JPH04350801A - 多心被覆光ファイバの分岐部 - Google Patents
多心被覆光ファイバの分岐部Info
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- JPH04350801A JPH04350801A JP3153903A JP15390391A JPH04350801A JP H04350801 A JPH04350801 A JP H04350801A JP 3153903 A JP3153903 A JP 3153903A JP 15390391 A JP15390391 A JP 15390391A JP H04350801 A JPH04350801 A JP H04350801A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
- G02B6/02042—Multicore optical fibres
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3874—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
- G02B6/3878—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules comprising a plurality of ferrules, branching and break-out means
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
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- G02B6/4431—Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4439—Auxiliary devices
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐構造を備えた多心
被覆光ファイバの分岐部について、これを改良したもの
に関する。
被覆光ファイバの分岐部について、これを改良したもの
に関する。
【０００２】
【従来の技術】多心被覆光ファイバの分岐部として図５
に示すものが知られており、この分岐部は、一例として
、以下に述べる手順でつくられる。
に示すものが知られており、この分岐部は、一例として
、以下に述べる手順でつくられる。
【０００３】図５（Ａ）において、テープ型の光コ−ド
からなる多心被覆光ファイバ１の端末部外周には、あら
かじめ、テーパ部を有する円筒形のブーツ２ａと円筒形
の止具３ａとが嵌めこまれる。かかる多心被覆光ファイ
バ１の場合、その端末部よりシース４の一部が剥離かつ
除去されるので、当該シース４端からは、複数本の光フ
ァイバ心線５と繊維製の抗張力体６とが露出する。
からなる多心被覆光ファイバ１の端末部外周には、あら
かじめ、テーパ部を有する円筒形のブーツ２ａと円筒形
の止具３ａとが嵌めこまれる。かかる多心被覆光ファイ
バ１の場合、その端末部よりシース４の一部が剥離かつ
除去されるので、当該シース４端からは、複数本の光フ
ァイバ心線５と繊維製の抗張力体６とが露出する。
【０００４】つぎに、各光ファイバ心線５を束ねた外周
に円筒形のスリーブ７が嵌めこまれるとともに、該各光
ファイバ心線５の端部外周に抗張力体８入りのチューブ
９がそれぞれ被され、これらチューブ９の束の上から、
円筒形の止具３ｂ、テーパ部を有する円筒形のブーツ２
ｂが嵌めこまれる。
に円筒形のスリーブ７が嵌めこまれるとともに、該各光
ファイバ心線５の端部外周に抗張力体８入りのチューブ
９がそれぞれ被され、これらチューブ９の束の上から、
円筒形の止具３ｂ、テーパ部を有する円筒形のブーツ２
ｂが嵌めこまれる。
【０００５】その後、図５（Ｂ）に示すように、スリー
ブ７の両端部外周に抗張力体６、８の端末が当てがわれ
、その上から止具３ａ、３ｂ、ブーツ２ａ、２ｂが順次
嵌めこみ固定されて、図５（Ｃ）に示す分岐部１０がで
きあがる。
ブ７の両端部外周に抗張力体６、８の端末が当てがわれ
、その上から止具３ａ、３ｂ、ブーツ２ａ、２ｂが順次
嵌めこみ固定されて、図５（Ｃ）に示す分岐部１０がで
きあがる。
【０００６】このようにして作製された分岐部１０の場
合、スリーブ７を中心にして前記各部材が組み立てられ
ているので、被覆除去された各光ファイバ心線５の端末
部がスリーブ７とチューブ９とで保護され、スリーブ７
