JPH04349820A - 低温サイロ - Google Patents
低温サイロInfo
- Publication number
- JPH04349820A JPH04349820A JP12575691A JP12575691A JPH04349820A JP H04349820 A JPH04349820 A JP H04349820A JP 12575691 A JP12575691 A JP 12575691A JP 12575691 A JP12575691 A JP 12575691A JP H04349820 A JPH04349820 A JP H04349820A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀物をその品質を維
持するために低温低湿状態に貯蔵するサイロに関する。
持するために低温低湿状態に貯蔵するサイロに関する。
【0002】
【従来の技術】サイロに搬入される穀物は、一般に高温
で多湿であることが多い。この状態で貯蔵を続けると穀
物が変質しその品質が劣化し易い。
で多湿であることが多い。この状態で貯蔵を続けると穀
物が変質しその品質が劣化し易い。
【0003】従来、これを防ぐため、多くのサイロでは
空調装置を併設し低温低湿度の空気をサイロ内に吹き込
んでいた。例えば、特開平2−207715号公報では
、低温且つ低湿に調整した空気をサイロの一方から吹き
込み他方からこれを吸引するすることによって、穀物を
冷却し同時に穀物間の水分を除去する貯蔵方法が開示さ
れている。
空調装置を併設し低温低湿度の空気をサイロ内に吹き込
んでいた。例えば、特開平2−207715号公報では
、低温且つ低湿に調整した空気をサイロの一方から吹き
込み他方からこれを吸引するすることによって、穀物を
冷却し同時に穀物間の水分を除去する貯蔵方法が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気吹き込みによる冷却、乾燥方式では、冷凍機、再熱
器、送風機からなる大掛かりな空調装置を設置すること
が必要となり、且つ多大な動力を要するという問題があ
った。
空気吹き込みによる冷却、乾燥方式では、冷凍機、再熱
器、送風機からなる大掛かりな空調装置を設置すること
が必要となり、且つ多大な動力を要するという問題があ
った。
【0005】この発明は、この問題を解決するためにな
されたもので、簡易な方法により且つ少ない動力により
、穀物を低温低湿に貯蔵することを目的とする。
されたもので、簡易な方法により且つ少ない動力により
、穀物を低温低湿に貯蔵することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の手段は、低温の不活性ガスを吹き込むことの出来る低
温サイロであって、液化ガスの貯蔵槽とこの液化ガスの
移送装置と気化装置及び気化された低温ガスの吹き込み
管路とを備えた低温サイロと、ドライアイスの気化装置
及び気化された低温炭酸ガスの吹き込み管路とを備えた
低温サイロとである。
の手段は、低温の不活性ガスを吹き込むことの出来る低
温サイロであって、液化ガスの貯蔵槽とこの液化ガスの
移送装置と気化装置及び気化された低温ガスの吹き込み
管路とを備えた低温サイロと、ドライアイスの気化装置
及び気化された低温炭酸ガスの吹き込み管路とを備えた
低温サイロとである。
【0007】
【作用】穀物を貯蔵するサイロの内部は放置すると高温
高湿化するが、その原因の主なものは次の三つである。 ■高温高湿の穀類が持ち込まれること、■気温が高いと
きは外から熱が流れ込むこと、■穀物から発生する熱と
