JP2010210059A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】急制動時に自動変速機に作用する過大なイナーシャトルクを抑制することによって自動変速機の耐久性を向上させる。
【解決手段】ベルト式無段変速機を制御するECUは、実車速がしきい値よりも低く(S100にてYES)、低μ路で駆動輪が空転している状態で(S102にてYES、S104)、運転者がブレーキペダルを踏んだ場合(S106にてYES)、変速比を所定値だけ減少させるアップシフト制御を行なう(S108)とともに、ベルト挟圧力を所定値だけ増加させる挟圧増加制御を行なう(S110)。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用の自動変速機の制御に関し、特に、ベルト式無段変速機の制御に関する。
車両に搭載されるベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)は、エンジンに接続されたプライマリプーリと、駆動輪に接続されたセカンダリプーリと、これらのプーリに巻き掛けられて使用されるベルトとを有する。プライマリプーリおよびセカンダリプーリは、溝幅を無段階に変えられる1対のシーブをそれぞれ備え、各プーリの溝幅を変えることで、各プーリに対するベルトの巻付け半径が変化する。これにより、変速比を連続的に無段階に変化させることができる。
このようなベルト式無段変速機において、ベルト滑りの判断精度を高めてベルト耐久性の向上を図る技術が、たとえば特開2004−124968号公報に開示されている。
特開2004−124968号公報に開示されたベルト式無段変速機の制御装置は、プライマリ回転数が機構上取り得る最大変速比にセカンダリ回転数を乗算した値以上となった状態が所定時間継続したとき、ベルト滑りが発生していると判断し、エンジンのトルクを制限するベルト保護制御を行う。これにより、センサの検出誤差等により瞬間的に最大変速比が機構上取り得ない値となった場合にベルト滑りと誤判断することがなく、ベルト滑りの判断精度を高めることができる。さらに、エンジントルクを制限することにより、プライマリプーリへの入力トルクを抑制してベルト滑りを防止することができる。
特開2004−124968号公報 特開2004−316717号公報 特開平7−217713号公報
ところで、摩擦抵抗の非常に小さい路面(いわゆる低μ路)で駆動輪が空転した状態で急制動(ロック)された時には、駆動輪側からの過大なブレーキトルク(変速機の回転を抑制しようとするトルク)が無段変速機に作用する。このブレーキトルクに起因して、エンジン側からの過大なイナーシャトルク(変速機の回転を継続させようとするトルク)が無段変速機に入力される。そのため、摩擦力によって動力を伝達するベルト式無段変速機においては、ベルト滑りを生じる恐れがある。
しかしながら、特開2004−124968号公報に開示された制御装置のように単にエンジントルクを制限しただけでは、急制動時に作用する過大なブレーキトルクおよびこのブレーキトルクに起因して作用する過大なイナーシャトルクを抑制することは難しく、上述したベルト滑りを抑制できない可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、急制動時に自動変速機に作用する過大なイナーシャトルクを抑制することによって自動変速機の耐久性を向上させることができる制御装置を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、駆動力源の回転を変速して駆動輪に伝達する車両用の自動変速機を制御する。この制御装置は、車両が駆動輪の滑りが生じる低摩擦路面を走行しているか否かを判断する判断部と、車両が低摩擦路面を走行している場合、自動変速機を保護するように自動変速機の変速比を変更する変速制御を実行する制御部とを含む。
第2の発明に係る制御装置においては、変速制御は、自動変速機の変速比を高速側に変更するアップシフト制御である。
第3の発明に係る制御装置は、車両の実際の走行速度を検出する第1検出部と、
駆動輪の回転速度を検出する第2検出部とをさらに含む。判断部は、駆動輪の回転速度が実際の走行速度に応じた速度よりも高い状態である場合に、車両が低摩擦路面を走行していると判断する。制御部は、車両が低摩擦路面を走行している場合で、かつ実際の走行速度が所定速度よりも低い場合に、アップシフト制御を実行する。
