JPH04344436A - 光学式トルク検出装置 - Google Patents

光学式トルク検出装置

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JPH04344436A
JPH04344436A JP11647991A JP11647991A JPH04344436A JP H04344436 A JPH04344436 A JP H04344436A JP 11647991 A JP11647991 A JP 11647991A JP 11647991 A JP11647991 A JP 11647991A JP H04344436 A JPH04344436 A JP H04344436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stripe pattern
torque
drive shaft
torsion bar
stripe
Prior art date
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Pending
Application number
JP11647991A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Aoyanagi
青柳 敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するトルク伝達軸
に働くトルクを非接触で計測する光学式トルク検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトルク検出装置の代表例として、
例えば軸受け摩擦トルクを測定するとき、駆動トルクを
モータで与え、モータ軸と軸受け軸の間にトーションバ
ーを設け、トーションバーの所定の位置にストレインゲ
ージを張り付けたものがある。このようなものでは、ス
トレインゲージから出力されるトルク信号はスリップリ
ングを介して取り出していため、このスリップリングが
、ノイズを発生したり、また寿命が短いなど信頼性に問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルク測定にお
いては、トルク信号をスリップリングを介して取り出し
ているため、ノイズが発生して検出感度が悪化したり、
寿命が短いなど信頼性に問題がある。
【0004】本発明の目的は、これらの課題を解決する
ためになされたもので、停止或いは回転時のトルク伝達
軸に働くトルクを感度良く計測可能でかつ非接触で寿命
の問題のない光学式トルク検出装置を提供することにあ
る。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、トルクの付与
される駆動軸と伝達軸の間に設けられた軸径を細くした
部分、つまりトーションバーを挟んで両方駆動軸側と伝
達軸側に、同間隔および同角度のストライプパターン部
をそれぞれ形成し、これらのストライプパターン部に光
源から光を照射し、二つのストライプパターン部で反射
あるいは透過した光をそれぞれ第1および第2のセンサ
で受光し、トルク伝達軸にトルクが作用したときに、ト
ーションバーに生じる軸回りの歪みを、第1および第2
のストライプパターンの位相差(軸方向の移動量)とし
て計測するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、回転するトルク駆動軸に働く
トルクを非接触で高精度に計測できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の実施例に係わる光学式ト
ルク検出装置の要部正面図、図2は図1中のA−A断面
図を示している。
【0008】両端が拡径されたトーションバー1の一端
は駆動軸2に、他端は伝達軸3に固定されている。駆動
軸2の外周には外筒ホルダー4が、伝達軸3の外周には
外筒ホルダー5がそれぞれ固着されている。この外筒ホ
ルダー4及び外筒ホルダー5は図3に示されるように、
筒状で外周表面に、両者とも同一ピッチで同一傾斜角度
θのストライプパターン10が形成されている。これら
外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5はいずれも光が透過
する透過材質(例えばプラスティク、ガラス等)で形成
されており、外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5それぞ
れの中空部に光源6、光源7が設置されている。
【0009】そして、外筒ホルダー4に対し光源6と対
向する位置にCCDセンサ8を、外筒ホルダー5に対し
光源7と対向する位置にCCDセンサ9を設置してある
。光源6、光源7、CCDセンサ8、CCDセンサ9は
回転系即ちトーションバー1、外筒ホルダー4及び外筒
ホルダー5等と分離されて固定されている。
【0010】なお、ストライプパターン10は、薄金属
をライン状に巻き付けたり、エッチングによりストライ
プパターンを形成したり、または、蒸着等の方法で薄金
属をストライプ状に付着させることにより簡単に形成す
ることができる。光源6及び光源7から照射された光は
、各々外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5を透過しCC
Dセンサ8及びCCDセンサ9へ照射される。
