って垂直に延びる2枚の板からなり、その上部で
相互に連結されている。半折成形体72の縦方向長さは
、ほぼ支持テーブル38と等しく、かつその縦方向下流
側には半折成形体72を水平位置に回転させたときに支
持テーブル38の切欠部38a(図1参照)と整合する
複数の切欠部72aを有する。更に、半折成形体72の
一方の板(図5で手前)には、複数の保持シリンダ76
が設けられ、そのロッド76aはこの板に設けられた穴
(図示せず)を貫通するようになっている。
下するときに、製品12の落下を案内することができる
。箱詰装置は、更に、製品12を半折りする半折装置7
0を横移動装置30の上下部分に備える。図5及び図6
にこの半折装置70を模式的に示す。半折装置70は、
断面がほぼ逆U字形を有する半折成形体72を有し、こ
の半折成形体72は、箱10の軸線方向のスリット38
bに沿って垂直に延びる2枚の板からなり、その上部で
相互に連結されている。半折成形体72の縦方向長さは
、ほぼ支持テーブル38と等しく、かつその縦方向下流
側には半折成形体72を水平位置に回転させたときに支
持テーブル38の切欠部38a(図1参照)と整合する
複数の切欠部72aを有する。更に、半折成形体72の
一方の板(図5で手前)には、複数の保持シリンダ76
が設けられ、そのロッド76aはこの板に設けられた穴
(図示せず)を貫通するようになっている。
【0021】半折成形体72は、更に、回転用シリンダ
78により垂直位置から水平位置まで回転できるように
なっており、更に、昇降用シリンダ79により上方位置
から下方位置まで下降できるようになっている。半折装
置70は、更に、垂直な押込み板74を有し、この押込
み板74は、2本のガイドロッドを有する昇降駆動装置
75により上下に移動し、垂直位置にある半折成形体7
2の内部に挿入できるようになっている。この昇降駆動
装置75には、2本のシリンダ75a、75bが組込ま
れており、これにより、押込み板74の上昇位置を上下
2段に調整することができる。
78により垂直位置から水平位置まで回転できるように
なっており、更に、昇降用シリンダ79により上方位置
から下方位置まで下降できるようになっている。半折装
置70は、更に、垂直な押込み板74を有し、この押込
み板74は、2本のガイドロッドを有する昇降駆動装置
75により上下に移動し、垂直位置にある半折成形体7
2の内部に挿入できるようになっている。この昇降駆動
装置75には、2本のシリンダ75a、75bが組込ま
れており、これにより、押込み板74の上昇位置を上下
2段に調整することができる。
【0022】押込み板74の上端部分には、図5に示す
ように、上端まで切欠かれた2つのU字状切欠74aと
、上端が切欠かれていない2つの細長いスロット74b
を有する。切欠74aは、半折成形体72上の1本づつ
の保持シリンダ76と縦方向位置が整合しており、一方
スロット74bは、2本づつの保持シリンダ76と縦方
向位置が整合している。これにより、図7に詳細に示す
ように、製品12、特にUバッグを半分に折曲げるとき
に、Uバッグの把手部の端が、押込み板74の端が切欠
かれた部分に重なるのを防ぐことができ、従来きちんと
折ることが難しかったUバッグの半折りを正確に行うこ
とができる。
ように、上端まで切欠かれた2つのU字状切欠74aと
、上端が切欠かれていない2つの細長いスロット74b
を有する。切欠74aは、半折成形体72上の1本づつ
の保持シリンダ76と縦方向位置が整合しており、一方
スロット74bは、2本づつの保持シリンダ76と縦方
向位置が整合している。これにより、図7に詳細に示す
ように、製品12、特にUバッグを半分に折曲げるとき
に、Uバッグの把手部の端が、押込み板74の端が切欠
かれた部分に重なるのを防ぐことができ、従来きちんと
折ることが難しかったUバッグの半折りを正確に行うこ
とができる。
【0023】以上の構成により、後述する工程により、
製品12を製品の長さ方向軸線(x)で半分に折曲げる
ことができる。箱詰装置は、更に、図1に示すように落
下装置50の上方に押付シリンダ80を備えるのが好ま
しい。この押付シリンダ80のロッド80aは、箱10
の垂直方向中心軸線(Z)に沿って下方に延びており、
その先端に製品12とほぼ同じ大きさの押付板82が水
平に固定されている。この押付シリンダ80は、縮んだ
状態では、押付板82が縦移動装置40及び落下装置5
0と干渉しない高さにあり、かつ延びた状態では、押付
板82が箱10の少なくとも上端に達するように、十分
長いストロークを有する。
製品12を製品の長さ方向軸線(x)で半分に折曲げる
ことができる。箱詰装置は、更に、図1に示すように落
下装置50の上方に押付シリンダ80を備えるのが好ま
しい。この押付シリンダ80のロッド80aは、箱10
の垂直方向中心軸線(Z)に沿って下方に延びており、
その先端に製品12とほぼ同じ大きさの押付板82が水
平に固定されている。この押付シリンダ80は、縮んだ
状態では、押付板82が縦移動装置40及び落下装置5
0と干渉しない高さにあり、かつ延びた状態では、押付
板82が箱10の少なくとも上端に達するように、十分
長いストロークを有する。
【0024】次に本発明による装置の作動を説明する。
箱10が、ターンテーブル22上に供給され、上部が開
口した状態で水平に固定される。次いで、製品12が、
上流側装置により、供給テーブル32の上面に製品の長
さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X)に平行であり