第4の発明に係る制御装置は、駆動輪の回転を抑制するブレーキ力が生じたか否かを検出する第3検出部をさらに含む。制御部は、車両が低摩擦路面を走行している場合で、かつブレーキ力が生じた場合に、アップシフト制御を実行する。
第5の発明に係る制御装置においては、自動変速機は、駆動力源に接続された第1プーリと駆動輪に接続された第2プーリとに巻き掛けられたベルトによって動力を伝達する無段変速機である。制御部は、車両が低摩擦路面を走行している場合、アップシフト制御に加えて、ベルトの挟圧力を増加させる挟圧増加制御を実行する。
第6の発明に係る制御装置は、第1プーリの回転速度を検出する第1検出部と、
第2プーリの回転速度を検出する第2検出部とをさらに含み、制御部は、第1プーリの回転速度および第2プーリの回転速度に基づいて、ベルトの滑りの度合いを示すスリップ率を算出し、車両が低摩擦路面を走行している場合、アップシフト制御を実行するとともに、スリップ率を予め定められた率よりも減少させるようにベルトの挟圧力をフィードバック制御する。
本発明によれば、急制動時に自動変速機に作用する過大なイナーシャトルクを抑制することができるので、自動変速機の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置が搭載される車両の構造を示す図である。 ベルト式無段変速機の変速比と出力軸トルクとの関係を示す図である。 ベルト式無段変速機の変速比、許容入力トルク、ベルト挟圧力の関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の処理フローを示す図ある。 本発明の第2の実施の形態に係る制御装置の処理フローを示す図ある。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。なお、本実施の形態においては、自動変速機としてベルト式無段変速機300を用いた場合について説明するが、本発明に係る制御装置を適用可能な自動変速機は、ベルト式無段変速機300に限定されず、たとえばトロイダル式の無段変速機であってもよいし、有段の自動変速機であってもよい。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換装置290と、ベルト式無段変速機300と、デファレンシャルギヤ800と、デファレンシャルギヤ800に接続された駆動輪(図示せず)と、エンジン100からの動力が伝達されない従動輪(図示せず)と、ECU(Electronic Control Unit)8000と、油圧制御部1100とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。エンジン100の出力軸回転速度(エンジン回転速度)NEは、エンジン回転速度センサ430により検出される。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とベルト式無段変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転速度NT(タービン回転速度NT)は、タービン回転速度センサ400により検出される。
トルクコンバータ200とベルト式無段変速機300との間には、オイルポンプ260が設けられる。オイルポンプ260は、たとえば、ギヤポンプであって、入力軸側のポンプ羽根車220が回転するとともに作動する。オイルポンプ260は、油圧制御部1100の各種ソレノイドに油圧を供給する。
ベルト式無段変速機300は、前後進切換装置290を介在させてトルクコンバータ200に接続される。ベルト式無段変速機300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ600は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。
プライマリプーリ500の回転速度(プライマリプーリ回転速度)NINは、プライマリプーリ回転速度センサ410により検出され、セカンダリプーリ600の回転速度(セカンダリプーリ回転速度)NOUTは、セカンダリプーリ回転速度センサ420により検出される。
プライマリプーリ500およびセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータ(いずれも図示せず)には、それぞれ作動油が給排されている。変速は、各プーリ500,600の固定シーブと可動シーブとの間の溝幅を連続的に変化させることにより、ベルトの巻き掛け半径を大小に変化させて行なわれる。