水分があることである。この穀物から発生する熱と水分
の殆どは、穀物の呼吸作用によるものである。
高湿化するが、その原因の主なものは次の三つである。 ■高温高湿の穀類が持ち込まれること、■気温が高いと
きは外から熱が流れ込むこと、■穀物から発生する熱と
水分があることである。この穀物から発生する熱と水分
の殆どは、穀物の呼吸作用によるものである。
【0008】サイロに低温低湿の空気を吹き込んだ場合
は、上記の原因により持ち込まれ或いは発生した熱や水
分を持ち去ることは出来るが、■の穀物からの発生を阻
止することは出来ない。
は、上記の原因により持ち込まれ或いは発生した熱や水
分を持ち去ることは出来るが、■の穀物からの発生を阻
止することは出来ない。
【0009】サイロに、液体ガスの貯蔵槽とこの液体ガ
スの移送装置と気化装置及び気化されたガスの吹き込み
管路とを備えていると、低温で且つ極めて湿度の低い不
活性ガスをサイロ内に吹き込むことが出来る。即ち、貯
蔵槽に蓄えた液化ガスを移送装置で気化装置に移送し、
気化装置で気化し、気体となったガスを吹き込み管路を
通してサイロ内に吹き込む。貯蔵槽は断熱タンクであれ
ばよく、しかも、断熱度は液化ガスが過剰に気化しない
程度であればよい。外気の温度が高いときは貯蔵槽で気
化する液化ガスも多くなるが、サイロに送り込む低温ガ
ス量も多くを必要とするからである。しかし、低温ガス
の吹き込み量は穀物の種類や貯蔵量によって変わるので
、その量を調整するために、移送装置と気化装置とを設
ける。移送装置は気液混合物を送れるものであればよく
、気化装置は窒素に加える熱量を調整出来る物であれば
よい。
スの移送装置と気化装置及び気化されたガスの吹き込み
管路とを備えていると、低温で且つ極めて湿度の低い不
活性ガスをサイロ内に吹き込むことが出来る。即ち、貯
蔵槽に蓄えた液化ガスを移送装置で気化装置に移送し、
気化装置で気化し、気体となったガスを吹き込み管路を
通してサイロ内に吹き込む。貯蔵槽は断熱タンクであれ
ばよく、しかも、断熱度は液化ガスが過剰に気化しない
程度であればよい。外気の温度が高いときは貯蔵槽で気
化する液化ガスも多くなるが、サイロに送り込む低温ガ
ス量も多くを必要とするからである。しかし、低温ガス
の吹き込み量は穀物の種類や貯蔵量によって変わるので
、その量を調整するために、移送装置と気化装置とを設
ける。移送装置は気液混合物を送れるものであればよく
、気化装置は窒素に加える熱量を調整出来る物であれば
よい。
【0010】液化ガスとして不活性ガスを用いると、気
化する時の温度は低く、水分は含まれていないので、低
温且つ低湿領域での温度と湿度のコントロールが極めて
容易である。例えば、窒素が一気圧の下で気化するとき
の温度は−195.8℃であり、炭酸ガスでは−56.
6℃であって、コントロール温度は気化温度を下回るこ
とはない。したがって、これら低温ガスを必要量だけサ
イロに吹き込めば容易にサイロ内の温度は低下する。湿
度についても同じである。しかも、酸素が存在せず穀物
の呼吸作用を阻止するので、穀物からの熱と水分の発生
が防がれる。即ち、調整空気を吹き込む場合には、穀物
から発生する熱の分だけ余計に空気の温度を下げ、発生
する水分だけ余計に除湿しなければならないが、不活性
ガスの吹き込みが可能なサイロであると、その分の除湿
及び冷却が不要となり、動力も少なくて済む。窒素、炭
酸ガス以外に、アルゴン、ヘリウム等不活性ガスであれ
ば、同様の効果が得られる。
化する時の温度は低く、水分は含まれていないので、低
温且つ低湿領域での温度と湿度のコントロールが極めて
容易である。例えば、窒素が一気圧の下で気化するとき
の温度は−195.8℃であり、炭酸ガスでは−56.