とこれの両端に接着固定された両抗張力体６、８とによ
り抗張力性が発揮される。
合、スリーブ７を中心にして前記各部材が組み立てられ
ているので、被覆除去された各光ファイバ心線５の端末
部がスリーブ７とチューブ９とで保護され、スリーブ７
とこれの両端に接着固定された両抗張力体６、８とによ
り抗張力性が発揮される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図５に例示した分岐部
１０の場合、既述の各部材が断面円形であるので、これ
らの組み立てに際し、スリーブ７内の各光ファイバ心線
５に伝送特性の低下、破断の原因となる捩じれ、曲がり
などが不可避的に発生する。したがって、分岐部１０の
良否を判定するのが望ましいが、実際上は、スリーブ７
内の各光ファイバ心線５を透視することができないので
、これらの捩じれ、曲がりがそのまま放置されてしまう
。仮に、スリーブ７が透明体であっても、光ファイバ心
線５に捩じれ、曲がりが生じるつど、作業のやりなおし
を強いられるので、作業性が低下する。
１０の場合、既述の各部材が断面円形であるので、これ
らの組み立てに際し、スリーブ７内の各光ファイバ心線
５に伝送特性の低下、破断の原因となる捩じれ、曲がり
などが不可避的に発生する。したがって、分岐部１０の
良否を判定するのが望ましいが、実際上は、スリーブ７
内の各光ファイバ心線５を透視することができないので
、これらの捩じれ、曲がりがそのまま放置されてしまう
。仮に、スリーブ７が透明体であっても、光ファイバ心
線５に捩じれ、曲がりが生じるつど、作業のやりなおし
を強いられるので、作業性が低下する。
【０００８】本発明はかかる技術的課題に鑑み、部品の
組み立てに際して光ファイバ心線に捩じれや曲がりが生
じることのない、しかも、組み立て時の作業性を高め、
組み立て構造の安定性をはかることのできる多心被覆光
ファイバの分岐部を提供しようとするものである。
組み立てに際して光ファイバ心線に捩じれや曲がりが生
じることのない、しかも、組み立て時の作業性を高め、
組み立て構造の安定性をはかることのできる多心被覆光
ファイバの分岐部を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多心被覆光
ファイバの分岐部は、所期の目的を達成するため、光フ
ァイバ心線と抗張力体とが引き出されている多心被覆光
ファイバの端部側において、該多心被覆光ファイバ端部
に非真円形のフランジを有するストップリングが取りつ
けられ、該ストップリングの外周面上に上記抗張力体が
折り返され、その上から止具が装着されて、これらスト
ップリングと抗張力体の折り返し部分とが相互に固定さ
れていること、および、心線分岐数に対応した複数本の
各チューブが抗張力体入りからなり、これらチューブ群
の外周に非真円形のフランジを有するストップリングが
被されて該各チューブが互いに束ねられており、かつ、
上記各チューブ内の抗張力体がそれぞれのチューブ端よ
り引き出されて該各チューブ端側にあるストップリング
の外周面上に折り返され、その上から止具が装着されて
、これらストップリングと抗張力体の折り返し部分とが
相互に固定されているとともに、上記多心被覆光ファイ
バの端部から引き出されて一心ごとに分離された各単心
光ファイバが、上記各チューブ端のストップリング側か
ら該各チューブ内に引き通されていること、および、上
記両ストップリング間において上記各単心光ファイバを
覆うためのスリーブが、縦割りされた複数の縦割筒片か
らなるとともに、該各縦割筒片の両端部内面には上記両
ストップリングの各フランジと相対係止自在に対応する
係止溝が形成されており、当該スリーブの各縦割筒片が
上記両ストップリング間にわたり互いに合体するように
被されて、これら縦割筒片の両端部内面にある各係止溝
と上記両ストップリングの各フランジとが相対係止され
、かつ、合体された上記各縦割筒片が相互に止着されて
いることを特徴とする。
ファイバの分岐部は、所期の目的を達成するため、光フ
ァイバ心線と抗張力体とが引き出されている多心被覆光
ファイバの端部側において、該多心被覆光ファイバ端部
に非真円形のフランジを有するストップリングが取りつ
けられ、該ストップリングの外周面上に上記抗張力体が
折り返され、その上から止具が装着されて、これらスト
ップリングと抗張力体の折り返し部分とが相互に固定さ
れていること、および、心線分岐数に対応した複数本の
各チューブが抗張力体入りからなり、これらチューブ群
の外周に非真円形のフランジを有するストップリングが
