JPH04344831A - 車輌修正具 - Google Patents

車輌修正具

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JPH04344831A
JPH04344831A JP14562091A JP14562091A JPH04344831A JP H04344831 A JPH04344831 A JP H04344831A JP 14562091 A JP14562091 A JP 14562091A JP 14562091 A JP14562091 A JP 14562091A JP H04344831 A JPH04344831 A JP H04344831A
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cylinder
rear end
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main
insertion hole
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Shugo Fuwa
不破 周吾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突事故で凹んだ自動
車のボディや、変形した部分を押圧若しくは引張して元
の状態に戻すのに使用する車輌修正具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような目的に使用される車輌
修正具は、油圧ホースを接続したシリンダーの後端と該
シリンダーから突出するロッドの先端に、夫々押圧板又
はクランプ等の修正具を取付けるようにした構成のもの
がある。
【0003】しかるに、上記構成よりなる車輌修正具で
は、例えば車のドアーの外枠などの変形を修正する場合
、両端にクランプ又は押圧板を取着してその間に介在さ
せ引張又は押圧して修正することはできるが、車のボデ
ー側面など平面的な部分の変形を修正するには修正具を
側面に固定しずらく仮に固定して作動してもロッドでじ
かに押すのでロッドが湾曲し油もれを起す危険があった
。よって、その修正をすることは不可能であり、またド
アーの外枠などにしても修正できるのはシリンダーのロ
ッドのストロークの範囲に限られ、特にシリンダーより
短い範囲又はストロークの最長寸法を越える範囲では使
用できず、必然的に使用範囲が限られ、使い勝手が悪い
ものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の車輌修
正具は上記課題に鑑みなされたもので、先端からロッド
が進退自在に突出する油圧シリンダーと、前後端が開口
する中空状に形成され、前記油圧シリンダーを挿入する
挿入長孔を上側の長手方向に沿って開設すると共に、後
端部の両側に第1挿通孔を横断状に貫設し、また、略前
半部分の両側に一定長さの遊嵌長孔を開設した主筒体と
、該主筒体より小径で、前後端が開口する中空状に形成
され、後端部の両側に第3挿通孔を横断状に貫設した作
動筒体とよりなり、前記主筒体の後端部の第1挿通孔に
固定ピンを挿通し、前端開口から作動筒体を嵌入すると
共に、遊嵌長孔と第3挿通孔を合致させ遊嵌長孔を介し
て第3挿通孔に固定ピンを挿通することにより作動筒体
を取着し、更に主筒体内にロッドを作動筒体側にして油
圧シリンダーを内装し、ロッド先端を作動筒体の後端に
衝止してロッドを伸長することにより遊嵌長孔の長さ範
囲内で作動筒体を主筒体前端から進出させるように構成
した。また、主筒体の後端と作動筒体の前端にそれぞれ
押圧部材を取着するようにし、更に主筒体の後端開口に
主筒体より小径の連結管を接続し、該連結管の後端に押
圧部材を取着するように構成する。
【0005】また、先端からロッドが進退自在に突出す
る油圧シリンダーと、前後端が開口する中空状に形成さ
れ、前記油圧シリンダーを挿入する挿入長孔を上側の長
手方向に沿って開設すると共に、後端部の両側に第1挿
通孔を横断状に貫設し、また略前半部分の両側に一定長
さの遊嵌長孔を開設した主筒体と、該主筒体より小径で
、前後端が開口する筒状に形成され、前端部の両側に第
5挿通孔を横断状に貫設すると共に後端部に板状の突片
を設けた小径押圧筒と、主筒体より大径で、前後端が開
