JPH04345941A - 光磁気ディスクの記録再生装置 - Google Patents

光磁気ディスクの記録再生装置

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Publication number
JPH04345941A
JPH04345941A JP14530291A JP14530291A JPH04345941A JP H04345941 A JPH04345941 A JP H04345941A JP 14530291 A JP14530291 A JP 14530291A JP 14530291 A JP14530291 A JP 14530291A JP H04345941 A JPH04345941 A JP H04345941A
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JP
Japan
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magneto
optical disk
magnetic head
cartridge
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Withdrawn
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JP14530291A
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English (en)
Inventor
Koji Maruyama
丸山 幸司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクの情報
記録面に対してほぼ平行な方向に移動自在に配置され、
光磁気ディスクの情報記録面に光スポットを照射する光
ヘッドと、この光ヘッドを前記光磁気ディスクの情報記
録面とほぼ平行な方向に移動させる光ヘッド移動手段と
、光磁気ディスクを挟んで光ヘッドと対向配置されると
ともに光磁気ディスクの情報記録面に対してほぼ垂直方
向に移動可能に配置され、光磁気ディスクに磁界を付与
する磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを光磁気ディスクの
情報記録面に対してほぼ垂直な方向に移動させる磁気ヘ
ッド移動手段と、前記光磁気ディスクと磁気ヘッドとの
距離を検出する位置検出手段と、この位置検出手段で検
出された信号に基づいて前記距離を一定に維持するよう
に前記磁気ヘッド移動手段を制御する位置制御手段とを
具える光磁気ディスクの記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上述した光磁気ディスクの記録再生装置
は、例えば特開平2─156401号公報に記載されて
おり、既知であり、光磁気ディスクに対して変調磁界を
付与して記録信号の重ね書き(オーバーライト)を行う
ことができる。
【0003】このような磁界変調方式を採る光磁気ディ
スクの記録再生装置において、高速でデータを書き込む
ためには磁場の反転を速くする必要があるが、磁場の反
転を速くすると励磁回路や磁気ヘッドの周波数特性によ
り発生磁場の大きさが小さくなってしまい、その両立が
困難である。そのため磁気ヘッドを光磁気ディスクの情
報記録面に近接させることによって必要とする大きな磁
束密度を得るようにしている。
【0004】しかしながら、磁気ヘッドを固定とした場
合には光磁気ディスクのそりが大きい場合に磁気ヘッド
が光磁気ディスクに衝突してしまう可能性がある。この
ために上述したように磁気ヘッドを光磁気ディスクに対
してほぼ垂直な方向に移動自在に配置するとともにこれ
らの間の距離を絶えず検出し、この距離が一定となるよ
うに磁気ヘッドを駆動するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】上述した特開平2─156401号公報に
記載された既知の光磁気ディスクの記録再生装置におい
ては、磁気ヘッドをアームの一端に取付け、このアーム
を電磁駆動機構によって支点を中心として揺動させて磁
気ヘッドと光磁気ディスクの情報記録面との間の距離が
常に一定となるように制御している。例えば、直径が9
0mmで3600rpmの速度で回転される光磁気ディ
スクの面振れは規格上+0.22mmから−0.22m