、製品の幅方向軸線(y)が箱の軸線(Y)に平行であ
るように供給される。この時、製品の底端が支持テーブ
ル38の下流端とほぼ一致し、かつ製品の幅方向端が供
給テーブル32の横方向内端とほぼ一致する。
口した状態で水平に固定される。次いで、製品12が、
上流側装置により、供給テーブル32の上面に製品の長
さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X)に平行であり
、製品の幅方向軸線(y)が箱の軸線(Y)に平行であ
るように供給される。この時、製品の底端が支持テーブ
ル38の下流端とほぼ一致し、かつ製品の幅方向端が供
給テーブル32の横方向内端とほぼ一致する。
【0025】次いで、製品12の幅方向端部を第1グリ
ップ34の挟持部35で挟持し、横方向左方に横移動し
、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致する位置で
挟持部35を開いて製品12を離す。第1グリップ34
は、更に後方(左方)に後退する。次いで、縦移動装置
40により、支持テーブル38に載った製品12の縦方
向下流端を第2グリップ42の挟持部47a、47bで
挟持し、製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y
)に一致するまで、すなわちシャッタ板52a、52b
の上まで、製品12をほぼ水平に縦移動させる。
ップ34の挟持部35で挟持し、横方向左方に横移動し
、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致する位置で
挟持部35を開いて製品12を離す。第1グリップ34
は、更に後方(左方)に後退する。次いで、縦移動装置
40により、支持テーブル38に載った製品12の縦方
向下流端を第2グリップ42の挟持部47a、47bで
挟持し、製品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y
)に一致するまで、すなわちシャッタ板52a、52b
の上まで、製品12をほぼ水平に縦移動させる。
【0026】次いで、落下案内装置60により、案内棒
63が、空気シリンダ65により横方向内方に移動し、
水平に置かれた製品12の幅に合った外側位置に停止す
る。次いで、落下装置50の2枚のシャッタ板52a、
52bが開き、案内棒63により案内しながら製品12
を箱10の内部に落とす。次いで、押付装置80のロッ
ド80aが延び、押付板82により箱10内の製品12
が下方に押付けられ、製品内部の空気を排出する。
63が、空気シリンダ65により横方向内方に移動し、
水平に置かれた製品12の幅に合った外側位置に停止す
る。次いで、落下装置50の2枚のシャッタ板52a、
52bが開き、案内棒63により案内しながら製品12
を箱10の内部に落とす。次いで、押付装置80のロッ
ド80aが延び、押付板82により箱10内の製品12
が下方に押付けられ、製品内部の空気を排出する。
【0027】次いで、旋回装置20により、箱10を、
軸線(Z)のまわりに180°旋回する。上述した工程
は、製品12が箱10内にほぼ一杯になるまで、すなわ
ち製品12を10個づつ箱詰めする場合には9個を箱詰
めするまで繰返し行われる。最後の製品12が、横移動
装置30により、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に
一致する位置まで横移動されると、縦移動装置40が作
動する前に、以下の工程が行われる。
軸線(Z)のまわりに180°旋回する。上述した工程
は、製品12が箱10内にほぼ一杯になるまで、すなわ
ち製品12を10個づつ箱詰めする場合には9個を箱詰
めするまで繰返し行われる。最後の製品12が、横移動
装置30により、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に
一致する位置まで横移動されると、縦移動装置40が作
動する前に、以下の工程が行われる。
【0028】初めに、それまで水平上方位置にあった半
折成形体72を垂直下方位置に移動させる。次いで、昇
降駆動装置75の押込み板74により製品12の軸線(
X)の部分を上方に押し上げ、製品12を半折成形体7
2内に半折り状態に押し込む。次いで、保持シリンダ7
6のうち下側の4本が延びて、そのロッド76aが半折
成形体72の一方の板を貫通して、製品12を半折成形
体72内に保持する。このとき、押込み板74のU字状
切欠74aとスロット74bの下方部分をロッド76a
が押すため、昇降駆動装置75の一方のシリンダ75b
を縮めることにより、図8(A)に示すように、保持シ
リンダ76が製品12を半折成形体72内に保持した状
態で、押込み板74を下方にずらすことができる。
折成形体72を垂直下方位置に移動させる。次いで、昇
降駆動装置75の押込み板74により製品12の軸線(
X)の部分を上方に押し上げ、製品12を半折成形体7
2内に半折り状態に押し込む。次いで、保持シリンダ7
6のうち下側の4本が延びて、そのロッド76aが半折
成形体72の一方の板を貫通して、製品12を半折成形
体72内に保持する。このとき、押込み板74のU字状
切欠74aとスロット74bの下方部分をロッド76a
が押すため、昇降駆動装置75の一方のシリンダ75b
を縮めることにより、図8(A)に示すように、保持シ
リンダ76が製品12を半折成形体72内に保持した状
態で、押込み板74を下方にずらすことができる。
【0029】次いで保持シリンダ76のうちスロット7
