JPH04347931A - 位相同期クロック抽出回路 - Google Patents

位相同期クロック抽出回路

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JPH04347931A
JPH04347931A JP3149720A JP14972091A JPH04347931A JP H04347931 A JPH04347931 A JP H04347931A JP 3149720 A JP3149720 A JP 3149720A JP 14972091 A JP14972091 A JP 14972091A JP H04347931 A JPH04347931 A JP H04347931A
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clock
circuit
pulse train
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Yoshio Kashima
加島 宜雄
Riyuuma Kakinuma
柿沼 隆馬
Fumio Mano
真野 文雄
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信バースト信号からそ
の信号に位相同期したクロックを生成する位相同期クロ
ック抽出回路に関する。本発明は特に、ポイント対マル
チポイントのバースト光通信方式におけるポイント側の
伝送装置で使用するに適する。
【0002】
【従来の技術】ポイント対マルチポイント通信方式では
、ポイント側の伝送装置とマルチポイント側のそれぞれ
の伝送装置との間の距離や伝送路の条件が異なるため、
ポイント側で受信する信号が重なることのないように、
少なくともマルチポイント側からポイント側への通信に
は間欠的な信号であるバースト信号が用いられる。
【0003】図13は、ポイント対マルチポイント通信
方式の例として、スターカプラを用いた一方向光通信装
置のブロック構成図を示す。この光通信装置は複数の光
送信装置100−1、100−2…と一つの光受信装置
103とを備え、これらがスターカプラ101および光
ファイバ伝送路102を介して互いに接続される。光送
信装置100−1、100−2…はそれぞれ、利用者か
らの情報を半導体レーザなどの発光素子により光信号に
変換し、光バースト信号として出力する。これらの光バ
ースト信号はスターカプラ101により合波され、光フ
ァイバ伝送路102を経由して光受信装置103に入力
される。
【0004】図14は光受信装置103が受信したバー
スト信号の一例を示し、図15はそれを拡大して示す。 説明を簡単にするため、受光後の電気段で自動利得調整
によりレベルを一定にしたものとして示す。
【0005】各バースト信号の先頭には、受信回路を安
定に動作させるためのプリアンブルPAが付与されてい
る。プリアンブルの目的の一つは、その期間に受信回路
がクロックを安定に抽出することである。このプリアン
ブル長が短いほど、伝送効率が良く経済的な伝送が可能
である。すなわち、伝送量を一定とすると、伝送速度を
低くできる。
【0006】マルチポイント側からのそれぞれ信号を復
調するには、その信号に位相同期したクロックを抽出す
る必要がある。受信信号がバースト信号の場合には、そ
のバースト信号毎にクロックを抽出する。クロック抽出
方法としては、PLL(位相同期ループ)法、多点サン
プリング法、多相選択法が従来から知られている。
【0007】PLL法は、入力バースト信号とVCO(
電圧制御発振器)の位相とを位相比較器で比較し、位相
差がなくなるようにVCOの周波数を変化させて位相同
期クロックを発生させる方法である。この方法でプリア
ンブルを短くするためには、時間的に安定でかつ高速応
答のVCOが必要となる。時間的に安定でかつ高速応答
という要求条件は一般には相反する条件であり、実現が
困難である。
【0008】多点サンプリング法は、入力信号よりも数
倍から数十倍の高速クロックを用意し、入力信号をこの
高速クロックで多点サンプリングすることで入力信号を
識別する方法である。この方法では実際にクロックが抽
出されるわけではないが、等価的にはクロックが抽出さ
れたことになる。この方法では、バースト毎に位相同期
