JPH04344805A - 継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法 - Google Patents
継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法Info
- Publication number
- JPH04344805A JPH04344805A JP11886791A JP11886791A JPH04344805A JP H04344805 A JPH04344805 A JP H04344805A JP 11886791 A JP11886791 A JP 11886791A JP 11886791 A JP11886791 A JP 11886791A JP H04344805 A JPH04344805 A JP H04344805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- half part
- joining
- sized
- joining material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済の長尺なマンド
レルバーを再利用するための経済的な補修方法に関する
。
レルバーを再利用するための経済的な補修方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】周知のように、継目無鋼管製造用マンド
レルバーは数十mもの長尺な棒部材であり、圧延機内を
通過する素管内にそのマンドレルバーが挿入されている
。
レルバーは数十mもの長尺な棒部材であり、圧延機内を
通過する素管内にそのマンドレルバーが挿入されている
。
【0003】このため、一定の期間圧延に使用すると、
その表面は磨耗や疵が発生する。
その表面は磨耗や疵が発生する。
【0004】この使用済マンドレルバーは、廃棄される
か、より小径の素管の圧延が行われる場合には、マンド
レルバー研削後、これらの小径素管の圧延に使用される
こともある。使用済とはいえ、マンドレルバーで圧延作
用の影響を受けるのは先半部であり、後半部は殆どその
ままで使用できる。
か、より小径の素管の圧延が行われる場合には、マンド
レルバー研削後、これらの小径素管の圧延に使用される
こともある。使用済とはいえ、マンドレルバーで圧延作
用の影響を受けるのは先半部であり、後半部は殆どその
ままで使用できる。
【0005】したがって、これらの廃棄やより小径素管
へのサイズダウンは、バー原単位の悪化の原因となって
いる。
へのサイズダウンは、バー原単位の悪化の原因となって
いる。
【0006】従来、かかるマンドレルバーの接合法とし
て、溶接拡散、或いはネジ継手方式等が知られるが、前
者は作動条件の厳しい使用条件下では接合強度が不十分
であり、後者の場合は継目部分が圧延材に対する疵発生
の原因となる。
て、溶接拡散、或いはネジ継手方式等が知られるが、前
者は作動条件の厳しい使用条件下では接合強度が不十分
であり、後者の場合は継目部分が圧延材に対する疵発生
の原因となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、摩擦圧接法
を適用して、長尺のマンドレルバーを接合して先半部の
みを取り替え、且つ優れた接合強度をもつ継目無鋼管製
造用マンドレルバーを得ることを目的とする。
を適用して、長尺のマンドレルバーを接合して先半部の
みを取り替え、且つ優れた接合強度をもつ継目無鋼管製
造用マンドレルバーを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用済マンド
レルバーの先半部の圧延部と後半部の支持部との切断部
を端面加工し、この間に所要の短尺接合材を挿入して接
合面を形成後、前記先半部と後半部とを短尺接合材に押
し付けるとともに、該短尺接合材を軸方向に回転して摩
擦圧接により一体化することによって、その課題を解決
した。
レルバーの先半部の圧延部と後半部の支持部との切断部
を端面加工し、この間に所要の短尺接合材を挿入して接
合面を形成後、前記先半部と後半部とを短尺接合材に押
し付けるとともに、該短尺接合材を軸方向に回転して摩
擦圧接により一体化することによって、その課題を解決
した。
【0009】接合材としては、供金材又は異種材で形成
することができ、接合面が部分溶融圧着し、しかも熱処
理によって鋼材中に拡散して、高い強度の接合部が形成
できる。
することができ、接合面が部分溶融圧着し、しかも熱処
理によって鋼材中に拡散して、高い強度の接合部が形成
できる。
【0010】
【作用】接合すべきマンドレルバーは長尺であるが、相
互に圧力を付加するだけで固定し、その間に挿入した短
尺の接合材のみを回転駆動する。中央片のみを駆動する
形式の摩擦圧接自体は公知であるが、本発明はこの方式
をマンドレルバーの補修に適用する。したがって、設備
的には簡単である。
互に圧力を付加するだけで固定し、その間に挿入した短
尺の接合材のみを回転駆動する。中央片のみを駆動する
形式の摩擦圧接自体は公知であるが、本発明はこの方式
をマンドレルバーの補修に適用する。したがって、設備
的には簡単である。
【0011】