口する筒状に形成され、後端部の両側に第6挿通孔を横
断状に貫設すると共に前端部に板状の突片を設けた大径
押圧筒とよりなり、前記主筒体の後端開口に小径押圧筒
を嵌入し、また、主筒体の前端に大径押圧筒を外装する
と共に遊嵌長孔と第6挿通孔を合致させ遊嵌長孔を介し
て第6挿通孔に固定ピンを挿通することにより大径押圧
筒を取着し、更に主筒体内にロッドを大径押圧筒側にし
て油圧シリンダーを内装し、ロッド先端を前記固定ピン
に衝止してロッドを伸長することにより遊嵌長孔の長さ
範囲内で、大径押圧筒を前方へ進出させるように構成し
た。
【0006】更に、先端からロッドが進退自在に突出す
る油圧シリンダーと、前後端が開口する中空状に形成さ
れ、前記油圧シリンダーを挿入する挿入長孔を上側の長
手方向に沿って開設すると共に、後端部の両側に第1挿
通孔を横断状に貫設し、また、略前半部分の両側に一定
長さの遊嵌長孔を開設した主筒体と、該主筒体より一回
り大きく、後端が閉塞すると共に前端が開口し、長手方
向に沿って前記主筒体の挿入長孔と合致する縦長溝を設
け、前端部の両側に第7挿通孔を横断状に貫設した外郭
枠体とよりなり、外郭枠体後端と主筒体前端にそれぞれ
クランプ若しくはフックを取着し、主筒体後部の第1挿
通孔に固定ピンを挿通した主筒体に外郭枠体を装着し、
更に遊嵌長孔と第7挿通孔を合致させて該遊嵌長孔と第
7挿通孔に固定ピンを挿通し、主筒体内に内装される油
圧シリンダーの後端を主筒体後端に挿通した固定ピンに
衝止し、ロッドの前端を外郭枠体前端部の固定ピンに衝
止して、ロッドを伸長することにより遊嵌長孔の長さ範
囲内で主筒体と外郭枠体を互いに引き合うように構成し
た。また、外郭枠体後端または主筒体前端に連結管を接
続し、該連結管の後端または前端にクランプ若しくはフ
ックを設けるように構成する。
【0007】
【作用】請求項1記載の車輌修正具は押圧変形した個所
を広げて修復するもので、該車輌修正具を修復個所間に
配置し、主筒体内に内装される油圧シリンダーを作動さ
せロッド先端で作動筒体を押動し、主筒体先端から作動
筒体を進出させることにより修復個所を押し広げる。ま
た、修正個所によっては主筒体後端と作動筒体前端に押
圧部材を取着し、更に修復個所間の距離が比較的長い場
合は主筒体の後端に連結管を接続して押し広げるように
する。
【0008】請求項4記載の車輌修正具は車のボデー側
面など平面的な部分の凹み個所を修復するもので、この
場合はあらかじめ凹んだ個所の両側に補助板を溶接など
により一時的に固定しておく。そして、両補助板間に車
輌修正具を配置すると共に、シリンダーを作動して大径
押圧筒を主筒体から進出させつつ、後部の小径押圧筒の
突片と前部の大径押圧筒の突片をそれぞれ前記補助板に
当接させて凹みを前方に押し出し修復する。また、凹み
個所が小さい時、特に主筒体の長さより短い場合は、主
筒体に対し突片を内側にして大径押圧筒を外装し、両突
片をそれぞれ前記補助板に当接させて凹みを修復する。 更に、凹み個所が比較的大きい場合は、主筒体の後端に
連結管を接続し該連結管の後端に小径押圧筒を取着して
前記と同様に修復を行なう。
【0009】請求項6記載の車輌修正具は広がり変形し
た個所を収縮して修復するもので、外郭枠体の後端のク
ランプと主筒体前端のクランプを広がり変形した個所の
両側適宜位置に噛合させ、油圧シリンダーを作動して主
筒体と外郭枠体を互いに引き合わせることにより修復を
行なう。また、場所によっては前記クランプの替りにフ
ックを用いる。更に、変形した個所の噛合部間の距離が
比較的長い場合は、外郭枠体の後端又は主筒体の前端に
連結管を接続し、両端にクランプ若しくはフックを取着
して修復する。
【0010】
【実施例】以下に本発明の車輌修正具の一実施例を図面
と共に説明する。図1乃至図5に示したものは直押し作
業に使用する実施例であり、図中1は油圧シリンダーで
あってその後端寄りの側壁に油圧ホース2が接続させて
ある。該油圧シリンダー1の先端に油圧で進退作動する
ロッド3が装着される。4は前後端が開口する中空状に
形成され油圧シリンダー1を内装させる主筒体であり、
該主筒体4の上側に長手方向に沿って油圧シリンダー1
を挿入する挿入長孔5を開設すると共に、前後端部の両
側に第1挿通孔6と第2挿通孔7を横断状に貫設し、ま
た略前半部分の両側に前記挿入長孔5と位置を違えて一
