JPH04348301A - マイクロレンズ及びその製造方法 - Google Patents
マイクロレンズ及びその製造方法Info
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- JPH04348301A JPH04348301A JP7953691A JP7953691A JPH04348301A JP H04348301 A JPH04348301 A JP H04348301A JP 7953691 A JP7953691 A JP 7953691A JP 7953691 A JP7953691 A JP 7953691A JP H04348301 A JPH04348301 A JP H04348301A
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、光通信システム
や光情報処理等の微小光学素子の分野で有用なマイクロ
レンズ及びその製造方法に関する。
や光情報処理等の微小光学素子の分野で有用なマイクロ
レンズ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光性樹脂を用いたマイクロレン
ズの製造方法としては、例えば、その第一の従来例とし
て、図5に示すようなものがある。この場合、透明基板
1の面上には感光性樹脂2が塗布されており(a)、こ
の感光性樹脂2の上部に配置されたマスク3を介して選
択的な光照射(UV露光)を行いその感光性樹脂2の一
部を多量化させ、未露光部2aから露光部2bへのモノ
マーの流入を引き起こしこれにより露光部2bを凸面形
状の球面化とし(b)、その後、マスク3を取り除き全
面に渡って照射を行うことにより感光性樹脂2を硬化、
安定化させてこれによりマイクロレンズを作製している
(c)。
ズの製造方法としては、例えば、その第一の従来例とし
て、図5に示すようなものがある。この場合、透明基板
1の面上には感光性樹脂2が塗布されており(a)、こ
の感光性樹脂2の上部に配置されたマスク3を介して選
択的な光照射(UV露光)を行いその感光性樹脂2の一
部を多量化させ、未露光部2aから露光部2bへのモノ
マーの流入を引き起こしこれにより露光部2bを凸面形
状の球面化とし(b)、その後、マスク3を取り除き全
面に渡って照射を行うことにより感光性樹脂2を硬化、
安定化させてこれによりマイクロレンズを作製している
(c)。
【0003】また、その第二の従来例として、特開平2
−196201号公報に開示されたものがある。これは
、図6に示すように、レンズ成形基板4の表面に感光性
樹脂5を塗布し、この感光性樹脂5の形成されたレンズ
成形基板4の上部からレンズ成形型6を押し当てること
により感光性樹脂5を挾持し、この挾持された状態で光
源7を用いて光照射により感光性樹脂5を硬化させ、こ
れによりレンズ成形型6を剥離することによりマイクロ
レンズを作製している。
−196201号公報に開示されたものがある。これは
、図6に示すように、レンズ成形基板4の表面に感光性
樹脂5を塗布し、この感光性樹脂5の形成されたレンズ
成形基板4の上部からレンズ成形型6を押し当てること
により感光性樹脂5を挾持し、この挾持された状態で光
源7を用いて光照射により感光性樹脂5を硬化させ、こ
れによりレンズ成形型6を剥離することによりマイクロ
レンズを作製している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光情報処理や光通信な
どの光学素子としてマイクロレンズを用いる場合、低収
差のレンズが望まれる。しかし、前述したような第一の
従来例(図5参照)、第二の従来例(図6参照)に示す
ような製造方法により作製されるマイクロレンズにおい
ては、収差等の光学特性の向上にはその表面形状の高精
度な制御が必要となり、その製造上、量産性等に問題が
生じることになる。
どの光学素子としてマイクロレンズを用いる場合、低収
差のレンズが望まれる。しかし、前述したような第一の
従来例(図5参照)、第二の従来例(図6参照)に示す
ような製造方法により作製されるマイクロレンズにおい
ては、収差等の光学特性の向上にはその表面形状の高精
度な制御が必要となり、その製造上、量産性等に問題が
生じることになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、透明基板の少なくとも一方の面上に所望とする凹面形
状をなすレンズ孔を形成し、このレンズ孔の形成された
前記透明基板の面上にこの透明基板よりも屈折率が小さ
く前記凹面形状と精度良く対向した位置に凸面形状の表
面を有する樹脂膜を形成した。
、透明基板の少なくとも一方の面上に所望とする凹面形
状をなすレンズ孔を形成し、このレンズ孔の形成された
前記透明基板の面上にこの透明基板よりも屈折率が小さ
く前記凹面形状と精度良く対向した位置に凸面形状の表
面を有する樹脂膜を形成した。
