JPH0435152A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH0435152A
JPH0435152A JP13618790A JP13618790A JPH0435152A JP H0435152 A JPH0435152 A JP H0435152A JP 13618790 A JP13618790 A JP 13618790A JP 13618790 A JP13618790 A JP 13618790A JP H0435152 A JPH0435152 A JP H0435152A
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
film
reading
optical axis
projection lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP13618790A
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English (en)
Inventor
Masazo Ishiyama
石山 雅三
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0435152A publication Critical patent/JPH0435152A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネガフィルム、ポジフィルム等の透過画像を
拡大投影して読取るための読取装置に関する。
〔従来の技術〕
ディジタルカラー複写機の開発により、近年、ネガフィ
ルム、ポジフィルム等の透過画像の普通紙上への直接的
な複写が可能となり、これに伴って前記透過画像を複写
機に読取らせるための読取装置が開発されている。
透過画像の読取装置としては、複写機の原稿台上に立設
された基台上にプロジェクタを配し、該プロジェクタの
動作により読取るべき透過画像を原稿台上に投影して、
この投影像を複写機に備えられた走査光学系の動作によ
り読取部に導く構成としたものが一般的に知られている
。ところがこの構成においては、原稿台上に拡大投影の
ための十分な光路長さが必要となり、前記プロジェクタ
の配設位置の確保に困難を伴う虞がある。そこで本願出
願人は、原稿台面に略平行な光軸を有する投影レンズと
、透過画像(写真フィルム)を保持して前記光軸に直交
する面内にて移動させる移動機構とを、原稿台の幅方向
−例に設ける一方、前記原稿台の他側に反則部材を配し
、前記移動機構の動作により移動中の透過画像にスリッ
ト光を照射して、前記透過画像を透過する光を前記投影
レンズ及び反則部材を介して、該反則部材と同側に停止
している読取部に導き、前記スリン1−光による線状の
部分投影像を順次読取らせる構成とした読取装置を、例
えば、特願昭63−193789号に提案している。こ
の構成によれば、透過画像の拡大のための十分な光路を
原稿台の幅方向に6イ〔保でき、透過画像の拡大複写を
容易に行い得る。
〔発明が解決しようとする課題〕
とごろがこの構成においては、あ°ご取部への投影像は
透過画像の部分拡大像であり、この投影像の視認により
ピント合わせが行えないため、投影レンズの光軸上にお
りる該レンズに対する透過画像の相対位置を、前記移動
機構による移動の間、常時一定に維持することが重要な
課題となっている。
投影レンズと移動機構との間の相対位置を一定に維持す
ることは容易であるから、前記課題は、移動機構とこれ
に保持された透過画像との間の相対位置を一定に維持す
ることに帰着する。ところか、写真フィルム等の透過画
像には一般的に反りが存在し、この反り量は、フィルム
の種類によって異なる上、周辺環境の影否により変化す
る一方、写真フィルムの熱的損傷の回避のため前記スリ
ット光の光源に大容量のものを用い得す、前記投影レン
ズとしては、焦点深度が浅く明るいレンズの使用が要求
されることから、前記移動機構へのフィルムの保持力身
育実に行われた場合においても、該フィルムの反りに起
因するピントずれが発生ずる虞があって、前述の課題の
解決は容易ではない。
そこで従来においては、一対の透明板間に写真フィルム
