JPH0434382Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434382Y2 JPH0434382Y2 JP2179485U JP2179485U JPH0434382Y2 JP H0434382 Y2 JPH0434382 Y2 JP H0434382Y2 JP 2179485 U JP2179485 U JP 2179485U JP 2179485 U JP2179485 U JP 2179485U JP H0434382 Y2 JPH0434382 Y2 JP H0434382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- casing
- fan
- heating coil
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 19
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷蔵オープンシヨーケースの冷凍機
から生ずる排熱を利用して室温調節を行う空気調
和装置に関するものである。
から生ずる排熱を利用して室温調節を行う空気調
和装置に関するものである。
一般に、冷蔵オープンシヨーケースとは、要冷
蔵の食料品を蓋等で遮閉することなく開放状態の
まま保存展示するためのシヨーケースをいうが、
このシヨーケースの作用は、冷凍機によつて冷却
された空気を機体上方に設けられたノズルから下
方に向つて帯状に吹き出し、この気流により食料
品の保存庫への外気の流入を遮断するようにした
ものである。
蔵の食料品を蓋等で遮閉することなく開放状態の
まま保存展示するためのシヨーケースをいうが、
このシヨーケースの作用は、冷凍機によつて冷却
された空気を機体上方に設けられたノズルから下
方に向つて帯状に吹き出し、この気流により食料
品の保存庫への外気の流入を遮断するようにした
ものである。
そのため、上方から降下して来た比重の大きい
冷却空気が展示場の床面上を冷気層となつて漂
い、顧客の足元だけを冷して不快感を与えるとい
う弊害が生じていた。そこで、この弊害を解消す
るために、冷凍機の圧縮機で発生する排熱を利用
してシヨーケースの下端から温風を吹き出し、床
面に漂つている冷気は吸い上げて上方から吹き出
して冷気の有効利用を図るようにした所謂ヒート
リカバリー形式の空気調和器が考案され、所期の
目的は達成し得たが、この空気調和器の構造は、
シヨーケースの天板上に載置されるケーシングの
前方開口部に、冷凍機の圧縮機によつて断熱圧縮
された高温の冷媒を凝縮器に向う前に迂回させて
通過させるようにしたヒーテイングコイルを設け
るとともに、同ケーシング内部に可逆回転フアン
を設けただけのもので、フアンの正回転によりヒ
ーテイングコイル側から吸い込んだ空気をシヨー
ケース下端に設けられた吸排気口から温風として
吹き出す際には何等支障はないが、フアンの逆回
転により吸排気口から吸い込まれた冷気は同じく
ヒーテイングコイル側から吹き出されるため、シ
ヨーケースの高さが人の背丈程度の場合、通路を
歩行する顧客の頭部に冷気が直撃し、不快感を与
えるという弊害が生じ、更にヒーテイングコイル
のフインを通過するときの抵抗で吸排気口からの
冷気の吸引が低下する欠点があつた。
冷却空気が展示場の床面上を冷気層となつて漂
い、顧客の足元だけを冷して不快感を与えるとい
う弊害が生じていた。そこで、この弊害を解消す
るために、冷凍機の圧縮機で発生する排熱を利用
してシヨーケースの下端から温風を吹き出し、床
面に漂つている冷気は吸い上げて上方から吹き出
して冷気の有効利用を図るようにした所謂ヒート
リカバリー形式の空気調和器が考案され、所期の
目的は達成し得たが、この空気調和器の構造は、
シヨーケースの天板上に載置されるケーシングの
前方開口部に、冷凍機の圧縮機によつて断熱圧縮
された高温の冷媒を凝縮器に向う前に迂回させて
通過させるようにしたヒーテイングコイルを設け
るとともに、同ケーシング内部に可逆回転フアン
を設けただけのもので、フアンの正回転によりヒ
ーテイングコイル側から吸い込んだ空気をシヨー
ケース下端に設けられた吸排気口から温風として
吹き出す際には何等支障はないが、フアンの逆回
転により吸排気口から吸い込まれた冷気は同じく
ヒーテイングコイル側から吹き出されるため、シ
ヨーケースの高さが人の背丈程度の場合、通路を
歩行する顧客の頭部に冷気が直撃し、不快感を与
えるという弊害が生じ、更にヒーテイングコイル
のフインを通過するときの抵抗で吸排気口からの
冷気の吸引が低下する欠点があつた。
然るに、本考案は上記弊害を解消するために、
ケーシング１の前方開口部にヒーテイングコイル
２を、同内部に可逆回転フアン３をそれぞれ装置
し、フアン３の正回転によりヒーテイングコイル
２側から吸引した空気を冷蔵オープンシヨーケー
スＡの下端に設けられた吸排気口Ｂから吹き出
し、フアン３の逆回転により前記吸排気口Ｂから
吸引した空気をケーシング１外へ吹き出すように
した空気調和器に於いて、ヒーテイングコイル２
とフアン３の間の通路に、フアン３の正、逆回転
に連動して該通路をそれぞれ開、閉するダンパ４
を設けるとともに、ケーシング１の天板１1の前
記ダンパ４より後方位置となる個所に空気吹出口
１2を設け、該空気吹出口１2を前記ダンパ４の
開、閉動作に連動してそれぞれ閉、開する扉５を
設けて成る構造と特徴とするものである。
ケーシング１の前方開口部にヒーテイングコイル
２を、同内部に可逆回転フアン３をそれぞれ装置
し、フアン３の正回転によりヒーテイングコイル
２側から吸引した空気を冷蔵オープンシヨーケー
スＡの下端に設けられた吸排気口Ｂから吹き出
し、フアン３の逆回転により前記吸排気口Ｂから
吸引した空気をケーシング１外へ吹き出すように
した空気調和器に於いて、ヒーテイングコイル２
とフアン３の間の通路に、フアン３の正、逆回転
に連動して該通路をそれぞれ開、閉するダンパ４
を設けるとともに、ケーシング１の天板１1の前
記ダンパ４より後方位置となる個所に空気吹出口
１2を設け、該空気吹出口１2を前記ダンパ４の
開、閉動作に連動してそれぞれ閉、開する扉５を
設けて成る構造と特徴とするものである。
尚、ダンパ４並びに扉５の開閉動作は、フアン
３を駆動するモータ３1の回転方向を切換えると
きに連動して回転方向が変わるモータ或いはヒー
テイングコイル２を加熱するために冷凍機の圧縮
機からの高温冷媒をヒーテイングコイル側に迂回
させる電磁三方弁を切換えたとき、このヒーテイ
ングコイルと直列に接続された熱応動アクチユエ
ータの駆動力により行われるもので、ダンパ４と
扉５とはそれぞれ逆動作するように構成されてい
る。図中、１3は吸排気口ＢをダクトＣを介して
ケーシング１と連通するための接続口、６はヒー
テイングコイル２の前方に設けられた集塵フイル
ターである。
３を駆動するモータ３1の回転方向を切換えると
きに連動して回転方向が変わるモータ或いはヒー
テイングコイル２を加熱するために冷凍機の圧縮
機からの高温冷媒をヒーテイングコイル側に迂回
させる電磁三方弁を切換えたとき、このヒーテイ
ングコイルと直列に接続された熱応動アクチユエ
ータの駆動力により行われるもので、ダンパ４と
扉５とはそれぞれ逆動作するように構成されてい
る。図中、１3は吸排気口ＢをダクトＣを介して
ケーシング１と連通するための接続口、６はヒー
テイングコイル２の前方に設けられた集塵フイル
ターである。
次に、本考案の上記構成に従い、図示する実施
例について本案空気調和装置の具体的用法並びに
作用、効果を説明する。
例について本案空気調和装置の具体的用法並びに
作用、効果を説明する。
即ち、冷蔵オープンシヨーケースＡの運転中、
温風を吹き出して空気調和したい場合、フアン３
の駆動モータ３1に通電してフアン３を正回転さ
せると、同時に電磁三方弁が迂回側に切換わつて
圧縮機からの高温冷媒がヒーテイングコイル２を
通過して発熱する。このとき、ダンパ４は水平状
態に回転して通路を開放し、扉５は空気吹出口１
２を閉鎖して第２図の状態となつているので、フ
アン３の正回転により、ケーシング外の空気がヒ
ーテイングコイル２のフインを通過してケーシン
グ１内に吸引され、ダクトＣの通つてシヨーケー
スＡ下端の吸排気口Ｂから温風として吹き出され
る。この作用は従来の空気調和器と同じである。
温風を吹き出して空気調和したい場合、フアン３
の駆動モータ３1に通電してフアン３を正回転さ
せると、同時に電磁三方弁が迂回側に切換わつて
圧縮機からの高温冷媒がヒーテイングコイル２を
通過して発熱する。このとき、ダンパ４は水平状
態に回転して通路を開放し、扉５は空気吹出口１
２を閉鎖して第２図の状態となつているので、フ
アン３の正回転により、ケーシング外の空気がヒ
ーテイングコイル２のフインを通過してケーシン
グ１内に吸引され、ダクトＣの通つてシヨーケー
スＡ下端の吸排気口Ｂから温風として吹き出され
る。この作用は従来の空気調和器と同じである。
而して、床面上の冷気を改修して空気調和した
い場合、フアン３の駆動モータ３1の逆転側に通
電してフアン３を逆回転させると、同時に電磁三
方弁が切換わり、高温冷媒が直接凝縮器に向つて
流れるようになるので、ヒーテイングコイル２は
放熱して冷却していく。このとき、ダンパ４は垂
直状態に回転して通路を閉鎖し、扉５は空気吹出
口１2を開放して第３図の状態になつているので、
フアン３の逆回転により、吸排気口Ｂから床面上
に漂つている冷気がケーシング１内に吸引され、
開放している空気吹出口１2から吹き出される。
い場合、フアン３の駆動モータ３1の逆転側に通
電してフアン３を逆回転させると、同時に電磁三
方弁が切換わり、高温冷媒が直接凝縮器に向つて
流れるようになるので、ヒーテイングコイル２は
放熱して冷却していく。このとき、ダンパ４は垂
直状態に回転して通路を閉鎖し、扉５は空気吹出
口１2を開放して第３図の状態になつているので、
フアン３の逆回転により、吸排気口Ｂから床面上
に漂つている冷気がケーシング１内に吸引され、
開放している空気吹出口１2から吹き出される。
爾後、必要な空気調和を行う毎に上記作動を反
覆するものである。
覆するものである。
以上述べた如く、本考案に係る空気調和装置に
よれば、床面から回収した冷気の吹出口をケーシ
ングの天板に設けたものであるから、従来の空気
調和装置の如く歩行している顧客の頭部に冷気が
直撃して不快感を与えるというような弊害を解消
し、更にヒーテイングコイルを通過させないので
冷気の吸引力の低下を来たさず、効率よく空気調
和を行えるに至つたものである。
よれば、床面から回収した冷気の吹出口をケーシ
ングの天板に設けたものであるから、従来の空気
調和装置の如く歩行している顧客の頭部に冷気が
直撃して不快感を与えるというような弊害を解消
し、更にヒーテイングコイルを通過させないので
冷気の吸引力の低下を来たさず、効率よく空気調
和を行えるに至つたものである。
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
１図は本考案に係る空気調和装置の外観斜視図、
第２図は同装置の温風吹き出しの場合の透視図、
第３図は同装置の冷風吹き出しの場合の透視図、
第４図は同装置を冷蔵オープンシヨーケースに載
置し、温風吹き出しを行つている状態を表わす概
略図、第５図は冷風吹き出しを行つている状態を
表わす同概略図である。 １……ケーシング、２……ヒーテイングコイ
ル、３……可逆回転フアン、４……ダンパ、５…
…扉。
１図は本考案に係る空気調和装置の外観斜視図、
第２図は同装置の温風吹き出しの場合の透視図、
第３図は同装置の冷風吹き出しの場合の透視図、
第４図は同装置を冷蔵オープンシヨーケースに載
置し、温風吹き出しを行つている状態を表わす概
略図、第５図は冷風吹き出しを行つている状態を
表わす同概略図である。 １……ケーシング、２……ヒーテイングコイ
ル、３……可逆回転フアン、４……ダンパ、５…
…扉。
Claims (1)
- ケーシング１の前方開口部にヒーテイングコイ
ル２を、同内部に可逆回転フアン３をそれぞれ装
置し、フアン３の正回転によりヒーテイングコイ
ル２側から吸引した空気を冷蔵オープンシヨーケ
ースＡの下端に設けられた吸排気口Ｂから吹き出
し、フアン３の逆回転により前記吸排気口Ｂから
吸引した空気をケーシング１外へ吹き出すように
した空気調和装置に於いて、ヒーテイングコイル
２とフアン３の間の通路に、フアン３の正、逆回
転に連動して該通路をそれぞれ開、閉するダンパ
４を設けるとともに、ケーシング１の天板１1の
前記ダンパ４より後方位置となる個所に空気吹出
口１2を設け、該空気吹出口１2を前記ダンパ４の
開、閉動作に連動してそれぞれ閉、開する扉５を
設けて成る冷蔵オープンシヨーケースに於ける空
気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179485U JPH0434382Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179485U JPH0434382Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61138978U JPS61138978U (ja) | 1986-08-28 |
| JPH0434382Y2 true JPH0434382Y2 (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=30513514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2179485U Expired JPH0434382Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434382Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP2179485U patent/JPH0434382Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61138978U (ja) | 1986-08-28 |
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