油圧制御部1100は、ベルト式無段変速機300の変速比(プライマリプーリ回転速度NIN/セカンダリプーリ回転速度NOUT)がECU8000から送信される目標変速比となるように、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
さらに、油圧制御部1100は、セカンダリプーリ600の可動シーブを固定シーブ側に押圧してベルトを挟みつけてトルクを伝達するのに必要な張力が発現するようにセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
前後進切換装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。入力クラッチC1は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
これらのパワートレーンを制御するECU8000および油圧制御部1100について説明する。
ECU8000には、エンジン回転速度センサ430からのエンジン回転速度NE、タービン回転速度センサ400からのタービン回転速度NT、プライマリプーリ回転速度センサ410からのプライマリプーリ回転速度NIN、およびセカンダリプーリ回転速度センサ420からのセカンダリプーリ回転速度NOUTが、それぞれ入力される。
さらに、ECU8000には、駆動輪速センサ440、実車速センサ450、アクセルポジションセンサ460、ブレーキ踏力センサ470などがハーネスなどを経由して接続されている。
駆動輪速センサ440は、駆動輪の回転速度に基づく車速(駆動輪速)VDを検出する。実車速センサ450は、従動輪の回転速度に基づいて、車両の実際の速度(実車速)VTを検出する。アクセルポジションセンサ460は、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)ACCを検出する。ブレーキ踏力センサ470は、ブレーキ踏力(運転者が図示しないブレーキペダルを踏む力)FBを検出する。これらの各センサは、検出結果を表わす信号をECU8000に送信する。
なお、実車速センサ450は、必ずしも従動輪の回転速度に基づいて実車速VTを検出することには限定されない。たとえば、車両の前後方向の加速度を検出し、検出された加速度から実車速VTを検出するようにしてもよい。
ECU8000は、エンジン100の出力制御、ベルト式無段変速機300の変速制御、ベルト挟圧力制御、前後進切換装置290の係合/解放制御などを実行する。
エンジン100の出力制御は、エンジン100に備えられる電子スロットルバルブ、燃料噴射装置、点火装置(いずれも図示せず)などによって行なわれる。ECU8000は、アクセル開度ACCなどに応じた制御信号を電子スロットルバルブ、燃料噴射装置、点火装置に出力することにより、エンジン100の出力を制御する。
ベルト式無段変速機300の変速制御、ベルト挟圧力制御、前後進切換装置290の係合/解放制御は、油圧制御部1100によって行なわれる。
油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ライン圧制御部1130と、ロックアップ係合圧制御部1132と、クラッチ圧制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。
ECU8000は、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド(1)(以下「DS(1)」ともいう)1200と、変速制御用デューティソレノイド(2)(以下「DS(2)」ともいう)1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド(以下「SLS」ともいう)1220と、ライン圧制御用リニアソレノイド(以下「SLT」ともいう)1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド(以下「DSU」ともいう)1240に対して制御信号を出力する。
変速速度制御部1110は、DS(1)1200およびDS(2)1210の出力油圧に応じてプライマリプーリ500の油圧を制御して、ベルト式無段変速機300の変速比を制御する。
ベルト挟圧力制御部1120は、SLS1220の出力油圧に応じてセカンダリプーリ600の油圧を制御して、ベルト挟圧力を制御する。
ライン圧制御部1130は、SLT1230の出力油圧に応じてライン圧を制御する。ライン圧とは、オイルポンプ260により供給された油圧がレギュレータバルブ(図示せず)により調圧された油圧である。