等の透過画像を挾持する専用のホルダを利用し、該ホル
ダを前記移動機構に相対移動不可に装着することにより
、前記反りに起因する位置ずれの発生を防止するように
している。
ところがこの場合、ガラス板、アクリル板等を用いてな
る前記透明板の板厚を高精度にて管理する必要があり、
特に、通常6コマ単位に裁断されるネガフィルムの保持
用ホルダにおいては、各コマの挾持部公人々において厳
密な板厚精度が要求され、該ホルダの製造に多大の手間
を要するという難点があり、またフィルムを保持させる
際の前記ホルダの取扱いに細心の注意を必要とする難点
があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、高精
度での加工を要求される透過画像保持用のホルダを必要
とせず、移動機構に対する相対位置、即ち投影レンズに
対する相対位置を確実に一定化することができ、ピント
ずれに伴う読取精度の悪化を招来することのない読取装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る読取装置は、投影レンズの光軸に直交する
面内に透過画像を保持し、該面内の一方向に移動する移
動機構を備え、該移動機構による所定の移動範囲内での
移動の間、前記透過画像の部分的な投影像を前記投影レ
ンズを介して読取部に順次結像させ、前記透過画像の全
体に亘る読取りを行う読取装置において、前記移動機構
は、前記透過画像の略全面を挟持する一対の挾持部と、
該挾持部による挾持を前記移動範囲からの離脱に応して
解除する手段とを具侃することを特徴とする。
〔作用] 本発明において透過画像は、これの略全面を移動機構に
備えられた一対の挾持部間に挾持され、該移動機構及び
これに対して固定された位置にある投影レンズとの間の
相対位置を一定に維持したまま移動せしめられ、ピンI
・ずれのない投影像が読取部に結像される。また、+i
ii記透過画像の移動機構への着脱は、前記結像に関与
する移動範囲からの離脱に応して前記挾持部での挟持が
解除されることから容易に行われる。
〔実施例] 以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る読取装置の全体構成を模式的に
示す縦断面図である。
箱型をなし、その上面に透明ガラス製の原稿台]1を備
えてなる読取装置本体1の内部には、原稿台11の下部
においてこれの幅方向に延設された案内レール42、こ
れの両側に駆動プーリ41及び従動プーリ44、並びに
両プーリ41.44間に掛は渡された駆動ワイヤ43が
配設してあり、また駆動プーリ41の回転による駆動ワ
イヤ42の巻取り又は巻戻しに応じて案内レール42に
沿って移動する読取ヘッド3が配設しである。読取ヘッ
ド3は、光#31、読取用レンズ32及び読取センサ3
3を備えてなる。
例えば、収束性ロンドレンズを用いてなる前記読取用レ
ンズ32、及び複数の固体撮像素子(CCD)を列状に
並設してなる前記読取センサ33、並びに前記光源31
はいずれも、原稿台11の奥行きに対応する長さを有し
ており、夫々の長手方向を原稿台]1の奥行き方向に一
致させて延設し、である。この読取ヘッド3は、原稿台
11の一例にやや外れた図示の待機位置に待機しており
、原稿台11上に載置された通常の原稿を読取る場合、
駆動ワイヤ43の巻取りに伴って原稿台11の幅方向に
移動しつつ、光源31からの発光を原稿台11を介して
原稿面に連続的に照則し、該原稿からの反則光を読取用
レンズ32を介して読取センサ33にて捉える動作をな
す。
これにより前記原稿は、読取センサ33の延設方向、即
ち原稿台11の奥行き方向を主走査方向とし、読取ヘッ
ド3の移動方向、即ち原稿台11の幅方向を副走査方向
として読取られる。
読取装置本体1は、前記待機位置にある読取へ7ド3の
直上部において、該読取ヘッド3の長手方向全域に亘っ
て開口し、フレネルレンズ12にて光透過可能に封止さ
れた開口部を有している。この開口部の上側には、読取
装置本体1の上面にその長手方向側縁を蝶着され、この
蝶着軸を枢軸として原稿台11側を開閉可能として蓋板
22が配設してあり、該蓋板22の裏面には、これの略
全長に亘って反射ミラー21が貼着されている。蓋板2