【実施例】図1は接合の概要を示す図である。同図にお
いて、Aは新規のマンドレル先半部であり、Bは使用済
のマンドレルの後半部を示し、両部材A,Bの接合面は
予め機械加工により全面が接触する程度の直角度とし、
接合面の粗度は中仕上げ(▽▽)程度の条件で予備処理
が行われる。先半部Aには回転及びスラスト力を止める
クランプ1(図2の(a)参照)によって固定されてい
る。後半部Bの後端は、先半部Aと同軸上で押し込み可
能なクランプ機構2によって支持されている。
いて、Aは新規のマンドレル先半部であり、Bは使用済
のマンドレルの後半部を示し、両部材A,Bの接合面は
予め機械加工により全面が接触する程度の直角度とし、
接合面の粗度は中仕上げ(▽▽)程度の条件で予備処理
が行われる。先半部Aには回転及びスラスト力を止める
クランプ1(図2の(a)参照)によって固定されてい
る。後半部Bの後端は、先半部Aと同軸上で押し込み可
能なクランプ機構2によって支持されている。
【0012】更に、前記後半部Bには数個のピンチロー
ラー4(図2の(b)参照)を設置し、圧接時のたわみ
防止を図る。Cは両部材A,Bの接合面に回転駆動機構
3によって支持配置された円盤状に形成された接合材を
示す。
ラー4(図2の(b)参照)を設置し、圧接時のたわみ
防止を図る。Cは両部材A,Bの接合面に回転駆動機構
3によって支持配置された円盤状に形成された接合材を
示す。
【0013】図3は接合材の回転駆動機構3を図1のD
−D線から見た図である。同図において、回転駆動機構
3はモーター31と回転リング32と回転リング32の
内周面の3箇所に取り付けたコマ33とモーター31の
回転を伝達するベルト34とからなり、接合材Cは回転
リング32の内周面の取付けコマ33によって、図1に
示す被接合両部材A,Bと略同軸に取り付けられる。
−D線から見た図である。同図において、回転駆動機構
3はモーター31と回転リング32と回転リング32の
内周面の3箇所に取り付けたコマ33とモーター31の
回転を伝達するベルト34とからなり、接合材Cは回転
リング32の内周面の取付けコマ33によって、図1に
示す被接合両部材A,Bと略同軸に取り付けられる。
【0014】なお、コマ33の先端(接合材Cと接触す
る面)は、ローレット等によって滑り止めを行っている
。
る面)は、ローレット等によって滑り止めを行っている
。
【0015】図4は上記取付けコマ33の詳細を示す図
である。
である。
【0016】上記の装置を用いてマンドレルバーと同一
材質の組成を有し、長さ300mmの接合材Cを用いて
、以下の条件で摩擦圧接を行った。
材質の組成を有し、長さ300mmの接合材Cを用いて
、以下の条件で摩擦圧接を行った。
【0017】
接合面への加圧力:10〜30kg/mm2
接合材Cの回転数 :350rpm 接合
部の後熱処理 :ノルマ 950℃×
3hrs AC
テンパー 700℃×1hrs
ACこのようにして得た再生マンドレルバーは、通常
の新規マンドレルバーと同様の作業条件で同様な耐用性
をもって使用できた。
接合材Cの回転数 :350rpm 接合
部の後熱処理 :ノルマ 950℃×
3hrs AC
テンパー 700℃×1hrs
ACこのようにして得た再生マンドレルバーは、通常
の新規マンドレルバーと同様の作業条件で同様な耐用性
をもって使用できた。
【0018】
【発明の効果】本発明によって、以下の効果を奏するこ
とができる。
とができる。
【0019】(1)長尺なマンドレルバーの圧接をコン
パクトな装置を用いて簡単に行うことができる。
パクトな装置を用いて簡単に行うことができる。
【0020】(2)接合強度はきわめて高く、母材と同
等の接合強度を得ることができる。
等の接合強度を得ることができる。
【0021】(3)短尺マンドレルバーの接合も可能と
なり、疵等により不良部分を切り捨て再生使用が可能と
なる。
なり、疵等により不良部分を切り捨て再生使用が可能と
なる。
【0022】(4)再生使用することにより、マンドレ
ルバーの原単位が大幅に向上した。
ルバーの原単位が大幅に向上した。
【図1】 本発明実施例におけるマンドレルバーの接
合の態様を示す図である。
合の態様を示す図である。
【図2】 (a)は図1のE−E線から見たクランプ
を示す図であり、(b)は図1のF−F線から見たピン
チローラーを示す図である。
を示す図であり、(b)は図1のF−F線から見たピン
チローラーを示す図である。
【図3】 図1のD−D線から見た接合材の回転駆動
機構の概要を示す図である。
機構の概要を示す図である。
【図4】 図3の回転駆動機構における接合材の取付
け機構の説明図である。
け機構の説明図である。
A マンドレルバーの先半部
B マンドレルバーの後半部
C 接合材
1 クランプ
2 クランプ機構
3 回転駆動機構
31 モーター
32 回転リング
33 コマ
4 ピンチローラー
Claims (1)
- 【請求項1】 使用済マンドレルバーの先半部の圧延
部と後半部の支持部との切断部を端面加工し、この間に
所要の短尺接合材を挿入して接合面を形成後、前記先半
部と後半部とを短尺接合材に押し付けるとともに、該短
尺接合材を軸方向に回転して摩擦圧接により一体化する
ことを特徴とする継目無鋼管製造用マンドレルバーの補
修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11886791A JPH04344805A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11886791A JPH04344805A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344805A true JPH04344805A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14747090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11886791A Withdrawn JPH04344805A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071011A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 継目無管製造用マンドレルバーとその製造方法 |
WO2014017372A1 (ja) | 2012-07-24 | 2014-01-30 | 新日鐵住金株式会社 | 継目無金属管の製造方法、マンドレルミル及び補助治具 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP11886791A patent/JPH04344805A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071011A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 継目無管製造用マンドレルバーとその製造方法 |
JP2671757B2 (ja) * | 1993-06-15 | 1997-10-29 | 住友金属工業株式会社 | 継目無管製造用マンドレルバーの製造方法 |
WO2014017372A1 (ja) | 2012-07-24 | 2014-01-30 | 新日鐵住金株式会社 | 継目無金属管の製造方法、マンドレルミル及び補助治具 |
US9884355B2 (en) | 2012-07-24 | 2018-02-06 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Manufacturing method of seamless metal pipe, mandrel mill, and auxiliary tool |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4331280A (en) | Method of jointing pipes by friction welding | |
JPH11254289A (ja) | 金属管の外面研磨装置および研磨方法 | |
JP4774256B2 (ja) | 摩擦攪拌接合のバリ取り装置 | |
JPH10193139A (ja) | 摩擦撹拌接合法 | |
JPH04344805A (ja) | 継目無鋼管製造用マンドレルバーの補修方法 | |
JP3809010B2 (ja) | 原子炉の炉内構造物補修方法 | |
JP3261432B2 (ja) | 前処理を含む接合装置及び接合方法 | |
JPH08141755A (ja) | 異種金属材料の摩擦圧接方法 | |
JP2010069520A (ja) | 金属部材の接合方法及びその接合装置 | |
JP4232339B2 (ja) | 摩擦撹拌接合による金属の突合せ接合方法 | |
JP2671757B2 (ja) | 継目無管製造用マンドレルバーの製造方法 | |
JP2002224856A (ja) | 棒材の摩擦圧接方法および装置 | |
JPH0611465B2 (ja) | シーム溶接における自動研摩方法及び装置 | |
JPH06328273A (ja) | 金属棒ないし線材の接合方法 | |
JP2006088173A (ja) | ダブルスキン形材の摩擦撹拌接合方法 | |
US20050067465A1 (en) | Method of manufacturing a rotary shaft | |
JP4346578B2 (ja) | 摩擦攪拌接合用工具 | |
JP3104724B2 (ja) | 摩擦加工方法および装置 | |
JPH0952128A (ja) | ステンレス鋼管端部にフランジを形成する方法及びフランジ加工装置 | |
KR100868269B1 (ko) | 원통형 소재 접합장치 및 방법 | |
KR200205249Y1 (ko) | 용접부 표면 가공장치 | |
JP3290617B2 (ja) | 摩擦撹拌接合装置 | |
JP2000006244A (ja) | 熱可塑性樹脂管の摩擦接合方法 | |
CN113770492A (zh) | 一种管状结构端部过渡层堆焊焊接方法 | |
JP2001205368A (ja) | 管端部加工工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |