JPH04345710A - 操作情報入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、キー操作入力を受け付
けて動作モードに応じた制御情報を出力する操作情報入
力装置に関し、例えば電子機器の遠隔操作装置などに適
用される。

【０００２】

【従来の技術】遠隔操作装置いわゆるリモートコマンダ
により操作制御可能な遠隔操作機能を備えたテレビジョ
ン受像機などの各種電子機器が一般家庭に普及している
。一般に、リモートコマンダは、キー操作入力手段から
のキー操作入力に応じた制御情報を送出するようになっ
ている。上記制御情報の搬送波としては、超音波や赤外
線などが利用されている。

【０００３】また、テレビジョン受像機やビデオテープ
レコーダなどを組み合わせて使用するビデオシステムな
どでは、各装置を個別の遠隔操作装置で操作するのでは
多数の遠隔操作装置が手元になければならず不便なので
、１台の遠隔操作装置で複数の機器の制御を行うことが
できるように多機能化されたリモートコマンダが使用さ
れる。このような多機能化されたリモートコマンダとし
て、動作モードの切り換えにより、テレビジョン受像機
、ビデオテープレコーダ、ＣＤプレーヤ、カセットデッ
キなどを１台で操作することのできるリモートコマンダ
が提供されている。さらに、電子機器の遠隔操作制御に
使用される制御コードは、その電子機器のメーカによっ
て異なるので、動作モードの切り換えにより、複数のメ
ーカーの製品を操作制御する機能を備えたリモートコマ
ンダも提供されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする問題点】ところで、一般にリ
モートコマンダでは、キー操作入力手段のキー操作を行
う場合に、キー操作が確実に行われた否かの判断がしに
くく、特に、動作モードを切り換えることのできる多機
能化されたものではキーの機能が重複するので誤操作の
虞れがある。キー操作入力を受け付ける毎にキータッチ
音を発するようにしたリモートコマンダもあるが、一定
の音しかでないので、どの機能のキー操作であるのかを
確認する手段としては、そのキーに表示されている文字
等に頼るしかなく、実際には、機器の反応を見なければ
誤操作を知ることができない。さらに、少々暗い場所で
の操作の際には、各キーの表示内容を確認し難いので、
誤操作の虞れが大きくなってしまう。

【０００５】そこで、本発明は、上述の如き従来のリモ
ートコマンダにおける問題点に鑑み、動作モードを切り
換えることのできるリモートコマンダにおける操作性の
向上を図ることを目的とし、誤操作の内容を使用者が迅
速に且つ的確に認識できるようにした操作情報入力装置
を提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る操作情報入
力装置は、かかる課題を解決するために、キー操作入力
手段と、このキー操作入力手段からのキー操作入力を受
け付けて動作モードに応じた制御情報を出力する制御情
報発生手段と、発音手段と、上記キー操作入力を受け付
ける毎に動作モード別に異なる音を上記発音手段により
発生させる発音制御手段とを備えることを特徴とするも
のである。

【０００７】

【作用】本発明に係る操作情報入力装置では、キー操作
入力手段からのキー操作入力を受け付けて動作モードに
応じた制御情報を制御情報発生手段から出力するととも
に、上記キー操作入力を受け付ける毎に発音制御手段に
より動作モード別に異なる音を発音手段から発生させる
。

【０００８】

【実施例】以下、本発明に係る操作情報入力装置につい
て、図面に従い詳細に説明する。

【０００９】本発明に係る操作情報入力装置は、例えば
図１に示すように、キーマトリクス１によるキー操作入
力手段が接続された遠隔操作制御用のマイクロコンピュ
ータ２を備え、このマイクロコンピュータ２に例えば圧
電ブザーを用いた発音部３と例えば赤外線を放射する発
光ダイオードを用いた制御情報送信部４とを接続してな
る。

