JP2003131793A - 仮名文字入力装置および仮名文字入力方法 - Google Patents
仮名文字入力装置および仮名文字入力方法Info
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- JP2003131793A JP2003131793A JP2001323799A JP2001323799A JP2003131793A JP 2003131793 A JP2003131793 A JP 2003131793A JP 2001323799 A JP2001323799 A JP 2001323799A JP 2001323799 A JP2001323799 A JP 2001323799A JP 2003131793 A JP2003131793 A JP 2003131793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キー操作が簡単で、ブラインドタッチを容易
に習得でき、小さな面積に実装できる仮名文字入力装置
を提供する。 【解決手段】 キーボード1は、2個の押しキー11、
21と2個の十字キー12、22とを備えている。左押
しキー11と左十字キー12とによって構成される左文
字入力キー10の5種類のキー入力には、日本語の5個
の母音と、日本語50音に含まれる5個の子音とが重畳
して割り当てられる。右文字入力キー20の5種類のキ
ー入力にも、5個の母音と残余の5個の子音とが重畳し
て割り当てられる。キーボード1は、2個の文字入力キ
ーの一方が押下された状態で他方が押下されたときに
は、先に押下された文字入力キーのキー入力に割り当て
られた子音と、後で押下された文字入力キーのキー入力
に割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力する。
に習得でき、小さな面積に実装できる仮名文字入力装置
を提供する。 【解決手段】 キーボード1は、2個の押しキー11、
21と2個の十字キー12、22とを備えている。左押
しキー11と左十字キー12とによって構成される左文
字入力キー10の5種類のキー入力には、日本語の5個
の母音と、日本語50音に含まれる5個の子音とが重畳
して割り当てられる。右文字入力キー20の5種類のキ
ー入力にも、5個の母音と残余の5個の子音とが重畳し
て割り当てられる。キーボード1は、2個の文字入力キ
ーの一方が押下された状態で他方が押下されたときに
は、先に押下された文字入力キーのキー入力に割り当て
られた子音と、後で押下された文字入力キーのキー入力
に割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮名文字を入力す
るための入力装置に関し、より特定的には、キー操作が
簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面
積に実装できる仮名文字入力装置に関する。
るための入力装置に関し、より特定的には、キー操作が
簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面
積に実装できる仮名文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータなどに文字を入
力するためには、多数のキーを備えたキーボードが使用
されている。図11は、パーソナルコンピュータに文字
を入力するために使用される、従来のキーボードのキー
配置図の一例である。図11に示すキーボードは、全部
で106個のキーを備えており、106キーボードと呼
ばれている。106キーボード以外にも、101キーボ
ード、104キーボード、109キーボードなどが、一
般的に使用されている。
力するためには、多数のキーを備えたキーボードが使用
されている。図11は、パーソナルコンピュータに文字
を入力するために使用される、従来のキーボードのキー
配置図の一例である。図11に示すキーボードは、全部
で106個のキーを備えており、106キーボードと呼
ばれている。106キーボード以外にも、101キーボ
ード、104キーボード、109キーボードなどが、一
般的に使用されている。
【0003】このような従来のキーボードを用いて仮名
文字を入力するときには、48個の文字入力キー(図1
1でハッチングを施したキー)と、文字入力を補助する
ための15個の入力補助キー(図11で丸印を付したキ
ー)と、カーソルの移動や項目の選択を行うための4個
の方向キー(図11で矢印を付したキー)とが主に使用
される。
文字を入力するときには、48個の文字入力キー(図1
1でハッチングを施したキー)と、文字入力を補助する
ための15個の入力補助キー(図11で丸印を付したキ
ー)と、カーソルの移動や項目の選択を行うための4個
の方向キー(図11で矢印を付したキー)とが主に使用
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キーボードにおいてブラインドタッチで仮名文字を入力
するためには、約70個のキーの位置を正確に把握し、
キーからキーへ指を素早く移動させる必要がある。この
ため、従来のキーボードは、ブラインドタッチの習得が
困難であるという問題点を有している。
キーボードにおいてブラインドタッチで仮名文字を入力
するためには、約70個のキーの位置を正確に把握し、
キーからキーへ指を素早く移動させる必要がある。この
ため、従来のキーボードは、ブラインドタッチの習得が
困難であるという問題点を有している。
【0005】また、従来のキーボードは、同一平面上に
多数のキーを配置するため、サイズが大きくなるという
問題点を有している。さらに、従来のキーボードは、実
装面積に制限がある携帯型機器に適用した場合に、個々
のキーが小さくなるという問題点を有している。
多数のキーを配置するため、サイズが大きくなるという
問題点を有している。さらに、従来のキーボードは、実
装面積に制限がある携帯型機器に適用した場合に、個々
のキーが小さくなるという問題点を有している。
【0006】それ故に、本発明は、キー操作が簡単で、
ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装
できる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。
ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装
できる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、仮名文字を入力するための入力装置であって、
5種類のキー入力が可能な第1の文字入力キーと、5種
類のキー入力が可能な第2の文字入力キーと、第1およ
び第2の文字入力キーからのキー入力を受け取り、一方
の文字入力キーが押下された状態で他方の文字入力キー
が押下されたときに、そのキー入力の組合せに対応した
仮名文字を出力するキー入力処理手段とを備える。
発明は、仮名文字を入力するための入力装置であって、
5種類のキー入力が可能な第1の文字入力キーと、5種
類のキー入力が可能な第2の文字入力キーと、第1およ
び第2の文字入力キーからのキー入力を受け取り、一方
の文字入力キーが押下された状態で他方の文字入力キー
が押下されたときに、そのキー入力の組合せに対応した
仮名文字を出力するキー入力処理手段とを備える。
【0008】このような第1の発明によれば、5種類の
キー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された順
序を考慮して組合せることにより、50種類のキー入力
を行うことができる。これにより、日本語50音に含ま
れる仮名文字を入力することができる。また、必要とさ
れるキーの個数が少ないため、装置を小さな面積に実装
することができる。加えて、キー操作が簡単であるた
め、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得すること
ができる。
キー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された順
序を考慮して組合せることにより、50種類のキー入力
を行うことができる。これにより、日本語50音に含ま
れる仮名文字を入力することができる。また、必要とさ
れるキーの個数が少ないため、装置を小さな面積に実装
することができる。加えて、キー操作が簡単であるた
め、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得すること
ができる。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、第1
の文字入力キーの各キー入力には、それぞれ、日本語の
5個の母音と、日本語50音に含まれる10個の子音の
うち5個とが重畳して割り当てられ、第2の文字入力キ
ーの各キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音
と、日本語50音に含まれる10個の子音のうち残余の
5個とが重畳して割り当てられており、キー入力処理手
段は、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文
字入力キーが押下されたときには、先に押下された文字
入力キーのキー入力に割り当てられた子音と、後で押下
された文字入力キーのキー入力に割り当てられた母音と
からなる仮名文字を出力することを特徴とする。
の文字入力キーの各キー入力には、それぞれ、日本語の
5個の母音と、日本語50音に含まれる10個の子音の
うち5個とが重畳して割り当てられ、第2の文字入力キ
ーの各キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音
と、日本語50音に含まれる10個の子音のうち残余の
5個とが重畳して割り当てられており、キー入力処理手
段は、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文
字入力キーが押下されたときには、先に押下された文字
入力キーのキー入力に割り当てられた子音と、後で押下
された文字入力キーのキー入力に割り当てられた母音と
からなる仮名文字を出力することを特徴とする。
【0010】このような第2の発明によれば、2個の文
字入力キーには日本語50音が規則的に割り当てられる
ので、ユーザはキー入力の組合せを容易に記憶すること
ができ、ブラインドタッチを容易に習得することができ
る。
字入力キーには日本語50音が規則的に割り当てられる
ので、ユーザはキー入力の組合せを容易に記憶すること
ができ、ブラインドタッチを容易に習得することができ
る。
【0011】第3の発明は、第2の発明において、キー
入力処理手段は、一方の文字入力キーが押下された状態
で他方の文字入力キーが2回以上押下されたときには、
日本語50音以外の文字を出力することを特徴とする。
入力処理手段は、一方の文字入力キーが押下された状態
で他方の文字入力キーが2回以上押下されたときには、
日本語50音以外の文字を出力することを特徴とする。
【0012】このような第3の発明によれば、5種類の
キー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された順
