JPH04344458A - 障壁を介しての材料の超音波検査方式 - Google Patents

障壁を介しての材料の超音波検査方式

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JPH04344458A
JPH04344458A JP4051031A JP5103192A JPH04344458A JP H04344458 A JPH04344458 A JP H04344458A JP 4051031 A JP4051031 A JP 4051031A JP 5103192 A JP5103192 A JP 5103192A JP H04344458 A JPH04344458 A JP H04344458A
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JP
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gap
wave
gas
waves
sound
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Withdrawn
Application number
JP4051031A
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English (en)
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David L Richardson
デビッド・リー・リチャードソン
James C S Tung
ジェームス・チン・シェー・トゥン
James H Terhune
ジェームス・ハワード・ターフネ
Gerald A Deaver
ジェラルド・アラン・ディーバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材料の連続性と完全性を
害する恐れのある空隙、きず、き裂等についての、金属
等の材料の非破壊検査に関するものである。更に詳しく
は、密集した製造部品相互の間のギャップのようなギャ
ップを質問(interrogation)超音波が橋
絡(bridge)する非破壊検査方法および装置につ
いて述べる。本開示によれば、超音波は第一の材料に入
射し、ギャップを橋絡して第二の被試験材料に入射し、
第二の材料の中の欠陥で反射され、上記ギャップを横断
して戻った後、分析される。
【0002】
【発明の背景】超音波は1940年代以後、種々様々の
材料について、きず、相構成、寸法測定値、結晶粒組織
、および完全性を調べるための非破壊検査に使用されて
きた。特に、近代的な非破壊検査(NDE−nonde
structive  examination)法で
は通常、メガヘルツ範囲の音波エネルギーが金属体内に
入って金属体内部とその外表面のイメージングを行ない
、その音響的な性質を利用して音波を反射または散乱す
る不連続個所を突き止める。材料の連続性と完全性を害
する恐れのある空隙、きず、き裂等の反射の性質がND
E法の基礎である。使用周波数は用いる材料と技術によ
って決まる。鋼鉄の場合、使用周波数は1−10メガヘ
ルツの範囲にある。種々の鋼鉄の伝搬減衰特性により設
定される好ましい範囲は2.25から5メガヘルツであ
る。ジルコニウム合金、チタン、アルミニウム、および
複合材料の場合には、それらの特定の音響的な性質に応
じて他の周波数が使用される。
【0003】通常、当業者には一般的に知られている圧
電結晶変換器が発生する超音波が水または音響グリース
のような結合流体を介して被検査金属の表面から導入さ
れる。超音波が材料体内を伝搬するにつれて、超音波は
媒体の音響インピーダンスに影響を及ぼす種々の不連続
個所に突き当たることがある。音響科学では周知のこと
であるが、この突き当たりにより、きずの大きさと形状
、入射角、およびインピーダンス変化の大きさのような
種々の要因に応じて、互いに競合する反射と透過が生じ
る。ガス(普通は空気)のギャップがある場合には、イ
ンピーダンスの変化が急激で大きいので、入射音波の殆
どすべてが界面で反射される。このようなギャップを横
断する音波エネルギーはごく僅かであり、空気ギャップ
の先の材料の検査は従来のNDEでは全く考えられてい
ない。したがって、原子炉構成要素の検査にとって重要
な多数の用途では、重要な継手および領域を検査できな
いようにさえぎるギャップの存在によってNDEの有効
性が制限される。その一例はき裂が生じ易いことが知ら
れている、制御棒駆動ハウジングのスタブ管への取付け
溶接部と熱影響領域である。
【0004】図1には原子炉容器Vが示されている。炉
心Cを示すため部分的な断面図になっている。炉心Cに
は制御棒が入っている。制御棒の駆動ハウジングHはス
タブ管Tと原子炉容器の最下部を通って伸びる。核産業
の精通者には明らかなように、図1は1200ポンドの
範囲の標準圧力のもとで動作する沸騰水原子炉である。 更に、原子炉容器は高さが120フィート、直径が30
フィートの範囲にある。原子炉容器には、核反応の自然
の結果として燃料棒に含まれる放射性物質が入っている
。好ましい非破壊検査は原子炉容器の最下部ヘッドにあ
るスタブ管の周囲を対象としている。
【0005】図2では、原子炉容器Vのくぼんだ孔15
の中に配置されたスタブ管Tのところに、原子炉容器V
の最下部ヘッド14が示されている。通常、原子炉容器
Vの内側はステンレス鋼16で被覆することができる。 最下部ヘッド14に於けるスタブ管Tとクラッディング
16および原子炉容器Vとの接続が溶接部Lで行われる
。同様に、制御棒駆動ハウジングHの接続はスタブ管T
の最上部で行われる。スタブ管Tの中での制御棒駆動ハ
ウジングHの心合わせは精密に行わなければならない。 したがって、スタブ管Tと制御棒駆動ハウジングHはそ
の間にギャップGを形成する。このギャップGにより、
溶接部Jの形成中、制御棒駆動ハウジングHの垂直性を
維持することができる。
【0006】溶接部JとL、および溶接部に隣接した熱
影響部には金属き裂が生じ易い。特に、これらの領域は
粒間応力腐食割れ(IGSCC−intergranu
lar  stress  corrosion  c
racking)として知られている金属き裂欠陥の候
補領域であることがわかった。簡単に述べると、金属の
引張り、水流のよどみ、および酸素濃度の条件により、
金属の粒界に沿ったき裂の伝搬が生じる。この現象は溶
接部LおよびJの中およびそれらに隣接して生じること
が知られている。
【0007】従来では、ギャップGにより、制御棒駆動
ハウジングHの内部からスタブ管Tのき裂の超音波検査
を行うことができなかった。
【0008】
【従来の技術の概要】材料の超音波非破壊検査に於ける