【0006】請求項2記載の発明では、透明基板の少な
くとも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔
を形成し、この凹面形状のレンズ孔を有する前記透明基
板上に感光性樹脂を塗布し、この感光性樹脂をその上方
に配置されたマスクを介して選択的に露光を行うことに
よりその感光性樹脂の一部を多量化させた後、この一部
が多量化された前記感光性樹脂の全面に渡って露光を行
いその感光性樹脂を硬化させることによりマイクロレン
ズを作製するようにした。
くとも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔
を形成し、この凹面形状のレンズ孔を有する前記透明基
板上に感光性樹脂を塗布し、この感光性樹脂をその上方
に配置されたマスクを介して選択的に露光を行うことに
よりその感光性樹脂の一部を多量化させた後、この一部
が多量化された前記感光性樹脂の全面に渡って露光を行
いその感光性樹脂を硬化させることによりマイクロレン
ズを作製するようにした。
【0007】請求項3記載の発明では、透明基板の少な
くとも一方の面に感光性樹脂を形成し、前記透明基板上
にレンズ成形型を押し当てることにより前記感光性樹脂
を挾持し、その挾持された感光性樹脂に光照射を行うこ
とによりその感光性樹脂を硬化させた後、前記レンズ成
形型を前記透明基板から剥離することによりその透明基
板上にマイクロレンズを形成するマイクロレンズの製造
方法において、前記透明基板の少なくとも一方の面上に
所望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、このレン
ズ孔と前記レンズ成形型とを精度良く配置した。
くとも一方の面に感光性樹脂を形成し、前記透明基板上
にレンズ成形型を押し当てることにより前記感光性樹脂
を挾持し、その挾持された感光性樹脂に光照射を行うこ
とによりその感光性樹脂を硬化させた後、前記レンズ成
形型を前記透明基板から剥離することによりその透明基
板上にマイクロレンズを形成するマイクロレンズの製造
方法において、前記透明基板の少なくとも一方の面上に
所望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、このレン
ズ孔と前記レンズ成形型とを精度良く配置した。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、感光性樹脂の屈折率をn1 とし、透明
基板の屈折率をn2 とした時、n1<n2の関係を満
たすように設定した。
発明において、感光性樹脂の屈折率をn1 とし、透明
基板の屈折率をn2 とした時、n1<n2の関係を満
たすように設定した。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項2,3記
載の発明において、透明基板の面上に形成される凹面形
状は、機械加工法、若しくは、開口を有するマスクを用
いてエッチングを行うフォトリソグラフィ法、若しくは
、レーザ光を用いた物理加工法により所望の凹面形状に
形成した。
載の発明において、透明基板の面上に形成される凹面形
状は、機械加工法、若しくは、開口を有するマスクを用
いてエッチングを行うフォトリソグラフィ法、若しくは
、レーザ光を用いた物理加工法により所望の凹面形状に
形成した。
【0010】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
発明において、機械加工法、若しくは、開口を有するマ
スクを用いてエッチングを行うフォトリソグラフィ法、
若しくは、レーザ光を用いた物理加工法によりレンズ孔
の形成された透明基板をレンズ成形型として用いた。
発明において、機械加工法、若しくは、開口を有するマ
スクを用いてエッチングを行うフォトリソグラフィ法、
若しくは、レーザ光を用いた物理加工法によりレンズ孔
の形成された透明基板をレンズ成形型として用いた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、透明基板と樹
脂との間の屈折率の関係から、凹レンズ的な機能を付与
をすることができ、これにより低収差なマイクロレンズ
を得ることが可能となる。
脂との間の屈折率の関係から、凹レンズ的な機能を付与
をすることができ、これにより低収差なマイクロレンズ
を得ることが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明においては、レンズに
光硬化性の感光性樹脂を用いることにより、量産性に優
れた低収差のマイクロレンズを容易に製造することが可
能となり、また、光硬化のため基板材料として種々のも
のを用いることが可能となる。
光硬化性の感光性樹脂を用いることにより、量産性に優
れた低収差のマイクロレンズを容易に製造することが可
能となり、また、光硬化のため基板材料として種々のも
