JPH0434977Y2 - - Google Patents

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JPH0434977Y2
JPH0434977Y2 JP1986152987U JP15298786U JPH0434977Y2 JP H0434977 Y2 JPH0434977 Y2 JP H0434977Y2 JP 1986152987 U JP1986152987 U JP 1986152987U JP 15298786 U JP15298786 U JP 15298786U JP H0434977 Y2 JPH0434977 Y2 JP H0434977Y2
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mold
width
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presser
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば横方向に流入する高温の空気と
縦方向に流入する低温の空気の間で熱交換を行な
う熱交換器の熱交換エレメントを成型するための
多サイズ兼用型に関する。
(従来技術) 従来正方形又は矩形の熱交換エレメントを成型
するためには、エレメントの縦及び横の寸法が異
なる毎にエレメントのサイズに対応した縦横寸法
の上下型を準備している。このためエレメントの
寸法の種類が多くなると型の数が増し、エレメン
ト及び熱交換器の製造コストが高くつく不具合が
あつた。
(考案の目的) 本考案はエレメントの寸法の種類が多い場合に
も一組の上下型により各種サイズのエレメントを
製造できるようにすることを目的としている。
(考案の構成) 本考案は、上面に多数の凹凸を有する下型と、
下面に多数の凹凸を有する上型とからなり、前記
下型の凹部は前記上型の凸部に、また前記下型の
凸部は前記上型の凹部に対応しており、前記下型
及び前記上型の全ての前記凹部及び前記凸部が嵌
まる多数の孔を有する1対の押え金を介在させて
素材板をプレスするように用いられる熱交換エレ
メント成型用の型であつて、前記下型1及び前記
上型13がそれぞれ、狭い素材板押え幅lを隔て
て升目状に凹凸を有する4角形の中央部2と、前
記中央部2と同じ縦幅L1内に凹凸を有し前記中
央部2の左右に隣接しかつフランジ部形成用のや
や広い素材板押え幅L3の第1の押え部分6を左
右両側に隔てて平行に配列される複数の縦帯部3
と、前記中央部2と同じ横幅L2内に凹凸を有し
前記中央部2の前後に隣接しかつフランジ部形成
用のやや広い素材板押え幅L4の第2の押え部分
7を前後両側に隔てて平行に配列される複数の横
帯部4と、前記縦帯部3と前記横帯部4により囲
まれた位置にあり左右と前後に前記縦帯部3の左
右と前記横帯部4の前後と同じ素材板押え幅を有
する凹部又は凸部からなる交差部5とを備えてい
ることを特徴とする熱交換エレメント成型用の多
サイズ兼用型である。型の中央部で最小サイズ
(例えば後述する実施例では310mm角)のものか
ら、サイズが拡大するにつれて上記中央部を含む
縦帯部、横帯部、交差部を加えた領域で成型す
る。
(実施例) 第1図は本考案による多サイズ兼用型の下型1
の平面略図で、凸部a、凹部bが狭い素材板押え
幅lの押え部分9を隔てて升目状に密に配置され
た中央の正方形部分(中央部2)と、中央部2の
縦幅L1と同じ縦方向長さを有し凸部aと凹部b
が縦一列に同様に密に配置された縦帯部3と、中
央部2と同じ横幅L2(L2=L1)と同じ長さ
を有し凸部aと凹部bが横一列に同様に密に配置
された横帯部4と、各縦帯部3と各横帯部4が交
差する領域に形成される1個の凸部a又は凹部b
からなる交差部5を備えている。中央部2とその
左右に隣接した縦帯部3の間及び隣接した縦帯部
3,3の間には後述するフランジ部形成用のやや
広い素材板押え幅L3の押え部分6がある。又同
様に中央部2とそれに隣接した横帯部4の間及び
隣接した横帯部4,4間にもフランジ部形成用の
やや広い素材板押え幅L4(L4=L3)の押え
部分7が設けてあり、従つて各交差部5の左右側
方には広い押え部分6があり、前後側方には広い
押え部分7が形成される。例えば中央部2とその
周囲の押え部分6,7を覆う素材板8からは、第
2図、第4図のように310mm角のエレメントが打
抜かれる。第1図に示す下型1と凹凸が逆の下面
を有する上型(図示せず)が1対となつて、本考
案による多サイズ兼用型が形成される。上下型の
間には第8図に示すような升目状の1対の押え金
12,15が使用される。この押え金12は第1
図の下型1と同一の縦横寸法を備え、又第1図の
凸部a,凹部bが嵌まる多数の孔25を有する。
第3図は型の使用状況を示す縦断面略図で、下
型1はホルダー9を介して固定定盤10上に支持
され、上面に多数の凸部a、凹部bを一体に備
え、下型1の上側にはばね11で支持された正方
形升目(又は網目)状の押え金12を有する。上
型13は下面に多数の凸部a、凹部bを下型1の
凸部a、凹部bに対応するように(逆位相で)備
え、下側にはばね14で支持された押え金15を
有する。素材板8は下側の押え金12上の所定位
置にマジツクハンド(図示せず)、ロボツト等に
より置かれる。作業者が手で入れる場合は下側の
押え金12の所定位置にストツパーピン16を設
ける。このストツパーピン16は矩形の素材板8
の1個の対角線上の角部に角2個植設し、上側の
押え金15には対応する位置にストツパーピンを
逃がすための凹部26を設ける。
第3図の上型13をプレスにより下降させるこ
とにより、素材板8は上型13と下型1の間で成
型され、エレメント18(第4図)が得られる。
このエレメント18は平面図が例えば第4図の通
りであり、第4図の−断面、−断面は第
5図、第6図の通りである。エレメント18の周
囲に形成される縁19は上下金型の押え部分6,
7によりクランプされる部分であり、この縁19