ロックアップ係合圧制御部1132は、DSU1240の出力油圧に応じてロックアップクラッチ210を制御する。
マニュアルバルブ1150は、運転者のシフトレバーの操作に連動して作動して、油路を切換える。クラッチ圧制御部1140は、入力クラッチC1またはリバースブレーキB1の係合時に、SLT1230からマニュアルバルブ1150を経由して入力クラッチC1またはリバースブレーキB1に供給される油圧を制御する。
ECU8000は、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、車速とアクセル開度ACCとに応じた目標変速比を設定し、実際の変速比が目標変速比となるように、DS(1)1200、DS(2)1210、SLS1220およびSLT1230に対して制御信号を出力する。
ECU8000は、車速が低いほど目標変速比を大きい値(低速側の値)に設定する。また、ECU8000は、アップシフトを行なう場合には、目標変速比を減少させる。
以上のような構成を備えた車両において、摩擦抵抗の非常に小さい路面(いわゆる低μ路)で駆動輪が滑って空転している状態で運転者がブレーキペダルを踏んで駆動輪を急制動(ロック)させた場合、プライマリプーリ500には、駆動輪側からのブレーキトルク(プライマリプーリ500の回転を抑制しようとするトルク)が、セカンダリプーリ600、ベルト700を経由して入力される。
一方、この駆動輪側からのブレーキトルクに起因して、エンジン100からの過大なイナーシャトルク(すなわちプライマリプーリ500の回転を継続させようとするトルク)が入力される。
そのため、摩擦力によって動力を伝達するベルト式無段変速機300においては、ベルト700の滑りを生じる恐れがある。
図2に、ベルト式無段変速機300の変速比と出力軸トルクとの関係を示す。図2にも示すように、変速比が大きいほど(すなわち変速比が低速側であるほど)、出力軸トルクは大きい。この出力軸トルクが大きいほど、急制動時に作用するイナーシャトルクは大きくなる。
したがって、変速比が大きいほど(すなわち車速が低いほど)、ベルト滑りが生じる可能性が高くなる。また、変速比を小さくするほど(すなわちアップシフトするほど)、急制動時に作用するイナーシャトルクが小さくなる。
図3に、ベルト式無段変速機300の変速比、許容入力トルク、ベルト挟圧力の関係を示す。ここで、許容入力トルクとは、エンジン100からプライマリプーリ500に入力されるトルクのベルト滑りを防止可能な上限値である。図3に示すように、変速比を小さくするほど(すなわちアップシフトするほど)、また、ベルト挟圧力を増加させるほど、許容入力トルクが増加し、ベルト滑りが生じ難くなる。
そこで、本実施の形態においては、低車速で低μ路を走行しているような場合でブレーキがオンされた場合に、過大なイナーシャトルクによるベルト滑りが生じる可能性が高いと判断して、変速比を小さするアップシフト制御を実行するとともに、ベルト挟圧力を増加させる挟圧増加制御を実行する。
図4に、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の機能ブロック図を示す。ECU8000は、各センサなどからの情報を受信する入力インターフェイス8100と、各種情報、プログラム、しきい値、マップ等が記憶され、必要に応じて演算処理部8200からデータが読み出されたり格納されたりする記憶部8300と、入力インターフェイス8100および記憶部8300からの情報に基づいて演算処理を行なう演算処理部8200と、演算処理部8200の処理結果を各機器に出力する出力インターフェイス8400とを含む。
演算処理部8200は、第1条件判断部8210、第2条件判断部8220、第3条件判断部8230、スリップ率算出部8240、アップシフト部8250、ベルト挟圧力増加部8260とを含む。
第1条件判断部8210は、実車速VTがしきい値よりも低いという第1条件が成立しているか否かを判断する。このしきい値は、仮に駆動輪が空転した状態から急制動されたと仮定した場合に、ベルト滑りが生じるほどに過大なイナーシャトルクがプライマリプーリ500に作用する車速の上限値(変速比の下限値)に基づいて設定される。
すなわち、図2に示したように、車速が低いほど(変速比が大きいほど)急制動時のイナーシャトルクが大きくベルト滑りが生じやすい。この点を考慮して、第1条件判断部8210は、実車速VTとしきい値とを比較することによって、仮に駆動輪が空転した状態から急制動されたと仮定した場合にベルト滑りが生じるほどに過大なイナーシャトルクが作用し得る低車速領域で、車両が走行しているのか否かを判断している。