のを用いることが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明においては、基板加工
にフォトリソグラフィの手法を用いレンズに光硬化性樹
脂を利用することにより、生産性の優れた低収差のマイ
クロレンズを容易に製造することが可能となり、また、
光硬化のためレンズ成形型や基板に種々の材料を用いる
ことができる。
にフォトリソグラフィの手法を用いレンズに光硬化性樹
脂を利用することにより、生産性の優れた低収差のマイ
クロレンズを容易に製造することが可能となり、また、
光硬化のためレンズ成形型や基板に種々の材料を用いる
ことができる。
【0014】請求項4記載の発明においては、樹脂とレ
ンズ基板との間の屈折率の関係から凹レンズ的な機能を
付与することができ、これにより低収差なマイクロレン
ズを得ることが可能となる。
ンズ基板との間の屈折率の関係から凹レンズ的な機能を
付与することができ、これにより低収差なマイクロレン
ズを得ることが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明においては、透明基板
を一括に容易に加工することができ、これにより生産性
に優れたレンズ基板を提供することが可能となる。
を一括に容易に加工することができ、これにより生産性
に優れたレンズ基板を提供することが可能となる。
【0016】請求項6記載の発明においては、レンズ成
形型を一括に容易に製作でき、これにより生産性の良い
高精度な成形型を提供することが可能となる。
形型を一括に容易に製作でき、これにより生産性の良い
高精度な成形型を提供することが可能となる。
【0017】
【実施例】まず、請求項1,2,5記載の発明の一実施
例を図1〜図3に基づいて説明する。透明基板8の面上
には、所望とする凹面形状をなすレンズ孔9が形成され
ている。このレンズ孔9の形成された前記透明基板8の
面上には感光性樹脂(樹脂膜)としての光硬化性樹脂1
0が形成され、その凸面形状をした表面は前記凹面形状
をしたレンズ孔9と精度良く対向した位置に形成されて
いる。この場合、光硬化性樹脂10の屈折率は前記透明
基板8の屈折率よりも小さく形成されている。従って、
マイクロレンズ11は、透明基板8のレンズ孔9により
感光性樹脂10を用いて作製されることになる。
例を図1〜図3に基づいて説明する。透明基板8の面上
には、所望とする凹面形状をなすレンズ孔9が形成され
ている。このレンズ孔9の形成された前記透明基板8の
面上には感光性樹脂(樹脂膜)としての光硬化性樹脂1
0が形成され、その凸面形状をした表面は前記凹面形状
をしたレンズ孔9と精度良く対向した位置に形成されて
いる。この場合、光硬化性樹脂10の屈折率は前記透明
基板8の屈折率よりも小さく形成されている。従って、
マイクロレンズ11は、透明基板8のレンズ孔9により
感光性樹脂10を用いて作製されることになる。
【0018】次に、フォトリソグラフィ法を用いてマイ
クロレンズ11を製造する方法を図3(a)〜(e)に
基づいて説明する。透明基板8としてはガラス基板(例
えば、石英ガラスやBK7などの光学ガラス)を用い、
その透明基板8の面上にフォトレジストを所定の膜厚だ
けスピンコートをした後、図示しないマスクを介して露
光、現像を行うことにより開口パターンaを有するエッ
チング用マスク12を形成する。次に、フッ酸やBHF
などのエッチング液を用いて所定の時間だけエッチング
を行い、これにより球面状をした凹面形状のレンズ孔9
を形成する(b)。次に、フォトレジスト(エッチング
用マスク12)を剥離した後、光硬化性樹脂10(例え
ば、2P樹脂)を数十μmの厚さにコーティングする(
c)。次に、円形の透過パターンを有するマスク13と
凹面形状をしたレンズ孔9とを精度良く配置し、背面か
ら高圧水銀ランプを用いて選択的に紫外線(UV)14
を照射し、これによりその照射された光硬化性樹脂10
の領域を多量化させる(d)。この時、未露光部から露
光部へのモノマーの流入が起こり、露光部15が盛り上
がり球面化し、これによりレンズ形状が形成される。 次に、光硬化性樹脂10の全面に渡ってUV照射を行い
、これによりその光硬化性樹脂10を硬化、安定化させ
てマイクロレンズ11を作製する(e)。なお、光硬化
性樹脂10とガラス材からなる透明基板8との密着性を
良くするために、ガラスと密着性の優れた光硬化性樹脂
のプレコート処理を行い、これによりレンズの耐久性を
向上させることもできる。
クロレンズ11を製造する方法を図3(a)〜(e)に
基づいて説明する。透明基板8としてはガラス基板(例
えば、石英ガラスやBK7などの光学ガラス)を用い、
その透明基板8の面上にフォトレジストを所定の膜厚だ
けスピンコートをした後、図示しないマスクを介して露
光、現像を行うことにより開口パターンaを有するエッ
チング用マスク12を形成する。次に、フッ酸やBHF
などのエッチング液を用いて所定の時間だけエッチング
