JPH028498B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028498B2 JPH028498B2 JP23827385A JP23827385A JPH028498B2 JP H028498 B2 JPH028498 B2 JP H028498B2 JP 23827385 A JP23827385 A JP 23827385A JP 23827385 A JP23827385 A JP 23827385A JP H028498 B2 JPH028498 B2 JP H028498B2
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- Japan
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- output
- switching element
- squelch
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動作点を自動的に設定する自動スケ
ルチ回路に関する。
ルチ回路に関する。
FM受信機では受信入力が無い時にスピーカか
ら大きな雑音が出ることを防止するため、スケル
チ回路を設けるのが通例である。このスケルチ回
路は、周波数弁別器(デイスクリミネータ)の出
力に含まれる雑音レベルの大小によつて音声出力
回路を制御するタイプが一般的である。第3図は
その一例で、VR′は臨界点設定用のボリユーム、
Q1はノイズアンプ、D1,D2は検波用ダイオード、
Q2,Q3はトランジスタである。
ら大きな雑音が出ることを防止するため、スケル
チ回路を設けるのが通例である。このスケルチ回
路は、周波数弁別器(デイスクリミネータ)の出
力に含まれる雑音レベルの大小によつて音声出力
回路を制御するタイプが一般的である。第3図は
その一例で、VR′は臨界点設定用のボリユーム、
Q1はノイズアンプ、D1,D2は検波用ダイオード、
Q2,Q3はトランジスタである。
ノイズアンプQ1はデイスクリミネータ出力
DISCのうち、20KHz以上の雑音成分のみを増幅
するが、その入力レベルはボリユームVR′で調整
される。このノイズアンプQ1の出力はダイオー
ドD1,D2で検波され、その検波レベルが一定値
を越えるとトランジスタQ2がオンしてコレクタ
電圧がグランド(GND)レベルとなる。トラジ
スタQ3はデイスクリミネータ出力DISCを通過さ
せる素子であるが、トランジスタQ2がオンする
とバイアス電圧が供給されなくなるのでトランジ
スタQ3はオフして音声出力AFを遮断する。逆
に、デイスクリミネータ出力DISCに信号成分が
多く、雑音レベルが抑圧されている場合は、トラ
ンジスタQ2がオフしてそのコレクタ電圧は電源
(Vcc)レベルとなる。この結果、トランジスタ
Q3のベースにはバイアス電圧が供給され、音声
出力AFが生ずることになる。
DISCのうち、20KHz以上の雑音成分のみを増幅
するが、その入力レベルはボリユームVR′で調整
される。このノイズアンプQ1の出力はダイオー
ドD1,D2で検波され、その検波レベルが一定値
を越えるとトランジスタQ2がオンしてコレクタ
電圧がグランド(GND)レベルとなる。トラジ
スタQ3はデイスクリミネータ出力DISCを通過さ
せる素子であるが、トランジスタQ2がオンする
とバイアス電圧が供給されなくなるのでトランジ
スタQ3はオフして音声出力AFを遮断する。逆
に、デイスクリミネータ出力DISCに信号成分が
多く、雑音レベルが抑圧されている場合は、トラ
ンジスタQ2がオフしてそのコレクタ電圧は電源
(Vcc)レベルとなる。この結果、トランジスタ
Q3のベースにはバイアス電圧が供給され、音声
出力AFが生ずることになる。
上述した無信号時の音声出力AFの遮断点(臨
界点)はボリユームVR′を手動調整することで設
定できる。一般には、無信号時にボリユーム
VR′を最小から徐々に増加させ、音声出力AFか
ら雑音が出てこなくなる様に調整する。
界点)はボリユームVR′を手動調整することで設
定できる。一般には、無信号時にボリユーム
VR′を最小から徐々に増加させ、音声出力AFか
ら雑音が出てこなくなる様に調整する。
しかしながら、ボリユームVR′を度々手動設定
するのは不便である。そこで、本発明ではマイク
ロコンピユータの一部機能を利用してこれを自動
化しようとするものである。
するのは不便である。そこで、本発明ではマイク
ロコンピユータの一部機能を利用してこれを自動
化しようとするものである。
第1図は本発明の原理ブロツク図で、VRは電
子ボリユーム、Q1はノイブアンプ、D1,D2は検
波器(ダイオード)、Q2は第1のスイツチング素
子、Q3は第2のスイツチング素子、Q4はコンパ
レータ、MPUはマイクロコンピユータである。
子ボリユーム、Q1はノイブアンプ、D1,D2は検
波器(ダイオード)、Q2は第1のスイツチング素
子、Q3は第2のスイツチング素子、Q4はコンパ
レータ、MPUはマイクロコンピユータである。
電子ボリユームVRは例えば抵抗ラダーとスイ
ツチ群の組合せによつてデイスクリミネータ出力
DISCを適当に減衰させる。その減衰量を制御す
るのがMPUのシリアルコード出力である。電子