ギャップの検出は知られている。このことは1975年
8月のビー・ジー・イー(B.G.Yee)他による「
材料評価」(Materials  Evaluati
on)所載の論文「超音波干渉分光の材料およびきずの
特性づけへの応用」(Applications  o
f  Ultrasonic  Interferen
ce  Spectroscopy  toMater
ials  and  Flaw  Characte
rization)に述べられている。ギャップの検出
は主として材料の厚さの測定、鋼板内の欠陥の探索、ギ
ャップの寸法測定、またはすべてギャップ自体に関連す
る他の測定のために使用されてきた。従来技術ではギャ
ップに伝達されてギャップを橋絡する超音波を使ってギ
ャップの他方の側の材料を非破壊検査することは示唆さ
れたことはない。
【0009】ギャップの音を透過させる性質および反射
する性質は理解されている。これについては、ニューヨ
ークのシュプリンガ・フェアラーグ発行のジェーおよび
エッチ・クラウトクレーマ著「材料の超音波検査」4版
の18−23頁(J.andH.Krautkrame
r,”Ultrasonic  Testing  o
f  Materials,”  4th  Edit
ion,Springer−Verlag,New Y
ork  1990,pp.18−23)に述べられて
いる。この場合も、ギャップを介して試験を行ってギャ
ップ(図2のG)の他方の側の材料の検査を行うことは
述べられていない。
【0010】
【発明の概要】製造部品内のギャップのような障壁を介
して材料の超音波検査を行うための改良された装置およ
び方法が開示される。通常の超音波検出と同様に、変換
器は伝達媒質流体を介して信号を送る。通常、き裂また
は他のきずのような不連続個所により反射エコーが生じ
る。変換器は反射されたエコーを受けて変換し、音響的
に反射された結果を電子的にディスプレイする。ディス
プレイ、したがって受信したエコーの時間および特性の
分析により、非破壊検査およびきずやき裂の分析が行わ
れる。本発明の改良は、本来、音波を送受するための第
一の構造が検査すべきもう一つの構造からギャップによ
って隔てられているような複合構造の中に故意に形成さ
れたギャップ等のギャップを超音波試験で橋絡できるよ
うにすることを目指している。第一および第二の構造の
材料に関して予測可能で最適な音速を有するガスをギャ
ップに注ぐことが好ましい。伝達媒質流体を介して伝導
される波束(wave packet )で、音波が第
一の構造に伝搬される。橋絡すべきギャップの寸法の少
なくとも2倍の幅をそなえた波束で音波が作成される。 波束はギャップ内に建設的に干渉する定在波を作成する
(ギャップを満たすガスの音速に関係した)波長の抑制
周波数を有する。ガス入りギャップに伝搬される音波は
ギャップの寸法に対して半整数である定在波長を有する
。音波は第一の構造を透過し、ガス入りギャップで定在
波を作成し、第二の構造に入ってきずがないか音響的に
質問し、反射される。質問された第二の構造からの反射
された超音波は再び建設的に干渉する定在波としてギャ
ップを橋絡し、一次構造を透過した後、伝達媒質流体を
介して変換器に達し、そこで受信された超音波の検出と
分析が行われる。開示される装置およびプロセスに関連
する分析方法の開示により、ギャップの与えられた形状
、ギャップに注がれる任意のガス、任意の質問用波束の
分析が可能となる。これには、一次構造と質問すべき近
くの二次構造との間の与えられた範囲の寸法(通常2ミ
ルから10ミル)のギャップを橋絡するためのスペクト
ル電力密度および帯域幅、ならびにこの方法を使用する
際に出て来ることがある他のパラメータも含まれる。原
子炉の中のスタブ管構造の質問のために制御棒駆動ハウ
ジングとの間のギャップを横断する好ましい検査の例が
開示される。
【0011】本発明の他の目的、特徴および利点は以下
の説明と図面により更に明らかとなろう。
【0012】
【実施例の記載】賢明に選択されたガスまたはガス混合
物の中で適切な周波数の定在波を励起できるような条件
を、両端間が通常2−10ミルのかなり大きいギャップ
内に作り得ることを発明者は見出した。発明者はこの発
見を用いて、沸騰軽水原子炉の超音波による非破壊検査
を制御棒駆動ハウジングからガスギャップを介してスタ
ブ管に対して行なうことにより、制御棒駆動ハウジング
とスタブ管との溶接部および該溶接部に隣接した熱影響
領域の完全性を検査することを可能にした。
【0013】図3に示すように、変換器40からの縦波
(音波)は伝達媒質流体31を介して制御棒駆動ハウジ
ングHの側壁に入射する。その後、超音波はガス32の
入っている狭いギャップGを橋絡する。以後明らかにな
るように、ギャップGの界面に入射するとき音波は一部
が透過し、一部が反射される。この部分的な透過と部分
的な反射はギャップGの寸法、ギャップGの中の媒質、
および音波の周波数に応じて変わる。媒質32の中の音
波の適切な周波数のもとで、ギャップGの一方の表面で
の部分的な透過がギャップGの反対側の表面での部分的
な反射と建設的に干渉し、ギャップGを充たしている媒
質の中に定在波が作成される。この効果が生じるのは、
定在波の空間的広がりがギャップの寸法を超え、ギャッ
プの幅が波長の半整数倍であるときである。したがって
、ガスギャップの遮断効果すなわちその後ろにある媒質
についてのNDE検査に対する妨害は克服される。
【0014】更に図3には、質問すべき金属の中に45
°の角度で音波が入射する様子が示されている。これに
より、図示する水平方向のきずが反射される音響信号を
「コーナトラップ」(corner  trap)する
ことができる。これは周知の標準の非破壊超音波検査の
やり方である。これは役に立つ可能な一つの入射角度で
あることが理解されよう。他の入射角度を使うこともで
きる。
【0015】有効にするため、ガスギャップより長いパ
ルス波列を励起しなければならない。使用する周波数に
応じて、垂直入射または斜めの入射を用いることができ
る。理論が最も簡単になるのは単色音波の垂直入射の場
合であり、ハウジングHとスタブ管Tとの間の界面での
透過係数について次式が得られる。透過係数Kは次式で
表される。
【0016】   K=1/[1+(1/4)*(r−1/r)2 s
in2 2πd/λ]  (1)但し、 λ=音波の波長 d=ギャップ幅 r=インピーダンス比Z1 /Z2  この式は(d/λ)の任意の値に対して、rが1でない
とき透過係数Kは(r−1/r)2 の項によって支配
される。したがって、結果として得られるKの値は非常
に小さくなり、これはギャップ界面でのエネルギーの大
きな反射を表す。これはガス入りギャップに一般に当て
はまることである。
【0017】他方、   d/λ=n/2;  n=1,2,3,...  
