JPH04348542A - CuInSe2 系薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents

CuInSe2 系薄膜太陽電池の製造方法

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JPH04348542A
JPH04348542A JP3120522A JP12052291A JPH04348542A JP H04348542 A JPH04348542 A JP H04348542A JP 3120522 A JP3120522 A JP 3120522A JP 12052291 A JP12052291 A JP 12052291A JP H04348542 A JPH04348542 A JP H04348542A
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cuinse2
solar cell
film
film solar
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JP3120522A
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Michio Osawa
大沢 通夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CuInSe2 系化
合物薄膜を活性層として用いたCuInSe2 系薄膜
太陽電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CuInSe2 系薄膜太陽電池は非晶
質シリコン薄膜太陽電池と共に低コストで大面積の太陽
電池として実用化が期待されている。特にCuInSe
2 膜の光学的バンドギャップEgが約1.0eVと狭
いので、Egが約1.7eVであるa−Si膜では利用
できない長波長光を有効に光電変換できるため、a−S
i太陽電池とCuInSe2 薄膜太陽電池を積層する
ことにより高効率のタンデム型薄膜太陽電池とする方式
も有望である。
【0003】図2はCuInSe2 薄膜太陽電池の代
表的な構造を示す。図において、表面平滑なものが入手
しやすいガラス板1の上に裏面電極としてのMo薄膜2
が被着され、その上に1〜4μm程度の厚さのp型のC
uInSe2 膜3, 0.05〜0.1μm程度の厚
さのn型のCdS膜4またはCdZnS膜および約1.
0μmの厚さの透明導電膜であるZnO膜5が積層され
ている。この積層構造に光9が入射したときに生ずる起
電力は、裏面電極2に設けられた端子6とZnO膜5に
設けられた電極端子7から負荷8に供給される。
【0004】この太陽電池の製造における最も重要な工
程は活性層であるCuInSe2 膜3の形成である。 このCuInSe2 膜の形成方法としては、三源同時
蒸着法, 二段階セレン化法, H2 Seを用いたセ
レン化法, スパッタ法, スプレー法, 電着法など
種々の方法が試みられている。このうち、良好な太陽電
池特性が得られているのは、例えば雑誌「材料科学」第
25巻, P.168(1988年) に中田らによっ
て述べられている三源同時蒸着法などである。三源同時
蒸着法は、真空槽中にCu蒸発源, In蒸発源および
Se蒸発源を備えた蒸着装置を用い、350 〜400
 ℃に加熱した基板上にそれぞれの蒸発源から同時に蒸
発させたCu, In, Seを蒸着する方法である。 いずれの方法を用いても、形成されるCuInSe2 
膜中のCu, In, Seの組成を制御することが重
要であることが知られている。
【0005】図3は従来のCuInSe2 薄膜太陽電
池の製造工程を示す。この工程で、CuInSe2膜の
上にCdS膜を積層した後でO2 または空気中で20
0 ℃程度で熱処理することが重要であることも知られ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際にCuI
nSe2 膜を三源同時蒸着法で形成し、図3の工程に
より図2の構造をもつCuInSe2 薄膜太陽電池を