mの範囲に収まるようになっているので、この範囲にあ
る程度のマージンを加えた範囲内を磁気ヘッドが移動す
るようにしている。
【0006】一方、光磁気ディスクは通常カートリッジ
内に収納され、このカートリッジを記録再生装置に対し
て挿脱するようにしており、カートリッジの挿脱の際に
は磁気ヘッドを退避させておく必要があるが、光磁気デ
ィスクを収納したカートリッジが記録再生装置内に装填
された状態で装置の電源が切られると、磁気ヘッドは光
磁気ディスクの情報記録面に近接した状態のままとなる
ので、外部からの衝撃や加速度が加わったときに磁気ヘ
ッドが光磁気ディスクの情報記録面に衝突し、光磁気デ
ィスクや磁気ヘッドが損傷を受けるという欠点がある。
【0007】本発明の目的は上述した従来の光磁気ディ
スクの記録再生装置の欠点を除去し、光磁気ディスクが
装置内に装填されている状態で記録再生装置の電源が切
られたときにも、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの衝突
を回避することができるようにした光磁気ディスクの記
録再生装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光磁気ディス
クの情報記録面に対してほぼ平行な方向に移動自在に配
置され、光磁気ディスクの情報記録面に光スポットを照
射する光ヘッドと、この光ヘッドを前記光磁気ディスク
の情報記録面にほぼ平行な方向に移動させる光ヘッド移
動手段と、光磁気ディスクを挟んで光ヘッドと対向配置
されるとともに光磁気ディスクの情報記録面に対してほ
ぼ垂直方向に移動可能に配置され、光磁気ディスクに磁
界を付与する磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを光磁気デ
ィスクの情報記録面に対してほぼ垂直な方向に移動させ
る磁気ヘッド移動手段と、前記光磁気ディスクと磁気ヘ
ッドとの距離を検出する位置検出手段と、この位置検出
手段で検出された信号に基づいて前記距離を一定に維持
するように前記磁気ヘッド移動手段を制御する位置制御
手段とを具える光磁気ディスクの記録再生装置において
、前記光磁気ディスクを記録再生装置からイジェクトす
るときおよび記録再生装置の電源が切られたときに、前
記磁気ヘッドを前記光磁気ディスクがイジェクト可能な
位置まで退避させるよう前記磁気ヘッド移動手段を構成
したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明による光磁気ディスクの記録再生装置に
おいては、磁気ヘッドの移動手段を、装置の電源が切ら
れたときに磁気ヘッドを光磁気ディスクの情報記録面か
ら遠ざけ、光磁気ディスクをイジェクト可能な位置まで
退避させるように構成したため、光磁気ディスクが装置
内に装填されている状態で電源が切られたときに外部か
ら衝撃が加えられたり、大きな加速度が加えられたとき
にも磁気ヘッドが光磁気ディスクと衝突するようなこと
はなく、両者を損傷から有効に保護することができる。
【0010】本発明の好適な実施例においては、磁気ヘ
ッド移動手段を粗動の第1の駆動手段と、微動の第2の
駆動手段とを以て構成し、第2の駆動手段を第1の駆動
手段に対して移動自在に取り付け、記録再生を行ってい
るときには第2の駆動手段によって磁気ヘッドを微小移
動させて磁気ヘッドと光磁気ディスクの情報記録面との
間の距離を一定に維持するようにし、光磁気ディスクを
収納したカートリッジを装置に対して挿脱するときおよ
び装置の電源が切られたときには、第2の駆動手段によ
る制御を止めるとともに第1の駆動手段によって磁気ヘ
ッドを、カートリッジのイジェクト可能な位置まで退避
させるように構成する。
【0011】このように構成することによって、カート
リッジが装置に装填されている状態において電源が切ら
れたときには、磁気ヘッドは光磁気ディスクから離間し
た位置に保持されるので、これらが衝突するようなこと
はないとともに、通常は小形で軽量の第2の駆動手段だ
けを駆動するので共振の問題は起こらず、正確な位置制
御ができるとともに消費電力を小さくすることができ、
発熱量を減少させることができ、さらに装置の小形化が
可能となる。
【0012】
【実施例】図1〜図8は本発明による光磁気ディスクの
記録再生装置の一実施例の構成を示すものである。本例
においては磁気ヘッドと光ヘッドとは光磁気ディスクの
半径方向に一体に移動可能に構成されているが、磁気ヘ