                      (2)
であるとき、式(1)からKは1に等しくなり、これは
エネルギーがギャップを完全に透過し、全く反射がない
ことを示す。したがって、ギャップの寸法が式(2)を
満足する半波長の任意の整数倍であれば、透過が行われ
る。
【0018】この範囲までのギャップGはフィルタとし
て動作することがわかり、反射波が同じ波長となる。し
たがって、帰還波も反射されないので、きずからの散乱
波を変換器40で検出することができる。式(2)が成
立するときはインピーダンス比rが式(1)から無くな
り、伝搬はガスギャップのインピーダンスと無関係にな
る。
【0019】鋼鉄やガスのような線形媒質の場合、超音
波周波数fは波長に対して次式で表される。   f=c/λ                  
                         
           (3)有用であるためには、周
波数は金属(たとえば鋼鉄)内での効率的な伝搬のため
の範囲内に入らなければならない。
【0020】式(2)と式(3)を組み合わせることに
より、次式が得られる。   f=nc/2d;  n=1,2,3....  
                      (4)
但し、cはガス内の音速である。さしあたりn=1とす
れば、幅dのギャップ内のガスの賢明な選択により、2
−5メガヘルツの範囲内のfを金属の中で効率的に伝搬
することができる。nがより大きな整数であるとき、別
のモードがギャップ内の定在波として伝搬され、この場
合も全透過とすることができる。これはより大きなギャ
ップの場合に使用される。種々のガスの中での定在波効
果を示すために、表1が用意された。ヘリウム、水素、
および乾き空気が例と考えられ、同様の結果が他のガス
および混合物に当てはまる。                          
         表  1            
種々の流体に対する垂直入射時のギャップ透過周波数 
       周波数               
         K=1のときのギャップ幅    
    (MHz)     ギャップ内の流体   
         (ミル)            
                         
           N=1    N=2    
N=3        2.010         
  He           9.5      1
9.0      28.5        2.24
7           He           
8.5      17.0      25.5  
      2.547           He 
          7.5      15.0  
    22.5        2.938    
       He           6.5  
    13.0      19.5       
 3.820           He      
     5.0      10.0      1
5.0        4.775         
  He           4.0       
8.0      12.0        6.36
7           He           
3.0       6.0       9.0  
      6.945           He 
          2.75      5.5  
     8.25         2.016  
         H2           12.
5      25.0      37.5    
    2.800           H2   
         9.0      18.0   
   27.0        3.150     
      H2            8.0  
    16.0      24.0       
 3.600           H2      
      7.0      14.0      
21.0        4.200        
   H2            6.0     
 12.0      18.0        5.
040           H2         
   5.0      10.0      15.
0        6.300           
H2            4.0       8
.0      12.0        6.720
           H2            
3.75      7.5      11.25 
        2.014       液体H2 
O        14.5      29.0  
    43.5        2.336    
   液体H2 O        12.5    
  25.0      37.5        2
.920       液体H2 O        
10.0      20.0      30.0 
       3.893       液体H2 O
         7.5      15.0   
   22.5        4.867     
  液体H2 O         6.0     
 12.0      18.0        5.
840       液体H2 O         
5.0      10.0      15.0  
      6.489       液体H2 O 
        4.5       9.0    
  13.5        6.871      
 液体H2 O         4.25     
 8.5      12.75         2
.150       乾き空気          
 3.00      6.0       9.00
         2.580       乾き空気
           2.50      5.0 
      7.50         3.225 
      乾き空気           2.00
      4.0       6.00     
    4.300       乾き空気     
      1.50      3.0      
 4.50         5.160      
 乾き空気           1.25     
 2.5       3.75         6
.450       乾き空気          
 1.00      2.0       3.00
         6.935       乾き空気
           0.93      1.86
      2.79   本発明の目的は、式(4)
を利用して、超音波では通常アクセスできない異常を検
出するために金属内での音の伝搬に好適なガスを入れる
適当な手段を設けて、特に原子力プラント内のNDEを
行うことである。本発明の第二の目的は超音波検査の有
用性を向上し、また最新技術を従来はNDEに不適当と
考えられていた応用に拡張することである。更に第三の
目的は後ろにあつて、反射する媒質すなわちギャップに
より遮られる媒質の中のきずを検出することにより、材
料構成要素の安全性および信頼度を向上するための方法
および装置を提供することである。
【0021】図4の図式的表現を参照して更に本発明を
説明する。この音波路は質問しようとする表面に垂直に
入射する。受信される情報は軸方向に揃った欠陥に関す
るものである。初期アクセスは制御棒駆動ハウジングH
の内側から行われることが理解されよう。制御棒駆動ハ