クロックの位相を変化させる必要がないため、短いプリ
アンブル長でもクロックを抽出できる。しかし、入力信
号よりも数倍から数十倍の高速クロックが必要なため、
高速の素子が必要であり、経済性、発熱などの点で問題
がある。
【0009】多相選択法は、マスタクロックを遅延回路
で多相化し、これらのうちの入力信号の位相に最も近い
ものを選択する方法である。この方法は、入力信号より
高速のクロックは不要であること、選択のための処理時
間が必要となるものの比較的短いプリアンブル長でクロ
ックを抽出できること、などの優れた長所をもつ。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし多相選択法では
、プリアンブルの最後で雑音などにより誤ったクロック
を選択した場合に、受信バースト信号のデータ部分で識
別誤りが生じてしまう。クロック選択がプリアンブルの
みで行われるとすると、対象としている1バースト分す
べてのデータに識別誤りが生じる事態も生じる可能性が
ある。
【0011】これを解決するため、プリアンブルだけで
なくデータ部分も用いてクロック選択を行う方法も知ら
れている。しかし、雑音などにより誤ったクロック選択
が行われたとき、選択の処理時間を伝送ビット速度換算
でSビット分とすると、少なくとも誤選択後のSビット
分のデータ部分で識別誤りが生じてしまう。
【0012】このように、従来の多相選択法は優れた方
法ではあるが、これを用いてデータを識別する場合に、
識別誤りが生じやすい欠点があった。
【0013】本発明は、このような課題を解決し、受信
バースト信号から位相同期クロックを安定に抽出できる
位相同期クロック抽出回路を提供することを目的とする
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の位相同期クロッ
ク抽出回路は、受信バースト信号の立ち上がりまたは立
ち下がりの変化点を検出する変化点検出回路と、この変
化点検出回路の変化点検出タイミングと実質的に同じタ
イミングのパルスを含むパルス列をM系列のクロックパ
ルス列から選択するクロック選択回路と、このクロック
選択回路の選択結果に基づいて実際に選択すべきパルス
列を決定するクロック決定回路と、このクロック決定回
路の出力を新たな出力があるまで保持する決定結果保持
回路と、この決定結果保持回路の出力にしたがってM系
列のクロックパルス列の一つを選択して出力するセレク
タ回路とを含むことを特徴とする。
【0015】クロック決定回路は、クロック選択回路に
より同一のパルス列が連続して選択されたときにそのパ
ルス列を実際に選択すべきパルス列と判定する処理手段
、同一のパルス列に対するクロック選択回路の時系列の
選択結果から多数決論理によりそのパルス列を実際に選
択すべきか否かを判定する多数決処理手段、またはM系
列のクロックパルス列のそれぞれにその位相差にしたが
って順番に番号を付与しておき、選択されたパルス列の
番号の平均値により表されるパルス列を実際に選択すべ
きパルス列と判定する平均処理手段のいずれかを含むこ
とができる。
【0016】また、受信バースト信号に含まれる特定部
分の信号に対してクロック選択回路およびクロック決定
回路を動作させる手段、または受信バースト信号に含ま
れる全信号に対してクロック選択回路およびクロック決
定回路を動作させる手段のどちらかを備えることができ
る。
【0017】変化点検出回路の出力がバースト信号受信
後の最初の変化点であることを検出する手段を備え、ク
ロック決定回路は、最初の変化点に対してはクロック選
択回路が選択したパルス列をそのまま実際に選択すべき
パルス列であると判定する手段を含むこともできる。
【0018】パルス列の番号の平均値によりパルス列を
決定する場合には、平均処理手段に、最初の変化点に対
してはクロック選択回路が選択したパルス列をそのまま
実際に選択すべきパルス列であると判定し、それ以降は
変化点の数を順次増やしてパルス列の番号の平均値を求
める手段を備えることができる。
【0019】
【作用】多相クロックパルス列から受信バースト信号の
変化点の位相と同期するものを選択してそのまま使用す
るのではなく、一旦選択した後に、そのクロックパルス
列が正しく選択されているか否かを判定して実際に使用
するパルス列を決定する。一度決定されたクロックパル