4bに係合する上側の2本を延ばして、押込み板74の
上側に残された部分を押し、次いで下側の2本を縮める
(図8(B)参照)。この状態で、押込み板74を下降
させることができる。これにより、図7に詳細に示した
ように、製品12、特にUバッグを半分に折曲げるとき
に、Uバッグの把手部の端が、押込み板74の端が切欠
かれた部分に重なるのを防ぐことができる。従って、従
来、きちんと折ることが難しかったUバッグの半折りを
正確に行うことができる。
4bに係合する上側の2本を延ばして、押込み板74の
上側に残された部分を押し、次いで下側の2本を縮める
(図8(B)参照)。この状態で、押込み板74を下降
させることができる。これにより、図7に詳細に示した
ように、製品12、特にUバッグを半分に折曲げるとき
に、Uバッグの把手部の端が、押込み板74の端が切欠
かれた部分に重なるのを防ぐことができる。従って、従
来、きちんと折ることが難しかったUバッグの半折りを
正確に行うことができる。
【0030】次いで、半折成形体72を、回転用シリン
ダ78により垂直位置から水平位置まで回転し、更に、
昇降用シリンダ79により上方位置から下方位置まで下
降する(図8(C)参照)。この水平下方位置では、半
折成形体72内と製品12を第2グリップ42で挟持す
ることができる。次いで、縦移動装置40により、半折
りにされた最終製品12が、製品の幅方向軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致するまで製品12をほぼ水
平に縦移動され、次いで、落下案内装置60が作動し、
案内棒63が、空気シリンダ64及び65により半折に
された製品12の幅に合った外側位置に停止する。
ダ78により垂直位置から水平位置まで回転し、更に、
昇降用シリンダ79により上方位置から下方位置まで下
降する(図8(C)参照)。この水平下方位置では、半
折成形体72内と製品12を第2グリップ42で挟持す
ることができる。次いで、縦移動装置40により、半折
りにされた最終製品12が、製品の幅方向軸線(y)が
箱の横方向軸線(Y)に一致するまで製品12をほぼ水
平に縦移動され、次いで、落下案内装置60が作動し、
案内棒63が、空気シリンダ64及び65により半折に
された製品12の幅に合った外側位置に停止する。
【0031】次いで、落下装置50により製品12を案
内棒63で案内しながら箱10の内部に落とし、次いで
、押付装置80により、包装内部の空気が排出される。 以上の工程がすべて終了すると、箱詰めされた箱10が
、本装置から搬出され、本発明による箱詰め工程が完了
する。
内棒63で案内しながら箱10の内部に落とし、次いで
、押付装置80により、包装内部の空気が排出される。 以上の工程がすべて終了すると、箱詰めされた箱10が
、本装置から搬出され、本発明による箱詰め工程が完了
する。
【0032】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明による装置及び方法により、Uバッグのような柔軟薄
物製品を箱に隙間なく箱詰めすることができる。更に、
製品を1つ毎に逆向きに充填し、かつ箱詰めの最後に製
品を半分に折ったものを中央部分に入れることができる
。また、Uバッグのような製品をきちんと半折りし、箱
詰めすることができる。
明による装置及び方法により、Uバッグのような柔軟薄
物製品を箱に隙間なく箱詰めすることができる。更に、
製品を1つ毎に逆向きに充填し、かつ箱詰めの最後に製
品を半分に折ったものを中央部分に入れることができる
。また、Uバッグのような製品をきちんと半折りし、箱
詰めすることができる。
【図1】本発明による箱詰装置を全体的に示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】第2グリップ42の部分側面図である。
【図3】落下装置50の平面図である。
【図4】落下案内装置60の断面説明図である。
【図5】半折装置70の正面概略図である。
【図6】半折装置70の模式的説明図である。
【図7】Uバッグの半折り状態を示す説明図である。
【図8】Uバッグの半折り工程を示す説明図である。
【図9】Uバッグと、その箱詰め状態を示す説明図であ
る。
る。
10 箱
12 製品
20 旋回装置
22 ターンテーブル
30 横移動装置
32 供給テーブル
34 第1グリップ
38 支持テーブル
40 縦移動装置
42 第2グリップ
50 落下装置
52a、52b シャッタ板
60 落下案内装置
63 案内棒
70 半折装置
72 半折成形体
74 押込み板
76 保持シリンダ
78 回転用シリンダ
79 昇降用シリンダ
80 押付シリンダ
Claims (5)
- 【請求項1】 長さ方向対称軸線(x)と幅方向中心
軸線(y)を有する柔軟薄物製品を、縦方向中心軸線(
X)、横方向中心軸線(Y)及び垂直方向中心軸線(Z
)を有する箱に箱詰する方法であって、前記箱を上部が
開口した状態で水平に固定し、前記製品を、前記箱の上
端より高い水平面上に、前記製品の長さ方向軸線(x)
が箱の縦方向軸線(X)に平行であり、前記製品の幅方
向軸線(y)が箱の軸線(Y)に平行であるように置き
、前記製品を、製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一
致するまでほぼ水平に横移動させ、前記製品を、前記製
品の幅方向軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致す