ボリユームVRはこのシリアルコードを入力レジ
スタに蓄え、これをデコードしてスイツチ群をオ
ン、オフする。例えばコード101で10dB、111で
50dBのような減衰量となる。MPUはスケルチ設
定時(例えば電源投入時)に一旦電子ボリユーム
VRの値を最小にし、そこからコンパレータQ4と
の出力が反転するまで該ボリユームの値を増加さ
せるプログラムを内蔵する。コンパレータQ4は
第1のスイツチング素子Q2の状態を検出するも
のであるが、この第1のスイツチング素子Q2と
音声出力制御用の第2のスイツチング素子Q3と
は連動しているので、MPUはコンパレータQ4の
出力から音声出力AFの遮断点を検出できる。従
つて、コンパレータQ4の出力が反転した時点で
電子ボリユームVRへのシリアルコード送出を終
了すれば、以後その値はボリユーム側で保持さ
れ、これでスケルチ動作点が設定が完了する。
ツチ群の組合せによつてデイスクリミネータ出力
DISCを適当に減衰させる。その減衰量を制御す
るのがMPUのシリアルコード出力である。電子
ボリユームVRはこのシリアルコードを入力レジ
スタに蓄え、これをデコードしてスイツチ群をオ
ン、オフする。例えばコード101で10dB、111で
50dBのような減衰量となる。MPUはスケルチ設
定時(例えば電源投入時)に一旦電子ボリユーム
VRの値を最小にし、そこからコンパレータQ4と
の出力が反転するまで該ボリユームの値を増加さ
せるプログラムを内蔵する。コンパレータQ4は
第1のスイツチング素子Q2の状態を検出するも
のであるが、この第1のスイツチング素子Q2と
音声出力制御用の第2のスイツチング素子Q3と
は連動しているので、MPUはコンパレータQ4の
出力から音声出力AFの遮断点を検出できる。従
つて、コンパレータQ4の出力が反転した時点で
電子ボリユームVRへのシリアルコード送出を終
了すれば、以後その値はボリユーム側で保持さ
れ、これでスケルチ動作点が設定が完了する。
第2図は本発明の一実施例を示す回路図で、第
3図と同一部分には同一符号が付してある。本例
でもQ1からQ3までは第3図と同じであるが、VR
を電子ボリユームとしてそれをマイクロコンピユ
ータMPUで制御するようにした点、およびトラ
ンジスタQ2のコレクタ電位を一定値Vrefと比較
してその出力MPUに入力するコンパレータQ4を
設けた点が第3図と異なる。
3図と同一部分には同一符号が付してある。本例
でもQ1からQ3までは第3図と同じであるが、VR
を電子ボリユームとしてそれをマイクロコンピユ
ータMPUで制御するようにした点、およびトラ
ンジスタQ2のコレクタ電位を一定値Vrefと比較
してその出力MPUに入力するコンパレータQ4を
設けた点が第3図と異なる。
MPUはFM受信機の各種制御に用いられるも
のであるが、ここでは第4図に示すプログラムを
追加してスケルチ設定にも利用する。このプログ
ラムは電源投入時のイニシヤライズの一部とする
が、この他にセツトスイッチを操作したときに実
行してもよい。先ず、受信無入力状態において電
子ボリユームVRの値を最小にするとノイズアン
プQ1への入力が最小となるので、これでトラン
ジスタQ3がオンするか否か判断する。この判断
はトランジスタQ2のコレクタ電位をコンパレー
タQ4で比較することにより間接的に行う。この
ときは一般にトランジスタQ3はオンであるが、
これがオフであると、それ以上アンプQ1入力を
絞れないので、臨界点設定不能ということにな
る。このようなケースは、無線機が故障している
場合等である。これに対し、Q3がオンしている
と判断されたときはVRの値を1ステツプずつ上
げながらQ3の状態を判断する。そして、Q3がオ
ンからオフに反転したらそのときのVRを保持し
てスケルチレベルの設定完了とする。しかし、近
くに放送局等があり強電界地域にいる為、VR最
大にしてもトランジスタQ3がオフしないときは
スケルチ設定不能として処理する(例えばアラー
ム、またはスケルチを最深部に設定する)。
のであるが、ここでは第4図に示すプログラムを
追加してスケルチ設定にも利用する。このプログ
ラムは電源投入時のイニシヤライズの一部とする
が、この他にセツトスイッチを操作したときに実
行してもよい。先ず、受信無入力状態において電
子ボリユームVRの値を最小にするとノイズアン
プQ1への入力が最小となるので、これでトラン
ジスタQ3がオンするか否か判断する。この判断
はトランジスタQ2のコレクタ電位をコンパレー
タQ4で比較することにより間接的に行う。この
ときは一般にトランジスタQ3はオンであるが、
これがオフであると、それ以上アンプQ1入力を
絞れないので、臨界点設定不能ということにな
る。このようなケースは、無線機が故障している
場合等である。これに対し、Q3がオンしている
と判断されたときはVRの値を1ステツプずつ上
げながらQ3の状態を判断する。そして、Q3がオ
ンからオフに反転したらそのときのVRを保持し
てスケルチレベルの設定完了とする。しかし、近
くに放送局等があり強電界地域にいる為、VR最
大にしてもトランジスタQ3がオフしないときは
スケルチ設定不能として処理する(例えばアラー
ム、またはスケルチを最深部に設定する)。
尚、コンパレータQ4の基準電圧Vrefは抵抗R1,
R2で任意に設定できるので、これにより臨界点