【００１０】この操作情報入力装置１０は、ビデオテー
プレコーダとテレビジョン受像機と衛星放送受信用のＢ
Ｓチューナを遠隔制御するビデオシステム用のリモート
コマンダであって、上記キーマトリクス１には、図２に
示すように、電源キー１１，チャンネルキー１２，ＶＴ
Ｒモードキー１３，ＴＶモードキー１４，ＢＳモードキ
ー１５，音量増加キー１６，音量減少キー１７，順方向
走行操作キー１８，逆方向走行操作キー１９，停止操作
キー２０，再生操作キー２１，記録操作キー２２などが
設けられている。

【００１１】そして、上記マイクロコンピュータ２は、
図３のフローチャートに示すように、第１の処理ステッ
プＳ１において、上記キーマトリクス１からのキー操作
入力を受け付けたか否かの判定処理を行う。この第１の
処理ステップＳ１では、その判定結果が「ＮＯ」すなわ
ちキー操作入力が無い場合には、この判定処理を繰り返
すことによキー操作入力がなされるのを待機しており、
上記キーマトリクス１からのキー操作入力を受け付ける
と第２の処理ステップＳ２に進む。

【００１２】上記第２の処理ステップＳ２では、受け付
けたキー操作入力がどの動作モードのキー操作入力であ
るのかを判別する。そして、この第２の処理ステップＳ
２における判別結果がＶＴＲモードである場合には、第
３の処理ステップＳ３に移ってＶＴＲモードの音を上記
発音部３により発生させてから、第６の処理ステップＳ
６に移って上記キー操作入力に応じたＶＴＲモードの制
御情報を上記制御情報送信部４から送信させる。また、
上記第２の処理ステップＳ２における判別結果がＴＶモ
ードである場合には、第４の処理ステップＳ４に移って
ＴＶモードの音を上記発音部３により発生させてから、
上記第６の処理ステップ６に移って上記キー操作入力に
応じたＴＶモードの制御情報を上記制御情報送信部４か
ら送信させる。さらに、上記第２の処理ステップＳ２に
おける判別結果がＢＳモードである場合には、第５の処
理ステップＳ５に移ってＢＳモードの音を上記発音部３
により発生させてから、上記第６の処理ステップ６に移
って上記キー操作入力に応じたＢＳモードの制御情報を
上記制御情報送信部４から送信させる。

【００１３】また、第７の処理ステップＳ７では、上記
キーマトリクス１から連続的なキー操作入力を受け付け
ているのであるか否かの判定処理を行う。そして、この
第７の処理ステップＳ７における判定結果が「ＹＥＳ」
すなわち上記キーマトリクス１から連続的なキー操作入
力を受け付けている場合には、上記第６の処理ステップ
６に戻って、上記制御情報送信部４から上記キー操作入
力に応じた動作モードの制御情報を上記制御情報送信部
４から繰り返し送信させる。また、上記第７の処理ステ
ップＳ７における判定結果が「ＮＯ」すなわち上記キー
マトリクス１からのキー操作入力を受け付けを終了する
と、上記第１の処理ステップＳ１に戻って、上記キーマ
トリクス１から次のキー操作入力があるのを待機する。 なお、上記発音部３により発生させる音は、動作モード
毎に例えば周波数すなわち音程を変えるようになってい
る。

【００１４】すなわち、この実施例の操作情報入力装置
における上記マイクロコンピュータ２は、図４のタイミ
ングチャートに示すように、上記キーマトリクス１から
のキー操作入力を受け付ける毎に、その動作モードに応
じた音を上記発音部３により発生させるとともに、上記
制御情報送信部４から上記キー操作入力に応じた動作モ
ードの制御情報をから送信させる。このように上記キー
マトリクス１からのキー操作入力を受け付ける毎に、そ
の動作モードに応じた音を上記発音部３により発生させ
ることにより、キー操作の確実性を高めることができる
。

【００１５】また、この実施例の操作情報入力装置は、
上述ように上記キーマトリクス１からのキー操作入力を
受け付ける毎に動作モードに応じた音を上記発音部３に
より発生させる音出しモードと、上記発音部３による音
の発生を禁止する音消しモードとを設定することができ
るようになっている。

