JPH065697Y2 - フレールモアのカバー構造 - Google Patents
フレールモアのカバー構造Info
- Publication number
- JPH065697Y2 JPH065697Y2 JP13596588U JP13596588U JPH065697Y2 JP H065697 Y2 JPH065697 Y2 JP H065697Y2 JP 13596588 U JP13596588 U JP 13596588U JP 13596588 U JP13596588 U JP 13596588U JP H065697 Y2 JPH065697 Y2 JP H065697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weeds
- cover
- rotary cover
- flare
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- JXSJBGJIGXNWCI-UHFFFAOYSA-N diethyl 2-[(dimethoxyphosphorothioyl)thio]succinate Chemical compound CCOC(=O)CC(SP(=S)(OC)OC)C(=O)OCC JXSJBGJIGXNWCI-UHFFFAOYSA-N 0.000 title description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 claims description 45
- 238000009333 weeding Methods 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000004459 forage Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は雑草や牧草をフレール刃により株元から切断
し、次にロータリカバーの内部で同じくフレール刃によ
り分断するフレールモアのカバー構造に関するものであ
る。
し、次にロータリカバーの内部で同じくフレール刃によ
り分断するフレールモアのカバー構造に関するものであ
る。
(ロ)従来技術 従来から、フレール刃をロータリカバーの内部で回転し
て雑草の株元部を切断し、更に同じフレール刃によりロ
ータリカバーの内部で刈取られた雑草を分断する技術は
公知とされているのである。
て雑草の株元部を切断し、更に同じフレール刃によりロ
ータリカバーの内部で刈取られた雑草を分断する技術は
公知とされているのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし従来のフレールモアのカバー構造においては、ロ
ータリカバーの先端上部も左右に1直線に構成され、ま
た飛散防止カバーも同じく左右に1直線に構成されてい
たのである。
ータリカバーの先端上部も左右に1直線に構成され、ま
た飛散防止カバーも同じく左右に1直線に構成されてい
たのである。
故に、雑草の繁茂した部分を進行し乍ら株元を切断し、
ロータリカバーの内部に取り込み分断する作業におい
て、ロータリカバーの左右端部に設けられた左右側板の
内側の部分の雑草が、未刈取側の雑草と複雑に絡みなっ
ている為に、いったん株元部を切断しても、切断後の雑
草が未刈取側の雑草に引き摺られて外に出てしまい、既
刈取部の土壌面に刈取はされたけれども分断されていな
い雑草が散乱することとなり、次回の刈取行程におい
て、この未分断雑草を拾って分断する必要があり、既刈
取部にフレールモアの一部を重複しながら通過する必要
があり、いったん刈った部分を再度通過する必要がある
ので、作業時間が大幅が遅れるという不具合いがあった
のである。
ロータリカバーの内部に取り込み分断する作業におい
て、ロータリカバーの左右端部に設けられた左右側板の
内側の部分の雑草が、未刈取側の雑草と複雑に絡みなっ
ている為に、いったん株元部を切断しても、切断後の雑
草が未刈取側の雑草に引き摺られて外に出てしまい、既
刈取部の土壌面に刈取はされたけれども分断されていな
い雑草が散乱することとなり、次回の刈取行程におい
て、この未分断雑草を拾って分断する必要があり、既刈
取部にフレールモアの一部を重複しながら通過する必要
があり、いったん刈った部分を再度通過する必要がある
ので、作業時間が大幅が遅れるという不具合いがあった
のである。
本考案は、このように互いの雑草が絡みあっている為に
発生する作業能率の低下を解消するものである。
発生する作業能率の低下を解消するものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
フレール刃5をフレール刃回転軸6の周囲に回転し、株
元の切断とロータリカバー1内における分断を行うフレ
ールモアにおいて、フレール刃回転軸6の回転外周に設
けたロータリカバー1の上部先端に、中央凹部1cと左
右端部の突出分草部1a・1bを構成し、該ロータリカ
バー1の先端上方に設ける飛散防止カバー2にも同様
に、中央凹部2cと左右端の突出分草部2a・2bを設
けたものである。
元の切断とロータリカバー1内における分断を行うフレ
ールモアにおいて、フレール刃回転軸6の回転外周に設
けたロータリカバー1の上部先端に、中央凹部1cと左
右端部の突出分草部1a・1bを構成し、該ロータリカ
バー1の先端上方に設ける飛散防止カバー2にも同様
に、中央凹部2cと左右端の突出分草部2a・2bを設
けたものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・構造は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案のフレールモアのカバー構造を示す側面
図、第2図は同じく刈取状態を示す拡大側面図、第3図
はロータリカバー1の部分の平面図、第4図は飛散防止
カバー2の部分の平面図、第5図は刈取部の斜視図であ
る。
図、第2図は同じく刈取状態を示す拡大側面図、第3図
はロータリカバー1の部分の平面図、第4図は飛散防止
カバー2の部分の平面図、第5図は刈取部の斜視図であ
る。
第1図において、クローラ式走行装置の上にエンジン室
が載置されており、該エンジン室の左右に昇降平行リン
ク12・13が枢支されている。該昇降平行リンク12
・13を昇降シリンダー15により上下することによ
り、刈取部を昇降するのである。
が載置されており、該エンジン室の左右に昇降平行リン
ク12・13が枢支されている。該昇降平行リンク12
・13を昇降シリンダー15により上下することによ
り、刈取部を昇降するのである。
昇降平行リンク12・13の先端が作業機装着フレーム
16に枢支されており、該作業機装着フレーム16の左
右端にロアリンク17・17が配置され、中央上部にト
ップリンク14が配置された3点リンク支持としてい
る。
16に枢支されており、該作業機装着フレーム16の左
右端にロアリンク17・17が配置され、中央上部にト
ップリンク14が配置された3点リンク支持としてい
る。
トップリンク14は油圧シリンダーにより構成されてお
り、刈取部の対地角度を調節可能としている。
り、刈取部の対地角度を調節可能としている。
エンジン室内より駆動力が入力軸18に伝達されてお
り、ベベルギヤボックスを介して、フレール刃回転軸6
とフレール刃5を回転しているのである。
り、ベベルギヤボックスを介して、フレール刃回転軸6
とフレール刃5を回転しているのである。
該フレール刃5の周囲にロータリカバー1が配置されて
おり、該ロータリカバー1の内部に取り込まれた刈取雑
草を回転するフレール刃5により分断するのである。
おり、該ロータリカバー1の内部に取り込まれた刈取雑
草を回転するフレール刃5により分断するのである。
雑草の刈取は、第2図の如く機体の進行力により飛散防
止カバー2やロータリカバー1を立毛状態の雑草の上部
に当てて雑草を前方へ押し倒し、押し倒した状態の雑草
の株元部を回転するフレーム刃5により切断するのであ
る。
止カバー2やロータリカバー1を立毛状態の雑草の上部
に当てて雑草を前方へ押し倒し、押し倒した状態の雑草
の株元部を回転するフレーム刃5により切断するのであ
る。
フレール刃5の形状は、第5図において示す如く、基部
を筒軸状に径大に構成されたフレール刃回転軸6の周囲
に上下に自由に回動可能に枢支された、先端の広いY字
形の刃に構成されており、該Y字形のフレール刃5を遠
心力により振り回しながら株元部を切断し、更にロータ
リカバー1の内部で持ち回り乍ら、分断して圃場面に放
置していくのである。
を筒軸状に径大に構成されたフレール刃回転軸6の周囲
に上下に自由に回動可能に枢支された、先端の広いY字
形の刃に構成されており、該Y字形のフレール刃5を遠
心力により振り回しながら株元部を切断し、更にロータ
リカバー1の内部で持ち回り乍ら、分断して圃場面に放
置していくのである。
飛散防止カバー2は、第2図の如く長い雑草Aはロータ
リカバー1のみで十分に雑草を前方に押圧することが出
来るのであるが、ロータリカバー1のみでは短くて、短
い雑草の上部を前方へ押さえ付けることが出来ない場
合、また短い雑草Bの場合には前方の開口から株元を切
断された短い雑草が飛び出してしまいロータリカバー1
の内部に於ける分断が出来ない場合において、支点越え
バネ10を越えて下方に突出することにより、短い雑草
Bを押圧するものである。
リカバー1のみで十分に雑草を前方に押圧することが出
来るのであるが、ロータリカバー1のみでは短くて、短
い雑草の上部を前方へ押さえ付けることが出来ない場
合、また短い雑草Bの場合には前方の開口から株元を切
断された短い雑草が飛び出してしまいロータリカバー1
の内部に於ける分断が出来ない場合において、支点越え
バネ10を越えて下方に突出することにより、短い雑草
Bを押圧するものである。
以上のような全体構成において、本考案はロータリカバ
ー1の先端と、飛散防止カバー2の先端に関するもので
ある。
ー1の先端と、飛散防止カバー2の先端に関するもので
ある。
従来は、該ロータリカバー1も飛散防止カバー2の先端
部分は左右に1直線に切断された長方形の1辺に構成さ
れていたのである。
部分は左右に1直線に切断された長方形の1辺に構成さ
れていたのである。
しかし従来の構成では、既刈取の長い雑草Aと、未刈取
の長い雑草Aが絡みあって、株元をフレール刃5により
切断したフレール刃5の既刈取雑草が未刈取雑草に引き
摺られて、左右側板11・11の外側に出てしまうので
ある。
の長い雑草Aが絡みあって、株元をフレール刃5により
切断したフレール刃5の既刈取雑草が未刈取雑草に引き
摺られて、左右側板11・11の外側に出てしまうので
ある。
この不具合いは、未刈取の雑草と既刈取の雑草との分草
が完全に出来ていないことから発生するのであるから、
分草を完全にする為にロータリカバー1の先端には中央
凹部1cと突出分草部1a・1bをもうけ、飛散防止カ
バー2の先端には中央凹部2cと突出分草部2a・2b
を構成したものである。
が完全に出来ていないことから発生するのであるから、
分草を完全にする為にロータリカバー1の先端には中央
