JPH0434666Y2 - - Google Patents

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JPH0434666Y2
JPH0434666Y2 JP17008987U JP17008987U JPH0434666Y2 JP H0434666 Y2 JPH0434666 Y2 JP H0434666Y2 JP 17008987 U JP17008987 U JP 17008987U JP 17008987 U JP17008987 U JP 17008987U JP H0434666 Y2 JPH0434666 Y2 JP H0434666Y2
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JP
Japan
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front roller
lawn mower
grass
flange
roller
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JP17008987U
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JPH0174726U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、芝刈機の旋回時に芝を深く切り込
むことのないようにした芝刈機のフロントローラ
構造に関する。
[従来技術の説明] ゴルフコースにおけるグリーン上の芝は、パツ
トの際にボールがグリーン上をスムースに転がる
ように、芝の高さを3.5mm〜4mmに揃える必要が
ある。しかし、芝には直立の芝ばかりではなく、
横に寝ている芝も混在する。この横に寝ている芝
はパツトの際のボールの転がりに悪影響を及ぼす
おそれがある。このため、横に寝ている芝を起こ
し、その起こした芝と直立の芝とを所定の高さに
揃えるカツテイングユニツトを備えた芝刈機が提
供されている。
ここで、第2図に芝刈機の斜視図を示し、第3
図にこの芝刈機の先端に取付けるカツテイングユ
ニツト10の斜視図を示す。カツテイングユニツ
ト10は主に、横に寝ている芝を起こすために芝
刈機11の一番前面に配置されるフロントローラ
12と、この起こした芝を切断するために前記フ
ロントローラ12の背後に配置されるナイフロー
ラ14と、切断された芝や直立した芝を所定の高
さに切断するために前記ナイフローラ14の背後
に配置されるリール16から構成されている。
第4図に示すように、フロントローラ12は円
筒状のボデイに多数の等間隔の環状の溝18を形
成したもので、その多数の環状の溝18を形成し
たことによつて円筒状のボデイに多数の等間隔で
同一形状の円盤状の鍔部20が形成される。この
フロントローラ12はその両端がカツテイングユ
ニツト10の側板22に回動自在に軸着されてい
る。芝刈機を作動させると、このフロントローラ
12は芝の上を転動し、隣合う一対の鍔部20
で、一方の鍔部20が横に寝ている芝の根元を踏
み、他方の鍔部20が横に寝ている芝の先端を踏
んで、芝をカツプ状に持ち上げるようにする。
ナイフローラ14は、軸24に環状の刃26を
等間隔に多数配列固定したもので、カツテイング
ユニツト10の側板22に回動可能に取付けられ
る。この刃26は、軸24の回転に伴なつて、前
記隣合う鍔部20,20の間の溝18に入り込み
(溝18に入らないものもある)、隣合う鍔部2
0,20によつてカツプ状に持ち上げられた芝を
切断する構成されている。
こうして横に長く伸びたものを短く切断した芝
や直立した芝は、全体の高さが同じになるよう
に、ナイフローラ14の背後に配置されたリール
16によつて刈取られる。
[考案が解決しようとする問題点] この芝刈機11を左右に旋回させると、その芝
刈機11に固定されているカツテイングユニツト
10(フロントローラ12)も旋回方向に傾斜す
る。この傾斜角度が大きくなると、フロントロー
ラ12の旋回側の一番端にある1個の鍔部20に
そのフロントローラ12全体の重量がかかり、第
4図に示すように、旋回側の一番端あるいはその
隣にある鍔部20が地面に食い込む。
ナイフローラ14はフロントローラ12に対し
て左右方向に同じ位置関係を保つので、ナイフロ
ーラ14もフロントローラ12と同様に傾斜す
る。そして、フロントローラ12の旋回側の一番
端にある鍔部20が地面に食い込むことにより、
外端寄りにある刃26の先端は芝の茎の存在する
低い位置(線L)に侵入することになる。この結
果、刃26が切断してはならない芝の茎までも切
つてしまい、芝を枯れさせる恐れがあつた。
[考案の目的] この考案は上記欠点を解決するもので、芝刈機
の旋回時にナイフローラの刃によつて芝の茎を切
断するおそれ無くし、芝刈機を原因とする芝の枯
れを防止する芝刈機のフロントローラ構造を提供
することを目的とする。
[問題点を解決する手段] この考案は上記目的を達成する為に、円盤状を
した多数の鍔部とその隣合う鍔部の間に溝を有す
るフロントローラと、そのフロントローラに対し
所定の位置関係にある多数の刃を有するナイフロ
ーラとを備えた芝刈機において、前記フロントロ
ーラの傾斜の際にナイフローラの一番外側にある
刃の先端が地上に対し所定の高さより低い位置に
侵入しないように、前記フロントローラの一番外
端にある鍔部の幅をそれより内側にある多数の鍔
部の幅より大きくするようにしたものである。