【００１６】ここで、上記発音部３による音の発生を禁
止する音消しモードは、例えば図５のフローチャートに
示すように、上記マイクロコンピュータ２が上記キーマ
トリクス１から電源キー１１のキー操作入力を連続的に
受け付けている状態で音量減少キー１７のキー操作入力
を受け付けることにより設定される。また、例えば図６
のフローチャートに示すように、上記マイクロコンピュ
ータ２が上記キーマトリクス１から電源キー１１のキー
操作入力を連続的に受け付けている状態で音量増加キー
１６のキー操作入力を受け付けることにより、上記音消
しモードが解除されて音出しモードが設定される。なお
、電源キーとミューティングキーとの同時操作により、
上記音消しモード及び音出しモードを設定したり、専用
のモード設定キーを設けて上記音消しモード及び音出し
モードを設定するようにしてもよい。

【００１７】また、上述の実施例の操作情報入力装置で
は、ビデオテープレコーダとテレビジョン受像機と衛星
放送受信用のＢＳチューナを遠隔制御するビデオシステ
ム用のリモートコマンダに本発明を適用して、ＶＴＲモ
ードとＴＶモードとＢＳモードとて異なる音を発生する
ようにしたが、本発明はこの実施例のみに限定されるれ
ものでなく、例えば複数のメーカーの電子機器の遠隔操
作制御に使用される制御コードがプログラムされたリモ
ートコマンダに本発明を適用して、設定するメーカ毎に
異なる音を発生するようにすれば、どのメーカに設定さ
れたのかを確実に知らせることができる。また、キー毎
に発生する周波数を変えるようにすれば、音の違いでど
のキーを操作したのかを確認することもできるようにな
る。

【００１８】

【発明の効果】以上のように、本発明に係る操作情報入
力装置では、キー操作入力手段からのキー操作入力を受
け付けて動作モードに応じた制御情報を制御情報発生手
段から出力するとともに、上記キー操作入力を受け付け
る毎に発音制御手段により動作モード別に異なる音を発
音手段から発生させるので、どの動作モードでキー操作
を行ったのであるかを簡単に確認することができる。従
って、本発明によれば、動作モードを切り換えることの
できるリモートコマンダにおいて、誤操作の内容を使用
者が迅速に且つ的確に認識でき、操作性の向上を図るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る操作情報入力装置の構成を示すブ
ロツク図である。

【図２】上記操作情報入力装置におけるキーマトリクス
のキー配置状態を示す平面図である。

【図３】上記操作情報入力装置におけるマイクロコンピ
ュータによる制御動作を示すフローチャートである。

【図４】上記操作情報入力装置におけるマイクロコンピ
ュータによる制御動作を示すタイミングチャートである
。

【図５】上記操作情報入力装置におけるマイクロコンピ
ュータによる音消しモードの設定制御動作を示すフロー
チャートである。

【図６】上記操作情報入力装置におけるマイクロコンピ
ュータによる音出しモードの設定制御動作を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１・・・・・・キーマトリクス ２・・・・・・マイクロコンピュータ ３・・・・・・発音部 ４・・・・・・制御情報送信部 １０・・・・・・操作情報入力装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】キー操作入力手段と、このキー操作入力手
   段からのキー操作入力を受け付けて動作モードに応じた
   制御情報を出力する制御情報発生手段と、発音手段と、
   上記キー操作入力を受け付ける毎に動作モード別に異な
   る音を上記発音手段により発生させる発音制御手段とを
   備えることを特徴とする操作入力装置。
2. 【請求項２】　　上記キー操作入力手段からのキー操作
   入力を受け付けて上記発音手段による音の発生の禁止及
   び禁止解除の制御を行う発音禁止制御手段を設けたこと
   を特徴とする請求項１記載の操作情報入力装置。