凹部1cと突出分草部1a・1bをもうけ、飛散防止カ
バー2の先端には中央凹部2cと突出分草部2a・2b
を構成したものである。
即ち該ロータリカバー1と飛散防止カバー2の左右側板
11・11側に近い部分に設けた、突出分草部1a・1
bと突出分草部2a・2bの部分が分草体の役目をし
て、未刈取側と既刈取側の雑草の間の絡み付きを解消す
べく構成したものである。
11・11側に近い部分に設けた、突出分草部1a・1
bと突出分草部2a・2bの部分が分草体の役目をし
て、未刈取側と既刈取側の雑草の間の絡み付きを解消す
べく構成したものである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、フレールモアのカバー構造を、ロータリカバー
1と飛散防止カバー2の上下2段に構成したことによ
り、絡みあった雑草の分草状態が良好となり、中央凹部
1c・2cへの集草状態も良好となり、既刈取側の雑草
の引き摺りがなくなったものである。
1と飛散防止カバー2の上下2段に構成したことによ
り、絡みあった雑草の分草状態が良好となり、中央凹部
1c・2cへの集草状態も良好となり、既刈取側の雑草
の引き摺りがなくなったものである。
第2に、既刈取側の雑草のロータリカバー1内部への持
ち込みが良好となり、切断後の雑草の分断が均一に行わ
れるのである。
ち込みが良好となり、切断後の雑草の分断が均一に行わ
れるのである。
第3に、既刈取側の部分を再度通過して、引き摺られた
既刈取側雑草の拾い上げ分断をする必要がないので、切
断のダブリ作業が無くなり、刈取効率を向上することが
出来たものである。
既刈取側雑草の拾い上げ分断をする必要がないので、切
断のダブリ作業が無くなり、刈取効率を向上することが
出来たものである。
第4に、ロータリカバー1の上に飛散防止カバー2を設
け、該飛散防止カバー2にも突出分草部2a・2bと中
央凹部2cを設けたので、短い雑草Bの場合において
は、分草・集草効果を発揮することが出来るので刈取能
率の低下を防ぐことが出来るのである。
け、該飛散防止カバー2にも突出分草部2a・2bと中
央凹部2cを設けたので、短い雑草Bの場合において
は、分草・集草効果を発揮することが出来るので刈取能
率の低下を防ぐことが出来るのである。
第1図は本考案のフレールモアのカバー構造を示す側面
図、第2図は同じく刈取状態を示す拡大側面図、第3図
はロータリカバー1の部分の平面図、第4図は飛散防止
カバー2の部分の平面図、第5図は刈取部の斜視図であ
る。 A……長い雑草 B……短い雑草 1……ロータリカバー 1a,1b……突出分草部 1c……中央凹部 2a,2b……突出分草部 2c……中央凹部 5……フレール刃
図、第2図は同じく刈取状態を示す拡大側面図、第3図
はロータリカバー1の部分の平面図、第4図は飛散防止
カバー2の部分の平面図、第5図は刈取部の斜視図であ
る。 A……長い雑草 B……短い雑草 1……ロータリカバー 1a,1b……突出分草部 1c……中央凹部 2a,2b……突出分草部 2c……中央凹部 5……フレール刃
Claims (1)
- 【請求項1】フレール刃5をフレール刃回転軸6の周囲
に回転し、株元の切断とロータリカバー1内における分
断を行うフレールモアにおいて、フレール刃回転軸6の
回転外周に設けたロータリカバー1の上部先端に、中央
凹部1cと左右端部の突出分草部1a・1bを構成し、
該ロータリカバー1の先端上方に設ける飛散防止カバー
2にも同様に、中央凹部2cと左右端の突出分草部2a
・2bを設けたことを特徴とするフレールモアのカバー
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596588U JPH065697Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | フレールモアのカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596588U JPH065697Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | フレールモアのカバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255520U JPH0255520U (ja) | 1990-04-23 |
| JPH065697Y2 true JPH065697Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31396037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13596588U Expired - Lifetime JPH065697Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | フレールモアのカバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065697Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP13596588U patent/JPH065697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0255520U (ja) | 1990-04-23 |
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