序を考慮し、複数回の押下を許容して組合せることによ
り、50種類以上のキー入力を行うことができる。これ
により、ユーザは、日本語50音に含まれる仮名文字と
同様の方法で、濁音、半濁音、拗音、促音など日本語5
0音に含まれない仮名文字を入力することができる。ま
た、濁音、半濁音、拗音、促音に対するキー入力の割り
当てを、清音に対するキー入力の割り当てと関連づけて
行うことにより、ユーザはこれらの文字を入力するため
のキー入力の組合せを容易に記憶することができ、ブラ
インドタッチを容易に習得することができる。
キー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された順
序を考慮し、複数回の押下を許容して組合せることによ
り、50種類以上のキー入力を行うことができる。これ
により、ユーザは、日本語50音に含まれる仮名文字と
同様の方法で、濁音、半濁音、拗音、促音など日本語5
0音に含まれない仮名文字を入力することができる。ま
た、濁音、半濁音、拗音、促音に対するキー入力の割り
当てを、清音に対するキー入力の割り当てと関連づけて
行うことにより、ユーザはこれらの文字を入力するため
のキー入力の組合せを容易に記憶することができ、ブラ
インドタッチを容易に習得することができる。
【0013】第4の発明は、第1の発明において、第1
および第2の文字入力キーは、いずれも、十字型の形状
を有し、上下左右4方向に押下可能な十字キーと、十字
キーから独立したキーとを含むことを特徴とする。
および第2の文字入力キーは、いずれも、十字型の形状
を有し、上下左右4方向に押下可能な十字キーと、十字
キーから独立したキーとを含むことを特徴とする。
【0014】このような第4の発明によれば、各文字入
力キーはそれぞれ2個のキーで構成されるので、装置を
小さな面積に実装することができる。また、十字キーは
4個の独立したキーよりも押下しやすいので、ユーザの
操作性を向上させることができる。
力キーはそれぞれ2個のキーで構成されるので、装置を
小さな面積に実装することができる。また、十字キーは
4個の独立したキーよりも押下しやすいので、ユーザの
操作性を向上させることができる。
【0015】第5の発明は、第4の発明において、上下
左右いずれかのキー入力であることを指定するための移
動指定キーをさらに備え、キー入力処理手段は、移動指
定キーが押下された状態で十字キーが押下されたときに
は、十字キーの押下状態に応じて、上下左右のキー入力
があった旨を出力することを特徴とする。
左右いずれかのキー入力であることを指定するための移
動指定キーをさらに備え、キー入力処理手段は、移動指
定キーが押下された状態で十字キーが押下されたときに
は、十字キーの押下状態に応じて、上下左右のキー入力
があった旨を出力することを特徴とする。
【0016】このような第5の発明によれば、移動指定
キーと十字キーとを組合せることにより、上下左右4種
類のキー入力を行うことができる。このように1個の移
動指定キーを追加するだけで、上下左右4種類のキー入
力を行うことができるので、装置を小さな面積に実装す
ることができる。
キーと十字キーとを組合せることにより、上下左右4種
類のキー入力を行うことができる。このように1個の移
動指定キーを追加するだけで、上下左右4種類のキー入
力を行うことができるので、装置を小さな面積に実装す
ることができる。
【0017】第6の発明は、第1の発明において、第1
および第2の文字入力キーは、いずれも、独立した5個
のキーを含んでおり、5個のキーのうち4個のキーは、
同一平面上に十字型に配置されていることを特徴とす
る。
および第2の文字入力キーは、いずれも、独立した5個
のキーを含んでおり、5個のキーのうち4個のキーは、
同一平面上に十字型に配置されていることを特徴とす
る。
【0018】このような第6の発明によれば、各文字入
力キーは5個の独立したキーを含んでいるので、キーの
形状や配置に自由度があり、キーの形状や配置について
種々のデザインを施すことができる。したがって、キー
操作が簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小
さな面積に実装できるという効果を損なうことなく、多
様な実装形態が可能となる。
力キーは5個の独立したキーを含んでいるので、キーの
形状や配置に自由度があり、キーの形状や配置について
種々のデザインを施すことができる。したがって、キー
操作が簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小
さな面積に実装できるという効果を損なうことなく、多
様な実装形態が可能となる。
【0019】第7の発明は、第6の発明において、上下
左右いずれかのキー入力であることを指定するための移
動指定キーをさらに備え、キー入力処理手段は、移動指
定キーが押下された状態で、十字型に配置されたキーの
いずれかが押下されたときには、そのキーが配置された
位置に応じて、上下左右のキー入力があった旨を出力す
ることを特徴とする。
左右いずれかのキー入力であることを指定するための移
動指定キーをさらに備え、キー入力処理手段は、移動指
定キーが押下された状態で、十字型に配置されたキーの
いずれかが押下されたときには、そのキーが配置された
位置に応じて、上下左右のキー入力があった旨を出力す
ることを特徴とする。
【0020】このような第7の発明によれば、移動指定
キーと十字型に配置されたキーとを組合せることによ
り、上下左右4種類のキー入力を行うことができる。こ
のように1個の移動指定キーを追加するだけで、上下左
右4種類のキー入力を行うことができるので、装置を小
さな面積に実装することができる。
キーと十字型に配置されたキーとを組合せることによ
り、上下左右4種類のキー入力を行うことができる。こ
のように1個の移動指定キーを追加するだけで、上下左
右4種類のキー入力を行うことができるので、装置を小
さな面積に実装することができる。
【0021】第8の発明は、第1の発明において、文字
の種類を選択するための文字種選択キーをさらに備え、
キー入力処理手段は、文字種選択キーによって平仮名ま
たは片仮名が選択されているときに、一方の文字入力キ
ーが押下された状態で他方の文字入力キーが押下された
場合には、文字種選択キーにおける選択に応じて、平仮
名または片仮名を出力することを特徴とする。
の種類を選択するための文字種選択キーをさらに備え、
キー入力処理手段は、文字種選択キーによって平仮名ま
たは片仮名が選択されているときに、一方の文字入力キ
ーが押下された状態で他方の文字入力キーが押下された
場合には、文字種選択キーにおける選択に応じて、平仮
名または片仮名を出力することを特徴とする。
【0022】このような第8の発明によれば、文字種選
択キーにおける選択に応じて、平仮名と片仮名とその他
の文字(英数字、記号など)とを切り替えて入力するこ
とができる。また、その他の文字は、一方の文字入力キ
ーが押下された状態で他方の文字入力キーを押下する以
外の方法で入力することとすれば、ユーザは、その他の
文字を仮名文字よりも簡単な方法で入力することができ
る。
択キーにおける選択に応じて、平仮名と片仮名とその他
の文字(英数字、記号など)とを切り替えて入力するこ
とができる。また、その他の文字は、一方の文字入力キ
ーが押下された状態で他方の文字入力キーを押下する以
外の方法で入力することとすれば、ユーザは、その他の
文字を仮名文字よりも簡単な方法で入力することができ
る。
【0023】第9の発明は、第1の発明において、第1
および第2の文字入力キーは、同一平面上に左右対称に
配置されていることを特徴とする。
および第2の文字入力キーは、同一平面上に左右対称に
配置されていることを特徴とする。
【0024】このような第9の発明によれば、第1およ
び第2の入力キーを、それぞれ、左手と右手とで押下す
ることにより、仮名文字を高速に入力することができ
る。
び第2の入力キーを、それぞれ、左手と右手とで押下す
ることにより、仮名文字を高速に入力することができ
る。
【0025】第10の発明は、仮名文字を入力するため
の入力方法であって、5種類のキー入力が可能な第1の
文字入力キーと、5種類のキー入力が可能な第2の文字
入力キーとからのキー入力を受け取るステップと、第1
および第2の文字入力キーから受け取ったキー入力に基
づき、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文
字入力キーが押下されたときに、そのキー入力の組合せ
に対応した仮名文字を出力するステップとを備える。
の入力方法であって、5種類のキー入力が可能な第1の
文字入力キーと、5種類のキー入力が可能な第2の文字
入力キーとからのキー入力を受け取るステップと、第1
および第2の文字入力キーから受け取ったキー入力に基
づき、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文
字入力キーが押下されたときに、そのキー入力の組合せ
に対応した仮名文字を出力するステップとを備える。
【0026】このような第10の発明によれば、5種類
のキー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された
順序を考慮して組合せることにより、50種類のキー入
力を行うことができる。これにより、日本語50音に含
まれる仮名文字を入力することができる。また、必要と
されるキーの個数が少ないため、装置を小さな面積に実
装することができる。加えて、キー操作が簡単であるた
め、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得すること
ができる。
のキー入力が可能な2個の文字入力キーを、押下された
順序を考慮して組合せることにより、50種類のキー入
力を行うことができる。これにより、日本語50音に含
まれる仮名文字を入力することができる。また、必要と
されるキーの個数が少ないため、装置を小さな面積に実
装することができる。加えて、キー操作が簡単であるた
め、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得すること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る仮名文字入力用のキーボード
1のキー配置図である。図1に示すキーボード1は、左
押しキー11、左十字キー12、右押しキー21、右十
字キー22、文字種キー31、移動指定キー32、クリ
アキー33、変換キー34、および、決定キー35を備
える。このうち、左十字キー12と右十字キー22と
は、十字型の形状を有し、上下左右4方向に押下可能な
キーである。その他のキーは、いずれも、キー面に対し
て垂直方向に押下可能なキーである。
明の第1の実施形態に係る仮名文字入力用のキーボード
1のキー配置図である。図1に示すキーボード1は、左
押しキー11、左十字キー12、右押しキー21、右十
字キー22、文字種キー31、移動指定キー32、クリ
アキー33、変換キー34、および、決定キー35を備
える。このうち、左十字キー12と右十字キー22と
は、十字型の形状を有し、上下左右4方向に押下可能な
キーである。その他のキーは、いずれも、キー面に対し
て垂直方向に押下可能なキーである。
【0028】図2は、キーボード1のキーと各キーに割