ウジングHとスタブ管Tは溶接部J(図示しない)によ
って接合される。スタブ管Tの熱影響領域には、軸方向
のきず35がある。軸方向のきず35は内側または外側
の管表面から直接に検査技術を利用できない。スタブ管
Tの機能は相異なる金属および形状の容器Vと制御棒駆
動ハウジングHとの間を結合することである。
【0022】変換器40を励起することにより、波超音
波(L波)は伝達媒質41(ここでは原子炉内の普通の
水である)により内側表面に結合される。L波は制御棒
駆動ハウジングH内で発生される。正しい周波数で、音
波はギャップGを橋絡する。そこでL波はスタブ管Tに
導入されて外側管表面で反射され、またきず35に突き
当たり、そこで反射される。反射波の帰還路もギャップ
を橋絡し、音波が変換器40に突き当たり、そこで「パ
ルスエコー」信号として検出される。
【0023】物理的過程の完全な理解により、上記のよ
うに質問波と反射波の寸法が重要であることがわかる。 詳しく述べると、正しい周波数の第一の入射波がギャッ
プGを横断するために短時間が必要とされる。ギャップ
Gの遠い方の境界で、この音波の一部分は反射され、こ
の音波の一部分は透過する。ギャップGの遠い方の境界
で反射された音波は正しい周波数のもう一つの入射音波
と建設的に干渉する。これにより、ギャップGを「橋絡
する」のに使用される透過のために必要な定在波が設定
される。この状態の作成は本質的に「実時間」で行われ
るが、この定在波を作成するためには波束が適切な空間
寸法をそなえなければならないということを理解するこ
とが重要である。これはギャップの中に入っている媒質
に対してギャップの寸法の少なくとも2倍でなければな
らない。
【0024】変換器を軸方向に適当に位置ぎめすること
により、縦方向の先端回折信号が作成され、これに減少
したパルスエコー信号が伴う。この信号も別の時間にパ
ルスエコー信号に対してある振幅関係で変換器により検
出される。きずが今まで「不透明な」障壁であったもの
(すなわちガスギャップ)の後ろにあっても、これらの
信号を分析することによってきずを検出し、その大きさ
を知ることができる。
【0025】このようなギャップでの超音波の反射と透
過についての殆どの分析は単色波に対して理論的に決定
されてきたが、本開示では単色音波を使わないことがわ
かるであろう。実際、最も有益な信号を受けるように変
換器40を「同調させる」ことが必要な場合もある。こ
のような同調は図4に示すような垂直入射波の周波数で
最も良く行われる。
【0026】図3に示すように、比較的小さなギャップ
での超音波の伝搬を容易にするため、圧力下でヘリウム
ガスが供給源36からギャップGの環内に注入され、そ
の流れが調整器37、ガス管路38、およびノズル39
によって制御される。ギャップの中にもともとあった空
気は余分のヘリウムの圧力によって押し出される。そし
て短い初期の過渡状態の後、より軽いガスが重力により
ギャップG内に維持される。空気の逆拡散は遅く、ギャ
ップの中に継続して注入されるヘリウムガスにより最小
となる。カラー50を使って、ギャップGを含む、上側
が閉じた環の開放した最下部をふさぐことが好ましい。 このカラーは図3に図式的に示されている。
【0027】沸騰軽水炉の用途では、スタブ管Tと制御
棒駆動ハウジングHとの間のギャップGは環状の空隙を
形成することがわかる。この環状空隙の上端は溶接部J
で閉じられている。長期間の原子炉動作の後、この環は
湿り空気で充たされる。この湿り空気は通常、未知の水
成分(すなわち湿気)を有する。このため、既知の透過
特性をそなえたガスで置換することが望ましい。
【0028】圧力をかけられて導入されたヘリウムがこ
の湿り空気を押しのけることは理解される筈である。詳
しく述べると、軽いヘリウムは環の最上部に動き、空気
は環の最下部に押しのけられる。更に、残っている湿り
空気は殆ど影響を及ぼさないことがわかった。更に、一
旦押しのけが行われれば、ギャップGの狭い範囲内で拡
散がゆっくり行われる。
【0029】1気圧のヘリウム内での音速は約0.38
2×105インチ/秒であるのに対して、1気圧の空気
では0%の相対湿度で音速が0.129×105 イン
チ/秒である。多くの用途で相対湿度は強い変数であり
、これもガスの押しのけの際にヘリウムを導入すること
によって消去される。n=1で0.007インチの公称
ギャップ幅の斜め入射の場合、好ましい周波数窓の中に
充分入っている2.7メガヘルツに非常に近い周波数で
良好な透過が行われる。他方、乾き空気は約1.3メガ
ヘルツを必要とするが、これは好ましい範囲の外側にあ
り、水蒸気含有量が制御されないために著しく変化し得
る。
【0030】使用される計算は制御棒駆動ハウジングH
およびスタブ管Tの材料としてのステンレス鋼に関する
ものである。同様の計算によって他の金属に対する好ま
しい結果が得られる。モデルのギャップGを横切って管
壁HおよびTを通る垂直入射で透過を測定することによ
って、式(4)の妥当性が実験的にチェックされた。ギ
ャップGの中に空気だけがある場合、2.25メガヘル
ツおよび5メガヘルツのピークスペクトル周波数を使う
と透過が非常に少ないことが観測された。ヘリウム注入
の場合、公称0.007インチのギャップに対して両方
の周波数で良好な透過が達成された。ギャップが少し非
一様であったので、予測通り、この比は丁度2ではなか
った。式(4)は斜めの入射に対しては正確でないので
、適正な周波数は経験的に決定された。
【0031】横(せん断)波を使うこともできるが、変
換器と見付けようとするきずとの間の伝搬路は異なる。 ギャップの透過に関連して適当な周波数のせん断波を使
うことにより、直接アクセスすることが難しい位置にあ
るきずの観測能力を向上することができる。せん断波自
体はガスギャップの中に存在することができないが、金
属表面での縦波の斜め入射からモード変換され、縦波よ
り低速で金属内を伝搬する。場合によっては、伝搬速度
がより遅いため、せん断波を使用する検出は感度がより
高くなる。
【0032】固定周波数の場合、式(3)により、波長
は音速に比例する。せん断波の速度が遅くなると波長が
短くなるので、金属内で効率よく伝搬されれば分解能が
向上する。種々のギャップの大きさに対して、他のガス
および液体が有用である。たとえば、水素ガスの中の縦
波速度は0.504×105 インチ/秒であり、水の
中の縦波速度は0.584×105 インチ/秒である
。明らかに、式(4)はギャップ内の種々の流体に対し
てn、dおよびcの多数の組み合わせにより満足させる
ことができる。対応するモード変換を伴うこれらの組み
合わせも新しい概念の多様な実施例としてこの開示に組
み込まれる。これは純粋な流体の場合の垂直入射波につ
いては表1に、0.8部のヘリウムと0.16部の空気
と0.04部の水との混合物の場合については表2に示
されている。                          
         表  2        He/空
気/水混合物に対する垂直入射時のギャップ透過周波数
            周波数             (MHz)       K
=1のときのギャップ幅(ミル)          
              N=1    N=2 
   N=3    N=4            
2.048      8.5      17.0 
     25.5      34.0      
      2.1766     8.5     
 16.0      24.0      32.0
            2.487      7.
