JPH04344207A - 補強ネット入り無機質製品の押出成形方法 - Google Patents
補強ネット入り無機質製品の押出成形方法Info
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- JPH04344207A JPH04344207A JP14673091A JP14673091A JPH04344207A JP H04344207 A JPH04344207 A JP H04344207A JP 14673091 A JP14673091 A JP 14673091A JP 14673091 A JP14673091 A JP 14673091A JP H04344207 A JPH04344207 A JP H04344207A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は補強ネット入り無機質
製品の押出成形方法に関する。
製品の押出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント等を主原料とする混練物
を押出成形して建築用板材等を製造することが行われて
いる。この場合、成形品の強度向上を目的として成形品
中に補強筋を埋入して押出成形することがある。この補
強筋を埋入しつつ押出成形する手段として、特公昭53
−47261号公報に開示されているように、クロスヘ
ッドダイを使用し、合流点に向けて成形ダイ裏面より補
強筋を供給することや、特公昭61−59886号に開
示されているように、成形ダイへ混練物の流れ方向に沿
うように補強筋を連続的に挿入することなどが知られて
いる。
を押出成形して建築用板材等を製造することが行われて
いる。この場合、成形品の強度向上を目的として成形品
中に補強筋を埋入して押出成形することがある。この補
強筋を埋入しつつ押出成形する手段として、特公昭53
−47261号公報に開示されているように、クロスヘ
ッドダイを使用し、合流点に向けて成形ダイ裏面より補
強筋を供給することや、特公昭61−59886号に開
示されているように、成形ダイへ混練物の流れ方向に沿
うように補強筋を連続的に挿入することなどが知られて
いる。
【0003】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記いずれの製法
においても、挿入された補強筋と周囲のセメントマトリ
ックスとの結合強度が十分でなく、補強筋を境とする界
面剥離を生じやすくなる欠点があった。さらに、補強筋
を含む層が他の構成層と材質が全く同じなため補強筋埋
入部分のセメント層の強度が他の層に比べて相対的に低
くなり破壊曲げ力が作用した場合、補強筋を含む層のセ
メント層部分に亀裂が生じることがあり、補強筋を埋入
したにも関わらず板材全体としてこれに見合った強度が
発揮されないことがある問題があった。
においても、挿入された補強筋と周囲のセメントマトリ
ックスとの結合強度が十分でなく、補強筋を境とする界
面剥離を生じやすくなる欠点があった。さらに、補強筋
を含む層が他の構成層と材質が全く同じなため補強筋埋
入部分のセメント層の強度が他の層に比べて相対的に低
くなり破壊曲げ力が作用した場合、補強筋を含む層のセ
メント層部分に亀裂が生じることがあり、補強筋を埋入
したにも関わらず板材全体としてこれに見合った強度が
発揮されないことがある問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、無機質製品に補強筋を埋入しつつ押出成形する
場合、補強筋埋入に見合った十分な強度を発揮できる補
強ネット入り無機質製品の押出成形方法を提供すること
を目的としてなされたものである。
に鑑み、無機質製品に補強筋を埋入しつつ押出成形する
場合、補強筋埋入に見合った十分な強度を発揮できる補
強ネット入り無機質製品の押出成形方法を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の補強ネ
ット入り無機質製品の押出成形方法は、板状の無機質成
形体を押出成形する場合において、押出口金のランド部
内面の上下面に沿わせて、補強用ネットを押出口金外部
より押出方向へ沿うように挿入すると同時に、該挿入部
に前記無機質成形体の配合組成より高密度配合組成とさ
れた無機質混練物を加圧供給しつつ前記板状の無機質成
形体用の混練物を主押出機より押出し、ランド部で全体
を一体化して押出成形することを特徴とするものである
。
ット入り無機質製品の押出成形方法は、板状の無機質成
形体を押出成形する場合において、押出口金のランド部
内面の上下面に沿わせて、補強用ネットを押出口金外部
より押出方向へ沿うように挿入すると同時に、該挿入部
に前記無機質成形体の配合組成より高密度配合組成とさ
れた無機質混練物を加圧供給しつつ前記板状の無機質成