り当てられたスイッチとの対応関係を示す図である。図
2に示すように、左十字キー12と右十字キー22以外
のキーには、それぞれ、スイッチが1個ずつ割り当てら
れる。左十字キー12と右十字キー22とには、押下可
能な上下左右4方向に対応して、それぞれ、スイッチが
4個ずつ割り当てられる。例えば、左押しキー11には
スイッチS1Cが割り当てられており、左十字キー12
の右入力、上入力、左入力、下入力には、それぞれ、ス
イッチS1R、S1U、S1L、S1Dが割り当てられ
ている。
り当てられたスイッチとの対応関係を示す図である。図
2に示すように、左十字キー12と右十字キー22以外
のキーには、それぞれ、スイッチが1個ずつ割り当てら
れる。左十字キー12と右十字キー22とには、押下可
能な上下左右4方向に対応して、それぞれ、スイッチが
4個ずつ割り当てられる。例えば、左押しキー11には
スイッチS1Cが割り当てられており、左十字キー12
の右入力、上入力、左入力、下入力には、それぞれ、ス
イッチS1R、S1U、S1L、S1Dが割り当てられ
ている。
【0029】図3は、キーボード1の構成を示すブロッ
ク図である。図3に示すように、キーボード1は、15
個のスイッチS1C〜S1D、S2C〜S2D、S31
〜S35と、15個のプルアップ抵抗Rと、キー入力処
理部40とを備える。各スイッチの一方の端子は接地さ
れ、他方の端子は抵抗Rを介して電源電圧Vccに接続
される。よって、スイッチを押下すれば、後者の端子の
信号レベルが変化する。例えば、キー入力信号X1Cの
信号レベルは、スイッチS1Cが押下されていないとき
はハイレベルとなり、スイッチS1Cが押下されている
ときはローレベルとなる。
ク図である。図3に示すように、キーボード1は、15
個のスイッチS1C〜S1D、S2C〜S2D、S31
〜S35と、15個のプルアップ抵抗Rと、キー入力処
理部40とを備える。各スイッチの一方の端子は接地さ
れ、他方の端子は抵抗Rを介して電源電圧Vccに接続
される。よって、スイッチを押下すれば、後者の端子の
信号レベルが変化する。例えば、キー入力信号X1Cの
信号レベルは、スイッチS1Cが押下されていないとき
はハイレベルとなり、スイッチS1Cが押下されている
ときはローレベルとなる。
【0030】キー入力処理部40は、キー入力信号X1
C〜X1D、X2C〜X2D、X31〜X35に対して
後述するキー入力処理を行い、図示しない文字処理装置
に対して、文字コードや制御コードなどを含んだ文字入
力信号41を出力する。文字入力信号41には、平仮
名、片仮名、英数字、記号などの文字コードと、上下左
右への移動、文字消去、かな漢字変換、文字確定などの
制御コードとが含まれる。文字入力信号41の詳細は、
キー入力処理部40と文字処理装置(図示せず)との間
の処理の分担に従って決定される。
C〜X1D、X2C〜X2D、X31〜X35に対して
後述するキー入力処理を行い、図示しない文字処理装置
に対して、文字コードや制御コードなどを含んだ文字入
力信号41を出力する。文字入力信号41には、平仮
名、片仮名、英数字、記号などの文字コードと、上下左
右への移動、文字消去、かな漢字変換、文字確定などの
制御コードとが含まれる。文字入力信号41の詳細は、
キー入力処理部40と文字処理装置(図示せず)との間
の処理の分担に従って決定される。
【0031】以下、図4に示すコードテーブルを参照し
て、キー入力処理部40におけるキー入力処理について
説明する。キー入力処理部40は、平仮名入力モード、
片仮名入力モード、英文字入力モードなど、複数の入力
モードを有している。キー入力処理部40の動作モード
は、文字種キー31が押下されるごとに、例えば、平仮
名→片仮名→英字→数字→記号→平仮名の順に切り替え
られる。
て、キー入力処理部40におけるキー入力処理について
説明する。キー入力処理部40は、平仮名入力モード、
片仮名入力モード、英文字入力モードなど、複数の入力
モードを有している。キー入力処理部40の動作モード
は、文字種キー31が押下されるごとに、例えば、平仮
名→片仮名→英字→数字→記号→平仮名の順に切り替え
られる。
【0032】まず、日本語50音に含まれている仮名文
字を入力する方法について説明する。一般に日本語50
音を表現するためには、10行5段に仮名文字を配置し
た50音表が使用される。50音表の各行は、日本語5
0音に含まれる10個の子音に対応し、各段は、日本語
の5個の母音に対応する。なお、以下の説明では、文字
「を」は50音表の「わ行い段」に配置され、文字
「ん」は「わ行う段」に配置されているものとする。
字を入力する方法について説明する。一般に日本語50
音を表現するためには、10行5段に仮名文字を配置し
た50音表が使用される。50音表の各行は、日本語5
0音に含まれる10個の子音に対応し、各段は、日本語
の5個の母音に対応する。なお、以下の説明では、文字
「を」は50音表の「わ行い段」に配置され、文字
「ん」は「わ行う段」に配置されているものとする。
【0033】仮名文字を入力するためには、ユーザは、
文字種キー31を押下することにより、キー入力処理部
40を平仮名入力モードまたは片仮名入力モードに設定
した後、左押しキー11、左十字キー12、右押しキー
21、および、右十字キー22を所定の規則に従って押
下する。図1に示すように、左押しキー11と左十字キ
ー12とを組合せて、5種類のキー入力が可能なキー1
0(以下、左文字入力キーと呼ぶ)を構成する。同様
に、右押しキー21と右十字キー22と組合せて、5種
類のキー入力が可能なキー20(以下、右文字入力キー
と呼ぶ)を構成する。左文字入力キー10および右文字
入力キー20を、いずれも文字入力キーと呼ぶ。
文字種キー31を押下することにより、キー入力処理部
40を平仮名入力モードまたは片仮名入力モードに設定
した後、左押しキー11、左十字キー12、右押しキー
21、および、右十字キー22を所定の規則に従って押
下する。図1に示すように、左押しキー11と左十字キ
ー12とを組合せて、5種類のキー入力が可能なキー1
0(以下、左文字入力キーと呼ぶ)を構成する。同様
に、右押しキー21と右十字キー22と組合せて、5種
類のキー入力が可能なキー20(以下、右文字入力キー
と呼ぶ)を構成する。左文字入力キー10および右文字
入力キー20を、いずれも文字入力キーと呼ぶ。
【0034】キーボード1では、日本語50音に含まれ
る仮名文字と2個の文字入力キー10、20とを、以下
のように対応づける。左文字入力キー10の5種類の各
キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音が割り当
てられる。加えて、左文字入力キー10の各キー入力に
は、それぞれ、日本語50音に含まれる10個の子音の
うち5個が、母音の割り当てに重畳して割り当てられ
る。同様に、右文字入力キー20の5種類の各キー入力
には、それぞれ、日本語の5個の母音が割り当てられ、
加えて、日本語50音に含まれる10個の子音のうち残
りの5個が、母音の割り当てに重畳して割り当てられ
る。
る仮名文字と2個の文字入力キー10、20とを、以下
のように対応づける。左文字入力キー10の5種類の各
キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音が割り当
てられる。加えて、左文字入力キー10の各キー入力に
は、それぞれ、日本語50音に含まれる10個の子音の
うち5個が、母音の割り当てに重畳して割り当てられ
る。同様に、右文字入力キー20の5種類の各キー入力
には、それぞれ、日本語の5個の母音が割り当てられ、
加えて、日本語50音に含まれる10個の子音のうち残
りの5個が、母音の割り当てに重畳して割り当てられ
る。
【0035】上記割り当ての例を具体的に示すと、以下
のとおりである。左押しキー11には、50音表の「あ
行」と「あ段」とが割り当てられる。左十字キー12の
右入力には、「か行」と「い段」とが割り当てられる。
左十字キー12の上入力には、「さ行」と「う段」とが
割り当てられる。左十字キー12の左入力には、「た
行」と「え段」とが割り当てられる。左十字キーの下入
力には、「な行」と「お段」とが割り当てられる。右押
しキー21には、「は行」と「あ段」とが割り当てられ
る。右十字キー22の左入力には、「ま行」と「い段」
とが割り当てられる。右十字キー22の上入力には、
「や行」と「う段」とが割り当てられる。右十字キー2
2の右入力には、「ら行」と「え段」とが割り当てられ
る。右十字キー22の下入力には、「わ行」と「お段」
とが割り当てられる。
のとおりである。左押しキー11には、50音表の「あ
行」と「あ段」とが割り当てられる。左十字キー12の
右入力には、「か行」と「い段」とが割り当てられる。
左十字キー12の上入力には、「さ行」と「う段」とが
割り当てられる。左十字キー12の左入力には、「た
行」と「え段」とが割り当てられる。左十字キーの下入
力には、「な行」と「お段」とが割り当てられる。右押
しキー21には、「は行」と「あ段」とが割り当てられ
る。右十字キー22の左入力には、「ま行」と「い段」
とが割り当てられる。右十字キー22の上入力には、
「や行」と「う段」とが割り当てられる。右十字キー2
2の右入力には、「ら行」と「え段」とが割り当てられ
る。右十字キー22の下入力には、「わ行」と「お段」
とが割り当てられる。
【0036】キー入力処理部40は、一方の文字入力キ
ーが押下された状態で他方の文字入力キーが押下された
ときには、先に押下された文字入力キーのキー入力に割
り当てられた子音と、後で押下された文字入力キーのキ
ー入力に割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力
する。すなわち、キー入力処理部40は、左文字入力キ
ー10が押下された状態で右文字入力キー20が押下さ
れたときには、左文字入力キー10のキー入力に割り当
てられた子音と、右文字入力キー20のキー入力に割り
当てられた母音とからなる仮名文字を出力し、右文字入
力キー20が押下された状態で左文字入力キー10が押
下されたときには、右文字入力キー20のキー入力に割
り当てられた子音と、左文字入力キー10のキー入力に
割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力する。こ
のように2個の文字入力キー10、20を、押下された
順序を考慮して組合せることにより、50種類の入力を
可能とし、日本語50音に含まれる仮名文字を入力する
ことができる。
ーが押下された状態で他方の文字入力キーが押下された
ときには、先に押下された文字入力キーのキー入力に割
り当てられた子音と、後で押下された文字入力キーのキ
ー入力に割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力
する。すなわち、キー入力処理部40は、左文字入力キ
ー10が押下された状態で右文字入力キー20が押下さ
れたときには、左文字入力キー10のキー入力に割り当
てられた子音と、右文字入力キー20のキー入力に割り
当てられた母音とからなる仮名文字を出力し、右文字入
力キー20が押下された状態で左文字入力キー10が押
下されたときには、右文字入力キー20のキー入力に割
り当てられた子音と、左文字入力キー10のキー入力に
割り当てられた母音とからなる仮名文字を出力する。こ