被されて該各チューブが互いに束ねられており、かつ、
上記各チューブ内の抗張力体がそれぞれのチューブ端よ
り引き出されて該各チューブ端側にあるストップリング
の外周面上に折り返され、その上から止具が装着されて
、これらストップリングと抗張力体の折り返し部分とが
相互に固定されているとともに、上記多心被覆光ファイ
バの端部から引き出されて一心ごとに分離された各単心
光ファイバが、上記各チューブ端のストップリング側か
ら該各チューブ内に引き通されていること、および、上
記両ストップリング間において上記各単心光ファイバを
覆うためのスリーブが、縦割りされた複数の縦割筒片か
らなるとともに、該各縦割筒片の両端部内面には上記両
ストップリングの各フランジと相対係止自在に対応する
係止溝が形成されており、当該スリーブの各縦割筒片が
上記両ストップリング間にわたり互いに合体するように
被されて、これら縦割筒片の両端部内面にある各係止溝
と上記両ストップリングの各フランジとが相対係止され
、かつ、合体された上記各縦割筒片が相互に止着されて
いることを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明に係る分岐部の場合、多心被覆光ファイ
バの端部から引き出されて一心ごとに分離された各単心
光ファイバが、スリーブとチューブとを介して覆われて
いるので、これら単心光ファイバがスリーブとチューブ
とで保護されるようになり、かつ、多心被覆光ファイバ
側の抗張力体とチューブ側の抗張力体とがそれぞれスト
ップリングと止具とを介してスリーブに連繋されている
ので、多心被覆光ファイバの長さ方向にわたる抗張力性
が当該分岐部においても発揮される。
バの端部から引き出されて一心ごとに分離された各単心
光ファイバが、スリーブとチューブとを介して覆われて
いるので、これら単心光ファイバがスリーブとチューブ
とで保護されるようになり、かつ、多心被覆光ファイバ
側の抗張力体とチューブ側の抗張力体とがそれぞれスト
ップリングと止具とを介してスリーブに連繋されている
ので、多心被覆光ファイバの長さ方向にわたる抗張力性
が当該分岐部においても発揮される。
【００１１】本発明に係る分岐部の場合、多心被覆光フ
ァイバ端部、チューブ群に所要の部品を取りつけ、各単
心光ファイバを各チューブに挿通した後、すなわち、組
立作業の最終段階において、複数の縦割筒片からなるス
リーブを両ストップリング間にわたって装着する構成で
あるから、光ファイバ心線に曲がり、捩じれなどの不具
合が生じているか否かの良否確認、さらには、かかる不
具合が生じている場合の是正措置が、スリーブの装着前
においていつでも行える。しかも、ストップリングの非
真円形フランジとスリーブの各縦割筒片に形成された係
止溝とが相対的な回り止め機能を有しているので、最終
的なスリーブの装着に際してこれが径方向に回転するこ
とがない。したがって、本発明に係る分岐部の場合、こ
れの作製に際して、光ファイバ心線に曲がり、捩じれの
生じる余地がない。
ァイバ端部、チューブ群に所要の部品を取りつけ、各単
心光ファイバを各チューブに挿通した後、すなわち、組
立作業の最終段階において、複数の縦割筒片からなるス
リーブを両ストップリング間にわたって装着する構成で
あるから、光ファイバ心線に曲がり、捩じれなどの不具
合が生じているか否かの良否確認、さらには、かかる不
具合が生じている場合の是正措置が、スリーブの装着前
においていつでも行える。しかも、ストップリングの非
真円形フランジとスリーブの各縦割筒片に形成された係
止溝とが相対的な回り止め機能を有しているので、最終
的なスリーブの装着に際してこれが径方向に回転するこ
とがない。したがって、本発明に係る分岐部の場合、こ
れの作製に際して、光ファイバ心線に曲がり、捩じれの
生じる余地がない。
【００１２】本発明に係る分岐部の場合、多心被覆光フ
ァイバ端部側への部品取りつけと、チューブ群側への部
品取りつけとが独立して行なえる構成であり、かつ、組
立作業の最終段階でスリーブを装着する構成でもあるか
ら、各作業が干渉し合うことがなく、さらに、スリーブ
自体も所定の部所に外付けするだけであるから、総じて
、一連の組立作業が簡易に行なえる。
ァイバ端部側への部品取りつけと、チューブ群側への部
品取りつけとが独立して行なえる構成であり、かつ、組
立作業の最終段階でスリーブを装着する構成でもあるか
ら、各作業が干渉し合うことがなく、さらに、スリーブ
自体も所定の部所に外付けするだけであるから、総じて
、一連の組立作業が簡易に行なえる。
【００１３】その他、スリーブが、多心被覆光ファイバ
