JPH04345375A - 雑音除去回路 - Google Patents

雑音除去回路

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JPH04345375A
JPH04345375A JP3118375A JP11837591A JPH04345375A JP H04345375 A JPH04345375 A JP H04345375A JP 3118375 A JP3118375 A JP 3118375A JP 11837591 A JP11837591 A JP 11837591A JP H04345375 A JPH04345375 A JP H04345375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
clock
input
noise removal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3118375A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanaka
誠一 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、入力映像信号のライン
相関、フレーム相関、フィールド相関等を利用して雑音
除去を行う雑音除去回路に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、Y/C分離性能の向上を目的とし
て、動き適応形の3次元Y/C分離回路がTVやVTR
などの映像機器に搭載されはじめている。この3次元Y
/C分離回路は、基本的には、入力したコンポジット信
号の動きをフレーム差分値の大小を基に検出し、動きと
判定した部分(動画)はライン相関を利用し、静止と判
定した部分(静画)はフレーム相関を利用してY/C分
離を行うものである。因みに、1989年開催のTV学
会全国大会にて、そのLSI開発についての報告がなさ
れている(宮崎他:「3次元」Y/C分離処理LSIの
開発、P215〜P216)。この報告例ではシステム
クロックとしてI軸、Q軸に位相同期した4fsc の
クロックを用いている。
【0004】また、この3次元Y/C分離回路を部分的
に利用した技術として、Y/C分離回路に輝度信号(Y
信号)を入力し、このY信号に対するノイズリダクショ
ン(YNR)を行うことが考えられている。これはY/
C分離によって得た搬送色信号(C信号)をY信号のノ
イズ成分と考え、Y信号からC信号を分離(除去)する
ことにより行われる。その際、システムクロックには水
平同期に位相同期した 910fHのクロックを用いる
。これは、VTRの再生Y信号のように時間軸の変動し
ている信号に対しても、その時間軸の変動に追従してフ
レーム間の演算を正確に行うためである。
【0005】図4はこのようなY信号の雑音除去回路の
構成を示すブロック図である。
【0006】この回路において、入力輝度信号(Y信号
)は、A/D変換器1でデジタル化された後、ラインN
R回路2及びフレームNR回路3に入力されて、それぞ
れライン相関及びフレーム相関を利用した雑音除去が行
われて出力される。一方、動き検出回路4は、フレーム
間の差分値に基づいて信号の動きを検出し、検出した動
き信号(値k:(静止)0≦k≦1(動き))をMIX
回路5に入力することでこれを制御する。MIX回路5
は、この動き信号Kに基づいて、ラインNR回路2及び
フレームNR回路3より出力された雑音除去後の各信号
を、それぞれk:1−kの比率で混合して出力する。 MIX回路5より出力された信号はD/A変換器6にて
アナログ信号に変換されて出力される。
【0007】また入力Y信号は同期分離回路7に入力さ
れ、この同期分離回路7にてY信号から水平同期信号H
Dが分離されてHAFC回路8に入力される。HAFC
回路8はこの水平同期信号HDに位相同期した 910
fHのクロックをシステムクロックとして発生する。
【0008】ところで、VTR再生信号のように入力Y
信号に時間軸変動(ジッター)がある場合、HAFC回
路8のループゲインを高くした方がより高い周波数のジ
ッターにも追従できるようになるし、低い周波数のジッ
ターに対しても残留ジッターを低減できる。しかしその
反面、HAFC回路8のループゲインをあまり高くしす
ぎると、応答帯域が広がることの代償として、雑音等の
外乱に対して応答が過敏になり不安定になりやすい。特
に、VTRの特殊再生時は、ヘッドがトラックを横切る
部分でノイズバーが生じたり、TV受像機のAFCを乱
さないようにシリンダの回転数を補正したりしているた
めに通常再生時よりもジッターが増加する傾向にあり、
この結果、HAFC回路8に対する外乱も増加する。こ
のようにHAFC回路8に対する外乱が増加するとクロ
ックの周波数に乱れが生じ、表示画面にスキュー(画面
曲り)やジッター等の乱れが生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の雑
音除去回路では、VTR特殊再生信号のようにジッター
の大きな信号の入力時に、HAFC回路の外乱応答によ
ってクロック周波数に乱れが生じ、画面に乱れが生じる
と言う問題があった。
【0010】本発明はこのような課題を解決するための
もので、特殊再生信号の入力時においても、スキューや
ジッター等の画面の乱れが生じない雑音除去回路の提供
を目的としている。
【0011】[発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の雑音除去回路は
上記した目的を達成するために、入力映像信号の雑音を
除去する雑音除去回路において、入力映像信号の水平同
期信号に位相同期したクロックを発生する第1のクロッ
ク発生手段と、固定周波数のクロックを発生する第2の
クロック発生手段と、特殊再生信号の入力を検出する検
出手段と、前記検出手段により特殊再生信号の入力が検
出された場合、前記第2のクロック発生手段より発生し
たクロックをシステムクロックとして選択して出力する
クロック切替手段とを具備している。
【0013】
【作用】本発明では、特殊再生信号が入力された場合に
、入力映像信号の水平同期信号に位相同期したクロック
から固定周波数のクロックに、システムクロックを切り
替える。これにより、時間軸変動の大きい特殊再生信号
の入力時にも安定したシステムクロックが確保でき、ス
キューやジッター等の画面の乱れを防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明に係る一実施例の雑音除去回路の構成
を示すブロック図である。同図において、21は入力さ
れた輝度信号(Y信号)をデジタル化するA/D変換器
、22は入力Y信号のライン相関を利用して雑音除去を
行うラインNR回路、23は入力Y信号のフレーム相関
を利用して雑音除去を行うフレームNR回路である。 前記のラインNR回路22は、入力Y信号からライン非
相関成分(垂直高域成分)を抽出し、このライン非相関
成分のうちの雑音成分に相当する小振幅成分を分離抽出
して、この分離抽出された小振幅成分を原信号より減算
することにより雑音除去を行うものである。またフレー
ムNR回路23は、Y信号を1フレーム遅延して、この
遅延信号と原信号とを加算することにより雑音除去を行
うものである。
【0015】また24は連続する2フレーム間の差分値
を基に入力Y信号の動きを検出し、動き信号kを出力す
る動き検出回路である。この動き検出回路24による動
き検出は、完全な静止画であればフレーム間の差分値は
零で、動きが大きいほどフレーム間の差分値も大きくな
ることに基づいて行われる。さらに25は動き検出回路
24より入力された動き信号(値k)に基づき、ライン
NR回路22及びフレームNR回路23よりそれぞれ出
力された雑音除去後の各信号を、k:1−kの割合で混
合するMIX回路である。26はMIX回路25より出
力された信号をアナログ信号に変換するD/A変換器で
ある。
【0016】また27は入力Y信号から水平同期信号H
D及び垂直同期信号VDを分離する同期分離回路、28
は同期分離回路27より出力された水平同期信号HDと
垂直同期信号VDとの関係から特殊再生信号の入力を検
出する特殊再生検出回路である。さらに29は同期分離
回路27より出力された水平同期信号HDに位相同期し
た 910fHのクロックを発生するHAFC回路、3
0は周波数が4fsc に固定されたクロックを発生す
るVCO、VCXO等の水晶発振回路である。そして3
1はHAFC回路29のクロックと水晶発振回路30の
クロックとを切り替えるクロック切替回路である。この
クロック切替回路31は、特殊再生検出回路28で特殊
再生信号の入力が検出されたとき水晶発振回路30の発
生クロックをシステムクロックとし、その他の場合はH
AFC回路29の発生クロックをシステムクロックとし
て出力する。
【0017】次にこの雑音除去回路の動作を説明する。 特殊再生時以外の通常時は、システムクロックとしてH
AFC回路29が発生する周波数 910fHのクロッ
クを用いる。これは、VTR再生Y信号のように時間軸
変動を有するY信号に対し、その時間軸変動に追従して
ライン相関、フレーム相関を利用した雑音除去を行うた
めである。この時の動作は従来と同じであるため説明は
省略する。
【0018】次に本実施例の特徴を表すVTR特殊再生
信号入力時の動作を説明する。
【0019】この場合、同期分離回路27にて分離され
た水平同期信号HDと垂直同期信号VDとの関係から、
特殊再生検出回路28は特殊再生信号の入力を検出し、
その判定信号をクロック切替回路31に入力することで
、水晶発振回路30からの周波数4fsc のクロック
がシステムクロックとして選択される。
【0020】また同時に、特殊再生検出回路28から判
定信号が動き検出回路24に入力されることで、動き検
出回路24は動き信号kを1に固定する。これにより、
ラインNR回路22の出力はそのままMIX回路25を
通過してD/A変換器に与えれ、アナログ信号に変換さ
れて出力される。
【0021】このように、VTR特殊再生時は、システ
ムクロックが周波数4fsc で固定のクロックに切り
替わるので、スキュー等の画面の乱れが生じなくなる。
【0022】ここで、特殊再生検出回路28の動作につ
いて説明する。
【0023】水平同期信号HDの周波数をfH 、垂直
同期信号VDの周波数をfV とするとNTSC方式の
場合、fH = 525/2fV の関係が成立する。 VTR再生信号の場合も通常再生の場合は前記のfH 
とfV との関係はほぼ成立するが、特殊再生時におい
ては成立しなくなる。これは、特殊再生時には何本もの
トラックをまたぐので垂直同期信号VD間に入る水平同
期信号HDの数がその分だけ増減することによる。した
がって、垂直同期信号VD周期間の水平同期信号HDの
数をカウンタで計数すれば、特殊再生かどうかを判定で
きる。
【0024】尚、特殊再生の場合にラインNR回路22
の出力のみを出力する理由は、システムクロックが固定
クロックになるため、時間軸変動を有するY信号に対し
てフレーム相関がとれなくなるためでる。
【0025】したがって、この実施例の雑音除去回路に
よれば、時間軸変動が大きいVTR特殊再生信号の入力
時に、システムクロックを固定クロックに切れ替えて処
理を行うようにしたので、システムクロックの周波数変
動に起因するスキューやジッター等の画面乱れを防止す
ることが可能になる。
【0026】図2は他の実施例の雑音除去回路の構成を
示すブロック図である。図1の回路ではフレームNR回
路23と動き検出回路24に別々の1フレーム遅延回路
(図示せず)を設けたが、図2に示すように、一つの1
フレーム遅延回路41をフレームNR回路23と動き検
出回路24とで共有化してもよい。
【0027】図3はカラー信号(C信号)に対する雑音
除去を行う雑音除去回路の構成を示すブロック図である
。尚、同図において図1と同じ部分には同一の符号を付
している。入力されたC信号は色復調回路51にて2つ
の色差信号に復調された後、それぞれA/D変換器52
、53によりデジタル化される。各デジタル化C信号は
多重化回路54にて時分割多重されて、ラインNR回路
22、フレームNR回路23、動き検出回路24に入力
され、MIX回路25より雑音の除去された信号となっ
て出力される。さらに雑音除去後の信号は分離回路55
にて2つの色差信号に分離され、D/A変換器56、5
7を通してアナログ信号に変換した後、色変調回路58
にて変調されて出力される。尚、ラインNR回路22、
フレームNR回路23、動き検出回路24、及びMIX
回路25は、Y信号との間で共用化されている。
【0028】このようなC信号の雑音除去回路において
、システムクロックの切り替えは図1の回路と同様、特
殊再生検出回路28が、同期分離回路27にて分離され
たY信号の水平同期信号HDと垂直同期信号VDとの関
係から特殊再生であるかどうかを判定し、クロック切替
回路31を切り替えることにより行われる。
【0029】尚、本発明は、NTSC方式に限らず、P
AL/SECAM方式等、他の様々な方式の映像信号の
雑音除去に適用できる。また、フレーム相関を利用した
雑音除去をフィールド相関を利用した雑音除去にしても
よい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の雑音除去回
路によれば、特殊再生信号が入力された場合に、入力映
像信号の水平同期信号に位相同期したクロックから固定
周波数のクロックにシステムクロックを切り替えること
により、時間軸変動の大きい特殊再生信号の入力時にも
安定したシステムクロックが確保でき、スキューやジッ
ター等の画面の乱れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の雑音除去回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の変形例を示すブロック図である。
【図3】カラー信号に対する雑音除去を行う雑音除去回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の雑音除去回路の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
21……A/D変換器 22……ラインNR回路 23……フレームNR回路 24……動き検出回路 25……MIX回路 26……D/A変換器 27……同期分離回路 28……特殊再生検出回路 29……HAFC回路 30……水晶発振回路 31……クロック切替回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力映像信号の雑音を除去する雑音除
    去回路において、入力映像信号の水平同期信号に位相同
    期したクロックを発生する第1のクロック発生手段と、
    固定周波数のクロックを発生する第2のクロック発生手
    段と、特殊再生信号の入力を検出する検出手段と、前記
    検出手段により特殊再生信号の入力が検出された場合、
    前記第2のクロック発生手段より発生したクロックをシ
    ステムクロックとして選択して出力するクロック切替手
    段と、を具備することを特徴とする雑音除去回路。
JP3118375A 1991-05-23 1991-05-23 雑音除去回路 Withdrawn JPH04345375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3118375A JPH04345375A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 雑音除去回路

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JP3118375A JPH04345375A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 雑音除去回路

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JPH04345375A true JPH04345375A (ja) 1992-12-01

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ID=14735148

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JP3118375A Withdrawn JPH04345375A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 雑音除去回路

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980806