のように2個の文字入力キー10、20を、押下された
順序を考慮して組合せることにより、50種類の入力を
可能とし、日本語50音に含まれる仮名文字を入力する
ことができる。
【0037】上記の機能をユーザの操作の点から説明す
ると、以下のようになる(図4に示すコードテーブルを
参照)。ユーザは、「あ行」「か行」「さ行」「た行」
「な行」の仮名文字を入力する場合には、先に左文字入
力キー10を上下左右のいずれかの方向に(左押しキー
11の場合はキー面に垂直に)押下し、これにより「あ
行」「か行」「さ行」「た行」「な行」のいずれかを選
択する。ユーザは、左文字入力キー10を押下した状態
で、右文字入力キー20を上下左右のいずれかの方向に
(右押しキー21の場合はキー面に垂直に)1回だけ押
下し、これにより「あ段」「い段」「う段」「え段」
「お段」のいずれかを選択する。例えば、ユーザは、左
押しキー11を押下して「あ行」を選択した状態で、右
十字キー22を左方向に1回押下して「い段」を選択す
れば、文字「い」を入力することができる。また、ユー
ザは、左十字キー12を左方向に押下して「た行」を選
択した状態で、右十字キー22を上方向に1回押下して
「う段」を選択すれば、文字「つ」を入力することがで
きる。
ると、以下のようになる(図4に示すコードテーブルを
参照)。ユーザは、「あ行」「か行」「さ行」「た行」
「な行」の仮名文字を入力する場合には、先に左文字入
力キー10を上下左右のいずれかの方向に(左押しキー
11の場合はキー面に垂直に)押下し、これにより「あ
行」「か行」「さ行」「た行」「な行」のいずれかを選
択する。ユーザは、左文字入力キー10を押下した状態
で、右文字入力キー20を上下左右のいずれかの方向に
(右押しキー21の場合はキー面に垂直に)1回だけ押
下し、これにより「あ段」「い段」「う段」「え段」
「お段」のいずれかを選択する。例えば、ユーザは、左
押しキー11を押下して「あ行」を選択した状態で、右
十字キー22を左方向に1回押下して「い段」を選択す
れば、文字「い」を入力することができる。また、ユー
ザは、左十字キー12を左方向に押下して「た行」を選
択した状態で、右十字キー22を上方向に1回押下して
「う段」を選択すれば、文字「つ」を入力することがで
きる。
【0038】ユーザは、「は行」「ま行」「や行」「ら
行」「わ行」の仮名文字を入力する場合には、先に右文
字入力キー20を上下左右のいずれかの方向に(右押し
キー21の場合はキー面に垂直に)押下し、これにより
「は行」「ま行」「や行」「ら行」「わ行」のいずれか
を選択する。ユーザは、右文字入力キー20を押下した
状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれかの方
向に(左押しキー11の場合はキー面に垂直に)1回だ
け押下し、これにより「あ段」「い段」「う段」「え
段」「お段」のいずれかを選択する。例えば、ユーザ
は、右十字キー22を左方向に押下して「ま行」を選択
した状態で、左押しキー11を1回押下して「あ段」を
選択すれば、文字「ま」を入力することができる。
行」「わ行」の仮名文字を入力する場合には、先に右文
字入力キー20を上下左右のいずれかの方向に(右押し
キー21の場合はキー面に垂直に)押下し、これにより
「は行」「ま行」「や行」「ら行」「わ行」のいずれか
を選択する。ユーザは、右文字入力キー20を押下した
状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれかの方
向に(左押しキー11の場合はキー面に垂直に)1回だ
け押下し、これにより「あ段」「い段」「う段」「え
段」「お段」のいずれかを選択する。例えば、ユーザ
は、右十字キー22を左方向に押下して「ま行」を選択
した状態で、左押しキー11を1回押下して「あ段」を
選択すれば、文字「ま」を入力することができる。
【0039】このようにユーザは、2個の文字入力キー
10、20の一方を押下した状態で他方を押下すること
により、日本語50音に含まれる仮名文字を入力するこ
とができる。また、2個の十字キーと2個の入力キーと
を用いて日本語50音を入力できるので、装置を小さな
面積に実装することができる。加えて、キー操作が簡単
であるため、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得
することができる。
10、20の一方を押下した状態で他方を押下すること
により、日本語50音に含まれる仮名文字を入力するこ
とができる。また、2個の十字キーと2個の入力キーと
を用いて日本語50音を入力できるので、装置を小さな
面積に実装することができる。加えて、キー操作が簡単
であるため、ユーザは、ブラインドタッチを容易に習得
することができる。
【0040】次に、日本語50音に含まれていない仮名
文字(濁音、半濁音、拗音、促音)を入力する方法につ
いて説明する。これらの仮名文字は、以下に示すよう
に、2個の文字入力キー10、20の一方を押下した状
態で他方を2回以上押下することにより、入力される。
文字(濁音、半濁音、拗音、促音)を入力する方法につ
いて説明する。これらの仮名文字は、以下に示すよう
に、2個の文字入力キー10、20の一方を押下した状
態で他方を2回以上押下することにより、入力される。
【0041】「が行」「ざ行」「だ行」「ば行」、小さ
い「や行」、小さい「あ行」は、それぞれ、「か行」
「さ行」「た行」「は行」「や行」「あ行」と同じ文字
入力キー10、20の同じキー入力に割り当てられる。
キー入力処理部40は、左文字入力キー10が押下され
た状態で右文字入力キー20が2回押下されたときに
は、左文字入力キー10のキー入力に割り当てられた
「が行」「ざ行」「だ行」、小さい「あ行」から選択さ
れた子音と、右文字入力キー20のキー入力に割り当て
られた母音とからなる仮名文字を出力する。また、キー
入力処理部40は、右文字入力キー20が押下された状
態で左文字入力キー10が2回押下されたときには、右
文字入力キー20のキー入力に割り当てられた「ば
行」、小さい「や行」から選択された子音と、左文字入
力キー10のキー入力に割り当てられた母音とからなる
仮名文字を出力する。
い「や行」、小さい「あ行」は、それぞれ、「か行」
「さ行」「た行」「は行」「や行」「あ行」と同じ文字
入力キー10、20の同じキー入力に割り当てられる。
キー入力処理部40は、左文字入力キー10が押下され
た状態で右文字入力キー20が2回押下されたときに
は、左文字入力キー10のキー入力に割り当てられた
「が行」「ざ行」「だ行」、小さい「あ行」から選択さ
れた子音と、右文字入力キー20のキー入力に割り当て
られた母音とからなる仮名文字を出力する。また、キー
入力処理部40は、右文字入力キー20が押下された状
態で左文字入力キー10が2回押下されたときには、右
文字入力キー20のキー入力に割り当てられた「ば
行」、小さい「や行」から選択された子音と、左文字入
力キー10のキー入力に割り当てられた母音とからなる
仮名文字を出力する。
【0042】小さい「た行」と「ぱ行」は、それぞれ、
「た行」「は行」と同じ文字入力キー10、20の同じ
キー入力に割り当てられる。キー入力処理部40は、左
十字キー12が左方向に押下された状態で右十字キー2
2が上方向に3回押下されたときには、小さい「た行」
の子音と「う段」の母音とからなる、文字「っ」(小さ
い「つ」)を出力する。また、キー入力処理部40は、
右押しキー21が押下された状態で左文字入力キー10
が3回押下されたときには、「ぱ行」の子音と、左文字
入力キー10のキー入力に割り当てられた母音とからな
る仮名文字を出力する。
「た行」「は行」と同じ文字入力キー10、20の同じ
キー入力に割り当てられる。キー入力処理部40は、左
十字キー12が左方向に押下された状態で右十字キー2
2が上方向に3回押下されたときには、小さい「た行」
の子音と「う段」の母音とからなる、文字「っ」(小さ
い「つ」)を出力する。また、キー入力処理部40は、
右押しキー21が押下された状態で左文字入力キー10
が3回押下されたときには、「ぱ行」の子音と、左文字
入力キー10のキー入力に割り当てられた母音とからな
る仮名文字を出力する。
【0043】上記の機能をユーザの操作の点から説明す
ると、以下のようになる(図4に示すコードテーブルを
参照)。ユーザは、「が行」「ざ行」「だ行」の仮名文
字を入力する場合には、先に左十字キー12を左、上、
右のいずれかの方向に押下し、これにより「か行」「さ
行」「た行」のいずれかを選択する。ユーザは、左十字
キー12を押下した状態で、右文字入力キー20を上下
左右のいずれかの方向に(右押しキー21の場合はキー
面に対して垂直に)2回だけ押下し、これにより「あ
段」「い段」「う段」「え段」「お段」のいずれかの2
回押下を選択する。例えば、ユーザは、左十字キー12
を右方向に押下して「か行」を選択した状態で、右十字
キー22を右方向に2回押下して「え段」の2回押下を
選択すれば、文字「げ」を入力することができる。
ると、以下のようになる(図4に示すコードテーブルを
参照)。ユーザは、「が行」「ざ行」「だ行」の仮名文
字を入力する場合には、先に左十字キー12を左、上、
右のいずれかの方向に押下し、これにより「か行」「さ
行」「た行」のいずれかを選択する。ユーザは、左十字
キー12を押下した状態で、右文字入力キー20を上下
左右のいずれかの方向に(右押しキー21の場合はキー
面に対して垂直に)2回だけ押下し、これにより「あ
段」「い段」「う段」「え段」「お段」のいずれかの2
回押下を選択する。例えば、ユーザは、左十字キー12
を右方向に押下して「か行」を選択した状態で、右十字
キー22を右方向に2回押下して「え段」の2回押下を
選択すれば、文字「げ」を入力することができる。
【0044】ユーザは、「ば行」の仮名文字を入力する
場合には、先に右押しキー21を押下し、これにより
「は行」を選択する。ユーザは、右押しキー21を押下
した状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれか
の方向に(左押しキー11の場合はキー面に対して垂直
に)2回だけ押下し、これにより「あ段」「い段」「う
段」「え段」「お段」のいずれかの2回押下を選択す
る。例えば、ユーザは、右押しキー21を押下して「は
行」を選択した状態で、左十字キー12を上方向に2回
押下して「う段」の2回押下を選択すれば、文字「ぶ」
を入力することができる。
場合には、先に右押しキー21を押下し、これにより
「は行」を選択する。ユーザは、右押しキー21を押下
した状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれか
の方向に(左押しキー11の場合はキー面に対して垂直
に)2回だけ押下し、これにより「あ段」「い段」「う
段」「え段」「お段」のいずれかの2回押下を選択す
る。例えば、ユーザは、右押しキー21を押下して「は
行」を選択した状態で、左十字キー12を上方向に2回
押下して「う段」の2回押下を選択すれば、文字「ぶ」
を入力することができる。
【0045】ユーザは、「ぱ行」の仮名文字を入力する
場合には、先に右押しキー21を押下し、これにより
「は行」を選択する。ユーザは、右押しキー21を押下
した状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれか
の方向に(左押しキー11の場合はキー面に対して垂直
に)3回だけ押下し、これにより「あ段」「い段」「う
段」「え段」「お段」のいずれかの3回押下を選択す
る。例えば、ユーザは、右押しキー21を押下して「は
行」を選択した状態で、左十字キー12を左方向に3回
押下して「え段」の3回押下を選択すれば、文字「ぺ」
を入力することができる。
場合には、先に右押しキー21を押下し、これにより
「は行」を選択する。ユーザは、右押しキー21を押下
した状態で、左文字入力キー10を上下左右のいずれか
の方向に(左押しキー11の場合はキー面に対して垂直
に)3回だけ押下し、これにより「あ段」「い段」「う
段」「え段」「お段」のいずれかの3回押下を選択す
る。例えば、ユーザは、右押しキー21を押下して「は
行」を選択した状態で、左十字キー12を左方向に3回
押下して「え段」の3回押下を選択すれば、文字「ぺ」
を入力することができる。
【0046】ユーザは、小さい「あ行」の仮名文字を入
力する場合には、先に左押しキー11を押下し、これに
より「あ行」を選択する。ユーザは、左押しキー11を
押下した状態で、右文字入力キー20を上下左右のいず
れかの方向に(右押しキー21の場合はキー面に対して
垂直に)2回だけ押下し、これにより、「あ段」「い
段」「う段」「え段」「お段」の2回押下を選択する。
例えば、ユーザは、左押しキー11を押下して「あ行」
を選択した状態で、右十字キー22を下方向に2回押下
して「お段」の2回押下を選択すれば、文字「ぉ」(小
さい「お」)を入力することができる。
力する場合には、先に左押しキー11を押下し、これに
より「あ行」を選択する。ユーザは、左押しキー11を
押下した状態で、右文字入力キー20を上下左右のいず
れかの方向に(右押しキー21の場合はキー面に対して
垂直に)2回だけ押下し、これにより、「あ段」「い
段」「う段」「え段」「お段」の2回押下を選択する。
例えば、ユーザは、左押しキー11を押下して「あ行」
を選択した状態で、右十字キー22を下方向に2回押下
して「お段」の2回押下を選択すれば、文字「ぉ」(小
さい「お」)を入力することができる。
【0047】ユーザは、小さい「や行」の仮名文字を入
力する場合には、先に右十字キー22を上方向に押下
し、これにより「や行」を選択する。ユーザは、右十字
キー22を押下した状態で、左押しキー11をキー面に
対して垂直に、あるいは、左十字キー12を上下のいず
れかの方向に2回だけ押下し、これにより「あ段」「う
段」「お段」の2回押下を選択する。例えば、ユーザ
は、右十字キー22を上方向に押下して「や行」を選択
した状態で、左押しキー11を2回押下して「あ段」の
2回押下を選択すれば、文字「ゃ」(小さい「や」)を
入力することができる。
力する場合には、先に右十字キー22を上方向に押下
し、これにより「や行」を選択する。ユーザは、右十字
キー22を押下した状態で、左押しキー11をキー面に
対して垂直に、あるいは、左十字キー12を上下のいず
れかの方向に2回だけ押下し、これにより「あ段」「う
段」「お段」の2回押下を選択する。例えば、ユーザ
は、右十字キー22を上方向に押下して「や行」を選択
した状態で、左押しキー11を2回押下して「あ段」の
2回押下を選択すれば、文字「ゃ」(小さい「や」)を
入力することができる。
【0048】ユーザは、文字「っ」(小さい「つ」)を
入力する場合には、先に左十字キー12を左方向に押下
し、これにより「た行」を選択する。ユーザは、左十字
キー12を押下した状態で、右十字キー22を上方向に
3回押下して「う段」の3回押下を選択すれば、文字
「っ」を入力することができる。
入力する場合には、先に左十字キー12を左方向に押下
し、これにより「た行」を選択する。ユーザは、左十字
キー12を押下した状態で、右十字キー22を上方向に
3回押下して「う段」の3回押下を選択すれば、文字
「っ」を入力することができる。
【0049】このようにユーザは、文字入力キー10、
20をの一方を押下した状態で他方を2回以上押下する
ことにより、日本語50音に含まれる仮名文字を入力す
るのと同様の方法で、日本語50音に含まれない仮名文
字を入力することができる。また、濁音、半濁音、拗
音、促音に対するキー入力の割り当ては、清音に対する
キー入力の割り当てと関連づけられているので、ユーザ
はこれらの文字を入力するためのキー入力の組合せを容
易に記憶することができ、ブラインドタッチを容易に習
得することができる。
20をの一方を押下した状態で他方を2回以上押下する
ことにより、日本語50音に含まれる仮名文字を入力す
るのと同様の方法で、日本語50音に含まれない仮名文
字を入力することができる。また、濁音、半濁音、拗
音、促音に対するキー入力の割り当ては、清音に対する
キー入力の割り当てと関連づけられているので、ユーザ
はこれらの文字を入力するためのキー入力の組合せを容
易に記憶することができ、ブラインドタッチを容易に習
得することができる。
【0050】なお、キー入力処理部40は、文字入力キ
ー10、20を押下する回数により異なる仮名文字を出
力するため、以下に示すタイミングで文字入力を確定さ
せ、文字入力信号41を出力するものとする。第1の場
合として、キー入力処理部40は、先に押下された文字
入力キーにおける押下が解除されたときに、文字入力を
確定させる。また、第2の場合として、キー入力処理部
40は、後の文字入力キーがコードテーブルに含まれる
最大回数だけ押下されたときに、文字入力を確定させ
る。例えば、キー入力処理部40は、右十字キー22が
下方向に押下された状態で左押しキー11が押下された
ときには、直ちに文字「わ」を出力する。これにより、
ユーザは、必要最小限の回数だけ文字入力キーを押下す
ることにより、仮名文字を入力することができる。
ー10、20を押下する回数により異なる仮名文字を出
力するため、以下に示すタイミングで文字入力を確定さ
せ、文字入力信号41を出力するものとする。第1の場
合として、キー入力処理部40は、先に押下された文字
入力キーにおける押下が解除されたときに、文字入力を
確定させる。また、第2の場合として、キー入力処理部
40は、後の文字入力キーがコードテーブルに含まれる
最大回数だけ押下されたときに、文字入力を確定させ
る。例えば、キー入力処理部40は、右十字キー22が
下方向に押下された状態で左押しキー11が押下された
ときには、直ちに文字「わ」を出力する。これにより、
ユーザは、必要最小限の回数だけ文字入力キーを押下す
ることにより、仮名文字を入力することができる。
【0051】また、第3の場合として、キー入力処理部
40は、後に押下された文字入力キーから他のキー入力
があったときに、文字入力を確定させる。例えば、キー
入力処理部40は、左押しキー11が押下された状態
で、右押しキー21が押下され、続いて右十字キー22
が左方向に押下されたときには、先の文字「あ」を出力
する。これにより、ユーザは、先に押下した文字入力キ
ーを押下した状態で、同じ子音と異なる母音とからなる
仮名文字を続けて入力することができる。また、第4の
場合として、キー入力処理部40は、タイマー機能を有
しており、後の文字入力キーが所定の時間だけ押下され
ない場合には、それまでに入力された回数のキー入力に
対応した仮名文字を出力することとしてもよい。
40は、後に押下された文字入力キーから他のキー入力
があったときに、文字入力を確定させる。例えば、キー
入力処理部40は、左押しキー11が押下された状態
で、右押しキー21が押下され、続いて右十字キー22
が左方向に押下されたときには、先の文字「あ」を出力
する。これにより、ユーザは、先に押下した文字入力キ
ーを押下した状態で、同じ子音と異なる母音とからなる
仮名文字を続けて入力することができる。また、第4の
場合として、キー入力処理部40は、タイマー機能を有
しており、後の文字入力キーが所定の時間だけ押下され
ない場合には、それまでに入力された回数のキー入力に
対応した仮名文字を出力することとしてもよい。
【0052】次に、仮名文字以外の文字を入力する方法
について説明する。仮名文字以外の文字を入力するため
には、ユーザは、文字種キー31を押下することによ
り、キー入力処理部40を英文字入力モード、数字入力
モード、または、記号入力モードに設定する。
について説明する。仮名文字以外の文字を入力するため
には、ユーザは、文字種キー31を押下することによ
り、キー入力処理部40を英文字入力モード、数字入力
モード、または、記号入力モードに設定する。
【0053】英文字入力モードでは、キー入力処理部4
0は、2個の文字入力キー10、20と変換キー34と
決定キー35とからのキー入力を受け取り、以下に示す
ように、英大文字または英小文字を出力する。左文字入
力キー10と右文字入力キー20の各キー入力には、2
6個の英文字がアルファベット順にそれぞれ3個ずつ割
り当てられる。図1に示す各キー入力には、そのキー入
力に割り当てられた3個の英文字のうち、アルファベッ
ト順で最も早い文字が記載されている。また、同じキー
入力に割り当てられた英文字は、キー入力の回数によっ
て区別される。例えば、左押しキー11の1回押下、2
回押下、および、3回押下には、それぞれ英文字「A」
「B」「C」が割り当てられ、左十字キー12の右入力
の1回押下、2回押下、および、3回押下には、それぞ
れ、英文字「D」「E」「F」が割り当てられる。
0は、2個の文字入力キー10、20と変換キー34と
決定キー35とからのキー入力を受け取り、以下に示す
ように、英大文字または英小文字を出力する。左文字入
力キー10と右文字入力キー20の各キー入力には、2
6個の英文字がアルファベット順にそれぞれ3個ずつ割
り当てられる。図1に示す各キー入力には、そのキー入
力に割り当てられた3個の英文字のうち、アルファベッ
ト順で最も早い文字が記載されている。また、同じキー
入力に割り当てられた英文字は、キー入力の回数によっ
て区別される。例えば、左押しキー11の1回押下、2
回押下、および、3回押下には、それぞれ英文字「A」
「B」「C」が割り当てられ、左十字キー12の右入力
の1回押下、2回押下、および、3回押下には、それぞ
れ、英文字「D」「E」「F」が割り当てられる。
【0054】キー入力処理部40は、英文字入力モード
では、文字入力キー10、20が1回または2回押下さ
れ、その後に決定キー35が押下されたとき、および、
文字入力キー10、20が3回押下されたときに、この
キー入力とキー入力回数とに対応した英文字を出力す
る。なお、キー入力処理部40は、英文字入力モードで
は、さらに大文字入力モードと小文字入力モードとを有
しており、これらの2つモードは、変換キー34が押下
されるごとに切り替えられるものとする。
では、文字入力キー10、20が1回または2回押下さ
れ、その後に決定キー35が押下されたとき、および、
文字入力キー10、20が3回押下されたときに、この
キー入力とキー入力回数とに対応した英文字を出力す
る。なお、キー入力処理部40は、英文字入力モードで
は、さらに大文字入力モードと小文字入力モードとを有
しており、これらの2つモードは、変換キー34が押下
されるごとに切り替えられるものとする。
【0055】数字入力モードでは、キー入力処理部40
は、文字入力キー10、20からのキー入力を受け取
り、図1に示すように各キー入力に割り当てられた数字
を出力する。
