JPH0434590Y2 - - Google Patents

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JPH0434590Y2
JPH0434590Y2 JP1987013619U JP1361987U JPH0434590Y2 JP H0434590 Y2 JPH0434590 Y2 JP H0434590Y2 JP 1987013619 U JP1987013619 U JP 1987013619U JP 1361987 U JP1361987 U JP 1361987U JP H0434590 Y2 JPH0434590 Y2 JP H0434590Y2
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JP
Japan
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squelch
circuit
output
low frequency
function
Prior art date
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JP1987013619U
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JPS63121929U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、無線通信機の低周波出力レベル調
整回路、特にスケルチ機能解除手段を備えた無線
通信機の低周波出力回路に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
無線機のスケルチ回路(雑音消去回路)は可変
抵抗器の抵抗値を調整することによつて、その動
作を開始するレベルの調整ができるようになつて
いる。ところで、交信中に混信等が生じて交信継
続が不可能な状態になつたとき、交信周波数の変
更をするのであるが、このとき、先ず、尚チヤン
ネルを聴取して、該チヤンネルを他局が使用して
いない事を確認してから、そのチヤンネルを使用
する。この空チヤンネル聴取の段階でスケルチが
深くかかつていると、弱信号の他局がチヤンネル
を使用していても聴取できないことがあり、空チ
ヤンネルと判断して該他局に迷惑を掛けてしまう
といつた不都合がある。
そこで、周波数の変更に際しては、ツマミを操
作して上記可変抵抗器の抵抗値を最小の位置まで
廻し、スケルチ機能を解除して空チヤンネル確認
後に再びスケルチを深めに設定し直すように操作
するのが通例であり、この操作は甚だ面倒であつ
た。
上記のような事情を考慮して、本願出願人は、
実願昭61−173047(実開昭63−78442号公報)に於
いて、交信周波数変更時にスケルチ回路の機能を
解除して、上記の不都合を解消するスケルチ回路
の機能解除回路を開示している。
しかしながら、上記の回路では、スケルチ回路
の機能は低周波信号の出力レベルとは関係なく解
除されるので、上記解除回路を作動させる以前に
高い出力レベルであつた場合には、スケルチ機能
が解除された途端に高いレベルの雑音を出力して
耳障りになつていたのと同時に、この高いレベル
の雑音を低くするために音量調整用のツマミを手
動で回す必要が生じ、上記スケルチ回路の機能解
除回路の効果を半減させていたのである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記従来の事情に鑑みて創案され
たものであつて、スケルチ機能が解除された場合
であつても、耳障りでない程度の音量に自動的に
変化させることができる、無線通信機の低周波出
力回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためにこの考案は、スケル
チ回路の機能を解除するためのスケルチ機能解除
手段と、上記スケルチ機能解除手段の作動時間を
規定するためのタイマー手段と、スケルチ機能解
除手段が作動したときその動作に連動して低周波
出力を変化させる出力変化手段とを備えたもので
ある。
この構成により、タイマー手段により作動時間
が規定されているスケルチ機能解除手段が作動を
開始すると同時に、自動的に出力変化手段が作動
して、低周波増幅器の出力レベルが適当な値に変
化することになり、またタイマー手段に設定した
時間が経過すると自動的に元の出力レベルに戻る
のである。
〔実施例〕
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示すブ
ロツク回路図である。受信波は検波増幅回路1に
入力されここで低周波信号のみが抽出され、この
低周波信号はスケルチ回路2に入力される。この
スケルチ回路2からの出力は、後に詳しく説明す
る低周波出力を変化させる手段7,7a,7bを
介して低周波増幅器3に入力され、ここで増幅さ
れてスピーカ4に入力される。
スケルチ回路2は、低周波増回路を遮断したり
又はその利得を減少したりする機能を有してお
り、その機能の動作を開始するレベルを可変抵抗
器21で調整するようになつている。即ち、可変
抵抗器21の抵抗値を最小にすると、検波増幅回
路1の出力は、そのまま低周波増幅器3に入力さ
れることになり、上記抵抗値を上げるに従つて、
検波増幅回路へ高レベルの入力があつたときのみ
低周波増幅器3に入力されることになる。この可
変抵抗器21に対して並列にスケルチ機能解除手
段5が接続されており、このスケルチ機能解除手
段5は、マイク等に取り付けられた自己復帰型の
押ボタンスイツチ6を押すと、この時の電圧変化
をセツト信号として、スケルチ機能解除手段5を
作動するようになつている。この押ボタンスイツ
チ6からの信号はタイマー手段8にも入力されて
おり、上記のようにスケルチ機能解除手段5が作
動すると同時にこのタイマー手段8も作動を開始
し、予め設定された時間を経過するとスケルチ機
能解除手段5にリセツト信号を入力し、その作動
を停止する。オペレータは上記のようにタイマー
手段8で規定された時間、即ちスケルチ機能解除