第2条件判断部8220は、車両が低μ路を走行しているという第2条件が成立しているか否かを判断する。この判断は、駆動輪が実際に空転しているか否か、あるいは駆動輪が空転する可能性が高いか否かを判断するものである。たとえば、第2条件判断部8220は、駆動輪速VDが実車速VTよりも所定速度以上高い場合(駆動輪が実際に空転していることが検出された場合)に、第2条件が成立していると判断する。
第3条件判断部8230は、ブレーキ踏力センサ470からの情報に基づいて、運転者がブレーキペダルを踏んだという第3条件が成立したか否かを判断する。なお、この判断は、運転者がブレーキペダルを踏んだことによって急制動となる可能性を判断するものである。したがって、運転者が少しでもブレーキペダルを踏んでいる場合(ブレーキ踏力FB>0の場合)に第3条件が成立したと判断すればよく、実際に駆動輪が急制動されたことを判断する必要はない。
スリップ率算出部8240は、ベルト700の滑り度合いの指標となるスリップ率を算出する。たとえば、スリップ率算出部8240は、プライマリプーリ溝幅Linおよびセカンダリプーリ溝幅Loutに基づいて、プライマリプーリ500におけるベルト700の回転半径およびセカンダリプーリ600におけるベルト700の回転半径を算出し、これらの回転半径の比によって決まる変速比を、ベルト滑りが生じていないと想定した場合の変速比(以下「想定変速比γas」ともいう)として算出する。そして、スリップ率算出部8240は、プライマリプーリ回転速度NIN/想定変速比γasで求まる値を、ベルト滑りが生じないと想定した場合のセカンダリプーリ600の想定回転速度Nasとして算出し、スリップ率を(Nas−NOUT)/Nasとして算出する。なお、ベルト700の滑り度合いの指標となる値となるのであれば、スリップ率を他の算出手法で算出してもよい。
アップシフト部8250は、上述した第1条件、第2条件、第3条件のすべての条件が成立している場合に、変速比を所定量だけ減少(アップシフト)させるアップシフト制御を行なう。たとえば、アップシフト部8250は、変速比を所定量だけ減少させる変速比指令値を、所定のサイクルタイムで、スリップ率が所定値よりも減少するまで、繰り返してDS(1)1200等に出力する。なお、少なくとも第2条件が成立した場合に、上述のアップシフト制御を行なうようにしてもよい。
ベルト挟圧力増加部8260は、上述した第1条件、第2条件、第3条件のすべての条件が成立している場合に、ベルト挟圧力を所定値だけ増加させる挟圧増加制御を行なう。たとえば、ベルト挟圧力増加部8260は、ベルト挟圧力を所定量だけ増加させる挟圧力指令値を、所定のサイクルタイムで、スリップ率が所定値よりも減少するまで、繰り返してSLS1220に出力する。なお、少なくとも第2条件が成立した場合に、上述の挟圧増加制御を行なうようにしてもよい。
上述した機能は、ソフトウェアによって実現されるようにしてもよく、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。
図5は、上述した機能をソフトウェアによって実現する場合のECU8000の処理フローである。なお、この処理は、所定のサイクルタイムで繰り返し行なわれる。
図5に示すように、ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU8000は、実車速VTがしきい値よりも低いか否か(第1条件が成立しているか否か)を判断する。このしきい値は、上述したように、仮に駆動輪が空転した状態から急制動されたと仮定した場合に、ベルト滑りが生じるほどに過大なイナーシャトルクがプライマリプーリ500に作用する車速の上限値(変速比の下限値)に基づいて設定される。この判断で肯定的な判断がなされると(S100にてYES)、仮に駆動輪が空転した状態で急制動されたと仮定した場合にベルト滑りが生じるほどに過大なイナーシャトルクがプライマリプーリ500に作用すると判断し、処理はS102に移される。そうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S102にて、ECU8000は、駆動輪が実際に空転しているか否かを判断する。たとえば、ECU8000は、駆動輪速VDが実車速VTよりも所定速度以上高い場合に、駆動輪が実際に空転していると判断する。この判断で肯定的な判断がなされると(S102にてYES)、処理はS104に移される。そうでないと(S102にてNO)、この処理は終了する。