試作したところ、CuInSe2 膜の成膜ロットによ
り特性が大きく異なり、CuInSe2 膜の組成がほ
ぼ等しいにもかかわらず、特性の良いものと悪いものが
あり、良品率が低いことが判明した。イオンマイクロア
ナライザによりCuInSe2 膜の厚さ方向の組成分
布、電子プローブマイクロアナライザにより膜面内の組
成分布、走査型電子顕微鏡により膜表面の形状観察、X
線回折あるいはレーザラマン分光によりCuInSe2
 結晶構造、ICPプラズマ発光分析により膜の組成定
量分析を行ったが、いずれの場合も得られたデータに特
性の良・不良の間の有意差を見出すことはできなかった
。この試作の詳細は次の通りである。
【0007】ガラス基板1の上のMoからなる裏面電極
2はスパッタ法で約1.0μmの厚さに形成した。その
上のp型CuInSe2 薄膜3は、組成を少し変えた
2層構造で、全体の厚さを2〜4μmになるようにした
。1層目のCuInSe2 膜はCu/In=1.1の
設定で基板温度350 ℃で形成し、2層目のCuIn
Se2 膜はCu/In=0.7の設定で基板温度45
0 ℃で形成した。形成された二層構造のCuInSe
2 膜の平均の組成はICPプラズマ発光分析を用いた
化学分析の結果、多くのCuInSe2 ロットにおい
てCu/In=0.85〜1.0, Se/ (Cu+
In) =1.0〜1.1とほぼ一定であった。n型C
dS膜4は電子ビーム蒸着法により約0.1μmの厚さ
に成膜し、ZnO膜5はAl2 O3 を約2〜3%含
有するZnOをターゲツトとしてスパッタ法により約1
μmの厚さに形成した。熱処理は乾燥空気中, 230
 ℃で2〜10時間行った。
【0008】このようにして作製したCuInSe2 
薄膜太陽電池の特性、すなわち変換効率はCuInSe
2 膜の形成ロットにより大きく異なった値を示した。 このうちCuInSe2 の化学分析結果の組成のCu
/In=0.85〜1.0, Se/(Cu+In) 
=1.0〜1.1とほぼ一定であるロットだけでみても
、変換効率ηの値がη〜10%程度と良いものと、η<
0.1%と非常に悪いものがあった。表1はCuInS
e2 膜の組成がCu/In=0.85〜1.0, S
e/ (Cu+In) =1.0〜1.1の間にあり、
そのセル特性が良いものおよび悪いもの合計6ロットに
ついてのCuInSe2 膜の組成とセル特性の値を示
したものである。
【0009】
【表1】
【0010】この6ロットのCuInSe2 膜につい
て組成の化学分析の他にイオンマイクロアナライザによ
る深さ方向元素分布分析, 電子プローブマイクロアナ
ライザによる元素の面内分布分析, 走査型電子顕微鏡
による表面形状観察, X線回折およびレーザラマン分
光による結晶構造解析などを行ったが、いずれの分析あ
るいは解析結果にも特性 (変換効率) の良品ロット
と不良品ロットとの間の有意差は認められなかった。
【0011】本発明の目的は、上述の問題を解決し、C
uInSe2 系薄膜の成膜後、その膜の効果的評価を
行うことによって良品率を向上させることのできるCu
InSe2 系薄膜太陽電池の製造方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のCuInSe2 系薄膜太陽電池の製造
方法は活性層に用いるCuInSe2 系薄膜の評価を
、その薄膜に1.0eV以上の光子エネルギーを持つ光
を照射した場合に発するルミネッセンス光の発光強度の
測定結果により行うものとする。ルミネッセンス発光の
ための光の照射を露出したCuInSe2 系薄膜へ行
っても、少なくとも表面層が導電性である基板上に形成
したCuInSe2 系薄膜の上に成膜したCdS膜あ
るいはCdZnS膜を通して行っても、もしくはCdS
膜あるいはCdZnS膜とその上にさらに成膜したZn
O膜を通して行ってもよい。そして、少なくとも表面層
が導電性である基板上に少なくともCuInSe2 系
薄膜を形成する工程が終了後、同一工程で作製したCu
InSe2 系薄膜試料を液体ちっ素温度に冷却し、レ
ーザ光を照射してその試料の発するルミネッセンス光を
測定し、そのスペクトルの光子エネルギー0.8〜0.