ス列については、新たな決定が行われるまで保持する。 したがって、雑音などにより誤ったクロックが選択され
たときでも、そのまま実際の選択が行われるわけではな
く、データの識別誤りが生じることを防止できる。
【0020】クロックパルス列を決定するには、クロッ
ク選択回路により時系列に選択された複数N個の選択結
果をもとに、論理処理により行う。この論理処理として
は、例えば、N=2として、2個の選択結果が一致した
場合のみクロックを決定する2連一致処理法を用いるこ
とができる。また、N=3として、3個の選択結果から
多数決により決定する多数決処理法や、3個のうちの位
相が真ん中のものを決定値とする処理法がある。さらに
、一般のNの場合でも、多数決処理や、位相の平均値に
最も近いクロックパルス列を選択する平均化処理を利用
できる。
【0021】クロック決定のための選択結果の個数Nを
増やすことで、バースト誤り(連続誤り)に対して強く
なるが、決定までの処理時間が増加する。処理法および
Nの数、受信バースト信号のどの部分を用いてクロック
の選択および決定を行うかなどについての選定は、伝送
系の要求によって定められる。
【0022】クロックの選択および決定は、受信バース
ト信号の特定の部分、例えばプリアンブルを用いて行う
ことができる。伝送系によっては、受信バースト信号の
全部分で行ってもよい。特定の部分のみを用いる場合に
は高速の引き込み特性が得られ、全部分を用いる場合に
はクロック安定性が得られる。
【0023】クロック安定性と高速の引き込み特性を同
時に満たすためには、二つの処理方法が利用できる。そ
の一つは、クロック決定を受信バースト信号の最初の変
化点検出ではN=1、すなわち選択されたクロックをそ
のまま決定値とし、次の変化点検出からは複数(N≧2
)の選択結果に基づいてクロックを決定する方法である
。もう一つの方法は、クロック決定を受信バースト信号
の最初の変化点ではN=1で行い、2番目の変化点検出
ではN=2とした平均値をクロック決定値とし、3番目
の変化点検出ではN=3とした平均値をクロック決定値
とするように、変化点検出が進む毎に順次Nを増加させ
、受信バースト信号の最初の変化点から最新の変化点ま
でを平均処理する方法である。
【0024】いずれにしても、クロック選択回路の複数
N個の選択結果をもとに、論理処理によりM系列のクロ
ックの一つを決定するため、雑音などにより誤ったクロ
ックが選択された場合でも、そのクロックが実際に使用
されることが防止される。
【0025】クロックの選択および決定に要する処理時
間を伝送ビット速度換算でRビット分とし、このRビッ
トの期間でもデータの識別を行うためには、既に選択さ
れ決定されたクロックを保持して使用する。この保持内
容は、新たなクロック決定結果が得られたときに更新さ
れる。通常はプリアンブル期間でクロック決定が完了す
るため、データについては先頭から正しく識別できる。 保持内容が更新されるのは、通常は、1バースト期間中
に送信側のクロックが変動した場合や、次のバースト信
号を受信するときなどである。
【0026】
【実施例】図1は本発明第一実施例の位相同期クロック
抽出回路を示すブロック構成図である。
【0027】この位相同期クロック抽出回路は、互いに
位相の異なる複数M系列のクロックパルス列を生成する
多相クロック発生回路2と、この複数M系列のクロック
パルス列から受信バースト信号に位相同期するパルス列
を選択して出力する選択出力手段とを備える。本実施例
の特徴とするところはこの選択出力手段にあり、受信バ
ースト信号の立ち上がりまたは立ち下がりの変化点を検
出する変化点検出回路1と、この変化点検出回路1の変
化点検出タイミングと実質的に同じタイミングのパルス
を含むパルス列をM系列のクロックパルス列から選択す
るクロック選択回路3と、このクロック選択回路3の選
択結果に基づいて実際に選択すべきパルス列を決定する
クロック決定回路4と、このクロック決定回路4の出力
を新たな出力があるまで保持する決定結果保持回路5と
、この決定結果保持回路5の出力にしたがってM系列の
クロックパルス列の一つを選択して出力するセレクタ回
路6とを備えたことにある。
【0028】図2は第一実施例の具体例を示す回路図で
あり、特にクロック選択回路3、クロック決定回路4、
決定結果保持回路5およびセレクタ回路6を詳細に示す
