JPH0434976Y2 - - Google Patents

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JPH0434976Y2
JPH0434976Y2 JP1985119854U JP11985485U JPH0434976Y2 JP H0434976 Y2 JPH0434976 Y2 JP H0434976Y2 JP 1985119854 U JP1985119854 U JP 1985119854U JP 11985485 U JP11985485 U JP 11985485U JP H0434976 Y2 JPH0434976 Y2 JP H0434976Y2
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JP
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opening
edge
die
die body
resin layer
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JP1985119854U
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、薄金属板をプレス成形するために用
いる硬質合成樹脂製成形作業面を備えたダイに関
する。
(従来の技術) ダイの成形作業面が、ダイ開口部から傾斜する
プロフイルを有し、硬質合成樹脂層で作られる場
合、該樹脂層の端縁はダイ開口部で先細の断面を
なしてダイ本体に接合されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 樹脂層の端縁は接合部分の末端であるため剥離
作用を受け易く、しかも薄いために成形作業時の
圧力が接合部分の末端に直接的に加わり、樹脂層
の端縁が剥離して作業に支障を来たすことがあつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記剥離を防止するために、ダイ本
体2に、該ダイ本体2のダイフエース7に対し面
取り部8を存して凹入する開口部9と、該開口部
9に連続する傾斜した凹部10とを形成し、表面
3に成形形状を転写した硬質合成樹脂層4で開口
部9及び凹部10を被覆し、該樹脂層4の端縁1
2を面取り部8から少許凹入した開口部9の部分
に位置させると共に、開口部9の該部分に該開口
部9の周方向にのびる横溝11を設け、端縁12
の外側に横溝11に嵌入する張出し部13を一体
に形成したことを特徴とする。
(作用) 硬質合成樹脂層4の端縁12と面取り部8との
間に隙間があき、プレス成形に際しシヤツトハイ
ト直前までワークは端縁12に圧接せず、端縁1
2に作用する剥離力が軽減される。
又、端縁12の外側の張出し部13はこれを嵌
入させる横溝11と同様に周方向にのび、かくて
該張出し部13が周方向に連続するリブとして機
能して端縁12が補強され、端縁12の変形によ
つて張出し部13が横溝11から抜け出るような
ことがなく、剥離力の軽減と相俟つて端縁12の
ダイ本体2に対する剥離が確実に防止される。
(実施例) 図において、1は本考案のダイで鋳鉄製のダイ
本体2とこれを被覆し成形作業面3を形成する硬
質合成樹脂層4とからなる。5及び6は、ダイ本
体2に穿設した注入孔及び空気抜き孔である。ダ
イ本体2は、ダイフエース7に対し面取り部8を
存して凹入する開口部9と、該開口部9に連続す
る傾斜面をもつ凹部10とが形成されており、更
に開口部9の面取り部8から少許凹入した部分
に、ダイフエース7に平行して周方向にのびる横
溝11を形成した。
このように形成したダイ本体に樹脂層4の端縁
12上端を画定する目止めを施し第1図に示すワ
ークWと同一形状をもつパネルを当接してさかさ
にし、注入孔5から硬質合成樹脂液を注入するこ
とにより面3を成形作業面とする硬質合成樹脂層
4がダイ本体2上に形成される。ダイ本体2の開
口部9を被覆する樹脂層4の端縁12の外側面か
ら樹脂の一部が横溝11に流入して張出し部13
を形成し、該張出し部13は、これによつて薄い
端縁12を補強すると共に横溝11に接合されて
いるので端縁12をダイ本体2に係留する。
本考案は、以上のように構成されているので、
ダイフエース7上にワークWを固定し、図示しな
いパンチでワークWを加圧すると、ワークWは、
面取り部8上で屈曲したのちダイの凹部内に引き
込まれシヤツトハイト状態で成形面3に押しつけ
られる。ここで、樹脂層4の端縁12が面取り部
8に達していると、プレス成形の初期段階からワ
ークWが端縁12に圧接して、ワークWの圧下及
び伸びにより端縁12が下向きに大きな剥離力を
受けるが、本考案では面取り部8から少許凹入し
た開口部9の部分に端縁12を位置させるため、
シヤツトハイト直前までワークWは端縁12に当
接せず、端縁12に作用する剥離力が軽減され
る。
又、端縁12はその外側に一体に形成した周方
向にのびる張出し部13によつて補強されてお
り、剥離力による端縁12の変形が防止されて、
張出し部13は横溝11に嵌入した状態に保持さ
れ、剥離力の軽減と相俟つて端縁12のダイ本体
2に対する剥離が防止される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、張出し部13と横溝11とによつて端縁12
の剥離抵抗力を増すと共に、端縁12と面取り部
8との間に隙間をあけて端縁12に作用する剥離
力を軽減し、端縁12のダイ本体2に対する剥離
を確実に防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案プレス用ダイの縦断面図、第2
図は第1図A部の拡大図である。 2……ダイ本体、4……硬質合成樹脂層、9…
…開口部、11……横溝、12……端縁、13…
…張出し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイ本体2に、該ダイ本体2のダイフエース7
    に対し面取り部8を存して凹入する開口部9と、
    該開口部9に連続する傾斜した凹部10とを形成
    し、表面3に成形形状を転写した硬質合成樹脂層
    4で開口部9及び凹部10を被覆し、該樹脂層4
    の端縁12を面取り部8から少許凹入した開口部
    9の部分に位置させると共に、開口部9の該部分
    に該開口部9の周方向にのびる横溝11を設け、
    端縁12の外側に横溝11に嵌入する張出し部1
    3を一体に形成したことを特徴とするプレス用ダ
    イ。
JP1985119854U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0434976Y2 (ja)

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JP1985119854U JPH0434976Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP1985119854U JPH0434976Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6229833U JPS6229833U (ja) 1987-02-23
JPH0434976Y2 true JPH0434976Y2 (ja) 1992-08-19

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ID=31007619

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JP1985119854U Expired JPH0434976Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP (1) JPH0434976Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106231U (ja) * 1975-02-08 1976-08-25
JPS5885430U (ja) * 1981-11-30 1983-06-09 トヨタ自動車株式会社 板金プレス型

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6229833U (ja) 1987-02-23

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