るまでほぼ水平に縦移動させ、前記箱を、箱の垂直方向
軸線(Z)のまわりに180°旋回させ、前記製品を、
前記製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、かつ
軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で、
箱の内部に落下させる、ことからなる各工程を有し、更
に、前記製品を、製品の長さ方向軸線(x)で半分に折
り曲げ、前記製品を、前記製品の幅方向軸線(y)が箱
の横方向軸線(Y)に一致するまでほぼ水平に縦移動さ
せ、前記製品を、軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に
一致する状態で、箱の内部に落下させる、ことからなる
各工程を有する、ことを特徴とする柔軟薄物製品の箱詰
方法。 - 【請求項2】 長さ方向対称軸線(x)と幅方向中心
軸線(y)を有する柔軟薄物製品を、縦方向中心軸線(
X)、横方向中心軸線(Y)及び垂直方向中心軸線(Z
)を有する箱に箱詰する装置であって、前記箱を上部が
開口した状態で水平に固定し、箱の垂直方向軸線(Z)
のまわりに180°旋回させるようになった旋回装置(
20)と、前記箱の上端より高い水平面上に、前記製品
の長さ方向軸線(x)が箱の縦方向軸線(X)に平行で
あり、前記製品の幅方向軸線(y)が箱の軸線(Y)に
平行であるように置かれた製品を、製品の軸線(x)が
箱の軸線(X)に一致するまでほぼ水平に横移動させる
横移動装置(30)と、前記製品を、前記製品の幅方向
軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致するまでほぼ
水平に縦移動させる縦移動装置(40)と、前記製品を
、前記製品の軸線(x)が箱の軸線(X)に一致し、か
つ軸線(y)が箱の横方向軸線(Y)に一致する状態で
、箱の内部に落下させるようになった落下装置(50)
と、前記製品を、製品の長さ方向軸線(x)で半分に折
り曲げるようになった半折装置(70)とからなる、こ
とを特徴とする柔軟薄物製品の箱詰装置。 - 【請求項3】 前記半折装置は、断面がほぼ逆U字形
を有する半折成形体(72)と、前記半折成形体内に製
品を半折り状態に押し込む押込み装置(74)と、前記
製品を前記半折成形体内に保持する保持装置(76)と
、前記半折成形体を垂直位置から水平位置に回転させる
回転装置(78)と、前記半折成形体を上方位置から下
方位置まで下降させる昇降装置(79)とからなること
を特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記落下装置は、製品の落下を案内す
る落下案内装置(60)を更に備える、ことを特徴とす
る請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 製品を下方に押付ける押付装置(80
)を更に備える、ことを特徴とする請求項4に記載の装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03113424A JP3088772B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 柔軟薄物製品を箱詰する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03113424A JP3088772B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 柔軟薄物製品を箱詰する方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352613A true JPH04352613A (ja) | 1992-12-07 |
JP3088772B2 JP3088772B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14611888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03113424A Expired - Fee Related JP3088772B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 柔軟薄物製品を箱詰する方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088772B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044595A (ja) | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 株式会社豊製作所 | 落とし入れ装置 |
JP6745527B2 (ja) * | 2016-11-17 | 2020-08-26 | 株式会社豊製作所 | 落とし入れ装置 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP03113424A patent/JP3088772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3088772B2 (ja) | 2000-09-18 |
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