【0011】今、伝達軸3にトルクが働くと、トーショ
ンバー1の凹部の両端に伝達軸3の円周方向の歪み、即
ち変位が生じる。図4で説明すると、応力T、トーショ
ンバーの凹部長さl,トーションバーの凹部半径r,横
弾性係数Gとしたとき捩じり角ψは ψ=2Tl/Gπr4 で表される。また円周方向の歪み長さはψ・rであるか
ら ψ・r=2Tl/Gπr3 で表される。一方図3に示すストライプパターン10は
図4のB−B´軸垂直方向に対して角度θをもったパタ
ーンが印刷されている様子を示すものである。また、伝
達軸3にトルクが働くことにより外筒ホルダー4と外筒
ホルダー5に生じる位相ずれφは図5に示しているψ・
r・tanθ で表される。即ち φ=2Tltanθ/Gπr3 となる。
【0012】したがって位相ずれφを測定すればトルク
を測定することができる。また上記位相ずれφを表す式
の中に時間に規制された項がないためトーションバー1
が停止していても、また回転していても検出できる。
【0013】ここでθ=0度のとき、φ=0となり、位
相ずれは検出できない。また、θ=90度のとき、φ=
∞となり、やはり位相ずれは検出できないため、ストラ
イプパターン10の角度θは0よりも大きく、90度未
満(0<θ<90)の範囲内で設定する必要がある。こ
の範囲内であればストライプパターン10の角度は任意
に設定でき、角度を90度に近ずくように大きくするほ
ど、検出感度は向上する。
【0014】外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5それぞ
れの中空部に設置された光源6、光源7から照射された
光は外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5に印刷されたス
トライプパターン10を通過し図6のX、Yに示すよう
にCCDラインセンサ8,9の面素子上にパターンが投
写される。駆動軸2側による基準のパターンがXで伝達
軸3側による測定側のパターンがYである。X,Yとも
に同じ傾斜をもったパターンであるが図6では基準側と
測定側及びストライプパターンとCCDセンサ素子両者
との機械的な位置ずれがあることを示している。また図
6のY´はトーションバー1に応力が加わり、歪みを生
じ外筒ホルダー4上の基準側ストライプパターンYに対
し位相ずれを生じた外筒ホルダー5上のストライプパタ
ーンにより投写されたパターンである。
【0015】図6のX、Y、Y´は上記投写されたパタ
ーンで、CCDラインセンサー8、9から読み出された
アナログ信号は二値化され図6のx,y,y´に示すよ
うなパルス列が得られる。即ちパルス列xは光源6と外
筒ホルダー4に印刷されたストライプパターン10とC
CDセンサ8による基準パルス列であり、パルス列yは
光源7と外筒ホルダー5に印刷されたストライプパター
ン10とCCDセンサ9による測定側パルス列であるか
ら、前記したようにxとyとのずれは機械的な取り付け
精度によるものであり、一定の値を持つパルス列y´は
、パルス列yがトーションバー1に歪みが加えられたと
きに起こる位相ずれである。つまり、パルス列yとパル
ス列y´との差のパルス数が上記位相ずれを表すパルス
数となる。
【0016】したがって、トーションバー1の歪み量を
信号処理する場合(x−y)−(x−y´)として変位
量を求めることができる。この時トーションバー1の材
質(横弾性係数G)、形状(凹部長さl,半径rあるい
は断面形状等)、ストライプパターンの角度θを適当に
選ぶことによりトーションバー1の歪み量を直接パルス
列(y−y´)のパルス数として求めることができる。
【0017】なお、本実施例では、外筒ホルダー4及び
外筒ホルダー5は透過材質としているが、これに限らず
図7に示すように外筒ホルダー4及び外筒ホルダー5の
表面を光反射面とし、その上にストライプパターン10
を印刷して、外筒ホルダー4,5の外に設置された光源
6,7から照射された光を外筒ホルダー4及び外筒ホル
ダー5の反射面で反射しストライプパターン10をCC
Dセンサ8,CCDセンサ9に投写してもよい。
【0018】また図8に示すようにトーションバー1の
駆動軸側および伝達軸側に軸方向のストライプパターン
を直接印刷してもよい。この実施例は前記実施例のよう
に外筒ホルダー4,5にストライプパターンを印刷せず
、トーションバー1に直接ストライプパターンを印刷し
たもので、外筒ホルダー4,5のような付属の構成部品
を必要とせず構成の簡略化が図れる。この図8の構成で
は、ストライプパターン10はトーションバー1の軸方
向に平行なパターンとして形成し、先の実施例のように
傾ける必要はなく、CCDセンサ8,9はストライプパ
ターン10の移動が直接検出できるように、CCDセン
サの8,9の受光素子の配列方向がストライプの方向に
対し直角となるようにCCDセンサ8,9を設置する。
【0019】さらに、以上の実施例では、外筒ホルダー
を中心に光源とCCDセンサとを向かい合わせてあるが
、図9に示すように、外筒ホルダー4とCCDセンサ8
aとの間にレンズ20を設置し、狭いパターン幅を印刷
したストライプパターンに対し、幅の広いCCDセンサ
8aでも適用可能として分解能を向上させることができ
る。なお、本発明は上記実施例に限定されること無くそ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる光学
式トルク検出装置によれば、回転するトルク駆動軸に働