から任意のマージンを持たせてスケルチ動作レベ
ルを設定できる。また、別途にスケルチ設定スイ
ツチを設け、電源投入時以外でもこれを押したと
きに受信入力を断として第4図のプログラムを実
行するようにしてもよい。
R2で任意に設定できるので、これにより臨界点
から任意のマージンを持たせてスケルチ動作レベ
ルを設定できる。また、別途にスケルチ設定スイ
ツチを設け、電源投入時以外でもこれを押したと
きに受信入力を断として第4図のプログラムを実
行するようにしてもよい。
以上述べたように本発明によれば、スケルチレ
ベルの設定を自動的に行えるので、聴取者が耳と
手を用いて設定する手間が省ける。しかも、制御
部をソフトウエアで構成できるので、マイクロコ
ンピユータ使用の無線機では少ないハードウエア
の追加で実現できる利点がある。
ベルの設定を自動的に行えるので、聴取者が耳と
手を用いて設定する手間が省ける。しかも、制御
部をソフトウエアで構成できるので、マイクロコ
ンピユータ使用の無線機では少ないハードウエア
の追加で実現できる利点がある。
第1図は本発明の原理ブロツク図、第2図は本
発明の一実施例を示す回路図、第3図は従来のス
ケルチ回路の一例を示す回路図、第4図は本発明
のスケルチ設定のフローチヤートである。 図中、VRは電子ボリユーム、Q1はノイズアン
プ、D1,D2は検波器、Q2は第1のスイツチング
素子、Q3は第2のスイツチング素子、Q4はコン
パレータ、MPUはマイクロコンピユータである。
発明の一実施例を示す回路図、第3図は従来のス
ケルチ回路の一例を示す回路図、第4図は本発明
のスケルチ設定のフローチヤートである。 図中、VRは電子ボリユーム、Q1はノイズアン
プ、D1,D2は検波器、Q2は第1のスイツチング
素子、Q3は第2のスイツチング素子、Q4はコン
パレータ、MPUはマイクロコンピユータである。
Claims (1)
- 1 デイスクリミネータ出力を分圧する電子ボリ
ユームと、該ボリユームの出力のうちノイズ成分
を増幅するノイズアンプと、該アンプの出力を検
波する検波器と、該検波器の出力が一定値を越え
たとき状態を反転する第1のスイツチング素子
と、該第1のスイツチング素子の出力で制御さ
れ、前記デイスクリミネータ出力の通過を許容ま
たは阻止する第2のスイツチング素子と、該第1
のスイツチング素子の出力を一定値と比較するコ
ンパレータと、スケルチ設定時に前記電子ボリユ
ームの値を該コンパレータ出力が反転するまで変
化させるプログラムを内蔵したマイクロコンピユ
ータとを備えることを特徴とする自動スケルチ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23827385A JPS6298832A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 自動スケルチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23827385A JPS6298832A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 自動スケルチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6298832A JPS6298832A (ja) | 1987-05-08 |
JPH028498B2 true JPH028498B2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=17027730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23827385A Granted JPS6298832A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 自動スケルチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6298832A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170494A (ja) | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Nsk Warner Kk | 摩擦板及び摩擦板を備えた湿式多板クラッチ |
JP4368894B2 (ja) | 2007-01-16 | 2009-11-18 | Nskワーナー株式会社 | 湿式多板クラッチのフリクションプレート |
JP7330912B2 (ja) * | 2020-02-07 | 2023-08-22 | 株式会社日立国際電気 | 送信部、送信機及び中継装置 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP23827385A patent/JPS6298832A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6298832A (ja) | 1987-05-08 |
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