0      14.0      21.0    
  28.0            2.902  
    6.0      12.0      18
.0      24.0            3
.482      5.0      10.0  
    15.0      20.0       
     4.352      4.0      
 8.0      12.0      16.0 
           5.803      3.0
       6.0       9.0     
 12.0            6.964   
   2.25      5.0       7.
5      10.0注:12ミルのギャップの場合
にはf=2.902または4.352または5.803
を等しく用いることができることがわかる。この場合、
金属内の減衰を最小にするように、または既存の変換器
に合わせるように選択する。同様の考慮が他の周波数に
も当てはまる。 水素は火災または爆発の原因となり得る。したがって、
ヘリウムを使用することが好ましい。ここに述べている
環境ではギャップGの正確な寸法を精密に知り得ないこ
とがわかる。詳しく述べると、ここに示す環境でのギャ
ップGの公差は金属間接触から約15ミルまで変わり得
る。したがって、検査すべき領域に対して適当な特性を
そなえた音響信号が得られるまで波束の搬送波周波数(
すなわち中心周波数)の同調変化が必要となる。幸いな
ことに、このような同調は素早く行うことができる。
【0033】半径方向のき裂が例示されていることが理
解されよう。き裂は多数の向きを有する。したがって、
図5および図6に示す変換器は入射角の変わる音波を発
生できる。これによりどのような角度のき裂の検査も可
能となる。図5では、本発明の技術を使用する音響検査
が行われている。円形の変換器40は制御棒駆動ハウジ
ングHの最上部にあるセンタリングピースPを介してシ
ャフト80により操作される。通常、このような操作は
原子炉の運転停止時に燃料補給ブリッジ(図示しない)
の最上部から行われる。代案として、シール85および
シャフト81を使って下から検査を行うことができる。 この後者の場合、入力は原子炉容器V(図1)の下から
行われる。
【0034】周知のように、伝達媒質流体として原子炉
を取り囲む水減速材を使って、制御棒駆動ハウジングH
の完全性を質問するための音響信号が発生される。図6
には、制御棒駆動ハウジングHおよびスタブ管Tの中で
の質問の方向が示されている。音響質問の方向は鋼鉄の
みの質問を図式的に表したものであることが理解されよ
う。スネルの法則に従って水の伝達媒質流体から鋼鉄に
対して生じる屈折は図6には示されていない。
【0035】図6に示すように、第一の変換器素子63
は制御棒駆動ハウジングHおよびスタブ管Tの側壁に対
して垂直に質問を行う。この質問は図式的に64として
示してある。第二の変換器素子65はシャフト80の軸
と変換器素子65を通る変換器40の半径とを含む平面
内で二つの45°の角度で質問を行う。変換器40の平
面から見ると、この音響質問はベクトル67として45
°上向きに、またベクトル66として45°下向きに行
われる。最後に、第三の変換器素子68は上向きの反時
計方向ベクトル69および下向きの時計方向ベクトル7
0として特性を表し得るもので質問を行う。ベクトル6
7の音響検査を使って、45°反時計方向に回転したも
のがベクトル69であることがわかる。またベクトル6
6の音響検査を使って、45°時計方向に回転したもの
がベクトル70であることがわかる。
【0036】図7には、本発明と一緒に使用するのに適
した音響試験装置の概略図が示されている。電源100
はパルサ回路101に出力し、パルサ回路101は変換
器40の中の変換器素子63、65、または68(図示
しない)にパルスを送出する。戻ってきた音波は受信増
幅回路110で受信され、オシロスコープ0にディスプ
レイされる。従来通り、クロック114は掃引回路11
2に出力する。マーカ回路116がディスプレイされる
パルスの精密な測定のために使用される。
【0037】図8には時間tに対する代表的な音響信号
のプロットが示されている。パルス幅PWが示されてい
る。ギャップG内の音速に対してこのパルス幅PWの寸
法がギャップGの幅の少なくとも2倍であることを理解
されたい。これにより、必要な定在波が生じることがで
きる。図9には、ガウス波形のいわゆるパワースペクト
ル密度が図示されている。詳しく述べると、この波形は
「鐘形の」曲線を有しており、任意に定めた周波数fに
中心がある(表2)。様々なパワースペクトルで種々の
変換器の特性を示す他の波形を使うことができる。図示
した波束の周波数は中央値周波数fの両側に存在する。 50%パワーレンジでのパケット幅を帯域幅BWと名付
けている。
【0038】図9には更に、周波数の小部分140が示
されている。これらの周波数は与えられた寸法のギャッ
プGを透過する部分の周波数を例示するものである。こ
の部分的な透過が生じるのは、ギャップGの寸法の半整
数倍であるその部分の周波数だけがギャップGを透過す
るからである。したがって、ギャップGはフィルタとし