を行い、これにより球面状をした凹面形状のレンズ孔9
を形成する(b)。次に、フォトレジスト(エッチング
用マスク12)を剥離した後、光硬化性樹脂10(例え
ば、2P樹脂)を数十μmの厚さにコーティングする(
c)。次に、円形の透過パターンを有するマスク13と
凹面形状をしたレンズ孔9とを精度良く配置し、背面か
ら高圧水銀ランプを用いて選択的に紫外線(UV)14
を照射し、これによりその照射された光硬化性樹脂10
の領域を多量化させる(d)。この時、未露光部から露
光部へのモノマーの流入が起こり、露光部15が盛り上
がり球面化し、これによりレンズ形状が形成される。 次に、光硬化性樹脂10の全面に渡ってUV照射を行い
、これによりその光硬化性樹脂10を硬化、安定化させ
てマイクロレンズ11を作製する(e)。なお、光硬化
性樹脂10とガラス材からなる透明基板8との密着性を
良くするために、ガラスと密着性の優れた光硬化性樹脂
のプレコート処理を行い、これによりレンズの耐久性を
向上させることもできる。
【0019】このようにして作製されたマイクロレンズ
11が同一面内に4個形成されている場合の例を図1に
示し、また、この時のレンズの屈折率の関係を図2に示
す。ここでは、光硬化性樹脂10の屈折率をn1 とし
、透明基板8の屈折率をn2 とした時、これらの関係
がn1<n2の関係を満たすようにする(一例として、
2P樹脂の屈折率を1.48、BK7の屈折率を1.5
1、フリントガラスの屈折率を1.65とし、樹脂との
屈折率差を大きくする)と、光硬化性樹脂10と透明基
板8との間の屈折率の関係から、その境界面16は凹レ
ンズ的な作用をするため得られるマイクロレンズ11は
、凸レンズと凹レンズの複合レンズからなるアクロマテ
ィックレンズ的な構成を有する低収差なレンズとなる。 さらに、レンズの光学特性は、凹面形状及び屈折率差、
モノマー量及び膜厚、露光時間などの作製条件により制
御することが可能である。
11が同一面内に4個形成されている場合の例を図1に
示し、また、この時のレンズの屈折率の関係を図2に示
す。ここでは、光硬化性樹脂10の屈折率をn1 とし
、透明基板8の屈折率をn2 とした時、これらの関係
がn1<n2の関係を満たすようにする(一例として、
2P樹脂の屈折率を1.48、BK7の屈折率を1.5
1、フリントガラスの屈折率を1.65とし、樹脂との
屈折率差を大きくする)と、光硬化性樹脂10と透明基
板8との間の屈折率の関係から、その境界面16は凹レ
ンズ的な作用をするため得られるマイクロレンズ11は
、凸レンズと凹レンズの複合レンズからなるアクロマテ
ィックレンズ的な構成を有する低収差なレンズとなる。 さらに、レンズの光学特性は、凹面形状及び屈折率差、
モノマー量及び膜厚、露光時間などの作製条件により制
御することが可能である。
【0020】なお、マイクロレンズ11のレンズ形状と
しては上述したような球面形状に限るものではなく、フ
ォトレジストによる開口パターンaを工夫することによ
り凹面形状のレンズ孔9を非球面としてさらに光学特性
を向上させたり、その基板裏面側にも同様な方法を用い
てレンズを形成してさらに光学特性に自由度を与えるこ
とが可能である。
しては上述したような球面形状に限るものではなく、フ
ォトレジストによる開口パターンaを工夫することによ
り凹面形状のレンズ孔9を非球面としてさらに光学特性
を向上させたり、その基板裏面側にも同様な方法を用い
てレンズを形成してさらに光学特性に自由度を与えるこ
とが可能である。
【0021】次に、請求項3〜6記載の発明の一実施例
を図1、図2、図4に基づいて説明する。なお、前述し
た実施例(請求項1,2,5)と同一部分については同
一符号を用いる。
を図1、図2、図4に基づいて説明する。なお、前述し
た実施例(請求項1,2,5)と同一部分については同
一符号を用いる。
【0022】本実施例は、透明基板8の少なくとも一方
の面に感光性樹脂としての光硬化性樹脂10を形成し、
前記透明基板8上にレンズ成形型17を押し当てること
により前記光硬化性樹脂10を挾持し、その挾持された
光硬化性樹脂10に光照射を行うことによりその光硬化
性樹脂10を硬化させた後、前記レンズ成形型17を透
明基板8から剥離することによりその透明基板8上にマ
イクロレンズ11を形成するマイクロレンズの製造方法
において、前記透明基板8の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状としての球面状をなすレンズ孔9を形
成し、このレンズ孔9と前記レンズ成形型17とを精度
良く配置したものである。
の面に感光性樹脂としての光硬化性樹脂10を形成し、
前記透明基板8上にレンズ成形型17を押し当てること
により前記光硬化性樹脂10を挾持し、その挾持された
光硬化性樹脂10に光照射を行うことによりその光硬化
性樹脂10を硬化させた後、前記レンズ成形型17を透
明基板8から剥離することによりその透明基板8上にマ