端部、各光ファイバ心線の両者に対し、軸方向、径方向
のいずれにも動かないので、分岐部の構造が安定する。
端部、各光ファイバ心線の両者に対し、軸方向、径方向
のいずれにも動かないので、分岐部の構造が安定する。
【００１４】
【実施例】本発明に係る多心被覆光ファイバの分岐部に
ついて、図示の実施例を参照して説明する。図１の（Ａ
）〜（Ｈ）において、１１は締付リング、１２はストッ
プリング、１６はリング状の止具、１７はブーツ、２０
はリング状の止具、２１はストップリング、２５は補強
用のチューブ、２７はスリーブ、３２はクランプリング
をそれぞれ示す。
ついて、図示の実施例を参照して説明する。図１の（Ａ
）〜（Ｈ）において、１１は締付リング、１２はストッ
プリング、１６はリング状の止具、１７はブーツ、２０
はリング状の止具、２１はストップリング、２５は補強
用のチューブ、２７はスリーブ、３２はクランプリング
をそれぞれ示す。
【００１５】上記における締付リング１１および各止具
１６、２０は、図１の（Ａ）（Ｃ）（Ｅ）に示したとお
りの形状を有しているが、その他の部品は、以下に述べ
る形状ないし構造を有している。
１６、２０は、図１の（Ａ）（Ｃ）（Ｅ）に示したとお
りの形状を有しているが、その他の部品は、以下に述べ
る形状ないし構造を有している。
【００１６】図１の（Ａ）に示したストップリング１２
の場合、その外周面における長さ方向の中間部に非真円
形のフランジ１３を有しているとともに、該フランジ１
３を境にして、一端側が細径部１４、他端側が太径部１
５となっている。太径部１５の外周面には、たとえば、
ルーレット加工による滑り止め形状が付されている。
の場合、その外周面における長さ方向の中間部に非真円
形のフランジ１３を有しているとともに、該フランジ１
３を境にして、一端側が細径部１４、他端側が太径部１
５となっている。太径部１５の外周面には、たとえば、
ルーレット加工による滑り止め形状が付されている。
【００１７】図１の（Ｄ）に示したブーツ１７の場合、
太径部１８と細径部１９とが軸方向に連続した筒形から
なり、その一端面を閉鎖している壁面には、心線挿通用
の通孔（図示せず）が、後述する光ファイバ心線数に対
応して形成されている。
太径部１８と細径部１９とが軸方向に連続した筒形から
なり、その一端面を閉鎖している壁面には、心線挿通用
の通孔（図示せず）が、後述する光ファイバ心線数に対
応して形成されている。
【００１８】図１の（Ｆ）に示したストップリング２１
も、非真円形のフランジ２２を有しており、その一端側
が滑り止め形状付きの太径部２３、その他端側が細径部
２４となっている。
も、非真円形のフランジ２２を有しており、その一端側
が滑り止め形状付きの太径部２３、その他端側が細径部
２４となっている。
【００１９】図１の（Ｇ）に示したチューブ２５は、そ
の中空部内または肉厚部内に繊維製の抗張力体２６を備
えている。
の中空部内または肉厚部内に繊維製の抗張力体２６を備
えている。
【００２０】図１の（Ｈ）に示したスリーブ２７の場合
、複数（図示例では二つ）に縦割りされて対称形をなす
縦割筒片２８ａ、２８ｂからなり、これら縦割筒片２８
ａ、２８ｂは、前記各部品を収容し、あるいは、嵌めこ
むることのできる内面形状を有しており、その両端内面
には、前記非真円形のフランジ１３、２２と相対係合す
ることのできる係止溝２９、３０がそれぞれ形成されて
いるとともに、その外周面には、クランプリング３２を
装着するための凹溝３１が形成されている。
、複数（図示例では二つ）に縦割りされて対称形をなす
縦割筒片２８ａ、２８ｂからなり、これら縦割筒片２８
ａ、２８ｂは、前記各部品を収容し、あるいは、嵌めこ
むることのできる内面形状を有しており、その両端内面
には、前記非真円形のフランジ１３、２２と相対係合す
ることのできる係止溝２９、３０がそれぞれ形成されて
いるとともに、その外周面には、クランプリング３２を
装着するための凹溝３１が形成されている。
【００２１】図１の（Ｉ）に示したクランプリング３２
は、一部が切り離されたリング形状からなる。
は、一部が切り離されたリング形状からなる。
【００２２】上述した各部品のうち、ブーツ１７、チュ
ーブ２５は、ゴム製または合成樹脂製であるが、その他
の部品は金属製であるが、これら各部品のうち、材質の
変更が可能なものについては、金属製のものが合成樹脂
製（ＦＲＰも含む）に変えられ、ゴム製または合成樹脂
製のものが金属製のものに変えられることもある。抗張
力体２６は、一例として、ケブラーの商品名で知られて
いるアラミッド繊維からなる。
