JPH0434962Y2 - - Google Patents

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JPH0434962Y2
JPH0434962Y2 JP1986139329U JP13932986U JPH0434962Y2 JP H0434962 Y2 JPH0434962 Y2 JP H0434962Y2 JP 1986139329 U JP1986139329 U JP 1986139329U JP 13932986 U JP13932986 U JP 13932986U JP H0434962 Y2 JPH0434962 Y2 JP H0434962Y2
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JP
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tip
plug
protrusion
rod
plugs
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JP1986139329U
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JPS6347003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、胴体と先端部とが別々の部材で構成
されている継目無鋼管製造用複合プラグに関す
る。
(従来の技術) 継目無鋼管の製造過程において、素材である丸
ビレツトをマンネスマン穿孔したり、中空素管の
延伸に用いられるプラグは、従来鋳造一体物とし
製造されていた。しかしながら最近高クロム鋼、
高ニツケル鋼等合金鋼の継目無鋼管の圧延が多く
なるにしたがい、圧延負荷が増大し、特にプラグ
の先端部が焼き付いたり、溶損したのすることが
多くなつた。このため焼付、溶損の激しいプラグ
の先端部のみを焼付、溶損等に強い異質の材料で
構成するという対策がとられてきた。このような
複合プラグの先行技術として、特開昭60−137511
および特願昭61−50487がある。これらによると、
複合プラグの胴体部と先端部の接合は、焼嵌めあ
るいは接着剤による接着およびねじによる接合の
例が実施例として記載してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の複合プラグの胴体部と先端部の接合方法
には、次のような問題点があつた。
(1) 接着剤による方法 耐熱温度1000℃以上のZrO2系をはじめとする
接着剤は、その選択、入手、接着方法等が非常に
困難であるとともに、プラグ使用後に先端部を胴
体部から分離するのが難しい。
(2) 焼嵌めによる方法 先端部と胴体部の熱膨張率の差や、穿孔時の温
度の上昇率を考慮して、焼嵌温度、焼嵌率を決定
しなければならず、プラグの結合作業が複雑とな
るとともに、(1)項同様使用後のプラグ先端部の分
離が難しい。
(3) ねじによる方法 通常JIS B0202,B0203に示される管用平行ね
じ、管用テーパーねじが使用される。そしてねじ
の方向は、穿孔時にねじが締まる方向に決定され
る。この結合はしつかりしているが、先端部の材
質によつては、加工が困難な上に使用後の先端部
の分離も難しい。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上のような問題点を解決するために
なされたものであり、先端部と胴体部とが別々の
部材で構成される、継目無鋼管製造用複合プラグ
において、先端部は楕円形あるいは角形断面の突
起を有し、胴体部は前記突起が嵌合される凹部を
有するとともに、先端部を胴体部に係止するロツ
ドが胴体部を貫通して先端部の突起に連結されて
いるプラグを提供するものである。
〔作用〕
プラグ先端部の突起の断面形状が、楕円または
角形を有し、胴体部は前記突起が嵌合される凹部
を有していることにより、プラグ先端部を胴体部
に嵌合した場合、プラグ先端部は胴体部の凹部に
確実に嵌合されるとともに、回転することがな
い。また圧延中には圧延反力がプラグにかかつて
いるため、プラグ先端部は胴体部に圧着され、胴
体凹部から飛び出すことがない。さらにプラグ先
端部の突起と胴体部を、胴体部を貫通するロツド
で連結することにより、より確実にプラグ先端部
の抜け出しを防止できる。
〔実施例〕
第1図から第3図まで本考案の実施例である。
第1図は嵌合部が楕円形の場合の斜視図で、aが
プラグの先端部1で突起部2を有している。また
bは胴体部4で先端部1の突起2が嵌合する凹部
7を有している。第2図は嵌合部が四角形の場合
の斜視図で、aがプラグの先端部1、bが胴体部
4である。第3図は先端部1と胴体部4を結合し
た組立状態を示す一部断面図である。第3図の場
合、プラグの先端部1の突起にはねじ孔3が刻設
されており、プラグ胴体部4の凹部7の底面8に
は、内空部9に向けて貫通孔10が設けられてい
る。プラグの先端部は、先端にねじ11と後端に
頭12が設けられたロツド5を胴体部の貫通孔に
差し込み、プラグ先端部の突起のねじ孔3にこの