イクロレンズ11を形成するマイクロレンズの製造方法
において、前記透明基板8の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状としての球面状をなすレンズ孔9を形
成し、このレンズ孔9と前記レンズ成形型17とを精度
良く配置したものである。
【0023】そこで、今、フォトリソグラフィ法を用い
てマイクロレンズ11を製造する方法を図4(a)〜(
e)に基づいて述べる。透明基板8としてはガラス基板
(例えば、石英ガラスやBK7などの光学ガラス)を用
い、まず、透明基板8上にフォトレジスト12をスピン
コートした後、図示しないマスクを通して露光、現像を
した後、円形の開口パターンaを得る(a)。次に、フ
ォトレジスト12を密着させた状態で、所定の時間だけ
エッチング液(例えば、フッ酸やBHFなど)に接触さ
せてエッチングを行い、これにより球面状をなすレンズ
孔9を形成する(b)。次に、フォトレジスト12を剥
離後、光硬化性樹脂10(例えば、2P樹脂等)を数十
μm程度の厚さにコーティングする(c)。次に、表面
上にフォトリソグラフィ(若しくは、機械加工)の手法
を用い開口を有する図示しないマスクを設け、エッチン
グするなどの方法により所望の形状である球面状をなす
凹部18(ただし、目的とするレンズ形状と対称な形状
)に形成された透明なガラス基板からなるレンズ成形型
17を作製し、そのレンズ成形型17を光硬化性樹脂1
0を挾持するように密着させ、透明基板8の背面側から
高圧水銀ランプ19を用いて紫外線を照射し、これによ
り光硬化性樹脂10を硬化させる(d)。次に、その光
硬化性樹脂10の硬化後、レンズ成形型17を剥離し、
これにより所望とする球面状のマイクロレンズ11を得
ることができる(e)。なお、必要に応じて、レンズ成
形型17の剥離を容易とするための成形型のテフロン系
離型剤の焼き付け処理や光硬化性樹脂10と透明基板8
との密着性を良くするため、ガラスと密着性の優れた光
硬化性樹脂10のプレコート処理等を行って、生産性や
レンズの耐久性を向上させることもできる。
てマイクロレンズ11を製造する方法を図4(a)〜(
e)に基づいて述べる。透明基板8としてはガラス基板
(例えば、石英ガラスやBK7などの光学ガラス)を用
い、まず、透明基板8上にフォトレジスト12をスピン
コートした後、図示しないマスクを通して露光、現像を
した後、円形の開口パターンaを得る(a)。次に、フ
ォトレジスト12を密着させた状態で、所定の時間だけ
エッチング液(例えば、フッ酸やBHFなど)に接触さ
せてエッチングを行い、これにより球面状をなすレンズ
孔9を形成する(b)。次に、フォトレジスト12を剥
離後、光硬化性樹脂10(例えば、2P樹脂等)を数十
μm程度の厚さにコーティングする(c)。次に、表面
上にフォトリソグラフィ(若しくは、機械加工)の手法
を用い開口を有する図示しないマスクを設け、エッチン
グするなどの方法により所望の形状である球面状をなす
凹部18(ただし、目的とするレンズ形状と対称な形状
)に形成された透明なガラス基板からなるレンズ成形型
17を作製し、そのレンズ成形型17を光硬化性樹脂1
0を挾持するように密着させ、透明基板8の背面側から
高圧水銀ランプ19を用いて紫外線を照射し、これによ
り光硬化性樹脂10を硬化させる(d)。次に、その光
硬化性樹脂10の硬化後、レンズ成形型17を剥離し、
これにより所望とする球面状のマイクロレンズ11を得
ることができる(e)。なお、必要に応じて、レンズ成
形型17の剥離を容易とするための成形型のテフロン系
離型剤の焼き付け処理や光硬化性樹脂10と透明基板8
との密着性を良くするため、ガラスと密着性の優れた光
硬化性樹脂10のプレコート処理等を行って、生産性や
レンズの耐久性を向上させることもできる。
【0024】このようにして作製されたマイクロレンズ
11が同一面内に4個形成されている場合の例を図1に
示し、また、この時のレンズの屈折率の関係を図2に示
す。光硬化性樹脂10の屈折率をn1 とし、透明基板
8の屈折率をn2 としたとき、これらの関係がn1<
n2の関係を満たすようにする(例えば、2P樹脂の屈
折率は1.48、BK7の屈折率は1.51、さらに、
フリントガラスの場合は1.65となり、樹脂との屈折
率差を大きくすることが可能)と、光硬化性樹脂10と
透明基板8との間の屈折率の関係から、その境界面16
は凹レンズ的な作用を有するために得られるマイクロレ
ンズ11は、アクロマティックレンズ的な構成を有する
低収差なレンズを得ることができる。
11が同一面内に4個形成されている場合の例を図1に
示し、また、この時のレンズの屈折率の関係を図2に示
す。光硬化性樹脂10の屈折率をn1 とし、透明基板
8の屈折率をn2 としたとき、これらの関係がn1<
n2の関係を満たすようにする(例えば、2P樹脂の屈
折率は1.48、BK7の屈折率は1.51、さらに、