9eVの領域での最大発光強度が所定の値以上にあるか
、あるいは0.9〜1.0eVの領域での最大発光強度
の2倍以上である場合にそれ以後の工程に進むことが効
果的である。もしくは、上述のCuInSe2 系薄膜
試料を液体ヘリウム温度に冷却し、レーザ光を照射して
その試料の発するルミネッセンス光を測定し、そのスペ
クトルの光子エネルギー0.8〜0.9eVの領域での
最大発光強度が所定の値以上にある場合にそれ以後の工
程に進むことが効果的である。なお、照射レーザ光の光
源としては、ArレーザあるいはHe−Neレーザを用
いるとよい。
【0013】
【作用】薄膜太陽電池の活性層として用いるCuInS
e2 系薄膜としては、どのような格子欠陥の存在が望
ましくないのか、あるいはバンドギャップ内にどういう
準位に存在するのが望ましいのかがわかっていない。そ
のため、各種の分析あるいは解析の結果を製造されたC
uInSe2 系薄膜太陽電池の特性に結び付けること
ができなかった。 一方、フォトルミネッセンスは発光材料の発光特性, 
発光スペクトルあるいはバンドギャップ内の準位の状態
と関係づけられていたが、CuInSe2 系薄膜の膜
質との関係は知られていなかった。しかし、フォトルミ
ネッセンスの測定はCuInSe2 系薄膜の太陽電池
の活性層として適当な準位の状態を検知するのに役立つ
ことがわかったので、これを利用してCuInSe2 
系薄膜の評価を行うことが可能になった。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例のCuInSe2 
薄膜太陽電池の製造工程を示す。図3と比較すれば明ら
かなように、この実施例ではCuInSe2 膜成膜後
にテストピースのフォトルミネッセンス測定工程が挿入
されている。
【0015】図4は表1に示した6ロットのCuInS
e2 膜について測定したフォトルミネッセンスのスペ
クトルを示す。測定条件は次の通りである。 (1) 励起光:    Arレーザ光 (514.5
nm), 10〜300mW(2) 試料温度:  7
7K (液体ちっ素に浸漬)(3) 測定波長域:1〜
1.7μm (4) 検出器:    Ge検出器 図4の実線はηが約10%の特性の良い3ロットのスペ
クトルを示し、点線はη<0.1%の特性不良の3ロッ
トのスペクトルを示す。特性の良いロットのルミネッセ
ンス強度は特性不良のルミネッセンス強度に比べ大きく
、また、特性の良いロットでは0.8〜0.9eVの領
域で発光が強く、0.9eV〜1.0eVでは発光が非
常に弱いのに対し、特性不良のロットでは0.9〜1.
0eVの領域にも比較的強い発光成分が存在する。
【0016】図5は同じ6ロットのCuInSe2 膜
について試料温度を液体ヘリウムに浸漬することによっ
て4.2Kにした以外は上述と同じ条件で測定したフォ
トルミネッセンスのスペクトルを示し、実線, 点線の
別は図4と同じである。77Kとは異なり、すべてのロ
ットのCuInSe2 膜で0.9〜1.0eVに比較
的強い発光がみられるが、0.8〜0.9eVの領域で
は特性良品の方が特性不良のロットに比べ強い発光がみ
られる。
【0017】このように、CuInSe2 膜の組成・
構造を調べる他の方法では良品ロットと不良品ロットと
の間に有意差を見出すことができなかったが、フォトル
ミネッセンスでは両者に顕著な差がみられ、フォトルミ
ネッセンスによりCuInSe2 膜の評価ができるこ
とがわかった。CuInSe2 膜の組成・構造を調べ
る他の方法では差がみられなかったのに対し、フォトル
ミネッセンスにおいて差がみられたのはフォトルミネッ
センスが結晶格子欠陥や結晶粒界欠陥に敏感であるため
と考えられる。CuInSe2 膜における0.8〜1
.0eVの発光はCuInSe2 の光学的バンドギャ
ップである約1.0eVより若干小さなエネルギーを有
するものであり、レーザ光で励起された光生成キャリア
がバンドギャップ近傍の浅い準位にトラップされ、その
トラップされた電子とホール素子が再結合する際に発光
