JPH04346596A - 交換装置 - Google Patents

交換装置

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JPH04346596A
JPH04346596A JP14967091A JP14967091A JPH04346596A JP H04346596 A JPH04346596 A JP H04346596A JP 14967091 A JP14967091 A JP 14967091A JP 14967091 A JP14967091 A JP 14967091A JP H04346596 A JPH04346596 A JP H04346596A
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JP
Japan
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extension
call
special
telephone
dial
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Pending
Application number
JP14967091A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shoji
庄司 浩之
Shoji Seki
関 庄司
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換装置に係り、詳細に
は、警察、消防署、保安室等に緊急事態の発生時の回線
接続を有効に行う交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火災や事故が発生した場合、電話機を使
用して緊急事態が消防署や警察署に通報されることが多
い。このような緊急事態の通報を行った者は、非常に慌
てている場合が多く、必要な要件を十分に伝えずに電話
機を切ってしまうことがある。このような場合のために
、NTTの交換機には、緊急通報をした加入者からの発
信を警察署等に接続すると、一端終了した後であっても
、緊急通報の発信者に対して呼び出しのリンギングを行
い再び回線を接続する呼返し機能を備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、NTTの
交換機による警察等から緊急通報者への呼び返し機能は
、発信者が単独電話機である場合は、正しく発信者宛に
実行される。ところが、複数の公衆回線、専用線及び複
数の内線電話機を収容し、内線電話機相互、或いは内線
電話機と収容回線の交換接続を行うキーテレホンやPB
X(Private Branch Exchange
 )等の交換装置がオフィスや事業所等に広く使用され
るようになっている。このような複数の内線を収容して
いる交換装置のいずれかの内線電話機から、例えば警察
署に緊急通報がされ、呼返しが行われても、交換装置は
緊急通報した内線電話機を特定することはできなかった
。このため、従来の交換装置では、通常の着信と同様に
、全内線電話機で鳴動するか、或いは、受付のような予
め決められた内線電話機で鳴動していた。このような場
合、警察署等からの呼返しに対して応答した者は、11
0番へ発信した人とは異なることが多く、警察署等の担
当者から、前の110番通話への補足の質問等されても
返答することができないだけでなく、緊急通報発信者を
特定できないため、その者に転送することもできなかっ
た。また、従来の交換装置では、複数の外線が収容され
ていても、全ての外線が塞がっている場合には緊急通報
を行うことができなかった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みて成された
もので、或る内線電話機から緊急通報された場合に、警
察署等からの呼返しに対して、正当な宛先である緊急通
報をした内線電話機に接続することのできる交換装置を
提供することを第1の目的とする。また、本発明は、収
容されている外線が全て塞がっている場合でも緊急通報
を行うことができる交換装置を提供することを第2の目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、緊急連絡先のダイヤル番号を記憶するダイヤル番号記
憶手段と、内線電話機から発信されるダイヤル番号と前
記ダイヤル番号記憶手段に記憶されている緊急連絡先の
ダイヤル番号との一致を検出する番号一致検出手段と、
この番号一致検出手段でダイヤル番号の一致を検出した
内線電話機の内線番号を記憶する内線番号記憶手段と、
所定の特番の入力を検出する特番検出手段と、この特番
検出手段で所定の特番を検出した場合、前記緊急連絡先
からの外線に、前記内線番号記憶手段に記憶されている
内線番号の内線電話機を接続する接続手段を交換装置に
具備させる。
【0006】請求項2記載の発明では、接続手段で、所
定の特番が外線と通話中の内線電話機から入力された場
合に、通話中の回線を、前記内線番号記憶手段に記憶さ
れている内線番号の内線電話機に対する転送処理により
接続する。請求項3記載の発明では、接続手段で、所定
の特番が外線から入力された場合に、その外線を、前記
内線番号記憶手段に記憶されている内線番号の内線電話
機に対する着信処理により接続する。請求項4記載の発
明では、ダイヤル番号記憶手段に記憶される緊急連絡先
のダイヤル番号と内線番号記憶手段に記憶される内線番
号の少なくとも一方を、複数記憶させる。請求項5記載
の発明では、更に、内線番号記憶手段に記憶された内線
番号を変更する変更手段を交換装置に具備させる。
【0007】請求項6記載の発明では、緊急連絡先のダ
イヤル番号を記憶するダイヤル番号記憶手段と、内線電
話機から発信されるダイヤル番号と前記ダイヤル番号記
憶手段に記憶されている緊急連絡先のダイヤル番号との
一致を検出する番号一致検出手段と、前記外線の全てが
塞がっている状態で、この番号一致検出手段がダイヤル
番号の一致を検出した場合、いずれかの外線と内線電話
機との接続を切断する切断手段と、この切断手段で切断
した外線に対して緊急連絡先のダイヤル番号を送出する
番号送出手段を交換装置に具備させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の交換装置における実施例を図
1ないし図12を参照して詳細に説明する。図1は交換
装置の全体構成を表したものである。キーテレホンまた
はPBXによる交換装置1は、複数個の内線電話機A、
B…、と複数の外線a、b、…を収容している。また、
交換装置1は、内線電話機A、B…や外線a、bや各種
装置間の交換接続を行う通話路スイッチ3、保留音供給
、リングバック音供給、呼返し専用の特別呼出音供給等
の各種サービスを提供する各種装置部4、通話路スイッ
チ3や各種装置部4を制御して交換機能を実現する交換
制御部5を備えている。
【0009】図2は、交換制御部5の構成を表したもの
である。交換制御部5は、各種制御を行うCPU(中央
処理装置)6を備えている。このCPU6は、制御バス
等のバスライン7を介して、交換接続、転送接続、呼返
し接続等の各種交換機能を実現するための交換プログラ
ムを収容したROM(リード・オンリ・メモリ)8、ダ
イヤル番号記憶手段、内線番号記憶手段に相当し、ダイ
ヤル番号、内線番号その他各種処理に必要なデータが格
納されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)9、C
PU6が通話路スイッチ3や各種装置部4を制御すると
きのインターフェースを行う周辺インターフェース回路
10がそれぞれ接続されている。
【0010】図3はRAM9に記憶されるデータの領域
を表したものである。この図に示すように、RAM9は
、緊急連絡先ダイヤル番号領域11、内線番号領域12
、処理データ領域13から構成されている。緊急連絡先
ダイヤル番号領域11には各内線電話機A、B…から外
線a、b…に送出されるダイヤル番号と照合される緊急
連絡先のダイヤル番号が格納され、内線番号領域12に
は緊急連絡先ダイヤル番号を発信して緊急通報をした内
線電話機の内線番号が格納され、処理データ領域13に
はその他の各種処理に必要なデータが格納されるように
なっている。ここで緊急連絡先ダイヤル番号領域11は
、交換装置の設置時に保守管理者によって、予め決めら
れたダイヤル番号が格納されるようになっている。
【0011】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。交換装置のCPU6は、ROM8に
収容された交換プログラムがRAM9内のデータをアク
セスしつつ、通話路スイッチ3や各種装置部4を制御し
て、通常時における交換機能、緊急通報時における宛先
監視機能、特番処理機能、特別転送先変更機能を実現す
るものである。以下、宛先監視、特番処理、特別転送先