ロツドのねじ11を係合させることにより、胴体
部に結合されるようになつている。またこの場合
ロツドを回しすぎると、プラグ先端部に刻設した
ねじ孔を破損することがあるので、ロツドの頭と
ロツドが貫通する胴体部の貫通孔の内空部11側
の壁13との間には、スプリングを挿入し、ロツ
ドに締め代を持たせ、プラグ先端部を胴体部に付
設させて結合していることにより、ねじ3の破損
を防止している。第2図の嵌合部が四角形の場合
について、前述のねじ方式との比較試験を行い次
の結果を得ることができた。なお試験材は超硬コ
ーテイングプラグ2個づつ、先端Moプラグ2個
づつの合計4個づつの試験を行なつた。また着脱
性は、13%Cr鋼継目無鋼管を1プラグ当たり10
本圧延した後の着脱性をみた。
(1) 加工性 本考案嵌合部の加工は焼結合金の採用等を考慮す
れば容易である。
ねじ方式超硬コーテイングプラグについてはねじ
の加工が困難である。
(2) 結合性 両者に差はない。
(3) 着脱性 本考案4個のプラグとも、先端部を容易に胴体部
から外すことができ、再使用可能であつた。
ねじ方式4個のプラグ中2個は先端部を分離する
ことができず、残りの2個も分離することが
できたものの、ねじ部が破損し再使用不可能
であつた。
〔考案の効果〕
プラグの加工費が安い上に、プラグ先端部と胴
体部の結合性および着脱性が良いので、1個のプ
ラグの使用回数を増やすことができ、継目無鋼管
の製造コストを下げることができる。
なお本考案はマンネスマン穿孔孔用プラグのみ
ならず、エロンゲーターミル、プラグミル、リー
ラーミル等にて複合プラグが使用される場合にお
いても、全て適用できるのはもちろんである。さ
らに、ロツド先端のネジ係合はこれと同等の機能
を有する結合手段に代えてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複合プラグの嵌合部が楕円形
の場合の斜視図でaはその先端部、bはその胴体
部、第2図は本考案の複合プラグの嵌合部が四角
形の場合の斜視図でaはその先端部、bはその胴
体部、第3図は本考案において先端部と胴体部を
ロツドで結合した場合の縦断面図である。 1……先端部、2……先端部の突起部、3……
突起部のねじ孔部、4……胴体部、5……ロツ
ド、6……スプリング、7……胴体部の凹部、8
……胴体部の凹部の底面、9……胴体部の内空
部、10……胴体部の貫通孔、11……ロツドの
ねじ部、12……ロツドの頭、13……胴体部の
内空部の壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部と胴体部とが別々の部材で構成される複
    合プラグにおいて、先端部は楕円形又は角形断面
    を為す突起を有し、胴体部は前記突起が嵌合され
    る凹部を有するとともに、先端部を胴体部に係止
    するロツドが胴体部を貫通して、先端部の突起に
    連結されていることを特徴とする継目無鋼管製造
    用複合プラグ。
JP1986139329U 1986-09-12 1986-09-12 Expired JPH0434962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986139329U JPH0434962Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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JP1986139329U JPH0434962Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6347003U JPS6347003U (ja) 1988-03-30
JPH0434962Y2 true JPH0434962Y2 (ja) 1992-08-19

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ID=31045133

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137511A (ja) * 1983-12-27 1985-07-22 Nippon Kokan Kk <Nkk> 継目無管製造用プラグ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071402U (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 日立金属株式会社 穿孔用プラグ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60137511A (ja) * 1983-12-27 1985-07-22 Nippon Kokan Kk <Nkk> 継目無管製造用プラグ

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JPS6347003U (ja) 1988-03-30

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