定長さの遊嵌長孔8を開設している。9は主筒体4より
小径で、前後端が開口する中空状に形成した作動筒体で
あり、後端部と前端部の両側に複数の第3挿通孔10,
10,10と第4挿通孔11を横断状に貫設している。
【0011】そして、主筒体4の後端部の第1挿通孔6
に固定ピン12を挿通してナット13で螺締し、前端開
口から作動筒体9を嵌入すると共に、遊嵌長孔8と作動
筒体9の第3挿通孔10を連通させ、固定ピン14を嵌
入長孔8を介して第3挿通孔10に貫通しナット15で
螺締することにより主筒体4に作動筒体9を取着する。
【0012】主筒体4に内装した油圧シリンダー1は、
ロッド3を伸長することにより後端が前記固定ピン12
に衝止し、ロッド3の先端が作動筒体9に衝止して遊嵌
長孔8の長さ範囲内で作動筒体9を主筒体4の前端から
進出させるように組み付けられる。なお、作動筒体9の
後端部に設けた第3挿通孔10,10,10は位置を違
えて複数個設けて長さ調節可能にしている。
【0013】16は主筒体4より小径の止管であり、前
後両端部の両側に通孔17,18を夫々横断状に貫設し
ている。該止管16を主筒体4の後端開口に貫入して通
孔17と第1挿通孔6が連通した状態で固定ピン12を
貫通しナット13で固定させる。19,19は主筒体4
後端の止管16及び作動筒体9先端に取着して左右一対
にて使用する押圧部材であり、夫々受板20の中央に突
設する支持軸部21にピン孔22を横断状に貫設してな
る。そして、一方の押圧部材19は支持軸部21を止管
16の後端に嵌入させてピン孔22と通孔18を連通さ
せた状態で、固定ピン23を貫通させナット24で螺締
しており、他方の押圧部材19は支持軸部21を作動筒
体9の前端に嵌入させてピン孔22と第4挿通孔11を
連通させた状態で、固定ピン23を貫通させナット24
を螺締して取着する。
【0014】このように組立て構成した車輌修正具の使
用法を説明する。図17は車Aの天井が押圧変形し、そ
の変形箇所を広げて修復する場合を示すもので、前記車
輌修正具をルーム内で主筒体4の後端を下側にして床面
と天井面間に配置する。そして、油圧シリンダー1を作
動させロッド3先端で作動筒体9を押動し、主筒体4先
端から作動筒体9を進出させる。これにより先端の受板
20が天井面に当接して押し広げ修復を行なう。
【0015】この場合、主筒体4の後端に止管16の替
りに連結管25を接続しているが、これは修復箇所間の
距離が比較的長い場合であって、必要なければ外して使
用する。前記連結管25は図5(イ)に示すように主筒
体4の後端に挿通し得る太さの筒状の管部材26,26
を前後に1つづつ配すると共にその間に両管部材26,
26に挿通する支持部27,27を両側に突設した接続
子28を配してなる。前記各管部材26,26には一端
部の両側に通孔29、他端部の両側に複数の通孔30,
30,30を貫設し、また前記接続子28の両支軸部2
7,27には通孔31,31を貫設する。
【0016】そして、接続子28の両支軸部27,27
にそれぞれ管部材26,26を嵌着し、連通する通孔3
1と通孔29に固定ピン32を挿通してナット33で螺
着する。また一方の管部材26を前記主筒体4の後端に
嵌入していずれかの通孔30を第1挿通孔6と連通させ
た状態で、固定ピン12を挿通しナット13で螺締する
。また、他方の管部材26の後端に押圧部材19の支持
軸部21を嵌入して同様に固定ピン23を挿通しナット
24で螺締して図4に示す如く主筒体4に連結管25を
接続する。
【0017】図5(ロ),(ハ)に示す押圧部材19a
,19bは他の実施例を示すもので、19aは支持軸部
21の一端に切欠溝34aを設けた当板34を一体に設
けたもので、自動車各部の突出縁などに嵌入する場合に
使用される。19bは支持軸部21の一端に緩衝材35
を一体に設けたもので、一点を押す場合に使用される。 尚、これら押圧部材19,19a,19bは使用する箇
所によりいろいろ組合せて使用することができること勿
論である。更に、連結管25も必要に応じ管部材26と
接続子28を幾つも接続して適宜長さに調接して使用で
きる。
【0018】図6乃至図9に示したものは車のボディ側
面など平らな部分の凹みを前面に押出して修復する作業
に使用する実施例を示している。先ず、図7に基ずき説
明するに、前記実施例のものと同様に形成した油圧シリ