て動作する。このフィルタは本来は透過する波の小部分
だけを質問として透過させる。
【0039】この効果について説明する。図10にオシ
ロスコープのプロットをグラフ的に表したものが示され
ている。図10のプロットは制御棒駆動ハウジングHお
よびスタブ管Tに垂直になされた音響質問である。0d
B(デシベル)の利得が使用された。質問は0°の入射
で行われた。2.5MHz(メガヘルツ)と5MHzの
波長が使用された。
【0040】質問は制御棒駆動ハウジングHから位置1
91(図2参照)で行われる。制御棒駆動ハウジングH
だけが質問される。スタブ管Tのどの部分も検査されな
い。プロットには、初期パルスの後に後ろの壁からの多
重反射201、202が示されている。透過した全スペ
クトルが事実上、戻されることがわかる。従来通り、壁
の厚さの測定値は図10に示されているプロットのピー
クの時間差に比例する。
【0041】図11には、溶接部Jに対して位置192
(図2参照)で行う質問が示されている。このような質
問は制御棒駆動ハウジングH、溶接部Jおよびスタブ管
を介して行われる。8dBの受信器利得が使用された。 この場合、制御棒駆動ハウジングHからの後壁反射は見
られない。制御棒駆動ハウジング、スタブ管、および相
互に侵入する溶接部Jを通る厚さが増加したので、変位
がより大きくなっている。図示されているピーク206
はスタブ管Tの境界から生じる。
【0042】位置193での質問は本発明を例示するも
のである。この透過のプロットは図11と同様であるが
、ギャップを透過する点が相違している。図12のプロ
ツトに示すように、波束がかなり減衰した。その結果と
して、受信器の利得は44dBである。ギャップGを横
切る透過波によりエネルギーの小部分だけがギャップG
を通過できるという事実により、かなりの損失が生じる
(36dBの損失)。
【0043】図11のパルスの時間シーケンスは図12
と同一であることがわかる。ギャップG内のヘリウムは
透明であり、利得だけが異なる。この利得の差は共振し
ていないギャップGでのエネルギーの反映である。図1
3に示す実験データでは、位置194で質問が行われた
。ギャップGのこの部分にはヘリウムが入っていないと
考えられた。実際に、エネルギーはギャップGを透過し
なかった。このプロットは70dBの利得で示されてい
る。
【0044】この技術を使って実際の欠陥を見出した。 これは図6に示す45°の入射で行われた。見出された
欠陥は従来技術の超音波質問ではアクセスできなかった
領域であるスタブ管Tの外側の機械溝を構成した。注目
すべきことはこのような溝が実際のき裂伝搬に類似して
いるということである。き裂は通常、スタブ管の外側か
ら溶接部に隣接した領域の中の制御棒駆動ハウジングに
向かって伝搬する。
【0045】検出されたき裂の大きさ測定も可能である
ことを発明者は見出した。詳しく述べると、音響的に励
起されたとき、き裂の先端は回折された音響信号を放射
する。これらの回折信号には、き裂の寸法を決定できる
情報が含まれている。回折波もその周波数が回折過程に
よって変わらないので、ガスギャップを透過する。特別
な場合を考慮しておく。詳しく述べると、き裂がギャッ
プGに入り込むことがあり得る。このように入り込むと
、き裂にヘリウムが注がれる。このようなき裂がたまた
ま適当な幅になっていれば、音波を反射しないで透過す
ることがある。このような滅多に起こらない状況では、
き裂が非破壊試験に対して透明となることもある。
【0046】実際には、このような状態は統計的に意味
のある程度まで起こらないと考えられる。粒間応力腐食
割れによるき裂は不規則であり、ギャップG(これは常
に製造されたギャップである)と比べて幅が極めて小さ
い。このような寸法の小さい不規則なき裂はここに開示
される波長に対して非常に高い反射率を持つことになる
【0047】ここに図示したスタブ管Tと制御棒駆動ハ
ウジングの例は例示のためのものであることが理解され
よう。ここに開示された技術はこの例示された環境以外
にも適用できる。分析の結果、ギャップを充たすために
使用される物質は事実上どんな材料であってもよいこと
がわかる。例えば、この物質はガスである必要はない。 水、液体ナトリウム、またはプラスチックさえ使用する
ことができる。更に、普通試験されるすべての固体をあ
る形式で使用することができる。
【0048】通常のパルス変換器からの信号は種々のパ
ワースペクトル密度および帯域幅を持ち、これらが最適
の結果を生じるように選択されることがわかる。通常、
検査作業に着手する前に、音波が通過する異なる媒体内
の超音波速度に対するパワースペクトル密度および帯域
幅の分析を行わなければならない。この問題の解答を求
めるために使用する式を以下に示す。
【0049】 パルス幅、パワースペクトル密度およびフーリエ変換(
数値例) c=0.97 但し、cはHeガスギャップの中での音速(mm/μs
ec) n=0.25 但し、n<1はガス内の縦波の場合の鋼鉄に対する屈折
率 θ=π/4 但し、θは鋼鉄内の鋼鉄−ガス界面での入射角(rad
) d=0.002・25.4 但し、dはガスギャップ幅(mm) m=1 但し、mは干渉次数(1,2,3,4……)V1=0.
8 V2=0.2 但し、V1,V2はそれぞれギャップ内のHeおよび空
気の体積の割合 c′=m・c・(V1+0.11775・V2)1/2
但し、c′は混合物に対する実効音速 d′=d/[1−(n・sin(θ))2 ]1/2但
し、d′は斜め波に対するギャップの実効幅a=c′/
d′・(π)1/2 /8 但しaはパルス減衰係数 b=c′/d′・π 但し、bは実効ラジアン周波数 BW=a/(π)1/2 但し、BWはパルス帯域幅(MHz) PW=1/BW 但し、PWは実効パルス幅(μsec)−(a・t)2
hi =(a・t)2 ・e          co
s(b・t)但し、hはパルス波形(正規化されたもの
)f=b/2・π 但し、fは公称波周波数(MHz) f1=[f+BW/2] 但し、f1は上方遮断周波数(MHz)f2=[f−B
W/2] 但し、f2は下方遮断周波数(MHz)G=FFT[h
(t)] 但し、Gはhの正規化高速フーリエ変換PSD=|G|
2 但し、PSDはパルスに対する正規化パワースペクトル
ここに開示した超音波技術から適当な波束を選択するた
めに開示された式を使った分析を当業者には行うことが
できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の非破壊試験の現場の配置を示
す沸騰軽水原子炉の概略図である。
【図2】図1の沸騰軽水炉の一部の詳細図であり、代表
的なスタブ管での原子炉容器の最下部ヘッドの構成を制
御棒駆動ハウジングおよびスタブ管の上にある炉心セグ
メントの支持物とともに示す。
【図3】制御棒駆動ハウジングとスタブ管との間のギャ
ップを示す図2の詳細拡大図であり、本発明による制御
棒駆動ハウジングからの超音波検査、スタブ管へのギャ
ップの橋絡、ならびに最終的にスタブ管上の溶接部およ
び溶接部に隣接したスタブ管の熱影響領域でのスタブ管
の超音波非破壊検査の例を示す。
【図4】製造ギャップによって隔てられた二つの媒体(
ここではステンレス鋼)の通常の超音波質問を行う例を
示す概略図であり、一つの媒体に入射した音波を使って
第二の媒体の超音波検査を行い、検査の入射と帰還の両
方でギャップを音波が橋絡することを示す。
【図5】スタブ管の検査のためのあつらえの代表的な超
音波プローブを挿入した制御棒駆動ハウジングの側面図
であり、原子炉容器の最上部からの操作を実線で示し、
原子炉の下からの代替操作を破線で示してある。
【図6】図5のプローブの斜視図であり、隣接した制御
棒駆動ハウジングおよびスタブ管に於ける音波の質問の
方向を適当な矢印で示す図面である。
【図7】標準音響波非破壊試験装置の概略ブロック図で
ある。
【図8】時間に対してパワーをプロットした波形図であ
り、図6の一つの音響変換器から放射される波束のパル
ス幅を示す。
【図9】図8に示すようなパルスのパワースペクトル密
度を示すグラフであり、代表的なギャップに当てるため
に利用できる周波数領域が理解できるように帯域幅を示
してある。
【図10】オシロスコープ上に描かれた掃引線を示す波
形図であり、図2に示す種々の位置で行われる本発明の
非破壊音響検査を例示する。
【図11】オシロスコープ上に描かれた掃引線を示す波
形図であり、図2に示す種々の位置で行われる本発明の
非破壊音響検査を例示する。
【図12】オシロスコープ上に描かれた掃引線を示す波
形図であり、図2に示す種々の位置で行われる本発明の
非破壊音響検査を例示する。
【図13】オシロスコープ上に描かれた掃引線を示す波
形図であり、図2に示す種々の位置で行われる本発明の
非破壊音響検査を例示する。
【符号の説明】
31、41  伝達媒質流体 36  ヘリウムガス供給源 40  変換器 101  パルサ回路 G  ギャップ H  制御棒駆動ハウジング T  スタブ管

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  検査すべき固体材料の非破壊的質問を
    行うために、検査すべき固体材料の中に超音波信号を送
    出すること、検査すべき材料の中にある不連続個所から
    超音波を反射させること、反射されたエコーを受信して
    変換すること、および反射されたエコーを分析すること
    を含む非破壊音響検査方法で、音波が製造部品の中のギ
    ャップを横切って第一の材料を通過して第二の材料にき
    ずが無いか質問する、上記ギャップのような障壁を介し
    て材料の超音波検査を行う改良された非破壊音響検査方
    法であって、上記の質問超音波を最初に受信する第一の
    構造を定めるステップ、ギャップにより上記第一の構造
    から隔てられた第二の構造を定めるステップ、上記第一
    の構造および第二の構造の材料の間の上記ギャップの寸
    法に対して予測可能な音速を持つ媒体を上記ギャップに
    注ぐステップ、波束の音波が橋絡すべき上記ギャップの
    寸法の少なくとも2倍である幅を含み、かつ上記ギャッ
    プに注がれる上記媒体の中での音速に関して、上記ギャ
    ップの中に少なくとも一つの建設的に干渉する定在波を
    作成する波長を持つ周波数を含む当該波束を上記第一の
    構造に送出することにより、音波が上記ギャップを減衰
    しないで通過するようにするステップ、上記第二の構造
    の中に上記音波を通過させることにより、上記第二の構
    造にきずが無いか音響的に質問するステップ、受信変換
    器を設けるステップ、建設的に干渉する定在波で上記ギ
    ャップを横切って上記第二の構造から反射された超音波
    を上記第一の構造を介して上記変換器で受けることによ
    り、超音波の受信と分析を行うステップを含むことを特
    徴とする非破壊音響検査方法。
  2. 【請求項2】  上記ギャップに注がれる上記媒体がガ
    スである請求項1記載の非破壊音響検査方法。
  3. 【請求項3】  上記ガスが不活性ガスである請求項2
    記載の非破壊音響検査方法。
  4. 【請求項4】  上記ガスがヘリウムである請求項2記
    載の非破壊音響検査方法。
  5. 【請求項5】  上記質問超音波が上記第一の構造に垂
    直に入射する請求項1記載の非破壊音響検査方法。
  6. 【請求項6】  上記第一および第二の構造がともに鋼
