JPH04351367A - 伝達動力調整装置 - Google Patents

伝達動力調整装置

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JPH04351367A
JPH04351367A JP12344891A JP12344891A JPH04351367A JP H04351367 A JPH04351367 A JP H04351367A JP 12344891 A JP12344891 A JP 12344891A JP 12344891 A JP12344891 A JP 12344891A JP H04351367 A JPH04351367 A JP H04351367A
Authority
JP
Japan
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range
power transmission
belt
transmission element
shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP12344891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Okada
岡田 光義
Hiroshi Kuroiwa
弘 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP12344891A priority Critical patent/JPH04351367A/ja
Publication of JPH04351367A publication Critical patent/JPH04351367A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ベルト式無段変
速機における伝達動力調整手段及び伝達動力調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ベルト式無段変速機では、ベル
トの耐久性が重視され、ベルトに過負荷を加えないよう
にすることが要求される。また、ベルトをすべらすこと
も、ベルトに傷が付きやすく耐久性を低下させる要因と
なる。
【0003】減速停止時には、これまでHighギアで
走行していたのをLowギアまで変速し、次回の発進に
備える必要がある。しかし、急減速時にはLowギアに
変速が終了する前に駆動輪が停止し、ベルトを押えつけ
ているプーリが停止してしまう。したがって、停止して
いるプーリに対して、Low側まで変速させようとする
とベルトがプーリの半径方向にすべることになり、ベル
トの耐久性を悪化させる。
【0004】そこで、従来の装置は特開昭63−747
32 号公報のように、急減速時にはLow側への変速
を禁止してベルトがすべるのを防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では急減
速時にLow側への変速を禁止してベルトがすべるのを
防止していたが、変速を途中で禁止したためLow側へ
の変速を完了しないうちに次回の発進を迎えるため、十
分な駆動力が得られないことがあった。
【0006】本発明の目的は、急減速時にLow側への
変速を禁止せず、ベルトをすべらせることもなく、次回
の発進時にLowギアで発進させて、十分な駆動力を得
られるようにすることにある。
【0007】本発明の他の目的は、ニュートラルレンジ
(以下Nレンジと略す)から(ドライブレンジ(以下D
レンジと略す)へのシフトチェンジ時に、一次側プーリ
の前段と二次側プーリの後段にそれぞれ設けられた動力
伝達要素を逐次締結させることによりエンジンからの動
力を段階的になめらかに伝達することにある。
【0008】本発明の他の目的は、NレンジからDレン
ジへのシフトチェンジ時に前段の動力伝達要素、後段の
動力伝達要素を締結させていく過程で、変速指令信号に
より一時的にHigh側に変速させることで、シフトチ
ェンジ時に運転者が感じるショックを低減させることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、急減速時には後段の動力伝達要素を一時的に解除さ
せ、Lowギアまで変速させるようにしたものである。
【0010】上記他目的を達成するために、前段と後段
の動力伝達要素を逐次締結させるようにしたものである
【0011】上記他目的を達成するために、前段と後段
の動力伝達要素を締結させていく過程で、変速指令信号
で一時的にHigh側へ変速させるようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】後段の動力伝達要素の解除は急減速時のみ行わ
れるので、通常運転時に突然後段の動力伝達要素が解除
され、エンジン回転数が吹け上がってオーバーランする
ことがない。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例が適用されたシステ
ム構成を示している。図1において、1はエンジン、2
はスロットルセンサ、3はブレーキペダル、4はブレー
キスイッチ、5は流体継手、6は前段動力伝達要素、7
は後段動力伝達要素、8は一次側プーリ、9は二次側プ
ーリ、10は一次側プーリ回転センサ、11は二次側プ
ーリ回転センサ、12は車速センサ、13はベルト、1
4は変速指令装置、15は第一デューティソレノイド弁
