JPH0434859A - 有機電解液電池 - Google Patents

有機電解液電池

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JPH0434859A
JPH0434859A JP14093990A JP14093990A JPH0434859A JP H0434859 A JPH0434859 A JP H0434859A JP 14093990 A JP14093990 A JP 14093990A JP 14093990 A JP14093990 A JP 14093990A JP H0434859 A JPH0434859 A JP H0434859A
Authority
JP
Japan
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sealing plate
electrolyte
positive electrode
ratio
assembled
Prior art date
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Pending
Application number
JP14093990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Muramatsu
村松 幸男
Hayashi Hayakawa
早川 林
Masaki Nakai
中井 正樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、二酸化マンガンが正極活物質の主体である有
機電解液電池の改良に関するものである。
従来の技術 従来の二酸化マンガンを正極主活物質とする有機電解液
電池は、絶縁封口パッキングと封目板をカップリングし
て作られた組立封口板の内容積に対する負極電解液と発
電要素が占める総体積が80〜90%であった。また、
電池容量を高く確保するために、組立封口板内に負極活
物質や正極活物質等の発電要素を多く入れて電解液量を
少な(する手段をとっていた。従って電解液量と正極活
物質の絶対量との比率は0.20μm!/mg以下であ
りた。
発明が解決しようとする課題 前記の従来技術の場合、電池を組立てた直後は開路電圧
や内部抵抗等の電池特性に異常はないが、保存中、特に
高温保存中に内部抵抗が上昇し、さらに、それが原因と
なって保存後の放電において、放電中の内部抵抗が上昇
して電池の容量劣化を大きくしていた。
本発明は、二酸化マンガンを正極主活物質とする有機電
解液電池の基本的な重要特性である保存特性や放電特性
に関して上述したような従来の問題点を解決し、電池の
容量劣化が少なく、かつ、耐fs液性に優れた有機電解
液電池を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記のような従来の問題点を解決するために本発明は絶
縁封口パッキングと封目板をカップリングして作られた
組立封口板内に占める電解液と正極活物質の絶対量との
比率を0.20μl/mg以上とし、さらに組立封口板
の内容積に対する発電要素の占める総体積の割合を90
〜100%にしたものである。
作用 絶縁封口パッキングと封目板をカップリングして作られ
た組立封口板の内容積に対する発電要素の占める総体積
が90〜100′%であっても、電解液と正極活物質の
絶対量の比率が0.20μl/mg以下であれば、保存
中、特に高温保存中の内部抵抗の上昇が激しく、保存後
の容量劣化も激しくなる。この理由は、保存中に電解液
がセパレータ一部に拡散し、正極活物質に対する電解液
の量が不足することが原因である。逆に、電解液と正極
活物質の絶対量の比率が0.20μl/mg以上の場合
であっても、組立封口板の内容積に対する発電要素の占
める割合が90%以下であれば、前記と同様に保存中、
特に高温保存中の内部抵抗の上昇が激しく、保存後の容
量劣化も激しくなる。この場合の理由は、保存中に電解
液がセパレータ一部や正極側に拡散し、組立封口板内の
総体積が低下することが原因となって、セパレーターを
介して正・負極の接触が悪くなり内部抵抗の上昇につな
がる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して詳細に説明
する。図は、本発明による有機電解液電池の縦断面図で
ある。図において、1は負極端子を兼ねる封目板であり
、ステンレス鋼を使用している。2はニッケル鍍鋼板ま
たはステンレス鋼からなる正極端子を兼ねた電池ケース
、3は絶縁封口パッキング7と封口板1をカップリング
して作られた組立封目板の内壁面に圧着した負極活物質
であるリチウムで、本発明の電解液と正極活物質の絶対
量の比率が0.20μl/mg以上であり、かつ、発電
要素の総体積が組立封目板の内容積に対して90〜10
0%である。4はポリプロピレンからなる電解液含浸材
、5は電解液含浸材と同質の材料からなるセパレータ、
6は二酸化マンガンと黒鉛粉末等を混合して圧縮成型し
てなる正極合剤、7は断面り字状の絶縁封口パッキング
で、ポリプロピレンが一般的な材質である。
