JPH04347377A - 波浪利用式圧縮空気作成装置 - Google Patents
波浪利用式圧縮空気作成装置Info
- Publication number
- JPH04347377A JPH04347377A JP3145644A JP14564491A JPH04347377A JP H04347377 A JPH04347377 A JP H04347377A JP 3145644 A JP3145644 A JP 3145644A JP 14564491 A JP14564491 A JP 14564491A JP H04347377 A JPH04347377 A JP H04347377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- storage tank
- water
- compressed air
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 52
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000005273 aeration Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波浪エネルギーを回収
して、同エネルギーにより圧縮空気を作成できるように
した、波浪利用式圧縮空気作成装置に関する。
して、同エネルギーにより圧縮空気を作成できるように
した、波浪利用式圧縮空気作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、波浪エネルギーの回収手段として
は、波動に伴う往復空気流を用いて空気タービンをまわ
す手段や、波動に伴う水圧変化を用いて機械的な往復運
動機構を実現する手段などがある。しかし、波浪エネル
ギーを用いて圧縮空気を作成する手段は、従来なかった
。
は、波動に伴う往復空気流を用いて空気タービンをまわ
す手段や、波動に伴う水圧変化を用いて機械的な往復運
動機構を実現する手段などがある。しかし、波浪エネル
ギーを用いて圧縮空気を作成する手段は、従来なかった
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、波浪エネル
ギーを有効に回収すべく、波浪を利用して水頭差をつく
り、この水頭差により圧縮空気を作成することを目的と
するものである。
ギーを有効に回収すべく、波浪を利用して水頭差をつく
り、この水頭差により圧縮空気を作成することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の波浪利用式圧縮空気作成装置は、波浪を遡
上させる斜面により海水を導入しうる貯水タンクと、同
貯水タンクよりも下方に配設されて下部に排水口を有す
る貯気タンクと、上記貯水タンクの下部と上記貯気タン
クの下部とを連通させるように配設される導水パイプと
、大気中から上記導水パイプの上端部内まで配設される
空気吸込み管とをそなえて構成されたことを特徴として
いる。
め、本発明の波浪利用式圧縮空気作成装置は、波浪を遡
上させる斜面により海水を導入しうる貯水タンクと、同
貯水タンクよりも下方に配設されて下部に排水口を有す
る貯気タンクと、上記貯水タンクの下部と上記貯気タン
クの下部とを連通させるように配設される導水パイプと
、大気中から上記導水パイプの上端部内まで配設される
空気吸込み管とをそなえて構成されたことを特徴として
いる。
【0005】
【作用】上述の本発明の波浪利用式圧縮空気作成装置で
は、斜面を遡上した波浪が貯水タンク内に導入されると
、貯水タンク内の水面と貯水タンク外の海面との間に水
頭差を生じる。この水頭差により導水パイプには下向き
の流れが生じるので、これに伴い導水パイプの上端部内
に挿入された空気吸込み管の下端には負圧を生じるよう
になる。 したがって空気吸込み管は大気中から空気
を吸込むようになり、導水パイプ内の流れは海水と空気
とが混在したものとなる。
は、斜面を遡上した波浪が貯水タンク内に導入されると
、貯水タンク内の水面と貯水タンク外の海面との間に水
頭差を生じる。この水頭差により導水パイプには下向き
の流れが生じるので、これに伴い導水パイプの上端部内
に挿入された空気吸込み管の下端には負圧を生じるよう
になる。 したがって空気吸込み管は大気中から空気
を吸込むようになり、導水パイプ内の流れは海水と空気
とが混在したものとなる。
【0006】このようにして導水パイプ内の流れは貯気
タンクに導かれ、ここで海水と空気とが分離して、海水
は貯気タンク下部の排水口から貯気タンク外に流出する
。その結果、貯気タンク内には圧縮空気が貯蔵されるよ
うになる。
タンクに導かれ、ここで海水と空気とが分離して、海水
は貯気タンク下部の排水口から貯気タンク外に流出する
。その結果、貯気タンク内には圧縮空気が貯蔵されるよ
うになる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1は本発明の第1実施例としての波浪利用
式圧縮空気作成装置の縦断面図であって、海面wに沿い
配設された貯水タンク2は、その傾斜壁の斜面1に波浪
eを遡上させるようになっており、このようにして波浪
を遡上させる斜面1により海水を導入しうるようになっ
ている。
明すると、図1は本発明の第1実施例としての波浪利用
式圧縮空気作成装置の縦断面図であって、海面wに沿い
配設された貯水タンク2は、その傾斜壁の斜面1に波浪
eを遡上させるようになっており、このようにして波浪
を遡上させる斜面1により海水を導入しうるようになっ
ている。
【0008】また貯水タンク2よりも下方において、海
底あるいは海中に貯気タンク4が配設されていて、同タ
ンク4の下部には排水口5が設けられけている。そして
、貯水タンク2の下部と貯気タンク4の下部とは、導水
パイプ3で連通されている。さらに、貯水タンク2内に
図示しない支持手段で支持された空気吸込み管6が、大
気中から導水パイプ3の上端部内まで配設されている。
底あるいは海中に貯気タンク4が配設されていて、同タ
ンク4の下部には排水口5が設けられけている。そして
、貯水タンク2の下部と貯気タンク4の下部とは、導水
パイプ3で連通されている。さらに、貯水タンク2内に
図示しない支持手段で支持された空気吸込み管6が、大
気中から導水パイプ3の上端部内まで配設されている。
【0009】上述の構成により、斜面1を遡上した波浪
eが貯水タンク2にオーバーフローして流れ込むと、貯
水タンク2内の水面と貯水タンク2外の海面wとの間に
は水頭差aが生じる。この水頭差aにより、導水パイプ
3内には下向きの流れが生じる。このとき導水パイプ3
の上端部内に挿入された空気吸込み管6の下端に負圧が
発生し、この負圧により、空気吸込み管6を通じて空気
bが導水パイプ3内へ吸い込まれるので、導水パイプ3
内の流れは海水と空気とが混在したものとなる。
eが貯水タンク2にオーバーフローして流れ込むと、貯
水タンク2内の水面と貯水タンク2外の海面wとの間に
は水頭差aが生じる。この水頭差aにより、導水パイプ