ッドおよび光ヘッドの、光磁気ディスクの半径方向の駆
動機構は本発明の要旨ではないので省略する。
【0013】光磁気ディスク1はカートリッジ2内に収
納されており、このカートリッジには光磁気ディスクを
回転させるスピンドル3が進入する開口2aが下部の形
成されているとともに磁気ヘッドが進入する開口2bが
上部に形成されている。本例では、磁気ヘッドは光磁気
ディスク1の半径方向に移動するようになっているので
、開口2bは光磁気ディスクの半径方向に細長く形成さ
れており、またこの開口には開閉自在のシャッタで閉じ
られるように構成されている。図1〜図3では、この磁
気ヘッドの移動方向は紙面に対して垂直であり、図6お
よび図7においては紙面と平行である。
【0014】カートリッジ2は記録再生装置に設けられ
たカートリッジ支持部材4によって支持されるが、カー
トリッジを装置に装填するときには、カートリッジがス
ピンドル3と干渉しないようにカートリッジ支持部材は
図1に示すように上方位置にあり、カートリッジの装填
時に下方へ降下してスピンドル3が光磁気ディスク1と
磁気的に吸着して連結されるようになっている。また、
この装填に伴ってカートリッジ2の開口2bのシャッタ
を開き、磁気ヘッドがカートリッジ内に進入できるよう
に構成されている。これらの機構も本発明の要旨ではな
いので省略する。
【0015】磁気ヘッド5は第1の駆動手段6および第
2の駆動手段7を光磁気ディスク1の半径方向に移動す
ることによって半径方向に移動されるとともに第2の駆
動手段を第1の駆動手段に対して回動させることによっ
て光磁気ディスクの情報記録面に対してほぼ垂直な方向
に移動されるように構成されている。すなわち、磁気ヘ
ッド5を第2の駆動手段7の下端に微小量移動可能に取
り付け、この第2の駆動手段を第1の駆動手段6に対し
て回動可能に取り付ける。また、第1の駆動手段6を光
磁気ディスク1の半径方向に延在する一対のシャフト8
および9により半径方向に移動可能に取り付ける。これ
らのシャフト8および9には、カートリッジ支持部材4
をも取り付けるので、カートリッジ支持手段の昇降に伴
ってカートリッジ支持部材と第1駆動手段6および第2
駆動手段7との相対位置は変化しないように構成してあ
る。
【0016】第2の駆動手段7の下面には磁気ヘッド5
を挟んで光磁気ディスク1と磁気ヘッド5との間の距離
を検出するための一対の位置検出手段10および11が
設けてある。これらの位置検出手段10および11は、
図4に示すようにそれぞれ光磁気ディスク1の情報記録
面に向けて光ビームを投射する発光ダイオード12およ
び13と、光磁気ディスクで反射された光ビームを受光
する受光素子14および15とを具えている。
【0017】図5は上述した光磁気ディスク1の情報記
録面と磁気ヘッド5との間の距離を検出する位置検出手
段10の構成を示すものである。発光ダイオード12か
ら放射された光ビームをレンズを介して光磁気ディスク
1上に斜めから投射し、その反射光をレンズを介して受
光素子14で受光するが、この受光素子には2分割した
受光領域14aおよび14bを設け、これらの受光領域
の出力の差を差動アンプ16で求めるようにしている。 磁気ヘッド5と光磁気ディスク1との間の距離Dが短く
なっていくと光ビームは受光領域14a側に移動してい
き、したがって差動アンプ16の出力信号は正で大きく
なり、反対に距離Dが長くなっていくと差動アンプ16
の出力信号は負で大きくなっていく。このようにして、
光磁気ディスク1と磁気ヘッド5との間の距離Dを検出
することができる。さらに、本例においては、このよう
な位置検出手段を磁気ヘッド5を挟んでその両側に設け
、これらの位置検出手段から得られる検出出力の、例え
ば平均値を求めることによって、光磁気ディスクの傾き
による誤差の影響を小さくして正確な位置検出を行うこ
とができる。
【0018】次に、第1の駆動手段6に対して第2の駆
動手段7を光磁気ディスク1の情報記録面に対してほぼ
垂直な方向に移動させる機構について説明する。図1お
よび図2に示状態は磁気ヘッド5がカートリッジ4の挿
脱に邪魔とならないように退避した状態であり、図3に
示す状態は磁気ヘッドがカートリッジに形成した開口2
bを経てカートリッジの内部に進入した状態であり、こ
の状態でライトまたはオーバーライトが行われ、その際
磁気ヘッドと光磁気ディスクの情報記録面との間の距離
Dを一定に維持するようにしている。
【0019】図4および図6〜図8に示すように、第1