ンダー1を主筒体4に内装して組合わせる。36は主筒
体4より小径で前後両端が開口する支持軸筒37からな
る小径押圧筒であり、支持軸筒37には前端部両側に第
5挿通孔38を横断状に貫設すると共に、後端部に突片
39を設けている。また、40は主筒体4より大径で前
後両端が開口する支持軸筒41からなる大径押圧筒であ
り、支持軸筒41には後端部両側に第6挿通孔42を横
断状に貫設すると共に、前端部に突片43を設けて形成
される。
【0019】そして、小径押圧筒36の支持軸筒37を
主筒体4の後端に嵌入すると共に、第1挿通孔6及び第
5挿通孔38を連通させ、固定ピン12を挿通しナット
13で螺締することにより小径押圧筒36を取着させる
。また、主筒体4の前端に大径押圧筒40の支持軸筒4
1を外装すると共に、遊嵌長孔8と第6挿通孔42を連
通させ、固定ピン44を挿通し、ナット45で螺締する
ことにより大径押圧筒40を取着させる。そして、主筒
体4に内装させた油圧シリンダー1の後端面を小径押圧
筒36の支持軸筒37に衝止させロッド3の先端を固定
ピン44に衝止させてロッド3を伸長することにより、
遊嵌長孔8の長さ範囲内で大径押圧筒40を主筒体4か
ら前方へ進出させるように構成している。
【0020】このように組立構成した車輌修正具の使用
法を説明する。図18は車Aのボディ側面など平面的な
面の凹んだ箇所aを修復する場合を示すもので、この場
合はあらかじめ凹んだ箇所aの両側にそれぞれ補助板4
6,46を溶接などにより一時的に固定しておく。そし
て、両補助板46,46間に前記車輌修正具を配置する
と共に、シリンダー1を作動して大径押圧筒40を主筒
体4から進出させつつ、後部の小径押圧筒36の突片3
9と前部の大径押圧筒40の突片43をそれぞれ前記補
助板46,46に当接させて押し開き凹みを前方に出し
修復を行なう。
【0021】また、補助板46,46間の距離が長く、
上記修正具では寸法的に短い場合は、図9に示すように
主筒体4の後端に前記連結管25の接続子28と管部材
26を接続して使用する。この場合、接続子28の支持
軸27に支持軸筒37を嵌着して連通する第5挿通孔3
8と通孔31に固定ピン32を挿通しナット33で螺締
することにより小径押圧筒36を取着する。尚、前記補
助板46,46は修復作業が終了した後は取外す。
【0022】図10,11に示すものは小さい凹み箇所
を前方に出して修復する場合に使用するものである。前
記実施例においては、主筒体4に対し突片43を外側に
位置させて大径押圧筒40を外装したが、この実施例に
おいては主筒対4に対し突片43を内側に位置させて大
径押圧筒40を外装する。これにより小径押圧筒36の
突片39間の距離が狭まる。尚、各押圧筒36,40、
固定ピン12,44を取着する手順は前記実施例と同様
である。
【0023】次に、図19にその使用法を説明するが、
この場合もあらかじめ凹んだ箇所bの両側にそれぞれ補
助板46,46を固定しておく。そして、両補助板46
,46間に各突片39,43を配置し、油圧シリンダー
1を作動して両突片39,43を補助板46,46に当
接させて凹みを前方に出し修復を行なう。このようにす
れば、小さい凹んだ箇所bも簡単に修復できる。また、
前記実施例も同様であるが、油圧シリンダー1は主筒体
4内に内装されているので作動時にロッド3が湾曲して
油もれを起す危険は全くない。
【0024】図12乃至図15に示したものは引き作業
に使用する実施例であり、この実施例も前記各実施例と
同様に油圧シリンダー1を主筒体4内に内装させ、さら
に主筒体4に外郭枠体47を外装させる。該外郭枠体4
7は主筒体4より大径で後端が閉塞し、前端が開口した
中空状に形成され、上側の長手方向に沿って主筒体4の
挿入長孔5と連通する縦長溝48を開設し、さらに後端
に連結軸49を突設すると伴に、前端部両側に第7挿通
孔50を横断状に貫設している。また、連結軸49には
ピン孔51を貫設している。
【0025】そして、主筒体4後部の第1挿通孔6に固
定ピン12を挿通してナット13で螺締し、主筒体4を
外郭枠体47に挿通し、さらに遊嵌長孔8と第7挿通孔
50を連通させた状態で固定ピン52を貫挿してナット
63で螺締し、主筒体4内に内装される油圧シリンダー
1の後端を主筒体4の後端部に貫挿した固定ピン12に
衝止させ、またロッド3の前端を外郭枠体47の前端部