。ここでは、同一のパルス列が連続して選択されたとき
にそのパルス列を実際に選択すべきパルス列と判定する
場合の構成を示す。
【0029】クロック選択回路3は、M個のD型フリッ
プフロップ30−1〜30−Mを備え、それぞれのD端
子には、多相クロック発生回路2からの互いに位相の異
なるクロックパルス列が別々に入力される。D型フリッ
プフロップ30−1〜30−Mのそれぞれのクロック端
子には、変化点検出回路1の出力が供給される。
【0030】D型フリップフロップ30−J(1≦J≦
M)のD入力が「H」のときに受信バースト信号の変化
点が検出されると、D型フリップフロップ30−JのQ
出力が「H」となり、J番目のクロックパルス列が選択
されたことを表す。
【0031】クロック決定回路4は、クロックパルス列
の数Mに対応してM個のブロックが設けられ、J番目(
1≦J≦M)のブロックは、D型フリップフロップ40
−J、41−J、42−Jおよび論理積回路43−Jに
より構成される。D型フリップフロップ40−Jおよび
41−JのそれぞれのD端子には、クロック選択回路3
のJ番目の出力が供給される。D型フリップフロップ4
0−Jの出力はそのまま論理積回路43−Jに供給され
、D型フリップフロップ41−Jの出力はD型フリップ
フロップ42−Jを介して論理積回路43−Jに供給さ
れる。D型フリップフロップ40−J、41−J、42
−Jのそれぞれのクロック端子には、変化点検出回路1
の出力が入力される。
【0032】D型フリップフロップ40−Jは最新の変
化点検出時点でJ番目のクロックパルス列が選択されて
いたときに「H」を出力し、D型フリップフロップ42
−Jはその前の変化点検出時点でJ番目のクロックパル
ス列が選択されていたときに「H」を出力する。したが
って、二つの出力の論理積をとると、J番目のクロック
パルス列が2回連続して選択されたとき、すなわち2連
一致のときのみ「H」となる。これが決定結果として出
力される。
【0033】ここでは2連一致の場合を示したが、クロ
ック決定回路4のそれぞれのブロックに3段接続のD型
フリップフロップを付加して、3連一致によりクロック
決定を行う構成とすることもできる。また、4以上の連
続一致によりクロック決定を行う構成とすることもでき
る。
【0034】決定結果保持回路5は、論理和回路50と
、論理積回路51と、M個のラッチ回路52−1〜52
−Mとにより構成される。クロック決定回路4のM個の
出力は論理和回路50とラッチ回路52−1〜52−M
のそれぞれのD端子とに供給される。論理和回路50の
出力は論理積回路51に供給され、論理積回路51のも
う一方の入力にはマスタクロックが供給される。論理積
回路51の出力はラッチ回路52−1〜52−MのEN
端子に供給される。
【0035】クロック決定回路4からクロック決定結果
が出力されていない場合には、論理和回路50の出力は
「L」となり、ラッチ回路52−1〜52−MのEN端
子には「L」が入力されるため、そのラッチ内容は保持
される。クロック決定結果が出力される、すなわちクロ
ック決定回路4のM個の出力のうちいずれかが「H」に
なると、論理和回路50の出力も「H」となり、論理積
回路51はマスタクロックを出力する。このマスタクロ
ックはラッチ回路52−1〜52−MのEN端子に入力
され、クロック毎にラッチ内容が更新され、クロック決
定結果が出力される。
【0036】セレクタ回路6は論理積回路60−1〜6
0−Mおよび論理和回路61を備える。論理積回路60
−J(1≦J≦M)には、決定結果保持回路5のJ番目
の出力と、J番目のクロックパルス列とが入力される。 論理積回路60−1〜60−Mの出力は論理和回路61
に入力される。
【0037】論理積回路60−Jは、J番目のクロック
パルス列が選択および決定されて保持されている場合に
、そのパルス列を出力する。論理積回路60−1〜60
−Mのいずれがパルス列を出力した場合、すなわちM系
列のどのクロックパルス列が出力された場合でも、論理
和回路61がそれを抽出クロックとして出力する。
【0038】図3は変化点検出回路1の一例を示す回路
図であり、図4はその動作を示すタイムチャートである
【0039】この回路は入力端子10、排他的論理和回
路11、D型フリップフロップ12および出力端子13
を備える。入力端子10は排他的論理和回路11の一方