の駆動手段6は第1のベース21を具え、この第1のベ
ースには軸孔22をあけ、この軸孔に一方のシャフト8
を挿通する。また、第1のベース21には断面がコの字
状の軸受ブロック23を固着し、この軸受ブロックに他
方のシャフト9を摺動自在に嵌合する。また、第1ベー
ス21には電磁ソレノイド24を取り付ける。このソレ
ノイド24のプランジャ24aの先端とソレノイド本体
との間にはコイルばね25を設け、ソレノイドに通電す
るときにはコイルばねの力に抗してプランジャをソレノ
イドの中に吸引し、通電を止めるとコイルばねの作用よ
ってプランジャが外に飛び出るように構成する。
【0020】第1の駆動手段6に設けた第1のベース2
1には、さらにアーム押さえ26を取り付け、このアー
ム押さえに植設したピン27および28に第1および第
2のアーム29および30のエルボー部分を枢着する。 これら第1および第2のアーム29および30の一端を
、ソレノイド24のプランジャ24aの先端にピン31
を介して回動自在に連結する。また、第1のアーム29
の他端は第2の駆動手段7に設けた第2のベース33に
形成した溝孔34の中に挿入する。
【0021】第2の駆動手段7は、上述したように第2
のベース33を具えており、この第2のベースには軸孔
35をあけ、この軸孔に一方のシャフト8を摺動自在に
挿通する。また、第2のベース33には3本のポスト3
6,37および38を設け、ポスト36に一端を固着し
た4本の導電性ワイヤ39によって磁気ヘッドアッセン
ブリ40を光磁気ディスク1の情報記録面に対してほぼ
垂直な方向に移動自在に支持する。この磁気ヘッドアッ
センブリ40には磁気ヘッド5と、光磁気ディスクと磁
気ヘッドとの間の距離を検出するための位置検出手段1
0および11と、磁気ヘッドアッセンブリを光磁気ディ
スクの情報記録面に対してほぼ垂直な方向に移動させる
ためのムービングコイル41とが設けられている。
【0022】また、ポスト37および38は磁性材料で
形成してヨークとして作用させ、これらのポストには、
ムービングコイル41と対向するように磁石42および
43を取り付けてムービングコイルと交差する磁束を発
生させるようにする。したがって、導電性ワイヤ39を
介してムービングコイル41に、位置検出手段10およ
び11によって検出された信号を処理して得られる電流
を流すことによって磁気ヘッドアッセンブリ41を光磁
気ディスクの情報記録面に対してほぼ垂直な方向に移動
させて光磁気ディスク1の情報記録面と磁気ヘッド5と
の間の距離Dを常にほぼ一定に維持することができる。
【0023】図4に示すように第1の駆動手段6の第1
のベース21と第2の駆動手段7の第2のベース33と
は回動自在なジョイント44で連結し、第2のベースを
シャフト8を中心として第1のベースに対して回動でき
るが、シャフト8の長手方向には一緒に移動するように
構成する。
【0024】さらに、第2のベース33には突起45を
設け、図7に示すようにシャフト9をこの突起に当接さ
せて位置決めするようにする。すなわち、ソレノイド2
4を付勢してそのプランジャ24aを引っ込めたときに
第1のアーム29をピン31を中心として図7において
時計方向に回動させて突起45をシャフト9の上側に当
接させるとともに第2のアーム30を反時計方向に回動
させてその先端に設けたパッド46をシャフト9の下側
に当接させる。このようにしてシャフト9を上下から挟
むようにすることによってシャフトと第2のベース33
との間のがたつきを無くすことができ、したがって光磁
気ディスク1の情報記録面と磁気ヘッド5との間の距離
を正確に所定の値に維持することができる。
【0025】次に、本例の動作を説明する。先ず、光磁
気ディスク1を収納したカートリッジ2がカートリッジ
支持部材4に装填されていないときは、ソレノイド24
には通電されておらず、したがってそのプランジャ24
aはコイルばね25の作用によりソレノイド本体から突
出した位置にあり、第2の駆動手段7の第2のベース3
3は図6および図8Aに示すようにシャフト8を中心と
して回動してカートリッジの挿脱通路から退避した位置
にある。
【0026】この状態でカートリッジ2をカートリッジ
支持部材4に挿入すると、カートリッジと磁気ヘッド5
との間には十分な間隔が得られるので、これらが互いに
干渉することはない。カートリッジ2の挿入の終端近く
でカートリッジ支持部材4は下方へ移動し、これに伴っ
てカートリッジのシャッタを開き、開口2bを開放させ
て磁気ヘッド5がカートリッジ2の内部に進入できるよ