の固定ピン52に衝止させて、ロッド3を伸長すること
により遊嵌長孔8の長さ範囲内で主筒体4と外郭枠体4
7を互いに引き合うように構成する。
【0026】53はクランプであり、軸筒部54の一端
に扁平部55を形成すると共に他端両側にピン孔56を
開設し、前記扁平部55には透孔57を貫設する。また
、扁平部55の両側面には固定ピン58を透孔57に挿
通することにより一対のクランプ板59,59が螺締さ
れる。
【0027】そして、外郭枠体47の後端連結軸49に
は止管16を介してクランプ53が取着される。さらに
詳しくは、連結軸49に止管16を嵌着し連通するピン
孔51と通孔17に固定ピン23を挿通してナット24
で螺締し、またクランプ53の軸筒部54を止管16の
後端に挿入し連通するピン孔56と通孔18に同じく固
定ピン23を挿通してナット24で螺締する。主筒体4
の前端部にも第2挿通孔7に固定ピン23を挿通して同
様にクランプ53を取着する。更に、図15に示す如く
連結管25を使用する場合には、前記止管16の替りに
該連結管25を接続すれば良く、外郭枠体47の後端ま
たは主筒体4の前端のいずれにも接続することができる
【0028】次に、このように構成した車輌修正具の使
用法を説明する。図20は車Aのドアーの外枠部の広が
りを収縮して修復する場合を示すもので、外郭枠体47
の後端のクランプ53と主筒体4前端のクランプ53を
広がり変形した外枠部間の両側適宜位置に噛合させ、油
圧シリンダー1を作動して、主筒体4と外郭枠体47を
互いに引き合わせることにより両側の間隔を狭め、その
作用で修復箇所の間隔を縮めて原寸に復元させる。
【0029】また、場所によっては前記クランプ53,
53に替えて図16に示したフック60,60を使用す
ることもできる。このフック60,60は軸筒部61の
一端に掛止杆62を突設した構成よりなり、クランプ5
3と同等の手順で取着できる。
【0030】上記各実施例で説明したように本発明の車
輌修正具は各部材を各種組み合わせることにより、変形
個所の押し或いは引による修復が該変形箇所の大小に関
係なくほとんどすべて可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明の車輌修正具は以上のように構成
されるものであるから、変形箇所の押し作業、引き作業
は言うに及ばず、変形箇所の大小により引っぱり又は押
圧する区間の幅が広くとも狭くとも支障なく作業するこ
とができる。また、同時に車のボディ側面など平面的な
部分の凹みなども効率よく修正することができ、また油
圧シリンダーは主筒体内に内装されるので保護され、ロ
ッドが湾曲するようなことはなく油もれなどの故障を起
すことはない。これにより、広い幅に亘っての修復を可
能とし修復作業の能率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押し用の車輌修正具の組立斜視図である。
【図2】同上分解斜視図である。
【図3】同上断面図である。
【図4】同上連結管を接続した状態の斜視図である。
【図5】(イ)は連結管の分解斜視図である。 (ロ),(ハ)は押圧部材の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図6】広い個所押し用の車輌修正具の組立斜視図であ
る。
【図7】同上分解斜視図である。
【図8】同上断面図である。
【図9】同連結管を接続した状態の斜視図である。
【図10】狭い個所押し用の車輌修正具の組立斜視図で
ある。
【図11】同上断面図である。
【図12】引き用の車輌修正具の組立斜視図である。
【図13】同上分解斜視図である。
【図14】同上断面図である。
【図15】同連結管を接続した状態の斜視図である。
【図16】フックの斜視図である。
【図17】押し用の車輌修正具の使用状態図である。
【図18】広い箇所押し用の車輌修正具の使用状態図で
ある。
【図19】狭い箇所押し用の車輌修正具の使用状態図で
ある。
【図20】引き用の車輌修正具の使用状態図である。
【符号の説明】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  先端からロッドが進退自在に突出する
    油圧シリンダーと、前後端が開口する中空状に形成され
    、前記油圧シリンダーを挿入する挿入長孔を上側の長手
