JPH04350065A - 折機の三角板 - Google Patents
折機の三角板Info
- Publication number
- JPH04350065A JPH04350065A JP12605991A JP12605991A JPH04350065A JP H04350065 A JPH04350065 A JP H04350065A JP 12605991 A JP12605991 A JP 12605991A JP 12605991 A JP12605991 A JP 12605991A JP H04350065 A JPH04350065 A JP H04350065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triangular
- triangular plate
- web
- isosceles
- ridgeline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転機の折機に設けら
れた三角板に適用される。
れた三角板に適用される。
【0002】
【従来の技術】図4および図5に従来の折機の三角板を
示す。この三角板1は、垂直方向に対して適正な角度θ
だけ傾斜し、表面が二等辺台形をした三角板フレーム2
、この三角板フレーム2の両側面に取付けられた円錐形
状の複数のエア吹き出し穴が設けられているブロー管3
、および三角板フレーム2の表面に取付けられた三角蓋
4、三角板フレーム2の下方に隣接して取付けられ表面
が二等辺台形をなし、この二等辺台形の二等辺部分がブ
ロー管3に連続して連結し得る円錐面5aを形成する三
角板中央部5、この三角板中央部5の下方に隣接して取
付けられ表面が逆二等辺三角形をなし、この二等辺の頂
点の部分6bが垂直方向になめらかに折曲げられ、更に
二等辺部分が円錐面5aに連続して連結し得る円錐面6
aを形成する三角板先端部6、より構成されている。
示す。この三角板1は、垂直方向に対して適正な角度θ
だけ傾斜し、表面が二等辺台形をした三角板フレーム2
、この三角板フレーム2の両側面に取付けられた円錐形
状の複数のエア吹き出し穴が設けられているブロー管3
、および三角板フレーム2の表面に取付けられた三角蓋
4、三角板フレーム2の下方に隣接して取付けられ表面
が二等辺台形をなし、この二等辺台形の二等辺部分がブ
ロー管3に連続して連結し得る円錐面5aを形成する三
角板中央部5、この三角板中央部5の下方に隣接して取
付けられ表面が逆二等辺三角形をなし、この二等辺の頂
点の部分6bが垂直方向になめらかに折曲げられ、更に
二等辺部分が円錐面5aに連続して連結し得る円錐面6
aを形成する三角板先端部6、より構成されている。
【0003】三角板1の上方に設けられたドラグローラ
7を経て三角蓋4の表面を走行する帯状の紙(ウエブ)
はブロー管3の円錐面3a、円錐面5aと6aに沿って
順次走行方向に2つに折られ頂点の部分6bに近接して
設けられた一対のリードインローラ8より下流部分にあ
る図示しないニッピングローラの方に繰出される。また
三角蓋4と円錐面3a,5aおよび6aのエアー吹出し
穴よりのエアーにより、紙(ウエブ)と三角板1との接
触を円滑にしている。
7を経て三角蓋4の表面を走行する帯状の紙(ウエブ)
はブロー管3の円錐面3a、円錐面5aと6aに沿って
順次走行方向に2つに折られ頂点の部分6bに近接して
設けられた一対のリードインローラ8より下流部分にあ
る図示しないニッピングローラの方に繰出される。また
三角蓋4と円錐面3a,5aおよび6aのエアー吹出し
穴よりのエアーにより、紙(ウエブ)と三角板1との接
触を円滑にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。ウエブが三角板の表面および円
錐形状の側面に沿ってエアブローにより軽く接しながら
走行し、走行方向に順次2つに折られ、三角板の先端に
設けられた頂点部分と一対のリードインローラにて垂直
方向の下流に送り出されるが、ウエブの折目部分に接触
する三角板表面の逆二等辺三角板の頂点部分では、ウエ
ブとの接触部が点接触に近い状態となるので、ウエブに
かかる面圧は高くなり、ウエブの印刷面が汚れたり、傷
付けられたり、またウエブの折目に割れが生じたりする
。
のような問題点がある。ウエブが三角板の表面および円
錐形状の側面に沿ってエアブローにより軽く接しながら
走行し、走行方向に順次2つに折られ、三角板の先端に
設けられた頂点部分と一対のリードインローラにて垂直
方向の下流に送り出されるが、ウエブの折目部分に接触
する三角板表面の逆二等辺三角板の頂点部分では、ウエ
ブとの接触部が点接触に近い状態となるので、ウエブに
かかる面圧は高くなり、ウエブの印刷面が汚れたり、傷
付けられたり、またウエブの折目に割れが生じたりする
。
【0005】よって頂点部分の面圧を低くするため、頂
点部分を前述のように、垂直方向に折曲げる等して、複
雑な形状に仕上げている。この形状作成には相当な熟練
と経験を必要とし、また製作に可成の時間がかかる。本
発明は、製作が容易で且つ頂点部分の面圧を低くするこ
とのできる折機の三角板を提供することを目的とするも
のである。
点部分を前述のように、垂直方向に折曲げる等して、複
雑な形状に仕上げている。この形状作成には相当な熟練
と経験を必要とし、また製作に可成の時間がかかる。本