うにする。
【0027】カートリッジ2がカートリッジ支持部材4
の内部に完全に入り、しかもカートリッジが支持部材と
ともに降下して光磁気ディスク1とスピンドル3とが連
結された後、ソレノイド24を付勢すると磁気ヘッド5
と光磁気ディスク1との間の距離Dを検出し、この検出
出力に応じてムービングコイル41に電流を流し、第2
駆動手段7の第2のベース33を移動させ、光磁気ディ
スクと磁気ヘッドとの間の間隔を一定に維持するように
する。
【0028】ソレノイド24を付勢すると、そのプラン
ジャ24aはコイルばね25の力に抗してソレノイド本
体内に吸引され、第2のベース33をシャフト8を中心
として回動させて突起45をシャフト9に当接させると
ともに第2のアーム30の先端のパッド46をシャフト
9に当接させるので、第2のベース33がシャフト8、
9に対して変位する恐れはない。また、このような第2
のベース33の回動によって磁気ヘッド5はカートリッ
ジ2に形成した開口2bを経て内部に進入するようにな
る。
【0029】磁気ヘッド5を光磁気ディスク1の半径方
向に移動させるために、第1のベース21の側面にピン
47を植設し、このピンを光磁気ディスクの半径方向に
移動する駆動部材と連結する。この駆動部材によって光
ヘッドも光磁気ディスクの半径方向に移動される。
【0030】このような状態で電源が切れると、ムービ
ングコイル41への通電は止まるので磁気ヘッド5の位
置制御は停止し、磁気ヘッドは導電性ワイヤ39の弾性
特性と磁気ヘッドアッセンブリ40の重量とで決まる中
立位置に駆動される。これと同時に、ソレノイド24へ
の通電も止まるのでそのプランジャ24aはコイルばね
25の作用によってソレノイド本体から突出し、第2の
ベース33は突起44がシャフト9から遠ざかるように
回動し、磁気ヘッド5は光磁気ディスク1の情報記録面
から大きく離れた退避位置まで移動する。この動作はカ
ートリッジ2をイジェクトするときの動作と同様である
【0031】また、カートリッジ2が装置内に装填され
ている状態で電源を入れると、ソレノイド24が通電さ
れ、第2のベース33は回動し、磁気ヘッド5がカート
リッジ2内に進入するようになり、ライトまたはオーバ
ーライトが可能となる。
【0032】図9〜図11は本発明による光磁気ディス
クの記録再生装置の他の実施例の構成を示すものである
。前例においては、磁気ヘッドの駆動機構を第1および
第2の駆動手段で構成したが、本例では磁気ヘッド5、
位置検出手段10および11およびムービングコイル4
1を具える磁気ヘッドアッセンブリ40を導電性ワイヤ
38によって第1のベース51に移動自在に取り付け、
このベースを互いに平行に配置した一対のプレート状の
圧電素子53aおよび53bを介して第2のベース52
に連結して磁気ヘッド5を光磁気ディスク1の情報記録
面に対して垂直な方向に駆動するとともに、この第2の
ベースにあけた軸孔52aおよび52bにシャフト8お
よび9を挿通し、第2のベースに植設したピン47を駆
動手段と係合させて光磁気ディスク1の半径方向に移動
させるようにしたものである。
【0033】このような実施例では、圧電素子53aお
よび53bの電極に印加する電圧の極性および振幅を適
切に選択することによって磁気ヘッドアッセンブリ40
を粗動制御することができるととともに微動制御するこ
とができる。すなわち、カートリッジ2を装置に対して
挿脱するときや、カートリッジを装填したままで電源を
切ったときには圧電素子53aおよび53bへの電圧の
印加を止め、図11に示すように磁気ヘッド5を光磁気
ディスク1から十分離間させてカートリッジの挿脱に邪
魔にならない位置まで退避させるようにする。
【0034】一方、カートリッジ2を装填して記録再生
を行うときには図10に示すように圧電素子53に所定
の電圧を印加して磁気ヘッド5をカートリッジ2の内部
に進入させる。さらに、光磁気ディスク1と磁気ヘッド
5との間の距離を絶えず検出し、この検出した距離が常
に一定となるように磁気ヘッド5を微小に上下動させる
ように圧電素子53aおよび53bを駆動する。すなわ
ち、本例では圧電素子53aおよび53bは磁気ヘッド
を光磁気ディスクに対して接近させたり遠ざけたりする
粗動機構と、磁気ヘッドと光磁気ディスクとの間の距離
を一定に維持するための微動機構とを兼用するものであ
り、その結果部品点数は少なくなり、構成は簡単となる
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明による光磁気デ