2は、原稿台11の上面に対し45°の角度をなして図
示の如く開放された開状態と、フレネルレンズ12の全
面を覆う態様にて閉止された閉状態とにて固定できるよ
うになしである。また読取装置本体1の上側には、原稿
台11を挾んで前記蓋板22と逆側に、透過画像の読取
りに使用されるプロジェクタ5が固設されている。該プ
ロジェクタ5は後述の如く、これの内部にセフ)されて
上下に移動する透過画像にスリット光を照射し、該透過
画像の部分的な投影光を出射する動作をなすものであり
、第1図中に矢符にて示す如くこの投影光は、原稿台1
1の幅方向にこれの上面に沿って伝播して蓋板22の配
設位置に達し、前記開状態にて固定された蓋板22の裏
面の反射ミラー21にて反射され、フレネルレンズ12
を経て前記待機位置に停止している読取ヘッド3に導か
れて、読取用レンズ32を経て読取センサ33に達する
。これにより読取センサ33上には、前記透過画像の部
分拡大投影像が、前記プロジェクタ5内での透過画像の
移動に伴って順次結像され、この結像の連続的な読取り
により前記透過画像全体の読取りがなされる。
第2図はプロジェクタ5の内部構成を示す拡大縦断面図
である。プロジェクタ5は、読取装置本体1の上面に固
設されたハウジング500の内部に、投影レンズ501
、フィルムスキャン機構51、及びスリン1−照明系5
2を備えてなる。投影レンズ501は、ハウジング50
0の原稿台11例の側壁を内外に貫通ずる円筒形の外筒
502の内側に、原稿台11の上面に水平な光軸を有し
て固設しである。スリット照明系52は、投影レンズ5
01の固設位置と逆側のハウジング500の内部に構成
されており、投影レンズ501の光軸上に、コンデンサ
レンズ群510、シリンドリカルレンズ511、光源5
12及び反射鏡513を、投影レンズ501側からこの
順に並設し、更にこれらの下部に、冷却ファン51/I
及び光源用型m 517を配設してなる。またフィルム
スキャン機構51は、読取レンズ501とスリット照明
系52との間に配設され、後述する如く、長板状のホル
ダ6と共に装着される読取対象フィルムを上下方向に移
動(スキャン)せしめる動作をなすものであり、該フィ
ルムスリット機構51の下側には、これの駆動源である
スキャンモータ515、及び該モータ515のドライバ
ユニット516が固設されている。
更に、フィルムスキャン機構51とスリット照明系52
との間には、複数種のフィルタを保持し、これらをフィ
ルムスキャン機構51に装着された読取り対象フィルム
の種類に応し7てスリンI・照明系52からの出射光の
光軸上に選択的に位置せしめるへく動作するフィルタ交
換機構505が配設されている。
以」二の如き構成のプロジェクタ5においてG」、光源
用電源517からの給電により光源512か発する光が
、一部は直接的に、また残部は反射鏡513にて反射さ
れてシリンドリカルレンズ51]に達し、該レンズ51
1の動作により、投影レンズ501の光軸1−において
ハウジング500の奥行き方向、即し読取装置本体1の
奥行き方向を長平方向とするスリン1−光となり、コン
デンジ”レンズ群510にて集光され、フィルタ交換機
構505にて選択された所定のフィルタを経てフィルム
スキャン機構51に投射される。このように投射される
スリン]・光は、フィルムスキャン機構51の動作によ
り上下に移動するフィルムを透過し、該フィルムの前記
移動方向と直交する一直線上の像の投影光となり、投影
レンズ501を経て出射されて前述の如く読取ヘット3
に導かれ、該読取ヘッド3の動作により読取られる。
さて本発明に係る読取装置!J、前記プロジェクタ5に
おけるフィルムスキャン機構51の構成に特徴を有する
。第3関はフィルムスキャン機構51のスリット照明系
52側からの斜視図である。、第4図はその平面図であ
る。なお以下の説明は、前述の如き投影光の進行方向に
り11応させて、投影レンス501側を前、スリット光
照明系52側を後として行つ。
前記ハウシング500内には、丸棒状をなす案内杆50
4とスキャン螺子軸508とが、夫々の軸心を上下方向
として立設してあり、スキャン螺子軸508は、」−下
2個所を軸受523.523にて支持され、その軸心凹
りでの凹tiJ自在となっている。第2図に示す如くハ