フリントガラスの場合は1.65となり、樹脂との屈折
率差を大きくすることが可能)と、光硬化性樹脂10と
透明基板8との間の屈折率の関係から、その境界面16
は凹レンズ的な作用を有するために得られるマイクロレ
ンズ11は、アクロマティックレンズ的な構成を有する
低収差なレンズを得ることができる。
【0025】なお、本実施例では、レンズ孔9はフォト
リソグラフィ法によるエッチングにより形成するように
したがこの方法に限るものではなく、この他に、開口を
有するマスクを用いた機械加工法や、レーザ光を用いた
物理加工法によるエッチングによっても形成することが
できる。また、マイクロレンズ11は種々の形状に変形
させることができ、例えば、フォトレジスト開口パター
ンの形状を変えることによりレンズ孔9の形状を非球面
としてさらに光学特性を向上させることが可能である。 さらに、レンズ成形型17は、レンズ孔9の形成された
透明基板8を別途用いるようにしてもよい。
リソグラフィ法によるエッチングにより形成するように
したがこの方法に限るものではなく、この他に、開口を
有するマスクを用いた機械加工法や、レーザ光を用いた
物理加工法によるエッチングによっても形成することが
できる。また、マイクロレンズ11は種々の形状に変形
させることができ、例えば、フォトレジスト開口パター
ンの形状を変えることによりレンズ孔9の形状を非球面
としてさらに光学特性を向上させることが可能である。 さらに、レンズ成形型17は、レンズ孔9の形成された
透明基板8を別途用いるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、透明基板の少な
くとも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔
を形成し、このレンズ孔の形成された前記透明基板の面
上にこの透明基板よりも屈折率が小さく前記凹面形状と
精度良く対向した位置に凸面形状の表面を有する樹脂膜
を形成したので、透明基板と樹脂膜との間の屈折率の関
係から凹レンズ的な機能を付与をすることが可能となり
、これにより低収差なマイクロレンズを得ることができ
るものである。
くとも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔
を形成し、このレンズ孔の形成された前記透明基板の面
上にこの透明基板よりも屈折率が小さく前記凹面形状と
精度良く対向した位置に凸面形状の表面を有する樹脂膜
を形成したので、透明基板と樹脂膜との間の屈折率の関
係から凹レンズ的な機能を付与をすることが可能となり
、これにより低収差なマイクロレンズを得ることができ
るものである。
【0027】請求項2記載の発明は、透明基板の少なく
とも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔を
形成し、この凹面形状のレンズ孔を有する前記透明基板
上に感光性樹脂を塗布し、この感光性樹脂をその上方に
配置されたマスクを介して選択的に露光を行うことによ
りその感光性樹脂の一部を多量化させた後、この一部が
多量化された前記感光性樹脂の全面に渡って露光を行い
その感光性樹脂を硬化させることによりマイクロレンズ
を作製するようにしたので、レンズに光硬化性の感光性
樹脂を用いることにより、量産性に優れた低収差のマイ
クロレンズを容易に製造することが可能となり、また、
これにより光硬化のため基板材料として種々のものを用
いることができるものである。
とも一方の面上に所望とする凹面形状をなすレンズ孔を
形成し、この凹面形状のレンズ孔を有する前記透明基板
上に感光性樹脂を塗布し、この感光性樹脂をその上方に
配置されたマスクを介して選択的に露光を行うことによ
りその感光性樹脂の一部を多量化させた後、この一部が
多量化された前記感光性樹脂の全面に渡って露光を行い
その感光性樹脂を硬化させることによりマイクロレンズ
を作製するようにしたので、レンズに光硬化性の感光性
樹脂を用いることにより、量産性に優れた低収差のマイ
クロレンズを容易に製造することが可能となり、また、
これにより光硬化のため基板材料として種々のものを用
いることができるものである。
【0028】請求項3記載の発明は、透明基板の少なく
とも一方の面に感光性樹脂を形成し、前記透明基板上に
レンズ成形型を押し当てることにより前記感光性樹脂を
挾持し、その挾持された感光性樹脂に光照射を行うこと
によりその感光性樹脂を硬化させた後、前記レンズ成形
型を前記透明基板から剥離することによりその透明基板
上にマイクロレンズを形成するマイクロレンズの製造方
法において、前記透明基板の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、このレンズ
孔と前記レンズ成形型とを精度良く配置したので、基板
加工にフォトリソグラフィの手法を用いレンズに光硬化
性樹脂を利用することにより、生産性の優れた低収差の
マイクロレンズを容易に製造することが可能となり、ま
た、光硬化のためレンズ成形型や基板に種々の材料を用
いることができるものである。
とも一方の面に感光性樹脂を形成し、前記透明基板上に
レンズ成形型を押し当てることにより前記感光性樹脂を
挾持し、その挾持された感光性樹脂に光照射を行うこと
によりその感光性樹脂を硬化させた後、前記レンズ成形
型を前記透明基板から剥離することによりその透明基板
上にマイクロレンズを形成するマイクロレンズの製造方
法において、前記透明基板の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、このレンズ
孔と前記レンズ成形型とを精度良く配置したので、基板
加工にフォトリソグラフィの手法を用いレンズに光硬化
性樹脂を利用することにより、生産性の優れた低収差の
マイクロレンズを容易に製造することが可能となり、ま
た、光硬化のためレンズ成形型や基板に種々の材料を用
いることができるものである。
【0029】請求項4記載の発明は、感光性樹脂の屈折
率をn1 とし、透明基板の屈折率をn2 とした時、
n1<n2の関係を満たすように設定したので、請求項
1記載の発明の効果と同様に、樹脂とレンズ基板との間
の屈折率の関係から凹レンズ的な機能を付与することが
でき、これにより低収差なマイクロレンズを得ることが
可能となるものである。
率をn1 とし、透明基板の屈折率をn2 とした時、
n1<n2の関係を満たすように設定したので、請求項
1記載の発明の効果と同様に、樹脂とレンズ基板との間
の屈折率の関係から凹レンズ的な機能を付与することが
でき、これにより低収差なマイクロレンズを得ることが
可能となるものである。
【0030】請求項5記載の発明は、透明基板の面上に
形成される凹面形状は、機械加工法、若しくは、開口を
有するマスクを用いてエッチングを行うフォトリソグラ
フィ法、若しくは、レーザ光を用いた物理加工法により
所望の凹面形状に形成したので、透明基板を一括に容易
に加工することができ、これにより生産性に優れたレン
ズ基板を得ることができるものである。
形成される凹面形状は、機械加工法、若しくは、開口を
有するマスクを用いてエッチングを行うフォトリソグラ
フィ法、若しくは、レーザ光を用いた物理加工法により
所望の凹面形状に形成したので、透明基板を一括に容易
に加工することができ、これにより生産性に優れたレン
ズ基板を得ることができるものである。
【0031】請求項6記載の発明は、機械加工法、若し
くは、開口を有するマスクを用いてエッチングを行うフ
ォトリソグラフィ法、若しくは、レーザ光を用いた物理
加工法によりレンズ孔の形成された透明基板をレンズ成
形型として用いたので、レンズ成形型を一括に容易に製
作でき、これにより生産性の良い高精度な成形型を得る
ことができるものである。
くは、開口を有するマスクを用いてエッチングを行うフ
ォトリソグラフィ法、若しくは、レーザ光を用いた物理
加工法によりレンズ孔の形成された透明基板をレンズ成
形型として用いたので、レンズ成形型を一括に容易に製
作でき、これにより生産性の良い高精度な成形型を得る
ことができるものである。
【図1】請求項1,2,5記載の発明の一実施例である
マイクロレンズの様子を示す斜視図である。
マイクロレンズの様子を示す斜視図である。
【図2】レンズ屈折率の関係を示す光路図である。
【図3】マイクロレンズの製造方法を示す工程図である
。
。
【図4】請求項3〜6記載の発明の一実施例であるマイ
クロレンズの製造方法を示す工程図である。
クロレンズの製造方法を示す工程図である。
【図5】第一の従来例を示す工程図である。
【図6】第二の従来例を示す側面図である。
8 透明基板
9 レンズ孔
10 樹脂膜(感光性樹脂)
11 マイクロレンズ
13 マスク
Claims (6)
- 【請求項1】 透明基板の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、このレンズ
孔の形成された前記透明基板の面上にこの透明基板より
も屈折率が小さく前記凹面形状と精度良く対向した位置
に凸面形状の表面を有する樹脂膜を形成したことを特徴
とするマイクロレンズ。 - 【請求項2】 透明基板の少なくとも一方の面上に所
望とする凹面形状をなすレンズ孔を形成し、この凹面形
状のレンズ孔を有する前記透明基板上に感光性樹脂を塗
布し、この感光性樹脂をその上方に配置されたマスクを
介して選択的に露光を行うことによりその感光性樹脂の
一部を多量化させた後、この一部が多量化された前記感
光性樹脂の全面に渡って露光を行いその感光性樹脂を硬
化させることによりマイクロレンズを作製するようにし
たことを特徴とするマイクロレンズの製造方法。 - 【請求項3】 透明基板の少なくとも一方の面に感光
性樹脂を形成し、前記透明基板上にレンズ成形型を押し
当てることにより前記感光性樹脂を挾持し、その挾持さ
れた感光性樹脂に光照射を行うことによりその感光性樹