変更の各機能を実現する機能ブロックを表した図4およ
び図5に従って、それぞれの動作を説明する。
【0012】■外線発信時における宛先監視の動作先ず
、外線発信時にいずれかの外線、例えば外線bに空きが
ある場合の、通常発信動作について説明する。例えば内
線電話機Aがオフフックされ、外線発信の選択、ダイヤ
ル番号の投入が行われると、ダイヤル送出部14は、投
入されたダイヤル番号を1桁づつ空いている外線、例え
ば外線bへ送出すると共に、送出したダイヤル番号を宛
先監視部15(番号一致検出手段)に供給する。
【0013】宛先監視部15は、ダイヤル送出部14か
ら全ダイヤル番号を受け取ると、RAM9の緊急連絡先
ダイヤル番号領域11から緊急連絡先ダイヤル番号を読
み出して比較照合する。両者が一致しなければ、内線電
話機Aからの発信は緊急通報ではないので、宛先監視部
15はそのまま処理を終了する。両者の番号が一致した
場合に宛先監視部15は、発信した内線電話機Aの内線
番号を、RAM9内の内線番号領域12に格納して宛先
監視機能の動作を終了する。以後、交換装置において、
被呼者の応答による通話状態への移行及び、両端の電話
機のオンフックに伴う、終話処理が、通常の交換動作に
より行われる。
【0014】次に、外線発信時に全ての外線a、b、…
が塞がっている場合について説明する。前提として交換
装置1は、三者通話サービスの対象となっているものと
し、また塞がっている全外線のうち、内線電話機Bと外
線bとが接続されているものとする。外線発信をする者
は、例えば内線電話機Aをオフフックしても、全ての外
線が塞がっているが、緊急通報を行う場合には、発信音
の確認をすることなく、ダイヤル番号の投入を行う。ダ
イヤル番号の投入が行われるとダイヤル送出部14は、
外線の全てが塞がっているので、投入されたダイヤル番
号を宛先監視部15に供給する。宛先監視部15は、緊
急連絡先ダイヤル番号領域11に格納されている緊急連
絡先のダイヤル番号と照合し、両者が一致しなければ、
内線電話機Aからの発信は緊急通報ではないので、内線
電話機Aに発呼が不可能でることを通知して処理を終了
する。一方、両者の番号が一致した場合に宛先監視部1
5は、内線電話機Aの内線番号Aを内線番号領域12に
格納すると共に、緊急連絡先のダイヤル番号を塞時緊急
送出部2に供給して、宛先監視機能の動作を終了する。
【0015】塞時緊急送出部2は、緊急連絡先のダイヤ
ル番号が供給されると、塞がっている全外線a、b、…
の中から、いずれか1つの外線、例えば一番最後に接続
された外線bを選択し、通話中呼の保留動作を行う。す
なわち、塞時緊急送出部2は、通話中の内線電話機Bに
通話中断を通知すると共に、NTTの交換機にはフッキ
ングを送出し、外線bと内線電話機B間を切断する。通
話の中断通知は、図1の各種装置部4から塞時緊急送出
が行われる旨の音声メッセージを内線電話機Bに送出す
ることにより行われる。この状態で新規発呼可能となり
、塞時緊急送出部2は、外線bと内線電話機A間を接続
して、緊急連絡先ダイヤル番号送出すると、NTTの交
換機を介して緊急連絡先との回線接続が行われる。緊急
連絡先と内線電話機Aとの通話が終話すると、塞時緊急
送出部2は、保留していた内線電話機bの保留解除動作
を行う。すなわち、塞時緊急送出部2は、NTTの交換
機にフッキングを送出し、内線電話機bに通話再開を通
知すると共に、外線bと内線電話機b間を接続して、塞
時緊急送出の動作を終了する。
【0016】なお、緊急通報が行われた場合に、通報を
行っている内線電話機Aを除いて、通話中の内線電話機
を含めて全内線電話機に対して、緊急通報が行われた旨
のメッセージを、各種装置部4から送出するようにして
もよい。または、全ての内線電話機に通報するのではな
く、予め特定の内線番号、例えば総務や警備室の内線番
号を格納する領域をRAM9に設けておき、緊急通報時
に、これらの内線番号の内線電話機にのみ、その旨のメ
ッセージを送出するようにしてもよい。
【0017】■外線通話中における特番投入時の動作い
ま、上記の宛先監視の動作により、RAM9の内線番号
領域12に内線電話機Aの内線番号が格納されているも
のとする。この緊急通報した内線電話機A以外の任意の
内線電話機、例えば内線電話機Bが外線aでの通話中に
特番を投入すると、特番処理部16は、投入された特番
が、緊急通報をした内線電話機への転送(以下、この明
細書では特別転送と呼ぶことにする。)を要求する特番
か否かを解析する。ここで、特別転送の特番が、例えば