、16は第二デューティソレノイド弁、17は油圧制御
ユニット、18はセレクトレバー、19はセレクトスイ
ッチ、20はベルト式無段変速機制御用コンピュータで
ある。
【0014】エンジン1の発生する動力は、流体継手5
、前段動力伝達要素6、一次側プーリ8、二次側プーリ
9、後段動力伝達要素7の順に伝達されていく。
【0015】一方、ベルト式無段変速機制御用コンピュ
ータ20はスロットルセンサ2によって検出されたスロ
ットル開度θと車速センサ12によって検出された車速
Vを取り込み、一次側プーリ回転センサ10によって検
出される一次側プーリ回転数N1 、及び二次側プーリ
回転センサ11によって検出される二次側プーリ回転数
N2の比(N1/N2 )、すなわち変速比iを無段階
に変化させる。そのための変速指令信号Iを変速指令装
置14に出力し、油圧制御ユニット16が一次側プーリ
8,二次側プーリ9に供給する油圧を変え、ベルト13
の回転半径を決定し適正な変速比iを作り出す。
【0016】また、ベルト式無段変速機制御用コンピュ
ータ20は第一デューティソレノイド弁15及び第二デ
ューティソレノイド弁16にデューティ信号を出力し、
油圧制御ユニット17で適正な油圧を作り、流体継手5
や前段動力伝達要素6,後段動力伝達要素7に供給する
ことで伝達動力を制御する。
【0017】図2はベルト式無段変速機制御用コンピュ
ータ20の詳細図である。CPU101はディジタル処
理を行うセントラルプロセッシングユニットである。
【0018】ROM102は制御プログラム及び固定デ
ータを格納する記憶素子であり、RAM103は読み書
きが可能な記憶素子である。また、ADC104はA/
Dコンバータであり、スロットルセンサ2のスロットル
開度アナログ信号をディジタル変換する。I/O105
は一次側プーリ回転数N1,二次側プーリ回転数N2,
車速V、及びブレーキスイッチ4で検出したブレーキス
イッチ信号、セレクトスイッチ19で検出したセレクト
スイッチ信号、さらにADC104でA/D変換された
スロットル開度θをCPU101に送る。そして、CP
U101で演算された適正な変速比を実現するための変
速指令信号Iを変速指令装置14に出力するとともに、
伝達動力を制御するためのデューティ信号DTY1,D
TY2を第一デューティソレノイド弁15,第二デュー
ティソレノイド弁16にそれぞれ出力する機能をもつ。
【0019】図3は本発明が適用された一実施例に関す
る動作説明図である。運転者が急減速のためにブレーキ
ペダル3を踏み込むとブレーキスイッチ4がOFFから
ONに変わり、車速Vが減少し始める。減速度が所定値
を超えると、CPU101が急減速であると判断し急減
速フラグをセットする。と同時に後段動力伝達要素7を
解除し、エンジン1の回転により一次側プーリ8,二次
側プーリ9を止めることなく、変速指令信号Iに基づき
Lowギアまで変速させる。変速が終了した時点で後段
動力伝達要素7を締結させ、次回の発進に備える。
【0020】図4は上記実施例における処理を示すフロ
ーチャートである。最初にS201でブレーキスイッチ
がONであるかを判断し、YESの場合はS202で減
速度を計算する。次にS203で減速度の大きさを判断
し、所定値を超えた場合にはS204で後段動力伝達要
素7を一時的に解除させ、S205で変速指令信号Iを
変速指令装置14に出力し、Lowギアまで変速させる
。変速が終了したら、S206で後段動力伝達要素7を
締結させ処理を終了する。なお、S201,S203で
判断結果がNOの場合はその時点で処理を終了する。
【0021】図5は本発明が適用された他の実施例に関
する動作説明図である。NレンジからDレンジにシフト
チェンジされてセレクトスイッチ信号が変化すると、前
段動力伝達要素6及び後段動力伝達要素7を逐次締結さ
せていき、エンジン1の動力を段階的になめらかに伝達
する。
【0022】図6は上記実施例における処理を示すフロ
ーチャートである。まず、S301でセレクトスイッチ
信号を検出し、S302でNレンジからDレンジのシフ
トチェンジであるかを判断し、YESならばS303で
第一デューティソレノイド弁15にデューティ信号DT
Y1を出力し、S304で前段動力伝達要素6を締結さ
せる。次に、S305で第二デューティソレノイド弁1
6にデューティ信号DTY2を出力し、S306で後段
動力伝達要素7を締結させて終了させる。なお、S30
2での判断結果がNOの場合はその時点で処理を終了す
る。
【0023】図7は本発明が適用された他の実施例に関
する動作説明図である。NレンジからDレンジにシフト
チェンジされてセレクトスイッチ信号が変化すると、ま
ず、前段動力伝達要素6を締結させる。次に、一次側プ
ーリ回転数N1 ,二次側プーリ回転数N2が増加し始
め、一次側プーリ回転数N1が所定値を超えたときにH
igh側への変速指令信号Iを変速指令装置14に出力
し、一時的にHigh側へ変速させる。この際、一次側
プーリ8,二次側プーリ9が回転した状態で変速が行わ
れるため、ベルトをすべらせて、ベルトの耐久性を損ね
る心配がない。High側への変速後、第二デューティ
ソレノイド弁16へのデューティ信号DTY2を制御し
、後段動力伝達要素7を徐々に締結させることで、シフ
トチェンジ時に運転者が感じるショックを低減させる。
【0024】図8は上記実施例における処理を示すフロ
ーチャートである。まず、S401でセレクトスイッチ
信号を検出し、S402でNレンジからDレンジのシフ
トチェンジであるかを判断し、YESならばS403で
前段動力伝達要素6を締結させる。この後S404で一
次側プーリ回転数N1と二次側プーリ回転数N2とを読
み取り、S405で一次側プーリ回転数N1 が所定値
を超えた場合には、S406で変速指令信号Iを変速指
令装置14に出力し、一時的にHigh側へ変速させる
。そして、S407で後段動力伝達要素7を締結させ、
S408で再びLowギアまで戻して終了する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば急減速時にベルトをすべ
らせずに、ベルトの耐久性も悪化させることなくLow
側まで変速させるため、次回の発進時にも十分な駆動力
を得ることができる。
【0026】また、NレンジからDレンジのシフトチェ
ンジ時に前段動力伝達要素と後段動力伝達要素を逐次締
結させて動力を伝達させることにより、エンジンの動力
を段階的になめらかに伝達できる。
【0027】さらに、NレンジからDレンジのシフトチ
ェンジ時に前段動力伝達要素と後段動力伝達要素を締結
させていく過程で、変速指令信号により一時的にHig
h側へ変速させることで、運転者が感じるショックを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されたシステム構成を
示した図である。
【図2】ベルト式無段変速機制御用コンピュータの詳細
図である。
【図3】本発明が適用された一実施例に関する動作説明
図である。
【図4】上記実施例における処理を示すフローチャート
である。
【図5】本発明が適用された他の実施例に関する動作説
明図である。
【図6】上記実施例における処理を示すフローチャート
である。
【図7】本発明が適用された他の実施例に関する動作説
明図である。
【図8】上記実施例における処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
4…ブレーキスイッチ、6…前段動力伝達要素、7…後
段動力伝達要素、8…一次側プーリ、9…二次側プーリ
、14…変速指令装置、15…第一デューティソレノイ
ド弁、16…第二デューティソレノイド弁、19…セレ
クトスイッチ、20…ベルト式無段変速機制御用コンピ
ュータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用ベルト式無段変速機において、二
    次側プーリの後に動力伝達要素を有し、急減速時にベル
    トをすべらせることなくLow側まで変速させることを
    特徴とした伝達動力調整装置。
  2. 【請求項2】自動車用ベルト式無段変速機において、前
    記動力伝達要素を有し、ニュートラルレンジからドライ
    ブレンジへのシフトチェンジ時に一次側プーリの前の動
    力伝達要素と合わせて逐次締結させていくことを特徴と
    した伝達動力調整装置。
  3. 【請求項3】ニュートラルレンジからドライブレンジへ
    のシフトチェンジ時に上記2つの動力伝達要素を締結さ
    せていく過程で一時的にHigh側に変速させることを
    特徴とした請求項2記載の伝達動力調整装置。
JP12344891A 1991-05-28 1991-05-28 伝達動力調整装置 Pending JPH04351367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12344891A JPH04351367A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 伝達動力調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12344891A JPH04351367A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 伝達動力調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04351367A true JPH04351367A (ja) 1992-12-07

Family

ID=14860861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12344891A Pending JPH04351367A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 伝達動力調整装置

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JP (1) JPH04351367A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126051A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Aisin Aw Co Ltd 無段変速機の制御装置および制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014126051A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Aisin Aw Co Ltd 無段変速機の制御装置および制御方法

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