JPH0666242A - 水中発電装置 - Google Patents
水中発電装置Info
- Publication number
- JPH0666242A JPH0666242A JP3203901A JP20390191A JPH0666242A JP H0666242 A JPH0666242 A JP H0666242A JP 3203901 A JP3203901 A JP 3203901A JP 20390191 A JP20390191 A JP 20390191A JP H0666242 A JPH0666242 A JP H0666242A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- turbine
- seawater
- chamber
- power generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海や川、池等の水中に設置して垂直に設けら
れた圧力水管内を流出下降する水流のエネルギーを利用
して発電を行なうことを可能とする。 【構成】 水面下に開口する取水口より水圧差により海
水等を流入取水して、取水した水を圧力水管を通して水
中底部に設置した水車に供給し水車を回転駆動して発電
機を駆動することを特徴としている。
れた圧力水管内を流出下降する水流のエネルギーを利用
して発電を行なうことを可能とする。 【構成】 水面下に開口する取水口より水圧差により海
水等を流入取水して、取水した水を圧力水管を通して水
中底部に設置した水車に供給し水車を回転駆動して発電
機を駆動することを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海や、川、池等適当な
流れと水深のある水中に設置して鉛直下向きに下降する
水流のエネルギーを利用して発電を行なうようにした水
中発電装置、特に中小規模の水力発電装置に関する。
流れと水深のある水中に設置して鉛直下向きに下降する
水流のエネルギーを利用して発電を行なうようにした水
中発電装置、特に中小規模の水力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水力発電方法は、自然の流れの高
低差、又はダムによる高低差、落差を地形を利用してつ
くり、水流により大型タービンを駆動して発電する方法
が一般的である。
低差、又はダムによる高低差、落差を地形を利用してつ
くり、水流により大型タービンを駆動して発電する方法
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の水力
発電方法は、自然の流水量、雨量を利用するため変動差
があって発電量が安定せず、またダム建設の場合、設備
が大掛りで建設費、設備費が高く発電コストが割高にな
り、而も設置場所が限られるため、送電コストも高くつ
く、といった問題点を有していた。
発電方法は、自然の流水量、雨量を利用するため変動差
があって発電量が安定せず、またダム建設の場合、設備
が大掛りで建設費、設備費が高く発電コストが割高にな
り、而も設置場所が限られるため、送電コストも高くつ
く、といった問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、比較的小中規模の水力発電装置を海又は河川、
湖沼等に簡単に設置し、而もコスト的にも有利で実用性
の高い水中発電装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、比較的小中規模の水力発電装置を海又は河川、
湖沼等に簡単に設置し、而もコスト的にも有利で実用性
の高い水中発電装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における水中発電装置は、水面下に取水口を
開設してなる中空箱形の取水槽と、水中底部に設置され
て内部に吸出装置を配備してなる密閉した発電室とを、
1本又は複数の圧力水管にて接続し、発電室内における
前記圧力水管の下端部に同管内を流出下降する水流によ
り回転駆動される水車を設けると共に、この水車に発電
機を連結してなるものである。
に、本発明における水中発電装置は、水面下に取水口を
開設してなる中空箱形の取水槽と、水中底部に設置され
て内部に吸出装置を配備してなる密閉した発電室とを、
1本又は複数の圧力水管にて接続し、発電室内における
前記圧力水管の下端部に同管内を流出下降する水流によ
り回転駆動される水車を設けると共に、この水車に発電
機を連結してなるものである。
【0006】そして、前記吸出装置は、水車の吐出側に
設けた吸出管を気圧室内に臨ませて構成することが好ま
しい。
設けた吸出管を気圧室内に臨ませて構成することが好ま
しい。
【0007】
【作用】第1図は本発明装置を海中に設置した場合の一
実施例であり、同図において、海水は水面下に開設され
た取水口1からフィルターを通して取水槽2内に流入す
る。この海水の流入は、間断なく行なわれるから取水槽
2内に流入した海水は連続的に圧力水管5より水中底部
に向けて勢いよく流出降下して水車6及び吸出管8を経
て吸出装置3内に導入される。この為水車6が回転駆動
されるので同軸6aに直結した発電機7が駆動されて発
電が行なわれる。
実施例であり、同図において、海水は水面下に開設され
た取水口1からフィルターを通して取水槽2内に流入す
る。この海水の流入は、間断なく行なわれるから取水槽
2内に流入した海水は連続的に圧力水管5より水中底部
に向けて勢いよく流出降下して水車6及び吸出管8を経
て吸出装置3内に導入される。この為水車6が回転駆動
されるので同軸6aに直結した発電機7が駆動されて発
電が行なわれる。
【0008】吸水装置3内に導入された海水は、気圧室
3aに一旦貯溜された後、底部の通路9を経て吐出口1
0より海水中へ放出され還元する。
3aに一旦貯溜された後、底部の通路9を経て吐出口1
0より海水中へ放出され還元する。
【0009】
【実施例】取水槽2は、外気と通じるように開放した中
空箱形のタンクからなり、上部の開放部にはカバー2a
が設けられる。取水口1は取水槽2の外周面数個所に窓
孔を形成してこの窓孔にフィルターを設けたものからな
る。取水槽2の内部には、整流板2bが配備され、この
整流板2bにもフィルター付きの窓孔2cを設けてい
る。
空箱形のタンクからなり、上部の開放部にはカバー2a
が設けられる。取水口1は取水槽2の外周面数個所に窓
孔を形成してこの窓孔にフィルターを設けたものからな
る。取水槽2の内部には、整流板2bが配備され、この
整流板2bにもフィルター付きの窓孔2cを設けてい
る。
【0010】発電室4は密閉した中空の箱体よりなり、
全体を水中底部に設置し不動状に固定する。底部には支
脚11を取り付ける。
全体を水中底部に設置し不動状に固定する。底部には支
脚11を取り付ける。
【0011】圧力水管5は取水槽2で取水した海水等を
発電装置へ流送させるもので、取水槽2の底部から鉛直
下方に垂設して発電室4内に貫通し、下端部に水車6が
取付けられる。水車6はタービン式の反動水車が用いら
れるが、型式種類は問わない。
発電装置へ流送させるもので、取水槽2の底部から鉛直
下方に垂設して発電室4内に貫通し、下端部に水車6が
取付けられる。水車6はタービン式の反動水車が用いら
れるが、型式種類は問わない。
【0012】吸水装置3は、密閉した気圧室3cに上方
より水車6の吐出側へ設けた吸出管8を貫挿したものか
らなり、底部の通路9を通して吐出口10を発電室4の
外に開口させている。吐出口10には、吸出ポンプ12
を設けて吸出装置3内の水を吸出し吐出させるようにす
る。しかしこのポンプ12は設けない場合もある。
より水車6の吐出側へ設けた吸出管8を貫挿したものか
らなり、底部の通路9を通して吐出口10を発電室4の
外に開口させている。吐出口10には、吸出ポンプ12
を設けて吸出装置3内の水を吸出し吐出させるようにす
る。しかしこのポンプ12は設けない場合もある。
【0013】発電室4には、上端部に通気口13を設け
て内部の気圧が高くなると、空気を室外へ放出するよう
にする。この通気口13に排気管21を連結して水上部
の外気へ放出する。
て内部の気圧が高くなると、空気を室外へ放出するよう
にする。この通気口13に排気管21を連結して水上部
の外気へ放出する。
【0014】第2図は第2の実施例を示す。この実施例
では、水上部に変圧室20を設けて水中底部の発電室4
とを支柱を兼ねた排気管21で連結し支持させている。
排気管21は、発電室4を吊持状に支持するとともに内
部の空気を放出させる排気パイプとして利用される。
では、水上部に変圧室20を設けて水中底部の発電室4
とを支柱を兼ねた排気管21で連結し支持させている。
排気管21は、発電室4を吊持状に支持するとともに内
部の空気を放出させる排気パイプとして利用される。
【0015】第3図は圧力水管5を複数本設けて、その
夫々の下端に水車及び発電機を設けた場合の実施例であ
る。
夫々の下端に水車及び発電機を設けた場合の実施例であ
る。
【0016】発電機7は圧力水管5の外側に設けるのが
適当であるが、第4図のように圧力管5を大径にしてそ
の中に水車と発電機を配備することも可能である。ま
た、圧力水管5は水位の高低差、変化に応じて伸縮し長
さが調整されるようにする場合もある。
適当であるが、第4図のように圧力管5を大径にしてそ
の中に水車と発電機を配備することも可能である。ま
た、圧力水管5は水位の高低差、変化に応じて伸縮し長
さが調整されるようにする場合もある。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記の構成からなるものであ
って比較的中小規模の水力発電装置を海や河川、或いは
湖沼、池等、適当な水深と、若干の流水がある水中に設
置可能であり、従来の地形を利用した発電設備やダム建
設を必要とせず、規模に応じた任意の電力を簡単な装置
で而も低コストで提供することができる。
って比較的中小規模の水力発電装置を海や河川、或いは
湖沼、池等、適当な水深と、若干の流水がある水中に設
置可能であり、従来の地形を利用した発電設備やダム建
設を必要とせず、規模に応じた任意の電力を簡単な装置
で而も低コストで提供することができる。
【図1】本発明水中発電装置の縦断正面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の正面図である。
【図3】本発明のその他の実施例で、水中底部の装置を
示す。
示す。
【図4】圧力水管下端部の他の実施例を示す拡大断面図
である。
である。
1 取水口 2 取水槽 3 吸出装置 4 発電室 5 圧力水管 6 水車 7 発電機 8 吸出管
Claims (2)
- 【請求項1】 水面下に取水口を開設してなる中空箱形
の取水槽と、水中底部に設置されて内部に吸出装置を配
備してなる密閉した発電室とを、1本又は複数の圧力水
管にて接続し、発電室内における前記圧力水管の下端部
に同管内を流出下降する水流により回転駆動される水車
を設けると共に、この水車に発電機を連結してなること
を特徴とする水中発電装置。 - 【請求項2】 前記吸出装置は、水車の吐出側に設けた
吸出管を気圧室内に臨ませて構成されるようにした請求