ウジング500の下部にまで延びるスキャン螺子軸50
8の下端には、シンクロプーリ 521が嵌着してあり
、このシンクロプーリ 521は、前記スキャンモータ
515の回転軸に嵌着されたシンクロプーリ 520に
、シンクロヘルl−522を介して連結されている。而
してスキャン螺子軸508は、前記ドライハユニノl−
51,6からの給電により駆動されるスキャンモータ5
15の回転を、シンクロプーリ 520、シンクロヘル
ド522、及びシンクロプーリ521を介して伝達され
て回動する。フィルムスキャン機構51は、スキャン螺
子軸508の回動を読取対象フィルムを上下動に利用す
るものであり、読取対象となるフィルムをそのボルダ6
と共に保持するボルダチャンク527と、スキャン螺子
軸508の回動に応して上下動するスライダ524と、
両者を連結するスキャンアー1.526とを備えてなる
前記スライダ524は、その一部をスキャン螺子軸50
8に螺合させ、また他部を前記案内杆50,1に嵌合さ
せてスキャン螺子軸508回りの回動を拘束せしめてな
り、これにより、スキャンI螺子輔508の回動に応じ
て案内杆504に沿って上下動する構成となっている。
またスキャンアーム526は、」−下一対の支持アーム
とこれらの基部とを備え、該基部は前記案内杆504に
嵌挿されスライダ524に係合させてあり、該スライダ
524に伴って−に下動するようになしである。
ホルダチャック527は、コ形の長辺と短辺との2個所
の交叉部に、短辺の延長方向に所定の深さを有する凹部
を備え、第4図に示す如き平面形状をなす部材であり、
コ形の長辺に相当する面の中央には、これに大部分に亘
り矩形をなして開口する光透過窓527aが形成しであ
る。このボルダチャック527は、第3図及び第4図に
示す如く、前記光透過窓527aの形成面の」1下2個
所に後向きに突出する連結ブラケットの夫々において、
前記スキャンアーム526の一対の支持アームの先端に
、上下方向をその軸長方向とする各別の連結ピン528
528を介して連結しである。スキャンアーム526の
基部には、スライダ524にその基端を固定された板ば
ね525の先端部が、後側、即ちスリット照明系52に
面する側から弾接せしめてあり、該スキャンアーム52
6に前述の如く連結されたボルダヂャ、り527は、前
記板ばね525のばね力により、前方に位置する前記投
影レンズ501の外筒502に近付く向きに付勢される
。またこのとき、ホルダチャック527の短辺は、第4
図に示す如く前記外筒502の左右両側に前向きに延設
された態様にて位置している。
第5図は、ホルダチャック527の前部上方からの一部
破断斜視図であり、第6図はこれの動作説明のための模
式的側面図である。
ボルダチャック527に形成された光透過窓527aは
、その前方からガラス、アクリル樹脂等の光透過材料製
の蓋板529にて光透過可能に閉塞してあり、該蓋板5
29の中央には、読取対象となるフィルムサイズに対応
する大きさを有する矩形の押え部529aが、前向きに
凸設されている。またホルダチャック527には、光透
過材料製の押え板530が、前記蓋板529の前側に対
面する態様にて取付けられている。押え板530は、左
右両側縁に沿うフレームを備えており、両フレームの一
端部近傍にはブラケソ) 531,531 (片側のみ
図示)が、板面に直交し該板面の同側に向けて突設され
、また他端部近傍の側縁には、スライドピン536,5
36 (片側のみ図示)が、板面と平行をなし夫々の外
向きに突設されている。ボルダチャック527への押え
板530の取付けは、ホルダチャック527の左右の側
壁間に押え板530を嵌挿し、前記ブラケット5315
31を両側壁の前下部内側に連結ピン532,532に
て枢支する一方、該連結ピン532.532の軸心を中
心として両側壁の上部に形成された円弧状の長孔533
.533に前記スライドピン536,536を挿通せし
めて夫々の側壁の外側に適長突出させ、これらの突出部
と、これらよりも前方の両側壁の外側に打設された固定
ピン534,534 (片側のみ図示)との間にコイル
ばね535,535 (片側のみ図示)を張架すること
によりなされている。この取イ」げにより押え板530
は、連結ピン532.532を枢軸として長孔533.