手段5が作動している時間に周波数変更及び聴取
を行うようになつている。
上記のような受信部を有する無線機に於いて、
通常、交信時には低周波増幅器3の出力レベルが
比較的大きくなる状態にしておくのが一般的であ
り、上記のようなスケルチ回路2の機能を解除す
ると、雑音も相当高いレベルでスピーカ4から出
力され、耳障りとなる。そこで、スケルチ機能解
除手段5が作動すると同時に低周波出力を変化さ
せる出力変化手段7,7a,7bが作動するよう
になつている。
第1図の実施例に於いては、上記出力変化手段
7として、スケルチ回路2と低周波増幅器3との
間に挿入されたアツテネータ7aを作動させるよ
うになつている。即ち、スケルチ機能解除手段5
が作動すると、可変抵抗器21のスケルチ側電圧
がグランドレベルに落ちるので、該電圧変化(或
いは変化後のグランドレベル)を利用してアツテ
ネータ7aを作動させるようになつている。この
アツテネータ7aは、スケルチ回路2の出力レベ
ルを一定量減衰させて低周波増幅器3に入力する
ようになつているので、別途設けられた低周波出
力を変化させる手段の可変抵抗器(図外)で調整
されたレベルより弱い出力レベルに自動的に調整
される。スケルチ機能解除手段5が作動している
状態から、タイマー手段に設定された時間経過し
て作動停止状態に移行したとき、上記可変抵抗器
21のスケルチ側電圧が元の値に復帰するので、
その立ち上がり(或いは変化後の電圧レベル)を
利用してアツテネータ7aの作動を停止するので
ある。
第2図の実施例に於いては、上記出力変化手段
7として、スケルチ回路2の出力を通常の出力レ
ベル調整用の可変抵抗器71と半固定抵抗器72
とに選択的に入力し得る切換スイツチ73を用い
ており、従つて、スケルチ回路2の出力は、上記
何れかの抵抗器を介して低周波増幅器3に入力さ
れるようになつている。
この切換スイツチ73は、第1図の実施例と同
様に、スケルチ機能解除手段5が作動しない状態
から作動状態に移行したときの、上記可変抵抗器
21のスケルチ側の電圧変化(或いは変化後の電
圧レベル)を利用して、切換スイツチ73を半固
定抵抗器72側に倒すようになつている。また、
スケルチ機能解除手段5が作動状態からタイマー
手段8に設定された時間経過して作動停止状態に
移行するときの上記電圧の立上がり(或いは変化
後の電圧レベル)を利用して、切換スイツチ73
を可変抵抗器71側に倒すようになつている。こ
の半固定抵抗器72は、オペレータの感覚に応じ
て予め適当な出力レベルになるように調整されて
おり、従つて、スケルチ機能解除手段5が作動す
ると、可変抵抗器71による調整レベルいかんに
関わらず半固定抵抗器72で調整されたレベルで
出力されるようになつている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、スケルチ機
能解除手段が作動すると同時に低周波出力を変化
させる出力変化手段が作動して自動的にオペレー
タの好みの音量に調節出来るので、周波数変更時
に大きな音量の雑音を発することがなくなり、不
快感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
ブロツク図である。 図中、5……スケルチ機能解除手段、7,7
a,7b……出力変化手段、8……タイマー手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スケルチ回路の機能を解除するためのスケルチ
    機能解除手段と、上記スケルチ機能解除手段の作
    動時間を規定するためのタイマー手段と、スケル
    チ機能解除手段が作動したときその動作に連動し
    て低周波出力を変化させる出力変化手段とを備え
    た無線通信機の低周波出力回路。
JP1987013619U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0434590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987013619U JPH0434590Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987013619U JPH0434590Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63121929U JPS63121929U (ja) 1988-08-08
JPH0434590Y2 true JPH0434590Y2 (ja) 1992-08-18

Family

ID=30802849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987013619U Expired JPH0434590Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0434590Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61269426A (ja) * 1985-05-23 1986-11-28 Yaesu Musen Co Ltd スケルチ回路
JPS61269427A (ja) * 1985-05-23 1986-11-28 Yaesu Musen Co Ltd スケルチ回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61269426A (ja) * 1985-05-23 1986-11-28 Yaesu Musen Co Ltd スケルチ回路
JPS61269427A (ja) * 1985-05-23 1986-11-28 Yaesu Musen Co Ltd スケルチ回路

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JPS63121929U (ja) 1988-08-08

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