ィスクの記録再生装置においては、光磁気ディスクを収
納したカートリッジを装置に装填した状態で電源を切っ
たときには、磁気ヘッドはカートリッジから十分離れた
位置、すなわちカートリッジをイジェクトすることがで
きる位置まで退避するように構成したから、外部からの
衝撃が加わったり大きな加速度が加わったときでも磁気
ヘッドが光磁気ディスクの情報記録面と衝突するような
ことはなく、したがって両者を損傷から保護することが
できる。また、第1の実施例のように磁気ヘッドの移動
手段を、粗動駆動手段と微動駆動手段とを以て構成する
ことによって共振の問題はなくなり、正確な位置制御が
可能となるとともに消費電力を減少させることができ、
さらに小形化も可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による光磁気ディスクの記録再生
装置の一実施例の構成を示す線図的断面図である。
【図2】図2は本発明による光磁気ディスクの記録再生
装置の一実施例の構成を示す線図的断面図である。
【図3】図3は本発明による光磁気ディスクの記録再生
装置の一実施例の構成を示す線図的断面図である。
【図4】図4は同じくその磁気ヘッド移動手段の構成を
示す分解斜視図である。
【図5】図5は同じくその位置検出手段の構成を示す線
図である。
【図6】図6は同じくその磁気ヘッド移動手段の詳細な
構成を示す側面図である。
【図7】図7は同じくその磁気ヘッド移動手段の詳細な
構成を示す側面図である。
【図8】図8AおよびBは同じく磁気ヘッドの回動状態
を示す正面図である。
【図9】図9は本発明による光磁気ディスクの記録再生
装置の他の実施例の構成を示す斜視図である。
【図10】図10は同じくその構成を示す側面図である
【図11】図11は同じくその構成を示す側面図である
【符号の説明】
1  光磁気ディスク 2  カートリッジ 3  スピンドル 4  カートリッジ支持部材 5  磁気ヘッド 6  第1の駆動手段 7  第2の駆動手段 8、9  シャフト 10、11  位置検出手段 21  第1のベース 24  電磁ソレノイド 24a  プランジャ 25  コイルばね 29  第1アーム 30  第2アーム 33  第2のベース 38  導電性ワイヤ 40  磁気ヘッドアッセンブリ 41  ムービングコイル 42、43  磁石 51  第1のベース 52  第2のベース 53a,53b  圧電素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光磁気ディスクの情報記録面に対して
    平行な方向に移動自在に配置され、光磁気ディスクの情
    報記録面に光スポットを照射する光ヘッドと、この光ヘ
    ッドを前記光磁気ディスクの情報記録面とほぼ平行な方
    向に移動させる光ヘッド移動手段と、光磁気ディスクを
    挟んで光ヘッドと対向配置されるとともに光磁気ディス
    クの情報記録面に対してほぼ垂直方向に移動可能に配置
    され、光磁気ディスクに磁界を付与する磁気ヘッドと、
    この磁気ヘッドを光磁気ディスクの情報記録面に対して
    ほぼ垂直な方向に移動させる磁気ヘッド移動手段と、前
    記光磁気ディスクと磁気ヘッドとの距離を検出する位置
    検出手段と、この位置検出手段で検出された信号に基づ
    いて前記距離を一定に維持するように前記磁気ヘッド移
    動手段を制御する位置制御手段とを具える光磁気ディス
    クの記録再生装置において、前記光磁気ディスクを記録
    再生装置からイジェクトするときおよび記録再生装置の
    電源が切られたときに、前記磁気ヘッドを前記光磁気デ
    ィスクがイジェクト可能な位置まで退避させるよう構成
    したことを特徴とする光磁気ディスクの記録再生装置。
JP14530291A 1991-05-22 1991-05-22 光磁気ディスクの記録再生装置 Withdrawn JPH04345941A (ja)

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JP14530291A JPH04345941A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 光磁気ディスクの記録再生装置

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