S104にて、ECU8000は、車両が走行している路面が低μ路であると判断する。
S106にて、ECU8000は、ブレーキがオンされたか否か(運転者がブレーキペダルを踏んだか否か)を判断する。ECU8000は、ブレーキ踏力FB>0となった場合に、ブレーキがオンされたと判断する。この判断で肯定的な判断がなされると(S106にてYES)、処理はS108に移される。そうでないと(S106にてNO)、この処理は終了する。
S108にて、ECU8000は、変速比を所定値だけ減少させるアップシフト制御を行なう。
S110にて、ECU8000は、ベルト挟圧力を所定値だけ増加させる挟圧増加制御を行なう。
S112にて、ECU8000は、スリップ率が所定値よりも減少したか否かを判断する。この判断で肯定的な判断がなされると(S112にてYES)、この処理は終了する。そうでないと(S112にてNO)、処理は、S108に戻され、アップシフト制御(S108)、挟圧増加制御(S110)が繰り返し実行される。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECU8000は、上述した第1条件、第2条件、第3条件が成立した場合、アップシフトされる(S108)とともに、ベルト挟圧力が増加される(S110)。すなわち、実際に駆動輪が空転した状態からロックされたと仮定した場合にベルト滑りが生じるほどに過大なイナーシャトルクが作用し得る低車速領域での走行時(S100にてYES)に、駆動輪が実際に空転している状態で(S102にてYES)、運転者がブレーキペダルを踏んだ場合(S106にてYES)、アップシフト(S108)およびベルト挟圧力の増加(S110)によって、許容入力トルクが増加する(図3参照)。
これにより、実際に駆動輪がロックされた場合であっても、ベルト滑りを適切に防止することができる。そのため、ベルト700の耐久性を向上させることができる。
なお、制動時に駆動輪がロックしないように制動力を制御するアンチロックブレーキシステム(ABS)を搭載した車両においては、ABSの作動により駆動輪はロックしない。しなしながら、通常、ABSは、駆動輪のロック時のイナーシャトルクが大きくなる低車速領域では作動しない。したがって、ABSを搭載した車両においても駆動輪のロック時のベルト滑りは発生する可能性があり、本実施の形態に係る制御を適用することが望ましい。
<第2の実施の形態>
以下、本実施の形態に係る制御装置について説明する。上述の第1の実施の形態においては、上述の第1条件、第2条件、第3条件のすべての条件が成立している場合、アップシフト制御および挟圧増加制御の双方の制御を実行していた。これに対し、本実施の形態においては、第1条件、第2条件、第3条件のすべての条件が成立している場合、まずアップシフト制御のみを実行し、アップシフト制御後にスリップ率が所定値よりも減少していない場合には、スリップ率が所定値よりも減少するまで、徐々にベルト挟圧力を増加させる。これら以外の本実施の形態に係る構成は、上述の第1の実施の形態に係る構成と同じ構成である。同じ構成については同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図6に、本実施の形態に係るECU8000の処理フローを示すフローチャートを示す。なお、図6に示したフローチャートの中で、前述の図5に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
S200にて、ECU8000は、スリップ率が所定値よりも減少したか否かを判断する。すなわち、ECU8000は、S108の処理でアップシフト制御を実行した後に、挟圧増加制御を行なうことなく、スリップ率が所定値よりも減少したか否かを判断する。この判断で肯定的な判断がなされると(S200にてYES)、この処理は終了する。そうでないと(S200にてNO)、処理はS202に移される。
S202にて、ECU8000は、ベルト挟圧力を所定値だけ増加させる挟圧増加制御を行なう。
S204にて、ECU8000は、スリップ率が所定値よりも減少したか否かを判断する。この判断で肯定的な判断がなされると(S204にてYES)、この処理は終了する。そうでないと(S204にてNO)、処理はS202に戻され、挟圧増加制御(S110)が繰り返し実行される。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECU8000は、第1条件、第2条件、第3条件のすべての条件が成立している場合(S100にてYES、S102にてYES、S106にてYES)、まずアップシフト制御のみを実行する(S108)。