「*007」と決められているものとする。
【0018】投入された特番が「*007」であると特
番処理制御部16で解析されると特別転送部17は、次
の各処理を行う。すなわち、通話路スイッチ3を制御し
て、現在接続されている内線電話機Bと外線aとの接続
パスを切り離し、各種装置部4の保留音源と外線2とを
接続して、外線aに保留音を送出する。また、特番を投
入した内線電話機Bに対しても呼び出し中を示す保留音
源を接続して、保留音を送出する。
【0019】一方、特別転送部17は、RAM9の内線
番号領域12に格納されている内線番号を読み出し、そ
の内線電話機Aに各種装置部4の特別呼出音源を接続し
て、呼び出しを行う。この特別呼出音源は、特別転送で
あることを明確にするためのもので、一般の呼出音源音
とは著しく異なった音が出力される。一般に緊急通報を
した者は、続けて各方面へ電話連絡をしたり或いは、緊
急に対処しなければならない事がある。そのような状態
において、かかってくる一般の電話の着信や、転送呼出
に対しての応答を希望せず、一方、緊急通報に対す呼返
しの呼出しであれば、最優先に対応しなければならない
場合が多い。このため、緊急通報の呼返し通話に対する
特別転送について、他の呼に対する呼出音と明白に異な
った音源を使用している。従って、特別転送の呼び出し
時には、特別呼出音だけでなく、転送の呼び出しを示す
表示についても、特別異なった表示とすることも可能で
ある。例えば、内線電話機の外線、内線の全ランプを同
時に点滅させることにより、通常の表示と区別する。
【0020】被転送者により内線電話機Aがオフフック
された後の呼の流れは、通常の転送処理と同様にして行
われる。すなわち、内線電話機Aがオフフックされると
、転送者の内線電話機Bと接続され、転送者から被転送
者にメッセージを伝える等の会話が行われる。その後、
転送者が内線電話機Bをオンフックすると、特別転送部
17は保留音源と接続して外線aを内線電話機Aに接続
する。
【0021】■特別転送を行う内線番号を変更する動作
緊急通報者Aが通報を終了して内線電話機Aをオフフッ
クした後、他の内線電話機、例えば内線電話機Cの設置
された場合に移動する場合、上記■外線発信時における
宛先監視の動作でRAM9の内線番号領域12に格納さ
れた内線番号を以下の動作により変更する。変更方法は
、緊急通報者Aが通報を行った内線電話機Aから変更す
る第1の変更方法と、変更後の内線電話機Cから変更す
る第2の変更方法とがある。
【0022】先ず第1の変更方法について説明する。内
線電話機Aがオフフックされ、転送先変更の特番、例え
ば「*019」が投入されると、図5に示した特別転送
先変更部18は、変更後の内線電話番号の供給を待つ。 内線電話機Aから変更後の内線番号Cが供給されると特
別転送先変更部18は、RAM9の内線番号領域12に
内線番号Cを格納し、これにより、既に内線番号領域1
2に格納されていた内線番号Aが消去される。
【0023】次に、第2の変更方法について説明する。 内線電話機Aで緊急通報を行った緊急通報者Aは、内線
電話機Cの所まで移動し、内線電話機Cをオフフックし
て転送先変更の特番「*019」を投入した後にオンフ
ックする。特別転送先変更部18は、特番「*019」
のみが供給され、その後内線番号の供給が無いので、特
番「*019」を投入した内線電話機Cの内線番号Cを
内線番号領域12に格納し、これにより、既に内線番号
領域12に格納されていた内線番号Aが消去される。
【0024】このように第1または第2の変更方法が実
行された後に、特別転送のための特番「*007」が投
入されると、特別転送部17は変更後の内線番号Cの内
線電話機Cに対して特別転送処理を行う。
【0025】次に、NTTの交換機および緊急連絡先で
ある警察署を含めた網全体の動作を説明する。図6は、
網全体のシステム構成を表したものである。キーテレホ
ン又はPBXによる交換装置1は、内線番号がそれぞれ
A、Bである内線電話機A、Bおよび、外線nを収容し
ている。また、外線nはNTTの交換機19を介して警
察署の電話機20と接続されるようになっている。いま
、交換装置1のRAM9の各領域には、図7Aに示すよ
うに、緊急連絡先ダイヤル番号領域11に警察署のダイ
ヤル番号「110」が格納され、内線番号領域12に内
線番号は格納されていないものとする。
【0026】図8及び図9は、110番発信時と、警察