形体用の混練物を主押出機より押出し、ランド部で全体
を一体化して押出成形することを特徴とするものである
。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。図1は
この発明の方法を実施する装置の断面図である。
この発明の方法を実施する装置の断面図である。
【0007】この発明の補強ネット入り無機質製品の押
出成形方法は、板状の無機質成形体Gを押出成形する場
合において、押出口金1のランド部1A内面の上下面に
沿わせて、補強用ネット2、2を押出口金1外部より押
出方向(矢印X)へ沿うように挿入すると同時に、挿入
部3、3に無機質成形体Gの配合組成より高密度配合組
成とされた無機質混練物4、4を副押出機5、5により
加圧供給しつつ板状の無機質成形体用Gの成形用混練物
G1を主押出機6より押出し、ランド部1Aで全体を一
体化して押出成形する工程より構成されている。
出成形方法は、板状の無機質成形体Gを押出成形する場
合において、押出口金1のランド部1A内面の上下面に
沿わせて、補強用ネット2、2を押出口金1外部より押
出方向(矢印X)へ沿うように挿入すると同時に、挿入
部3、3に無機質成形体Gの配合組成より高密度配合組
成とされた無機質混練物4、4を副押出機5、5により
加圧供給しつつ板状の無機質成形体用Gの成形用混練物
G1を主押出機6より押出し、ランド部1Aで全体を一
体化して押出成形する工程より構成されている。
【0008】上記実施例において、無機質成形体Gの配
合組成としては、従来の押出成形に使用される配合組成
とされ、具体的にはセメント、シリカ、スラグ、建材ス
クラップの粉砕物、パルプ繊維、軽量骨材としてパーラ
イト、発泡スチロール粉砕物等を配合し適当量の押出助
剤(メチルセルロース)及び水よりなる配合とされ、高
密度配合としては、セメント、シリカ、シリカヒューム
、にレジンモルタル用樹脂、さらに可能であればスラグ
等を添加し、さらに前記無機質成形体Gの配合組成より
水を少なくして硬く調整したスラリーが使用される。 なお、この硬さの差は、それぞれのセメント混練物より
作った直径30mm長さ50mmの円筒形成形物に10
cmの高さから1kgの重りを落下させたとき、出来た
凹みの深さの差が5〜10mmとなるような硬さの差と
される。
合組成としては、従来の押出成形に使用される配合組成
とされ、具体的にはセメント、シリカ、スラグ、建材ス
クラップの粉砕物、パルプ繊維、軽量骨材としてパーラ
イト、発泡スチロール粉砕物等を配合し適当量の押出助
剤(メチルセルロース)及び水よりなる配合とされ、高
密度配合としては、セメント、シリカ、シリカヒューム
、にレジンモルタル用樹脂、さらに可能であればスラグ
等を添加し、さらに前記無機質成形体Gの配合組成より
水を少なくして硬く調整したスラリーが使用される。 なお、この硬さの差は、それぞれのセメント混練物より
作った直径30mm長さ50mmの円筒形成形物に10
cmの高さから1kgの重りを落下させたとき、出来た
凹みの深さの差が5〜10mmとなるような硬さの差と
される。
【0009】また、挿入される補強ネット2、2として
はスチール製、ステンレス製の金属製ネット、あるいは
カーボン、アラミド、ビニロン等の有機合成繊維製ネッ
ト、カーボン、ガラス繊維等の無機繊維製ネットで目開
きが5〜30mmのネットが使用される。なお図中7は
成形品Gを上下から挟んで移送する引取コンベヤを示し
、押出速度と同期した速度で駆動される。
はスチール製、ステンレス製の金属製ネット、あるいは
カーボン、アラミド、ビニロン等の有機合成繊維製ネッ
ト、カーボン、ガラス繊維等の無機繊維製ネットで目開
きが5〜30mmのネットが使用される。なお図中7は
成形品Gを上下から挟んで移送する引取コンベヤを示し
、押出速度と同期した速度で駆動される。
【0010】
【作用】この発明の方法において、補強ネット2、2は
同時に押出される高密度配合組成とされた無機質混練物
4、4と共に押出口金1のランド部1Aへ供給される。 従ってランド部1Aへ入った補強ネット2、2は変形し
たり、捩じれたりすることなく層状に均一にランド部1
A内へ供給されると共に成形品Gを構成する成形用混練
物G1と一体化される。従って、この成形品Gを養生硬
化した場合、補強ネット2、2の埋入された層は他の層
に比し緻密な高強度な層となり、補強ネット2、2とバ
ランスのとれた強度の層となる。
同時に押出される高密度配合組成とされた無機質混練物
4、4と共に押出口金1のランド部1Aへ供給される。 従ってランド部1Aへ入った補強ネット2、2は変形し
たり、捩じれたりすることなく層状に均一にランド部1
A内へ供給されると共に成形品Gを構成する成形用混練
物G1と一体化される。従って、この成形品Gを養生硬
化した場合、補強ネット2、2の埋入された層は他の層
に比し緻密な高強度な層となり、補強ネット2、2とバ