の入力に接続され、排他的論理和回路11のもう一方の
入力にはD型フリップフロップ12のQ端子が接続され
る。排他的論理和回路11の出力は、出力端子13に接
続されるとともに、D型フリップフロップ12のクロッ
ク端子に接続される。D型フリップフロップ12のQ−
 端子はD端子に接続される。
【0040】入力端子10の入力信号、D型フリップフ
ロップ12のQ出力、出力端子13の出力信号をそれぞ
れ図4(a)、(b)、(c)に示す。
【0041】D型フリップフロップ12のQ出力がQ=
「H」のとき入力端子10の信号が「H」であれば、排
他的論理和回路11の出力は「L」となり、回路状態は
変化しない。入力端子10の信号が「L」になると、排
他的論理和回路11の出力が「H」となり、D型フリッ
プフロップ12の回路状態が変化してQ出力が「H」と
なる。このため排他的論理和回路11の二つの入力が共
に「H」となり、その出力は「L」に変化する。排他的
論理和回路11の出力が「L」になると、その回路状態
は保持される。すなわち、伝搬遅延時間に相当する時間
幅のパルスが得られる。D型フリップフロップ12のQ
出力がQ=「L」のときは逆に、入力端子10の信号が
「L」のときには回路状態の変化はなく、「H」になっ
たときに回路状態が変化してパルスが出力される。この
ようにして、入力信号の変化点があるときにパルスが得
られる。
【0042】図5は多相クロック発生回路2の一例を示
す回路図であり、図6はその入出力例を示す。図5に示
した多相クロック発生回路2は、マスタクロックを入力
とし、遅延回路20−1〜20−(M−1)によりそれ
ぞれ異なる遅延量を与えて互いに位相の異なるクロック
を出力する。
【0043】図7は多相クロック発生回路2の出力する
多相クロックとクロック選択との関係を示すタイムチャ
ートであり、(a)は変化点検出回路1の出力、(b)
ないし(e)は多相クロック発生回路2の出力するクロ
ック、(f)ないし(i)はクロック選択回路3の出力
の例を示す。
【0044】この例の最初のうちは、変化点検出のタイ
ミングではK番目のクロックが「H」となっている。こ
の場合には、クロック選択回路3のK番目の出力が「H
」になる。その後に変化点検出の位相が変化し、そのタ
イミングでJ番目のクロックが「H」であると、K番目
の出力は「L」となり、K番目の出力が「H」となる。
【0045】図8はクロック決定回路4の別の例を示す
回路図である。この回路はN=3の多数決論理を採用し
た場合の例である。
【0046】この場合にもクロック決定回路4は、クロ
ック選択回路3のM個の出力に対応して、M個の回路ブ
ロック44−1〜44−Mを含む。各回路ブロックには
、3ビットのシフトレジスタ440、論理積回路441
、反転入力付の論理積回路442〜444、および論理
和回路445を備える。ただし、図では回路ブロック4
4−1以外の内部については省略した。
【0047】シフトレジスタ440のデータ入力端子に
は、クロック選択回路3の対応する出力が入力される。 シフトレジスタ440のクロック端子には、変化点検出
回路1の出力が供給される。シフトレジスタ440の各
ビットは論理積回路441〜444に入力される。論理
積回路441〜444の出力は論理和回路445を介し
て決定結果保持回路5に出力される。
【0048】シフトレジスタ440には、変化点が検出
される毎に、クロック選択された結果が入力され蓄積さ
れる。蓄積された3ビットは、論理積回路441〜44
4により多数決処理される。すなわち、論理積回路44
1は3ビットすべて「H」のとき「H」を出力し、論理
積回路442は2ビット目と3ビット目が「H」のとき
、論理積回路443は1ビット目と3ビット目が「H」
のとき、論理積回路444は1ビット目と2ビット目が
「H」のときそれぞれ「H」を出力する。論理和回路4
45は、論理積回路441〜444のいずれかの出力が
「H」のときに「H」を出力する。すなわち、3回の変
化点検出に対して2回以上同一のクロックパルス列が選
択された場合には、そのクロックパルス列を実際に使用
するものとして決定する。N≧4の場合にも同様に構成
できる。
【0049】図9はクロック決定回路4のさらに別の例
を示す回路図である。この回路はN=Sで平均処理を行
う場合の例である。
【0050】このクロック決定回路4は、カウンタ45
および46−1〜46−Mと、平均化処理回路47とを
備える。カウンタ45には変化点検出回路1の出力が供
給される。カウンタ46−1〜46−Mにはそれぞれク
ロック選択回路3の対応する出力が供給され、さらに、
カウンタ45の出力がリセット入力として供給される。 カウンタ46−1〜46−Mの出力は平均化処理回路4
7に入力される。
【0051】カウンタ45は変化点検出出力を計数し、
S個計数する毎に平均化処理回路47に通知するととも
に、平均化処理回路47がカウンタ46−1〜46−M
の内容を読み取った後に、これらをリセットする。カウ
ンタ46−1〜46−Mは、それぞれ対応するクロック
パルス列が選択された回数を計数する。平均化処理回路
47は例えばマイクロプロセッサで構成され、カウンタ
46−1〜46−Mの計数結果をその対応するクロック
パルス列の位相により重み付けして加算し、Sで割って
四捨五入する。すなわち、M系列のクロックパルス列の
それぞれにその位相差にしたがって順番に番号を付与し
ておき、選択されたパルス列の番号の平均値により表さ
れるパルス列を実際に選択すべきパルス列と判定する。
【0052】例えば、S=4とし、クロックパルス列が
2番目、4番目、4番目、2番目の順で選択されたとす
る。その場合には、2番目のカウンタ46−2の計数値
が「2」、4番目のカウンタ46−4の計数値が同じく
「2」となる。このとき平均化処理回路47は、Σi×
(i番目のカウンタ46−iの計数値)/S=(2×2
+2×4)/4=3 により、3番目のクロックパルス列を実際に選択すべき
クロックパルス列として決定する。ただし、Σはi=1
ないしMの総和である。したがって、最も確からしいク
ロックパルス列を使用できる。
【0053】第一実施例は、クロックの選択および決定
を受信バースト信号のどの部分で行うかの構成について
は含まず、結果的に、バースト信号全体に対してクロッ
クの選択および決定を行う構成となっている。バースト
信号の一部でクロックの選択および決定を行う場合の構
成について以下に説明する。
【0054】図10は本発明の第二実施例を示す図であ
り、第一実施例と異なる部分を示すブロック構成図であ
る。
【0055】この実施例は、変化点検出回路1とクロッ
ク選択回路3との間にゲート回路7を備え、このゲート
回路7を制御するための制御回路8が設けられたことが
第一実施例と異なる。制御回路8は、フレーム信号に基
づいて、バースト信号の特定の部分、例えばプリアンブ
ルの部分でのみ、ゲート回路7を導通させる。したがっ
て、クロック選択回路3およびそれに続く回路は、その
部分でのみクロックの選択および決定を行うことになる
【0056】この実施例は、あらかじめ雑音が少ないと
思われる部分を特定できるときに、その部分のみのクロ
ック選択を用いるようにでき、正確なクロックを得るこ
とができる。また、場合によっては、ゲート回路7を導
通状態のままとし、バースト信号の全体でクロックの選
択および決定を行うこともできる。
【0057】クロックの選択および決定を行う部分を設
定するため、クロック選択回路3の前段ではなく後段や
、クロック決定回路の後段にゲート回路を配置しても本
発明を同様に実施できる。
【0058】図11は本発明の第三実施例を示す図であ
り、変化点検出回数により決定に要する数Nを変化させ
る例を示す。
【0059】この実施例は、変化点検出回路の出力がバ
ースト信号受信後の最初の変化点であることを検出する
手段としてカウンタ9を備え、クロック決定回路4には
、最初の変化点に対してはクロック選択回路が選択した
パルス列をそのまま実際に選択すべきパルス列であると
判定する手段としてスイッチ401および論理和回路4
03を備える。クロック決定回路4はまた、2回目以降
の変化点に対してクロックを決定するための決定処理回
路402を備える。
【0060】カウンタ9はバースト信号の受信が終了す
る毎にリセットされる。スイッチ401は、カウンタ9
が計数を開始するまでは、クロック選択回路のM個の出
力をそのままM個の論理和回路403に出力する。カウ
ンタ9の計数が開始されるとスイッチ401は、クロッ
ク選択回路の出力を決定処理回路402に供給し、Nが
複数の場合の処理が行われる。決定処理回路402の出
力は、論理和回路403を介して出力される。