署からの110番呼返し時の動作を表したものである。 先ず110番発信時の動作を図8に従って説明する。 ステップ1;内線電話機Aがオフフックして、図示しな
いキーにより外線を選択すると、交換装置1は塞がって
いない外線nへ発信し、NTTの交換機19がダイヤル
受信待ち状態となる。 ステップ2;内線電話機Aが、110番をダイヤルする
と、交換装置1は、110番のダイヤルを外線nへ送出
する。一方、交換機1は、送出した番号を図7Aの緊急
連絡先ダイヤル番号領域11の内容と比較して両者が一
致しているので、内線番号領域12に発信者の内線番号
「A」を格納する。図7Bは、内線番号「A」を格納し
た後のRAM9の状態を表したものである。 ステップ3;NTTの交換機19は、受信したダイヤル
を解析して、警察署の電話機20に対して着信呼び出し
を行う。 ステップ4;警察署の電話機20がオフフックされると
、内線電話機Aとの間の通話路が成立する。これにより
、警察署の担当者と緊急通報者との間で必要な会話が行
われる。 ステップ5;緊急通報者および警察の担当者により、そ
れぞれ内線電話機Aおよび電話機20がオフフックされ
ると、終話となり、110番発信時の動作が終了する。
【0027】次に、警察署からの110番呼返しの動作
を図8に従って説明する。この呼返しは、上記した11
0番発信を行った内線電話機Aからの緊急通報者Aが、
あわてているために必要な情報を警察署に全て伝えない
状態でオンフックてしまった場合、その他の理由で警察
署が更に通報者Aと話をしたい場合等に行われる。
【0028】ステップ6;警察署の担当者は電話機20
をオフフックして、110番呼返しの操作を行う。 ステップ7;これを受けたNTTの交換機19は、回線
nで接続された交換装置1に呼び出しをかける。 ステップ8;交換装置1は、外線着信を検出すると、収
容している全ての内線電話機A、B、…に外線着信の呼
び出しを行う。 ステップ9;この際、緊急通報者Aが最初に内線電話機
Aをオフフックして応答すれば問題無いが、運悪く内線
電話機Bからの応答がなされたものとする。すると、そ
の応答者Bは、警察署の担当者との会話により、誰かが
、110番発信した事と、その事に関して警察からの呼
返しがきたことを知るが、誰が110番したのかを知ら
ないので、通常の転送を行うことができない。そこで、
応答者Bは特別転送のための特番「*007」を投入す
る。 ステップ10;投入された特番「*007」から交換装
置1は特別転送であることを確認し、図7Aの内線番号
領域12から内線電話番号Aを読み出し、内線電話機A
にその外線呼を転送するための動作を行う。すなわち、
外線nへは、転送中を知らせる特別保留音を送出し、内
線電話機Aへは、特別転送呼び出しの鳴動と、表示を行
う。また、内線電話機Bへは、転送呼び出しのリングバ
ック音を聞かせる。
【0029】ステップ11;緊急通報者Aが内線電話機
Aで応答したら、内線電話機Bの特別転送者Bは、事情
を伝えた後、内線電話機Bをオンフックする。 ステップ12;すると内線電話機Aと警察署の電話機2
0とのパスがつながり、警察署の担当者は情報を緊急通
報者Aから必要な追加の情報を得る。 ステップ13;呼返しによる必要な通話が済み、内線電
話機Aと電話機20がオフフックされて終話する。 なお、ステップ11からステップ13は通常の転送処理
と同様に行われる処理の一例である。
【0030】次に、他の実施例について説明する。他の
実施例では、第1の実施例と同様の動作が行われる部分
について適宜説明を省略することとする。図10は、第
2の実施例で使用されるRAM9に各データが記憶され
る領域を表したものである。この図に示されるように、
第2の実施例では、RAM9の内線番号領域12を第1
の実施例よりも拡張し、M個の内線番号を格納すること
ができるようになっている。
【0031】■外線発信時の動作 外線発信時の宛先監視動作は、宛先監視部15が緊急通
報を監視し、例えば内線電話機Aの内線番号Aを内線番
号領域12に格納する。この動作は第1の実施例と同様
である。この実施例では、緊急事態が発生した場合、1
つの内線電話機A以外からも緊急通報がされる場合があ
ることを考慮したもので、他の内線電話機、例えば内線
電話機Bからも110番通報されると、この内線電話番
号Bも内線番号領域12に格納する。このように、複数
の内線電話機から緊急通報がされた場合には、その全て
の内線番号が内線番号領域12に格納される。なお、内
線番号領域12に格納された各内線番号は、一定期間経
過の後、消去される。この内線番号を格納しておく一定