ランスのとれた強度の層となる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、高密度
配合組成物と共に補強ネット2、2を供給して全体を一
体化させて成形品Gを押出成形するから、補強ネット2
、2を均一に埋入することができると共に強度に優れた
押出成形品を成形することが可能となる。また高密度配
合組成物と補強ネットにより表裏面が補強されるので中
間層部分の配合組成として無機質建材の廃材粉砕物等を
混入しても十分な強度が得られ、経済的な製造が可能と
なる等の効果を有する。
配合組成物と共に補強ネット2、2を供給して全体を一
体化させて成形品Gを押出成形するから、補強ネット2
、2を均一に埋入することができると共に強度に優れた
押出成形品を成形することが可能となる。また高密度配
合組成物と補強ネットにより表裏面が補強されるので中
間層部分の配合組成として無機質建材の廃材粉砕物等を
混入しても十分な強度が得られ、経済的な製造が可能と
なる等の効果を有する。
【図1】この発明の方法を実施する装置の断面図である
。
。
G 無機質成形体
1 押出口金
1A ランド部
2 補強ネット
3 挿入部
4 高密度配合組成の無機質混練物5 副
押出機 6 主押出機
押出機 6 主押出機
Claims (1)
- 【請求項1】 板状の無機質成形体を押出成形する場
合において、押出口金のランド部内面の上下面に沿わせ
て、補強用ネットを押出口金外部より押出方向へ沿うよ
うに挿入すると同時に、該挿入部に前記無機質成形体の
配合組成より高密度配合組成とされた無機質混練物を加
圧供給しつつ前記板状の無機質成形体用の混練物を主押
出記より押出し、ランド部で全体を一体化して押出成形
することを特徴とする補強ネット入り無機質製品の押出
成形方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14673091A JPH04344207A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 補強ネット入り無機質製品の押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14673091A JPH04344207A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 補強ネット入り無機質製品の押出成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344207A true JPH04344207A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15414286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14673091A Pending JPH04344207A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 補強ネット入り無機質製品の押出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344207A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342554A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Mitsubishi Kagaku Form Plastic Kk | 複合積層体及び吸音パネル |
CN113103612A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-13 | 大连塑研塑料科技开发有限公司 | 连续旋转挤出表面增强丝垫产品、成型装置及工艺方法 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP14673091A patent/JPH04344207A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11342554A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Mitsubishi Kagaku Form Plastic Kk | 複合積層体及び吸音パネル |
CN113103612A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-13 | 大连塑研塑料科技开发有限公司 | 连续旋转挤出表面增强丝垫产品、成型装置及工艺方法 |
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