6℃であって、コントロール温度は気化温度を下回るこ
とはない。したがって、これら低温ガスを必要量だけサ
イロに吹き込めば容易にサイロ内の温度は低下する。湿
度についても同じである。しかも、酸素が存在せず穀物
の呼吸作用を阻止するので、穀物からの熱と水分の発生
が防がれる。即ち、調整空気を吹き込む場合には、穀物
から発生する熱の分だけ余計に空気の温度を下げ、発生
する水分だけ余計に除湿しなければならないが、不活性
ガスの吹き込みが可能なサイロであると、その分の除湿
及び冷却が不要となり、動力も少なくて済む。窒素、炭
酸ガス以外に、アルゴン、ヘリウム等不活性ガスであれ
ば、同様の効果が得られる。
【0011】これに加えて、貯蔵装置、移送装置、気化
装置等は簡単なもので、空調設備に用いられる冷凍機の
ように複雑で高価な装置を必要としない。
装置等は簡単なもので、空調設備に用いられる冷凍機の
ように複雑で高価な装置を必要としない。
【0012】炭酸ガスは、液体以外に固体でも、所謂ド
ライアイスとして簡便に取り扱うことが出来る。
ライアイスとして簡便に取り扱うことが出来る。
【0013】ドライアイスは−78.5℃で気化するの
で、これを気化装置で気化してやれば、低温で且つ極め
て湿度の低い炭酸ガスが得られ、吹き込み管路を通して
サイロ内に吹き込むことが出来る。
で、これを気化装置で気化してやれば、低温で且つ極め
て湿度の低い炭酸ガスが得られ、吹き込み管路を通して
サイロ内に吹き込むことが出来る。
【0014】
【実施例】液体窒素の吹き込みが出来るサイロを製作し
た。この装置の概要を第1図に示す。図で、1は貯蔵槽
、2は移送装置、3は気化装置、4は吹き込み管路、5
はサイロ、6は穀物、7は排出口である。貯蔵槽1に蓄
えられた液体窒素は移送装置2によって気化装置3に移
される。気化装置3ではサイロ内の状況に応じて適当な
量だけ気化し、気化によって圧力の高まった低温状態の
窒素ガスは吹き込み管路4を通ってサイロ5に吹き込ま
れる。吹き込まれた窒素ガスは穀物6の間隙を通過する
間に熱と水分を奪い、排出口5から排出される。
た。この装置の概要を第1図に示す。図で、1は貯蔵槽
、2は移送装置、3は気化装置、4は吹き込み管路、5
はサイロ、6は穀物、7は排出口である。貯蔵槽1に蓄
えられた液体窒素は移送装置2によって気化装置3に移
される。気化装置3ではサイロ内の状況に応じて適当な
量だけ気化し、気化によって圧力の高まった低温状態の
窒素ガスは吹き込み管路4を通ってサイロ5に吹き込ま
れる。吹き込まれた窒素ガスは穀物6の間隙を通過する
間に熱と水分を奪い、排出口5から排出される。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、サイロが液化ガス或
いは固化したガスを気化する装置を備えているので、低
温低湿の不活性ガスをサイロ内に吹き込むことができる
。このため、冷凍機のような複雑で高価な装置を必要と
せず、又、不活性ガスが穀物の呼吸作用による熱及び水
分の発生を防ぐので、少ない動力でサイロ内を低温低湿
に保つことが出来る。このように、簡易且つ安価な装置
で貯蔵穀物の品質を維持することを可能にしたこの発明
の効果は大きい。
いは固化したガスを気化する装置を備えているので、低
温低湿の不活性ガスをサイロ内に吹き込むことができる
。このため、冷凍機のような複雑で高価な装置を必要と
せず、又、不活性ガスが穀物の呼吸作用による熱及び水
分の発生を防ぐので、少ない動力でサイロ内を低温低湿
に保つことが出来る。このように、簡易且つ安価な装置
で貯蔵穀物の品質を維持することを可能にしたこの発明
の効果は大きい。
【図1】発明の一実施例である低温サイロの概要図であ
る。
る。
1 貯蔵槽
2 移送装置
3 気化装置
4 吹き込み管路
5 サイロ
6 穀物
7 排出口
Claims (2)
- 【請求項1】 液化ガスの貯蔵槽とこの液化ガスの移
送装置と気化装置及び気化された低温ガスの吹き込み管
路とを備えたことを特徴とする低温サイロ。 - 【請求項2】 ドライアイスの気化装置及び気化され
た低温炭酸ガスの吹き込み管路とを備えたことを特徴と
する低温サイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12575691A JPH04349820A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 低温サイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12575691A JPH04349820A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 低温サイロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349820A true JPH04349820A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=14918040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12575691A Pending JPH04349820A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 低温サイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04349820A (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP12575691A patent/JPH04349820A/ja active Pending
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