    方向に沿って開設すると共に、後端部の両側に第1挿通
    孔を横断状に貫設し、また略前半部分の両側に一定長さ
    の遊嵌長孔を開設した主筒体と、該主筒体より小径で、
    前後端が開口する中空状に形成され、後端部の両側に第
    3挿通孔を横断状に貫設した作動筒体とよりなり、前記
    主筒体の後端部の第1挿通孔に固定ピンを挿通し、前端
    開口から作動筒体を嵌入すると共に遊嵌長孔と第3挿通
    孔を合致させ遊嵌長孔を介して第3挿通孔に固定ピンを
    挿通することにより作動筒体を取着し、更に主筒体内に
    ロッドを作動筒体側にして油圧シリンダーを内装し、ロ
    ッド先端を作動筒体の後端に衝止してロッドを伸長する
    ことにより遊嵌長孔の長さ範囲内で作動筒体を主筒体前
    端から進出させるようにしたことを特徴とする車輌修正
    具。
  2. 【請求項2】  主筒体の後端と作動筒体の前端にそれ
    ぞれ押圧部材を取着した請求項1記載の車輌修正具。
  3. 【請求項3】  主筒体の後端開口に主筒体より小径の
    連結管を接続し、該連結管の後端に押圧部材を取着した
    請求項1記載の車輌修正具。
  4. 【請求項4】  先端からロッドが進退自在に突出する
    油圧シリンダーと、前後端が開口する中空状に形成され
    、前記油圧シリンダーを挿入する挿入長孔を上側の長手
    方向に沿って開設すると共に、後端部の両側に第1挿通
    孔を横断状に貫設し、また略前半部分の両側に一定長さ
    の遊嵌長孔を開設した主筒体と、該主筒体より小径で、
    前後端が開口する筒状に形成され、前端部の両側に第5
    挿通孔を横断状に貫設すると共に後端部に板状の突片を
    設けた小径押圧筒と、主筒体より大径で、前後端が開口
    する筒状に形成され、後端部の両側に第6挿通孔を横断
    状に貫設すると共に前端部に板状の突片を設けた大径押
    圧筒とよりなり、前記主筒体の後端開口に小径押圧筒を
    嵌入し、また主筒体の前端に大径押圧筒を外装すると共
    に遊嵌長孔と第6挿通孔を合致させ遊嵌長孔を介して第
    6挿通孔に固定ピンを挿通することにより大径押圧筒を
    取着し、更に主筒体内にロッドを大径押圧筒側にして油
    圧シリンダーを内装し、ロッド先端を前記固定ピンに衝
    止してロッドを伸長することにより遊嵌長孔の長さ範囲
    内で、大径押圧筒を前方へ進出させるようにしたことを
    特徴とする車輌修正具。
  5. 【請求項5】  主筒体の後端開口に主筒体より小径の
    連結管を接続し、該連結管の後端に小径押圧筒を取着し
    た請求項4記載の車輌修正具。
  6. 【請求項6】  先端からロッドが進退自在に突出する
    油圧シリンダーと、前後端が開口する中空状に形成され
    、前記油圧シリンダーを挿入する挿入長孔を上側の長手
    方向に沿って開設すると共に、後端部の両側に第1挿通
    孔を横断状に貫設し、また略前半部分の両側に一定長さ
    の遊嵌長孔を開設した主筒体と、該主筒体より一回り大
    きく、後端が閉塞すると共に前端が開口し、長手方向に
    沿って前記主筒体の挿入長孔と合致する縦長溝を設け、
    前端部の両側に第7挿通孔を横断状に貫設した外郭枠体
    とよりなり、外郭枠体後端と主筒体前端にそれぞれクラ
    ンプ若しくはフックを取着し、主筒体後部の第1挿通孔
    に固定ピンを挿通した主筒体に外郭枠体を装着し、更に
    遊嵌長孔と第7挿通孔を合致させて該遊嵌長孔と第7挿
    通孔に固定ピンを挿通し、主筒体内に内装される油圧シ
    リンダーの後端を主筒体後端に挿通した固定ピンに衝止
    し、ロッドの前端を外郭枠体前端部の固定ピンに衝止し
    て、ロッドを伸長することにより遊嵌長孔の長さ範囲内
    で主筒体と外郭枠体を互いに引き合うようにしたことを
    特徴とする車輌修正具。
  7. 【請求項7】  外郭枠体後端または主筒体前端に連結
    管を接続し、該連結管の後端または前端にクランプ若し
    くはフックを設けた請求項6記載の車輌修正具。
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