3内には下向きの流れが生じる。このとき導水パイプ3
の上端部内に挿入された空気吸込み管6の下端に負圧が
発生し、この負圧により、空気吸込み管6を通じて空気
bが導水パイプ3内へ吸い込まれるので、導水パイプ3
内の流れは海水と空気とが混在したものとなる。
【0010】導水パイプ3内の流れは貯気タンク4に導
かれ、ここで海水と空気とが分離し、海水は排水口5を
通って貯気タンク4の外に流れ出る。その結果、水面差
cに見合う圧力をもった圧力空気dが貯気タンク4内に
貯蔵される。る。
かれ、ここで海水と空気とが分離し、海水は排水口5を
通って貯気タンク4の外に流れ出る。その結果、水面差
cに見合う圧力をもった圧力空気dが貯気タンク4内に
貯蔵される。る。
【0011】貯気タンク4の中に貯蔵された圧縮空気d
は、小型空気タービン等の回転動力として用いることが
でき、その場合、落差aに対応する水車よりも有効にエ
ネルギーを取り出すことができる。
は、小型空気タービン等の回転動力として用いることが
でき、その場合、落差aに対応する水車よりも有効にエ
ネルギーを取り出すことができる。
【0012】図2は本発明の第2実施例としての波浪利
用式圧縮空気作成装置の要部を示す斜視図であって、こ
の第2実施例では貯水タンク2を海面へ浮かべるために
浮力タンク7が装備されている。そして、装置全体は係
留用のチェーン8とシンカー9とで海底に固定される。 他の構成は前述の第1実施例と同様にして第1実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
用式圧縮空気作成装置の要部を示す斜視図であって、こ
の第2実施例では貯水タンク2を海面へ浮かべるために
浮力タンク7が装備されている。そして、装置全体は係
留用のチェーン8とシンカー9とで海底に固定される。 他の構成は前述の第1実施例と同様にして第1実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
【0013】なお、導水パイプ3および空気吸込み管6
を複数セット設け、その一部の導水パイプ3の終端を直
接海中へ露出することにより、この装置を海水の曝気に
利用することも可能である。
を複数セット設け、その一部の導水パイプ3の終端を直
接海中へ露出することにより、この装置を海水の曝気に
利用することも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の波浪利
用式圧縮空気作成装置によれば、波浪エネルギーを有効
に回収して、応用範囲の広い圧縮空気を作成することが
できる。このような装置は、空気の圧縮および貯溜のた
めに弁などの可動部分を一切使うことのない信頼性の高
いものとなる利点がある。
用式圧縮空気作成装置によれば、波浪エネルギーを有効
に回収して、応用範囲の広い圧縮空気を作成することが
できる。このような装置は、空気の圧縮および貯溜のた
めに弁などの可動部分を一切使うことのない信頼性の高
いものとなる利点がある。
【0015】
【図1】本発明の第1実施例に係る波浪利用式圧縮空気
作成装置の縦断面図である。
作成装置の縦断面図である。
【0016】
【図2】本発明の第2実施例に係る波浪利用式圧縮空気
作成装置の要部を示す縦断面図である。
作成装置の要部を示す縦断面図である。
【0017】
1 斜面
2 貯水タンク
3 導水パイプ
4 貯気タンク
5 排水口
6 空気吸込み管
7 浮力タンク
8 係留用チェーン
9 シンカー
a 水頭差
b 空気
c 水面差
d 圧縮空気
e 波浪
w 海面
Claims (1)
- 【請求項1】 波浪を遡上させる斜面により海水を導
入しうる貯水タンクと、同貯水タンクよりも下方に配設
されて下部に排水口を有する貯気タンクと、上記貯水タ
ンクの下部と上記貯気タンクの下部とを連通させるよう
に配設される導水パイプと、大気中から上記導水パイプ
の上端部内まで配設される空気吸込み管とをそなえて構
成されたことを特徴とする、波浪利用式圧縮空気作成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145644A JPH04347377A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 波浪利用式圧縮空気作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145644A JPH04347377A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 波浪利用式圧縮空気作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347377A true JPH04347377A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15389780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145644A Pending JPH04347377A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 波浪利用式圧縮空気作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347377A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021699A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 洋上水力空気圧縮機 |
JP2009068434A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | エゼクタ式真空ポンプ |
JP2013185530A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Takashi Ishii | 気泡上昇水流発生器 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3145644A patent/JPH04347377A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021699A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 洋上水力空気圧縮機 |
JP2009068434A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | エゼクタ式真空ポンプ |
JP2013185530A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Takashi Ishii | 気泡上昇水流発生器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980930 |