表−1は、絶縁封口パッキング7と封口板1をカップリ
ングして作られた組立封口板内に占める電解液と正極活
物質の絶対量の比率と、その総体積の組合せ実験におい
て電池の保存中の内部抵抗及び放電容量の劣化について
調査した結果を示す。尚、電解液と発電要素の総体積が
組立封口板の内容積に対して80〜90%、90〜10
0%の場合は電池組立直後の漏液は全くなかったが、1
00−110%の場合は電池組立直後に激しく漏液が発
生したため本調査の対象外とした。この調査に使用した
電池サイズは、20.0φ×1.6−で二酸化マンガン
を正極主活物質とするCR2016のタイプで実施した
(以 下 余 白) この結果から明らかなように、組立封口板の内容積に対
する電解液と発電要素の総体積が従来の80〜90%で
は保存中の内部抵抗の上昇が激しく保存後の容量劣化も
大きい。この理由は、保存中に電解液がセパレータ部や
正極合剤に拡散し、組立封口板内の総体積が低下するこ
とが原因となって、セパレータを介して正・負極の接触
が悪くなり内部抵抗の上昇につながる。また、組立封口
板の内容積に対する電解液と発電要素の総体積が90〜
100%の場合でも、電解液と正極活物質の絶対量の比
率が0.15〜0.20μl/mgであれば保存中の内
部抵抗の上昇が激しく保存後の放電容量の劣化も激しい
。この理由は、保存中に電解液がセパレータ部や正極合
剤に拡散するが、正極合剤が反応するに必要な電解液の
絶対量の不足が原因となってこのような現象につながる
。特に、この種の電池は長時間(5年〜10年)使用さ
れるため、放電容量の劣化率は60℃40日で3%以下
が望ましい。
次に、60℃40日保存後の電池の放電における放電中
の内部抵抗について調査した結果を表2に示す。
表−2 ※但し、この結果は、60℃40日保存後の電池の20
℃30にΩ定抵抗連続放電によるものであり、それぞれ
n=5の平均値である。
この結果からも明らかなように、組立封目板の内容積に
対する電解液と発電要素の総体積が80〜90%では、
放電中の内部抵抗の上昇が激しく70Ωを越えている。
また、組立封目板の内容積に対する電解液と発電要素の
総体積が90〜100%の場合でも、電解液と正極活物
質の絶対量の比率が0.15〜0.20μi! /mg
であれば、放電中の内部抵抗は50Ω以上となる。先に
述べたようにこの種の電池は長期間使用され、かつ、−
時的に強負荷放電が必要となるようなデジタルウォッチ
等に使用された場合、放電中の内部抵抗が50Ω以上に
なると機器のICに誤動作を生じるようになる。このた
め、この50Ω以下という条件を充分に満足するために
は、表−1の結果と同様に電解液と正極合剤の絶対量の
比率を0.20μl/mg以上とし、かつ組立封目板の
内容積に対する電解液と発電要素の総体積を90〜10
0%にしなければならない。
発明の効果 以上、実施例で詳細に述べてきたように、本発明による
絶縁封口パッキングと封口板をカップリングして作られ
た組立封口板内に占める電解液と発電要素の総体積が9
0〜100%で、かつ、電解液と正極合剤の絶対量の比
率が0.20μl/mg以上にすることにより、この種
の電池の重要な特性である放電特性や保存特性が著しく
向上したことは工業的価値が極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における電池の縦断面図である
。 1・・・・・・封口板、2・・・・・・ケース、3・・
・・・・負極、6・・・・・・正極。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名トー餠飯区 り・−1−ス 3−4話 C−−一正礒 7・−M!#融八゛へ驚シブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁封口パッキングと封口板をカップリングして
    作られた組立封口板内に占める電解液と、二酸化マンガ
    ン主体の正極活物質の絶対量との比率が、少なくとも0
    .20μl/mg以上であることを特徴とする有機電解
    液電池。
  2. (2)組立封口板の内容積に対する電解液と発電要素の
    総体積が90〜100%であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の有機電解液電池。
JP14093990A 1990-05-30 1990-05-30 有機電解液電池 Pending JPH0434859A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502893A (en) * 1992-10-09 1996-04-02 International Business Machines Corporation Method of making a printing wiring board
WO2019044771A1 (ja) * 2017-08-28 2019-03-07 株式会社村田製作所 非水電解液電池および通信機器

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