JPH0434860A - 溶融炭酸塩型燃料電池 - Google Patents

溶融炭酸塩型燃料電池

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JPH0434860A
JPH0434860A JP2141063A JP14106390A JPH0434860A JP H0434860 A JPH0434860 A JP H0434860A JP 2141063 A JP2141063 A JP 2141063A JP 14106390 A JP14106390 A JP 14106390A JP H0434860 A JPH0434860 A JP H0434860A
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JP
Japan
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plate
fuel cell
electrolyte plate
electrolytic plate
electrolyte
Prior art date
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Pending
Application number
JP2141063A
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English (en)
Inventor
Junji Niikura
順二 新倉
Noboru Taniguchi
昇 谷口
Kazuhito Hado
一仁 羽藤
Koji Gamo
孝治 蒲生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス漏れ防止部材を設けた溶融炭酸塩型燃料
電池に関する。
従来の技術 従来の溶融炭酸塩型燃料電池は第4図に示すように、電
解質を含む電解質板21とこれを挟持するアノード22
.カソード23の画電極、および反応ガス供給空間A°
を形成するとともに各単電池を電気的に結合するリブ部
29を有するバイポーラプレート26により構成されて
いる。またアノード22またはカソード23とバイポー
ラプレート26の間には前記電極とバイポーラプレート
26を電気的に結合する孔あき板からなる集電板24.
24°、波形板からなる集電板25,25゜をそれぞれ
介在させている。電池から所定の出力を得るためには、
電解質板21がアノードガスとカソードガスを完全に隔
離していることが重要な要件であり、何等かの原因によ
り電解質板21を通して反応ガスの混合が発生すると所
定の出力が得られないことになる。このような反応ガス
の混合は交差混合(クロスリーク)と呼ばれ、電池の性
能を左右する要因として極めて重要である。
発明が解決しようとする課題 近年、溶融炭酸塩型燃料電池においては電解質板21を
テープ成形などの手法により製作することが一般的とな
り、電解質板21の厚さも1−内外と極めて薄型化して
きている。厚さが薄くなることにより、必然的に強度は
低下し、特に剪断応力に対して弱いといった問題がある
。この問題が特に重要となるのはウェットシール部分2
8における電解質板21の剪断割れである。この問題は
主に電池の始動段階で発生するもので、アノード22、
カソード23の電極や孔あき板からなる集電板24,2
4’、波形板からなる集電板25゜25゛などの集電体
などの構成部材の厚み管理が充分でない場合に発生しや
すい。溶融炭酸塩型燃料電池では一般に1〜3−/d程
度のスタック圧を印加しているため、前記構成部材の厚
み管理が不完全な状態で電池を構成し始動しようとする
と、第4図(b)に示すようにウェットシール部28と
の境界部分周辺において電解質板21に剪断応力が働き
、電解質板21にクラック32が発生する確率が高くな
る。第4図(a)は外部マニホルドタイプの溶融炭酸塩
型燃料電池の断面を示しているが、こうした問題は内部
マニホルドタイプの電池でも起こる問題であり さらに
電池組込み状態で主要構成要素の焼成を行なうタイプの
溶融炭酸塩型燃料電池においては、焼成過程における厚
み減少が大きいために極めて重要な問題となる。
また当初、前記電極や前記集電体の厚み管理を厳密に行
なっていた場合でも、長時間の運転においては電極が腐
食したり、クリープすることによって厚みが少しずつ減
少し、結果として剪断応力が働き電解質板21にクラッ
ク32を発生することになる。従来こうした問題に対し
ては特別な対策がなされておらず、電池の信頼性の面で
問題があった。本発明はこのような課題を解決するもの
で、ウェットシール部との境界近傍における電解質板の
クラック発生を予防し、電池の信頼性を向上することを
目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するため本発明の溶融炭酸塩型燃料電池
は、バイポーラプレートの外周にあるリブが電解質板と
接してウェットシール部を構成している箇所の、リブと
電解質板との境界近傍に、電解質板を挟持する形でガス
漏れ防止部材を設けたもので、さらにこのガス漏れ防止
部材を電解質板と同等の組成としたものである。
作用 そこで、本発明ではウェットシール部を構成している箇
所のリブと電解質板の境界近傍に電解質板を挟持する形
でガス漏れ防止部材を設けることにより、これが厚みの
不整合による剪断クラックの発生を予防するとともに、
電解質板本体にクラックが発生した場合でも、前記ガス
漏れ防止部材がガスの漏洩を阻止する作用をする。