するものであるが、浅い準位は結晶の格子欠陥に起因す
ると考えられ、また結晶粒界の欠陥は光を放出しない再
結合中心となりルミネッセンス強度を低下させるものと
考えられる。
【0018】以上の結果に基づき、CuInSe2 膜
形成後、フォトルミネッセンスによる中間評価を行って
ロット選別を行えば良品率を向上させることができる。 中間評価の方法としては、薄膜太陽電池製造のために同
一条件でCuInSe2 膜を形成した複数枚の基板の
うちの1枚をテストピースとし、そのテストピースを液
体ちっ素に浸漬してレーザ光を照射してそのルミネッセ
ンス光のスペクトルの光子エネルギー0.8〜0.9e
Vの領域での最大発光強度が所定値, 例えば50mV
以上であるか、あるいは光子エネルギー0.8〜0.9
eVの領域での最大発光強度が0.9〜1.0eVの領
域での最大発光強度の2倍以上であるロットを良品ロッ
トとし、それ以外のロットを不良品ロットとして以後の
工程に使用しないようにする。テストピースを液体ヘリ
ウムに浸漬した場合には、同様にルミネッセンス光のス
ペクトルの光子エネルギー0.8〜0.9eVの領域で
の最大発光強度が所定価、例えば40mV以上であるも
のを良品ロットとする。このような選別によれば、変換
効率ηが約10.0%の太陽電池が製造できることは表
1から明らかである。もちろん、このような中間評価の
結果をCuInSe2 膜形成条件へフィードバックす
れば、良品率は一層向上する。
【0019】なお、p型CuInSe2 膜3の上に形
成するn型CdS膜4あるいはCdZnS膜はフォトル
ミネッセンスの励起光であるArの波長514.5nm
 の光およびCuInSe2 膜からのルミネッセンス
光を共に透過するため、フォトルミネッセンスの測定は
図6のようにCdS膜あるいはCdZnS膜形成後に行
っても良い。同様にしてフォトルミネッセンスの測定は
ZnO膜5形成後に行うこともできるし、またセル製作
の最終工程である熱処理後に行うこともできる。
【0020】このようにフォトルミネッセンスの測定は
製作が完了したCuInSe2 薄膜太陽電池に対して
も行うことができるため、CuInSe2 薄膜太陽電
池の検査法としても使用できると共に、フォトルミネッ
センス測定結果によりCuInSe2 薄膜太陽電池を
特徴付けることが可能である。
【0021】フォトルミネッセンスの測定の励起光とし
てはArレーザの他に、波長633nm のHe−Ne
レーザを用いてもよいし、CuInSe2 膜のキャリ
アを励起できるように光子エネルギーが1eV以上の他
のレーザ光を用いてもよい。ただし、良品ロット選別の
ための0.8〜0.9eVの領域での最大発光強度の所
定値は、フォトルミネッセンス測定のための装置が変わ
るごとに決めなければならない。
【0022】また、活性層であるCuInSe2 のI
nの一部をGaで置き換えたものやSeの一部をSで置
き換えた場合においても同様にフォトルミネッセンスに
よる評価は有効である。
【0023】あるいは、活性層であるCuInSe2 
系薄膜の形成方法に三源同時蒸着法の他の二段階セレン
化法, H2 Seを用いたセレン化法, スパッタ法
, スプレー法, 電着法などを用いた場合にも本発明
を実施することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、CuInSe2 系薄
膜の膜質評価にフォトルミネッセンスを採用することに
より、ルミネッセンス光の発光強度によって成膜された
CuInSe2 系薄膜を活性層に用いた薄膜太陽電池
の特性を予測することができ、製造工程の中間段階での
不良ロットの除外あるいはフォトルミネッセンス測定結
果のフィードバックによる成膜工程の制御が可能となっ
て、CuInSe2 系薄膜太陽電池の製造における良
品率の向上を達成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCuInSe2 薄膜太陽
電池の製造工程図
【図2】本発明によって製造される太陽電池の断面図

図3】従来のCuInSe2 薄膜太陽電池の製造工程
【図4】CuInSe2 薄膜の77Kでのフォトル
ミネッセンススペクトル図
【図5】CuInSe2 薄膜の4.2Kでのフォトル
ミネッセンススペクトル図
【図6】本発明の別の実施例のCuInSe2 薄膜太
陽電池の製造工程図
【符号の説明】
1    基板 2    裏面電極 3    CuInSe2 膜 4    CdS膜 5    ZnO膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性層に用いるCuInSe2 系薄膜の
    評価を、その薄膜に1.0eV以上の光子エネルギーを
    持つ光を照射した場合に発するルミネッセンス光の発光
    強度の測定結果により行うことを特徴とするCuInS
    e2 系薄膜太陽電池の製造方法。
  2. 【請求項2】ルミネッセンス発光のための光の照射を露
    出したCuInSe2 系薄膜へ行う請求項1記載のC
    uInSe2 系薄膜太陽電池の製造方法。
  3. 【請求項3】ルミネッセンス発光のための光の照射を少
    なくとも表面層が導電性である基板上に形成したCuI
    nSe2 系薄膜の上に成膜したCdS膜あるいはCd
    ZnS膜を通して行う請求項1記載のCuInSe2 
    系薄膜太陽電池の製造方法。
  4. 【請求項4】ルミネッセンス発光のための光の照射を少
    なくとも表面層が導電性である基板上に形成したCuI
    nSe2 系薄膜の上に成膜したCdS膜あるいはCd
    ZnS膜とその上にさらに成膜したZnO膜を通して行
    う請求項1記載のCuInSe2 系薄膜太陽電池の製
    造方法。
  5. 【請求項5】少なくとも表面層が導電性である基板上に
    少なくともCuInSe2系薄膜を形成する工程が終了
    後、同一工程で作製したCuInSe2 系薄膜試料を
    液体ちっ素温度に冷却し、レーザ光を照射してその試料
    の発するルミネッセンス光を測定し、そのスペクトルの
    光子エネルギー0.8〜0.9eVの領域での最大発光
    強度が所定の値以上の場合にそれ以後の工程に進む請求
    項1ないし4のいずれかに記載のCuInSe2 系薄
    膜太陽電池の製造方法。
  6. 【請求項6】少なくとも表面層が導電性である基板上に
    少なくともCuInSe2系薄膜を形成する工程が終了
    後、同一工程で作製したCuInSe2 系薄膜試料を
    液体ちっ素温度に冷却し、レーザ光を照射してその試料
    の発するルミネッセンス光を測定し、そのスペクトルの
    光子エネルギー0.8〜0.9eVの領域での最大発光
    強度が0.9〜1.0eVの領域での最大発光強度の2
    倍以上の場合にそれ以後の工程に進む請求項1ないし4
    のいずれかに記載のCuInSe2 系薄膜太陽電池の
    製造方法。
  7. 【請求項7】少なくとも表面層が導電性である基板上に
    少なくともCuInSe2系薄膜を形成する工程が終了
    後、同一工程で作製したCuInSe2 系薄膜試料を
    液体ヘリウム温度に冷却し、レーザ光を照射してその試
    料の発するルミネッセンス光を測定し、そのスペクトル
    の光子エネルギー0.8〜0.9eVの領域での最大発
    光強度が所定の値以上にある場合にそれ以後の工程に進
    む請求項1ないし4のいずれかに記載のCuInSe2
    系薄膜太陽電池の製造方法。
  8. 【請求項8】照射レーザ光の光源がArレーザである請
    求項5, 6あるいは7記載のCuInSe2 系薄膜
    太陽電池の製造方法。
  9. 【請求項9】照射レーザ光の光源がHe−Neレーザで
    ある請求項5, 6あるいは7記載のCuInSe2 
    系薄膜太陽電池の製造方法。
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