期間は、例えば1日、3日、1週間等、自由に設定され
る。
【0032】■外線通話中における特番投入時の動作い
ま、警察署への緊急通報が内線電話機A、B、Cから行
われ、内線番号領域12に内線番号A、B、Cがそれぞ
れ格納されているものとする。この状態で警察署から呼
返しに対して内線電話機Dが最初に応答し、この内線電
話機Dから特別転送をするための特番「*007」が投
入されたものとする。この場合の特別転送の動作は、第
1の特別転送モードの動作と、第2の特別転送モードの
動作があり、予め交換装置1設置時に設定されたモード
に従う。
【0033】第1の特別転送モードが設定されている場
合、図5に示す特別転送部17は、内線番号領域12か
ら1つの内線番号、例えば内線番号Aを選択し、その内
線電話機Aに特別転送を行う。そして緊急通報者Aが警
察署の担当者との連絡が終了した後に、更に特番「*0
07」を投入すると、特別転送部17は、既に転送済の
内線電話機Aを除いた、他の内線電話機、例えば内線電
話機Bに引き続き特別転送を行う。このように第1の特
別転送モードでは、特別転送部17がまだ特別転送を行
っていない内線番号の中から、次に特別転送をすべき内
線電話機を、順次一箇所づつ選択して特別転送の呼び出
しを行う。なお、内線番号が全て一度選択されている場
合は、最後に転送されてから、最も時間の経過している
内線番号が選択される。
【0034】第2の特別転送モードが設定されている場
合、図5に示す特別転送部17は、内線番号領域12に
格納されている内線番号A、B、Cの内線電話機A、B
、Cの全てに対して一斉に特別転送の呼出しを行う。 そして特別転送部17は、最も早く応答のあった内線電
話機、例えば内線電話機Bに特別転送を行い、その内線
電話機Bから引き続き特番「*007」が投入されると
、既に特別転送を行った内線電話機B以外の内線番号A
、Cに対して一斉に特別転送の呼出しを行う。
【0035】次に、第3の実施例について説明する。図
11は、第3の実施例で使用されるRAM9に各データ
が記憶される領域を表したものである。この図に示され
るように、第3の実施例では、RAM9の緊急連絡先ダ
イヤル番号領域11と内線番号領域12を第1の実施例
よりも拡張し、N個の緊急連絡先ダイヤル番号とN個の
内線番号を格納することができるようになっている。緊
急連絡先ダイヤル番号としては、例えば、警察署(11
0番)、消防署(119番)とうが考えられるが、緊急
連絡先として外線でなく内線により接続される警備室、
会社の総務部等も考えられる。さらに、RAM9には、
N個の緊急連絡先ダイヤル番号のそれぞれに対応して決
められた特別転送のための特番がN個格納される特番領
域21が設けられている。
【0036】この第3の実施例では、機能ブロックを表
した図12に示すように、緊急連絡先ダイヤル番号と、
これに対応した特番の登録を行う、緊急連絡先・特番登
録機能が追加されている。 ■外線発信時の動作 この実施例において宛先監視部15が、例えば、内線電
話機Aからダイヤル番号を受け取ると、図11に示す緊
急連絡先ダイヤル番号領域11に格納された緊急連絡先
の各ダイヤル番号1、2、…、Nのそれぞれと比較する
。宛先監視部15は、いずれかのダイヤル番号、例えば
ダイヤル番号jと一致した場合には、内緊急通報を行っ
た線電話機Aの内線番号Aを、ダイヤル番号jに対応す
る内線番号領域12jに格納する。
【0037】■外線通話中における特番投入時の動作例
えば内線電話機Eが外線通話中に、特別転送を要求する
ために図11の特番jが投入されたものとする。すると
、図12の特別転送部17は、外線を保留状態とし、特
番jが格納されている特番領域21jと対応した内線番
号領域12jから、そこに格納されている内線番号Aを
読み出し内線電話機Aに特別転送の特呼出しを行う。 この後、被特別転送者(緊急通報者A)の応答によって
、保留状態の外線が、内線電話機Aに転送されるのは、
第1の実施例と同様である。
【0038】■緊急連絡先ダイヤル番号と、これに対応
した特番の登録 この登録を行うには各種の方法が考えられる。例えば、
交換装置1の設置時に、保守者が設定する。また、交換
装置1設置が設置され、運用中に、設定のための特番投
入操作によって登録してもよい。以下、後者について説
明する。操作者は、いずれかの内線電話機をオフフック
し、登録のための特番、例えば「*000」を投入し、
引き続き、第1および第2のパラメータを投入する。第