    鉄である請求項1記載の非破壊音響検査方法。
  7. 【請求項7】  検査すべき固体材料の非破壊的質問を
    行うために、検査すべき固体材料の中に超音波信号を送
    出すること、検査すべき材料の中にある不連続個所から
    超音波を反射させること、反射されたエコーを受信して
    変換すること、および反射されたエコーを分析すること
    を含む非破壊音響検査方法で、音波が製造部品の中のギ
    ャップを横切って第一の材料を通過して第二の材料にき
    ずが無いか質問する、上記ギャップのような障壁を介し
    て材料の超音波検査を行う改良された非破壊音響検査方
    法であって、上記の質問超音波を最初に受信する第一の
    構造を定めるステップ、ギャップにより上記第一の構造
    から隔てられた第二の構造を定めるステップ、上記ギャ
    ップの中にガスを入れるステップ、波束の音波が橋絡す
    べき上記ギャップの寸法の少なくとも2倍である空間的
    幅を含み、かつ上記ギャップに注がれる媒体の中の音速
    に関して、上記ギャップの中に少なくとも一つの建設的
    に干渉する定在波節点を作成する波長を持つ周波数を含
    む当該波束を上記第一の構造に送出することにより、音
    波が上記ギャップを減衰しないで通過するようにするス
    テップ、上記第二の構造の中に上記音波を通過させるこ
    とにより、第二の構造にきずが無いか音響的に質問する
    ステップ、受信変換器を設けるステップ、建設的に干渉
    する定在波で上記ギャップを横切って上記第二の構造か
    ら反射された超音波を上記第一の構造を介して上記変換
    器で受けることにより、超音波の受信と分析を行うステ
    ップを含むことを特徴とする非破壊音響検査方法。
  8. 【請求項8】  異なる周波数を送出することにより上
    記ギャップの中に最適な定在波を生じるような周波数を
    突き止めるステップが上記送出ステップに含まれる請求
    項7記載の非破壊音響検査方法。
  9. 【請求項9】  上記ギャップの中にガスを入れる上記
    ステップに、上記の入れられたガスで上記ギャップの中
    の周囲ガスを押しのけるステップが含まれる請求項7記
    載の非破壊音響検査方法。
  10. 【請求項10】  上記の入れられたガスがヘリウムで
    ある請求項9記載の非破壊音響検査方法。
  11. 【請求項11】  音波が製造部品の中のギャップを横
    切って第一の材料を通過して第二の材料にきずが無いか
    質問する、上記ギャップのような障壁を介して材料の超
    音波検査を行う改良された非破壊音響検査方法に於いて
    、上記の質問超音波を最初に受信する第一の構造を定め
    るステップ、ギャップにより上記第一の構造から隔てら
    れた第二の構造を定めるステップ、上記ギャップの中に
    ガスを入れるステップ、波束の音波が橋絡すべき上記ギ
    ャップの寸法の少なくとも2倍である空間的幅を有して
    いる複数の当該波束を上記第一の構造に送出するステッ
    プ、上記波束の周波数を走査することにより、上記ギャ
    ップに注がれるガスの音速に関して、音波が上記ギャッ
    プを通過するために上記ギャップの中に少なくとも一つ
    の建設的に干渉する定在波節点を作成する波長の周波数
    を上記波束を含むときを決定するステップ、上記第二の
    構造の中に上記の決定された周波数の上記音波を通過さ
    せることにより、上記第二の構造にきずが無いか音響的
    に質問するステップ、受信変換器を設けるステップ、建
    設的に干渉する定在波で上記ギャップを横切って上記第
    二の構造から反射された超音波を上記第一の構造を介し
    て上記変換器で受けることにより、超音波の受信と分析
    を行うステップを含むことを特徴とする非破壊音響検査
    方法。
  12. 【請求項12】  音波が製造部品の中のギャップを横
    切って第一の材料を通過して第二の材料にきずが無いか
    質問する、上記ギャップのような障壁を介して材料の超
    音波検査を行う非破壊音響検査装置に於いて、上記の質
    問超音波を最初に受信する第一の構造、寸法範囲および
    向きがわかっている製造ギャップにより上記第一の構造
    から隔てられた第二の構造、上記ギャップの中に速度が
    予測可能な媒体を入れる手段、波束の音波が橋絡すべき
    上記ギャップの寸法の少なくとも2倍である空間的な幅
    を含み、かつ上記ギャップに入れた媒体の音速に関して
    、上記ギャップの中に少なくとも一つの建設的に干渉す
    る定在波節点を作成する波長を持つ周波数を含む当該波
    束を上記第一の構造に送出することにより、音波が上記
    ギャップを通過するようにする手段、受信変換器、およ
    び上記変換器からの反射された超音波を受けることによ
    り、建設的に干渉する定在波で上記ギャップを横切った
    上記第二の構造からの音響信号を第一の構造を介して上
    記変換器で受けて、受信超音波の受信と分析を行なって
    上記第二の材料にきずが無いか調べるための手段を含む
    ことを特徴とする非破壊音響検査装置。
  13. 【請求項13】  上記ギャップの中に媒体を入れる上
    記手段に、上記ギャップの中の周囲ガスを押しのけるよ
    うにガスを入れる手段が含まれる請求項12記載の非破
    壊音響検査装置。
  14. 【請求項14】  上記の入れられるガスがヘリウムで
    ある請求項13記載の非破壊音響検査装置。
  15. 【請求項15】  上記送出手段が電気的に作動される
    超音波変換器を含み、該変換器と上記第一の材料との間
    に伝達媒質流体が設けられる請求項12記載の非破壊音
    響検査装置。
JP4051031A 1991-03-15 1992-03-10 障壁を介しての材料の超音波検査方式 Withdrawn JPH04344458A (ja)

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