は、文字入力キー10、20からのキー入力を受け取
り、図1に示すように各キー入力に割り当てられた数字
を出力する。
【0056】記号入力モードにおけるキー入力処理部4
0の動作は、英文字入力モードにおける動作と同じであ
る。すなわち、文字入力キー10、20の各キー入力に
は、句読点、かっこ、演算記号などの各種記号が、所定
の個数ずつ割り当てられ、同じキー入力に割り当てられ
た記号は、キー入力の回数によって区別される。キー入
力処理部40は、記号入力モードでは、文字入力キー1
0、20が所定の回数だけ押下され、その後に決定キー
35が押下されたときに、このキー入力とキー入力回数
とに対応した記号を出力する。
0の動作は、英文字入力モードにおける動作と同じであ
る。すなわち、文字入力キー10、20の各キー入力に
は、句読点、かっこ、演算記号などの各種記号が、所定
の個数ずつ割り当てられ、同じキー入力に割り当てられ
た記号は、キー入力の回数によって区別される。キー入
力処理部40は、記号入力モードでは、文字入力キー1
0、20が所定の回数だけ押下され、その後に決定キー
35が押下されたときに、このキー入力とキー入力回数
とに対応した記号を出力する。
【0057】このように、仮名文字以外の文字は、一方
の文字入力キーが押下された状態で他方の文字入力キー
を押下する以外の方法で入力することにより、ユーザ
は、仮名文字以外の文字を仮名文字よりも簡単な方法で
入力することができる。
の文字入力キーが押下された状態で他方の文字入力キー
を押下する以外の方法で入力することにより、ユーザ
は、仮名文字以外の文字を仮名文字よりも簡単な方法で
入力することができる。
【0058】次に、移動指定キー32、クリアキー3
3、変換キー34および決定キー35の使用方法を説明
する。移動指定キー32は、カーソルの移動や項目の選
択に使用される。キー入力処理部40は、移動指定キー
32が押下された状態で、左十字キー12または右十字
キー22のいずれかが上下左右いずれかの方向に押下さ
れると、上下左右のキー入力があった旨を出力する。こ
れにより、1個の移動指定キー32を追加するだけで、
上下左右4種類のキー入力を行うことができる。したが
って、従来のキーボードにおける4個の方向キーを不要
とし、キーボード1を小さな面積に実装することができ
る。
3、変換キー34および決定キー35の使用方法を説明
する。移動指定キー32は、カーソルの移動や項目の選
択に使用される。キー入力処理部40は、移動指定キー
32が押下された状態で、左十字キー12または右十字
キー22のいずれかが上下左右いずれかの方向に押下さ
れると、上下左右のキー入力があった旨を出力する。こ
れにより、1個の移動指定キー32を追加するだけで、
上下左右4種類のキー入力を行うことができる。したが
って、従来のキーボードにおける4個の方向キーを不要
とし、キーボード1を小さな面積に実装することができ
る。
【0059】クリアキー33は、入力した文字を消去す
るために使用される。キー入力処理部40は、クリアキ
ー33が押下されたときには、クリア入力がされた旨を
示す文字入力信号41を出力する。この文字入力信号4
1を受けた文字処理装置(図示せず)は、直前に入力さ
れた文字や、移動指定キー32と文字入力キー10、2
0との組合せにより指定された文字列などを消去する。
るために使用される。キー入力処理部40は、クリアキ
ー33が押下されたときには、クリア入力がされた旨を
示す文字入力信号41を出力する。この文字入力信号4
1を受けた文字処理装置(図示せず)は、直前に入力さ
れた文字や、移動指定キー32と文字入力キー10、2
0との組合せにより指定された文字列などを消去する。
【0060】変換キー34と決定キー35とは、平仮名
入力モードにおいて、仮名漢字変換のために使用され
る。ユーザは、平仮名を入力中に適切な文節を入力する
ごとに、変換キー34または決定キー35を押下する。
キー入力処理部40は、平仮名入力モードにおいて変換
キー34または決定キー35が押下されたときには、そ
れぞれ、変換入力または決定入力がされた旨を示す文字
入力信号41を出力する。文字処理装置(図示せず)
は、変換入力を示す文字入力信号41を受けたときには
先に入力された文字列に対して仮名漢字変換を行い、決
定入力を示す文字入力信号41を受けたときには、先に
入力された文字列に対して仮名漢字変換を行わずに、そ
の文字列を確定させる。
入力モードにおいて、仮名漢字変換のために使用され
る。ユーザは、平仮名を入力中に適切な文節を入力する
ごとに、変換キー34または決定キー35を押下する。
キー入力処理部40は、平仮名入力モードにおいて変換
キー34または決定キー35が押下されたときには、そ
れぞれ、変換入力または決定入力がされた旨を示す文字
入力信号41を出力する。文字処理装置(図示せず)
は、変換入力を示す文字入力信号41を受けたときには
先に入力された文字列に対して仮名漢字変換を行い、決
定入力を示す文字入力信号41を受けたときには、先に
入力された文字列に対して仮名漢字変換を行わずに、そ
の文字列を確定させる。
【0061】図5は、本実施形態に係るキーボード1の
実装形態の例を示す図である。図5(a)は、キーボー
ド1を携帯型情報機器101に適用した場合の例を示す
図である。この場合、キーボード1は、携帯型情報機器
101の本体と一体に形成される。図5(b)は、キー
ボード1をゲーム機コントローラ102に適用した場合
の例を示す図である。この場合、キーボード1は、ゲー
ム機本体から離れたゲーム機コントローラ102に実装
される。キーボード1は、キー操作が簡単で、ブライン
ドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装できると
いう特徴を有するので、小型の情報機器に特に好適に使
用される。
実装形態の例を示す図である。図5(a)は、キーボー
ド1を携帯型情報機器101に適用した場合の例を示す
図である。この場合、キーボード1は、携帯型情報機器
101の本体と一体に形成される。図5(b)は、キー
ボード1をゲーム機コントローラ102に適用した場合
の例を示す図である。この場合、キーボード1は、ゲー
ム機本体から離れたゲーム機コントローラ102に実装
される。キーボード1は、キー操作が簡単で、ブライン
ドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装できると
いう特徴を有するので、小型の情報機器に特に好適に使
用される。
【0062】図5(c)は、キーボード1を端末装置1
03に適用した場合の例を示す図である。端末装置10
3は、例えば、図書館における蔵書検索システムにおい
て使用されるものである。キーボード1は、キー操作が
簡単で、ブラインドタッチを容易に取得できるという特
徴を有するので、小型の機器に限らず、このような端末
装置103にも使用することができる。
03に適用した場合の例を示す図である。端末装置10
3は、例えば、図書館における蔵書検索システムにおい
て使用されるものである。キーボード1は、キー操作が
簡単で、ブラインドタッチを容易に取得できるという特
徴を有するので、小型の機器に限らず、このような端末
装置103にも使用することができる。
【0063】図1および図5に示すように、左十字キー
12と右十字キー22とは、いずれも、十字型の形状を
有し、上下左右に押下可能な1個のキーである。したが
って、キーボード1を小さな面積に実装することができ
る。加えて、十字キーは4個の独立したキーよりも押下
しやすいので、ユーザの操作性を向上させることができ
る。
12と右十字キー22とは、いずれも、十字型の形状を
有し、上下左右に押下可能な1個のキーである。したが
って、キーボード1を小さな面積に実装することができ
る。加えて、十字キーは4個の独立したキーよりも押下
しやすいので、ユーザの操作性を向上させることができ
る。
【0064】また、図1および図5に示すように、左文
字入力キー10と右文字入力キー20とは、同一平面上
に左右対称に配置されている。したがって、左文字入力
キー10を左手で、右文字入力キー20を右手で押下す
ることにより、仮名文字を高速に入力することができ
る。
字入力キー10と右文字入力キー20とは、同一平面上
に左右対称に配置されている。したがって、左文字入力
キー10を左手で、右文字入力キー20を右手で押下す
ることにより、仮名文字を高速に入力することができ
る。
【0065】以上に示すように、本実施形態に係るキー
ボードによれば、2個の十字キーと2個の押しキーとを
組合せて2個の文字入力キーが構成され、各文字入力キ
ーの各キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音と
日本語50音に含まれる10個の子音とが重畳して割り
当てられ、一方の文字入力キーが押下された状態で他方
の文字入力キーが押下されたときには、先に押下された
文字入力キーのキー入力に割り当てられた子音と、後に
押下された文字入力キーのキー入力に割り当てられた母
音とからなる仮名文字が出力される。
ボードによれば、2個の十字キーと2個の押しキーとを
組合せて2個の文字入力キーが構成され、各文字入力キ
ーの各キー入力には、それぞれ、日本語の5個の母音と
日本語50音に含まれる10個の子音とが重畳して割り
当てられ、一方の文字入力キーが押下された状態で他方
の文字入力キーが押下されたときには、先に押下された
文字入力キーのキー入力に割り当てられた子音と、後に
押下された文字入力キーのキー入力に割り当てられた母
音とからなる仮名文字が出力される。
【0066】このように5種類のキー入力が可能な2個
の文字入力キーを、押下された順序を考慮して組合せる
ことにより、日本語50音に含まれる仮名文字を入力す
ることができる。また、2個の十字キーと2個の押しキ
ーとを用いて日本語50音を入力できるので、装置を小
さな面積に実装することができる。加えて、キー入力操
作が簡単であるため、ユーザはブラインドタッチを容易
に習得することができる。特に、2個の文字入力キーに
は日本語50音が規則的に割り当てられるので、ユーザ
はキー入力の組合せを容易に記憶することができ、ブラ
インドタッチを容易に習得することができる。
の文字入力キーを、押下された順序を考慮して組合せる
ことにより、日本語50音に含まれる仮名文字を入力す
ることができる。また、2個の十字キーと2個の押しキ
ーとを用いて日本語50音を入力できるので、装置を小
さな面積に実装することができる。加えて、キー入力操
作が簡単であるため、ユーザはブラインドタッチを容易
に習得することができる。特に、2個の文字入力キーに
は日本語50音が規則的に割り当てられるので、ユーザ
はキー入力の組合せを容易に記憶することができ、ブラ
インドタッチを容易に習得することができる。
【0067】また、本実施形態に係るキーボードによれ
ば、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文字
入力キーが2回以上押下されたときには、日本語50音
以外の文字が出力される。このように5種類のキー入力
が可能な2個の文字入力キーを、押下された順序を考慮
し、複数回の押下を許容して組合せることにより、日本
語50音に含まれる仮名文字と同様の方法で、濁音、半
濁音、拗音、促音など日本語50音に含まれない仮名文
字を入力することができる。特に、濁音、半濁音、拗