くトルクを非接触で精度良く計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係わる光学式トルク検出
装置の要部正面図である。
【図2】  図1中のA−A線による断面図である。
【図3】  本発明の実施例に係わるストライプパター
ンの図である。
【図4】  図1中のトーションバーの凹部に応力が加
わったときの説明図である。
【図5】  図1中のトーションバーの凹部に応力が加
わったとき、ストライプパターンの位相ずれを説明する
図である。
【図6】  図1中のトーションバーの凹部に応力が加
わったとき、センサへの投写パターン及びCCDセンサ
から取り出される出力信号を説明する図である。
【図7】  本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図8】  本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図9】  本発明の他の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1    トーションバー 2    駆動軸 3    伝達軸 4    外筒ホルダー(駆動軸側) 5    外筒ホルダー(伝達軸側) 6    光源(駆動軸側) 7    光源(伝達軸側) 8    CCDセンサ(駆動軸側) 8a  CCDセンサ(駆動軸側) 9    CCDセンサ(伝達軸側) 10  ストライプパターン 20  レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルクが付与される駆動軸と伝達軸とを連
    結するトーションバーと、前記駆動軸側に形成され所定
    のパターン間隔および角度を有する第1のストライプパ
    ターン部と、前記伝達軸側に形成され前記第1のストラ
    イプパターンと等しいパターン間隔および角度を有する
    第2のストライプパターン部と、前記第1および第2の
    ストライプパターン部に光を照射する光源と、この光源
    から照射された光が前記第1および第2のストライプパ
    ターン部を透過あるいは反射し、これらの透過あるいは
    反射光が入射されて前記第1および第2のストライプパ
    ターンをそれぞれ検出する第1および第2のセンサと、
    を備え、前記第1および第2のセンサの検出出力により
    前記第1および第2のストライプパターンの位相ずれの
    度合いから前記駆動軸に付与されるトルクを測定するこ
    とを特徴とする光学式トルク検出装置。
JP11647991A 1991-05-22 1991-05-22 光学式トルク検出装置 Pending JPH04344436A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11647991A JPH04344436A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 光学式トルク検出装置

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JPH04344436A true JPH04344436A (ja) 1992-12-01

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ID=14688130

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JP11647991A Pending JPH04344436A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 光学式トルク検出装置

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JP (1) JPH04344436A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010190834A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Nsk Ltd トルクセンサ及びパワーステアリング装置
JP2013205208A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Showa Corp トルク検出装置、電動パワーステアリング装置
DE102012001446B4 (de) * 2011-02-01 2020-09-24 General Electric Technology Gmbh Anordnung und Verfahren zum Messen der Verformung einer Welle

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DE102012001446B4 (de) * 2011-02-01 2020-09-24 General Electric Technology Gmbh Anordnung und Verfahren zum Messen der Verformung einer Welle
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