ーブ２５は、ゴム製または合成樹脂製であるが、その他
の部品は金属製であるが、これら各部品のうち、材質の
変更が可能なものについては、金属製のものが合成樹脂
製（ＦＲＰも含む）に変えられ、ゴム製または合成樹脂
製のものが金属製のものに変えられることもある。抗張
力体２６は、一例として、ケブラーの商品名で知られて
いるアラミッド繊維からなる。
【００２３】ストップリング１２、２１のフランジ１３
、２２について、これらの形状は、既述の非真円形であ
る。この場合の非真円形には、図示の切り欠き円形以外
に、多角形、楕円形、歯車形、凹凸形なども含まれる。
、２２について、これらの形状は、既述の非真円形であ
る。この場合の非真円形には、図示の切り欠き円形以外
に、多角形、楕円形、歯車形、凹凸形なども含まれる。
【００２４】図２の（Ａ）〜（Ｅ）、図３の（Ａ）〜（
Ｄ）、図４の（Ａ）〜（Ｃ）には、所定の分岐部を形成
するための多心被覆光ファイバ４１が示されている。 この多心被覆光ファイバ４１は、光コード、光ケーブル
などとして公知ないし周知のものである。ちなみに、図
示例の多心被覆光ファイバ４１は、外部シース４２、内
部シース４３、繊維製（例：ケブラー製）の抗張力体４
４、複数本の単心光ファイバ４５を有する光ファイバ心
線４６などを備えて構成されており、その断面形状は、
円形またはテープ型のごとき扁平四角形である。
Ｄ）、図４の（Ａ）〜（Ｃ）には、所定の分岐部を形成
するための多心被覆光ファイバ４１が示されている。 この多心被覆光ファイバ４１は、光コード、光ケーブル
などとして公知ないし周知のものである。ちなみに、図
示例の多心被覆光ファイバ４１は、外部シース４２、内
部シース４３、繊維製（例：ケブラー製）の抗張力体４
４、複数本の単心光ファイバ４５を有する光ファイバ心
線４６などを備えて構成されており、その断面形状は、
円形またはテープ型のごとき扁平四角形である。
【００２５】本発明に係る多心被覆光ファイバ４１の分
岐部４７は、はじめ、図２の（Ａ）〜（Ｅ）に示す手順
、つぎに、図３の（Ａ）〜（Ｄ）に示す手順、その後、
図４の（Ａ）〜（Ｃ）に示す手順を経て作製されるので
、これらの手順を以下に説明する。
岐部４７は、はじめ、図２の（Ａ）〜（Ｅ）に示す手順
、つぎに、図３の（Ａ）〜（Ｄ）に示す手順、その後、
図４の（Ａ）〜（Ｃ）に示す手順を経て作製されるので
、これらの手順を以下に説明する。
【００２６】図２の（Ａ）において、多心被覆光ファイ
バ４１の端部側からは、外部シース４２、内部シース４
３が剥離除去されて、抗張力体４４と光ファイバ心線４
６とが引き出されている。上記において、多心被覆光フ
ァイバ４１の端部外周に締付リング１１が嵌めこまれ、
外部シース４２の端部が切り裂かれ、抗張力体４４と光
ファイバ心線４６とがストップリング１２内に引き通さ
れる。
バ４１の端部側からは、外部シース４２、内部シース４
３が剥離除去されて、抗張力体４４と光ファイバ心線４
６とが引き出されている。上記において、多心被覆光フ
ァイバ４１の端部外周に締付リング１１が嵌めこまれ、
外部シース４２の端部が切り裂かれ、抗張力体４４と光
ファイバ心線４６とがストップリング１２内に引き通さ
れる。
【００２７】図２の（Ｂ）において、ストップリング１
２は、これの細径部１４を外部シース４２と内部シース
４３との間に挿入すべく、同図の矢印方向（左方向）へ
押しこまれる。
２は、これの細径部１４を外部シース４２と内部シース
４３との間に挿入すべく、同図の矢印方向（左方向）へ
押しこまれる。
【００２８】図２の（Ｃ）において、締付リング１１は
、同図の矢印方向（右方向）に移動されて、前記細径部
１４の挿入により膨張した外部シース４２の上に重ねら
れ、周知のカシメ手段によりカシメ止めされる。この際
のカシメ止めにより、ストップリング１２は、多心被覆
光ファイバ４１の端部側に固定される。
、同図の矢印方向（右方向）に移動されて、前記細径部
１４の挿入により膨張した外部シース４２の上に重ねら
れ、周知のカシメ手段によりカシメ止めされる。この際
のカシメ止めにより、ストップリング１２は、多心被覆
光ファイバ４１の端部側に固定される。
【００２９】図２の（Ｄ）において、抗張力体４４は、
ストップリング１２における太径部１５の外周面上に折
り返され、光ファイバ心線４６の外周に嵌めこまれたリ
ング状の止具１６が、同図の矢印方向（左方向）へ押し
こまれて、抗張力体４４の上に被される。かくて、抗張
力体４４の折り返し部分は、ストップリング１２の太径
部１５と止具２０との間に挟みつけられる。
ストップリング１２における太径部１５の外周面上に折