533の形成範囲内において回転可能であるが、押え板
530の」二部は、コイルばね535,535のばね力
により蓋板529から離反する向きに付勢されでいるか
ら、外力が作用しない条件下において押え板530は、
第6tF(alに示す如く、その上部が蓋板529の上
部に対して前方に離反した状態(開状態)にある。押え
板530の蓋板529との対向面の略中央には、前記押
え部529aと同形、同大の押え部530aが凸設して
あり、この押え部530aは、前記連結ビン532,5
32を枢軸とする回動により押え板530が略直立した
状態(閉状態)にあるとき、第6図(b)に示す如く、
押え部529aに正対して密着するようになしである。
押え板530の前面は、第4図に示す如く、投影レンズ
501の外筒502の端部に対面しており、外筒502
におけるこの端部近傍の内側には、投影レンズ501の
光軸と直交する水平軸回りに回転する左右一対の案内ロ
ーラ509509が取付けである。この案内ローラ50
9,509は、スギャン螺子軸508の回転に応じて上
下動するボルダチャック527が、投影レンズ501の
光軸の上下夫々所定の移動範囲内に位置する間において
は、前記押え板530の両フレームに夫々転接し、該押
え板530を蓋板529に向げて押圧する作用をなす。
これにより押え板530は、案内ローラ509と蓋板5
29との間に挟持されて閉状態となり、第6図(blに
示す如く、該押え板530中夫の押え部530aは、蓋
板529中夫の押え部529aに密に圧接される。前記
案内ローラ509.509は、投影レンズ501をその
内部に保持する外筒502に取付けてあり、投影しンズ
501の光軸上における該レンズ5旧に対する相対位置
は不変である。またボルダチャック527は、投影レン
ズ501の光軸に対し垂直に立設された案内杆504に
沿って上下動するから、該ホルダチャック527に固設
されたM板529の押え部529aの表面を前記光軸に
対し正しく直交せしめることは容易である。従って、前
述の如く生しる押え部529aと押え部530aとの圧
接面は、投影レンズ501の光軸に直交し1.該光軸上
において投影レンズ501に対して所定の相対位置に保
たれる。
第7図及び第8図は、以」二の如く構成されたホルダチ
ャック527に装着されるフィルムホルダの斜視図であ
り、第7図はポジフィルム用のものであり、第8図はネ
ガフィルム用のものである。
ポジフィルム7は一般的に、1コマ毎に紙製又は樹脂製
のマウント70に収められて供給される。
第7図に示ずポジフィルム用のボルダ6は、複数枚(図
においては3枚)のポジフィルム7を夫々のマウンI・
70と共に装着し得るものであり、長寸の薄肉平板状を
なす保持部6aと、該保持部6a幅方向の側周縁に沿っ
て全長に亘って垂直に立設された案内部6b、6hとを
偏えてなる。保持部6aには、1コマのポジフィルム7
のサイズに相当する大きさを有する複数個の矩形孔6c
、 6c・・・が、長手方向に所定間陥にて形成してあ
り、また、各開口部6cの周囲には、前記マウント70
のサイズに対応する大きさを有する保持爪6dが、平面
視にてコ形をなして周設されている。ポジフィルム7の
マウント70は、保持爪6dの幅方向−例の切欠部分か
ら該保持爪6dと保持部6aとの間に挿入され、両者間
に緩く保持されるようになっており、このときマウント
70に収められたポジフィルム7は、前記矩形孔6cに
正しく対向する。案内部6bには、このように装着され
るポジフィルム7夫々の中心に対応する長手方向位置に
、−直線上に並設された位置決め孔6e、6e・・を有
しており、また保持部6aには、夫々の保持爪6d 、
 6d・・・間において所定の幅寸法を有する矩形孔6
f、6fが形成しである。
このボルダ6のホルダチャック527への装着は、第5
図に示す如く、前記案内部6b、6bを後側に向け、ボ
ルダチャック527の幅方向両側の凹部に夫々合わ−H
て該ホルダチャック527の一1二方から押し込むこと
によりなされる。なおこのとき、ホルダチャック527
は投影レンズ501の光軸から十分に」一方に移動せし
めた位置(ボームポジション)にあり、前記押え板53
0は第5図及び第6図(a+に示す開状態にあるから、
ホルダ6の押し込みが押え板530にて阻害されること
ばない。第5図に示す如くホルダチャック527の四部
の底面には、」−+一対のばね板537,537が固設
してあり、このばね板537,537は、前記押し込み
に際し前記四部に挿通される案内部6b、 6bの端縁
に弾接し、押し込め中のホルダ6を前方、即ち蓋板52
9から離反させる向きに付勢する作用をなす。これによ
り前記押し込み中に、ボルダ6に装着されたポジフィル
ム7の一部がM板529の押え部529aに接触し、該
ポジフィルム7が損傷する虞が回避される。またホルダ
チャック527の後部寄りの外側には、その基部を外側
面に固定された板ばねの先端近傍に円形の突起を内向き
に突設してなる位置決めクリック538が設けである。
前記突起は、側壁を内外に貫通する孔を経て前記押え部
529aの中心と整合する高さ位置においてホルダチャ
ック527の内側に突出しており、前述の如く押し込ま
れるホルダ6の位置決め孔6eに係合し、ホルダチャッ
ク527に対するホルダ6の位置決めに寄与する。位置
決め孔6eは、ホルダ6に保持されたポジフィルl、7
の中心に位置しており、また位置決めクリック538の
突起は、押え部529aの中心に位置しているから、前
述の保合によりポジフィルム7は、押え部529aと高
さ方向に整合されて位置決めされる。位置決めクリック
538の係合力は、これの仮ばねの(くJ勢力のみによ
っており、ホルダ6に適宜の押し込み力を加えることに
より、該ホルダ6の夫々の位置決め孔6c、6e・・・
と位置決めクリック538との保合を順次実現でき、ホ
ルダ6に保持されたポジフィルム7の夫々を押え部52
9aに正対させることができる。
一方、ネガフィルム8は一般的に、6コマ単位に裁断さ
れたフィルム片として供給される。第8図に示すネガフ
ィルム用のボルダ6ば、ポジフィルム用のホルダ6と同
様、保持部6aと案内部6b6bを備えると共に、保持
部6aの一側縁にヒンジ結合された押え板6gを備えて
なる。保持部6a及び押え板6gには、ネガフィルム8
のコマの形成範囲の全長に略相当する長さを有する矩形
孔6h及び61が形成しである。また保持部6aには、
矩形孔6hの長手方向に沿う両側縁に近接する各2個所
と、幅方向に沿う一側縁に近接する2個所とに、総旧6
個の係合突起6j 、 6j・・・が突設せしめてあり
、また押え+ff16gには、前記係合突起6j、6j
・・・夫々の相当位置に、これらに係合し得るサイズの
係合孔6に、6k・・が形成しである。ネガフィルム8
ば、図中に2点鎖線にて示す如く、その周縁か係合突起
6.i 、 6j・・・の側部にわずかに接触するよう
に保持部6a」二に載置され、その後の押え板6gを閉
塞し、各保合突起6jを夫々の係合孔6kに係合させる
ことにより、保持部6aと押え板6gとの間に緩く挾持
されるようになっている。このときネガフィルム8のコ
マ形成範囲においては、矩形孔6h、6iを経ての光透
過が可能である。また前記案内部6bには、このように
装着されるネガフィルム8の各コマに対応する長手方向
位置にに一直線上に並ぶ位置決め孔6e6e・・・が形
成しである。以上の如きネガフィルム8用のホルダ6は
、ポジフィルム7用のボルダ6と全く同様の手順にてホ
ルダチャック527に装着される。そしてこのとき、前
記位置決め孔6e、6e・・・は、位置決めクリック5
38との係合により、ホルダチャック527に対するホ
ルダ6の初期位置決め作用をなす。
このようにして各別のホルダ6と共にホルダチャック5
27に装着されたポジフィルム7又はネガフィルム8は
、スキャン螺子軸508の回転によるボルダチャック5
27の下動に伴って下向きに移動せしめられる。そして
前記押え部529aに整合するコマの下縁が投影レンズ
501の光軸に一致してから、同じく上縁が一致するま
での間の移動範囲において、スリット照明系52から照
射されるスリット光により、前記コマの全幅範囲に亘る
投影光が投影レンズ501を経て順次出射され、この投
影光が反射ミラー21及びフレネルレンズ12を経て読
取ヘッド3に導かれる。これによりポジフィルム7又は
ネガフィルム8の所望のコマ全体の画像が、前記スリッ
ト光の長平方向を主走査方向とし、またホルダチャック
527の移動方向を副走査方向として読取ヘッド3に導
かれ、該読取ヘッド3内部の読取センサ33にて読取ら
れる。
以」二の如き読取りは、投影レンズ501の光軸上での
スリット光の照射によりなされ、この照射の間のホルダ
チャック527の移動範囲は、前記光軸の上下の所定の
範囲に限定される。一方、前述した如く投影レンズ50
1の外筒502は、ホルダチャック527に面する側の
光軸上に案内ローラ509,509を備えており、この
案内ローラ509.509は、少くとも前記スリット光
の照射がなされる間の移動範囲において、前記押え板5
30の前側のいずれかの位置に転接し、これにより押え
板530が閉状態となり、該押え板530の押え部53
0aは、蓋板529の押え部529aに圧接される。こ
のとき押え部529aには、前述の如きホルダ6の装着
によりポジフィルム7又はネガフィルム8の読取るべき
コマが整合させであるから、このコマ部分は前記読取り
のための移動の間、第6図fblに示す如く1、押え部
529aと押え部530aとの間に挟持されることにな
り、投影レンズ501の光軸に直交し、該レンズ501
に対して所定の相対位置に保たれる。またこの挟持状態
は、前記コマ部分の読取終了後、ボルダチャック527
を前記ホームポジションに復帰せしめることにより自動
的に解除され、他のコマ部分の読取りのためのホルダ6
の位置換え、又はホルダチャック527からホルダ6の
取外しは容易に行える。
なお本実施例においては、押え板530の連結ピン53
2.532回りの回動により、ポジフィルム7又はネガ
フィルム8の挟持をなす構成としたが、蓋板529に対
する押え板530の平行移動により挟持をなす構成等、
他の構成を採用することも可能である。
また本実施例においては、押え板530の開閉のための
案内手段として投影レンズ501の外筒502に取付け
た案内ローラ509,509を用いているが、例えばハ
ウジング500の内壁に直接的に取り付ける等、この案
内手段は投影レンズ501に対する相対位置が固定され
た部分であればいかなる位置に設けてもよい。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明に係る読取装置においては、読
取対象となる透過画像の保持が、該透過画像の移動機構
に備えられた一対の挾持部間での挟持によりなされるか
ら、高度な寸法精度を要求される専用のホルダを用いる
ことなく、投影レンズに対する透過画像の相対位置を一
定に保つことができ、ピントずれに伴う読取り精度の悪
化を招来する虞がない上、前記挟持は読取りのための移
動範囲からの離脱に応じて解除されるから、前記移動機
構への透過画像の着脱が容易である等、本発明は優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る読取装置の全体構成を示す模式的
縦断面図、第2図は透過画像の読取りに用いるプロジェ
クタの拡大縦断面図、第3図はフイルl、スキャン機構
の斜視図、第4図はその平面図、第5図はボルダチャッ
クの一部破断斜視図、第6図はこれのりJ作説明図、第
7図及び第8図は透過画像のホルダの斜視図である。 1・・・読取装置本体  3・・・読取ヘット5・・・
プロジェクタ  6・・・ボルダ  7・・・ポジフィ
ルム  8・・・ネガフィルム  51・・・フィルム
スキャン機構  52・・・スリット光照明系 501
・・・投影レンズ 504・・・案内杆 508・・・
スキャン螺子軸509・・・案内ローラ 515・・・
スギャンモータ524・・・スライダ 527・・・ボ
ルダチャック529・・・蓋板  529a・・押え部
 530・・・押え板530a・・・押え部 特 許 出願人  ミノルタカメラ株式会社代理人 弁
理士  河  野   登  夫第 図 集 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、投影レンズの光軸に直交する面内に透過画像を保持
    し、該面内の一方向に移動する移動機構を備え、該移動
    機構による所定の移動範囲内での移動の間、前記透過画
    像の部分的な投影像を前記投影レンズを介して読取部に
    順次結像させ、前記透過画像の全体に亘る読取りを行う
    読取装置において、 前記移動機構は、 前記透過画像の略全面を挾持する一対の挾持部と、 該挾持部による挟持を前記移動範囲からの離脱に応じて
    解除する手段と を具備することを特徴とする読取装置。
JP13618790A 1990-05-25 1990-05-25 読取装置 Pending JPH0435152A (ja)

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