【0061】この構成により、受信バースト信号の最初
の変化点が検出されたときには、その選択結果がそのま
ま決定結果となって出力される。それ以降は、2連一致
、多数決、平均化などの処理によりクロックが決定され
る。
【0062】この実施例は、バーストの先頭では高速に
クロックを決定し、それ以降はN≧2により確実に正確
なクロックを選択できる。
【0063】図12は本発明第四実施例を示す図である
。この例は、変化点検出回数に応じてクロック決定のた
めの数Nを順次変更する構成を示す。
【0064】この実施例は、変化点検出回路の出力がバ
ースト信号受信後の最初の変化点であることを検出する
手段としてバースト信号の受信が終了する毎にリセット
されるカウンタ48を備え、平均化処理回路47は、最
初の変化点から最新の変化点までにそれぞれ選択された
パルス列の番号の平均値を求める構成であることが図9
の構成と異なる。
【0065】すなわち、平均化処理回路47は、カウン
タ48の計数値により平均化の分母を変化させ、最初の
変化点ではN=1としてそのときのクロック選択結果を
そのまま決定値とし、次の変化点のときにはN=2とし
てこのときのクロック選択結果とその前のクロック選択
結果との平均によりクロックを決定し、3番目の変化点
のときにはN=3としてそれまでのクロック選択結果の
平均によりクロックを決定する。
【0066】また、最初の変化点ではN=1とし、2番
目と3番目の変化点に対してN=2としてクロックを決
定し、4番目、5番目および6番目の変化点に対してN
=3によりクロックを決定することもできる。どちらの
場合にも、徐々に確実なクロックを選択できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位相同期
クロック抽出回路は、クロック選択とクロック決定とを
分離し、クロック決定結果を用いて位相同期クロックを
抽出する。これにより、入力信号より高速なクロックは
不要であり、短いプリアンブル長でもクロックを抽出で
きる。本発明は、従来の多相選択法の長所をそのまま生
かし、さらに、従来の多相選択法の欠点であった識別誤
りの問題、すなわち安定性の問題を解決した。したがっ
て、高速素子が不要なため経済的であり、短いプリアン
ブル長での伝送が可能なため伝送効率がよく、しかも識
別誤りが生じにくい安定な伝送が可能となる効果がある
【0068】本発明はポイント対マルチポイント光通信
方式におけるポイント側装置の位相同期クロック抽出回
路として特に有用であるが、他の通信方式、例えばTD
MA衛星通信方式でも同様に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の位相同期クロック抽出回路
を示すブロック構成図。
【図2】具体例を示す図。
【図3】変化点検出回路の一例を示す回路図。
【図4】変化点検出回路の動作を示すタイムチャート。
【図5】多相クロック発生回路の一例を示す回路図。
【図6】多相クロック発生回路の入出力例を示す図。
【図7】多相クロック発生回路の出力する多相クロック
とクロック選択との関係を示すタイムチャート。
【図8】クロック決定回路の別の例を示す回路図。
【図9】クロック決定回路のさらに別の例を示す回路図
【図10】本発明の第二実施例を示す図であり、第一実
施例と異なる部分を示すブロック構成図。
【図11】本発明の第三実施例を示すブロック構成図。
【図12】本発明の第四実施例を示すブロック構成図。
【図13】ポイント対マルチポイント通信方式の一例を
示すブロック構成図。
【図14】バースト信号の一例を示す図。
【図15】バースト信号を拡大して示す図。
【符号の説明】
1    変化点検出回路 2    多相クロック発生回路 3    クロック選択回路 4    クロック決定回路 5    決定結果保持回路 6    セレクタ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに位相の異なる複数M系列のクロ
    ックパルス列を生成する多相クロック発生回路と、この
    複数M系列のクロックパルス列から受信バースト信号に
    位相同期するパルス列を選択して出力する選択出力手段
    とを備えた位相同期クロック抽出回路において、前記選
    択出力手段は、受信バースト信号の立ち上がりまたは立