そして、アップシフト制御後にスリップ率が所定値よりも減少した場合(S200にてYES)、挟圧増加制御は行なわれない。これにより、挟圧力増加による不必要な張力をベルト700に作用させることなく、ベルト滑りを抑制することができる。そのため、ベルト700の耐久性をより向上させることができる。
一方、スリップ率が所定値よりも減少していない場合には(S200にてNO)、スリップ率が所定値よりも減少するまで、徐々にベルト挟圧力を増加させる(S202、S204)。これにより、ベルト滑りを確実に防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、260 オイルポンプ、290 前後進切換装置、300 ベルト式無段変速機、400 タービン回転速度センサ、410 プライマリプーリ回転速度センサ、420 セカンダリプーリ回転速度センサ、430 エンジン回転速度センサ、440 駆動輪速センサ、450 実車速センサ、460 アクセルポジションセンサ、470 ブレーキ踏力センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ライン圧制御部、1132 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧制御部、1150 マニュアルバルブ、8000 ECU、8100 入力インターフェイス、8200 演算処理部、8210 第1条件判断部、8220 第2条件判断部、8230 第3条件判断部、8240 スリップ率算出部、8250 アップシフト部、8260 ベルト挟圧力増加部、8300 記憶部、8400 出力インターフェイス。

Claims (6)

  1. 駆動力源の回転を変速して駆動輪に伝達する車両用の自動変速機の制御装置であって、
    前記車両が前記駆動輪の滑りが生じる低摩擦路面を走行しているか否かを判断する判断部と、
    前記車両が前記低摩擦路面を走行している場合、前記自動変速機を保護するように前記自動変速機の変速比を変更する変速制御を実行する制御部とを含む、自動変速機の制御装置。
  2. 前記変速制御は、前記自動変速機の変速比を高速側に変更するアップシフト制御である、請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記車両の実際の走行速度を検出する第1検出部と、
    前記駆動輪の回転速度を検出する第2検出部とをさらに含み、
    前記判断部は、前記駆動輪の回転速度が前記実際の走行速度に応じた速度よりも高い状態である場合に、前記車両が前記低摩擦路面を走行していると判断し、
    前記制御部は、前記車両が前記低摩擦路面を走行している場合で、かつ前記実際の走行速度が所定速度よりも低い場合に、前記アップシフト制御を実行する、請求項2に記載の自動変速機の制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記駆動輪の回転を抑制するブレーキ力が生じたか否かを検出する第3検出部をさらに含み、
    前記制御部は、前記車両が前記低摩擦路面を走行している場合で、かつ前記ブレーキ力が生じた場合に、前記アップシフト制御を実行する、請求項2に記載の自動変速機の制御装置。
  5. 前記自動変速機は、前記駆動力源に接続された第1プーリと前記駆動輪に接続された第2プーリとに巻き掛けられたベルトによって動力を伝達する無段変速機であって、
    前記制御部は、前記車両が前記低摩擦路面を走行している場合、前記アップシフト制御に加えて、前記ベルトの挟圧力を増加させる挟圧増加制御を実行する、請求項2に記載の自動変速機の制御装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記第1プーリの回転速度を検出する第1検出部と、
    前記第2プーリの回転速度を検出する第2検出部とをさらに含み、
    前記制御部は、前記第1プーリの回転速度および前記第2プーリの回転速度に基づいて、前記ベルトの滑りの度合いを示すスリップ率を算出し、前記車両が前記低摩擦路面を走行している場合、前記アップシフト制御を実行するとともに、前記スリップ率を予め定められた率よりも減少させるように前記ベルトの挟圧力をフィードバック制御する、請求項5に記載の自動変速機の制御装置。
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