り返され、光ファイバ心線４６の外周に嵌めこまれたリ
ング状の止具１６が、同図の矢印方向（左方向）へ押し
こまれて、抗張力体４４の上に被される。かくて、抗張
力体４４の折り返し部分は、ストップリング１２の太径
部１５と止具２０との間に挟みつけられる。
【００３０】図２の（Ｅ）において、止具１６が周知の
カシメ手段によりカシメ止めされ、かかるカシメ止めに
より、抗張力体４４の折り返し部分が前記所定の箇所に
固定される。
カシメ手段によりカシメ止めされ、かかるカシメ止めに
より、抗張力体４４の折り返し部分が前記所定の箇所に
固定される。
【００３１】図３の（Ａ）において、複数本のチューブ
２５は、これらチューブ群の外周にストップリング２１
が被されて互いに束ねられ、該各チューブ２５の一端か
ら抗張力体２６がそれぞれ引き出されている。
２５は、これらチューブ群の外周にストップリング２１
が被されて互いに束ねられ、該各チューブ２５の一端か
ら抗張力体２６がそれぞれ引き出されている。
【００３２】図３の（Ｂ）において、前記各チューブ２
５端から引き出された抗張力体２６がストップリング２
１における太径部２３の外周面上に折り返され、その上
からリング状の止具２０が被されて、抗張力体４４の折
り返し部分が太径部２３と止具２０との間に挟みつけら
れる。その後、止具２０が周知のカシメ手段によりカシ
メ止めされ、かかるカシメ止めにより、抗張力体２６の
折り返し部分が前記所定部間に固定される。
５端から引き出された抗張力体２６がストップリング２
１における太径部２３の外周面上に折り返され、その上
からリング状の止具２０が被されて、抗張力体４４の折
り返し部分が太径部２３と止具２０との間に挟みつけら
れる。その後、止具２０が周知のカシメ手段によりカシ
メ止めされ、かかるカシメ止めにより、抗張力体２６の
折り返し部分が前記所定部間に固定される。
【００３３】図３の（Ｃ）において、ブーツ１７がスト
ップリング２１における太径部２３内に嵌めこまれると
ともに、前記多心被覆光ファイバ４１の光ファイバ心線
４６が単心の各光ファイバ４５に分離され、これら光フ
ァイバ４５が、ブーツ１７の各通孔を通って各チューブ
２５内に引き通される。
ップリング２１における太径部２３内に嵌めこまれると
ともに、前記多心被覆光ファイバ４１の光ファイバ心線
４６が単心の各光ファイバ４５に分離され、これら光フ
ァイバ４５が、ブーツ１７の各通孔を通って各チューブ
２５内に引き通される。
【００３４】図３の（Ｄ）は、これまでの各作業を終え
た多心被覆光ファイバ４１の端部側および各チューブ２
５側の各構造とを示している。
た多心被覆光ファイバ４１の端部側および各チューブ２
５側の各構造とを示している。
【００３５】図４の（Ａ）において、両ストップリング
１２、２１を含む止着構造物と、これらにわたる各単心
光ファイバ４５とが、スリーブ２７の縦割筒片２８ａ内
に嵌めこまれ、これらストップリング１２、２１の各フ
ランジ１３、２２が縦割筒片２８ａの各係止溝２９、３
０とそれぞれ相対係止される。この際、各フランジ１３
、２２とこれを受け入れる各係止溝２９、３０とは、互
いに対応した非真円形であるので、両ストップリング１
２、２１を含む止着構造物が縦割筒片２８ａ内において
回転することがない。
１２、２１を含む止着構造物と、これらにわたる各単心
光ファイバ４５とが、スリーブ２７の縦割筒片２８ａ内
に嵌めこまれ、これらストップリング１２、２１の各フ
ランジ１３、２２が縦割筒片２８ａの各係止溝２９、３
０とそれぞれ相対係止される。この際、各フランジ１３
、２２とこれを受け入れる各係止溝２９、３０とは、互
いに対応した非真円形であるので、両ストップリング１
２、２１を含む止着構造物が縦割筒片２８ａ内において
回転することがない。
【００３６】図４の（Ｂ）において、スリーブ２７の縦
割筒片２８ａは、これと対をなす他方の縦割筒片２８ｂ
と合体される。この際、縦割筒片２８ｂの各係止溝２９
、３０と前記各フランジ１３、２２とが前記と同様に相
対係止される。なお、両縦割筒片２８ａ、２８ｂの合わ
せ面に、位置合わせ用の突起と凹穴とが形成されている
場合、これら突起、凹穴を利用して両縦割筒片２８ａ、
２８ｂが合体される。かくて、両ストップリング１２、
２１を含む止着構造物と、これらにわたる各単心光ファ
イバ４５とが、スリーブ２７を介して覆われる。
割筒片２８ａは、これと対をなす他方の縦割筒片２８ｂ
と合体される。この際、縦割筒片２８ｂの各係止溝２９
、３０と前記各フランジ１３、２２とが前記と同様に相
対係止される。なお、両縦割筒片２８ａ、２８ｂの合わ