は断面階段状に成型されて第7図の通路側板20
と接合用フランジ21となり、隣接したエレメン
トのフランジ21はシーム又は突合せ溶接等によ
り接合され、通路22とそれに直交する通路23
が形成される。通路22には例えば矢印X方向に
高温の空気が供給され、通路23には矢印Y方向
に低温の空気が供給され、両空気間で熱交換が行
なわれる。
第1図の中央部2のみで310mm角のエレメント
を所定ロツト製造した後、別サイズのエレメント
を製造する場合も、押え金12,15をそのまま
使用し、手作業により素材板を入れる場合には、
ストツパーピンの位置を取り替えればよい。即ち
押え金等一切のアタツチメントの付替えが不要で
ある。第1図に示された下型1により成型できる
エレメントの打抜き寸法は第2図の○印の通りで
あり、縦長、横長、正方形の各種サイズのエレメ
ントが製造可能である。各サイズの素材板は押え
部分6,7により網目状の押え金12,15によ
り広範囲にわたりクランプされる形になる。
(考案の効果) 本考案によると1組の多サイズ兼用型により希
望する各種サイズのエレメントが成型できる大き
な経済効果を維持することができる。即ち下型1
の凸部aに対向して上型13には凹部bがあり、
下型1の凹部bに対向して上型13に凸部aが設
けてある1対の下型1、上型13を各種サイズの
熱交換エレメントの成型に兼用する際に、どのサ
イズの熱交換エレメントにも具備される共通領域
は下型1と上型13に凸部aと凹部bが密に配置
された中央部2で形成することになるので、凹凸
の数を可及的に増すことができる。
例えば第1図の素材板8よりひと回り大サイズの
素材板を使用して、中央部2の前後に1列の横帯
部4を設け、左右に各1列の縦帯部3を配置し、
4角に各1個の交差部5を設けた場合は、中央部
2の左右にやや幅の広い押え部分6が入り、前後
にやや広い押え部分7が入るだけで、中央部2に
は凸部aと凹部bが密に配置されているので、全
体としては素材板にできるだけ多くの凹凸部を形
成でき、しかもその周囲を各2列の押え部分6,
6,7,7で押えることになるため、サイズが増
加するにつれて素材板の周囲の押えが確実にな
る。これにより凹凸の数が増加しても成型時にお
ける素材板のずれや周囲のフランジ部の変形を一
層確実に防止し得る利点がある。更に本考案にお
いては、中央部2の前後の横帯部4内の凹凸は左
右方向に密度が高く、中央部2の左右の縦帯部3
の凹凸は前後方向に密度が高く、従つて横帯部4
と縦帯部3を加えると中央部2より押え部分6,
7があるために凹凸の密度は減るが、中央部2に
次いで凹凸の密度を高めることができ、最も凹凸
の密度が小さい部分が交差部5のみになり、大サ
イズの熱交換エレメントを作る場合にも、全体と
して凹凸の密度を高くすることができる。又下型
1の押え部分6,7には下型1の上側の押え金1
2の網目構造部分が格納されるので、押え金12
の周囲の部分が押え部分6,7に対応して比較的
広幅の丈夫な部材で連結された形になり、周囲の
剛性が高まり、素材板の周縁をサイズに関係なく
剛直に保持することができる。なお本考案におい
ては素材板8のサイズを変更する場合にも下型
1、上型13、押え金12,15をそのまま使用
することができ、素材板8のサイズ変更に伴う段
取り変えは極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による多サイズ兼用型の下型の
平面略図、第2図は第1図の兼用型を用いる場合
の各種エレメント打抜き寸法を示す一覧表と、1
対の素材板を接合して熱交換器を形成した場合に
おける表の中のE寸法の場所を示す断面略図、第
3図はエレメント製造装置の縦断面略図、第4図
はエレメントの平面図、第5図、第6図は第4図
の−,−断面図、第7図は熱交換器の部
分傾斜図、第8図は押え金の平面略図である。1
……下型、2……中央部、3……縦帯部、4……
横帯部、5……交差部、L1……縦幅、L2……
横幅、L3,L4……押え幅、a……凸部、b…
…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に多数の凹凸を有する下型と、下面に多数
    の凹凸を有する上型とからなり、前記下型の凹部
    は前記上型の凸部に、また前記下型の凸部は前記
    上型の凹部に対応しており、前記下型及び前記上
    型の全ての前記凹部及び前記凸部が嵌まる多数の
    孔を有する1対の押え金を介在させて素材板をプ
    レスするように用いられる熱交換エレメント成型
    用の型であつて、前記下型1及び前記上型13が
    それぞれ、狭い素材板押え幅lを隔てて升目状に
    凹凸を有する4角形の中央部2と、前記中央部2
    と同じ縦幅L1内に凹凸を有し前記中央部2の左
    右に隣接しかつフランジ部形成用のやや広い素材
    板押え幅L3の第1の押え部分6を左右両側に隔
    てて平行に配列される複数の縦帯部3と、前記中
    央部2と同じ横幅L2内に凹凸を有し前記中央部
    2の前後に隣接しかつフランジ部形成用のやや広
    い素材板押え幅L4の第2の押え部分7を前後両
    側に隔てて平行に配列される複数の横帯部4と、
    前記縦帯部3と前記横帯部4により囲まれた位置
    にあり左右と前後縦帯部3の左右と前記横帯部4
    の前後と同じ素材板押え幅を有する凹部又は凸部
    から成る交差部5とを備えていることを特徴とす
    る熱交換エレメント成型用の多サイズ兼用型。
JP1986152987U 1986-10-03 1986-10-03 Expired JPH0434977Y2 (ja)

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523690A (en) * 1978-08-08 1980-02-20 Sanyo Electric Co Ltd Tuner unit

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