    ち下がりの変化点を検出する変化点検出回路と、この変
    化点検出回路の変化点検出タイミングと実質的に同じタ
    イミングのパルスを含むパルス列を前記M系列のクロッ
    クパルス列から選択するクロック選択回路と、このクロ
    ック選択回路の選択結果に基づいて実際に選択すべきパ
    ルス列を決定するクロック決定回路と、このクロック決
    定回路の出力を新たな出力があるまで保持する決定結果
    保持回路と、この決定結果保持回路の出力にしたがって
    前記M系列のクロックパルス列の一つを選択して出力す
    るセレクタ回路とを含むことを特徴とする位相同期クロ
    ック抽出回路。
  2. 【請求項2】  クロック決定回路は、クロック選択回
    路により同一のパルス列が連続して選択されたときにそ
    のパルス列を実際に選択すべきパルス列と判定する処理
    手段を含む請求項1記載の位相同期クロック抽出回路。
  3. 【請求項3】  クロック決定回路は、同一のパルス列
    に対するクロック選択回路の時系列の選択結果から多数
    決論理によりそのパルス列を実際に選択すべきか否かを
    判定する多数決処理手段を含む請求項1記載の位相同期
    クロック抽出回路。
  4. 【請求項4】  クロック決定回路は、M系列のクロッ
    クパルス列のそれぞれにその位相差にしたがって順番に
    番号を付与しておき、選択されたパルス列の番号の平均
    値により表されるパルス列を実際に選択すべきパルス列
    と判定する平均処理手段を含む請求項1記載の位相同期
    クロック抽出回路。
  5. 【請求項5】  受信バースト信号に含まれる特定部分
    の信号に対してクロック選択回路およびクロック決定回
    路を動作させる手段を備えた請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の位相同期クロック抽出回路。
  6. 【請求項6】  受信バースト信号に含まれる全信号に
    対してクロック選択回路およびクロック決定回路を動作
    させる手段を備えた請求項1ないし4のいずれかに記載
    の位相同期クロック抽出回路。
  7. 【請求項7】  変化点検出回路の出力がバースト信号
    受信後の最初の変化点であることを検出する手段を備え
    、クロック決定回路は、前記最初の変化点に対してはク
    ロック選択回路が選択したパルス列をそのまま実際に選
    択すべきパルス列であると判定する手段を含む請求項1
    ないし6のいずれかに記載の位相同期クロック抽出回路
  8. 【請求項8】  変化点検出回路の出力がバースト信号
    受信後の最初の変化点であることを検出する手段を備え
    、平均処理手段は、前記最初の変化点に対してはクロッ
    ク選択回路が選択したパルス列をそのまま実際に選択す
    べきパルス列であると判定し、それ以降は変化点の数を
    順次増やしてパルス列の番号の平均値を求める手段を含
    む請求項4記載の位相同期クロック抽出回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088734A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Nec Corp クロック信号抽出回路
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US7174502B2 (en) 2002-07-01 2007-02-06 Oki Electric Industry Co., Ltd. Synchronization error detection circuit
JP2009141744A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 通信装置及び半導体装置
JP2012094975A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Fujitsu Telecom Networks Ltd 光パケットスイッチ装置

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