JPH04352216A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はデータ入力装置、特に同
一の表示／入力面を用いて所定種類のデータ入力を行な
う際、表示／入力面の表示部に仮想キーボードパターン
を表示し、表示／入力面の入力部から仮想キーボードパ
ターン上に入力を行なうデータ入力装置に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来より、文字、図形、画像、記号、語
句、音階などの情報を入力するために、種々のキー配列
、構成を有するキーボードが用いられている。

【０００３】また、タッチ式のパネルやマウス等を用い
て表示画面上の座標を指定し、その座標に入力を行なう
ことにより、上記各種入力を行なう仮想キーボード入力
方式も知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ワープロ／パソコン等
における仮想キーボード入力方式は、キー配置／キー配
列を表示し、その上に、タッチペンやマウス座標入力を
行なうことにより入力を行なうが、このキー配置／キー
配列としては、前述の一般的なキーボードを模したもの
を使用するのが普通である。

【０００５】現在では、キーボードによる入力と、仮想
キーボードによる入力がともに使用されている。しかし
、これらの入力方式に関しては、次のような問題点があ
った。

【０００６】キーボードに慣れないユーザからすると、
入力したいキーがどこにあるのかわかららず、目的のキ
ーをすぐ見つけることができない。

【０００７】一方、キーボードを使い慣れたユーザから
すると、マウスやペンタッチでのろのろ入力するよりも
、キーボードを両手でたたいた方が効率的な入力を行な
える。しかし、キーボード自体も、直接入力できる文字
／記号が限られている為、それ以外のものを入力する場
合にはわかりにくい操作を強いられるのが常であった。

【０００８】本発明の課題は、以上の問題を解決し、入
力すべき文字、記号、語句、音階等に応じて、あるいは
、キーボードへの習熟度などに応じて同じ種類のデータ
入力について、異なる種類のデータ入力について、ある
いは、特殊なテキスト入力についても、平易かつ高速に
入力可能なデータ入力装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、同一の表示／入力面を用いて
所定種類のデータ入力を行なう際、表示／入力面の表示
部に仮想キーボードパターンを表示し、表示／入力面の
入力部から仮想キーボードパターン上に入力を行なうデ
ータ入力装置において、同一種類のデータ入力につき、
あるいは異なる種類のデータ入力につき、それぞれ複数
の異なる仮想キーボードパターンを切換えて使用するた
めの制御手段を設けた構成を採用した。

【００１０】

【作用】以上の構成によれば、同一種類のデータ入力に
つき、あるいは異なる種類のデータ入力につき、それぞ
れ複数の異なる仮想キーボードパターンを切換えて使用
することができる。

【００１１】

【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。

【００１２】図１に本発明を採用したデータ入力装置の
構造を示す。図において、符号１は表示／入力器であり
、入力されたテキストと、仮想キーボードパターンを表
示し、タッチペン２で指定された座標値を出力する。 表示／入力部１はＬＣＤなどの表示部と、その上に積層
配置された透明電極などを用いた入力部から構成される
。

【００１３】符号４はＲＯＭで、ＣＰＵ３の制御プログ
ラムを格納するとともに、表示／入力部１の表示部に表
示する複数の仮想キーボードパターンＡ、Ｂ、Ｃ…を有
する。

【００１４】ＲＡＭ５は、入力された文字、記号、語句
、音階等などテキストを保持する。

【００１５】ＣＰＵ３はＲＯＭ４のもつ制御プログラム
に従い、表示／入力部１との情報入出力、ＲＡＭ５内の
テキストの更新等、システムの制御を司る。ＣＰＵ３、
ＲＯＭ４、ＲＡＭ５は、表示／入力部１を接続したパー
ソナルコンピュータなどの機器の制御部として構成する
、あるいは表示／入力器１と同一の筺体内におさめるこ
とも考えられる。

【００１６】以上の構成における構成を図２を参照して
説明する。図２は、ＲＯＭ４に格納されたＣＰＵ３の制
御プログラムの構成を示す。

【００１７】まずステップＳ１で、ＣＰＵ３はＲＯＭ４
内の仮想キーパターンＡを表示／入力部１の表示部に表
示する。ステップＳ２でタッチペン２のペンタッチによ
るキー入力を待ち、キー入力があればステップＳ３へ移
行する。

【００１８】ステップＳ３では、入力キー（タッチされ
た座標）が仮想キーボードの切り換え指示を表わすもの
か否かを判断する。ステップＳ３が否定された場合には
、通常のテキスト入力モードを設定し、ステップＳ４で
対応する入力処理を行ない、ステップＳ２に戻る。

【００１９】一方、ステップＳ３で仮想キーボード切り
換え指示入力であればステップＳ５に移行し、ＲＯＭ４
内の指定された仮想キーボードパターンを表示してステ
ップＳ２に戻る。

【００２０】図３〜図８は、ＲＯＭ４内に格納され、図
２の処理により、切り換えられ、使用可能な仮想キーボ
ードパターンの例である。

【００２１】図３は、かなを５０音順に配列した仮想キ
ーボードパターンで、タッチペン２により各矩形の文字
の表示領域をタッチすることにより対応する文字が入力
される。下部の２つの矩形部分は、半濁点および濁点を
入力するためのもので、各矩形の文字の表示領域のタッ
チの前または後にタッチすることにより、その文字に半
濁点ないし濁点を付すことができる。

【００２２】図４はテンキー用の仮想キーボードパター
ンで、タッチペン２により各矩形の数字の表示領域をタ
ッチすることにより、対応する数字が入力される。

【００２３】図５は図３同様にアルファベット順に配列
された文字表示領域をもつ仮想キーボードパターンであ
る。

【００２４】図６は、鍵盤楽器の手鍵盤を模した仮想キ
ーボードパターンである。各キーの表示領域をタッチペ
ン２によりタッチすることにより、対応する音階を入力
できる。ここでは、初心者の便宜のため、各キーの表示
領域内に階名の表示を行なっている。

【００２５】図７は、漢字の部首を入力するための表示
領域を周辺部に配列した仮想キーボードパターンで、漢
字の入力、あるいは検索などに使用するためのものであ
る。図の右下の「候補」のキー部分は、この部分のタッ
チにより、指定した部首を持つ漢字の入力、あるいは検
索を行なうためのものである。

【００２６】図８は住所データの入力などに使用するた
めの仮想キーボードパターンで、地図のグラフィック表
示を行ない、表示された各地域内に、その地名を表示し
、各地域内にタッチを行なうことでその地域の地名、あ
るいはその地域に関連した電話局番、人口、面積、その
他のデータを入力する。このようなデータの種類を選ぶ
ために図７の「候補」キーのように、「電話局番」、「
人口」、「面積」などのキーを設けてもよい。

【００２７】あるいは、各地域内にタッチを行なうこと
でその地域内のより詳細な地図を表示してもよい。たと
えば、関東の地図から「神奈川県」の地域表示を選び、
「川崎市」の地域表示を選び、図示の地域表示を行ない
、さらに、その中の区の地域表示を選択することで、区
内の詳細な地域表示を呼び出すようにしてもよい。

【００２８】図３〜図８の仮想キーボードパターンを用
いる場合、これらの仮想キーボードパターンのほか、通
常の一般的なキーボードを模したものも、ＲＯＭ４に格
納しておく。

【００２９】たとえば、かな、漢字、アルファベットな
どの文字入力に関しては、ＪＩＳやＡＳＣＩＩ配列の一
般的なキーボードを模した仮想キーボードパターンを用
意し、ユーザが必要に応じて一般的なキーボードを模し
た仮想キーボードパターンと、図３〜図８に示すような
仮想キーボードパターンを図２の処理により切換えるよ
うにしておく。この切換えのためのキーは、前述のよう
に同様に表示／入力部１上の仮想キーボードパターンと
して構成してもよいが、あるいは本体上のスイッチなど
により構成する。

【００３０】これにより、通常のキーボードの習熟度に
応じて、ユーザは好みの仮想キーボードパターンを使用
することができる。

【００３１】あるいは、用途に応じて仮想キーボードパ
ターンを切換えることもでき、たとえば、かな漢字入力
には図３や図５（ローマ字入力の場合）、の仮想キーボ
ードパターンを用い、数値入力では図４の仮想キーボー
ドパターンを用い、また、部首からの漢字検索では、図
７の仮想キーボードパターンを用いるなどの使い分けが
可能になる。また、図８の仮想キーボードパターンは、
住所などのデータ入力に、図６の仮想キーボードパター
ンは、音階データなどの入力に役立てることができる。

【００３２】以上では、表示／入力部１への入力にタッ
チペン２を用いる構成を示したが、指などで操作される
表示／入力部の場合でも同様の構成を実施できるのはい
うまでもない。

【００３３】

【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、同一の表示／入力面を用いて所定種類のデータ入力
を行なう際、表示／入力面の表示部に仮想キーボードパ
ターンを表示し、表示／入力面の入力部から仮想キーボ
ードパターン上に入力を行なうデータ入力装置において
、同一種類のデータ入力につき、あるいは異なる種類の
データ入力につき、それぞれ複数の異なる仮想キーボー
ドパターンを切換えて使用するための制御手段を設けた
構成を採用しているので、同一種類のデータ入力につき
、あるいは異なる種類のデータ入力につき、それぞれ複
数の異なる仮想キーボードパターンを切換えて使用する
ことができ、入力すべき文字、記号、語句、音階等に応
じて、あるいは、キーボードへの習熟度などに応じて同
じ種類のデータ入力について、異なる種類のデータ入力
について、あるいは、特殊なテキスト入力についても、
平易かつ高速に入力可能な操作性に優れたデータ入力装
置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のデータ入力装置の構成を示すブロック
図である。

【図２】図１の装置の制御を示したフローチャート図で
ある。

【図３】文字入力のための仮想キーボードパターン例を
示した説明図である。

【図４】文字（数値）入力のための仮想キーボードパタ
ーン例を示した説明図である。

【図５】文字（アルファベット）入力のための仮想キー
ボードパターン例を示した説明図である。

【図６】音階データ入力のための仮想キーボードパター
ン例を示した説明図である。

【図７】文字（漢字）入力のための仮想キーボードパタ
ーン例を示した説明図である。

【図８】住所データなどの文字入力のための仮想キーボ
ードパターン例を示した説明図である。

【符号の説明】

１　　表示／入力部 ２　　タッチペン ３　　ＣＰＵ ４　　ＲＯＭ ５　　ＲＡＭ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　同一の表示／入力面を用いて所定種類
   のデータ入力を行なう際、表示／入力面の表示部に仮想
   キーボードパターンを表示し、表示／入力面の入力部か
   ら仮想キーボードパターン上に入力を行なうデータ入力
   装置において、同一種類のデータ入力につき複数の異な
   る仮想キーボードパターンを切換えて使用するための制
   御手段を設けたことを特徴とするデータ入力装置。
2. 【請求項２】　　同一の表示／入力面を用いて所定種類
   のデータ入力を行なう際、表示／入力面の表示部に仮想
   キーボードパターンを表示し、表示／入力面の入力部か
   ら仮想キーボードパターン上に入力を行なうデータ入力
   装置において、異なる種類のデータ入力につき、それぞ
   れ複数の異なる仮想キーボードパターンを切換えて使用
   するための制御手段を設けたことを特徴とするデータ入
   力装置。