せ面に、位置合わせ用の突起と凹穴とが形成されている
場合、これら突起、凹穴を利用して両縦割筒片２８ａ、
２８ｂが合体される。かくて、両ストップリング１２、
２１を含む止着構造物と、これらにわたる各単心光ファ
イバ４５とが、スリーブ２７を介して覆われる。
【００３７】図４の（Ｃ）において、両縦割筒片２８ａ
、２８ｂの合体物からなるスリーブ２７には、これの凹
溝３１内にクランプリング３２が装着され、かくて、両
縦割筒片２８ａ、２８ｂが相互に止着され、所定の分岐
部４７が完成する。かかる分岐部４７は、クランプリン
グ３２を外すことにより、スリーブ２７の両縦割筒片２
８ａ、２８ｂを分解することができる。
、２８ｂの合体物からなるスリーブ２７には、これの凹
溝３１内にクランプリング３２が装着され、かくて、両
縦割筒片２８ａ、２８ｂが相互に止着され、所定の分岐
部４７が完成する。かかる分岐部４７は、クランプリン
グ３２を外すことにより、スリーブ２７の両縦割筒片２
８ａ、２８ｂを分解することができる。
【００３８】このようにして作製される分岐部４７の場
合、スリーブ２７内に収容される部品を互換性のある範
囲内で変更することができるので、各種の態様の分岐部
がつくられる。その他、各部、各部品などの連繋、結合
、固定、接続などを含む各種の止着には、分解すること
のできる再現性止着と、分解することのできない永久止
着とがあり、これらが任意に使い分けられる。
合、スリーブ２７内に収容される部品を互換性のある範
囲内で変更することができるので、各種の態様の分岐部
がつくられる。その他、各部、各部品などの連繋、結合
、固定、接続などを含む各種の止着には、分解すること
のできる再現性止着と、分解することのできない永久止
着とがあり、これらが任意に使い分けられる。
【００３９】
【発明の効果】本発明に係る多心被覆光ファイバの分岐
部は、非真円形のフランジを有するストップリング、複
数の縦割筒片からなるスリーブを主体にして、各部、各
部品が多心被覆光ファイバ端部に組み立てられたもので
あるから、分岐部の組立構成に際し、これらストップリ
ング、スリーブに依存して、光ファイバ心線に捩じれや
曲がりが生じるを防止することができ、併せて、組み立
て時の作業性を高め、組み立て構造の安定性をはかるこ
とができる。
部は、非真円形のフランジを有するストップリング、複
数の縦割筒片からなるスリーブを主体にして、各部、各
部品が多心被覆光ファイバ端部に組み立てられたもので
あるから、分岐部の組立構成に際し、これらストップリ
ング、スリーブに依存して、光ファイバ心線に捩じれや
曲がりが生じるを防止することができ、併せて、組み立
て時の作業性を高め、組み立て構造の安定性をはかるこ
とができる。
【図１】本発明に係る分岐部の各部品を示した説明図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る分岐部において、ストップリング
を含む止着構造物を多心被覆光ファイバの端部側に作製
する際の手順の一例を示した説明図である。
を含む止着構造物を多心被覆光ファイバの端部側に作製
する際の手順の一例を示した説明図である。
【図３】本発明に係る分岐部において、ストップリング
を含む止着構造物をチューブ側に作製する際の手順の一
例を示した説明図である。
を含む止着構造物をチューブ側に作製する際の手順の一
例を示した説明図である。
【図４】本発明に係る分岐部において、ストップリング
を含む両止着構造物にスリーブを装着する際の手順の一
例を示した説明図である。
を含む両止着構造物にスリーブを装着する際の手順の一
例を示した説明図である。
【図５】従来例に係る分岐部の構造をこれの作製順に示
した説明図である。
した説明図である。
１２ ストップリング
１３ ストップリングのフランジ
１６ リングの止具
２０ リングの止具
２１ ストップリング
２２ ストップリングのフランジ
２５ チューブ
２６ 抗張力体
２７ スリーブ
２８ａ スリーブの縦割筒片
２８ｂ スリーブの縦割筒片
２９ スリーブの係止溝
３０ スリーブの係止溝
４１ 多心被覆光ファイバ
４５ 単心光ファイバ
４６ 光ファイバ心線
４７ 分岐部
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバ心線と抗張力体とが引き出
されている多心被覆光ファイバの端部側において、該多
心被覆光ファイバ端部に非真円形のフランジを有するス
トップリングが取りつけられ、該ストップリングの外周
面上に上記抗張力体が折り返され、その上から止具が装