1のパラメータは桁数が非固定のダイヤル番号で、例え
ばXXXjであり、第2のバラメータは桁数が固定のダ
イヤル番号で、例えばZZZjである。この時、緊急連
絡先・特番登録部22は、図11のRAM9の緊急連絡
先ダイヤル番号領域11および特番領域21の未登録の
エリアに、それぞれ第1および第2のパラメータを格納
して、登録処理を終了する。なお、この第3の実施例に
おいても、第2の実施例にように、各内線番号領域12
1、…12Nを拡張し、それぞれに複数の内線番号を格
納するようにしてもよい。
【0039】次に第4の実施例について説明する。この
実施例は、交換装置1に収容された内線からの特番投入
ではなく、例えば内線電話機Aから警察署に緊急通報が
行われた場合に、警察署から直接特番が投入される場合
実施例である。この実施例において、外線発信時におけ
る宛先監視の動作は第1の実施例と同様に行われるので
緊急通報された警察署からの呼返し動作に付いて図6を
用いて説明する。
【0040】内線電話機Aからの緊急通報による電話機
19間の通話が終話した後、警察署から追加情報を得る
ため呼返しがNTTの交換機19に着信されると、交換
装置1は着信動作に入り、一次応答を返す。交換装置1
は、更に次の特番入力待ち状態に入る一方、電話機19
に対して第2ダイヤルトーンを送出する。警察署の担当
者は、電話機19で第2ダイヤルトーンを確認した後に
呼返しの特番、これは業界基準とする必要があるが、例
えば特番「*007」をPB(プッシュボタン)で投入
する。交換装置1が警察署からの特番を受信すると、1
10番からの呼返しであることを確認し、RAM9の内
線番号領域12に格納されている内線番号Aの内線電話
機Aに対して特別呼出しを行う。特別呼出しは、第1の
実施例と同様に特別呼出し音により、また装置によって
は更に特別表示によって行われる。特別呼出しされた内
線電話機Aが応答すれば、警察署の電話機19と内線電
話機A運が接続され、通話が可能となる。
【0041】このように、第4の実施例では、キーテレ
ホンやPBXからなる交換装置1に収容された内線電話
機A、B、C、…に対して、緊急連絡を受けた例えば警
察署から直接呼び返しを行うことができる。なお、この
第4の実施例においても、第2の実施例、第3の実施例
と同様に、RAM9に内線番号、緊急連絡先ダイヤル番
号、特番をそれぞれ複数格納するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、緊急連絡
をした内線電話機の内線番号を記憶する内線番号記憶手
段を設けたので、緊急連絡を受けた警察署等からの呼返
しに対して、正当な宛先である緊急通報をした内線電話
機に接続することがてきる。請求項2記載の発明によれ
ば、緊急連絡を受けた警察署等からの呼返しに対して、
緊急連絡をした内線電話機以外の内線電話機が応答した
場合でも、正当な宛先である緊急通報をした内線電話機
に接続することがてきる。請求項3記載の発明によれば
、緊急連絡をした内線電話機を緊急連絡を受けた警察署
等が特定し、接続することができる。請求項4記載の発
明によれば、緊急連絡先のダイヤル番号を複数記憶する
場合には、種々の緊急事態に対応することができる。 また、内線番号を複数記憶する場合には、例えば火災の
発生その他により、消防署に緊急通報する者が複数存在
する場合でも、消防署の担当者は、全内線電話機に対し
て呼返しの接続を行うことができる。請求項5記載の発
明によれば、内線番号記憶手段に記憶された内線番号を
変更する変更手段を設けたので、緊急通報を行ったもの
は、他の場所に移動した場合でも、移動先の内線電話機
で呼返しに応答することができる。請求項6記載の発明
では、交換装置のふくそう状態に係わらず、緊急通報を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換装置における一実施例の全体構成
図である。
【図2】同上、一実施例の交換制御部の回路図である。
【図3】同上、一実施例のRAMに記憶されるデータの
領域を示した概念図である。
【図4】同上、一実施例で外線発信時に実行される機能
ブロック図である。
【図5】同上、一実施例で外線通話中における特番投入
時に実行する機能ブロック図である。
【図6】同上、一実施例が電話網につながれた状態を示
すシステム構成図である。
【図7】図7AはRAMの内線番号領域に未だ内線番号
が格納されていない状態を示す概念図、図7Bは緊急通
報した内線電話機の内線番号が格納された状態を表す概
念図である。
【図8】同上、一実施例における110番発信時の動作
を示す流れ図である。
【図9】同上、一実施例における警察署からの110番
呼返し時の動作を示す流れ図である。
【図10】本発明の交換装置における第2の実施例で使
用されるRAMに記憶される各データの領域を示した概
念図である。
【図11】本発明の交換装置における第3の実施例で使
用されるRAMに記憶される各データの領域を示した概
念図である。
【図12】同上、第3の実施例における特番投入時に実
行する機能ブロック図である。
【符号の説明】
1  交換装置 2  塞時緊急送出部 3  通話路スイッチ 5  交換制御部 6  CPU 8  ROM 9  RAM 11  緊急連絡先ダイヤル番号領域 12  内線番号領域 14  ダイヤル送出部 15  宛先監視部 16  特番処理制御部 17  特別転送部 18  特別転送先変更部 19  電話機 21  特番領域 22  緊急連絡先・特番登録部 A、B、…  内線電話機 a、b、…  外線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外線と複数の内線電話機を収容し、外
    線と内線電話機、内線電話機相互間を交換、接続する交
    換装置において、緊急連絡先のダイヤル番号を記憶する
    ダイヤル番号記憶手段と、内線電話機から発信されるダ
    イヤル番号と前記ダイヤル番号記憶手段に記憶されてい
    る緊急連絡先のダイヤル番号との一致を検出する番号一
    致検出手段と、この番号一致検出手段でダイヤル番号の
    一致を検出した内線電話機の内線番号を記憶する内線番
    号記憶手段と、所定の特番の入力を検出する特番検出手
    段と、この特番検出手段で所定の特番を検出した場合、
    前記緊急連絡先からの外線に、前記内線番号記憶手段に
    記憶されている内線番号の内線電話機を接続する接続手
    段とを具備することを特徴とする交換装置。
  2. 【請求項2】  接続手段は、所定の特番が外線と通話
    中の内線電話機から入力された場合に、通話中の回線を
    、前記内線番号記憶手段に記憶されている内線番号の内
    線電話機に対する転送処理により接続することを特徴と
    する請求項1記載の交換装置。
  3. 【請求項3】  接続手段は、所定の特番が外線から入
    力された場合に、その外線を、前記内線番号記憶手段に
    記憶されている内線番号の内線電話機に対する着信処理
    により接続することを特徴とする請求項1記載の交換装
    置。
  4. 【請求項4】  ダイヤル番号記憶手段に記憶される緊
    急連絡先のダイヤル番号と内線番号記憶手段に記憶され
    る内線番号の少なくとも一方を、複数記憶することを特
    徴とする請求項1又は2記載の交換装置。
  5. 【請求項5】  内線番号記憶手段に記憶された内線番
    号を変更する変更手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至4記載の交換装置。
  6. 【請求項6】  外線と複数の内線電話機を収容し、外
    線と内線電話機、内線電話機相互間を交換、接続する交
    換装置において、緊急連絡先のダイヤル番号を記憶する
    ダイヤル番号記憶手段と、内線電話機から発信されるダ
    イヤル番号と前記ダイヤル番号記憶手段に記憶されてい
    る緊急連絡先のダイヤル番号との一致を検出する番号一
    致検出手段と、前記外線の全てが塞がっている状態で、
    この番号一致検出手段がダイヤル番号の一致を検出した
    場合、いずれかの外線と内線電話機との接続を切断する
    切断手段と、この切断手段で切断した外線に対して緊急
    連絡先のダイヤル番号を送出する番号送出手段とを具備
    することを特徴とする交換装置。
JP14967091A 1991-05-24 1991-05-24 交換装置 Pending JPH04346596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017107A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Nec Infrontia Corp 構内電話交換装置

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