音、促音に対するキー入力の割り当ては、清音に対する
キー入力の割り当てと関連づけられているので、ユーザ
はこれらの文字を入力するためのキー入力の組合せを容
易に記憶することができ、ブラインドタッチを容易に習
得することができる。
ば、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の文字
入力キーが2回以上押下されたときには、日本語50音
以外の文字が出力される。このように5種類のキー入力
が可能な2個の文字入力キーを、押下された順序を考慮
し、複数回の押下を許容して組合せることにより、日本
語50音に含まれる仮名文字と同様の方法で、濁音、半
濁音、拗音、促音など日本語50音に含まれない仮名文
字を入力することができる。特に、濁音、半濁音、拗
音、促音に対するキー入力の割り当ては、清音に対する
キー入力の割り当てと関連づけられているので、ユーザ
はこれらの文字を入力するためのキー入力の組合せを容
易に記憶することができ、ブラインドタッチを容易に習
得することができる。
【0068】(第2の実施形態)図6は、本発明の第2
の実施形態に係る仮名文字入力用のキーボード2のキー
配置図である。図6に示すキーボード2は、左押しキー
11、左十字キー群を構成するキー51〜54、右押し
キー21、右十字キー群を構成するキー61〜64、文
字種キー31、移動指定キー32、クリアキー33、変
換キー34、および、決定キー35を備える。本実施形
態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の構成要素
については、同一の参照符号を付して、説明を省略す
る。
の実施形態に係る仮名文字入力用のキーボード2のキー
配置図である。図6に示すキーボード2は、左押しキー
11、左十字キー群を構成するキー51〜54、右押し
キー21、右十字キー群を構成するキー61〜64、文
字種キー31、移動指定キー32、クリアキー33、変
換キー34、および、決定キー35を備える。本実施形
態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の構成要素
については、同一の参照符号を付して、説明を省略す
る。
【0069】キーボード2は、第1の実施形態に係るキ
ーボード1と比較して、十字型の形状を有するキーに代
えて、同一平面上に十字型に配置された、独立した4個
のキーを備えることを特徴とする。すなわち、キーボー
ド2における4個のキー51〜54と4個のキー61〜
64とは、それぞれ、キーボード1における左十字キー
12と右十字キー22とに相当する。左押しキー11と
キー51〜54とによって構成される左文字入力キー5
0は、キーボード1における左文字入力キー10に相当
する。右押しキー21とキー61〜64とによって構成
される右文字入力キー60は、キーボード1における右
文字入力キー20に相当する。キーボード2は、キーボ
ード1と同様に、図3に示すキー入力処理部40を備
え、キー入力処理部40は、第1の実施形態と同様に動
作する。
ーボード1と比較して、十字型の形状を有するキーに代
えて、同一平面上に十字型に配置された、独立した4個
のキーを備えることを特徴とする。すなわち、キーボー
ド2における4個のキー51〜54と4個のキー61〜
64とは、それぞれ、キーボード1における左十字キー
12と右十字キー22とに相当する。左押しキー11と
キー51〜54とによって構成される左文字入力キー5
0は、キーボード1における左文字入力キー10に相当
する。右押しキー21とキー61〜64とによって構成
される右文字入力キー60は、キーボード1における右
文字入力キー20に相当する。キーボード2は、キーボ
ード1と同様に、図3に示すキー入力処理部40を備
え、キー入力処理部40は、第1の実施形態と同様に動
作する。
【0070】図6に示すキーボード2では、十字型に配
置された、五角形のキー51〜54と61〜64によっ
て、それぞれ、左十字キー群と右十字キー群とが構成さ
れることとしたが、キーの形状は五角形に限るものでは
なく、キーの配置は図6に示す配置に限るものではな
い。図7は、本実施形態の変形例に係る仮名文字入力用
のキーボードのキー配置図である。図7(a)に示すキ
ーボード3では、四角形のキーによって、左十字キー群
と右十字キー群とが構成されている。また、図7(b)
に示すキーボード4では、十字型に配置された4個のキ
ーの中央に、押しキーが配置されている。
置された、五角形のキー51〜54と61〜64によっ
て、それぞれ、左十字キー群と右十字キー群とが構成さ
れることとしたが、キーの形状は五角形に限るものでは
なく、キーの配置は図6に示す配置に限るものではな
い。図7は、本実施形態の変形例に係る仮名文字入力用
のキーボードのキー配置図である。図7(a)に示すキ
ーボード3では、四角形のキーによって、左十字キー群
と右十字キー群とが構成されている。また、図7(b)
に示すキーボード4では、十字型に配置された4個のキ
ーの中央に、押しキーが配置されている。
【0071】以上に示すキーボード2、3、4は、いず
れも、第1の実施形態に係るキーボード1と同様に、キ
ー操作が簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、
小さな面積に実装できるという効果を奏する。
れも、第1の実施形態に係るキーボード1と同様に、キ
ー操作が簡単で、ブラインドタッチを容易に習得でき、
小さな面積に実装できるという効果を奏する。
【0072】また、2個の十字キー群はいずれも4個の
独立したキーから構成されるので、キーの形状や配置に
自由度があり、キーの形状や配置について種々のデザイ
ンを施すことができる。したがって、キー操作が簡単
で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に
実装できるという効果を損なうことなく、多様な実装形
態が可能となる。例えば、図8に示すように、図7
(a)に示すキーボード3を端末装置104に適用する
場合には、端末装置104のディスプレイ105にキー
ボード3を表示させ、ディスプレイ105の表面に設け
られたタッチパネルを押下することにより、仮名文字を
入力するなどの実装形態が可能となる。
独立したキーから構成されるので、キーの形状や配置に
自由度があり、キーの形状や配置について種々のデザイ
ンを施すことができる。したがって、キー操作が簡単
で、ブラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に
実装できるという効果を損なうことなく、多様な実装形
態が可能となる。例えば、図8に示すように、図7
(a)に示すキーボード3を端末装置104に適用する
場合には、端末装置104のディスプレイ105にキー
ボード3を表示させ、ディスプレイ105の表面に設け
られたタッチパネルを押下することにより、仮名文字を
入力するなどの実装形態が可能となる。
【0073】(第3の実施形態)図9は、本発明の第3
の実施形態に係る仮名文字入力用キーボード5のキー配
置図である。図9に示すキーボード2は、左文字入力キ
ー70、右文字入力キー80、文字種キー31、移動指
定キー32、クリアキー33、変換キー34、および、
決定キー35を備える。本実施形態の構成要素のうち、
第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の参
照符号を付して、説明を省略する。
の実施形態に係る仮名文字入力用キーボード5のキー配
置図である。図9に示すキーボード2は、左文字入力キ
ー70、右文字入力キー80、文字種キー31、移動指
定キー32、クリアキー33、変換キー34、および、
決定キー35を備える。本実施形態の構成要素のうち、
第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の参
照符号を付して、説明を省略する。
【0074】キーボード5は、第1の実施形態に係るキ
ーボード1と比較して、左文字入力キー70と右文字入
力キー80とが、いずれも、5方向に押下可能な1個の
キーによって構成されていることを特徴とする。各文字
入力キーには、押下可能な5つの方向に対応して、スイ
ッチが5個ずつ割り当てられている。左文字入力キー7
0の上入力はキーボード1における左押しキー11に対
応し、左文字入力キー70のその他の方向の入力は左十
字キー12の各入力に、右文字入力キー80の上入力は
ード1における右押しキー21に、右文字入力キー80
のその他の方向の入力は右十字キー22における各入力
に、それぞれ対応する。キーボード5は、キーボード1
と同様に、図3に示すキー入力処理部40を備え、キー
入力処理部40は、第1の実施形態と同様に動作する。
ーボード1と比較して、左文字入力キー70と右文字入
力キー80とが、いずれも、5方向に押下可能な1個の
キーによって構成されていることを特徴とする。各文字
入力キーには、押下可能な5つの方向に対応して、スイ
ッチが5個ずつ割り当てられている。左文字入力キー7
0の上入力はキーボード1における左押しキー11に対
応し、左文字入力キー70のその他の方向の入力は左十
字キー12の各入力に、右文字入力キー80の上入力は
ード1における右押しキー21に、右文字入力キー80
のその他の方向の入力は右十字キー22における各入力
に、それぞれ対応する。キーボード5は、キーボード1
と同様に、図3に示すキー入力処理部40を備え、キー
入力処理部40は、第1の実施形態と同様に動作する。
【0075】以上に示すキーボード5は、第1の実施形
態に係るキーボード1と同様に、キー操作が簡単で、ブ
ラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装で
きるという効果を奏する。
態に係るキーボード1と同様に、キー操作が簡単で、ブ
ラインドタッチを容易に習得でき、小さな面積に実装で
きるという効果を奏する。
【0076】なお、上述した実施形態では、特定の形状
を有するキーを、特定の位置に配置したキーボードを示
したが、5種類の入力が可能な2つの文字入力キーを押
下された順序を考慮して組み合わせことにより仮名文字
を入力するという特徴を有する限り、文字入力キーの構
成や、各キーの形状やキーの配置は任意でよい。例え
ば、図10(a)に示すキーボード6のように、2個の
十字キーは斜め4方向に押下可能に配置されていてもよ
い。あるいは、図10(b)に示すキーボード7のよう
に、2個の文字入力キーは互いに異なる構成を有してい
てもよい。キーボード7の左文字入力キーは、3方向に
押下可能な円形のキーと、左右方向に押下可能な長方形
のキーとによって構成されている。あるいは、図10
(c)に示すキーボード8のように、各文字入力キーを
構成する5個のキーは、十字型以外に配置されていても
よい。
を有するキーを、特定の位置に配置したキーボードを示
したが、5種類の入力が可能な2つの文字入力キーを押
下された順序を考慮して組み合わせことにより仮名文字
を入力するという特徴を有する限り、文字入力キーの構
成や、各キーの形状やキーの配置は任意でよい。例え
ば、図10(a)に示すキーボード6のように、2個の
十字キーは斜め4方向に押下可能に配置されていてもよ
い。あるいは、図10(b)に示すキーボード7のよう
に、2個の文字入力キーは互いに異なる構成を有してい
てもよい。キーボード7の左文字入力キーは、3方向に
押下可能な円形のキーと、左右方向に押下可能な長方形
のキーとによって構成されている。あるいは、図10
(c)に示すキーボード8のように、各文字入力キーを
構成する5個のキーは、十字型以外に配置されていても
よい。
【0077】また、コードテーブルの内容も、図4に示
したものに限るものではない。例えば、上述した実施形
態では、「ぱ行」の仮名文字と文字「っ」(小さい
「つ」)を入力するために、文字入力キー10、20の
一方を押下した状態で他方を3回押下することとした。
これに代えて、「ぱ行」の仮名文字と文字「っ」とを、
図4に示すコードテーブルにおける未使用の部分に割り
当ててもよい。このようなコードテーブルを使用するこ
とにより、「ぱ行」または文字「っ」を入力する際のキ
ー入力の回数を減らすこともできる。
したものに限るものではない。例えば、上述した実施形
態では、「ぱ行」の仮名文字と文字「っ」(小さい
「つ」)を入力するために、文字入力キー10、20の
一方を押下した状態で他方を3回押下することとした。
これに代えて、「ぱ行」の仮名文字と文字「っ」とを、
図4に示すコードテーブルにおける未使用の部分に割り
当ててもよい。このようなコードテーブルを使用するこ
とにより、「ぱ行」または文字「っ」を入力する際のキ
ー入力の回数を減らすこともできる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る仮名文字入力用
キーボードのキー配置図である。
キーボードのキー配置図である。
【図2】図1に示すキーボードにおけるキーとスイッチ
との対応関係を示す図である。
との対応関係を示す図である。
【図3】図1に示すキーボードの構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】図1に示すキーボードのコードテーブルを示す
図である。
図である。
【図5】図1に示すキーボードの実装形態の例を示す図
である。
である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る仮名文字入力用
キーボードのキー配置図である。
キーボードのキー配置図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の変形例に係る仮名文
字入力用キーボードのキー配置図である。
字入力用キーボードのキー配置図である。
【図8】図7(a)に示すキーボードの実装形態の例を
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る仮名文字入力用
キーボードのキー配置図である。
キーボードのキー配置図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る仮名文字入力用
キーボードのキー配置図である。
キーボードのキー配置図である。
【図11】従来のキーボードのキー配置図である。
1〜8…キーボード
10、50、70…左文字入力キー
11…左押しキー
12…左十字キー
20、60、80…右文字入力キー
21…右押しキー
22…右十字キー
31…文字種キー
32…移動指定キー
33…クリアキー
34…変換キー
35…決定キー
40…キー入力処理部
41…文字入力信号
51〜54…左十字キー群を構成するキー
61〜64…右十字キー群を構成するキー
101…携帯型情報機器
102…ゲーム機コントローラ
103、104…端末装置
105…ディスプレイ
Claims (10)
- 【請求項1】 仮名文字を入力するための入力装置であ
って、 5種類のキー入力が可能な第1の文字入力キーと、 5種類のキー入力が可能な第2の文字入力キーと、 前記第1および第2の文字入力キーからのキー入力を受
け取り、一方の文字入力キーが押下された状態で他方の
文字入力キーが押下されたときに、当該キー入力の組合
せに対応した仮名文字を出力するキー入力処理手段とを
備えた、仮名文字入力装置。 - 【請求項2】 前記第1の文字入力キーの各キー入力に
は、それぞれ、日本語の5個の母音と、日本語50音に
含まれる10個の子音のうち5個とが重畳して割り当て
られ、 前記第2の文字入力キーの各キー入力には、それぞれ、
日本語の5個の母音と、日本語50音に含まれる10個
の子音のうち残余の5個とが重畳して割り当てられてお
り、 前記キー入力処理手段は、一方の文字入力キーが押下さ
れた状態で他方の文字入力キーが押下されたときには、
先に押下された文字入力キーのキー入力に割り当てられ
た子音と、後で押下された文字入力キーのキー入力に割
り当てられた母音とからなる仮名文字を出力することを
特徴とする、請求項1に記載の仮名文字入力装置。 - 【請求項3】 前記キー入力処理手段は、一方の文字入
力キーが押下された状態で他方の文字入力キーが2回以
上押下されたときには、日本語50音以外の文字を出力
することを特徴とする、請求項2に記載の仮名文字入力
装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2の文字入力キーは、
いずれも、 十字型の形状を有し、上下左右4方向に押下可能な十字
キーと、 前記十字キーから独立したキーとを含むことを特徴とす
る、請求項1に記載の仮名文字入力装置。 - 【請求項5】 上下左右いずれかのキー入力であること
を指定するための移動指定キーをさらに備え、 前記キー入力処理手段は、前記移動指定キーが押下され
た状態で前記十字キーが押下されたときには、前記十字
キーの押下状態に応じて、上下左右のキー入力があった
旨を出力することを特徴とする、請求項4に記載の仮名
文字入力装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2の文字入力キーは、
いずれも、独立した5個のキーを含んでおり、 前記5個のキーのうち4個のキーは、同一平面上に十字
型に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載
の仮名文字入力装置。 - 【請求項7】 上下左右いずれかのキー入力であること
を指定するための移動指定キーをさらに備え、 前記キー入力処理手段は、前記移動指定キーが押下され
た状態で、十字型に配置された前記キーのいずれかが押
下されたときには、当該キーが配置された位置に応じ
て、上下左右のキー入力があった旨を出力することを特
徴とする、請求項6に記載の仮名文字入力装置。 - 【請求項8】 文字の種類を選択するための文字種選択
キーをさらに備え、 前記キー入力処理手段は、前記文字種選択キーによって
平仮名または片仮名が選択されているときに、一方の文
字入力キーが押下された状態で他方の文字入力キーが押
下された場合には、前記文字種選択キーにおける選択に
応じて、平仮名または片仮名を出力することを特徴とす
る、請求項1に記載の仮名文字入力装置。 - 【請求項9】 前記第1および第2の文字入力キーは、
同一平面上に左右対称に配置されていることを特徴とす
る、請求項1に記載の仮名文字入力装置。 - 【請求項10】 仮名文字を入力するための入力方法で
あって、 5種類のキー入力が可能な第1の文字入力キーと、5種
類のキー入力が可能な第2の文字入力キーとからのキー
入力を受け取るステップと、 前記第1および第2の文字入力キーから受け取ったキー
入力に基づき、一方の文字入力キーが押下された状態で
他方の文字入力キーが押下されたときに、当該キー入力
の組合せに対応した仮名文字を出力するステップとを備
えた、仮名文字入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323799A JP2003131793A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 仮名文字入力装置および仮名文字入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323799A JP2003131793A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 仮名文字入力装置および仮名文字入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003131793A true JP2003131793A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19140635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001323799A Pending JP2003131793A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 仮名文字入力装置および仮名文字入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003131793A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015999A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Yoko Yagi | コンピュータ、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末、デジタル家電、ゲーム機などの、ひらがな(文字、記号、絵など)を、ひらがなと数字の対応表をもちいて早く入力できるようにする方法と文字入力装置とプログラムソフト。 |
JP2010237929A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ntt Docomo Inc | 文字入力装置及び文字入力方法 |
JP2011164667A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Hideo Ogimura | アルファベット文字列表示装置 |
KR101263273B1 (ko) | 2010-07-17 | 2013-05-10 | 박정수 | 간편조합형 키보드 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323799A patent/JP2003131793A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008015999A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Yoko Yagi | コンピュータ、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末、デジタル家電、ゲーム機などの、ひらがな(文字、記号、絵など)を、ひらがなと数字の対応表をもちいて早く入力できるようにする方法と文字入力装置とプログラムソフト。 |
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KR101263273B1 (ko) | 2010-07-17 | 2013-05-10 | 박정수 | 간편조합형 키보드 |
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