[作用] 芝刈機の旋回によりカツテイングユニツトが傾
斜した場合、フロントローラの一番外側の鍔部を
幅広としてあるので、その幅広の鍔部が地面にめ
り込んでも、その幅広の分だけ旋回側の一番端に
あるナイフローラの刃の先端が高くなり、所定の
高さより低い箇所を切断することがない。これに
よつて、芝が枯れるのを防止できる。
[実施例] 次に、この考案に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係わる芝刈機のフロントロー
ラ構造の部分正面図であり、芝刈機の旋回時に地
面に対して傾斜した状態を示している。なお、こ
の第1図において前記従来例と構成が同じものは
番号を同一にしてその説明を省略する。
フロントローラ30は、筒状のボデイに多数の
等間隔の環状の溝32を形成したもので、その環
状の溝32によつて筒状のボデイには円盤状の鍔
部34が等間隔に多数形成される。本考案が従来
例と相違する点は、フロントローラ30において
旋回の際に一番外側に位置する鍔部36をそれよ
り内側にある多数の同形状の鍔部34より、充分
幅広にしたことにある。
芝刈機の旋回時においては、第2図に示すよう
に、芝刈機本体の傾斜に伴なつてフロントローラ
30も地面に対して傾く。このとき、フロントロ
ーラ30の鍔部のうち一番外側にある鍔部36が
地面に食い込む。この鍔部36の地面への食い込
み深さhや、傾斜角度θは従来のものと同じであ
る。
ここで、鍔部36の幅をBとし、多数の同形状
の鍔部34の幅をbとし、フロントローラ30の
傾斜角度をθとすれば、角度がθだけ傾斜すると
仮定する。鍔部36の下端にあつて一番最上位に
ある点Pは、従来の幅bの鍔部34を用いたもの
と比べて、(B−b)sinθだけ上方に位置する。
このことは、ナイフローラ14の一番外側の刃2
6の先端も、従来の幅bの鍔部34を用いたもの
より、(B−b)sinθだけ上方に位置することに
なる。従つて、鍔部36の幅Bを適正に設定すれ
ば、一番外側の刃26の先端は線Lより上方に位
置し、茎を切断する高さまで低く入り込むことは
なくなる。
ここで、前記鍔部34の幅bは一般には約3.5
mmであり、種々の実験の結果、前記鍔部36の幅
Bが18mm以上であれば、フロントローラ30がど
のように傾斜しても、刃26の先端が芝の茎を切
断する高さまで入り込むことはない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係わる芝刈機
のフロントローラ構造によれば、一番端に位置す
るフロントローラの鍔部の幅をその他の鍔部の幅
より充分広くすることによつて、芝刈機の旋回の
際にフロントローラが傾いても、一番旋回側に近
い刃の位置を高い位置に保つことができ。従つ
て、芝が必要以上に短く刈取られて芝が枯れると
いう不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る芝刈機のフロントローラ
構造の一実施例を示す正面図、第2図は芝刈機の
斜視図、第3図は従来のカツテイングユニツトの
斜視図、第4図は従来のカツテイングユニツトの
フロントローラ側から見た部分正面図である。 14……ナイフローラ、26……刃、30……
フロントローラ、32……溝、34……鍔部、3
6……鍔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円盤状をした多数の鍔部とその隣合う鍔部の
    間に溝を有するフロントローラと、そのフロン
    トローラに対し所定の位置関係にある多数の刃
    を有するナイフローラとを備えた芝刈機におい
    て、前記フロントローラの傾斜の際にナイフロ
    ーラの一番外側にある刃の先端が地上に対し所
    定の高さより低い位置に侵入しないように、前
    記フロントローラの一番外端にある鍔部の幅を
    それより内側にある多数の鍔部の幅より大きく
    したことを特徴とする芝刈機のフロントローラ
    構造。 (2) 前記フロントローラの一番外端にある鍔部の
    幅を18mm以上としたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の芝刈機のフロント
    ローラ構造。
JP17008987U 1987-11-09 1987-11-09 Expired JPH0434666Y2 (ja)

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JP17008987U JPH0434666Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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JP17008987U JPH0434666Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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Publication Number Publication Date
JPH0174726U JPH0174726U (ja) 1989-05-22
JPH0434666Y2 true JPH0434666Y2 (ja) 1992-08-18

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