着されて、これらストップリングと抗張力体の折り返し
部分とが相互に固定されていること、および、心線分岐
数に対応した複数本の各チューブが抗張力体入りからな
り、これらチューブ群の外周に非真円形のフランジを有
するストップリングが被されて該各チューブが互いに束
ねられており、かつ、上記各チューブ内の抗張力体がそ
れぞれのチューブ端より引き出されて該各チューブ端側
にあるストップリングの外周面上に折り返され、その上
から止具が装着されて、これらストップリングと抗張力
体の折り返し部分とが相互に固定されているとともに、
上記多心被覆光ファイバの端部から引き出されて一心ご
とに分離された各単心光ファイバが、上記各チューブ端
のストップリング側から該各チューブ内に引き通されて
いること、および、上記両ストップリング間において上
記各単心光ファイバを覆うためのスリーブが、縦割りさ
れた複数の縦割筒片からなるとともに、該各縦割筒片の
両端部内面には上記両ストップリングの各フランジと相
対係止自在に対応する係止溝が形成されており、当該ス
リーブの各縦割筒片が上記両ストップリング間にわたり
互いに合体するように被されて、これら縦割筒片の両端
部内面にある各係止溝と上記両ストップリングの各フラ
ンジとが相対係止され、かつ、合体された上記各縦割筒
片が相互に止着されていることを特徴とする多心被覆光
ファイバの分岐部。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153903A JPH04350801A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 多心被覆光ファイバの分岐部 |
| EP92910346A EP0544004A1 (en) | 1991-05-29 | 1992-05-26 | Furcating part of covered multi-core optical fiber |
| US07/988,107 US5313539A (en) | 1991-05-29 | 1992-05-26 | Branching section of a sheathed multicore optical fiber |
| PCT/JP1992/000678 WO1992021994A1 (en) | 1991-05-29 | 1992-05-26 | Furcating part of covered multi-core optical fiber |
| TW081104173A TW213518B (ja) | 1991-05-29 | 1992-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153903A JPH04350801A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 多心被覆光ファイバの分岐部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04350801A true JPH04350801A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=15572628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3153903A Pending JPH04350801A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 多心被覆光ファイバの分岐部 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5313539A (ja) |
| EP (1) | EP0544004A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04350801A (ja) |
| TW (1) | TW213518B (ja) |
| WO (1) | WO1992021994A1 (ja) |
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| CN113281852A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-08-20 | 南京华脉科技股份有限公司 | 现场成端光纤连接组件 |
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