発明は、製作が容易で且つ頂点部分の面圧を低くするこ
とのできる折機の三角板を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】三角板の頂点部分におけ
るウエブにかかる面圧を低くするため、適当な厚さの表
裏両面が逆二等辺三角形をした一体もののブロックを使
用し、このブロックの二等辺をなす各側面部分を、ウエ
ブが接触して走行する逆二等辺三角形の表面に対して適
正な角度に傾斜せる単数あるいは複数の平面にて切り取
り、三角板先端中央に単一あるいは複数のつながった稜
線を形成する。
るウエブにかかる面圧を低くするため、適当な厚さの表
裏両面が逆二等辺三角形をした一体もののブロックを使
用し、このブロックの二等辺をなす各側面部分を、ウエ
ブが接触して走行する逆二等辺三角形の表面に対して適
正な角度に傾斜せる単数あるいは複数の平面にて切り取
り、三角板先端中央に単一あるいは複数のつながった稜
線を形成する。
【0007】尚、この単一あるいは複数の稜線は紙のキ
ズ防止のため角を丸めておく。
ズ防止のため角を丸めておく。
【0008】
【作用】(1)逆二等辺三角形の三角板の側面を単数あ
るいは複数の傾斜せる平面で切取るので、三角板の頂点
において、これら複数の傾斜平面で単一あるいは複数の
稜線が形成され、この単一あるいは複数の稜線は、ウエ
ブにかかる面圧を分散させ軽くすることが出来るととも
に、頂点部分を走行するウエブをこの稜線にそって複数
回走行方向を変えさせ、垂直方向に円滑に走行さすこと
が出来る。
るいは複数の傾斜せる平面で切取るので、三角板の頂点
において、これら複数の傾斜平面で単一あるいは複数の
稜線が形成され、この単一あるいは複数の稜線は、ウエ
ブにかかる面圧を分散させ軽くすることが出来るととも
に、頂点部分を走行するウエブをこの稜線にそって複数
回走行方向を変えさせ、垂直方向に円滑に走行さすこと
が出来る。
【0009】(2)逆二等辺三角形の厚板の側面を1つ
あるいは複数個の平面にて切り取るだけなので、加工は
簡単容易となる。
あるいは複数個の平面にて切り取るだけなので、加工は
簡単容易となる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1、図2、図3について
説明する。三角板11は、表面および裏面が二等辺三角
形の厚板の三角板フレーム12と、ドラグローラ7より
のウエブを三角板フレーム12の表面12aに導く三角
蓋13とよりなっている。三角板フレーム12の裏面1
2bに、三角板11の傾斜を調整する時に支点となる軸
を支える台17、および三角板11の傾斜を調整するね
じ機構18が組付けられている。尚三角板11の両側面
にはエアが吹き出している。
説明する。三角板11は、表面および裏面が二等辺三角
形の厚板の三角板フレーム12と、ドラグローラ7より
のウエブを三角板フレーム12の表面12aに導く三角
蓋13とよりなっている。三角板フレーム12の裏面1
2bに、三角板11の傾斜を調整する時に支点となる軸
を支える台17、および三角板11の傾斜を調整するね
じ機構18が組付けられている。尚三角板11の両側面
にはエアが吹き出している。
【0011】三角板フレーム12の側面は、表面12a
に対し適正な傾斜角αを有する平面12c、および12
dとなっている。平面12c,12dは三角板11の頂
点部分12eにて交差し長い稜線12fを形成している
。尚、三角板フレーム12の裏面逆二等辺三角形の側辺
部には、紙との接触をさけるため、面取り加工がなされ
ている。又、三角板フレーム12の側辺部の1部は、隣
接して設置される別の三角板フレームとの当りをさける
ため切り欠いてある。
に対し適正な傾斜角αを有する平面12c、および12
dとなっている。平面12c,12dは三角板11の頂
点部分12eにて交差し長い稜線12fを形成している
。尚、三角板フレーム12の裏面逆二等辺三角形の側辺
部には、紙との接触をさけるため、面取り加工がなされ
ている。又、三角板フレーム12の側辺部の1部は、隣
接して設置される別の三角板フレームとの当りをさける
ため切り欠いてある。
【0012】更に稜線12fは、上述の平面12cおよ
び12dのみならず、12c′,12c″…および12
d′,12d″…より形成されることがあり、この場合
、稜線12fは、平面12cと12d、12c′と12
d′、12c″と12d″…の交差により生ずる複数の
折線(直線)12f°,12f′,12f″…にて形成
されるので、ウエブが三角板の上面12aによりその傾
斜方向に2つに折られたのち、頂点部分の複数の折線1
2f°,12f′,12f″にて複数回走行方向を変え
垂直方向に走行する。
び12dのみならず、12c′,12c″…および12
d′,12d″…より形成されることがあり、この場合
、稜線12fは、平面12cと12d、12c′と12
d′、12c″と12d″…の交差により生ずる複数の
折線(直線)12f°,12f′,12f″…にて形成
されるので、ウエブが三角板の上面12aによりその傾
斜方向に2つに折られたのち、頂点部分の複数の折線1
2f°,12f′,12f″にて複数回走行方向を変え
垂直方向に走行する。
【0013】なお図3は本発明による三角板の頂点部分
の立体図である。又、三角板上方の紙端が折れ始める部
分には、必要に応じて円筒形状およびエアーブロー等の