脂を硬化させた後、前記レンズ成形型を前記透明基板か
ら剥離することによりその透明基板上にマイクロレンズ
を形成するマイクロレンズの製造方法において、前記透
明基板の少なくとも一方の面上に所望とする凹面形状を
なすレンズ孔を形成し、このレンズ孔と前記レンズ成形
型とを精度良く配置したことを特徴とするマイクロレン
ズの製造方法。 - 【請求項4】 感光性樹脂の屈折率をn1 とし、透
明基板の屈折率をn2 とした時、n1<n2の関係を
満たすように設定したことを特徴とする請求項3記載の
マイクロレンズの製造方法。 - 【請求項5】 透明基板の面上に形成される凹面形状
は、機械加工法、若しくは、開口を有するマスクを用い
てエッチングを行うフォトリソグラフィ法、若しくは、
レーザ光を用いた物理加工法により所望の凹面形状に形
成したことを特徴とする請求項2,3記載のマイクロレ
ンズの製造方法。 - 【請求項6】 機械加工法、若しくは、開口を有する
マスクを用いてエッチングを行うフォトリソグラフィ法
、若しくは、レーザ光を用いた物理加工法によりレンズ
孔の形成された透明基板をレンズ成形型として用いたこ
とを特徴とする請求項3記載のマイクロレンズの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07953691A JP3165167B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-04-12 | マイクロレンズ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-54304 | 1991-03-19 | ||
JP5430491 | 1991-03-19 | ||
JP07953691A JP3165167B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-04-12 | マイクロレンズ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04348301A true JPH04348301A (ja) | 1992-12-03 |
JP3165167B2 JP3165167B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=26395051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07953691A Expired - Fee Related JP3165167B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-04-12 | マイクロレンズ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165167B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749403A (ja) * | 1993-04-12 | 1995-02-21 | Hughes Aircraft Co | マイクロ光学素子の製造方法 |
EP0703596A3 (en) * | 1994-09-22 | 1999-01-07 | Ebara Corporation | Method and apparatus for energy beam machining |
JP2011170224A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Konica Minolta Opto Inc | 光学素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP07953691A patent/JP3165167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749403A (ja) * | 1993-04-12 | 1995-02-21 | Hughes Aircraft Co | マイクロ光学素子の製造方法 |
EP0703596A3 (en) * | 1994-09-22 | 1999-01-07 | Ebara Corporation | Method and apparatus for energy beam machining |
JP2011170224A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Konica Minolta Opto Inc | 光学素子の製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3165167B2 (ja) | 2001-05-14 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |