JPH04347072A - 回転機の軸封装置 - Google Patents
回転機の軸封装置Info
- Publication number
- JPH04347072A JPH04347072A JP12019091A JP12019091A JPH04347072A JP H04347072 A JPH04347072 A JP H04347072A JP 12019091 A JP12019091 A JP 12019091A JP 12019091 A JP12019091 A JP 12019091A JP H04347072 A JPH04347072 A JP H04347072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- sealing device
- rotating shaft
- rotating machine
- shaft sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転機の軸受支持構造
に関し、特に軸封装置の密封度修正時の改良に関するも
のである。
に関し、特に軸封装置の密封度修正時の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば実開昭49−54008号
公報に示された従来の軸受支持部を示す側面断面図、図
6は従来の軸封装置の正面図である。図において、1は
回転軸、2は軸受、3は軸受を支えるブラケット、4は
軸受2を保持する内端カバー、5は軸受2を保持する外
端カバー、6は3ないし5を組み立てているボルト、7
は外端カバー5と当接して設けられ分割合せ面7aを有
しかつ内径側に回転軸に近接させ回転軸1と固定部分の
密封度を保持する例えば黄銅などの非鉄金属でなるラビ
リンス材8を保持してなるシールカバー、9はシールカ
バー7を外端カバー5に取り付けているボルト、11は
シールカバー7の分割合せ面7aを組み合わせるボルト
である。
公報に示された従来の軸受支持部を示す側面断面図、図
6は従来の軸封装置の正面図である。図において、1は
回転軸、2は軸受、3は軸受を支えるブラケット、4は
軸受2を保持する内端カバー、5は軸受2を保持する外
端カバー、6は3ないし5を組み立てているボルト、7
は外端カバー5と当接して設けられ分割合せ面7aを有
しかつ内径側に回転軸に近接させ回転軸1と固定部分の
密封度を保持する例えば黄銅などの非鉄金属でなるラビ
リンス材8を保持してなるシールカバー、9はシールカ
バー7を外端カバー5に取り付けているボルト、11は
シールカバー7の分割合せ面7aを組み合わせるボルト
である。
【0003】次に動作について説明する。回転機が運転
されると回転軸1に近接しているラビリンス材8は当初
接触する場合があるが、先端は摩耗し軸とは僅かの隙間
10を確保して運転を続ける。これにより軸受部の軸封
をするものである。
されると回転軸1に近接しているラビリンス材8は当初
接触する場合があるが、先端は摩耗し軸とは僅かの隙間
10を確保して運転を続ける。これにより軸受部の軸封
をするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転機の軸封装
置は以上のように構成されているので、運転が経過して
いきメンテナンス等で幾度も分解組立を繰り返すとラビ
リンス材と回転軸との隙間が次第に大きくなり密封度を
失っていくが、これを補修するにはラビリンス材を全部
交換しなければならず手間と費用を多大に要するという
問題点があった。
置は以上のように構成されているので、運転が経過して
いきメンテナンス等で幾度も分解組立を繰り返すとラビ
リンス材と回転軸との隙間が次第に大きくなり密封度を
失っていくが、これを補修するにはラビリンス材を全部
交換しなければならず手間と費用を多大に要するという
問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ラビリンス材と回転軸との隙間
が容易でかつ安価に修正することができる軸封装置を得
ることを目的とする。
ためになされたもので、ラビリンス材と回転軸との隙間
が容易でかつ安価に修正することができる軸封装置を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転機の
軸封装置は、回転軸外周と微少隙間を保有させた密封用
のラビリンス材を有しかつ周方向に複数の分割可能の合
わせ面を形成してなるシールカバーの合わせ面に薄板で
積層された調整ライナを設けたものである。
軸封装置は、回転軸外周と微少隙間を保有させた密封用
のラビリンス材を有しかつ周方向に複数の分割可能の合
わせ面を形成してなるシールカバーの合わせ面に薄板で
積層された調整ライナを設けたものである。
【0007】また、シールカバーの合わせ面がホワイト
メタルなどの加工容易な盛金部材で形成されたものであ
る。
メタルなどの加工容易な盛金部材で形成されたものであ
る。
【0008】
【作用】この発明の回転機の軸封装置における合わせ面
に積層された調整ライナは、ラビリンス摩耗状態に応じ
順次漸減することにより、軸とラビリンス間の隙間修正
を可能にする。
に積層された調整ライナは、ラビリンス摩耗状態に応じ
順次漸減することにより、軸とラビリンス間の隙間修正
を可能にする。
【0009】又、合わせ面に設けられた加工容易な盛金
部材は、ラビリンス摩耗状態に応じ順次削正することに
より軸とラビリンス間の隙間修正を可能にする。
部材は、ラビリンス摩耗状態に応じ順次削正することに
より軸とラビリンス間の隙間修正を可能にする。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
,図2について説明する。図1はこの発明の実施例1の
軸封装置の正面図、図2は図1における矢視II−II
に沿った断面図である。なお、軸受部構成は図5と同様
であり、図において、1ないし11は図5に示す従来の
構成と同様であるのでその説明は省略する。12aおよ
び12bは分割合せ面7aに貼り付けられた薄板の積層
でなる調整用ライナである。
,図2について説明する。図1はこの発明の実施例1の
軸封装置の正面図、図2は図1における矢視II−II
に沿った断面図である。なお、軸受部構成は図5と同様
であり、図において、1ないし11は図5に示す従来の
構成と同様であるのでその説明は省略する。12aおよ
び12bは分割合せ面7aに貼り付けられた薄板の積層
でなる調整用ライナである。
【0011】次に動作について説明する。回転機が運転
されると回転軸1に近接しているラビリンス材8は当初
接触する場合があるが、先端は摩耗し軸とは僅かの隙間
10を確保して運転を続けることは従来例で説明した通
りであるが、ここで、運転が長時間を経過して、メンテ
ナンス時の分解組立等の繰り返しによって隙間10が大
きくなり隙間10修正の必要が生じた場合、調整ライナ
12a,12bを少しづつ減らすことにより分解合わせ
面7aが接近し合いそれによって、軸とラビリンス材8
の隙間10が狭くなるのでラビリンス材を取り替えるこ
となく隙間10の修正が可能となる。
されると回転軸1に近接しているラビリンス材8は当初
接触する場合があるが、先端は摩耗し軸とは僅かの隙間
10を確保して運転を続けることは従来例で説明した通
りであるが、ここで、運転が長時間を経過して、メンテ
ナンス時の分解組立等の繰り返しによって隙間10が大
きくなり隙間10修正の必要が生じた場合、調整ライナ
12a,12bを少しづつ減らすことにより分解合わせ
面7aが接近し合いそれによって、軸とラビリンス材8
の隙間10が狭くなるのでラビリンス材を取り替えるこ
となく隙間10の修正が可能となる。
【0012】実施例2.次に実施例2を図3,図4につ
いて説明する。図3はこの発明の実施例2の軸封装置の
正面図、図4は図3における矢視IV−IVに沿った断
面図である。図において、分割合せ面7aの関連以外は
前述の実施例1と同様であるのでその説明は省略する。 13aおよび132bは分割合せ面7aにそれぞれ固着
された例えばホワイトメタル等の加工容易な盛金部材で
ある。
いて説明する。図3はこの発明の実施例2の軸封装置の
正面図、図4は図3における矢視IV−IVに沿った断
面図である。図において、分割合せ面7aの関連以外は
前述の実施例1と同様であるのでその説明は省略する。 13aおよび132bは分割合せ面7aにそれぞれ固着
された例えばホワイトメタル等の加工容易な盛金部材で
ある。
【0013】次に動作について説明する。回転機の運転
が長時間を経過して、メンテナンス時の分解組立等の繰
り返しによって隙間10が大きくなり隙間10修正の必
要が生じた場合、盛金部材13aおよび13bの接面部
を例えば手ヤスリ等で少しづつ削ることにより、分割組
合せ面7aが接近し合いそれによって軸とラビリンス材
8の隙間10が狭くなるのでラビリンス材を取り替える
ことなく隙間10の修正が可能となる。
が長時間を経過して、メンテナンス時の分解組立等の繰
り返しによって隙間10が大きくなり隙間10修正の必
要が生じた場合、盛金部材13aおよび13bの接面部
を例えば手ヤスリ等で少しづつ削ることにより、分割組
合せ面7aが接近し合いそれによって軸とラビリンス材
8の隙間10が狭くなるのでラビリンス材を取り替える
ことなく隙間10の修正が可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば回転軸
外周と微少隙間を保有させた密封用のラビリンス材を有
しかつ周方向に複数の分割合せ面を形成してなるシール
カバーの分割合せ面に薄板で積層された調整ライナを設
ける、又は、ホワイトメタルなどの加工容易な盛金部材
を固着させる構成にしたことにより、ラビリンス材と回
転軸との隙間が容易にかつ安価に修正することができる
軸封装置が得られる効果がある。
外周と微少隙間を保有させた密封用のラビリンス材を有
しかつ周方向に複数の分割合せ面を形成してなるシール
カバーの分割合せ面に薄板で積層された調整ライナを設
ける、又は、ホワイトメタルなどの加工容易な盛金部材
を固着させる構成にしたことにより、ラビリンス材と回
転軸との隙間が容易にかつ安価に修正することができる
軸封装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の実施例1の軸受装置の正面図である
。
。
【図2】図1における矢視II−IIに沿った断面図で
ある。
ある。
【図3】この発明の実施例2の軸封装置の正面図である
。
。
【図4】図3における矢視IV−IVに沿った断面図で
ある。
ある。
【図5】従来の軸受支持部を示す側面断面図である。
【図6】従来の軸封装置の正面図である。
1 回転軸
7 シールカバー
7a 分割合せ面
8 ラビリンス材
12a 調整ライナ
12b 調整ライナ
13a 盛金部材
13b 盛金部材
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸の貫通部に上記回転軸外周と微
少隙間を保有させた密封用のラビリンス材を有しかつ周
方向に複数の分割合せ面を形成してなるシールカバーを
備えた回転機の軸封装置において、上記分割合せ面に薄
板で積層された調整ライナーを挟着させたことを特徴と
する回転機の軸封装置。 - 【請求項2】 回転軸の貫通部に上記回転軸外周と微
少隙間を保させた密封用のラビリンス材を有しかつ周方
向に複数の分割合せ面を形成してなるシールカバーを備
えた回転機の軸封装置において、上記分割合せ面の少な
くとも一面がホワイトメタルなどの加工容易な盛金部材
で形成されたことを特徴とする回転機の軸封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12019091A JPH04347072A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 回転機の軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12019091A JPH04347072A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 回転機の軸封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347072A true JPH04347072A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14780142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12019091A Pending JPH04347072A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 回転機の軸封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347072A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150504A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 軸封機構、およびこれを備えた鉄道車両用歯車装置 |
JP2009255245A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Jtekt Corp | 主軸装置 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP12019091A patent/JPH04347072A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150504A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 軸封機構、およびこれを備えた鉄道車両用歯車装置 |
JP2009255245A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Jtekt Corp | 主軸装置 |
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