実施例 以下、本発明の溶融炭酸塩型燃料電池の実施例を図面を
参照しながら説明する。
(実施例1) 第1の実施例として第1図(a)に本発明による外部マ
ニホルドタイプ・の溶融炭酸塩型燃料電池のウェットシ
ール部分の断面図を示す。図において電解質板1はアノ
ード2とカソード3の画電極に挟持され、その端部周辺
部分はバイポーラプレート6のりブ部9と密着してウェ
ットシール部8を構成している。反応ガス空間Aは各単
電池間を電気的に結合するバイポーラプレート6のり゛
ブ部9により形成され、アノード2またはカソード3と
バイポーラプレート6間に前記電極とバイポーラプレー
ト6を電気的に結合する孔あき板からなる集電板4,4
゛波形板からなる集電板5.5′をそれぞれ介在させて
いる。
アノード2例の孔あき板からなる集電板4と波形板から
なる集電板5はリブ部9の内壁9′に当接しているが、
カソード3例の孔あき板からなる集電板4′と波形板か
らなる集電板5°の端部はバイポーラプレート6の端部
と面一の線まで延伸した構成となっている。ガス漏れ防
止部材7..7’の厚さは電極と同じ1.0++II+
+であり、アノード2側のガス漏れ防止部材7は図に示
すようにバイポーラプレート6のリブ部9の内壁9′と
アノード2の間に設置され、カソード3例のガス漏れ防
止部材7゛は一端はカソード3の端部に当接し、−他端
はリブ部9の外周と面一の線まで延伸して設置され、さ
らにこれらガス漏れ防止部材7,7°は孔あき板からな
る集電体4,4′によって、電解質板1に圧着される構
成となっている。本実施例ではガス漏れ防止部材7,7
″および電解質板1は全(同一組成であり、4 Q w
 t%LiAeO2−60wt%L i/KCO3(L
 i : K=62 :38 m o Q%)のペース
トタイプ混合物からなっている。
この構成を有する試験電池および従来のガス漏れ防止部
材7,7°を設置しない構成の試験電池について、電極
など構成要素の厚さを故意に正常値からずらした状態で
電池を組み立て、ウェットシール部8の境界部分周辺の
電解質板1の状態がどのようになっているか試験を行な
った。試験には有効電極面積500 c+#の単電池を
用いた。電解質板1および各電極の厚さは1mmとした
。また試験中、アノードガスとしてはH266%−C0
216%−82018%のガスを、またカソードガスと
してはAir70%−CO230%のガスを供給した。
試験に用いた電極など構成要素の厚さの不整合性は次の
2つのモードで規定した。すなわちモード1ではアノー
ド2側集電体4の厚さがカソード3側集電体4゛よりも
0.5園薄く、モード2では1■薄い設定とした。電池
に印加するスタック圧を2b/cjとして試験電池を始
動させ、動作中のクロスリーク量(アノード排出ガス中
に含まれる窒素ガス量で代表させる)を調べ、さらに1
00時間後に電池を解体してウェットシール部分8がど
のような状態であるか観察した。
その結果、モード1では従来の構成による電池はクロス
リーク4%を示し、電解質1はすでに第4図(b)で示
したようにウェットシール部分28との境界部周辺にお
いて一部剪断割れ32が発生しているのが観察された。
しかし本発明による電池ではクロスリークは1%以下で
あり、ウェットシール部分8との境界部周辺では電解、
質板1の変形が認められるものの、ガス漏れ防止部材7
,7°が補強する形となるためにクラックの発生はみら
れなかった。さらにモード2の試験結果では従来の構成
による電池ではクロスリークが10%以上見られ電池性
能も著しく低い状態であった。電解質板21はウェット
シール部分8との境界部分で完全に剪断されており、ガ
ス隔離能を完全に失っている状態であった。本発明の構
成による電池においても第1図(b)に示すように電解
質板1の剪断状1’!l1lOが観察されたが、ガス漏
れ防止部材7,7゛および電解質板1の端部がバイポー
ラプレート6のリブ部9の内壁9°との間でウェットシ
ールを形成する形となっているため、クロスリークは2
%と比較的小さく、電池性能への影響は小さいものであ
った。
(実施例2) 外部マニホルドタイプ溶融炭酸塩型燃料電池における本
発明の第2の実施例を第2図に示す。この場合アノード
2例のガス漏れ防止部材11の厚さは反応ガス供給空間
の高さと同じ2.5mであり、他方カソード3例のガス
漏れ防止部材11′の厚さは1曜で、第2図(a)に示
すような構成となっている。本構成の試験電池について
、実施例1と同様の試験を行なった。試験に用いた電極
など構成要素の厚さ、材料も実施例1と同じである。
試験の結果、モード1ではクロスリークは1%以下であ
り、ウェットシール部分8との境界部における電解質板
lの変形も判明し難しいほど軽微であった。
さらにモード2の試験では第2図(b)に示すように電
解質1へのクラック12の発生が観察されたが、ガス漏
れ防止部材11および電解質板1がバイポーラプレート
6のリブ部9の内壁9゛との間で強固なウェットシール
を形成する形となっているため、クロスリークは1%と
小さく、電池性能への影響はほとんど見られなかった。
(実施例3) 次に内部マニホルドタイプ溶融炭酸塩型燃料電池におけ
る本発明の第3の実施例を第3図に示す。この場合ガス
漏れ防止部材13.13’は幅5m、厚さは電極と同じ
1.0mで電解質板1と同一組成からなる。本構成の試
験電池について、前記実施例と同様の試験を行なったと
ころ、このような内部マニホルドタイプの場合にもモー
ド1.2いずれの試験においても、クロスリークは1%
程度と小さく、電池性能への影響はほとんど見られなか
った。
以上の各実施例において、ガス漏れ防止部材7、’?’