項1記載の水中発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203901A JPH0666242A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 水中発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203901A JPH0666242A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 水中発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666242A true JPH0666242A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16481590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203901A Pending JPH0666242A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 水中発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666242A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2320609A1 (es) * | 2006-09-25 | 2009-05-25 | Jesus Andrada Hurtado | Tubo con helices para obtencion de energia. |
GR1007323B (el) * | 2010-03-29 | 2011-06-22 | Γεμιστος, Παντελης Μιχαηλ | Υποβρυχιο συστημα παραγωγης ηλεκτρικης ενεργειας με υποβρυχιες πτυσσομενες δεξαμενες |
WO2011090800A3 (en) * | 2010-01-22 | 2011-11-17 | William Rovinsky | Method and apparatus for generating electrical energy from underwater falls |
ES2396788A1 (es) * | 2011-06-16 | 2013-02-26 | José Antonio BAENA JIMÉNEZ | Sistema de generación de energía eléctrica en el mar. |
US8648487B2 (en) | 2009-11-09 | 2014-02-11 | Technische Universität München | Shaft power plant |
WO2014024818A1 (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-13 | Ishikawa Yohei | 発電システムおよび発電方法 |
US9109571B2 (en) | 2009-08-12 | 2015-08-18 | Technische Universität München | Shaft power plant |
KR20150142078A (ko) | 2014-05-27 | 2015-12-22 | 디에스케이엔지니어링(주) | 수중 매입형 소수력 발전 장치 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3203901A patent/JPH0666242A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2320609A1 (es) * | 2006-09-25 | 2009-05-25 | Jesus Andrada Hurtado | Tubo con helices para obtencion de energia. |
US9109571B2 (en) | 2009-08-12 | 2015-08-18 | Technische Universität München | Shaft power plant |
US8648487B2 (en) | 2009-11-09 | 2014-02-11 | Technische Universität München | Shaft power plant |
WO2011090800A3 (en) * | 2010-01-22 | 2011-11-17 | William Rovinsky | Method and apparatus for generating electrical energy from underwater falls |
GR1007323B (el) * | 2010-03-29 | 2011-06-22 | Γεμιστος, Παντελης Μιχαηλ | Υποβρυχιο συστημα παραγωγης ηλεκτρικης ενεργειας με υποβρυχιες πτυσσομενες δεξαμενες |
ES2396788A1 (es) * | 2011-06-16 | 2013-02-26 | José Antonio BAENA JIMÉNEZ | Sistema de generación de energía eléctrica en el mar. |
WO2014024818A1 (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-13 | Ishikawa Yohei | 発電システムおよび発電方法 |
KR20150142078A (ko) | 2014-05-27 | 2015-12-22 | 디에스케이엔지니어링(주) | 수중 매입형 소수력 발전 장치 |
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