折り曲げしやすい工夫がなされる。
の立体図である。又、三角板上方の紙端が折れ始める部
分には、必要に応じて円筒形状およびエアーブロー等の
折り曲げしやすい工夫がなされる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、三角形状部材の底辺から頂点
に向かいその表面に沿ってウエブを走行させ、同三角形
状部材の表面から裏面に向かってウエブを折重ねる折機
の三角板において、前記三角形状部材を頂角が鋭角をな
す二等辺三角形の厚板により構成し、更に同三角形状部
材の斜辺を表面から裏面に広がる単一又は複数の傾斜面
で構成し、前記各面の交差する稜線に丸味を付けたこと
により、次の効果を有する。
に向かいその表面に沿ってウエブを走行させ、同三角形
状部材の表面から裏面に向かってウエブを折重ねる折機
の三角板において、前記三角形状部材を頂角が鋭角をな
す二等辺三角形の厚板により構成し、更に同三角形状部
材の斜辺を表面から裏面に広がる単一又は複数の傾斜面
で構成し、前記各面の交差する稜線に丸味を付けたこと
により、次の効果を有する。
【0015】三角板の先端に形成された稜線が、頂点部
分におけるウエブに加わる面圧を分散させ軽減する。従
って、従来はウエブおよびその印刷面に作用する面圧が
高いために起きていたトラブルがなくなる。又、面圧を
軽減するための熟練および経験を必要とする三角板先端
の加工仕上が不要となる。
分におけるウエブに加わる面圧を分散させ軽減する。従
って、従来はウエブおよびその印刷面に作用する面圧が
高いために起きていたトラブルがなくなる。又、面圧を
軽減するための熟練および経験を必要とする三角板先端
の加工仕上が不要となる。
【0016】更に頂点部分の稜線が複数の折直線にて形
成されているので、ウエブは三角板の表面の傾斜方向よ
り垂直方向に数回その走行方向を変えるため、ウエブ走
行方向の変更および2つ折は円滑に行われ頂点部分にお
ける面圧の増加も少ない。
成されているので、ウエブは三角板の表面の傾斜方向よ
り垂直方向に数回その走行方向を変えるため、ウエブ走
行方向の変更および2つ折は円滑に行われ頂点部分にお
ける面圧の増加も少ない。
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のX部の拡大斜視図である。
【図4】従来の三角板の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
11 三角板(全体)
12 三角板フレーム
12a 表面
12c 側面
12d 側面
12f 稜線
Claims (1)
- 【請求項1】 三角形状部材の底辺から頂点に向かい
その表面に沿ってウエブを走行させ、同三角形状部材の
表面から裏面に向かってウエブを折重ねる折機の三角板
において、前記三角形状部材を頂角が鋭角をなす二等辺
三角形の厚板により構成し、更に同三角形状部材の斜辺
を表面から裏面に広がる単一又は複数の傾斜面で構成し
、前記各面の交差する稜線に丸味を付けたことを特徴と
する折機の三角板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12605991A JPH04350065A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 折機の三角板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12605991A JPH04350065A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 折機の三角板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350065A true JPH04350065A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=14925616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12605991A Withdrawn JPH04350065A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 折機の三角板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04350065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103787133A (zh) * | 2014-02-25 | 2014-05-14 | 山东恒润邦和机械制造集团有限公司 | 宽幅塑料薄膜对中折叠装置 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP12605991A patent/JPH04350065A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103787133A (zh) * | 2014-02-25 | 2014-05-14 | 山东恒润邦和机械制造集团有限公司 | 宽幅塑料薄膜对中折叠装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |