JPH04346089A - 複合永久磁石および磁気装置 - Google Patents

複合永久磁石および磁気装置

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JPH04346089A
JPH04346089A JP3119969A JP11996991A JPH04346089A JP H04346089 A JPH04346089 A JP H04346089A JP 3119969 A JP3119969 A JP 3119969A JP 11996991 A JP11996991 A JP 11996991A JP H04346089 A JPH04346089 A JP H04346089A
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JP
Japan
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magnetic
permanent magnet
temperature
equation
resonance element
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JP3119969A
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English (en)
Inventor
Mikio Watanabe
渡辺 幹男
Masashi Okabe
正志 岡部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静磁波を用いた磁気装
置および複合永久磁石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭62−200709
号公報に示された従来の静磁波を用いた磁気装置を示す
構成図であり、図において1は磁気回路のヨ−ク、21
は永久磁石、5は磁気回路の磁気ギャップ、6は静磁波
素子すなわち磁気共鳴素子、8は整磁板である。磁気共
鳴素子としては、YIG(イットリウム・鉄・ガ−ネッ
ト)単結晶球やYIG薄膜などが用いられている。特に
、高い選択性を持つ磁気共鳴素子としては、YIG単結
晶球のスピン共鳴を使った素子が使われてきたが、周囲
温度が低くなると共鳴点が消失する欠点があるため、恒
温槽内に置き温度の低下を防ぐなどの必要があり大きな
障害になっていた。一方、YIG薄膜を使う磁気共鳴素
子はその共鳴機構から低温でも使用可能である。
【0003】磁気共鳴素子に磁場を与える手段としては
、起磁力の保持に電流などの外部からのエネルギ−源を
必要としない永久磁石21が使われ、ヨ−ク1の両端に
対向して設置されている。そして、共振周波数を変える
ため、この永久磁石21の作る磁場に重畳する磁場を発
生するコイル7をヨ−ク1に巻き回して用い、このコイ
ル7に流す電流を変えることにより磁気共鳴素子の共振
周波数を調整する。
【0004】さらに、永久磁石21は、磁気共鳴素子6
の置かれる磁気ギャップに直接、あるいは温度補償等の
目的で挿入された整磁板8を介して対向し、その形状は
永久磁石材料の特性、目的とする周波数に応じた磁場の
強さ及び磁気共鳴素子の形状寸法などを考慮し、永久磁
石21が最適な動作点になるように設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の静磁波を用いた
磁気装置は以上のように構成されているのであるが、温
度補償用の整磁板8を用いても、磁気共鳴素子の共振周
波数fの温度tに対する依存性がそれ以上に大きいこと
から温度特性が悪いという実用上大きな課題がある。以
下、これについて説明する。
【0006】磁気共鳴素子の共振周波数fは、異方性磁
界の寄与が小さいとしてこれを無視すると、キッテルの
式を用いて、次式(1)のように表すことができる。   f(t)=γ×(Bg(t)−N×4πMS(t)
)   −−−(1)ただし、γは磁気共鳴素子の磁気
回転比でこの場合はγ=2.8×106HZ/gaus
s、Bgは磁気共鳴素子がおかれている磁気ギャップの
磁束密度、Nは磁気共鳴素子の反磁界係数で静磁モ−ド
理論を用いて計算される値、4πMSは磁気共鳴素子の
飽和磁化である。f、Bg、4πMSはすべて温度tの
関数である。
【0007】具体例としては、特開昭62−20070
9号公報に示されているように、アスペクト比(厚み/
直径)が0.01のYIG円板の垂直共鳴ではN=0.
9774であり、仮にBgが温度によらず一定とした場
合、4πMSは−20℃で1916gauss、+60
℃で1622gaussとなるから、共振周波数fはこ
の温度範囲で、823×106Hzもの変化をする。
【0008】このような静磁波を用いた磁気装置におい
て、周囲温度による共振周波数の変動を回避する方法と
しては、静磁波を用いた磁気装置を恒温槽内に配置して
磁気共鳴素子を一定の温度に保持するとか、電磁石によ
って温度に応じて磁界を変化させて素子の共振周波数を
一定に保持するとか、整磁板を適用して磁気回路の温度
特性を素子の温度特性に合わせる等の方法が考えられて
いたが、これらは、電流制御などの外部からのエネルギ
−供給が必要となったり、また、磁気回路の温度特性を
磁気共鳴素子に合わせる場合にも、工業的に得られる整
磁板や永久磁石の種類は限られており、両者の温度特性
を広い範囲に渡って精密に合わせることはきわめて困難
であった。
【0009】本発明は、上述した課題を解消するために
なされたものであり、任意の特性値(例えば温度特性お
よび磁化)を設定できる複合永久磁石を得ることを目的
とする。
【0010】本発明の別の発明は温度特性を補償するた
めに電力を消費しなくても、固定周波数、可変周波数の
両方の静磁波を用いた磁気装置に適用できて、広範囲の
使用周波数の静磁波を用いた場合、温度に対して安定し
た共振周波数を得ることができる磁気装置を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の複合永久磁石は
特性の異なる複数の永久磁石で構成するものである。
【0012】本発明の別の発明の磁気装置は、磁気共鳴
素子と、この磁気共鳴素子に磁界を印加する永久磁石を
組み込んだ磁気回路とを備えたものにおいて、上記永久
磁石は複数の永久磁石で構成した複合永久磁石であり、
複数の永久磁石の何れよりも温度に対して安定した共振
周波数を得るように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明のさらに別の発明の磁気装置は、上
記発明において複合永久磁石の温度係数が下記の式で示
されることを特徴とするものである。
【0014】
【数2】
【0015】
【作用】本発明において、特性の異なる永久磁石を組み
合わせることにより任意の特性(温度係数、磁化)値を
有する永久磁石を得ることができる。
【0016】本発明の別の発明において、式(16)を
満たす温度係数を保持する永久磁石を得ることにより、
温度特性を補償するための外部回路や整磁板を用いる事
なく、磁気装置は温度に対して安定した共振周波数を得
ることができる。
【0017】
【実施例】磁気共鳴素子の飽和磁化4πMS(t)は、
対象としている温度範囲がt1(℃)〜t2(℃)の間
での平均温度係数α(gauss/℃)を用い直線近似
すると次式(2)で示される。   4πMS(t)=4πMS(t0)+α×(t−t
0)      −−−(2)t0はt1≦t0≦t2
を満たす基準温度であり、4πMS(t0)はt=t0
(℃)での磁気共鳴素子の飽和磁化である。磁気共鳴素
子がおかれている磁気ギャップの磁束密度Bg(t)に
ついても温度範囲t1(℃)〜t2(℃)の間での平均
温度係数β(gauss/℃)を用い直線近似すると次
式(3)で示され、Bg(t0)はt=t0(℃)にお
ける磁気ギャップの磁束密度である。   Bg(t)=Bg(t0)+β×(t−t0)  
             −−−(3)次に(2)お
よび(3)式を(1)式に代入すると次式(4)が得ら
れる。 f(t)=γ×(Bg(t0)−N×4πMS(t0)
)+γ×(β−N×α)×(t−t0)       
                         
                  −−−(4)(
4)式のγ×(Bg(t0)−N×4πMS(t0))
はある定数であるから、   γ×(β−N×α)×(t−t0)=0     
         −−−(5)にできれば、f(t)
を一定値に保つことが可能となる。 温度が変化しても(5)式を成立させるにはγ≠0であ
るから(6)式のようにすればよい。   β=N×α                  
                    −−−(6
)永久磁石の動作点を温度範囲t1(℃)〜t2(℃)
において減磁曲線の屈曲点よりも高い磁束密度に設定す
ると、磁気回路を構成する材料が磁気飽和しない限り、
磁気ギャップの磁束密度Bgと永久磁石の残留磁束密度
Brの関係は次式(7)で示される。   Bg(t)=a×Br(t)          
                   −−−(7)
ここでaは磁気回路の構造によって決まる定数である。 さらに永久磁石のBr(t)は温度範囲t1(℃)〜t
2(℃)の間での平均温度係数δ(%/℃)を用いると
次式(8)で示される。
【0018】
【数3】
【0019】Br(t0)はt=t0(℃)における永
久磁石の残留磁束密度である。(3)式と(8)式を(
7)式に代入すると(9)式が得られる。
【0020】
【数4】
【0021】(9)式はt=t0の時も成り立つから、
t=t0を(9)式に代入すると(10)式が得られる
。   a×Br(t0)=Bg(t0)        
                     −−−(
10)(10)式を(9)式に代入し、変形すると(1
1)式が得られる。
【0022】
【数5】
【0023】ここで、t=t0を(1)式に代入すると
(12)式となる。   f(t0)=γ×(Bg(t0)−N×4πMS(
t0))          −−−(12)f(t0
)はt=t0での共振周波数である。(12)式を変形
すると(13)式が得られる。
【0024】
【数6】
【0025】(11)、(13)式より(14)式が得
られる。
【0026】
【数7】
【0027】したがって(6)、(14)式より(15
)式が成り立つ。
【0028】
【数8】
【0029】これを変形すると(16)式となる。
【0030】
【数9】
【0031】したがって、永久磁石を組み込んだ磁気回
路と磁気共鳴素子を用いる静磁波を用いた磁気装置にお
いて、永久磁石の温度係数δ(%/℃)が(16)式の
関係を満たすことによって、温度に対して安定した共振
周波数を得ることが可能となる。
【0032】ここで、4πMSやα、f、γ、Nは静磁
波を用いた磁気装置の仕様や条件から決まるため、温度
に対して安定した共振周波数を得るには、(16)式を
満たす温度係数を保持する永久磁石を選択する必要があ
る。 しかし、永久磁石の温度係数は材質によって決定され、
(16)式を満たすような永久磁石を自由に選択するこ
とはできない。例えば、ストロンチウムフェライト系磁
石の温度係数は−0.2%/℃、アルニコ系磁石は−0
.02%/℃、2−17系サマリウム−コバルト磁石は
−0.035%/℃、1−5系サマリウム−コバルト磁
石は−0.04%/℃、ネオジウム系磁石は−0.13
%/℃である。
【0033】ところで、以上は永久磁石1個での温度係
数であるが、温度係数が異なる永久磁石を2個以上重ね
ることによって、任意の温度係数δを有する複合永久磁
石を得ることが可能である。また、磁化が異なる永久磁
石を複数個重ねることによって、任意の磁化Mを有する
得ることが可能である。以下、これについて説明する。
【0034】図2は本発明の一実施例の複合永久磁石の
構成図であり、材質の異なる2個の永久磁石2、3を重
ねて複合永久磁石9を得た例である。基準温度における
永久磁石2の磁化をM2(T:テスラ,1T=1000
0gauss)、長さをl2(m)、温度係数をδ2(
%/℃)とし、永久磁石3の磁化をM3(T)、長さを
l3(m)、温度係数をδ3(%/℃)とする。真空の
透磁率をμ0とすると2個の磁石による起磁力F(AT
:アンペアタ−ン)は(17)式で示される。
【0035】
【数10】
【0036】また、重ね合わせた2個の磁石によって新
たに作成された磁石(以下複合永久磁石と呼ぶ)によっ
て見かけの磁化M(T)が得られたとすると複合永久磁
石による起磁力は(18)式で示される。
【0037】
【数11】
【0038】(17)、(18)式より、(19)式を
得る。
【0039】
【数12】
【0040】温度が△t(℃)だけ変化したとすると、
そのときに変化する永久磁石2、3の磁化M2、M3の
変化量△M2、△M3は(20)式となる。
【0041】
【数13】
【0042】複合永久磁石の磁化Mの変化量は(20)
式を(19)式に代入して(21)式となる。
【0043】
【数14】
【0044】したがって、複合永久磁石の温度係数δ(
%/℃)は(22)式で示される。
【0045】
【数15】
【0046】(22)式により、永久磁石2、3の長さ
を適切に設定することによって、任意の温度係数δ(%
/℃)の永久磁石を得ることができる。さらに下記(2
3)式で置換して
【0047】
【数16】
【0048】(22)式を変形して(24)式を得る。
【0049】
【数17】
【0050】(24)式より任意の永久磁石の温度係数
δを得るためのk2とk3を求めることができる。すな
わち、温度係数の異なる永久磁石を(24)式の配分で
組み合わせることにより、永久磁石の温度係数δを任意
に得ることが可能となる。
【0051】したがって、(16)式を満たす温度係数
を有する永久磁石を自由に選択することが可能であり、
本発明の実施例の静磁波を用いた磁気装置は温度に対し
て安定した共振周波数を得ることができる。
【0052】実施例1.図1は本発明の別の発明の一実
施例の静磁波を用いた磁気装置を示す構成図であり、1
は磁気回路を構成するヨ−クを示し、このヨ−ク1の相
対向する面にそれぞれ永久磁石2及び永久磁石2とは特
性の異なる永久磁石3が取り付けられ、複合永久磁石9
を構成している。この永久磁石3に磁極4が取り付けら
れ、磁極4の材質はヨ−ク1と同じであっても、異なっ
ていてもよい。5は磁極間の磁気ギャップであり、7は
永久磁石2及び3が作る磁場に重畳する磁場を発生する
ためのコイルであり、以上により磁気回路を構成してい
る。6は磁気ギャップ5内に配置された磁気共鳴素子、
例えばYIG膜である。
【0053】ここで、永久磁石2としてM2=0.37
T、δ2=−0.19%/℃のフェライト系磁石を用い
、永久磁石3としてM3=0.875T、δ3=−0.
043%/℃のサマリウム−コバルト系磁石を用い、ヨ
−ク1および磁極4としてパ−マロイを用い、さらに磁
気共鳴素子6として飽和磁化4πMS=900gaus
s、温度係数α=−2.6gauss/℃のYIG膜を
用い(基準温度t0=20℃)、共振周波数f=4.7
×109HZの磁気装置とする。
【0054】この場合、温度に対して安定した共振周波
数を有する磁気装置を得るために必要となる複合磁石の
温度係数δ(%/℃)は、(16)式よりγ=2.8×
106Hz/gauss、N=1とした場合δ=−0.
10%/℃である。 よって、k2とk3は(24)式よりk2=0.60、
k3=0.40である。これより、永久磁石の長さは(
23)式より永久磁石2をl2=3mm、永久磁石3を
l3=2mmとした。なお、この複合永久磁石の磁化は
M=0.572Tになる。
【0055】したがって、この磁気装置におけるα、4
πMS、f、δは、γ=2.8×106Hz/gaus
s、N=1とした場合に(16)式を満足している。な
お、温度係数が−0.19%/℃および−0.043%
/℃の永久磁石を用い、温度係数が−0.10%/℃、
磁化が0.572Tである複合永久磁石が得られる。
【0056】実施例2.図1の構成において、永久磁石
2に長さl2=2mmでM2=0.875T、δ2=−
0.043%/℃のサマリウム−コバルト系磁石を用い
、永久磁石3に長さl3=3mmでM3=0.37T、
δ3=−0.19%/℃のフェライト系磁石を用い、永
久磁石2および3により複合永久磁石9を構成している
。さらに磁気共鳴素子6として飽和磁化4πMS=90
0gauss、温度係数α=−2.6gauss/℃の
YIG膜を用い(基準温度t0=20℃)、共振周波数
f=4.7×109HZの磁気装置とする。この複合磁
石の温度係数は(22)式よりδ=−0.10%/℃で
ある。 このときのα、4πMS、f、δは、γ=2.8×10
6Hz/gauss、N=1とした場合に(16)式を
満足している。 この実施例2は、実施例1の永久磁石2と永久磁石3の
位置関係を逆にした場合であるが、複合永久磁石の構成
が同じであれば永久磁石の位置関係を逆にしても温度に
対して安定した共振周波数を得ることができる。
【0057】実施例3.図3は本発明の別の発明の他の
実施例の静磁波を用いた磁気装置を示す構成図であり、
永久磁石2として長さl2=4mmでM2=0.875
T、δ2=−0.043%/℃のサマリウム−コバルト
系磁石を、永久磁石3として長さl3=6mmでM3=
0.37T、δ3=−0.19%/℃のフェライト系磁
石を用い、永久磁石2および3により複合永久磁石9を
構成している。さらに、磁気共鳴素子6としては飽和磁
化4πMS=900gauss、温度係数α=−2.6
gauss/℃のYIG膜を用い(基準温度t0=20
℃)、共振周波数f=4.7×109HZの磁気装置と
する。この複合永久磁石の温度係数は(22)式よりδ
=−0.10%/℃である。このときのα、4πMS、
f、δは、γ=2.8×106Hz/gauss、N=
1とした場合に(16)式を満足している。この実施例
3は、特性の異なる複数の永久磁石を離して構成した複
合永久磁石を用いた場合であるが、この場合でも温度に
対して安定した共振周波数を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、特性の異
なる複数の永久磁石で構成するものを用いることにより
任意の特性値を有する複合永久磁石を得ることができる
【0059】本発明の別の発明は、磁気共鳴素子と、こ
の磁気共鳴素子に磁界を印加する永久磁石を組み込んだ
磁気回路とを備えたものにおいて、上記永久磁石は複数
の永久磁石で構成した複合永久磁石であり、複数の永久
磁石の何れよりも温度に対して安定した共振周波数を得
るように構成したことを特徴とするものを用いることに
より、本発明のさらに別の発明は、上記発明において、
複合永久磁石の温度係数が下記の式で示される
【006
0】
【数18】
【0061】ことを特徴とするものを用いることにより
、磁気回路の温度特性を磁気共鳴素子の温度特性に整合
させることができるため、温度に対して安定した共振周
波数を得られる磁気装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の別の発明の一実施例の磁気装置の断面
図である。
【図2】本発明の一実施例の複数永久磁石の断面図であ
る。
【図3】本発明の別の発明の他の実施例の磁気装置の構
成図である。
【図4】従来の磁気装置の構成図である。
【符号の説明】
1  磁気回路のヨ−ク 9  複合永久磁石 4  磁極 5  磁気回路の磁気ギャップ 6  磁気共鳴素子 7  コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  特性の異なる複数の永久磁石で構成す
    る複合永久磁石。
  2. 【請求項2】  磁気共鳴素子と、この磁気共鳴素子に
    磁界を印加する永久磁石を組み込んだ磁気回路とを備え
    たものにおいて、上記永久磁石は複数の永久磁石で構成
    した複合永久磁石であり、複数の永久磁石の何れよりも
    温度に対して安定した共振周波数を有するように構成し
    たことを特徴とする磁気装置。
  3. 【請求項3】  複合永久磁石の温度係数が下記の式で
    示されることを特徴と 【数1】 する請求項第2項記載の磁気装置。
JP3119969A 1991-05-24 1991-05-24 複合永久磁石および磁気装置 Pending JPH04346089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072332A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 セニス エージー 磁気センサを校正する校正ツール
KR20230095640A (ko) * 2021-12-22 2023-06-29 한국과학기술연구원 피드백 온도를 이용한 자기장 세기 정밀 제어 시스템

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JP2018072332A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 セニス エージー 磁気センサを校正する校正ツール
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