  11.11’  13.13’の組成は電解質板1
の組成と全(同じ組成のものを使用しているが、前記ガ
ス漏れ防止部材材料として電解質板1と多生組成が異な
ったものを使用しても良い。
また実施例では前記ガス漏れ防止部材に用いる電解質保
持材としてLiAe02を使用したが、これは他の材料
例えばZr0t、MgOなどを使用したものでも良く、
また電解質を含んだ性状が実施例にあるようにペースト
タイプである必要はなく焼結タイプのものでも良い。さ
らに実施例では前記ガス漏れ防止部材の幅、厚さ、形状
なども実施例に示した以外のものであっても良い。要す
るに本発明は電解質板1がウェットシール部を構成して
いる部分8の内側に前記ガス漏れ防止部材を設けた溶融
炭酸塩型燃料電池であって、その組成、性状は問わない
発明の効果 以上の実施例の説明で明らかなように本発明の溶融炭酸
塩型燃料電池は、バイポーラプレート外周にあるリブが
電解質板と接して、ウェットシール部を構成している箇
所のリブと電解質板との境界近傍に電解質板を挟持する
形でガス漏れ防止部材を設けることにより電極や集電体
などの構成部材の厚みの差によるウェットシールとの境
界近傍における電解質板のクラック発生を予防し、クラ
ックが発生した状態においても反応ガスのクロスリーク
を最小限に抑えることができる。また長時間の運転に起
因する電池構成部材の厚み変化による同様のクラック発
生、クロスリーク発生を抑止でき、電池の信頼性を大き
く向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の外部マニホルドタイプ
溶融炭酸塩型燃料電池の要部の構成を示図、第3図は同
第3の実施例の内部マニホルドタイプ溶融炭酸塩型燃料
電池の要部の構成を示す断*2  図 +I、I+’−J’ス渇れ戸オと訃校 −η 前、1はモード1の動作後の状態を示す電池断面図であ
る。 1・・・・・・電解質板、2・・・・・・アノード、3
・・・・・・カソード、6・・・・・・バイポーラプレ
ート、7.7゛11、ll’、13.13’・・・・・
・ガス漏れ防止゛部材、8・・・・・・ウェットシール
部、9・・・・・・リブ部。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名昧 ぐ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融塩を含む電解質板とこれを挟持するアノード
    とカソード、およびバイポーラプレートからなる溶融炭
    酸塩型燃料電池において、前記バイポーラプレート外周
    にあるリブが電解質板と接してウェットシール部を構成
    している箇所のリブと電解質板との境界近傍に電解質板
    を挟持する形でガス漏れ防止部材を設けてなる溶融炭酸
    塩型燃料電池。
  2. (2)ガス漏れ防止部材が電解質板と同等の組成からな
    る請求項1記載の溶融炭酸塩型燃料電池。
JP2141063A 1990-05-29 1990-05-29 溶融炭酸塩型燃料電池 Pending JPH0434860A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382858A (en) * 1992-07-07 1995-01-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Driving motor for an electric car
NL1009062C2 (nl) * 1998-05-04 1999-11-05 Stichting Energie Afdichting voor matrixplaat/elektrode.
KR20220158083A (ko) * 2016-03-18 2022-11-29 오사까 가스 가부시키가이샤 전기 화학 소자, 전기 화학 모듈, 전기 화학 장치 및 에너지 시스템

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